JPS605025A - 三酸化アンチモンの製造方法 - Google Patents

三酸化アンチモンの製造方法

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JPS605025A
JPS605025A JP9317583A JP9317583A JPS605025A JP S605025 A JPS605025 A JP S605025A JP 9317583 A JP9317583 A JP 9317583A JP 9317583 A JP9317583 A JP 9317583A JP S605025 A JPS605025 A JP S605025A
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ore
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antimony trioxide
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Shozo Yamane
山根 省三
Osamu Kitamura
修 北村
Akira Hino
明 日野
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は転炉を用いて粉状のアンチモン硫化物鉱石を
処理する三酸化アンチモンの製造方法に関する。
従来、主として硫化物から成るアンチモン鉱石から乾式
法で三酸化アンチモンを製造する方法としてアンチモン
硫化物の塊鉱を転炉内で加熱溶融し、この溶融物中に羽
目から空気を吹込んでアンチモンを酸化させ、生成した
三酸化アンチモンを排ガスと共に捕集装置に導いて粉末
状の三酸化アンチモンを回収することが行なわれて居り
、溶融物が揮発により減少するので逐次鉱石を補給して
いくと反応熱により鉱石は溶融し、操業を連続的。
に行なうことができる。
アンチモン転炉への装入物はかっては良質の塊鉱石か主
体であったが、資源がなくなってきたため塊鉱石が入手
し錘くなり、粉状の精鉱が多くなってきた。
しかじな力^ら粉状の鉱石を転炉に送風しなから飄溶融
物上に供給するとその一部はそのま\排ガスと共に飛散
し、これらは転炉に比較的近い捕集装置で捕えられ、そ
して炉に繰返されるものの、三酸化アンチモンが白色の
微粉末であるため、黒色に近いこれらの飛散物の混入は
成分的のみならず外観上も極端に嫌われる。そこでこれ
らの粉状の鉱石を予めペレットあるいは団鉱として装入
を行なうことも試みられたが、塊化物の強度の問題や、
炉内での爆裂等のために好ましい結果が得られなかった
本発明は上述の問題点を解決し、粉状のアンチモン鉱石
を製品の三酸化アンチモンを汚染することなく使用可能
にすることを目的とするものである0 この目的を達成するために本発明は飄アンチモン鉱石を
粒子サイズ3朋以下、付着水分を6%以下とし、送風圧
0、g〜−0Okのノbの空気中に/ に) kg/N
m3以下の濃度で懸濁させて輸送し、転炉の羽口から溶
体中に吹込むかあるいは転炉の羽目からは通常の空気を
送風しながら、炉口からランスバイブを経て溶体中に吹
込むようにしたものである。
羽口あるいはランスバイブから粉状の鉱石を溶融物中に
吹込むことは銅製錬の反射炉等で行なわれ、特公昭グー
−乙gos号公報、特公昭’l!;−31,70り号公
報に示されているが、これらの場合には目的とする産出
物が炉内で出来る溶融物、例えば級であり、排ガスに随
伴する飛散物は回収後一般に繰返し炉に装入されるもの
で、溶融物に吹込んだ粉鉄の飛散については特別の留意
は必要でないがh本願発明においては、排ガスにより運
搬される酸化物を回収することによって製品とするため
に吹込粉鉄の飛散が極力起らないように留意することが
極めて重要である。
本願発明においては鉱石は転炉内の溶融物中に直接空気
と共に吹込まれるから粉状の鉱石が高温の溶融物と直接
接触して直ちに軟化溶融し、且つ空気との酸化反応が進
行するので、従来法のように空気を吹込むことにより攪
拌された溶融物上に粉鉄を供給する場合と異なって、溶
融物表面から散逸する気体により、供給された粉鉄がそ
のま\排ガス中に飛散することは実質上殆んど起らない
羽口またはランスバイブを経て供給される粉鉄は通常用
いられる空気流送装置を用いて転炉内の溶融物中に送り
込むことができるが、流送を妨げないように鉱石の粒子
サイズを一定以下に、また輸送装置中での粉鉄のつまり
ゃ停滞を防ぐために粉鉄の水分を一定値以下にしておく
必要がある。
鉱石のサイズを3朋以下としたのはこのような三酸化ア
ンチモン製造用の転炉は比較的小容量であり粉鉄流送ラ
インの管径もそれ程大でないので流送を円滑に行なうた
めに3朋以下とした。
また粉鉄の付着水分を乙%以下としたのは、これ以上・
だと粉鉄の流動性が悪くなり、流送ライン途中でつまる
恐れが出てくるからである。粉鉄を懸濁輸送する空気の
圧力を00g−2−Okg/ctrb に保つのは、こ
れ以下では流送ラインの曲りの部分で堆積により閉塞が
発生する恐れがあり、これ以上では流送ラインの管壁内
の摩耗か多くなって好ましくないからである。
懸濁空気中への粉鉄の懸濁凰は10ky/i妬以下に保
持することが必要で、これ以上にすると流送管のベンド
の部分や弁の部分で粉鉄がつまる恐れが出てくるからで
あり、この様な粉鉄の濃度て粉鉄貯蔵場所から転炉近く
まで流送した後羽口を経由して吹込む場合は更に羽目送
風用空気と混合して炉内に吹込むとよい。
本発明方法によれば、転炉内に一旦溶融物が生成された
後は、粉鉄を羽目またはランスバイブを経由して連続的
に吹込んで使用するソができるので、殆んど粉鉄のみの
原料でもペレット化ないしは団塊化することなく使用す
ることができる。
゛以下実施例について説明する。
実施例/ 内容積0.3’1m 、羽口径27謔の羽目3本を備え
た小型転炉と、この転炉炉口から排出する排ガス中の三
酸化アンチモンを捕集するため煙道の途中に3ケの煙塵
室が直列に設けられ、その後にサイクロン集塵機/基、
次いでバッグフィルターがあり、更に吸引ファンを経て
排カスは排ガス処理設備に導かれるようになっている。
この転炉を用いて硫化アンチモン鉱石、金属アンチモン
(本転炉で生成する転炉スラグを還元して得たもの)及
び転炉に近い方の煙塵室で回収された純度のや\低い粗
酸化アンチモンを重量比はぼ、j:、j:3の割合で溶
融して/、 5 kg/nm2の圧風をg Nm 、z
’7送風しつつ炉内にQ、gtonの溶融物を保持して
いるところへ、羽口への送風管中に粉体供給装置から粒
子サイズを3間板下10θ%、水分夕、5%とした硫化
アンチモン精鉱ケ2グθに9を、20時間連続して均等
に吹き込んだ0流送管中の精鉱濃度は平均0.’l’l
 kg/Nm 3であった。このときの製品三酸化アン
チモン中への不純物の混入の程度を次の方法で調査した
ずなわちSb O’/θOgを、λ倍最に濃塩酸を水で
3 稀釈したもの1000 tを用いて溶解し・未溶解残渣
の重量を測定して最初の試別に対する比率で表わした。
結果を第1表に示す。
また比較例として同じ転炉を用いて同様の溶融物を用意
した後、羽目から精鉱を吹き込むことなく炉口から硫化
アンチモン鉱の塊鉱、精鉱をそのま\、精鉱を団塊状と
したもの、精鉱をベレット状にしたもの、あるいはそれ
らを組合せたものをほぼ同量装入して送風した場合に得
られた三酸化アンチモン製品中の不純物を調査したもの
を第1表に併記した。
第1表 (残渣率%) 装入物 A2煙塵室1(x3煙塵室サイクロン比較例/
炉口より投入 塊鉱700% 0.00’) 0.00
.3 0.00ココ 〃 塊鉱SO%、精鉱粉SO%O
0θ// o、oos o、oo/3 〃 精鉱粉10
0% 0.07− 0.00!; 0.002弘 〃 
塊鉱SO%、団鉱SO% 0.00? 0.00’l 
θ、00/S 〃 団鉱100% 0.009 0.0
0夕 o、 oog6 〃 塊鉱SO%、 ベレット5
0% o、oog o、ooグ 0,0θΩ7 〃 ベ
レット100% 0.009 0.00(10,00,
2製品とする三酸化アンチモンは上表のA 3煙塵室と
サイクロンから直販されたものであるが、表−から明ら
かなように本発明による方法によれば比較例に示される
従来の製品のものよりも残渣率の値が約半分ないしそれ
以下であり、優れた製品が得られることが判る。
実施例λ 実施例/と同一の小型転炉を使用し、実施例/と同様の
装入物を用いて/、、−2kglomの圧風を乙Nm/
分送風しつ\炉内にQogtonの溶融物を保持してい
るところへ、炉口からランスパイプを用いて精鉱を懸濁
させた圧風を吹込んだ。ランスパイプ中には粉体供給装
置から粒子サイズを3 mm 100%以下にし、水分
3.3%とした硫化アンチモン精鉱を平均3!;Okg
/Hの割合で送り込み、ランスバイブの空気を送風圧/
 、、2”91011b z送風量λ、3ダNm/分の
割合としくランスパイプ中の精鉱濃度λ、’19 ”9
/Nm )ランスバイブの先端を炉底から10α7シ、
ΩOCnb及び3Qmbの高さに保って操業した。炉内
の平均的な溶体の深さは約300tnであり、羽口から
吹込まれる圧風によって溶湯が大きな波状で攪拌されて
いるが、ランスパイプの位置が炉底かう100trb 
、200nbO) トきにはランスパイプの先端は場面
下に浸漬されてバブリング状態となり、またランスパイ
プの位置が炉底から3001tbのときにはランスパイ
プの先端は湯面上にあるのでランスバイブから噴出する
精鉱を懸濁した気体は湯面に凹陥部を形成した形で溶体
と反応をする形となる。これらの場合でランスパイプ先
端が炉底からIOon 、20 atnのように湯面下
に浸漬されている場合には届3煙塵室及びサイクロンか
ら回収された三酸化アンチモンの残渣率は夫々0,00
.2%、0.00/%ないしそれ以下で製品として優れ
たものであったか、ランスパイプ先端か溶湯内に浸漬さ
れていない、炉底から3QO1nの場合には71ii 
3煙塵室及びサイクロンから回収された三酸化アンチモ
ンの残渣率は夫々o、ooq%、θ、θあ%て比較例の
場合と大差のないものであった。
この結果から良質な汚染の少ない三酸化アンチモンを得
るためにはランスパイプ経由で精鉱を吹込むときには先
端か溶湯の中に浸漬されていることが必要である。
以上説明したように本発明の方法によれば、粉状の硫化
アンチモン鉱石を特別の成形加工をすることなく転炉で
連続的に処理して、不純物による汚染の少ない三酸化ア
ンチモンを製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主として硫化物からなるアンチモン鉱石を転炉内
    で溶融し、これに空気を吹込んで生成した三酸化アンチ
    モンを排ガスと共に捕集手段Gこ導いて三酸化アンチモ
    ン粉末を回収する三酸化アンチモンの製造方法において
    、粒子サイズ3mm以下、何着水分6%以下とした該鉱
    石を送風圧0.g −2,0kglonの空気中に/ 
    OktiAim以下の濃度で懸濁させて輸送し、羽口ま
    たはランスノくイブを経て溶体中に吹込むことを特徴と
    する三酸化アンチモンの製造方法。
JP9317583A 1983-05-25 1983-05-25 三酸化アンチモンの製造方法 Granted JPS605025A (ja)

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JPS6247816B2 JPS6247816B2 (ja) 1987-10-09

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Cited By (4)

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