JPS60502228A - 気体および液体の二相流の液体部分を測定する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 気体および液体の二相流の液体部分を測定する装置本発明は特に液体を気体で輸 送する場合に、気体および液体の二相流において気体および液体の混合比を広範 囲にわたり変えて、気体および液体の二相流の液体部分を測定する装置に関し、 この種の装置は管状ハウシンクおよびこれに回転しつるように設けた流れを軸方 向に投げ出すタービン　ホイールから構成され、このタービンホイールには放射 状に外方に向かう部分に少なくとも１ン　ホイールの軸方向に、かつ周囲方向に 制限する範囲を有しており、更に装置はタービン　ホイールの回転速度に応答す る出力信号を発生するのに適応する磁気ピック　アップ手段を含んでおり、前記 ホイールは偏倚力（ｂｉａｓｓｉｎｇ　ｆｏｒｃｅ）に対して最初の位置から流 れ方向に軸方向運動するように設けられている。

上述する種類の容積流計量器は、従来、知られており、例えばスイス特許１１Ｅ ２２６１７７号明細書（米国特許第３３７０４６５号明細書に相当する）、フラ ンス国特許第１６０３９４３号明細書、米国特許第３１６９３９７３号明細書、 米国特許第３５８９１８８号明細書および米国特許第３６３６７６７号明細書に 記載ささている。

マス（ｍａｓｓ）およびマスフロー（ｍａｓｓ　ｆｌｏｗ）を測定する問題に関 する従来技術の例としては、例えば米国特許第３２５］２２７号および３２９２ ４３３号明細書に記載されている。これらの従来技術のずべ−この例では測定範 囲、すなわら、極めて小さい流れまたは流速、または大きい流れまたは流速の目 的に対して遭遇する問題を除去する解決策について記載されている。」二連する すべての従来技術では測定ずべき流れ、すなわち、気体または液体の流れを均質 にしている。

しかしながら、多くの種々の関係において、混合気体が存在する流体流れを測定 することは興味あるこ志である。かかる測定を必要とする分野の例としては、搾 乳機に関連して牛乳を測定できることである。かかる測定技術を実施する場合、 」−述するスイス特許明細書による計量器は使用できず、また他の従来知られて いるタイプの流量計も使用できない。実際上、これまで二相流、ずなわ与、液体 および気体の混合物からなる流れを測定するのに、５０％までの大きさの測定誤 差を生ずる計量器による以外の他の方法では行われていない。

しかしながら、最近において、特に搾乳機に関連して、および特に農業における 自動化の高まりのためにおよび牛舎の管理についてのコンビコータ　システムの 使用のために二相混合物を測定する要求が高められて来ている。搾乳機における 牛乳用媒体を輸送するのに空気が使用されているから、はぼ許容されつる正確さ ではないけれども、これまで知られている装置で測定できない気体および液体の 二相システムが得られている。

本発明の主目的は液体と混合気体との二相流における種々の液体流れを測定する 簡単で、安価で、かつ信頼しつる測定結果が得られる装置を提供することである 。本発明の装置は複数のピック　アップ手段をタービン　ホイールの回転速度を 測定するためにハウシンクに沿い、軸方向に離間して、流れの密度および速度変 化に応答するハウシンク内を移動する種々の位置に配置し、このためにその液体 部分をすべてのピック　アップ手段に連結した転換装置により決定するようにし 、前記管状ハウジンクは好ましくは最下部に位置する最初の位置においてタービ ン　ホイールに対して垂直に固定するように構成したことを特徴とする。

本発明の装置により二相流、すなわち、気体および液体を含む流れを、数パーセ ントだけの測定量の偏差の極めてよい正確さで測定することができる。この主な 理由は従来のすべての計量器に対して、流れの密度および流量のしばしばおよび 急に変化するのに応答するタービンホイールの軸方向可動性によるものと思われ る。

次に、本発明を１構造例の装置の縦断面図を示す添付図面について説明する。

図面は管状ハウシンク１および該ハウジンク１内に回転しうるように設けた流れ を軸方向に投げ出す螺旋状に湾曲した羽根を有するタービン　ホイール２からな る計量装置を示している。好ましくは、ハウジング１は垂直に固定し、最下部に 入口チャンバー３を設け、この入口チャンバー３には入口導管４を好まし７くは ほは接線方向に接続する。この事は、ずなわぢ、タービン　ホイール２に衝突さ せる前に液体と混合気体との流れに回転運動を与えることを暗示しており、かか る運動はタービンホイールの羽根の傾斜に対して反対方向に向け、流れの力をタ ービン　ホイール」二で増大させる。ハウシンク１の反対端には出口導管５を連 結する。

図面に示すように、タービン　ホイール２はノ＼ウシンク１と同軸的に位置する シャフト６」二で回転でき、軸方向に移動できるように支承する。タービン　ホ イール２はシャツ］・６を包囲するスプリツタ７で押付けるＪ−とができ、ター ビン　ホイール２を図面に示すようにハウシンク１の最下部の最初の位置に押し 進める。更に、タービン　ホイール２には図面に示す構造では互いに円周方向に ９０°の角度で離間して配置された４個のトランスデユーザー８を設け、このト ランスデ、−ザー８はハウジング１の内壁に隣接して位置する程度に外端が突出 する磁気素子からなる。図面に示すように、タービン　ホイール２は図面に示す 最初の位置と図面に点線で示す最」−位置との間を軸方向に可動する。

ハウシンク１の外部には複数のピックアップ手段９を位置する。このピックアッ プ手段９はハウシンク１の外面に１列に軸方向に沿って配置し、各ピックアップ 手段９はタービン　ホイール２上の１個のトランスデコーサー８が個々のピック アップ手段の内方を通過するときに探知するように適応し、これにより出力信号 をパルス状態で発生させる。ある制動作用をタービン　ホイールの回転に与え、 このために計量の正確さを低下させる誘導タイプのピックアップ手段を用いる必 要性を省くために、磁気素子と関連するピックアップ手段として、いわゆる、ハ ルスイッチ（Ｈａｌｌ　５ｉｖｉｔｃｈｅｓ）を用いることができ、この種のト ランジスタ状の手段は弱い磁界がこれに供給されるまで電流を通さない。磁気素 子は金属から作られ、これに対してハウジング１は非金属材料から作られている から、制動作用がタービン　ホイール２に生じない。

ピックアップ手段９は個々の抵抗体１０を介してピックアップ手段９からのパル スを測定値に転換するための転換装置１１と連結する。これにより、この転換は タービンホイール２の回転速度に相当するパルスの頻度（ｐｕｌｓｅｆ　ｒｅｑ ｕｅｎｃｙ）に、およびピックアップ手段９が／％ウシング１におけるタービン 　ホイール２の軸方向位置を示すから上記パルスを発生すりピックアップ手段９ に影響するｑ瞬間ごとに気体により輸送される極めて広範囲に変化する液体量に 影響するから、いわゆる、タービン　ホイールは種々の回転数によるばかりか、 極めて速く、しばしばその軸方向位置を変えて回転する。しかしながら、各流れ 値に対して、タービン　ホイール２はピツクア・ツブ手段９からの定められたパ ルス　パターンを示し、この事は液体についての装置の校正に対して経験的に容 易に定めることができる。

次いで、かかるパルス　パターンの数理的におよび／またはコンピータによる分 析をそれぞれ個々の抵抗体に１１対する規定値に転換でき、このために永久校正 （ｐｅｒｍａ−ｎｅｎｔ　ｃａｌｉｂｒａｔｉｏｎ）を使用する測定分野に対し て容易に得ることができる。転換装置１１の適当な配置によって、これから時々 刻々ならびに完全にハウジング１を通して流れる液体流れを極めて正確に示すこ とのできる１個または数個の測定値を得ることができる。また、本発明の装置は ０．２〜１０１／分程度の流れに対して用いるのが特に適当であり、また勿論、 装置は適当な寸法を変えて流れを大きくして使用できるけれども、搾乳機に関し て使用するのが特に適当である。

勿論、本発明は具体的に説明する上述する例に制限されるものではなく、しかも 請求の範囲を逸脱しない限り変更を加えることができる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　管状ハウシング（１）およびこのハウシング内に回転しつるように設けた 流れを軸方向に投げ出すタービンホイール（２）から校正され、前記タービン　 ホイールには放射状に外方に向こう部分に少なくとも１個の磁気素子（８）を設 け、この素子は前記タービン　ホイール（２）の軸方向に、かつ周囲方向に制限 された範囲を有し、更に装置はタービン　ホイール（２）の回転速度に応答する 出力信号を発生するのに適応する磁気ピックアップ手段（９）を含み、前記ホイ ールを偏倚力に対して最初の位置から流れの方向に軸運動するように設けた、特 に液体を気体により輸送する場合に、気体および液体の二相流において気体およ び液体の混合比を広範囲にわたり変えて気体および液体の二相流の液体部分を測 定する装置において、複数のピックアップ手段（９）をタービン　ホイール（２ ）の回転速度を測定するためにハウジング（１）に沿い軸方向に離間して、流れ の密度および速度変化に応答するハウジング（１）内を移動する種々の位置に配 置し、このためにその液体部分をすべてのピックアップ（９）に連結した転換装 置（１１）により決定するようにし、管状ハウジング頁１）は好ましくは最下部 に位置する最初の位置においてタービン　ホイール（２）に対して垂直に固定す るように構成したことを特徴とする気体および液体の二相流の液体部分を測定す る装置。 ２、４個の磁気素子（８）をタービン　ホイー（２）に互いに９０°の角度で離 間して設けた請求の範囲第１項記載の装置。 ３、　ピックアップ手段（９）をいわゆるハル　スイッチとした請求の範囲第１ または２項記載の装置。