JPS60501978A - 点火装置の連結器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 点火装置の連結器 本発明は点火装置の連結器であって、高圧電流を内燃機関の点火栓へ移送するも のであり、各連結器は点火栓の上部部分を取巻くように意図された比較的剛性の 外部スリーブを含み、点火栓の中心電極との電導連絡を連結器内に置かれている 接触手段を介して得んとするものに関するものである。

点火栓と点火ケーブルとの間の連結器を点火栓の上部部分の上に押しかぶされる 剛性のスリーブ、即ち、点火栓絶縁物として形成し、スリーブ内に配置されたス プリングが点火栓の中心電極の外部端の周シをはじくようにさせられていること は既に公知である。かくして、電極とスリーブの底の接触タブとの間に接触が得 られ、このタブは点火ケーブルと電導性連絡になっている。そのような場合、点 火栓とスリーブとの間にはある間隙があり、その結果、塵埃や湿気が侵入でき、 点火栓への高圧電流の伝達に悪い影響を与える。

この不利を阻止する目的をもって、点火栓を取巻くスリーブを弾性材で造シ、そ れが、スリーブをその上に押しかぶせる時に点火栓をしつかシと取巻くようにす ることは公知である。しかしながら、そうした弾性スリーブは点火栓から取除く ことが難しい、何故なら、力を加えれば加える程、把握が増大す、るようである からである。かくて、連結器を取除くのにはかなりの力を必要とする。

本発明は、簡単に取扱いでき、実用上信頼しうる電圧移送を許す点火装置用連結 器を道具立てする課題を有している。このために、発明の連結器は、外部スリー ブにより四重れている弾性の内部スリーブを含み、内部スリーブは、連結器がそ れへはめられる時に点火栓の上部部分の周夛にしつかシと座するように適合され ている。かくして、外部スリーブと内部スリーブとの間に内部スリーブの半径方 向に対する膨張に対する空間が形成される。そして、本発明は、外部および内部 スリーブの下部部分がスリーブ間にカ移送用に共同作用する部分を含み、それに より点火栓にはめられている連結器上の上方に向けられたカに対して、カが内部 スリーブへ移送され、そして、それを半径方向に膨張させるようにするので、そ れの栓捷ゎりの把握が減少されることを特徴とする。

諸論において述べられた、連結器が取外される時にスリーブが一層しっかりと点 火栓の周りを把握するようになる傾向は、かくして本発明による連結器によって 阻止される。

発明の道具立てによシ、外部スリーブは弾性の内部スリーブ上に下から上への力 で作用する。それにより点火栓に対しての摩擦力のせいで、内部スリーブが拡が シ伸びる能力を制限している。これは、取外しのカを適当に低レベルに保ちうる ことを意味している。

本発明の好ましい実施態様では、外部スリーブはそれの下部端に半径方向に中に 指向されたフランジをつけて形成される。このフランジは、連結器が点火栓がら 取外さるべ（３） き時には、内部スリーブの下部端上の半径方向に外方に指向されたフランジ（軸 方向に共同作用する。

本発明の更に他の顕著な特徴は、付記の請求の範囲と本発明の好ましい実施態様 の以下の記述に開示される。記述は付図を参照して行なわれ、それでは、第１図 は発明の連結器の縦断面である。

第２図は点火栓にはめられた連結器を描いている。

例示した連結器は我々のスエーデン特許出願第８２０４２４８−２号に詳細に説 明されている主な種類の点火装置１内に含まれている。点火装置１内には、問題 のエンジン内の点火栓３の数に相当する複数個の連結器５がある。各連結器５は 点火装置の共通上部部分４へ連結されている。点火装置１はエンジン（図示せず ）上に、連結器５とそれぞれの点火栓３との間に信頼しうる接触形成を可能なら しめる上部部分４によって剛性に装着されている。

直線四気筒エンジンでは、点火装置１は四個の連結器５を有している。それらの 各々は、点火装置の上部部分４から垂れている連結ピース２の外部端内に集積さ れている。

連結器５は総て、一単位として取扱いうる点火装置１によシ点火栓３へ同時には められも取外されもされるように市来る。

各連結ピース２の上部部分は円錐形外部ケーシング１０付きの点火素子９を含ん でおり、それの下部延長部分１４にはスナップ付は接合具１１などの助けにより 連結器５が連結されている。連結器５は堅い材料、例えばポリアミド（４） プラスチックス製の保護用外部スリーブ６を含み、この外部スリーブ６は、内部 に置かれた弾性内部スリーブ７と共同作用している。後者はゴム、例えばシリコ ーンゴムから造ることが出来、それが、点火栓へそれがはめられる時に、点火栓 ３の絶縁物部分８の周りを緊密に可撓性に閉じる。

外部ケーシング１０は絶縁油中に収容されている描かれていない点火コイルを含 んでいる閉じられた室１２を収容している。ケーシング１ｏの上部部分は、上部 部分４中に配置された回路盤２４への点火コイルの接続を保獲している。回路盤 ２４もケーシング１ｏの上部部分もまた、点火装置内に含まれている総ての点火 コイルに対して、上部部分４内のエポキシプラスチックス内に埋められており、 それによシ、極めて信頼しうる接続が得られている。描かれた実施態様において は、点火装置１内に含捷れている連結ピース２に対する総てのケーシング１ｏは 、−っのピースとして取扱可能なカバー１９の部分になっている。

室１２内の点火コイルは点火栓の中央電極に向けて係合しておシ、点火電圧を伝 達している接触手段１５へ接続されている。接触手段はここではらせん状スプリ ングであり、それの上部端は室１２の底２１を通って行くリベット１６上に造ら れたスプリング座席内に維持されている。封止１７がリベット孔を経ての油漏れ を防いでいる。室１２内のリベット１６の頭は室１２内に収められたらせん状ス プリングに対する下部突当りを構成していて、このスプリングは点火コイルの二 次巻線と直接連絡をしている。

（５） 第１図から明らかな如くに、室の底２１には開孔２２が設けられていて、それを 通し室１２が油で満されたり空にきれたりする。開孔はその目的に作られている 栓２３で閉じられ、それは内部スリーブ７の一部になっている。栓２３は、素子 ケーシング１０の下部１４内の案内溝２９と共同作用している下向きに指向され たうね２７をつけて形成されている内部スリーブ７上の肩部分２５により開孔２ ２に対しての位置に導びかれる。

内部スリーブ７は外部スリーブ６により素子９に向けて圧され、素子９に付着さ れると、上方に向けられた力をもって、内部スリーブ７の肩部分２５上へ作用す る。肩部分２５の下では、内部スリーブ７と外部スリーブとの間には空間があっ て、それにより、内部スリーブは、それが点火栓３上へ押される時膨張出来るよ うになっている。

内部スリーブ７の内径は点火栓絶縁物の直径よりも２０チ以上小さく、内部スリ ーブ７と点火栓３との間に良好な封止を確実ならしめる目的で作られている。内 部スリーブのゴム品質によっては、上述の寸法差は５０チまで多くして意図する 封止作用を呈するようにしてもよい。

半径方向に外に向けられたフランジ２８が内部スリーブ７の下端の終りになって いる。フランジ２８はほぼ軸方向に下に向けられた表面をつけ、それが外部スリ ーブ６の半径方向に内向きに指向されたフランジ３０上の補足的表面に対して係 合している。フランジ３０は中央開孔３１を形成しており、それの寸法は点火栓 ３の絶縁物部分の直径よりも大きく々っている。外部スリーブ６もまた外向きに 指向されたフランジ３４をつけていて、それが水、塵埃およヒ他の汚染物がエン ジンブロック上の描かれていない点火栓井へ接近し得ることを防いでいる。その 上更に、フランジ３４は外部スリーブ６が素子ケーシング１０内に可能量侵入す るのに対する突当りになっている。突当りの位置もまた、外部スリーブ６が内部 スリーブ７の肩部分２５上に対する圧縮力が既定値になるように選定されている 。

第２図から、内部スリーブ７は、連結ピース２が点火栓３上に装着されると変形 されることが判ろう。変形の程度が装着力と封止の有効性を決める。連結ピース ２を点火栓３から取外す際、内部スリーブ７内の摩擦と半径方向緊縮張力とはそ れが上向きに指向された運動に伴ないという結果を生ずる。引出しの力に抗する 摩擦力は、外部スリーブ６から内部スリーブ７へそれらの下部フランジ２８と３ ０とを経て移される軸方向の力により最終的に補償され、それによって内部スリ ーブ７は点火栓３を離して、連結ピース２の取外しを出来るようにする。

上述した実施態様は、発明に対し制限するものと考えらるべきでなく、また、下 記の請求の範囲内で、本発明は複数の実施態様に修正されることが出来る。勿論 、本発明は分離的に取扱い可能な連結器に対しても、更にまた点火装置など゛に 含まれている連結器に対しても丁度利用しうる。

しかしながら、取外し力がより少ないことは、後者の場合によシ重要性大でもあ ろう。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　高圧電流を内燃機関の点火栓へ移送する点火装置内の連結器であって、各 連結器（５）は点火栓の上部部分（８）を取囲んで、連結器（５）内に置かれた 接触手段（１５）によシ点火栓の中央電極（１３）と電導性連絡を得るように意 図された比較的剛性の外部スリーブ（６）を含み、それは更に外部スリーブ（６ ）により取巻かれた弾性の内部スリーブを含み、内部スリーブは、連結器（５） が点火栓（３）へはめられた時に点火栓の上部部分（８）に対して緊密に封止す るよう適合されており、外部スリーブ（６）と内部スリーブ（力との間には、後 者の半径方向膨張を許すように空間（２６）が形成されるようにガっているもの であって、 外部スリーブ（６）と内部スリーブ（７）との下部部分は、スリーブ（６，７） 間に力の移送をするよう共同作用する部分を含んでおシ、それによυ、点火栓に はめられた連結器（５）上の上方に指向された力に対して、力が内部スリーブ（ ７）へ移され、かつ、それを半径方向に膨張させるようにして、点火栓の周りの それの把握を減少させるようにすることを特徴とするところの連結器。 ２、外部スリーブ（６）は、それの下端に、半径方向に内向きに突出しているフ ランジ（３０）をつけて形成され、連結器（２）上の上向きに指向された力に対 して内部スリーブ（７）上に軸方向に作用することを特徴とするところの請求の 範囲第１項記載の連結器。 ３、内部スリーブ（７）はそれの下端に半径方向に外向きに突（９） 出するフランジ（２８）をつけて形成され、このフランジは外部スリーブ（６） のフランジ（３０）と共同作用するようになっていることを特徴とするところの 請求の範囲第２項記載の連結器。 ４、連結器（５）が点火装置ｆｉｌ内に含まれた連結ピース（２）へ取付けられ ていることを特徴とするところの請求の範囲第１項、第２項ないし第３項記載の 連結器。 ５、外部スリーブ（６）は、スナップ付は接合具（１１）の助けにより、連結ピ ース（２）内に含まれた素子（９）へはめられるように配置されていることを特 徴とするところの請求の範囲第４項記載の連結器。 ６、　組立てられた状況において、内部スリーブ（７）の上部部分（２５）は、 素子（９）へ向けての外部スリーブ（６）からの軸方向力によシ作用をうけ、そ れにより内部スリーブ（７）は、外部スリーブ（６）と点火素子（９）内に形成 された底（２１）との間に把握されるようになることを特徴とするところの請求 の範囲第４項または第５項記載の連結器。 ７、　内部スリーブ（７）の上部部分（２５）は、底（２］）内の開孔（２２） に補足的なピード（２３）で、部分（２５）が外部スリーブ（６）と底（２１） との間に圧縮される時に開孔に対する栓として作用するものをつけて形成される ことを特徴とするところの請求の範囲第６項記載の連結器。 （１）