JPS605155A - 針処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、針処理装置、荷に、医療、実験、化学産業等
において使用される注射針の廃棄処分に利用して有効な
ものに関する。

たとえば、防疫等の°な全対策面、および煮沸消毒の省
力化等の経隣面から、使い捨ての注射針が広く普及して
いる。

しかしながら、かかる使い捨て注射針はそのまま廃棄処
分されるため、扁渠された注射針によつ℃手指等な突き
刺す等の傷害が発生し、これによリグイールス性肝炎の
感染等不慮の重大事故が招来される危険があるというこ
とが、本発明者によって明らかにされた。

本発明はかかる事情に鑑み℃なされたもので、その目的
とするところは、廃棄処分された注射針等による傷害の
発生を未然に防止することができる針処理装置乞提供す
ることにある。

本発ｕＡは、通電ａ丁能な一対の常開電極乞設け、この
電極？処理すべき針により短絡させ、この短絡電流に対
する針の電気抵抗によって針自体を発熱溶融させ、針先
かｇ）焼損させて行くようにしたものである。

以下、本発明を図面に示す実施例にしたがって説明する
。

第１図〜第５図は本発明の一実施例である針処理装置を
示すものである。

本実施例において、この針処理装置は合成樹脂等絶縁材
料により形成されたハウジング１を備えており、ハウジ
ング１の内部には前部室２と後部室３とが隔壁４により
画成されている。前部呈２の底部［は、合成樹脂等によ
り上面開放の箱形状に形成された容器５が取手６を持っ
て出し入れできるように摺動自在に挿入されており、容
器５の底には雲母等耐熱材からなる敷板１が敷設されて
いる。

前部室２の天井壁には長孔８が左右方向に長（穿設され
ており、長孔８の左端部には針挿入口に相当する拡大部
９が形成されている。長孔８の細長い開口縁の下面には
、傾斜面部１ｏが拡大部９から離れるし゛こ（−たがっ
て肉厚ヲ次第に増スように形成されている。拡大部９の
開口縁の下面には台座部１１が長孔８との連続部？残し
℃蹄鉄形状に突設されており、普座部１１０対向する２
箇所には一対の端子金具ｉ２．ｉ３と、一対の電極ホル
ダ１４　、１５”とがボルト１６，１７によりそれぞれ
締伺固定されている。ボルダ１４．１５は銅等良４電材
料から矩形板状に形成されほぼ（形状に屈折されており
、ポル）１６，１７で締付サレることにより端子金具１
２．１３に電気的に接続されている。

ホルダ１４．１５の上面には、はぼ正方形のチップ状に
形成された一対の電・函１１３．１９が溶層等適当な手
段により固着されており、両電極は少なくともその表面
をタングステンカーバイトヤチタン、モリブデンその他
金属の炭化物、ニッケル、プラチナ等のような導電性、
耐熱性、耐摩耗性および非付着性（浴融した針乞付看さ
せｌよい性質）を備えた材料により作られている。く字
形状のホルダ１４．１５の背面に固層された両電極１８
゜１日は、互いに上下に離間され、かつ、互いに反対向
きに約４５既の角度乞もつ℃相手方に向って下向きに傾
斜されて拡大部９の中央線真下をそれぞれ父互に横切る
ように配設されている。

ハウジング１の後部屋３内には、電極１８・１９間に電
力を供給する手段としてのトランス２０が内蔵されてい
る。このトランスは家庭用電源の１次側電圧を２次側電
圧において約６Ｖ［降圧させるように構成され、この２
久側に前記端子金具１２．１３が電気的に接続されるこ
とにより２仄側電圧が電極１８．１９間に印〃口される
ようになっている。後部室３内には、トランス２ｏの１
次側に給電するためのコード２１が後部壁がら挿入され
、コード２１の外側先端にはプラグ２２が接続されてい
る。後部室３の上部壁には、パイロットランプ２４を内
蔵したスイッチ２３、ヒユーズ２５、交流電圧計２６が
それぞれ取り付けられており、これらラング、スイッチ
、ヒユーズ、電圧計および前記トランス２０、コード２
１、プラグ２２、端子金具１２，１３、電極ｉａ、ｉｇ
は、第４図に示されるように電気的に接続されている。

次に、前記構成にがかる針処理装置の使用方法および作
用を説明する。

プラグ２２が適当なコンセント（図示せず）に差し込ま
れスイッチ２３が投入された後、第３図に示されろよう
に、注射器２７に装Ｎされたままの状態で処理しようと
する注射針２８が長孔８の拡大部９ｖｃ針先から挿入さ
れる。挿入された注射針２８の先端がＦ９ｉｌＩ電極１
９上に突き当たると、この電極が相手方に同って−Ｆ向
きに￥Ｊｉ斜しているため、注射針２８がずれてその先
端付近の外周面が相手方の上側電極１８に自動的に接触
される。

注射針２８が先端と先端付近との２箇所において電極１
９と１８とに同時接触すると、両電極間は注射針２８に
よって短絡され、注射針２８に短絡電流が流れる。ここ
で、注射針２８はステンレスで形成され、かつその断面
面積はきわめて微小であるため、電気抵抗は非常に太き
い。かかる注射針２Ｂ自体の太さた電気抵抗、および、
注射針２８と両電極１３．１９との接触における電気抵
抗により、比較的低電圧であっても容易に発熱現象が惹
起される（Ａ常、８（）０℃以上になる。）。

これにより、注射針２８は溶融され、両電極１８．１９
との接触状態な維持継続するように注射針２８を下降さ
せて行くと、注射針２８は七の先端から次第ｖｃ硯損さ
れて行くことになる。

このとさ、電極１８．１９にも機械的、熱的、電気的、
化学的な各種の衝撃力；加わるため、電極はこれら衝撃
に対する耐久性等乞考慮して形成することが望ましい。

また、注射針２Ｂの俗融物が電極１８．１９に付着して
残存すると、以後の処埋における障吾にｌ、ｃるため、
電極は溶融物の付着が抑制できろように形成することが
望ましい。電極１８．１９が傾斜していると、電極上の
溶融物は下方に？′ｉ！落して行くため、付着や堆積等
が一層防止される。

注射針２８の焼損が基端部まで進行すると、第５図に示
されろように、注射器２７の先端面が拡大部９の一口朦
に当接するため、注射針２８の押し下げは停止されるこ
とになる。そこで、第５図に破線矢印で示されるように
、注射器２７が長孔８１Ｃ対して右方に摺動されると、
注射針２８の差込口部２８ａの後端面が傾斜面部１０を
摺動されるため、第５図に想（破線で示されるように、
注射針２８は注射器２７の挿入端部かも抜き出されて自
動的に脱装されることになる。

かかる処理済注射針の自動脱装な実現するため、傾斜面
部１０が設けられるとともに、拡大部９０口径は注射針
の差込口部２８ａの最大径よりも大きく、長孔８の幅は
それよりも小さくそれぞれ設定されている。

脱装された処理済注射針２８を末谷器５内Ｖｃ落下し℃
収容される。容器５の底には耐熱性の敷板Ｉが敷１８し
ているので、高温状態の注射針や浴融火玉が浴上しても
容器５がｊ負傷されることｔ工ない。

以上のよ′１１１作業が繰り返えされ、ｙ器５が処理済
注射針によって満されたら、容器５が）゛ウジフグ１か
も引き出され、溜った釘が廃棄処分される。

本実施例によれば、注射針を先端から焼損させるため、
針先で手を突き刺す等の傷害の発生が解消され、その傷
害に伴う重大事故の危険が未然に回避でざるとともに、
高温により注射針につい℃殺菌や消毒等の処理が実施さ
れることになる。また、注射器に注射針を装置したまま
で７４損させ、かつ処理後、注射針に手を顧れろことな
く注射器から脱装することがでさるため、注射後、注射
針に手を一切触れずにこｔｒｉ処理し℃廃粱処分するこ
とができ、きわめて安全である。

第６図は本発明の西の実施例を示す要部の斜視図である
。

本実施例が前記実施例と異なる点は、注射器から脱装さ
れた注射針の処理も容易かつ安全に実施できるよ５１Ｃ
構成された点にある。

第６図に示されるように、長孔８の拡大部９かも離れた
位置には逃げ部２９が注射針２８の差込口部２Ｂａを逃
げ得るように切設されている。長孔８内［は摺動体３０
が左右方向に摺動自在に嵌合され、摺動体３０には押し
部材３１が下向きに固着されている。

下側電極（第２電極）１９の左熾部には第３の電極３２
が屈折され℃一体的に形成されており、第３電極３２も
ホルダ１５を介して端子金具１３（図示省略）に電気的
に接続され℃いる。第３電極３２の側方には、矩形銅板
を長手方向に拡開Ｖ字形状に屈折されてなる針受は兼用
電極ホルダおが長孔８の真下で延在するように適当な支
持構造（図示せず）［よって固定的に支持されており・
このホルダ３３は適当な配線（図示せず）により上側電
極（第１電極ン１８へ並列に接続されている。ホルダ３
３の左端部には第４の電極３４が溶着され、第４電極３
４は前記第３電極３２と対をなすように構成されている
。針受は兼用電極ホルダ３３の第４電極３４の右脳位置
には落し孔３５が穿設されている。

前記構成にかかる針処理装置において、注射器から脱装
された注射針２８は、差込口部２８８を逃げｆＰ２９に
、先端部な拡大部９にほぼ整合されて長孔（針挿入口に
相当することになる。）Ｂ内に落し込まれる。落し込ま
れた注射針２８は真下の針受は兼用電極ホルダ３３によ
りその屈曲線上に偶たわるよ５ｉＣ受け′られ、その中
１￥４５ｓは第４電極３４に：接触する。

続いて、摺動体３０が拡大部９方向に摺動されると、押
し部材３１がホルダ３３上の注射針２８の後端面に当接
し注射針２８を第３電極３２に向って押して行く。注射
針２８の先端が第３電極３２に突き当たると、注射針２
８が先端と先端付近との２箇所において電極３２と３４
とに同時接触するため、注射針２８に短絡電流が流れる
。これにより、注射針２８は溶融され１両電極３２．３
４との接触状態を維持継続するように、注射針２８を摺
動体３ＱｉＣよって押して行くと、注射針２８はその先
端から次第に焼損されて行くことになる。

注射針２８の焼損が基端部まで進行すると、注射針の差
込口部２８ａが落し孔３５に臨んだ状態になる。ここで
、ｍ動体３０による押し力を弱めると、嵐カバランスに
より、焼損処理済の注射針四は落し孔３５かも容器５内
へ落下することになる。

本実施例によれば、注射器から脱装された注射針をも容
易かつ安全に処理することができる。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものでハナク、
その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更可能で
あることを工いうまでもない。

たとえば、電極間に成力を供給する手段はトランスに限
らず、乾電池等を使用することも可能である。ハウジン
グ、針挿入口、針容器、電極等の形状、構造等々は前記
実施例に限定されないし、スイッチ、ランプ、ヒユーズ
、電圧計は省略してもよい。

また、焼損処理中に火花が目視されると、婦女子等に対
して恐怖感ケ与える危惧があるので、たとえば、シリコ
ーンゴム、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂等の材料を
用いて耐熱性、弾力性を具備するように形成さｎた不透
明膜にスリット乞切設されてなる白場しを長孔に張設し
てもよい。

さらＩｃ、焼損処理によって異臭ガスが発生ずる危惧が
ある場合、たとえば、活性炭、シリカゲル等の脱臭剤を
ハウジングの空所内に収納しておくとよい。

前記実施例では、注射針の処理につき説明したが、本発
明にかかる装置は、たとえば縫製工場等における縫い針
等その他各種の針の処理にも適用することができる。

以上説明したように、不発明によれば、各種針を焼損処
理することができるので、使用済針による傷害等を未然
に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図はその
一部切断正面図、第３図はその一部切断側面図、第４図
はその回路図、第５図はその作用乞説明する一部省略正
断面図、第６図は本発明の他の実施例乞示す部分斜視図
である。 １・・・ハウジング、２・・・前部室、３・・・後部室
、４・−・隔壁、５・・・容器、８・・・長孔、９・・
−拡大部、１０・・−傾斜面部、１１・・・台座部、１
２　、１３−’一端子金具、１４．１５．３３・・・電
極ホルダ、１８．１９．３２．３４・・・電極、２０・
・・トランス（給電手段）２１・・・コード、２２・・
−プラグ、２３・・・スイッチ、２４・・・ランプ、２
５・・−ヒユーズ、２６・・・電圧計、２γ・−・注射
器、２８・・・注射針、３５・・−落し孔。 特許出願人　松　宮　れいぎ 代　理　人　梶　原　辰　也

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１互いに離間した一対の電極と、この１に極間に電
   力を供給する給電手段と？備え、前記電極間に針を架橋
   させて接触させることにより、この針を焼損させること
   を特徴とする斜処理装置。 （２）針が注射針であることを特徴とする特許請求の範
   囲第ｌ瑣記載の針処理装置。