JPS6050496B2 - 圧力軽減装置 - Google Patents

圧力軽減装置

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JPS6050496B2
JPS6050496B2 JP52097742A JP9774277A JPS6050496B2 JP S6050496 B2 JPS6050496 B2 JP S6050496B2 JP 52097742 A JP52097742 A JP 52097742A JP 9774277 A JP9774277 A JP 9774277A JP S6050496 B2 JPS6050496 B2 JP S6050496B2
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JP
Japan
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rotor
pressure relief
hydraulic
bowl
rotor shaft
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JP52097742A
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ケニス・ダン・リユイス
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Dorr Oliver Inc
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Publication date
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Publication of JPS6050496B2 publication Critical patent/JPS6050496B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/04Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with inserted separating walls
    • B04B1/08Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with inserted separating walls of conical shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B15/00Other accessories for centrifuges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/10Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with discharging outlets in the plane of the maximum diameter of the bowl
    • B04B1/14Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with discharging outlets in the plane of the maximum diameter of the bowl with periodical discharge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はノズル型の遠心分離機のロータの組立ておよ
び分解のために用いられる圧力軽減装置に関する。
本発明はいわゆるノズル型の遠心分離機のロータ即ちロ
ータボウルを検査のため分解する過程において発生する
問題を解決するようにしたものである。
この種のロータにおいてはネジつき係止リングはロータ
ボウルの本体部にその上蓋部を、圧縮された分離ディス
ク即ち分離円板の積層体によつて及ぼされる内圧に流し
て固定している。
分離円板はその適正な作用が保証されるようにロータボ
ウルの上部と下部との間において圧力の下に収納されて
いる。分離円板は薄い板金から成り、所望の円板間の間
隙が保たれるように、半径方向の幅狭リブその他の突起
を通常具えている。従つてこの間隙を保つには分離円板
の積層体は十分に圧縮する必要がある。円錐台形の分離
円板の積層体は、上蓋部の開放上端を経て本体部の下端
から一体に延長するロータ軸を包囲している。
1つの積層体に含まれる分離円板の大きさおよび数は、
遠心分離機の大きさおよびロータボウルの直径によつて
定められ、またこれらの要因によつて、上述の緊密に充
てんされた状態となるように積層体を圧縮するに必要な
りの大きさが規定される。
一例としてロータはその外周部の直径が約18〜24イ
ンチ(約45.7cwt〜105.7cTn)であつて
もよい。
各々のロータには所要の円板間隙の値に従つて適当なの
分離円板が収容される。大きさや円板2間隙のように変
量に留意して、1個のロータは、約80〜16敗の分離
円板の積層体が収納されていてもよい。圧力軽減装置に
よつて補償されるべき積層体の圧縮力は何干Kgにもな
り得る。
少くともその圧縮ノ力が係止リングのネジ山中に吸収さ
れなければならない。従つてロータボウルの組立ておよ
び分解に際して発生する上述の問題は、係止リングを回
動させようとする時に大きな摩擦力が生じることによる
ものてある。
従来は分解作業時には係止リングがゆるめられて取除か
れるまで、また組立て作業時には係止リングが的確に着
座するまで、上述の摩擦力に抗して係止リングを回動さ
せるために、過大な操作力を及ぼさねばならなかつたの
で、係止−リングが破損したりネジ山が膠着したりする
ことが多かつた。従つて本発明の目的は、最小の回動力
またはトルク操作力しか必要としないように、係止リン
グのネジ部分の回動が容易になされ得るようにすること
にある。
本発明の基本的な思想は、分離円板の積層体によつて及
ぼされる内圧が係止リングとは別の圧力軽減装置によつ
て吸収保留され、かくして組立ておよび分解作業中に係
止リングが上記内圧から解放されるという点に存する。
このような本発明の目的にかんがみて、本発明により、
分離円板の積層体による内圧を係止リング自体に作用さ
せることなく吸収するのに十分大きな相互にバランスさ
れた力をロータボウルの本体部および上蓋部に各別に加
えるための装置が提供される。係止リングのネジ部分に
おいて上述の摩擦抵抗が除かれると、係止リングを容易
に回動させることができ、ロータの組立ておよび分解時
において、係止リングを損傷させる危険のある過大な操
作力を加えることは不要になる。本発明の上述の目的は
、ロータ軸の自由端部に固定された取外し可能な止め部
材および該止め部材とロータホウルの上蓋部との間にお
いて伸長可能な液圧ラムの形状の液圧ジャッキ装置を有
する本発明の圧力軽減装置によつて達成される。
液圧ジャッキ装置を伸長させると1対の内部バランスさ
れた力即ちロータ軸に作用する引張力とロータボウルの
上蓋部に作用する対応する圧縮反力とが生ずる。これら
の力は係止リングに対する上述の圧力軽減にとつて十分
な程度にロータボウルの本体部と上蓋部とを相互に圧着
させる傾向を生する。液圧ジャッキ装置によつて及ぼさ
れる圧力軽減力が所定の限界即ちロータ軸に加えられる
過大な引張力を超過しないように、圧力軽減装置と共働
関係で作動する自動安全装置を用意することが特に望ま
しい。
この自動安全装置は、ジャッキ装置または液圧ラムと直
接共働するかまたはその作用を受ける圧縮バネ装置とす
ることができる。本発明においては液圧ラムと力制限装
置とに特別の構成が用いられている。次に図面を参照し
て本発明の好ましい実施例を一層詳細に説明する。
本発明による圧力軽減装置は、大体複円錐形のロータボ
ウル10から成る第1図に示したノズル形の遠心機ロー
タに適用される。
ロータボウル10は排出ノズル11aを有する本体部1
1と、慣用のネジつき係止リング13により本体部11
に固定した上蓋部12とから成つている。ロータボウル
10が図示しない慣用のハウジング中において回転する
と、ロータボウル10の給送流溜りw中に指向する矢印
Sによつて示した懸′濁給送流の遠心分離の結果として
、重質のいわゆる底流部分が排出ノズル11から排出さ
れる。
矢印F−1によつて示した軽質部分はロークボウル10
の上端からオーバーフローし、矢印F−2によつて示し
た中間部分はロータボウル10の下端5からオーバーフ
ローする。本体部11の底部はハブ部分14によつて形
成されている。
口.一タ軸15の脚端部15aはそのネジつき下端部と
係合する係止ナット16によつてハブ部分14に固着さ
れている。キー連結部107はハブ部分14とロータ軸
15との間の堅固なトルク伝達関係を提供する。ロータ
軸15はロータボウル10の開放端部を通つて上方に伸
長しており、長さLにわたつてその端部が露呈されてい
る。ロータ軸15の上端には駆動機構に連結される普通
の雄ネジが形成されている。ロータ軸15の雄ネジにネ
ジ止めされる雄ネジを有する継手部材15bはホイスト
に連結される。ロータ軸15は懸濁給送流(矢印S参照
)のための給送流溜り部材18によつて包囲されている
溜り部材18はロータボウル10の底部分即ちハブ部分
14にボルト止め19された朝顔形のほぼ円錐台形の脚
端部18aを有する。溜り部材18の脚端部18aは、
溜り部材18から遠心分離室20に懸濁給送流を供給す
る半径方向外方に指向した複数の流路19aを有する。
遠心分離室20はロータボウル10の本体部11および
上蓋部12に形成され、積層された分離円板Dを収容し
ている。溜り部材18の上方には慣用の積層分離円板D
が装着されている。
これらの分離円板Dは矢印R−1,R−2によつて示し
た反対方向に指向する反力によつて示されるように、ロ
ータボウル10の本体部11と上蓋部12との間に圧縮
保持されている。ロータボウル10の底部にはほぼ逆円
錐台形の延長部材22がボルト止め21してある。
延長部材22は排出ノズル11aから遠心分離室20中
への底流部分を制御可能な速度で再循環させるための受
けいれ室23を提供する。この再循環は排、出ノズル1
1aによつて供給される重質部分即ち底流部分の固形分
濃度を制御する周知の目的のために行なわれる。底流部
分の再循環は制御弁25を有する返送ライン24によつ
て表わしてある。底流部分の返送流は底部開口26を経
て受けい!れ室23に供給され、そこで加速羽根27の
遠心分離作用を受ける。返送流は外方に発散する形状の
返送流管28の列を経て上方に圧送される。返送流管2
8は積層された分離円板Dを包囲している遠心分離室2
0の内周部分29において終端し之ている。延長部材2
2あるいは受けいれ室23は、環状部材30によつて形
成された環状流出室23aにより包囲されている。
環状部材30はボルト21によつて延長部材22に連結
されており、上述の4中間部分F−2を排出するための
オーバーフローせき31を提供している。従つて遠心分
離室20の中間環状分離領域からの中間部分は、上述の
発散形の底流部分返送流管28と交互に設けた1組の下
方に収れんする形状の排出管32に流入する。
中間部分は遠心圧力によつて中間環状分離領域から内方
に収れん形状の排出管32に入り、次に通路33を経て
環状流出室23aに入り、オーバーフローせき31を通
つて流出する。本発明の背景となる遠心機ロータの上述
の要約は、米国特許第327968?の記載に基づいた
ものである。
) 次に上記の遠心機ロータに適用される本発明の圧力
軽減装置について説明する。
従来の遠心機ロータにおいては、ロータボウル10の本
体部11と上蓋部12との間に圧力下に装入されている
分離円板Dによる圧縮反力に基づく大きな摩擦抵抗に抗
して係止リング13を回動させるのに大きな操作力を必
要としていた。
この望ましくない状態は、従来においては例えば2人の
作業員が係止リング13に形成したラグをスラッジハン
マーで打撃するなどの過大で乱暴な操作力を加えること
によつて係止リングを摩擦抵抗に抗してゆるめたり締め
付けたりする必要があつた。この操作力は取外し作業時
には係止リングが最終的に取外されるまで、また取付け
作業時には係止リングが適確に締付けられて着座するま
で継続的に加えなければならない。そのため上述した操
作により係止リングおよび関連部材が破損したりネジ山
が膠着したりすることが多かつた。
このような望ましくない状態は以下に説明する本発明の
圧力軽減装置によつて解消される。上述した遠心機ロー
タが点険あるいは修理される時は、ロータ軸15はその
天井側駆動機構から切離され、駆動機構は側方に揺動さ
れるため、ハウジング構造物の内上部カバーは切離して
取除くことができる。次に上述の継手部材15b即ちハ
ンガーを今や露呈されているロータ軸15の雄ネジ部に
固着した後に遠心機ロータをハウジング構造の本体から
もち上げることができる。ロータは継手部材15bの助
けを借りてもち上げた後、第3図に示した可動搬送車構
造33a上に載置される。継手部材15b(第3図では
符号Cにより表わす)を取外し、その高さHによつて表
わしたほぼ環状の圧力軽減装置をロータ軸15の露呈さ
れた上端部上方に配装し、ロータボウル10の上蓋部1
2上に着座させる。
次に継手部材Cをロータ軸15に再び取付け、上方から
圧力軽減装置を係留する止め部材として用いられるよう
にする。ロータをもち上げて搬送車構造33a上に載置
一する前に圧力軽減装置をロータに取付け着座させるこ
とももちろん可能である。上述の操作が終了したら手動
液圧ポンプ(第3図参照)を操作して可撓管34aを介
して液圧作動力を圧力軽減装置に供給する。
次に第4図ないし第5a図について本発明の好適な実施
例による圧力軽減装置の構造および作用を詳細に説明す
る。
第4図および第5図に示した取付け状態の圧力軽減装置
は、環状液圧ジャッキまたはラム35(高さh−1)と
、バネ組成体ユニット36(高さh−2)と、スペーサ
またはアダプタ構造物即ち支持構造物37(高さh−3
)とを具えている。
第4図に示すように上蓋部12上に載置された圧力軽減
装置は中立位置即ち不作動位置(無圧力位置)にあり、
継手部材Cとロータボウル10の上蓋部12との間に高
さHを占めている。液圧を供給する可撓管34aは液圧
ラム35の下部に接続されている。アダプタ構造物37
(第7図も参照)は、1対の水平横部材37c,37d
に下端部が固定された1対の水平方向に隔置された直立
平行壁部材37a,37bを有する。壁部材37a,3
7bの上端には液圧ラム35を位置決めするための4個
の位置決めラグ37eが固定してあり、液圧ラム35の
下部に達している可撓管35aは壁部材37a,37b
の間のスペースに収容される。アダプタ構造物37上に
支持される液圧ラム35は、ロータ軸35を同心的に包
囲するほぼ環状の構造を有する。即ち液圧ラム35は環
状の液圧シリンダ38およびそれと封止リングを介して
接触する対応形状の環状ピストン39を具えている。ピ
ストン39はやはりロータ軸15の回りに配設されたバ
ネ組立体ユニット36と直接共働する。
バネ組立体ユニット36は第4図ではピストン39が後
退位置にあるため無張力状態になつている。ピストン3
9と継手部材Cとの間に配置されたバネ組立体ユニット
36はどんな適当な構造のものでもよいが、この実施例
においては、ロータ軸15の回りに等間隔に配装された
1組の圧縮コイルバネ40から成つている。
各々のコイルバネ40は継手部材Cに近接しロータ軸1
5を包囲している環状支持部材42中において滑動可能
な中心保持ロッド41を有する。各々の保持ロッド41
は上端に頭部即ち止め部材41aを有し下端に保持ナッ
ト41bと係合するネジ部分を具えたボルトの形状を有
する。各々のコイルバネ40は第6図および第6a図に
示すように下端部の保持ナット41bと上端部の環状支
持部材42との間においてほとんど無張力の状態で配設
されている。本発明の圧力軽減装置の作用を第4図およ
び第5図について説明する。ロータボウル10を分解す
るため係止リング13を取外す前に該係止リング13に
働く荷重を軽減するには、適当な液圧源から液圧ラム3
5に液圧を供給する。液圧源にはそのハンドル34bを
反復的に上下動させることにより作動する手動液圧ポン
プ34を使用する。このように供給された加圧液は液圧
ラム35をバネ組立体ユニット36のバネ圧に抗して伸
長させる。この伸長はバネ組立体ユニット36の所定の
圧縮度あるいは圧縮距離が得られるまで続けられる。環
状ピストン39によるバネ組立体ユニット36の圧縮度
は、環状液圧シリンダ38に形成した内側環状肩部43
によつて定められる。
肩部43は環状ピストン39に形成した対応する外側環
状J肩部44と係合した時に止め部を形成する。かくし
て定められるピストン39の所定運動距離dはバネ組立
体ユニット36の圧縮量に相当し、上述の保持ロッド4
1が環状支持部材42の上面から突出して露呈される長
さdによつても表わされ7る。この圧縮限界に達すると
、所定の大きさの1対の相互にバランスされた力がロー
タボウル10に生成され、圧縮積層された分離円板Dに
よつて係止リング13に及ぼされる内部圧力が軽減され
る。換言すると、これらの力は相互に対して引締められ
、ロータ軸15に引張力P−1を作用させると共に、そ
の引張力P−1とバランスされた大きさが等しい圧縮反
力P−2をロータボウル10の上蓋部12に作用させる
その結果としてロータボウル10の本体部11と上蓋部
12とは相互に対して加圧され、係止リング13の摩擦
低抗を軽減するため、ロータボウル10の組立てあるい
は分解のため係止リング13を回動させるのにごくわず
かの操作力を必要とするに過ぎないようになる。圧力軽
減装置によつて加えられる力(引張力P−1および圧縮
反力P−2)は圧縮限界およびコイルバネ40の特性に
よつて定める所定の大きさに制限される。
従つて液圧ポンプを継続的に作動させても、過大な圧力
の下にある加圧液が液圧ポンプに組込まれた安全逃し弁
を経て液圧ポンプの内部を無害に循環するだけであり、
コイルバネ40の上述の限定された圧縮力は保持されて
いる。しかしコイルバネ40の特性を適当に選択すると
、バネ組立体ユニット36は、係止リング13に対する
上述の圧力軽減作用を提供しながら、過大な引張応カカ
釦−タ軸15に発生することに対する安全保護作用を提
供する。即ちロータ軸15が受ける引張応力はコイルバ
ネ40の限定された最大圧縮度に必要な所定の力を超過
し得ない。そのため分離円板Dの大きさおよび数、従つ
て各種の遠心分離機の圧縮反力要求に従つて、いろいろ
の異なつたバネ特性をもつバネ組立体ユニット36を選
定できることが理解されよう。本発明は上述の実施例に
示した具体的な構成には限定されない。
例えば液圧的には相互に連絡されている複数の各別の液
圧ラムのシリンダを相互に等間隔にロータ軸の回りに配
設してもよい。ま.たロータ軸を同心的に包囲する比較
的大径の1個のコイルバネまたは同心的に組合わせた複
数のそのようなコイルバネを使用することもできる。更
に圧力軽減装置のアダプタ構造物37の構造も上述の実
施例とは異なつた構造としてもよい。第3図において可
撓管34aを液圧ラム35に連結する取付具45には圧
力計46が配装されている。圧力計46はコイルバネ4
0が存在してもいなくても、液圧ラム35によつて及ぼ
される軽減圧力の目安値を指示する。第5a図には第5
図に示した圧力軽減装置の他の実施例が示してある。
バネ組立体ユニットを用いない本実施例においては、倒
置した液圧シリンダ50の下方に延長するピストンロッ
ド51は、ピストンロッド51に回転可能に連結された
雌ネジつき継手部材53によつて、ロータ軸52の上端
の雄ネジ部分に取外し可能に連結されている。ロータ軸
52と同心的に配設した管状スペーサ部材54はロータ
ボウル10の上蓋部55上に倒置液圧シリンダ50を支
持している。加圧液が導管50aから液圧シリンダ50
のピストンロッド51の下側に供給されると1対の相互
に対しバランスされた力P−1,P−2がローj夕軸5
2とロータボウルの上蓋部55とを上述した目的のため
係止リングの荷重を軽減させるようにそれぞれ加えられ
る。
上述したように作用するバネ組立体ユニットを設けても
よいが第5a図には示してない。バネ組立体ユニットは
液圧シリンjダ50とスペーサ部材54との間に配設し
ても、スペーサ部材54とロータボウルの上蓋部55と
の間に配設してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はノズル型遠心分離機のロータを示す垂E直断面
図、第1a図は第1図のロータのロータ軸のネジつき上
端部と係合する継手部材を示す詳細図、第2図は第1図
のロータに取付けた係止リングの詳細な部分拡大断面図
、第3図は搬送車構造上に支持したロータと所定位置に
取付けた圧力軽減装置およびそれを作動させる液圧ポン
プを示す立面図、第4図は第3図に示した圧力軽減装置
を圧液供給前の中立位置において示す拡大断面図、第4
a図は圧力軽減装置を支持するアダプタ構造物を示し、
第4図の4a−4a線に従つて矢印方向にみた端面図、
第5図は液圧力を加えて圧力軽減装置とした圧力軽減装
置を示す第4図と同様の垂直断面図、第5a図は圧力軽
減装置の他の実施例を示す立面図、第6図は第4図に示
した圧力軽減装置の一部をなすバネ組立体ユニットの部
分的な詳細図、第6a図は第6図の6a−6a線に従つ
て矢印方向にみた上面図、第7図は第3図ないし第5図
の圧力軽減装置のアダプタ構造物のスペーサの詳細な斜
視図である。 図中10はロータボウル、11は本体部、12は上蓋部
、13はネジ付き係止リング、35は液圧ラム、36は
バネ組立体ユニット、38はシリンダ、39はピストン
、Cは継手部材、Dは分離円板である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロータボウルの上端部と下端部との間においてロー
    タ軸を同心的に包囲するように配装されている分離円板
    の積層体によつて及ぼされる内部圧縮圧力に抗してロー
    タボウルの本体部にロータボウルの上蓋部を固定するネ
    ジ付き係止リングを有し、該ロータ軸は上記本体部から
    上記上蓋部の開放端を経て延長するように設けられてい
    るノズル型遠心分離機において、該遠心分離機のロータ
    と組合わせて用いられるようにされ、上記係止リングに
    より包囲される領域内に位置されている圧力軽減装置で
    あつて、該ロータ軸の上端に固定した止め装置と、該止
    め装置と上蓋部との間において上記ロータ軸の露呈され
    た上端部と共働する液圧ジャッキ装置とを有し、該液圧
    ジャッキ装置はそれが加圧液の作用によつて伸長した際
    に上記ロータ軸に引張力を与えると共に上記上蓋部に対
    応の圧縮力を与えるようにされ、上記引張力および圧縮
    力が相互作用して上記本体部と上蓋部とを上記分離円板
    の内部圧力に抗して相互に圧着するように働き、かくし
    てロータボウルの組立および分解時に係止リングに対す
    る上記内部圧力が軽減されるようにしたことを特徴とす
    る圧力軽減装置。 2 ロータボウルの上端部と下端部との間においてロー
    タ軸を同心的に包囲するように配装されている分離円板
    の積層体によつて及ぼされる内部圧縮圧力に抗してロー
    タボウルの本体部にロータボウルの上蓋部を固定するネ
    ジ付き係止リングを有し、該ロータ軸は上記本体部から
    上記上蓋部の開放端を経て延長するように設けられてい
    るノズル型遠心分離機において、該遠心分離機のロータ
    と組合わせて用いられるようにされた圧力軽減装置であ
    つて、ロータ軸の外側端部に固定された止め装置と、該
    止め装置と上蓋部との間に配設され、該ロータ軸に引張
    力を及ぼすと共にロータボウルの上蓋部に圧縮反力を及
    ぼして該ロータボウルの上蓋部と本体部とが相互に圧着
    されるようにするための液圧ジャッキ装置と、加圧液に
    よる該液圧ジャッキ装置の所定伸長限界を定める停止装
    置と、該所定伸長限界までの該液圧ジャッキ装置の伸長
    に抗するうにした圧縮バネ装置とを具えたことを特徴と
    する圧力軽減装置。 3 液圧ジャッキ装置がロータ軸をほぼ同心関係で包囲
    する環状構造をもつ液圧ラムを有する特許請求の範囲第
    2項記載の圧力軽減装置。 4 圧縮バネ装置がロータ軸の回りに隔置された複数の
    圧縮コイルバネを有する特許請求の範囲第2項記載の圧
    力軽減装置。 5 圧縮バネ装置がロータ軸の回りに隔置された複数の
    圧縮コイルバネを有し、上記液圧ジャッキ装置と上記止
    め部材との間に介在されている特許請求の範囲第2項記
    載の圧力軽減装置。 6 圧縮バネ装置がロータ軸の回りに隔置された複数の
    圧縮コイルバネの自蔵型組立体から成り、該自蔵型組立
    体は上記液圧ジャッキ装置と上記止め部材との間に介在
    されており、該止め部材と同軸的に隣接する環状支持部
    材と、該環状支持部材から液圧ジャッキ装置へと延長す
    る1組の上記圧縮コイルバネと、該環状支持部材に取付
    けた上記圧縮コイルバネを保持するための保持装置とを
    具えている特許請求の範囲第2項記載の圧力軽減装置。 7 圧縮バネ装置がロータ軸の回りに隔置された複数の
    圧縮コイルバネの自蔵型組立体から成り、該自蔵型組立
    体は上記液圧ジャッキ装置と上記止め部材との間に介在
    されており、該止め部材と同軸的に隣接する環状支持部
    材と、該環状支持部材から液圧ジャッキ装置へと延長す
    る1組の上記圧縮コイルバネと、該環状支持部材に取付
    けた上記圧縮コイルバネを保持するための保持装置とを
    具えており、該保持装置は各々の上記圧縮コイルバネの
    内部および上記環状支持部材を通つて軸方向にそれと滑
    動関係で延長するロッドを有し、該ロッドは上記圧縮コ
    イルバネを該環状支持部材に取付けられた状態に保持す
    るための止め装置をその各々の端部に有し、かくして上
    記環状支持部材と圧縮コイルバネと保持装置とが自蔵型
    組立体を形成するようにした特許請求の範囲第2項記載
    の圧力軽減装置。8 液圧ジャッキ装置が上記ロータ軸
    をほぼ同心関係で包囲する液圧ラムを有し、該液圧ラム
    は該ロータ軸に関して静止している環状シリンダおよび
    該ロータ軸に関し移動可能な環状ピストンを有し、上記
    圧縮バネ装置は該環状ピストンと上記止め部材との間に
    介在されるようにした特許請求の範囲第2項記載の圧力
    軽減装置。 9 液圧ジャッキ装置が上記ロータ軸をほぼ同心関係で
    包囲する液圧ラムを有し、該液圧ラムは該ロータ軸に関
    して静止している環状シリンダおよび該ロータ軸に関し
    移動可能な環状ピストンを有し、上記圧縮バネ装置は該
    環状ピストンと上記止め部材と上蓋部との間にスペーサ
    部材を介在させ、該環状シリンダの底部に圧液供給管を
    連結した特許請求の範囲第2項記載の圧力軽減装置。 10 ロータボウルの上端部と下端部との間においてロ
    ータ軸を同心的に包囲するように配装されている分離円
    板の積層体によつて及ぼされる内部圧縮圧力に抗してロ
    ータボウルの本体部にロータボウルの上蓋部を固定する
    ネジ付き係止リングを有し、該ロータ軸は上記本体部か
    ら上記上蓋部の開放端を経て延長するように設けられて
    いるノズル型遠心分離機において、該遠心分離機のロー
    タと組合わせて用いられるようにされた圧力軽減装置で
    あつて、ロータ軸と同心的にピストンおよびピストンロ
    ッドを具えた倒置型液圧シリンダと、ロータボウルの上
    蓋部について該倒置型液圧シリンダを支持するためのス
    ペーサ部材と、該ピストンロッドとロータ軸とを連結す
    る継手部材とを有し、該ピストンロッドは該倒置型液圧
    シリンダの底部を封止的に通過して延長し該倒置型液圧
    シリンダは該液圧ピストンの底面と加圧液給送関係で連
    結されていることを特徴とする上記係止リングのための
    圧力軽減装置。
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US714645 1991-06-13

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