JPS605090Y2 - 土木作業用液圧装置 - Google Patents

土木作業用液圧装置

Info

Publication number
JPS605090Y2
JPS605090Y2 JP1559080U JP1559080U JPS605090Y2 JP S605090 Y2 JPS605090 Y2 JP S605090Y2 JP 1559080 U JP1559080 U JP 1559080U JP 1559080 U JP1559080 U JP 1559080U JP S605090 Y2 JPS605090 Y2 JP S605090Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
cylinder
civil engineering
muddy water
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1559080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56116441U (ja
Inventor
浩一 十河
Original Assignee
ライト工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ライト工業株式会社 filed Critical ライト工業株式会社
Priority to JP1559080U priority Critical patent/JPS605090Y2/ja
Publication of JPS56116441U publication Critical patent/JPS56116441U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS605090Y2 publication Critical patent/JPS605090Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液圧装置に関し、詳細には、泥水が液圧回路
内に混入する恐れのある土木作業機用液圧装置の改良に
関する。
従来、土木又は建設分野における基礎工事では、掘削を
容易にするため水又はベントナイトを使用する。
このため掘削作業機の先端部は常時泥水中に没している
ため、作業用駆動用シリンダのシール部またはこれに接
続された配管部にピンホールができると、このピンホー
ルから液圧装置内に混入することがある。
このように混入した泥水は、装置内の流体の移動と共に
液圧発生ユニットまで流入するため、複雑な故障を引起
こす。
一旦このような泥水混入による故障が生じると、液圧装
置全体の修理が必要であるので修理費用も高くつくのみ
ならず掘削作業も長時間中断させることになる。
本考案は、上記のような液圧装置への泥水の混入によっ
て生じる問題を解決するため案出されたものであり、液
圧発生装置と作業機駆動用シリンダーとの間にマスター
シリンダを挿入することにより、泥水の液圧発生装置へ
の進入を防止し、上記問題を解決している。
以下本考案の説明を容易にするため、本考案に係る液圧
装置を第1図に示すような連続地下壁施工用ベースマシ
ンに使用した例を参照して説明する。
この図に示すベースマシン1はクローラ式クレーン2に
設置されており、移動自在であるので、地下壁施工のた
めの掘削を連続して行うことができる。
ベースマシンのケリーバ−3を案内するケリーガイド4
は、上方部がデリック5により支持され、下方部がサポ
ートアーム6により支持されている。
ケリーガイド4内のケリーバ−3は、下端部に油圧作動
式クラムシェルパケット7が固定され、ワイヤ8により
上下に移動自在となっている。
クラムシェルパケット7は第2図に詳細に示すように互
いに対称的な二分割式のものであり枢着点9にてケリパ
ー3の先端に枢着され、外方端が油圧シリンダ10に枢
着されている。
これらシリンダー9のヘッド側チャンバ11およびロン
ド側チャンバ12は第3図に示すように互いに並列に接
続されていると共に、二本の油圧ホース13を介して、
サポートアーム6に取付けられたマスターシリンダ14
に接続されている。
油圧シリンダ10とマスターシリンダ14を接続する上
記油圧ホース13は、ケリーバ−3が上下動する際たる
んだり、引張られたりすることがないようホースリール
15に巻取られる。
マスターシリンダ14の他端は、クローラ式クレーン2
の車体に取付けられた油圧発生ユニット16に接続され
ている。
この油圧ユニット16は、第3図の下方の一点鎖線で囲
んだ部分に相当し、油圧ポンプ17と、方向切替弁18
と、逆止弁20と並行に接続されたフィルタ19とから
戒り、油圧ポンプ17はモータMにより回転駆動される
次に本考案に係る油圧装置の作動について説明する。
切替弁18が左の位置にある時モータMが作動すると、
油は油圧ポンプ17から弁18を通って第3図の左側マ
スクシリンダ14′へ送給される。
このためこのマスクシリンダ内のピストンは、上昇する
ので、これに伴ないシリンダ14′の上部の油は、両シ
リンダ10のヘッド側チャンバ11へ圧送される。
このため両シリンダ10のピストンロッドは伸長する。
一方ロツド側チャンバ12内の油は、シリンダ10から
排出され、右側シリンダ14の上部チャンバへ進入する
このため右側シリンダ14の下部チャンバの油はピスト
ンに押出され、油圧ユニット16へ戻される。
この油は、切替弁18およびフィルタ19を通って、油
タンク20へ進入する。
上記のような一連の作動は同時に生じ、上述のように油
圧シリンダ10のロッドが伸長するためクラムシェルパ
ケット7は、閉じ泥土をつかむ。
次にケリーバ−3はワイヤ8により上へ引上げられ、地
上に出された後クレーン2全体が旋回し、後述のように
一連の油圧装置の作動により、排土が行なわれる。
すなわち、この排土の際は、第3図の切替弁17は、右
側の位置にある。
この時、油圧ポンプ16から油が送給され、右側マスタ
ーシリンダ14のピストンを上昇させる。
このため油圧シリンダ10のロッド側チャンバ12に油
が送り込まれ、一方のヘッド側チャンバ11内の油は、
左側マスターシリンダ14′の上方に送られる。
このためシリフタ14′内のピストンは下降するので、
下方の油は、切替弁17およびフィルタ19を通つて油
タンク21へ排出される。
上述の一連の作動により、油圧シリンダ10のロッドは
収縮するのでパケット7は開き排土が完了する。
クレーン2は、再び元の位置まで旋回し、ケリーバ−3
を下降させる。
ベースマシン1は、上記の工程を繰返すことに掘削作業
を行う。
このような状況において土砂との摩擦等により油圧ホー
ス13にピンホールが生じたり、又は油圧シリンダ10
のロッドとシリンダ間のシール部に欠陥が生じたりして
、この部分から泥水が油圧回路内に進入しても、泥水を
含む油は、マスクシリンダ14.14’で阻止されて、
油圧ユニット16へ進入することがない。
従って、本考案に係る油圧装置は仮に上記のような泥水
の混入が生じても、油圧ユニット16以外の部分を交換
するだけでよいので作業中断時間も短くてすみ、かつ修
理費用も安価ですむという種々の利点がある。
上記実施例では、圧力媒体を油として述べたが本考案で
は、油のみに限定されるものではなく、他の流体でも使
用可能であることは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る油圧装置を使用した基礎作業用
ベースマシンの側面図、第2図は第1図に示したベース
マシンのケリーバ−およびクラムシェルパケットの詳細
図、第3図は本考案に係る油圧装置の油圧回路図である
。 1・・・・・・ベースマシン、2・・・・・・クローラ
式クレーン、3・・・・・・ケリーバ−14・・・・・
・ケリーガイド、5・・・・・・デリック、6・・・・
・・サポートアーム、7・・・・・・パケット、訃・・
・・・ワイヤ、9・・・・・・枢着点、10・・・・・
・油圧シリンダ、11・・・・・・ヘッド側チャンバ、
12・・・・・・ロッド側チャンバ、13・・・・・・
油圧ホース、14.14’・・・・・・マスタシリンダ
、15・・・・・・ホースリール、16・・・・・・油
圧発生ユニット、17・・・・・・油圧ポンプ、18・
・・・・・方向切替弁、19・・・・・・フィルタ、2
0・・・・・・逆止弁、21・・・・・・油タンク、M
・・・・・・モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液圧発生源、この発生源からの液圧方向を切替える弁を
    備えた油圧ユニットから、泥水中で作業する装置を駆動
    するシリンダーのロッド側およびヘッド側までに延在し
    て連通ずる液圧配管の泥水と接触しない位置でこれらの
    配管に対して直列にマスターシリンダを設けたことを特
    徴とする土木作業用液圧装置。
JP1559080U 1980-02-08 1980-02-08 土木作業用液圧装置 Expired JPS605090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1559080U JPS605090Y2 (ja) 1980-02-08 1980-02-08 土木作業用液圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1559080U JPS605090Y2 (ja) 1980-02-08 1980-02-08 土木作業用液圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56116441U JPS56116441U (ja) 1981-09-07
JPS605090Y2 true JPS605090Y2 (ja) 1985-02-15

Family

ID=29612041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1559080U Expired JPS605090Y2 (ja) 1980-02-08 1980-02-08 土木作業用液圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS605090Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56116441U (ja) 1981-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3231771B2 (ja) エネルギ回収装置
SU639438A3 (ru) Устройство дл управлени подъемом и опусканием стрелы крана
CN102995632A (zh) 钻孔灌注桩技术
KR20200044966A (ko) 건설기계의 붐 증속 유압 시스템
CN107504262A (zh) 一种软土地层中越江顶管管道退管施工方法
JP2008075287A (ja) 循環式掘削装置とスイベルジョイント
CN101126235B (zh) 石油平台桩靴助升系统
JP2009299356A (ja) アースドリル機のケリーバ
JPS605090Y2 (ja) 土木作業用液圧装置
CN108086982B (zh) 一种顶管工具及其顶进方法
JPH07173835A (ja) 地中連続壁用掘削装置
CN115263363A (zh) 一种围岩有害气体突出识别与注浆封堵隧道台车
CN208430509U (zh) 一种桩基处理设备
RU23435U1 (ru) Гидропривод выносных опор грузоподъемной машины
US2704998A (en) Fluid-drive pump jack
JP4091526B2 (ja) 基礎地盤の乾式柱状体製造方法
NL1001807C2 (nl) Werkwijze en inrichting voor het verwijderen van het bovenste gedeelte van een zich in de zeebodem bevindende constructie.
CN110512677A (zh) 适于大型输水渠道不停水修复的水下土体定位开挖装置
RU2299296C1 (ru) Система уравновешивания рабочего оборудования стреловой машины (варианты)
JP2015197163A (ja) 建設機械
JP3677531B2 (ja) 水中機械の圧力バランス装置及び潤滑油供給方法
JP2761231B2 (ja) 流体噴出式横穴掘削装置
JPH0529242Y2 (ja)
SU364722A1 (ru) Гидравлическая система скрепера
CN114922565B (zh) 一种反循环冲击钻机及冲击钻机施工方法