JPS6050120B2 - スピ−カ−用振動板の製造方法 - Google Patents
スピ−カ−用振動板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6050120B2 JPS6050120B2 JP360679A JP360679A JPS6050120B2 JP S6050120 B2 JPS6050120 B2 JP S6050120B2 JP 360679 A JP360679 A JP 360679A JP 360679 A JP360679 A JP 360679A JP S6050120 B2 JPS6050120 B2 JP S6050120B2
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- JP
- Japan
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- diaphragm
- periphery
- manufacturing
- modulus
- density
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/02—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
- H04R7/12—Non-planar diaphragms or cones
- H04R7/122—Non-planar diaphragms or cones comprising a plurality of sections or layers
- H04R7/125—Non-planar diaphragms or cones comprising a plurality of sections or layers comprising a plurality of superposed layers in contact
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピーカー用振動板の製造方法に関するもので
ある。
ある。
従来、数頭円錐形の振動板ては頂部より周辺部までヤン
グ率がほゞ同じであり、振動板全体のヤング率を上けれ
は最低共振周波数をが高くなり、foを下けようとすれ
は高音域再生周波数限界fhも下がり高音域の音圧が下
がり能率が低下する欠点があった。
グ率がほゞ同じであり、振動板全体のヤング率を上けれ
は最低共振周波数をが高くなり、foを下けようとすれ
は高音域再生周波数限界fhも下がり高音域の音圧が下
がり能率が低下する欠点があった。
故にスピーカー用振動板を製造するには、数頭円錐形の
頂部附近はヤング率が大きく、外周辺部近傍はヤング率
を小さくとることが望ましかつたが、加熱金型で上下金
型の合せ隙間を漸次変える方法では部分乾燥したり、焼
きこげを生じたりする欠点があつた。本発明は上記欠点
を取り除く為に発明された製造方法で、図面に示す実施
例について説明すれば、第1図、第2図に示すごとく、
数頭円錐形の振動板基材3を抄造して抄き網にのせたま
ゝ型台1に置き、型台1には多数の孔2が穿孔されてい
る。
頂部附近はヤング率が大きく、外周辺部近傍はヤング率
を小さくとることが望ましかつたが、加熱金型で上下金
型の合せ隙間を漸次変える方法では部分乾燥したり、焼
きこげを生じたりする欠点があつた。本発明は上記欠点
を取り除く為に発明された製造方法で、図面に示す実施
例について説明すれば、第1図、第2図に示すごとく、
数頭円錐形の振動板基材3を抄造して抄き網にのせたま
ゝ型台1に置き、型台1には多数の孔2が穿孔されてい
る。
数頭円錐形の頂部の厚さを最も薄く且つ密度を大きくと
り、頂部近傍より周辺部近傍まて厚さと密度を漸次変化
させ、周辺部では最も厚く且つ密度を小にするように加
熱成形されたウレタンフォーム7の上面の不透気性の合
成樹脂フィルム8を貼りつけた間接物を上型4に取りつ
け、上型4には圧力調整弁5を介して圧縮空気を流入さ
せる流入口6が設けられ、圧縮空気は上型4の内部に設
けられたチャンバー9に流入されるようになつている。
本発明製造装置は上記のように構成されているので圧力
調整弁5を介して圧縮空気を上型のチャンバー9に送り
込むと、チャンバー9内に圧縮空気が充満し、ウレタン
フォーム7を振動板基材3に押しつける。
り、頂部近傍より周辺部近傍まて厚さと密度を漸次変化
させ、周辺部では最も厚く且つ密度を小にするように加
熱成形されたウレタンフォーム7の上面の不透気性の合
成樹脂フィルム8を貼りつけた間接物を上型4に取りつ
け、上型4には圧力調整弁5を介して圧縮空気を流入さ
せる流入口6が設けられ、圧縮空気は上型4の内部に設
けられたチャンバー9に流入されるようになつている。
本発明製造装置は上記のように構成されているので圧力
調整弁5を介して圧縮空気を上型のチャンバー9に送り
込むと、チャンバー9内に圧縮空気が充満し、ウレタン
フォーム7を振動板基材3に押しつける。
この時の空気圧力はチャンバー9内ではどこも均一であ
るが振動板基材3の頂部附近ではウレタンフォームの厚
さが薄く密度が高いので強く押しつけられ、外周述部て
はウレタンフォーム7の厚さが厚く密度が小さく且つ弾
性があるので弱く押しつけられる。しかもその強さは頂
部附近から外周部近傍へ向つて漸減している。こ’のよ
うにして振動板の頂部附近より外周部近傍まで押しつけ
る圧力を漸次変化させるように圧縮空気プレスした後、
振動板基材3を抄き網に乗せたま)型台1より取りはす
し、加熱乾燥して抄き網より取りはすし振動板を得るも
のてある。本発明は以上に述べた方法で振動板が製造さ
れるので、数頭円錐形振動板の頂頭及ひ頂部附近はヤン
グ率が最も高くなり、頂部附近より周辺部近傍に向つて
漸次ヤング率が低くなり、外周述部及び周辺部近傍はヤ
ング率が最も低く抑えられる。
るが振動板基材3の頂部附近ではウレタンフォームの厚
さが薄く密度が高いので強く押しつけられ、外周述部て
はウレタンフォーム7の厚さが厚く密度が小さく且つ弾
性があるので弱く押しつけられる。しかもその強さは頂
部附近から外周部近傍へ向つて漸減している。こ’のよ
うにして振動板の頂部附近より外周部近傍まで押しつけ
る圧力を漸次変化させるように圧縮空気プレスした後、
振動板基材3を抄き網に乗せたま)型台1より取りはす
し、加熱乾燥して抄き網より取りはすし振動板を得るも
のてある。本発明は以上に述べた方法で振動板が製造さ
れるので、数頭円錐形振動板の頂頭及ひ頂部附近はヤン
グ率が最も高くなり、頂部附近より周辺部近傍に向つて
漸次ヤング率が低くなり、外周述部及び周辺部近傍はヤ
ング率が最も低く抑えられる。
故にこの振動板をスピーカーに組込んだ場合、高音域再
生周波数限界mを引上げると共に、最低共振周波数FO
を低くすることができる。従つてスピーカーの再生周波
数範囲を広くすることができる。実験値では下記の数値
のヤング率の振動板が得られる。頂 部0.75×1
010ダイン/CFlf外周辺部0.5×1010ダイ
ン/Clt本発明は以上に説明した如く、抄造直後の截
頭円錐形の振動板基材を抄き網に乗せたま)、上面にフ
ィルム8を貼りつけたウレタンフォーム7を乗せて圧縮
空気でブレス成型することにより、頂頭が最も高く、頂
部附近より周辺部近傍に向つて漸次低くなり、外周辺部
で最も低いヤング率の振動板を得る製造方法で、スピー
カーに組込んだ場合再生周波数範囲の広いスピーカーが
得られる功妙な製造方法で、工業生産上有益な発明であ
る。
生周波数限界mを引上げると共に、最低共振周波数FO
を低くすることができる。従つてスピーカーの再生周波
数範囲を広くすることができる。実験値では下記の数値
のヤング率の振動板が得られる。頂 部0.75×1
010ダイン/CFlf外周辺部0.5×1010ダイ
ン/Clt本発明は以上に説明した如く、抄造直後の截
頭円錐形の振動板基材を抄き網に乗せたま)、上面にフ
ィルム8を貼りつけたウレタンフォーム7を乗せて圧縮
空気でブレス成型することにより、頂頭が最も高く、頂
部附近より周辺部近傍に向つて漸次低くなり、外周辺部
で最も低いヤング率の振動板を得る製造方法で、スピー
カーに組込んだ場合再生周波数範囲の広いスピーカーが
得られる功妙な製造方法で、工業生産上有益な発明であ
る。
第1図は本発明金型の断面構成図、第2図は本発明間接
物の断面構成図。 1は型台、2は孔、3−は振動板基材、4は上型、5は
圧力調整弁、6は流入口、7はウレタンフォーム、8は
フィルム、9はチャンバー。
物の断面構成図。 1は型台、2は孔、3−は振動板基材、4は上型、5は
圧力調整弁、6は流入口、7はウレタンフォーム、8は
フィルム、9はチャンバー。
Claims (1)
- 1 截頭円錐形の頂部の厚さを最も薄く且つ密度を大き
くとり、頂頭近傍より周辺部近傍まで厚さと密度を漸次
変化させ、周辺部では最も厚く且つ密度を小にしたウレ
タンフォーム7の上面に合成樹脂フィルム8を貼りつけ
た間接物を截頭円錐形の振動板基材3の上に載せ、全面
的に圧縮空気でプレス成型するスピーカー用振動板の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP360679A JPS6050120B2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | スピ−カ−用振動板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP360679A JPS6050120B2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | スピ−カ−用振動板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5595496A JPS5595496A (en) | 1980-07-19 |
JPS6050120B2 true JPS6050120B2 (ja) | 1985-11-06 |
Family
ID=11562141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP360679A Expired JPS6050120B2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | スピ−カ−用振動板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050120B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2059717B (en) * | 1979-09-25 | 1984-04-04 | Victor Company Of Japan | Speaker diaphragm assembly and a method of manufacturing the same |
US4392548A (en) * | 1980-11-13 | 1983-07-12 | Engineering Development Company | Speaker enclosure and method of producing same |
-
1979
- 1979-01-16 JP JP360679A patent/JPS6050120B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5595496A (en) | 1980-07-19 |
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