JPS60501200A - 塊状製品をひっくりかえし、ばり取りし、または研磨するための機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塊状製品をひっくりかえし、ばり取りし、または研磨するための機械本発明は、 特に鋳造とか、金属加工によりつくられた未研磨の塊状製品を、ひつくりかえし 、ぼり取りし、さらに研磨するための機械に関する。

この種の機械は、駆動機構によって回転させられ、かつ水平軸まわりに回転可能 なドラムと、駆動機構に対する制御装置と、処理するべき製品をドラムへ供給す るための装置と、処理後に製品を取り出すための装置とから成っている。

このドラムは、水平方向の開口と、この開口用の不動の扉と、前記開口の所定の 場所に扉をロックするためのロック装置とを備えており、かつドラムの内面は、 保護用被覆で覆われている。

製品をひつくりかえすためのこの種の装置は、既に公知であって、例えば、フラ ンス国特許出願第８００４２６９号、米国特許第１，４２６，４３５号、英国特 許第９１．２６４７号、およびオランダ国特許出願第６８１０４８５号の各明細 書に開示されている。

本発明と最も関係が深いと思われる前記フランス国特許出願には、手でロックし うる扉を有する回転式タンプリングドラムを備える機械が開示されている。なお 、それに用いられている駆動機構は、通常の型式のものである。つまり、それは 、駆動装置と係合させたり、離脱させたりするための数個のボタンを備えている が、ひつくりかえし装置に対するすべての作動サイクルをプログラムするには至 っていない。

さらに、層状の加硫ゴムからなる内部被覆は、加硫技術を持った専門家に作って もられなけ九ばならない、従って、被覆が擦り減った時には、専門家を呼んで、 ドラムを分解してもられなければならず、専門家は、摩損した被覆を取り外し、 新しいものと交換してから、それを加硫処理することとなるにのように面倒な手 間がかかると、相当長時間にわたり１機械を遊ばせておかなければならないので 、製造コストに影響してくる。

本発明は、このような問題点を解消し、かつ上で述べた種類の機械に、いくつか の改良を加えたものである。

本発明による機械によれば、駆動機構に対する制御装置が、ケーシングの内部に 設けられ−かつ機械におけるすべての作動サイクルを、自動的にプログラムさせ るための装置を備えており、かつ扉のロック装置に対して作用するようになって いる自動施解錠装置を備え、かつドラムの内壁へ取り付けるための部材を備える プレハブ式の組立て板で、内部被覆が形成されていることを特徴としている。

以下、本発明を十分理解しうるように、その好適実施例を、添付の図面を参照し て、詳細に説明する。

第１図は１本発明による機械の側面図である。

第２図は、同じく機械の正面図である。

第３図は、施解錠装置、およびドラムの扉をロックするための装置の要部を拡大 して示す略縦断面図である。

第４図は、施解錠装置、およびドラムの扉を、ロックするための装置の要部を拡 大して示す詳細な縦断面図である。

第５図は、ドラムおよびその内部被覆を、一部を縦断して示す斜視図である。

図面に示すように、この機械は、回転ドラム（１３）のシャフト（１２）を支持 する。互いに平行な２つの柱、もしくは側壁（］０）（１１）からなるフレーム を備えている。シャフト（１２）は、軸受（１４）によって支持され、かつ歯車 付モータ（Ｊ６）により駆動される。

ドラム（１３）を取り付けるための装置は、回転式、即ちスウィング式のタブ（ １７）であって、このタブ（１７）は、実線で示されている下方位置と、一点鎖 線で示されている上方位置（１７’　）との間を、軸（１８）の周りに回動する ことができる。この運動は、空気圧式若しくは液圧式ジヤツキ（１９）により行 なわれる。

ジヤツキ（１９）のシリンダは、機械のフレーｌ＼に連結され、かつそのピスト ン（２０）は、タブ（１７）に設けた支持部（２１）に固着されている。

機械のフレームを構成している側壁（ｉｏ）（ＩＩ）の間で、かつドラム（１３ ）の下方には、処理された製品を回収するための容器を前面から差し入れるのに 十分な大きさの空間（２２）が設けられている。この容器は、パレット上に支持 したドラム、または自由に移動しうるようにキャスターを取付けたドラムとする ことができる。

第１図および第２図に示すように、ドラム（１３）は、六角形の断面を有し、か つその一つの面には、扉（２４）付きの開口（２３）が設けられている。この扉 （２４）は、第１図および第２図においては、開いていて、ドラムから離れてい る。また扉は、第４図に更に詳しく示すようなロック装置を備えている。さらに 、扉は、ドラムの内面全体に施しであるのと同様の加硫ゴムまたは適当な合成材 料からなる内部被覆（２５）を備えている。

自動施解錠装置（２６）により、扉（２４）に対するロック装置を解錠して、扉 を締めたり、また扉を持ち上げて、ドラム（１３）を開けることができ、次に、 投入作業または取出し作業の終了時に、ドラムの上に扉を戻し、かつ機械が次の 処理サイクルに対する準備のできるように、扉のロック装置をロックすることが できる。

この機械の側面には、フレームの側壁に沿うケーシング（２７）が設けられてい る。このケーシング（２７）は、第３図及び第４図に一層詳しく描かれている施 解錠装置（２６）の水圧装置、並びに液圧式ジヤツキ（１９）に液圧を供給する ための液圧装置（２９）駆動用のモータ（１６）（２８）が取付けられている。

歯車付モータ（１６）から成る駆動部は、取付片（３２）に取付けた緩衝ブロッ ク（３１）を介して支持されている支持部（３０）に取り付けられている。

前記シャフト（１２）及び歯車付モータ（１６）で駆動される軸（１２’　）に そ九ぞれ取付けられている２つのカム（３３）　（３４）は１機械の作動サイク ルの自動的始動を制御するプログラム式制御装置（図示せず）へ検出信号を送る ようになっている。

保護被覆（２５）を備える扉（２４）に対するロック装置は、互いに対向し、か つ扉（２４）の内部に設けた横溝を滑動しうる２本のボルト（５７）から成って いる。これらのボルト（５７）は、軸の周りに回転可能なマンドレル（５９）に ピン（６０）をもって連結さ九ているカム（５８）によって、軸線に沿って反対 方向へ移動しうる。

各ボルト（５７）は、横方向のスロット（６１）を有し、このスロット（６１） の内部に、軸（６３）の周りを回転するブロックアーム（６２）が、係合できる ようになっている。各ブロックアーム（６２）の一端には、突起（６４）と、ば ね（６５）とが取付けられ、このばね（６５）により、アーム（６２）は回転さ せられて、その自由端（３６）がスロット（６１）と係合するようになっている 。

施解錠装置は、自身の軸線まわりに回転可能で、かつマンドレル（５９）を囲繞 しているベル形部材（３７）から成っている。このベル形部材（３７）には、マ ンドレル（５９）に設けた２つの横方向突起（３９）がそれぞれ嵌合しうる２つ のＬ字形スロット（３８）が設けられている。

ベル形部材（３７）は、ボルト（４０）により、液圧式ジヤツキ（４１）に取り 付けられている。かつこのジヤツキ（４１）は、支持部（４２）によって支持さ ね、かつスロット（３８）と突起（３９）との協働により、マンドレル（５９） の結合を確実にするため、ベル形部材（３７）をある方向若しくは逆の方向へ、 １７４回転させるようになっている。

液圧式ジヤツキ（４３）は、支持部（４２）を上下動させて、扉（２４）を上げ たり、元の位置へ戻したりする。フレームに連結されている案内軸（４４）は、 支持部（４２）の垂直運動を案内する。

第５図示のドラムは、六角形をなし、かつはんだ付けされた強化板（５０）から 成る２つの外壁を備えている。内面には、それぞれ、例えば、加硫ゴムからなる 被覆板（５２）を有する金属板（５１）が設けられている。

プレハブ式のこの組立て板は、ボルト（５３）か、または別の取付は手段によっ て、取り付けらける。

図面の簡単な説明 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）駆動機構によって回転させられ、かつ水平軸まわりに回転可能なドラムと 、駆動機構に対する制御装置と、処理するべき製品をドラムへ供給するための装 置と、処理後に製品を取り出すための装置とから成り、前記ドラムが、水平方向 の開口と、この開口用の動かない５（２４）と、ドラムの開口の所定の場所に扉 をロックしうるロック装置とを備え、かつ前記ドラムが、保護用内部被覆を有し ている、特に、荒仕上げの鋳造若しくは金属加工によりつくられた塊状製品を、 ひつくりかえし、ぼり取りし、または研磨するための機械であって、駆動機構（ １６）を制御するための装置が、ケーシングの内部に設けられ、かつ機械の作動 サイクルの自動始動を確実に行なわせるための装ｗ（３３）　（３４）を備え、 扉（２４）のロック装置に対して作用する自動施解錠装置を備え、かつ 内部被覆が、ドラム（１３）の内壁へ取り付けるための部材（５３）を有する組 立て板（５１）　（５２）からつくられていることを特徴とする特に、荒仕上げ の鋳造若しくは金属加工によりつくられた塊状製品を、ひつくりがえし、ぼり取 りし、または研磨するための機械。
2. （２）作動始動サイクルを自動的に制御するための装置が、駆動機構によって駆 動されるシャフトの少なくとも一端に連結されたカム（３３）　（３４）から成 ることを特徴とする請求の範囲第（１）項に記載の機械。
3. （３）ドラム（１３）の内部を被覆している組立て板が、柔軟な被覆（５２）を 有する板に対する支持体としての役目を果たす金属板（５１）からなることを特 徴とする請求の範囲第（１）項に記載の機械。
4. （４）柔軟な被覆（５２）を有する板が、加硫ゴムからつくられていることを特 徴とする請求の範囲第（３）項に記載の機械。
5. （５）施解錠装置が、ベル形部材（３７）を備え、この部材は、それを垂直に運 動させるとともに、正逆の２方向へ、少なくとも１７４回転させる少なくとも２ つの液圧式ジヤツキなら成る装置と結合されており、かつロック装置が、マンド レル（５９）からなり、このマンドレルが、結合手段を構成している少なくとも 一つのボルト（５７）、マンドレル（５９）、およびベル形部材（３７）の軸方 向変位を制御するべく設けられているカム（５８）に連結されていることを特徴 とする請求の範囲第（］）項に記載の機械。
6. （６）ベル形部材（３７）が、Ｌ字型スロット（３８）を有し、かつ、マンドレ ルが、前記スロット（３８）に係合しうる横方向突起（３９）を備えていること を特徴とする請求の範囲第（５）項に記載の機械。
7. （７）ボルト（５７）が、少なくとも一つのスロット（６１）を有し、かつ、ロ ック装置が、このスロット（６１）に係合でき、しかもボルト（５７）を所定の 位置へロックできるように、ばね（６５）によって付勢された回転式のブロック アーム（６２）からなっていることを特徴とする請求の範囲第（５）項に記載の 機械。
8. （８）ブロックアーム（６２）が、ボルト（５７）を自由にするべく、ベル形部 材（３７）と協働しうる突起（６４）を備えていることを特徴とする請求の範囲 第（７）項に記載の機械。