JPS60501040A - 鳥防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称　鳥防止装置 発明の背景 この発明は鳥防止装置に関する。特にこの発明は係留された船、ビルの冠石及び 軒じゃばら、手すり等に烏がとまることを防止する装置に関する。

係留されたボートの持ち主は、長年船の上に鳥が止まることを認識し悩まされて きた。鳥は羽やふんを残すばかりでなく、しらみをボート上にもたらすことによ り、健康上の危険をも与える。鳥が船の上に止まらないようにするために多くの 対策が採られてきた。これらの方法はシュラウドから吊るされ、どう猛な黒鷹と して彩色された木片、船の上に吊るされた明るい色の帯ひも及び網製品、ボート に沿って配列された明るい色の吹き流し、どう猛なキティーホークの鳴き声の録 音、帆桁からさかさまに吊るされたかもめの死骸などである。しかしながら、こ れらの対策は最初は多少の効果があるものの比較的短かい時間の後では用いられ た仕掛に鳥が慣れてしまうので抑止効果は減少する。

例えばかもめは黒鷹の木片の後側で風を避け、吹き流しの上に止まるのが観察さ れる。さらに上述の防止手段は高価で船の持ち主にとって不便である。

この問題の解決にあたっては鳥の止まる習性が研究された。ある種の鳥の場合に は手すりの上に止まるのが好きであることがわかったが、他の場合、特に船の持 ち主にとっておそらく最もやっかいな鳥であるかもめの場合には、デツキ、屋根 、又は他の平面上に降り、そして水を見るために船べりに向ってただちに歩くこ とが観察される。問題の解決はこのような鳥が止まる性質を考慮している。

この発明の目的は鳥が静かに止まることによって引き起こされる、船の持ち主や 他の者にとっての問題を軽減する手段を提供することである。

発明の概要 この発明によれば鳥がとまりたがる広い表面を有する係留された船やビルその他 の構造物上に鳥がとまることを防止する装置が開示されており、この装置は出力 部にパルス状の電圧を発生するための電気回路手段と、上記表面上に支持され電 気荷電領域を形成するために上記出力部に接続された導電手段とを有し、その領 域は線状に配置され、鳥が線間を動くことを許容ししかし表面の端にたどりつく ためにはまたがなければならないようにその線に関して広い間隔を有しかつ位置 するような大きく広がったパターン形状に配置されている。

望ましくは、導電手段はボートや構造物の表面に沿って近接した平行線として置 かれた平面金属リボンであり、これにより鳥の足がこの導体間をまたいだ時は鳥 は電圧パルスから電気シ碧ツクを受ける。船が木やファイバーグラスで作られて いる場合にはこのような方法が適当である。

代りに、金属船体の場合には薄いリボン状の絶縁体にょう船体から絶縁するよう に船の上に一つの導体が配設され、電気回路手段の他の端子は船体に接続される 。これＫより鳥が導体と船体間の電気経路となった時は、その鳥は電気シ１ツク を受ける。

典型的には、電気回路手段は鳥にショックを与えるが損傷を与えない高電圧／低 電流のパルス出方を供給する。ショックは船から鳥をおどして追い払うのに十分 な妨害物であり、他の公知の妨害物と異なって、鳥が電気ショックに慣れるとい うことはない。

鳥が船の特定の場所、例えば金属性のへさきの手すりだけに止まっていることが 発見されたとすれば、手すりから絶縁されている導体は手すりの上部に配置され るだけで良く、電気回路手段の出力の他端は手すりに直接接続される。

この発明は牛をある地域内にとじこめておくのに使用される電気フェンスの原理 を用いていることがわがる。しかしながら、このような公知の電気フェンスは上 記のようなボートや構造物には直接適用することができない。なぜならば、使用 される電圧は適当でなく導体の配置やフェンス支柱からの導体の絶縁は船には適 用できないからである。電気フェンスの場合には大地が印加された電力の一方の 端子である。

荷電領域のパターンは広い・すなわち少なくとも３Ｑ　Ｑ　ｍｍの単位で非常に 大きく間隔を設けられる。その領域で降りた鳥が必ず接触することを保障するた めに狭い間隔が必要であると当初は考えられるかもしれない。このような電気導 体の狭い間隔は船の外観を損うと共にコストをかなり増加させる。しかしながら 前述したように多くのやっかいな鳥が早いうちに船べりの方向に向かって移動す るという止まる習性は導体線のパターンを大きく広げることを可能にし、そして 、鳥が降りた後に短時間でその動きを妨害する。

この発明においては、導電手段はボートのへさきゃ船室の水平表面に貼りつける ことができる平坦なリボンのよ５に構成されるが感圧接着剤を伴った薄い絶縁層 により表面から絶縁されていることが望ましい。電気的導体ストリップは鳥が接 触するようにリボンの上面側に露出される。このような方法では導体は鳥が禁止 される部分に置かれるだけで良く高電圧パルスは船につみ込まれた他の電子機器 に影響を与えない。同様のリボンは索具装置の表面にも適用される。

金属性の手すりに鳥が止まることを防止するように意図されたところでは、金属 性の手すりの表面に適用されたリボンは金属性の手すりに直接接続された電気回 路手段の反対側の端子を有する一つの電気導体であれば良い。

５ 第２図及び第３図に示されるよ５に、鳥防止装置のための制御装置ｌＯは、第１ 図の船体１３のコックピット１２中に固定されるハウジング１１の中に第３図の 電気回路を含んでいる。制御装置１００入力は典型的には１２Ｖ電池である直流 電源にリード１４によって接続されている。パルスとなった出力電圧は制御装置 １０の出力端子１５に供給される。電圧パルスの大きさはスイッチ１６により制 御されパルスの周波数はつまみ１．７により変化させることができる。ＬＥ！Ｄ Ｉ８がパルスタイミングを示すために設けられている。

一対の導体１９及び２０が制御装置１０の出力端子にそれぞれ接続されている。

導体１９及び２０は鳥が止まることを防ごうとするデツキ２１のような船体の広 い表面に固定され得るようにその下側に接着コーティングを有する平坦な金属リ ボン導体である。望ましくは、導体１９及び２ｏは約１５ｍｍの間隔で離されて おり船体のデツキ２１から活電導体を絶縁する薄い下面絶縁層を含んでいる。一 対の導体１９．２ｏは平行にそして側導体１９．２ｏを鳥の足が渡せるように狭 く間隔が設けられている。それにより、鳥は導体１９．２０間で導電経路を与え 制御装置１ｏから発生された次の電圧パルスにより電気シｌツクを受ける。側導 体１９及び２０は共通の絶縁層の上に配置されていても良い。

代りに、リボンは一つの電気導体、例えば導体１９を絶縁層の上に出力端子１５ と共に保持するよ５にしても良い。その端子は導体１９及び船の金属子すり２２ あるいはデツキ２１が金属で形成されるならばそこにそれぞれ接続されている。

多（の場合、導体１９及び２０のリポ／、あるいは導体１９単体は、デツキ２１ に永久的に取り付けられるが、必要に応じ、配置されあるいは再カバーされたプ ラスチックシート上に固定されるようにしても良い。同様に導体１９及び２゜が デツキ２１あるいはプラスチックシート上に直接支持されるか否かを問わず導体 １９及び２ｏの少なくとも一つは霧や雨の存在によって生じる短絡効果を最小に するために持ち上げられた（シールドされた〕位置に支持される。さらに制御装 置１０の出力端子１５から導体■９及び２０への接続はクランプやスタッドファ スナ（図示せず）を介して行なわれる一方でそれぞれの導体１９及び２０は導体 層にモネルメタルの網を織り込んだものとして知られるフレキシブル金属編組線 であっ【も金属化したプラスチックテープであっても良い。

制御装置１０に対する電気回路は第３図に示されている。この回路は直流９ｖか ら２８Ｖである電源により給電される。電圧レギユレータＬＭ３１７Ｔは定常的 な電圧供給を回路に対して与えるように電源に接続される。ダイオードＤ１は保 護ダイオードとして、コンデンサ０１はフィルタコンデンサとして用いられる。

抵抗Ｒ５およびＲ６はレギュレータの出力電圧を約８■に調整する。

トランスＴ１の巻線Ｗ１およびＷ２において補助ネットワークＧＬ２、抵抗Ｒ７ およびＲ８並びにコンデンサ０２およびＣ４を用いて発生した振動は巻線１３間 に約１２０Ｖの電圧を出現させる。この電圧はコ・ｆルＴ２の約２００回の巻数 を有する一次巻線Ｗ１に直列に接続された０、４７μｍの金属化ポリエステルコ ンデンサを交互に充電させる半波整流器Ｄ２に供給される。

コンデンサ０５のこの充電は約５０００回の巻数を有する巻線Ｗ２において約２ ＫＶの電圧を生じさせる。

２Ｎ　６０２７７’ログラマプルユニジヤンクシツントランジスタ（ＰＴＴＴ） であるトランジスタＱ１はＳＯＲのゲー）Ｇに短かいパルスを供給することによ り放電サイクルを開始する。これは日ＯＲをターンオンさせ、コンデンサＣ５を コイルＷ１を通じて放電させる。８０Ｒは放電電流がそのホールドオン電流以下 になるまではオン状態を持続する。ＰＩＩＴＴ　）ランジスタが８ＯＲにトリガ パルスを供給する割合は２つの要素、特に抵抗Ｒ２およびＲ３の比によりそのゲ ートにセットされる参照電圧、および抵抗Ｒ４とコンデンサ０３の時定数、に依 存−する。コンデンサＣ３、およびこれに伴なうトランジスタＱ１の７ノードＡ が参照電圧よりも高い０．６Ｖ　の電圧に達したとき、その素子はオンに変化す る。これはコンデンサＣ３をＢＯＲのゲートＧの方へ放電させ、それによってト リガパルスを供給する。ネオンランプはＲＩＯを介して約９０Ｖで点灯し、表示 器として使用される。５０Ωの負荷に発生したパルスは、はぼ１秒に１回２５０ 　ｍＡの電流で２ＫＶの電圧を持つ。

この回路は電源に小さな電力消耗、典型的には　２ＫＶで５００Ωの負荷に２５ ｍＡ、ｔ、か発生させない。

したがって、電池の寿命は問題ではない。さらに、高電圧シ萱ツクが鳥に与えら れたときに無視できるほどの電流が流れ、これにより電力が使用される。この装 置はスイッチを入れた場合だけに作動され、通常の航海および機関についての活 動に影響を与えない。

前述したものはこの発明の１つの実施例にすぎないのであって、当業者にとって 自明な変形はこの発明の請求の範囲から離れることなくなされうる。

図面の簡単な説明 本発明のいろいろな形態にもかかわらずその望ましい実施例が次の図面を参照し て説明される。

第１図は本発明にがかる鳥防止装置を適用した大型ボートを示す部分的説明図、 第２図はその装置の電気制御部の斜視図、第３図は電圧パルス発生器の回路図、 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、鳥が止まりたがる広い表面を有する係留された船、ビルその他の構造物上に 鳥が止まることを防止する鳥防止装置であって、その装置は出力部にパルス状の １電圧を発生する電気回路手段と一荷電領域を形成するために前記出力部に接続 され前記表面上に支持された導電手段とを備え、前記領域は線状に配置され、鳥 がこの線間を動くことを許容する一方で鳥が表面の端に行く過程でまたぐことを 必要とするようにその線に関して大きな間隔を有しかつ位置するような広がった パターン形状に配置されていることを特徴とする鳥防止装置。 ２、請求の範囲第１項に記載の装置において、前記導電手段は前記表面上に配置 された電気絶縁層上に固定して搭載された一対の導電リードを有することを特徴 とする鳥防止装置。 ３、請求の範囲第２項に記載の装置において、前記絶縁層がその下面に前記表面 に固定するための感圧接着剤ヲコートしたストリップであることを特徴とする鳥 防止装置。 ４、請求の範囲第２項又は第３項に記載の装置において、前記一対の導体リード は前記絶縁層上に織り込まれだフレキシブル金属編組線の平行長さ部分であるこ とを特徴とする鳥防止装置。 ０ ５、請求の範囲第２項又は第３項に記載の装置において、導体リードは金属がプ ラスチックテープの平行ス）　ＩＪッグであることを特徴とする鳥防止装置。 ６、請求の範囲第１項ないし第５項のいずれかに記載の装置において、前記荷電 領域の隣接線間の間隔が少なくともａ　ｏ　ｏ　ｍｍであることを特徴とする鳥 防止装置。 ７、請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載の装置において、船の索具 装置及び手すり上での防止装置がそれらの上面に前記導電手段を与えられること を特徴とする鳥防止装置。 ８、請求の範囲第１項ないし第７項のいずれかに記載の装置において、前記回路 手段は一次巻線にトランジスタ化された補助ネットワークを含み、それによって 加えられた低電圧をその二次巻線でＩＫＶ以上に誘導する昇圧＝φ弗トランスと 、前記二次巻線からの荷電を受け取り８０Ｒを点弧することにより前記出力部に 放電する蓄積コンデンサとを有することを特徴とする鳥防止装置。 ９、請求の範囲第８項記載の装置において、前記日ＯＲＯ点弧がユニジャンクシ 百ントランジスタを含むタイミング回路により制御されることを特徴とする鳥防 止装置。 １０、添付図面を参照して前述されたのと実質的に同等な鳥防止装置。