JPS6050475B2 - 縫い方選択可能なミシン - Google Patents

縫い方選択可能なミシン

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JPS6050475B2
JPS6050475B2 JP5328179A JP5328179A JPS6050475B2 JP S6050475 B2 JPS6050475 B2 JP S6050475B2 JP 5328179 A JP5328179 A JP 5328179A JP 5328179 A JP5328179 A JP 5328179A JP S6050475 B2 JPS6050475 B2 JP S6050475B2
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JP
Japan
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pattern
sewing
stitch
selection
sewing method
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JP5328179A
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博昭 深尾
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファスナー付け、ボタン付け、縁かがり、繕
い縫い等の種々の縫い方を自動的に実行し得るミシンに
関するものであり、特にそれの使い易さの向上に関する
ものである。
従来の技術 予め定められている多種類の縫目模様とその縫目模様の
連続形成によつて実行可能な多種類の縫い方との選択が
可能なミシンは、特開昭53−145771号公報によ
つて既に知られている。
このミシンにおいては多種類の縫目模様を表示した表示
部及び各縫目模様に対応した多数の選択スイッチがミシ
ン全面に設けられており、多種類の縫い方を表示した表
示パネルがミシン上部を覆う天板蓋の内面に設けられ、
更に各縫い方に対応した多数の選択スイッチ及び選択さ
れた縫目模様もしくは縫い方に適した針揺動量、布送り
量等の調節量を指示する調節量指示手段がミシンの上面
に設けられて、天板蓋により覆われるようになつている
。発明が解決しようとする問題点従つて、使用者は選は
れた縫目模様、縫い方および適正調節量を知るためには
、ミシン前面、ミシン上面および天板蓋の内面を見る必
要があり、これらを一目で確認することができず、ミシ
ンが使いにくいという問題があつた。
また、1つの縫目模様によつて実行可能な縫い方が一種
類である場合には、縫目模様を選択するための選択スイ
ッチが操作されれば、縫い方も選択された状態となるよ
うにされているが、1つの縫目模様の連続形成によつて
実行可能な縫い方が複数種類ある場合には、1つの縫目
模様が選択されればそれに対応した複数種類の縫い方が
指示され、使用者はその指示された複数種類の縫い方の
1つを選択するために、必ずもう一度スイッチ操作を行
うことが必要であり、操作が面倒であるという問題もあ
つた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記の問題点を解決するために、(4)計−数
手段の計数内容を増加させて多種類の縫目模様または縫
い方を漸次指定するために操作される選択スイッチと、
その選択スイッチの操作によつて縫目模様が選択される
状態と縫い方が選択される状態とを切り換える切換スイ
ッチとを設けることにより、多種類の縫目模様および縫
い方の1つを選択するためのスイッチ数を減らし、それ
らを配設するのに要するスペースを縮小して、その結果
生じたミシン前面の空きスペースに(a)多種類の縫目
模様を表示する第1の表示手段、(b)選択された縫目
模様を指示する模様指示手段、(c)多種類の縫い方を
表示する第2の表示手段、(d)選択された縫い方を指
示する縫い方指示手段、並びに(e)選択さ・れた縫目
模様あるいは縫い方に適した縫針の横方向揺動量及び加
工物送り装置の送り量等を指示する調節量指示手段を配
設するとともに、(B)切換スイッチが摸様選択状態か
ら縫い方選択状態に切り換えられた際、切換前の縫目模
様の連続形成により実行される複数の縫い方中の最も使
用頻度の高い縫い方が自動的に選択されるようにしたも
のである。
すなわち、本発明に係る縫い方選択可能なミシンは、(
イ)予め定められた多種類の縫目模様を表示゛するため
にミシンの前面に配置された第1の表示手段M。
−M7と、(口)多種類の縫目模様中の1つの縫目模様
を第1の表示手段と協働して選択的に指示するためにミ
シンの前面に配置された模様指示手段MJ−M7″と、
(ハ)多種類の縫目模様中の各縫目模様を形成するため
に各縫目模様に対応して決められた模様情報を選択的に
有効化する摸様選択手段53と、(ニ)その摸様選択手
段により有効化された模様情報に対応する縫目模様に関
して縫針の横方向揺動量及び加工物送り装置の送り量等
を調節するための調節手段11,12と、(ホ)多種類
の縫目模様中の1つの縫目模様を連続形成することによ
りそれぞれ実行され得る多種類の縫い方を表示するため
に前記第1の表示手段に近接してミシンの前面に配置さ
れた第2の表示手段N。−Nl5と、(へ)ミシンの前
面に配置されて、各縫い方に適し且つ前記調節手段によ
り調節されるべき調節量を指示する調節量指示手段27
″,2『と、(卜)前記多種類の縫い方中の1つの縫い
方を前記第2の表示手段と協働して選択的に指示するた
めにミシンの前面に配置された縫い方指示手段NJ〜N
l5″と、(チ)前記縫目模様を選択する摸様選択状態
と前記縫い方を選択する縫い方選択状態とのいずれか一
方に切換操作可能な切換スイッチ21と、(lハその切
換スイッチの切換状態に従つて所望の縫目模様または所
望の縫い方を選択するための選択スイッチ22L,22
Rと、(ヌ)その選択スイッチの操作に従つて累進する
数値信号を発生する計数手段41と、(ル)前記切換ス
イッチが摸様選択状態にある時に、前記選択スイッチの
操作により選択された縫目模様が指示されると共にその
縫目模様に対応する模様情報が有効化されるように前記
数値信号に応答して前記摸様指示手段及び摸様選択手段
をそれぞれ動作させる一方、前記切換スイッチが縫い方
選択状態にある時に、前記選択された縫い方に適した1
つの縫目模様に対応する模揉情報が有効化されると共に
前記選択された縫い方に適した調節量が指示されるよう
に前記数値信号に応答して前記摸様選択手段、縫い方指
示手段及ひ調節量指示手段をそれぞれ動作させる動作手
段[ぐO〜11,R0M3と、(ヲ)前記切換スイッチ
が摸様選択状態から縫い方選択状態に切換えられたとき
にその切換え前に選択されていた縫目模様の連続形成に
より実行される複数の縫い方中の最も使用頻度の高い1
つの縫い方に対応する数値信号を前記計数手段に設定し
て発生させる数値信号設定手段ROM2,32とを含む
ように構成される。作用及ひ効果 上記のように構成されたミシンにおいては、形成可能な
多種類の縫目摸様及び実行可能な多種類の縫い方の表示
、それらの縫目摸様及び縫い方の内選択されたものを指
示する指示手段、並びに選択された縫目模様あるいは縫
い方に適した針揺動量及び加工物送り量等の調節量指示
手段が全てミシンの前面に集中的に設けられているため
、使用者はこれらを一目で確認することができミシンが
使い易くなる効果が得られる。
また、切換スイッチが摸様選択状態から縫い方選択状態
に切換えられた際には、その切換前に選択されていた縫
目模様の連続形成によつて実行可能な複数種類の縫い方
のうち最も使用頻度が高い縫い方が自動的に選択される
ようになつているため、切換スイッチを操作するのみで
、選択スイッチを操作しなくても使用者の希望する縫い
方が選択された状態となる確率が高く、それだけ縫製作
業中に操作すべきスイッチの数が減少して、この点から
もミシンが使い易くなる効果が得られる。
実施例第1図において、1はミシンフレームのベース部
であり、このベース部1上にはブラケットアーム2が一
端部を脚柱部3によつて片持ち状に支持されて水平に配
設されている。
ブラケットアーム2の自由端側には頭部4が形成され、
この頭部4には図示しないミシン主軸によつて上下に往
復動させられる針棒5と、作業者の操作によつて昇降さ
せられる押え棒6とが設けられており、針棒5の下端部
には縫針7が、また押え棒6の下端部には押え8がそれ
ぞれ着脱可能に取付けられている。9は針板であつてベ
ース部1に着脱可能に取付けられている。
前記脚柱部3には、縫針7の横方向揺動量を調節するた
めの揺動量調節つまみ11と、前記押え8と協働して加
工物を送る送り歯を備えた図示しない加工物送り装置の
送り量を調節するための送り量調節つまみ12とが並べ
て配置されている。
またこれら調節手段としてのつまみ11,12の下方位
置には、前記送り歯を、加工物に作用し得る上昇位置に
置くか加工物に作用しない下降位置に置くかを選定する
ための送り歯位置選定ボタン13が配置され、その横に
は高、中、低の各速度を選択するための3つの速度選択
スイッチ14,15及び16と電源スイッチ17とが配
置されている。なお前記頭部4にもミシン起動スイッチ
18と止め縫い指令スイッチ19とが設けられている。
ブラケットアーム2の前面には8種類の縫目摸様を表わ
す形象M。
,Ml,・・・・M7と、■種類の縫い方を表わす形象
N。,Nl,・・・・Nl5とが上下2段に描かれた表
示盤20が固定されており、各形象M。・・・・・・M
7及びN。・・・・・・Nl5の上方位置にはそれぞれ
1個ずつの発光ダイオードM′0,M″1・・M″,及
びN″0,N″ピ・・・・・N″,5が配設されている
。表示盤20が第1および第2の表示手段を構成し、発
光ダイオードM″o等が模様指示手段、発光ダイオード
N。″等が縫い方指示手段をそれぞれ構成しているので
ある。また形象M。・・・・・・M7の側方位置には、
切換スイッチ21と選択スイッチ22L,22Rとが配
置されている。選択スイッチ22L,22Rは複数の縫
目模様または縫い方の中から所望のものを選択するため
に操作される押しボタンスイッチであり、選択スイッチ
22Lが押され)ば選択は右から左へ進行し、選択スイ
ッチ22Rが押され)ば左から右へ進行する。切換えス
イッチ21は選択スイッチ22L,22Rの操作によつ
て選択し得るのが縫目模様か縫い方かを択一的に選定す
るためのスイッチである。表示盤20の右端部にはミシ
ンの図Kが描かれ、その縫針7、押え8、針板9、送り
歯位置選定ボタン13、揺動量調節つまみ11及び送り
量調節つまみ12に相当する部分から引き出し線が出さ
れている。これら引き出し線の先端にはディスプレイ2
3″24″,25″26″27″及び28″が配置され
ている。これらのうちディスプレイ27″は縫針7の適
正な揺[F]り量を指示するものであり、ディスプレイ
28″は加工物の適正な送り量を指示するものであつて
、これらが調節量指示手段を構成している。以卜縫い方
選択装置の構成要素のうちミシンの外観に現われている
ものを、関連の深い他の構成要素とともに説明したが、
それらの結線は第2図に示すようになつている。第2図
の左端に示されている3つのスイッチがそれぞれ前記切
換えスイッチ21及び選択スイッチ22L,22Rてあ
る。
切換えスイッチ21の一方の端子はアースされ、他方の
端子は抵抗31を介してハイレベルラインに接続されて
いる。
従つて切換えスイッチ21が0FFの状態にある時は信
号SPlがハイレベル(以後“1゛で表わす)となり、
0Nの状態にある時にはローレベル(以後“0゛で表わ
す)となる。信号SPlはリードオンリメモリROMl
及びROM3の入力端子A。に入力されるとともに、ワ
.ンシヨツトマルチパイプレータ32,33の入力端子
Tにも入力される。ワンショットマルチバイブレータ3
2は信号SPlの立上りに応答してオアケート34を経
て1個のパルス信号SP2を発し、ワンショットマルチ
バイブレータ33は信号.“SPlの立下りに応答して
パルス信号SP2を発する。信号SPlはまたリードオ
ンリメモリROM2の入力端子A。及びアンドゲート3
5にも入力されている。選択スイッチ22L,22Rの
一方の端子はア・ースされ、他方の端子はそれぞれ抵抗
36,37を介してハイレベルラインに接続されている
従つて選択スイッチ22Rが押され)ば、インバータ3
8の入力信号が゜゜0゛となり、出力信号が“1゛とな
つて、アンドゲート39が開かれ、発振器0SCからの
パルス信号をカウンタ41の入力端子UPへ通過させる
。選択スイッチ22Rが解放され)ば、アンドゲート3
9が閉じられ、発振器0SCからのパルス信号は遮断さ
れる。一)方、選択スイッチ22Lはインバータ42を
介してアンドゲート43を開閉し、発振器0SCからの
パルス信号のカウンタ41の入力端子DNへの供給・遮
断を制御するためのものである。カウンタ41は電源投
入時にオアゲート44を・経てリセット端子RTに入力
される信号SNによつてリセットされるとともに、前記
アンドゲート35の出力信号SP3によつてもリセット
される。
カウンタ41の計数内容は出力端子D3を最上位ビット
出力端子とし且つ出力端子D。を最下位ビット出力端子
として出力端子D3,D2,Dl,DOから2進数とし
て出力され、前記リードオンリメモリROMl,ROM
2及びRON43の入力端子A,,A3,A2,Alに
入力される。また出力端子D3の出力信号は、前記信号
SPlとともに前記アンドゲート35に入力され、この
両信号が“1゛となつた時、前記カウンタ41をリセッ
トするための信号SP3を発生させる。またカウンタ4
1は、前記切換えスイッチ21の0N及び0FFの両操
作に応答して発生させられる信号SP2がロード端子L
Dに入力される時、リードオンリメモリROM2の出力
端子D3,D2,Dl,DOの出力信号を入力端子1N
から読み込む。なお、リードオンリメモリROM2は入
力端子A4,A3,A2,Al,,AOへ第1表の左欄
に示す信号が入力される時、出力端子D3,D2,Dl
,DOから第1表の右欄に示す信号を出力するように設
定されている。なお各リードオンリメモリROMl,2
,3の入力端子A,,A3,A2,Al,AOへの入力
信号は第1表の左端に示された各縫目模様及び縫い方に
対応させられている。また前記リードオンリメモリRO
Mlの多数の出力端子Dには、縫い方指示器51、押え
指示器2牡送り歯指示器26、針板指示器25、縫針指
示器23、揺動量指示器27及び送り量指示器28が接
続されている。
縫い方指示器51は前記発光ダ,イオードN″0,・・
・・N″15と、第2表に示す托種類の各縫い方に対応
するリードオンリメモリROMlの出力信号に基いてそ
れぞれの縫い方を表わす形象ドN。,・・・・Nl5に
対応した発光ダイオードN″0,・・・・N″15を発
光させるためのデコーダとを含んでいる。またその他の
指示器24,26,25,23,27,28はそれぞれ
第1図に示したディスプレイ24″,26″,25″,
23″,27″,28″と、リードオンリメモリROM
1の出力信号に基いて各ディスプレイを作用させるため
のデコーダとを含んでいる。ディスプレイ24″等は、
選択された各縫い方に対して第2表のように予め定めら
れてリードオンリメモリROMlに記憶されている内容
を、アルファベット、数字等の記号で指示する。ただし
第2表中の押え、針板、送り歯及び縫針の欄の各記号は
それぞれ第3表に示すものを表わし、揺動量及び送り量
の欄の各数字はそれぞれ第1図の揺動量調節つまみ11
及び送り量調節つまみ12の周辺に表示されている数字
を表わす。一方、前記リードオンリメモリROM3の出
力端子Dには、縫目模様指示器52及び先頭アドレス記
憶装置53が接続されており、その先頭アドレス記憶装
置53には模様情報発生装置54が接続されている。
模様情報発生装置54は多数のアドレスに各縫目模様を
形成するために必要な針位置情報55と送り情報56と
から成る模様情報を記憶しており、リードオンリメモリ
ROM3からの出力信号に基いて先頭アドレス記憶装置
53が各縫目模様を形成するために必要な模様情報が記
憶されているアドレスの先頭のものを指定した時、その
指定されたアドレス以後に記憶されている模様情報を、
ミシン主軸の回転に同期して出力する。その出力信号は
アクチュエータ57,58に入力され、各アクチュエー
タ57,58がその信号に基いて針揺動機構及び送り歯
制御機構を作動させるため、所望の縫目模様が自動的に
形成されるのである。そして前記縫目模様指示器52は
、第1図に示す発光ダイオードM″o・・・・・・M″
7とデコーダとを含んでおり、リードオンリメモリ,R
OM3の出力信号に基いて、複数の形象M。・・・M7
のうちの一つに対応する発光ダイオードを発光させ、現
に形成可能な状態となつている縫目模様を指示する。以
上のように構成された縫い方選択装置を備えたミシンに
おいて、電源スイッチ17が操作されて電源が投入され
ると、信号SNによつてカウンタ41がリセットされ計
数内容が10Jとなる。
この時切換スイッチ21が0Nにされておれば、信号S
Plが゜゜0゛であり、各リードオンリメモ1JR0M
1,2,3の入力端子A。の入力信号が゜゜0゛となつ
て、第1表から明らかなように縫い方が選択され得る状
態にあり、しかもカウンタ41の計数内容が10ョであ
るため入力端子A4,.A3,A2,Alの入力信号が
(0,0,0,0)であつて結局直線縫いが選択された
こととなる(第1表参照)。従つてリードオンリメモリ
ROMlが直線縫いに対応した出力信号を発し、縫い方
指示器51が発光ダイオードドN″oを発光させて直線
縫いを表わす形象N。と協働して現に選択されている縫
い方が直線縫いであることを指示するとともに、押え指
示器24以下の各指示器が第2表に示された直線縫いに
対応する各記号を指示する。これと同時にリードオンリ
メモリROM3が入力端子A4,A3,A2,Alに入
力された(0,0,0,0)の信号に対応して直線縫目
に対応する信号を先頭アドレス記憶装置53に向つて出
力し、先頭アドレス記憶装置がその出力信号に対応した
先頭アドレスを指定して模様情報発生装置54が直線縫
目形成に必要な模様情報を発し得る状態となる。よつて
作業者が各指示器24,26,25,23,27及び2
8の指示に従つて押え8及び針板9を直線用A及びSに
交換し、送り歯を上昇させ、縫針7を1本針とし、揺動
量及び送り量を調節し、ミシン起動スイッチ18を押せ
ば、直線縫いが実行されることとなる。なお先頭アドレ
ス記憶装置53は前述のようにリードオンリメモリRO
M3の入力端子A4,A3,A2,Alの入力信号が(
0,0,0,0)てあれば入力端子A。の入力信号が゜
゜0゛であるか゜゛1゛であるかに無関係に直線縫目に
対応する先頭アドレスを指定するが、縫目模様指示器5
2は入力端子A。の入力信号が“1゛でなければいかな
る発光ダイオードM″o・・・・・・M″7も発光させ
ない。すなわち縫い方が選択されている時は縫目模様指
示用の発光ダイオードM″o・・・・・・M″7は発光
しないのである。なお作業者の望む縫い方がボタン付け
であれば、電源投入後選択スイッチ22Rを押せば良い
。選択スイッチ22Rが押され)ばアンドゲート39が
開いて発振器0SCからのパルス信号がカウンタ41の
入力端子UPに入力され、カウンタ41の計数内容が増
加して、それに伴つて発光ダイオードN″1,N″2,
N″3・・・・が順次発光する。lボタン付けを表わす
形象N5に対応する発光ダイオードN″5が発光した時
選択スイッチ22Rの押圧を解放すれば、アンドゲート
39が閉じ、以後はカウンタ41の計数内容が変化しな
いため、発光ダイオードN″5は発光したま)の状態に
保たれ,る。この時はリードオンリメモリROMlがボ
タン付けに対応した出力信号を発する状態となつている
ため、押え指示器24以下の各指示器がボタン付けに対
応して記号を指示する。またリードオンリメモリROM
3はボタン付けに必要な縫目模)様であるジグザグ縫目
に対応した先頭アドレスを指定する。従つて作業者が各
指示器24,26,25,23,27,28の指示に従
つて必要な作業を行ない、ミシン起動スイッチ18を押
せば、ボタン付け作業が自動的に実行される。また作業
者の望む縫い方がつくろい縫いである場合には、電源投
入後選択スイッチ22Lを押せば良い。
選択スイッチ22Lが押され)ば、アンドゲート43が
開き、カウンタ41の入力端子DNに発振器0SCから
のパルス信号が入力されて、カウンタ41の計数内容が
(0,0,0,0)→(1,1,1,1)→(1,1,
1,0)→(1,1,0,1)と変化し、それに伴つて
発光ダイオードドN″15,N″14,N″13が順次
発光させられる。発光ダイオードN″13が発光した時
選択スイッチ22Lの押圧を解放し、この時の各指示器
24,26,25,23,27,28の指示に従つて必
要な作業を行ない、ミシンを起動させればつくろい縫い
が自動的に実行される。以上切換えスイッチ21が0N
の場合について説明したが、切換えスイッチ21が0F
Fにされている時には縫目模様が選択される。
切換えスイッチ21が0FFとなつている時には信号S
Plが“゜1゛で、リードオンリメモリROMl,2,
3の入力端子A。の入力信号が゜“1゛であり、第1表
から明らかなように縫目模様が選択されるのである。所
望の縫目模様を選択するための操作及びその結果として
の先頭アドレス記憶装置53、模様情報発生装置54等
の作動は前記縫い方選択の場合と同様であるので説明を
省略するが、各指示器52等の作用は縫い方選択の場合
と異なつている。すなわちリードオンリメモリROMl
,3の入力端子A。の入力信号が゛゜1゛である場合に
はリードオンリメモリROMlに接続されている各指示
器51,24,26,25,23,27,28は作用せ
す、リードオンリメモリROM3に接続されている縫目
模様指示器52のみが作用して選択された縫目模様を表
わす形象に対応した発光ダイオードを発光させるのであ
る。また信号SPlが“゜1゛である場合には、カウ.
/夕41の最上位ビット出力端子D3の信号が゛1゛と
なつた時アンドゲート35の出力信号SP3が゜“1゛
となり、オアゲート44を経てカウンタ41のリセット
端子に入力されるため、カウンタ41がリセットされる
従つて第1図における″右端のジヤーマンブラインドス
テツチに対応する発光ダイオードM″7が発光させられ
ている時に、選択スイッチ22Rが押されると次には左
端の直線縫目に対応する発光ダイオードM″oが発光さ
せられることとなる。次に何らかの縫い方又は縫目模様
が選択されている状態で選択スイッチ21が切換えられ
た場合の作動について説明する。
いま仮に三点ジグザグ縫目模様が選択されているとすれ
ば、リードオンリメモリROM2の入力端子A4・・・
・・・AOの入力信号は第1表から明らかなように(イ
),1,0,0,1)となつており、出力端子D3・・
・・・・DOの出力信号は(1,0,0,ノ0)となつ
ている。
この状態で切換えスイッチ21が切換えられると、信号
SPlが゜゜1゛から゜“0゛に変わり、それに伴つて
ワンショットマルチバイブレータ33が1個のパルス信
号SP2を発し、これがオアゲート34を経てカウンタ
41,のロード端子LDに入力される。これによつてカ
ウンタ41がリードオンリメモリROM2の出力信号(
1,0,0,0)を読み込み、カウンタ41の出力端子
D3・・・・・・DOの信号が(1,0,0,0)に変
る。従つてリードオンリメモリROMl,3の入力端子
A4・・・・・・AOの入力信号が(1,0,0,0)
となり、第1表から明らかなようにコーディング■とい
う縫い方が指示されたこととなる。すなわち第2表から
明らかなように、三点ジグザグ縫目模様はコーディング
■、伸縮縫い■及びつくろい縫いの3つの縫い方に用い
られる縫目模様であるが、この三点ジグザグ縫目模様が
選択されている状態て切換えスイッチ21が切換えられ
た時は、上記3つの縫い方のうち最も使用頻度の高いコ
ーディング■が選択された状態となるようにリードオン
リメモリROM2が設定(記憶)されているのである。
1つの縫目模様に複数の縫い方が対応している直線縫目
、ジグザグ縫目及びブラインドステッチ等についても同
様であつて、これは本実施例の特長の一つてある。
またコーディング■の縫い方が選択されている状態で選
択スイッチ21が切換えられた場合には、三点ジグザグ
縫目模様が選択された状態となる。
すなわち、コーディング■が選択されている時のリード
オンリメモリROM2の入力端子A,・・・んへの入力
信号は(1,0,0,0,0)であり、これに対する出
力端子D3,・・・DOからの出力信号は(0,1,0
,0)であるため、切換えスイッチ21が切換えられた
時にこの出力信号がカウンタ41に読み込まれ)ば、リ
ードオンリメモリROMl,3の入力端子A4・・・ん
への入力信号は(イ),1,0,0,1)となり、三点
ジグザグ縫目模様が選択されたこととなる。しかも第1
表から明らかなように三点ジグザグ縫目模様を使用して
行なわれる他の縫い方、すなわち伸縮縫い■及びつくろ
い縫いについてもリードオンリメモリROM2の記憶内
容が前述のコーディング■と全く同じであるため、これ
らが選択されている状態で切1^えスイッチ21が切換
えられ)ばやはり三点ジグザグ縫目摸様が選択された状
態となる。この事情は他の縫い方と縫目模様との関係に
おいても同じてある。以上の説明から明らかなように、
カウンタ41が選択スイッチ221.,22Rの操作に
従つて累進する数値信号を発生する計数手段を構成し、
先頭アドレス記憶装置53が摸様選択手段を構成してい
る。
またROMlおよびROM3が模様指示手段、摸様選択
手段、縫い方指示手段および調節量指示手段を切換スイ
ッチ21の切換状態に応じて適宜動作させる動作手段を
構成し、ROM2およびワンショットマルチバイブレー
タ32が切換スイッチ21の摸様選択状態から縫い方選
択状態への切換えに伴つて、その切換え前に選択されて
いた縫目模様の連続形成により実行される複数の縫い方
中の最も使用頻度の高い1つの縫い方に対応する数値信
号を計数手段に設定して発生させる数値信号設定手段を
構成しているのである。なお、以上詳記した実施例にお
いては切換えスイッチ21が縫目模様選択側に切換えら
れている時には縫い方指示器51は勿論、押え指示器2
4等も作用しないようにされていたが、押え指示器24
等については縫目模様選択時においても指示される方が
便利であるので、これらの指示器は縫い方選択時のみな
らず縫目模様選択時にも作用ず,るようにしても良い。
また、切換えスイッチ21が縫目模様選択側に切換えら
れている時に、選択されている縫目模様を使用して実施
し得る縫い方を全て指示できるようにリードオンリメモ
リROMlの記憶内容を設定しても良い。例えば三点ジ
グザグ縫目摸様が選択されている場合には、コーディン
グ■、伸縮縫い■、つくろい縫いをそれぞれ指示して実
施可能な縫い方の種類を作業者に知らせることは意義の
ある事である。更に指示器によつて指示する作業内容も
前述のものに限定されるものではなく、上糸の張力調節
等他の作業内容も必要に応じて指示させることができ、
その手段も発光ダイオードマトリックス、液晶等種々の
ものが採用可能である。更に指示器を作動させるための
具体的な手段(回路等)には無限と言つて良い程の変形
が存在し、本発明はそれらのものをも包含するものとし
て解釈されるべきものであることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を含むミシンの正面図てある
。 第2図は本発明の一実施例たる縫い方選択装置のブ殆ツ
ク図である。7:縫針、8:押え、9:針板、11:揺
動量調節つまみ、12:送り量調節つまみ、13:送り
歯位置選定ボタン、20:表示盤、21:切換えスイッ
チ、22L,22R:選択スイッチ、23:縫針指示器
、24:押え指示器、25:針板指示器、26:送り歯
指示器、27:揺動量指示器、28:送り量指示器、2
3″,24″,25″,26″,27″,28′:デイ
スプレイ、41:カウンタ、51:縫い方指示器、52
:縫目模様指示器、53:先頭アドレス記憶装置、54
:模様情報発生装置、MO,Mピ・・・・・M,:縫目
摸様を示す形象、M″0,M″1・・・・・・M″7:
発光ダイオード、NO,Nl・・・・・・NlS:縫い
方を示す形象、N″0,N″1・・・・・・N″15:
発光ダイオード、ROMl,ROM2,ROM3:リー
ドオンリメモリ、0SC:発振器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 予め定められた多種類の縫目模様を表示するために
    ミシンの前面に配置された第1の表示手段M_0〜M_
    7と、前記多種類の縫目模様中の1つの縫目模様を前記
    第1の表示手段と協働して選択的に指示するためにミシ
    ンの前面に配置された模様指示手段M′_0〜M′_7
    と、前記多種類の縫目模様中の各縫目模様を形成するた
    めに各縫目模様に対応して決められた模様情報を選択的
    に有効化する模様選択手段53と、その模様選択手段に
    より有効化された模様情報に対応する縫目模様に関して
    縫針の横方向揺動量及び加工物送り装置の送り量等を調
    節するための調節手段11,12と、前記多種類の縫目
    模様中の1つの縫目模様を連続形成することによりそれ
    ぞれ実行され得る多種類の縫い方を表示するために前記
    第1の表示手段に近接してミシンの前面に配置された第
    2の表示手段N_0〜N_1_5と、ミシンの前面に配
    置されて、各縫い方に適し且つ前記調節手段により調節
    されるべき調節量を指示する調節量指示手段27′,2
    8′と、前記多種類の縫い方中の1つの縫い方を前記第
    2の表示手段と協働して選択的に指示するためにミシン
    の前面に配置された縫い方指示手段N′_0〜N′_1
    _5と、前記縫目模様を選択する模様選択状態と前記縫
    い方を選択する縫い方選択状態とのいずれか一方に切換
    操作可能な切換スイッチ21と、その切換スイッチの切
    換状態に従つて所望の縫目模様または所望の縫い方を選
    択するための選択スイッチ22L,22Rと、その選択
    スイッチの操作に従つて累進する数値信号を発生する計
    数手段41と、前記切換スイッチが模様選択状態にある
    時に、前記選択スイッチの操作により選択された縫目模
    様が指示されると共にその縫目模様に対応する模様情報
    が有効化されるように前記数値信号に応答して前記模様
    指示手段及び模様選択手段をそれぞれ動作させる一方、
    前記切換スイッチが縫い方選択状態にある時に、前記選
    択された縫い方に適した1つの縫目模様に対応する模様
    情報が有効化されると共に前記選択された縫い方に適し
    た前記調節量が指示されるように前記数値信号に応答し
    て前記模様選択手段、縫い方指示手段及び調節量指示手
    段をそれぞれ動作させる動作手段ROM1,ROM3と
    、前記切換スイッチが模様選択状態から縫い方選択状態
    に切換えられたときにその切換え前に選択されていた縫
    目模様の連続形成により実行される複数の縫い方中の最
    も使用頻度の高い1つの縫い方に対応する数値記号を前
    記計数手段に設定して発生させる数値信号設定手段RO
    M2,32とを備えた縫い方選択可能なミシン。
JP5328179A 1979-04-27 1979-04-27 縫い方選択可能なミシン Expired JPS6050475B2 (ja)

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JPS5814867U (ja) * 1981-07-21 1983-01-29 ブラザー工業株式会社 模様縫ミシンにおける縫製準備作業表示装置
JPS5868274U (ja) * 1981-10-31 1983-05-10 ジューキ株式会社 ミシンにおける模様選択表示装置
JPS58100777U (ja) * 1981-12-02 1983-07-08 ジューキ株式会社 ミシンの表示装置

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