JPS6051882B2 - 伸縮リンク仕掛およびその製作方法 - Google Patents

伸縮リンク仕掛およびその製作方法

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JPS6051882B2
JPS6051882B2 JP51072846A JP7284676A JPS6051882B2 JP S6051882 B2 JPS6051882 B2 JP S6051882B2 JP 51072846 A JP51072846 A JP 51072846A JP 7284676 A JP7284676 A JP 7284676A JP S6051882 B2 JPS6051882 B2 JP S6051882B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/02Link constructions
    • A44C5/04Link constructions extensible
    • A44C5/08Link constructions extensible having separate links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は伸縮リンク仕掛およびその製作方法に関する。
腕時計のバンド、識別腕輪およびその他の宝石製品のよ
うな伸縮可能で、上から見た時の側面が、端部から中央
部へ向つて、あるいはその逆にテーパー状を成すような
魅力的な形状を有するバンドの製作に使用する伸縮リン
ク仕掛の必要が長い間惑じられていた。また、そのよう
な伸縮リンク仕掛を作る方法に゛対する必要も長い間感
じられていた。
下記の特許は伸縮バンドの製作に用いるのには不十分で
ある非伸縮バンドの各種の構造を示すものである。
米国特許第3,846,976号には、中央部から端部
に行くにつれて幅が広くなる腕時計バンド用の伸縮リン
ク仕掛が開示されているが、バンドの各端部に隣接する
少くとも中実部材を異なる形で作らなければならず、し
かもそれらの部材は非常に厚いから、そのようなリンク
仕掛の製作は非常にコストが高い。
更に、そのリンク仕掛には装飾殼が設けられていないか
ら、中実部材の上面に、種々の時計バンド用に種々のデ
ザインの装飾面を取りつけることはコストが高くなる。
更に、このリンク仕掛の製作方法は非常に高コストであ
る。本願発明者が知つている限りでは、米国特許第38
46976号に開示されている伸縮時計バンドは米国で
は製作販売されていない。本発明の目的は、上表面から
見た時に希望する形状が側面に設けられている新規な伸
縮リンクを提供することである。
本発明の他の目的は製作コストが低く、耐久性のある伸
縮リンク仕掛を提供することである。
本発明の更に他の目的は、上部殼をリンク仕掛の上部リ
ンクに組合わせる前に上部殼の上に意匠的に凹凸模様を
つけることにより、複数のデザイ.ンを容易に設けるこ
とができる薄い装飾上部殼を含む、多様な装飾外観を有
する伸縮リンク仕掛を提供することである。本発明の別
の目的は側面から見た時に2列のリンクより成る伸縮リ
ンク仕掛を提供することであ!る。
本発明の更に別のU的は、そのような伸縮リンク仕掛を
製作する新規かつ経済的な方法を提供することである。
一般に、本発明の伸縮リンク仕掛は上部リンクZ列と、
下部リンク列と、一方のリンク列のリンクを他のリンク
列のリンクに連結させてリンク仕掛が収縮している位置
から伸ばされた位置まで長手方向に引き伸ばされる時に
リンクを相互に変位させる手段と、リンクの変位に抵抗
し、長手方向の引き伸ばし力がゆるめられた時に引き伸
ばされた位置から収縮位置までリンクを戻すためにリン
クに組合わされる手段とを含む。また、このリンクー仕
掛は上部リンク列のリンクに組合わされる装飾上部殻も
含み、これらの上部殼の端部は大部分の上は上部リンク
列中の大部分もしくは全部のリンクに組合わされ上部殻
の端部は組合わされたリンクの端部よりも外方へ延びる
。中実インサートがク上部殻の外方へ延びる部分の中に
位置させられる。上部殻の外方へ延びる部分にインサー
トを固定させる手段が設けられ、一部分の上部殻の外端
延在部の長さと他の上部殻の延在部の長さとを異ならせ
て、表面上から見た時リンク仕掛の側面に夕希望する任
意の形状を与える。この伸縮リンク仕掛の一実施例では
、上部殻の外方へ延びる部分は中空であり、インサート
の断面は前記外方へ延びる部分の断面よりも小さくて、
インサートをその外方へ延びる部分に固定すノる前にイ
ンサートを中空の外方へ延びる部分の中に長手方向に挿
入できるようにする。
別の実施例では、インサートはハンダにより上部殻の外
方へ延びる部分に固定され、また別の実施例では少くと
も1個所の溶接で上記固定が行われて、更に別の実施例
では接着剤て固定する。
別の実施例では、各インサートの断面はインサートが組
合わされる上部殼の中空端部の開口部の断面よりも僅か
に大きく、上部殻の中空端部により加えられる圧力でイ
ンサートをその中空端部の中に固定するためにインサー
トが前記開口部の中に圧入される。別の実施例では上部
殼の端部はインサートを中心にして折り曲げられ、この
折り曲げにより発生される圧力が上部殻の端部の中に挿
入されたインサートを固定する。
本発明の方法の一実施例では、上部リンクの列および下
部リンク列と一方のリンクを他の列のリンクに連結して
リンク仕掛が収縮されている位置から伸ばされた位置ま
で長手方向に引き伸ばされた時にリンクを変位させる手
段および長手方向の引き伸ばし力がゆるめられた時にリ
ンクを引き伸ばされた位置から収縮されている位置まで
戻すための弾性手段とを含む伸縮リンク仕掛を組立てる
工程を含む。
別の工程では少くとも多数の上部リンクに組合わせるた
め複数の装飾上部殻を作る。これらの上部殻は上部リン
クよりも長く、上部リンクに組合わされた時に上部リン
クの端部から外方へ延びる中空端部を有する。他の工程
は、複数の中実インサートを作り、それらのインサート
を.上部殻の中空端部内に挿入して、インサートを中空
端部内にそれぞれ固定する工程である。次に、組合わせ
た上部殻とインサートをリンク仕掛の上部リンクに固定
する。それから一部の上部殻の外端延在部の長さと他の
上部殻の延在部の長さとが2異なるように中空端部の端
面を機械加工して、上表面から見たリンク仕掛の側面を
希望する形にする。この明細書で使用するr機械加エョ
という用語には機械加工、研摩および切断を含むもので
ある。この方法の一実施例では、インサートを上部殼の
外方へ延びる部分の中に挿入する前にインサートをハン
ダあげし、組合わされた上部殻とリンクとインサートを
加熱してハンダを融かし、インサートを外方へ延びる部
分に接合する。
この方法の別の実施例では、上部殻の外方へ延びる部分
を、インサートを外方へ延びる部分に挿入してから、イ
ンサートに溶接する。
この方法の別の実施例では、固定工程はインサートの表
面と上部殼の外方へ延びる部分の隣接する表面の間に、
接着剤を圧入する工程を含む。
この方法の別の実施例では、各インサートの断面は組合
わされる上部殻の中空端部の開口部の断面より僅かに大
きく、中空端部により加えられる圧力でインサートをそ
の内部に固定するように、インサートを開口部の中に圧
入する。この方法の別の実施例では、上部殻を形成する
時にインサートを中心として折り曲げることにより、イ
ンサートを上部殼の端部内に固定する。
この方法の別の実施例では、リンク仕掛を機械加工工程
後に研摩する。この方法の更に別の実施例では、組合わ
された上部殻の少くとも外端部とインサートを機械加T
工程後に金で電着する。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明喝る。
新規な上部殼とインサートとを除き、第1〜10図に示
すリンク仕掛10は米国特許第330734:号・第3
416305号・第26894(イ)号・第35435
07号・第3587226号・第389761鏝に示さ
れているような種類のリンク仕掛を含む。
このリンク仕掛は重なり合つて互い違いに配列されるリ
ンクの2つの列、すなわち、上部リンク列12と、下部
リンク列20とを有する。
各リンクはリンク仕掛を上表面または下面から見た時に
リンクの長手方向に対して全体として横切る方向に延び
る。上部リンク13(第14,15,17図)には装飾
上部殼14が設けられる。これらの殻14は4個のタブ
15により上部リンク13に固定される。これらのタブ
15は上部リンクの内壁に設けられているノッチ16の
中に折り曲げられる。上と下の各リンクには板ばねが設
けられる。
上部リンク用の板ばね25と下部リンク用の板ばね26
は、下部リンクが上部リンク列よりも細いために、板ば
ね26が板ばね25よりも細い点を除いて両者は類似す
る。下部リンクが細いのはリンク仕掛が収縮位置にある
時に、下部リンクの側面間にスペースが得られるように
するためである。上部リンク列のリンクはU形連結部材
30(第13図)により下部リンク列のリンクに連結さ
れる。この部材の脚31,32は板ばね曲り部27と上
部と下部のリンクの外壁との間に第14,15図に示す
ように挿入される。タブ21は下部リンク20の端部で
上方へ曲げられて、連結部材30をリンク内に保持する
組立てられた状態では、連結部材30の脚31と32は
リンクの中でリンク仕掛の長手方向に全9体として横切
る方向に延びる。各上部リンク内の4つの連結部材のう
ちの2つの部材の脚31は上部リンクの中の一方の側面
近くに配置され、1つの部材の脚32は隣接する下部リ
ンクの中に配置され、他の連結部材の脚32は下部リン
ク列の隣5接するリンクの中に配置される。残りの2つ
の連結部材はリンク仕掛の反対側の近くに配置され、そ
れらの部材の脚は同様にして反対側の近くのリンク内に
配置される。これらの連結部材は反復連結されて希望す
る長さのリンク仕掛を構成する。!O このリンク仕掛
を組立てるためには板ばねを上部と下部のリンク内に挿
入する。こうすることにより板ばねの端部は第12図、
第12X図に示す荷重をかけられていない高さから、一
部荷重がかけられている高さまで曲げられる。それから
連結部材の脚を板ばねの曲り27とリンクの外壁との間
に挿入する。これにより、リンク仕掛が十分に収縮され
ている位置(第1図、第3図、第5図、第10図、第1
4図)にある時に、板ばねの端部は動作高さまで更に曲
げられる。次に、下部リンクのタブを第14図に示す位
置まで上方へ曲げる。第14図に示す縮められた位置で
は、各板ばねの中央部分28はリンクの内壁の中間部分
に接触し、板ばねの曲り部27は連結部材の一対の脚に
接触して、リンク仕掛を第1図、第3図、第5図、第1
0図、第14図に示す完全に縮められた位置へ弾力的に
押す。
この位置からリンク仕掛が伸ばされると、板ばねの端部
はそれらの動作高さから更に曲げられる。この曲りは連
結部材の脚31と32の回転運動(第15図)によりひ
き起される。引き伸ばし力がなくなると、連結部材の脚
に作用している板ばねがリンク仕掛を縮んだ位置へ戻す
部材40はリンク仕掛の長さを調節するために使用され
る。
この部材40は装飾板部材41を有する。この部材41
は着用者の腕の曲りに全体として適合するように長手方
向に曲げられる。部材41は一対の端部フランジ42,
43と、一対の5側面フランジ44と、第1のタブ対4
6−46と、第2のタブ対47−47とを有する(第2
図乃至第6図)。第1図乃至第5図、第10図に示す実
施例においては、装飾板部材41の下側の7個の上部リ
ンjクからは上部殼を外してある。
曲げ可能なタブ46,47は部材40をリンク仕掛に着
脱自在に固定する。
部材40の構造と発明の詳細な説明が米国特許第370
549吟に示されているので、ここではその説明を参照
する。本発3明の伸縮リンクには部材40は不可欠のも
のではない。部材40が省かれた場合には、上部殻はす
べての上部リンクに取りつけられる(第18図乃至第2
2図)。装飾上部殻14の構造は新規である。
各上部殼41は上部壁50と、側壁51と、各端部に隣
接する底壁52とで構成される。これらの壁は金張りの
比較的薄いステンレス鋼その他の材料で作ることができ
る。上部壁50の上面には、それらを上部リンクに取り
つける前に複数のデザインを容易に形成でき、それによ
り多くの装飾外観を持つリンク仕掛を作ることができる
。側壁の中央部分端部と端部の間にギャップ53が設け
られる(第17図)。
これらのギャップの中には、リンク仕掛が任意の位置た
とえば第15,16図に示す位置まで伸ばされた時に、
連結部材の端部33が入る。上部殼の底部壁52の外端
部と側壁51の隣接フ部分および上部壁50は中空端部
を形成する。
これらの中空端部は上部リンク列のリンク部よりも外方
へ延びる。(第7A図、第8図、第14図、第15図、
第17図)。各上部殻の端部に対して一対の中実インサ
−トー55が設けられる。
これらのインサートはRl8%ニッケル銀ョと呼ばれる
銅−ニッケル合金、ステンレス鋼、純ニッケル、インコ
ネル、モネルその他の類似の材料で作られる。一実施例
では、インサートの断面は上部殼の中空端部の開口部よ
り僅”かに小さくて、インサートをそれらの開口部内に
挿入できるようになつている。本発明の方法の一実施例
に従つて、インサートを前記開口部の中に挿入する前に
インサートにハンダあげを施し、開口部にインサートを
挿入してから組合わされた上部殻とインサートを加熱し
てハンダを融かし、インサートを上部殻の端部に接合さ
せる。
本発明の方法の別の実施例では、上部殻の外方へ延びる
部分を、前記開口部に挿入した機械加工に溶接する。
更に別の実施例では、インサートの表面と、上部殻の外
方へ延びる部分の隣接表面との間に接着剤を圧入する。
他の実施例では、各インサートの横断面を、そのインサ
ートが組合わされる上部殼の中空端部の開口部の断面よ
りも少し大きくして、インサートをその開口部中に圧入
し、中空端部により加えられる圧力によりインサートを
開口部内に固定する。更に他の実施例では、上部殼を形
成する時にインサートを中心として上部殼の端部を折り
曲げることにより、インサートを上部殻の端部内に固定
する。
組合わされた上部殼とインサートを上部リンクの上で重
ね合わせ、それからタブ15を第17図に示すようにノ
ッチ16の中に折り曲げて入れることにより上部リンク
12に固定する。
このようにして得られたリンク仕掛を第10図に示す。
第10図に示すリンク仕掛から第1図に示すリンク仕掛
を作るために、組合わされた上部殼の外方へ延びる端部
とインサートとを一部の上部殼の延在部の長さと他の上
部殻の延在部の長さとが異なるように延在部の端面を機
械加工して、第1図に示すようなテーパー状にする。そ
れから、部材41が使用される時はその部材40をリン
ク仕掛に取りつける。
それから全体のリンク仕掛を研磨する。
上部殻を金張り材で作り、インサートをニッケル、ステ
ンレス銅、18%ニッケル銀などの金色でない材料で作
る場合には、それらの外端部はコントラストを生ずる色
を呈する。
そのようなコントラストはある需要者には受け入れられ
るが、インサートの外端部またはリンク仕掛全体に金メ
ッキして一様な金色の外観とすることもできる。この伸
縮リンク仕掛の上表面から見た側面輪部は、機械加工工
程で任意のものとすることができる。いくつかの変形例
を第18図乃至第22図に示す。この実施例の伸縮リン
ク仕掛は新規で、製作コストが低く、耐久性に富み、異
なつた表面デザインの上部殻を容易に作ることができ、
上表面からリンク仕掛を見た時の側面の形状を任意にす
ることができる。
次に第23図乃至第26図を参照して本発明のリンク仕
掛の第2の実施例について説明する。
この種の構造は米国特許第2515817号に示されて
おり、一般に伸縮やつとこ形あるいはX形伸縮リンク仕
掛として一般に知られている。このリンク仕掛は上部リ
ンク60の列と下部リンク列65の列とを有する。
各下部リンク列には3つの中空筒形要素66,67,6
8が設けられる。中央要素67の上端部は第1上部リン
ク60Aの中心穴61の中に入り、部分67Aを金づち
でたたいて下部リンクと上部リンク60Aとを互いに枢
着させる。筒形要素68の一端は隣接する上部リンク6
0Bの一端にある開口部62の中に延び、部分68Aを
金づちでたたいて下部リンクのその端部と上部リンク6
0Bの対応する端部を枢着させる。
筒形要素66の一端は上部リンク60Cの端部近くの開
口部を通つて延び、上記と同様にして下部リンクの端部
を上部リンク60Cに枢着させる。このようにして、重
ね合わされた一連の上部リンクと下部リンクが公知のよ
うに伸縮やつとこすなわちX形に枢着される。
中央の各筒形要素67に1個ずつコイルばね70が設け
られる。
各ばねのコイル部分70Aは上部リンクの筒形要素67
の中に挿入される。各ばねの下方へ延びる端部70Bは
同じ上部リンク列の一端で筒形要素68の中に挿入され
る。コイルばねの他端部は下部殻69の一方の側に係合
する。下部殻69はその下の下部リンクにより固定され
る。したがつて、ばね70は、長手方向の引き伸ばし力
が加えられた時にリンクの変位に抵抗し、その力がなく
なつた時はリンクを第23,24図に示す縮められた位
置へ戻す。
第1実施例におけると同様に、各上部リンク60には新
規な上部殻75が設けられる。
この上部殻の外端部には中空端部が設けられる。各中空
端部は上部殻76と、側壁77と、下部壁78−78と
で第23A図に示すように作られる。これらの中空端部
内には中実インサート80がハンダづけ、溶接、接着、
圧入、あるいはインサートを中心とする上部殻の外端部
の曲げなどにより固定される。ノ 上部殻はタブ79に
より上部リンク60に固定される。
これらのタブ79は上部殻の中央部側壁から、上部リン
ク60の下で内向きに曲げられる。上部殻の中心部には
下部壁は設けられていない(第24,25図)。このリ
ンク仕掛を組立ててから、組合わされた上部殻の外方へ
延びる端部とインサートとを一部の上部殻の延在部の長
さと他の上部殼の延在部の長さとが異なるように延在部
の端面を機械加工して、リンク仕掛の側面を希望する形
にする(第1フ8図乃至第24図)。
機械加工が終つてからリンク仕掛に研磨あるいは金メッ
キを施す。
リンクはステンレス鋼その他の希望する材料で作ること
ができる。
上部殻とインサートは第1実施例で述べたと同じ材料で
作ることができる。この第2実施例の伸縮リンクとその
製作法は長い間果されなかつた需要を満し、本発明の目
的を達成するものである。次に第27図乃至第30図を
参照して本発明の第3実施例を説明する。
この種の構造は米国特許第2267967号に示されて
いるもので、Z形あるいは2ピボット形伸縮リンク仕掛
として知られている。このリンク仕掛は上部リンク82
の列と、下部リンク90の列とを有する。
各上部リンクには2個の中空筒形要素83,84が設け
られる。要素83の下端部は下部リンク90Aの一端の
開口部を通り、位置83Aで曲げられて、下部リンク列
90Aの一端を上部リンク82Aの一端に枢着させる。
筒形要素84の下端部は下部リンク90Aの他端部近く
の開口部を通り、位置84Aで曲げられてリンク90A
の他端部を上部リンク列82Bの一端に枢着する。
このようにして、重ね合わされた一連の上部リンクと下
部リンクは2ピボット形あるいはz形構造として互いに
枢着される。
各筒形要素83,84に1個ずつコイルばね95が設け
られる。
各ばねはコイル部分95Aと、外方へ延びる2つのフィ
ンガ95B,95Cを有する。フィンガ95Cの先端部
95Dはほぼ95度曲げられている。はね95のコイル
部分95Aは中空筒形要素843,84の中に挿入し、
先端部95Dは隣接す.るコイルばねのコイル部分の中
に挿入して、隣接する一対のコイルばねが協働するよう
になつている。
フィンガ95Bの端部は上部殼100の側壁102に係
止させる(第27図乃至第29図)。したがつて、長手
方向の引き伸ばし力が加えら.れた時にはこれらのばね
対は協働してリンクの変位に抵抗し、その力が除かれる
とリンクを第27図、第28図に示す縮んだ位置へ戻す
。第1,2実施例と同様に、各上部リンク82には新規
な上部殼100を設け、その外端部には中・空端部を設
ける。
各中空端部は上部壁101と、側壁102と、下部壁1
03−103とで構成する。中実インサート105を上
部リンクの中空端部内にハンダづけ、溶接、接着、圧入
、またはインサートを中心にして上部殻の外端部を曲げ
るなどの手段で固定させる。上部殻100はタブ110
により上部リンク82に固定する。
タブ110は上部殻の中央部分から上部リンク82の下
で内側に曲げる。この中央部分には下部壁が設けられな
い。リンク仕掛を組立てた後で、組合わされた上部殼の
外方へ延びている端部と中実インサートとを一部の上部
殻の延在部の長さと他の上部殻の延在フ部の長さとが異
なるように延在部の端面を機械加工して、リンク仕掛の
側面を希望する形にする(第18〜28図)。
この機械加工の後でこのリンク仕掛を研磨あるいは金メ
ッキする。
リンクはステンレス鋼などの希望の材料で作ることがで
きる。
上部殻とインサートは第1実施例で述べた材料で作るこ
とができる。第3実施例の伸縮リンク仕掛とその製法は
長い間の需要を満し、本発明の目的を達成するものてノ
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は縮んだ位置にある本発明の伸縮リンク仕掛の上
面図、第2図は伸ばした状態にある第1図のリンク仕掛
の上面図、第3図は第1図に示す縮められた位置にある
リンク仕掛の底面図、第4図は第1図に示す伸ばされた
位置にあるリンク仕掛の底面図、第5図は第1図に示す
縮められた位置にあるリンク仕掛の拡大側面図、第6図
は第1図に示す伸ばされた位置にあるリンク仕掛の拡大
側面図、第7図は第1図に示すリンク仕掛の上部殻の1
つと、その端部中に挿入される位置にある一対のインサ
ートの上から見た拡大分解図、第7A図は第1図に示す
リンク仕掛の下から見た、上部殻の中空端部内に挿入さ
れる位置にある一対のインサートを同時に示す拡大分解
図、第8図は第7図の8−8線に沿う上部殼の一端の拡
大断面図、第9図は第8図の9−9線に沿う1つのイン
サートの拡大断面図、第10図は中央の板状長さ調節部
材を除き、インサートと上部殻の組合わされた端部の上
に第1図に示すテーパー状外観とするための機械加工線
を1点鎖線で示す第1図のリンク仕掛の上面図、第11
図は上部殼の外方へ延びる部分の中にインサートが固定
された後の上部殼とインサートの拡大側面図、第12図
は上部リンクに用いられる板ばねを示す斜視図、第12
図は下部リンクに用いられる板ばねを示す斜視図、第1
3図は連結部材の斜視図、第14図は第5図の14−1
4線に沿う拡大断面図、第15図は第6図の15−15
線に沿う拡大断面図、第16図は第14図の16−16
線に沿う拡大水平断面図、第17図は上部殻の1つのタ
ブが内側に曲げられる前の位置にあり、板ばねと連結部
材を除去した状態の上部リンクと組合わされた上部殻を
下から見た斜視図、第18〜22図は下部リンクの端部
を破線で示し、組合わされた上部殻とインサートとの端
部の種々の機械加工により形成できる側面輪部を示す第
1〜17図に示されているリンク仕掛の上面図、第23
図は上部リンクと、リンク仕掛を伸ばされた位置から縮
められた位置まで戻すために用いられるコイルばねの1
つの一端とを示すために上部殻の一部を切り欠いて示す
本発明の伸縮リンク仕掛の第2実施例の上面図、第23
A図は下部リンクを除き、上部殼とインサートを示す第
23図の矢印23A−23Aの向きに見た第23図のリ
ンク仕掛の側面図、第24図は下部殼を2つの下部リン
クから除いた第23図に示すリンク仕掛の一部の底面図
、第25図は第23図の25−25線に沿う拡大断面図
、第26図は第23〜25図に示す実施例で用いられる
コイルばねの斜視図、第27図は伸ばされた位置から縮
められた位置へリンク仕掛を戻すために用いられる2個
のコイルばねの端部を示すために1つの上部殼を切り欠
いて示す本発明の伸縮リンク仕掛の第3実施例の上面図
、第28図はピボットと、リンク仕掛を伸ばされた位置
から縮められた位置まで戻すのに用いられるコイルばね
とを示すために1つの下部殻を切り欠いて示す第27図
のリンク仕掛の一部の底面図、第29図は第28図の2
9一29線に沿う拡大断面図、第29A図は下部リンク
を除き、上部殻とインサートとを示す第27図の矢印2
9A−29Aの向きに見た側面図、第30図はこの実施
例に用いられるコイルばねの1つの斜視図である。 10・・・・・リンク仕掛、12,60,82・・・・
・・上部リンク、13・・・・・リンク、14,75・
・・・・・装飾フ上部殼、20,65,90・・・・・
・下部リンク、41・・・装飾板部材、55,80,1
05・・・・・・インサート、69・・・・・下部殼。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部リンク列および下部リンク列と、一方の列のリ
    ンクを他の列のリンクに連結してリンク仕掛が収縮され
    ている位置から伸ばされた位置まで長手方向に引き伸ば
    された時にリンクを相互に変位させる手段と、前記リン
    クの変位に抵抗するため、および長手方向の引き伸ばし
    力がゆるめられた時にリンクを引き伸ばされた位置から
    収縮されている位置まで戻すための弾性装置と、前記上
    部リンク列のリンクに組合わされる装飾上部殻とを備え
    た伸縮リンク仕掛において、前記上部殻は前記上部リン
    ク列中の大部分もしくは全部のリンクに組合わされ上部
    殻の端部は組合わされたリンクの端部よりも外方へ延び
    、上部殻の外方へ延びる部分の中に中実インサートが挿
    入され固定手段より該延在部に固定され、一部の前記上
    部殻の前記延在部の長さと他の上部殻の前記延在部の長
    さとを異ならせたことを特徴とする伸縮リンク仕掛。 2 上部リンク列および下部リンク列と一方の列のリン
    クを他の列のリンクに連結してリンク仕掛が収縮されて
    いる位置から伸ばされた位置まで長手方向に引き伸ばさ
    れた時にリンクを変位させる手段および長手方向の引き
    伸ばし力がゆるめられた時にリンクを引き伸ばされた位
    置から収縮されている位置まで戻すための弾性装置とを
    含むリンク仕掛を組立てる工程と、上部リンク列のリン
    クよりも長く該リンクの端部から外方へ延びる中空端部
    を有する装飾上部殻を前記上部リンク列中の大部分もし
    くは全部のリンクに組合わせる工程と、中実インサート
    を上部殻の中空端部内に挿入し固定する工程と、一部の
    前記上部殻の前記中空端部の長さと他の上部殻の前記中
    空端部の長さとが異なるように前記中空端部の端面を機
    械加工する工程とを備えた伸縮リンク仕掛の製作方法。
JP51072846A 1976-02-02 1976-06-22 伸縮リンク仕掛およびその製作方法 Expired JPS6051882B2 (ja)

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US05/654,529 US3994126A (en) 1976-02-02 1976-02-02 Expansible linkage and methods of making expansible linkages
US654529 1991-02-13

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JPS5295262A JPS5295262A (en) 1977-08-10
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JP (1) JPS6051882B2 (ja)
CA (1) CA1037728A (ja)
CH (1) CH596792A5 (ja)
DE (1) DE2625629C3 (ja)
FR (1) FR2339357A1 (ja)
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