JPS60500920A - 流量計支持及び保持機構 - Google Patents

流量計支持及び保持機構

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JPS60500920A
JPS60500920A JP50111384A JP50111384A JPS60500920A JP S60500920 A JPS60500920 A JP S60500920A JP 50111384 A JP50111384 A JP 50111384A JP 50111384 A JP50111384 A JP 50111384A JP S60500920 A JPS60500920 A JP S60500920A
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ヴアインスキー、ロウレンス エイ
ヴアンシユ、ヴアルター ジー
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フロ− テクノロジ−、インコ−ポレイテツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流最計支持及び保持機構 発明の背景 本発明はイン・ライン流量計、特にその支持及び保持機構に係わる。
流量計は家庭用水道メータ、医療機器メータ、航空機の燃料メータ、風速計のよ うなメータ類に広く使用されている。′これら各種メータの基本原理は多くの場 合、構造は違っても同じである。例えば、風速計及び航空機燃料計の基本原理は 固設部材に取り付【プられた固定子に対して回転するように流路内に回転子を配 置することにある。回転子の回転速度が被測定流れパラメータの尺度となる。こ れはボッターの米国特許第2,270,141号に開示されている一般原理であ る。
ボッター特許は長手方向に中央で分割され、広げられ、ややねじられると分割部 分が2つの互いに間隔を保つ弧状の羽根を形成するようにしたシャフトで回転子 を構成し、この回転子を固定子で支持する方式を開示している。
固定子は各端の四方を4本の弾性変形自在な円筒から成る保持機構によって固定 する。円筒はその外面が流路壁によって保持される。
回転子の羽根はこの羽根と通過する流体の流れが回転子を回転させると磁場変化 を発生させる棒磁石を内蔵している。流路の全長に沿った、羽根が配置されてい る位置には、流路壁の外側に流路内の磁場変化率を感知する機構が配置されてい る。この感知機構は被測定流れパラメータを表示するように校正されたメータま たはダイアルと導線を介して接続している。ボッター特許の流量計は理論的には 本発明と併用される流量計と同じである。
ボッター特許の保持機構は製造し易いが、各固定子に使用される円筒の数が多い ため、組み立てが困難である。
また、回転子を支持するために使用される軸受の種類の関係上、異なる保持機構 を採用せざるを得ない。
上記流量計の改良実施態様との組み合わせで他の公知装置が使用されている。こ の改良型流量計はパイプやデユープのような長手方向流路と整列配置される流量 計筐体と、筐体外面に取り付けた磁場センサ筺体とから成り、遠隔メータまたは ダイアルをセンサ筐体内の磁場センサに接続するための導線を磁場センサ筺体に 取り付けである。流量計筐体内には、流体の流れと平行に流路内を長手方向に延 びている固定子機構に回転子を回転自在に取り付けである。固定子機構はノーズ コーン状の両端を具備する。公知装置はスポーク付きのハブを採用することによ って固定子を、従って、回転子を流量計筐体内に保持し、この保持機構を流量計 筐体の各端に1個ずつ設けた環状ばねクリップによって流量計筐体内に固定して 、保持機構が回転子から、従って、流量計筐体から離脱方向に移動するのを阻止 する。このような形態の保持機構は機械加工を必要とするlこめ、比較的製造が 困難であり、コストも高くつく。機械加工を必要とする以上、各保持機構にある 程度の個体差が伴ない。流れ抵抗が個々の装置によって異なることになる。
発明の要約 本発明は壁のある流路、長手方向軸が流体の流れ方向と平行になるように流路内 に配置された固定子機構、流体の流れに呼応して固定子機構に対して回転する回 転子素子、及び固定子機構に絞り力を、流路壁に拡圧力をそれぞれ作用させる弾 性変形機構から成って回転子を長手方向に流路に対して固定するように固定子機 構を保持する保持機構を有する流量S1に係わる、。
本発明の一実施例においては、保持機構はばね鋼板から形成され、中央の長手方 向背部を中心に対称であり、この背部の両側に種々の弯曲部を有し、第1弯曲部 及び第3弯曲部が主として拡圧機構を、第2弯曲部が主として圧縮機構を構成す る。このような保持機構は原料からそのまま型打ちすることができるから製゛造 し易く、コストも低く、流体の流れに対する抵抗が極めて小さい。しかも流入す る流体に対する断面積は型打ち加工したものは機械加工したものよりも小さく、 長手方向に均一である。さらに他の利点として、羽根が流量計を通過する流れを 強めるような形状の支持体によって形成される。また、この保持機構は固定子及 び回転子と共に流路内へ容易に挿入できる。
本発明の第2の特徴として、保持機構がその一端に、流路壁の周溝と咬合するこ とによって保持機構の、従って固定子及び回転子の移動を阻止する保持機構また はクリップを含む。本発明のさらに他の特徴は固定子の近傍に位置して、流体の 流れ軸心に対して距離調整することにより流量変化に対してメータを最大限の線 形性で応答させることのできる線形性制御トリムタブにある。
本発明の他の実施例では、保持機構を一対の別々の保持素子で構成し、各素子を 固定子の各端に対応させる。
各保持素子の形状は単一素子構成の保持機構と同じであるが、このように2つの 保持素子を設けることで流量計の組み立てがさらに容易になる。この実施例も上 述したような保持機構及び線形性制御トリムタブを含むことができる。
実施例の詳細な説明 第1図はく図示しないが)パイプのような流路と整列関係に配置され、長手方向 に流路及び流体流れ22の方向線とほぼ平行な流量計アセンブリ2oを示す。流 量計アセンブリ20は流路と整列関係に配置される内径りを有する細長い流量計 筐体24と、この筐体24に遠隔メータ、ダイヤルまたはその他の指示計を接続 し易くするため前記筐体24の表面に固定した磁場センサ筐体26を含む。流量 計筐体24の円筒形中空部内には、長手方向の流体流れ22に呼応してこの流れ の線と平行な軸線を中心に回転する回転子28を配置する。この回転子28は強 磁性材で成形された羽根30を有し、流体の流れ22が回転子28に回転を与え 、この回転に伴なって変化する磁場を磁場センサ筐体26内の(図示しない)磁 場センサが検知するように前記羽根30をハブ32の周りに配分設置しである。
磁場センサは所要の流れパラメータを表示するように校正されたく図示しない) メータまたはダイアルに接続している。
回転子28は第1図に総括的に参照番号34で示す固定子機構に回転自在に取り 付Cノる。固定子機構34は流体流れ22の方向と平行な長手方向シャフト35 (第5図)を含み、このシャフトを中心に(図示しない)軸受周りを回転子28 が回転する。固定子機@34はまた回転子28の各端にあってシャフトの対応端 を囲むシャフト支持体または円錐体36を含む。各円錐体36は線22に沿って 回転子各端から長手方向に突出している。
流量計アセンブリ20は筺体24内に固定子機構34及び回転子機構28を支持 するため該筺体24内に長手方向に広がる固定子保持機構38をも含む。保持機 構38は筐体24の中空部内に該保持機構38を固定するためのクリップ機構4 0を含む。
第2図及び第3図は固定子保持機構38の詳細図である。
保持機構38は第1図上はぼ回転子の左に位置する左端42と、第1図上はぼ回 転子28の右に位置する右端44と、保持musの一端から他端に達する弧状の 細長い背部46とから成る。概要として、第2図の実施例は保持機構38の幾何 的中心48を通って該保持機構38を横切る平面を挾んで鏡像関係の左端42と 右端44を有する。同様に、流体の流れ22と平行に保持機構38を2等分する 垂直平面もほぼ鏡像関係を成立させる。流体の流れ22と平行に幾何的中心48 を通る水平面は背部46とは反対側に保持機構38の全長に亘って延びる後述の ギャップ50を除りばほぼ鏡像関係の頂部と底部とに保持機構38をほぼ2等分 する。
保持機構38の形状は第2図の3−3線の方向に児た第3図の断面図から容易に 理解できるであろう。断面図において、保持機構38は種々の周旋を含み、はぼ 第3図に示すちょうネクタイの形状を呈する。即ち、外側が曲率半径rのほぼ円 弧を形成する頂部及び底部と、左右両面がほぼ半径r′の直立半円を形成して前 記頂部及び底部を繋ぐ中央部とから成り、半径r/、が半径rよりも小さい直立 状態のちょうネクタイ形状である。見方を変えれば、保持機構38の断面はそれ ぞれの二等辺によって形成される角が互いに対向する上下2つの二等辺三角形5 2゜54を含み、両三角形の前記角と対向する第3辺がそれぞれ半径rの円弧を 形成して互いに対向しく但しDは約2r)、前記三角形52.54の接合部に、 rよりも小さく、且つ幾何的中心48を半径rと共通の原点とす把手径r′の円 弧56が重なって成る形状を呈する。この形状において、保持機構38は半径r 及びr′の中心または原点を通過する垂直及び水平平面に関して対称である。
保持機構38の構造はその大部分が上下の三角形部分52゜54と、中央の半円 形部分56とから成り、これらの部分はすべて長手方向に保持機構38の全長に 亘っている。上方の三角形部分52は中央の半円形部分56の上端と一体であり 、この半円形部分56の下端は下方の三角形部分54と一体である。
上方の三角形部分52はこの上方三角形の第3辺で形成されて保持機構38の全 長に亘って長手方向に延びる背部46と、上方の2等辺三角形の2等辺で形成さ れて背部46との接合点で該背部46とほぼ直交する上方ラジアル壁部58とか ら成る。ラジアル壁部58はその上端が背部46からほぼ半径方向に内方へ共通 原点にむがって、好ましくは互いに直角に広がる。
r及びr′の共通原点から距離r′の位置で、壁部58の各下方域が、半径r′ の円のうち、上下2等辺三角形と前記内とが重なり合う部分で形成される中央の 左右半円部分56とほぼ直角に交差する。
下方三角形部分54は下方2等辺三角形の2等辺で形成される下方ラジアル壁部 60を含み、この壁部の収斂端は連携の中火半円形部分56の下縁から前記共通 原点を中心とする半径方向に外方へ互いに直角に、下方2等辺三角形の第3辺で 形成される下方円弧部分62に達する。上下のラジアル壁部58.60はもし共 通原点48まで内方へ延長させればそれぞれ直交することになる。下方円弧部分 62は各下方ラジアル壁部60とほぼ直交し、半径rの円弧に沿って内方に延び る。下方円弧部分62は長手方向に保持機構38の全長に亘り、その曲率半径は rである。下方円弧部分62は流体の流れと平行に幾何的中心48を通る垂直平 面に関して互いに対称の両半体に保持機構38を長手方向に2等分するギャップ 50の存在を除けば背部46と補完関係にある。保持機構38の半円形部分56 のそれぞれの側は上方ラジアル壁部58から凸曲円弧を画いて下方ラジアル壁部 60に達する。
第2図の保持機構38は円錐体36の延長上で外方に張り出したフランジ63( 第5図)と咬合する左側固定子係止用スロット対64及び右側固定子係止用スロ ット対66から成る2対のスロットを具備することが好ましい。左側係止用スロ ット64は左端42の末端と幾何的中心48のほぼ中間点に、右側係止用スロッ ト66は右端44の先端と幾何的中心48のほぼ中間点にそれぞれ配置する。係 止用スロットは上方ラジアル壁部58の対応部分から垂直に下方へ中央半円形部 分56を貫通して下方ラジアル壁部60の対応部分にまで達する。
回転子機構28を収納するため、保持機構38は背部46の両側に形成されて左 端42を右端44から分離する回転子用開口部68を具備する。回転子用開口部 68は背部46の両側から下方ラジアル壁部60の下端部に達している。従って 、回転子機構28及び固定子機構34を保持機構38内に挿入したければ、回転 子機構28が一方向には幾何的中心48から背部46の下面まで、他方向にはギ ャップ50まで達するサイズを具えてもよいように保持機構38を寸法設定しな ければならない。従って、回転子の半径は当然第3図の半径rよりも小さくなけ ればならない。完成したアセンブリにおいて、回転4機構28は固定子機M43 4の周りに配置され、保持機構38は流れ22と平行な流量計筺体24内に配置 される。
流量変化に対してメータまたはインジケータができる限り線形に応答するように 、第2図及び第3図の保持機構38には回転子用開口部68に近く、左端42の 上方ラジアル壁部58及び下方ラジアル壁部60に線形性調整トリムタブ70を 設ける。流体が回転子機構28を通過する際に流れに作用させるため、このトリ ムタブは回転子機構28よりも上流に配置するのが好ましい。トリムタブは最良 の線形性を得るため必要に応じて調整することができる。
上述したように、保持機構38はその上流端に、背部46から外方に突出して流 量計筺体24の内側の円周溝72に嵌入するクリップ40の形で実施されたS字 形保持機構を具備する。この保持機構40は溝72に嵌入することにより保持機 構38及び回転子機構28を流量計筺体24に対して一定の軸方向位置に維持す る。
重要な要件として、保持機構38は好ましくは弾性材から、成る矩形シートから 製造することが好ましい。この矩形シートから保持機構38を化学的にエツチン グ加工及び型打ち加工することにより、未完成の保持機構40、左右の固定子係 止用スロット64.66、背部46及び回転子用開口部68を得る。型打ち加工 後、保持機構38をロールして第2図及び第3図に示す形状にする。流量計アセ ンブリを筐体24に挿入する前にクリップ40を形成する。
第2図に示す保持機構38の上記実施例と併用される回転子機構28及び固定子 機構34を第5図に示す。回転子機構28は固定子機$34と同軸に該固定子機 構の中点に取り付ける。回転子機構28は羽根30及び回転子ハブ32を含み、 羽根30及びハブ32の主要部分は半径rl を有し、この半径「1は幾何的中 心48から例えば保持機構38の背部46に至る距離に相当する半径「よりも小 さい。回転子機構28は円錐体36により各端を支持されたシャフト35を中心 に回転する。ハブ32の上流縁外径は隣接する円錐体の最大外径よりやや小さい ことが好ましい。各円錐体36は回転子ハブ32に隣接する真円筒部分74と、 この真円筒部分74から収斂し、回転子ハブ32からさらに遠い、もつと鋭い収 斂端部78に移行する。円錐体はアセンブリの回転子部分において層流を発生さ せ、下流側円錐体における流体の流動力を極力弱くするような形状にすることが 好ましい。最終収斂端部78に続くのがr″よりもやや大きい半径r″の円筒状 部分80である。この円筒状部分80は長手方向に円錐部分76からr″よりも 大きい半径r3の末端フランジ部分63にまで達する。各円錐体の長さは円筒状 部分80の直径に対して2:1の比であることが好ましい。
即ち、固定子機構34はシャフト35、円錐体36及び保持機構38に保持され るフランジ付き円筒状部分80を含む。従って、円筒状部分80を保持機構38 に挿入すると、r〃はr″よりもやや大きいから、半径r′の中央半円形部分5 6に囲まれると共にばね圧縮、を介して固定される。
固定子機構34を保持機$38に挿入すると、固定子機構34の円筒状部分80 はばね圧縮力により、且つフランジ63と係止用スロット対64.66との係合 により保持機1I38内に保持される。その結果、回転子機構28及び固定子機 構34は保持機構38により流量計筺体24内に固定的に懸架され、従って回転 子機構28の軸方向移動が阻止される。また、半径r″の円錐体が保持機構38 に挿入されたことで半径rが増大しているから、直径りは半径rの2倍よりもや や小さくなっている。
完成したアセンブリにおいて、回転子28、固定子34及び保持機構38の組み 合わせ構造は流量計筐体24に挿入されると、流量計筺体24の溝72及びこれ と咬合したクリップ40の組み合わせ体により、且つ保持機構38中に発生する ばね拡圧力により流量計筺体24内に固定゛される。前記拡圧力は円錐体を配置 した状態で流量計筺体24の内径りが半径rの2倍よりもやや小さいことから発 生する。
第2図及び第3図に示す流量計アセンブリ20の他の実施例は回転子機構28、 固定子機構34及び2素子構成保持機構38から成る第6図の組み合わせ体であ る。2素子構成保持機構3Bの形状は単一素子構成の場合と同じである。
ただし、この実施例の場合、2素子構成保持機構は左側素子上流端の左側保持機 $83及び右側素子下流端の右側保持機構84から成る。線形性調整トリムタブ 70は左側素子の下流部分に配置する。具体的にはトリムタブ70を上方ラジア ル壁部58及び下方ラジアル壁部60に設ける(第7図)。回転子機構28、固 定子機構40及び保持機構の絹み合わせから成る第6図の実施例は流量変化に呼 応するメータの線形性にも寄与する点でも重要である。
線形性は調整トリムタブ70の意義を第8図のグラフに示した。このグラフは流 量(ガロン/min )に応じて変化するフロー・パルス出力を実験に基づいて 画いたものである。理想的な応答を破線85で示したが、これは磁場センサで発 生するフロー・パルスと測定される実際の流量と線形関係にある状態を表わす。
下方の曲線86はトリムタブのない保持機構における関係を示し、上方曲線88 は最良の線形性が得られるようにトリムタブを位置調整し、た保持機構における 関係を示す。垂直線90は所与の流れシステムにおける公称流量範囲の限界を示 す。曲線88から明らかなように、線形性調整トリムタブ70を採用することに より、流量変化に対するメータの線形応答が、理想的条件に近づくことで改善さ れる。トリムタブは流れが垂直に近い方向に回転子羽根と衝突するように弯曲さ せる。このことは特に低流量の場合に重要である。
流量計の組み立てには先ず保持機構38のギャップ50を拡げ、円錐状部分76 及び円筒状部分80から成る固定子機構34を挿入する。ギャップ50を拡げた まま、組み立て回転子28、シャフト35及び適当な軸受を固定子機構34の間 に挿入する。シャフト35の長さは円錐状部分76の内側面間の間隔よりもやや 大きいことが好ましいから、シャフト35を円錐状部分76内へねじり込まねば ならない。次いで軸受公差をセットする(図示しない)調整ねじにより必要に応 じて回転子28、固定子34及び(図示しない)軸受を調整する。次いで保持機 構38を圧縮形状に復帰させる。回転子28及び固定子機構34を挿入すると、 半径r nは半径r′よりもやや大きいから、保持1機構38はやや拡張された 状態となる。従って、固定子機構34は圧縮ばね力の作用下に保持機構38によ り、且つ好ましくは互いに係合するフランジ63と対応の係止用スロット対64 .66によって保持され、且つ支持される。
次いでメータと保持機構38の組み合わせ構造を、下方三角形部分54を絞りな がらこの組み合わせ体を流量計筺体24へ押入することにより該筐体内に挿入す る。下方三角形部分を絞ると、上下のラジアル壁部り8.60が撓み、組み合わ せ体を筐体24に挿入可能とな−る。その結果、保持機構38中に発生する拡圧 ばね力及びクリップ40の複合作用下に組み合わせ構造が流量計筐体24内に保 持される。
保持機構38中に発生する拡圧力は流量計筐体24の内径りが円錐体を配置した 状態における保持機構38の半径rの2倍よりもやや小さいことに起因する。従 って、下方三角形部分54を絞り、組み合わせ構造を流量計筐体24に挿入し、 下方三角形部分54を解放すると、保持機構38の拡圧ばね力の作用下に保持機 構38の輪廓部分が流量計筐体24の内壁に圧接させられる。数個のトリムタブ 70を調整することにより流量変化に対してメータまたはインジケータを最良の 線形性で応答させることができる。2素子構成保持機構の組み立て及び調整も以 上に述べたのと同様である。
以上に述べた実施例にお【プる保持機構38は容易に且つ低コストで製造でき、 組み立ても容易である。この保持機構を組み込んだ流量計はイン・ライン流量測 定ですぐれた成果を上げるここを可能し、この保持機構は流量計保持機構として は従来の保持機構に比較して著しく改良されたものである。
以上好ましい実施態様を説明したが、ほかにも実施態様が可能である。以上に述 べた実施態様は好ましいと考えられ、本発明の詳細な説明を目的とする実施例で しかなく、本発明の範囲がこの実施例に制限されるものではない。本発明の思想 及び範囲を逸脱することなく、当業者は種々の変更態様を考えることができるで あろう。例えば、圧縮力及び拡圧力を作用させる形状はほかにも考えられる。同 様に、トリムタブを採用しなくとも保持機構を別の態様に形成しても線形性を達 成できる。保持機構またはクリップもその構造及び利用方法を変更できる。
また、保持機構をシートからではなく、骨組枠から形成図面の簡単な説明 本発明装置の最善の構成と考えられる幾つかの具体的な実施例を添付の図面に図 示する。添付の図面において、第1図は本発明装置の実施例である流量計の斜面 図、第2図は本発明の実施例である単一素子構成保持機構の斜面図、第3図は第 2図に示した機構の第2図中3−3線の方向に見た断面図、第4図は第2図に示 す形に形成する前の保持機構の斜面図、第5図は本発明装置と併用される回転子 及び固定子機構の立面図、第6図は固定子及び回転子を懸架する2素子構成保持 m構の斜面図、第7図は第6図に示す保持機構の一方の素子の斜面図及び第8図 は流量(毎分ガロン)と単位容精機たりの71]−・パルス出力の関係を示すグ ラフである。
) 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、壁を有し、流れの方向を限定する流路と、少なくとも一部を流路内に配置さ れた固定子機構と、固定子に対して回転自在な回転子機構と、固定子機構に絞り 力を作用させ、流路壁に圧接させる機構を含み、回転子の軸方向移動を制限する 保持機構と、から成ることを特徴とする流量計。 2、回転子機構が流れ方向と平行な軸を中心に回転するタービンから成ることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の流量計。 3、固定子機構が保持機構と係合する機構を含むことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の流量計。 4、保持機構がほぼちょうネクタイの輪廓の断面形状を有し、最も間隔の広い両 端がそれぞれ曲率半径を有する円弧状部分として外方に弯曲し、中央部分が前記 円弧状部分の曲率半径よりも小さい半径の半円形を成すことを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の流量計。 5、保持機構が保持機構を流路内に保持する該保持機構と一体的に形成したクリ ップを含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の流量計。 6、保持機構が流量変化に対する回転子機構の応答をの範囲第1項に記載の流量 計。 7、流路を有する筐体と、 流路内のタービンと、 タービン両側に固定端を有してタービンを回転自在に支持する機構と、 支持機構の一端を筐体に固定する機構と、圧縮変形において流路の表面と咬合す る外部及び支持機構の他端と咬合してこの他端を筐体に固定する内部を有するば ねと、 から成ることを特徴とする流量計。 8、流路を有する筐体と、 流路内のタービンと、 タービンの両側に固定端を含んでタービンを回転自在支持する機構と、 支持機構の一端を筐体に固定する機構と、流路よりも大きい収縮可能な外周部分 及び支持機構の端部よりも小さい拡圧可能な内周部分を有する甲−素子ばねと、 から成ることを特徴とする流量計。 夕測定用の流量計と併用するための、一端が流路内に保持されるような直径を有 する流量計保持素子において、収納自在な外周部分及び支持機構端の直径よりも 小さい直径の拡圧自在な内周部分を有する単一素子構成の弾性変形素子から成る ことを特徴とする流量計素子。 10、前記素子がメータの軸方向移動阻止を助けるため流路と咬合する機構をも 含むことを特徴とする請求の範囲第9項に記載の素子。 11、前記素子がインジケータと、流体の流れ特性を、前記インジケータが測定 すべき真の流れパラメータをもっと正確に表示するように変える機構と、を含む ことを特徴とする請求の範囲第9項に記載の素子。 12、前記素子が回転子支持機構と協働して流路内での流量計保持を助けるため 前記回転子支持機構の一部を嵌入させる機構を含むことを特徴とする請求の範囲 第9項に記載の素子。 13、流路内に配置される流量計保持素子において、流量計に圧縮力を作用させ ると同時に流路に拡げ圧力を作用させることにより、流量計の軸方向移動阻止を 助けるほぼ円筒形の枠を有する弾性変形自在な保持機構から成ることを特徴とす る流量計保持素子。
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