JPS60500838A - 複数空洞光デバイスおよびその応用 - Google Patents

複数空洞光デバイスおよびその応用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複数空洞光デバイスおよびその応用 5バイアスされたとき単一の縦モードで、かつ空洞の少くとも1つを通る電流を 調整することによシ変化させ得る波長を有する出力を4例えば発生させる光結合 された空洞を有するデバイスに関する。本発明は捷た前記デバイスの光出力を安 定化する手段に関し、更に新らしい通信システムにおける前記デバイスの使用法 についても述べる。
発明の背景 光通信システムは典型例では光ファイバと呼ばれるガラス伝送線路によって互い に光学的に結合されている光源および光検出器を使用している。このようなシス テムで一般に使用される光源は活性層(即ち電子と正孔の再結合がその中で生じ 、光放出の方向と垂直な方向に比較的狭い寸法を有し、通常ストライプ形状を成 している領域)を有する半導体レーザ・ダイオードより成っている。
データ速度の速い通信システムでは単一モードで動作する光源に相応する狭いス ペクトル出力が望ましい。何故ならば狭いスペクトル出力はグラス・ファイバの 物質分散と関連したパルスの広がシに起因する種々の問題を最小化するからであ る。実際には複数モード光源からの単一モード出力は単一の所望のモード(“主 モード″)以外のすべてのモード(“2次モード”)をなんとかして抑圧するこ とにより得られる。
半導体レーザ・ダイオードで単一波長動作を実現するだめの1つの周知の方法は 結合空洞構造を使用することである。この型のデバイスは例えばコールトレン( Coldren )等の応用物理レターズ(Applied Physis L etters)、頁315〜317.1981年3月およびエレクトロニクス  レターズ(Electronics Letters )、第18巻、頁901 〜902.1982年10月14日に述べられている。コールトレン(C01d ren ) のデバイスでは、レーザ・ダイオードの結晶中に溝がエツチングさ れ、2つの別個の間の隔てられた光空洞が提供されており、2つの空洞はエツチ ングされた溝の壁を通して光学的に結合されている。このデバイスは基本的には 単一モード動作をするが、(所望の)主モードと抑圧された(望んでいない)2 次モードの強度比は比較的小である。これが従来技術の結合空洞デバイスの1つ の問題点である。
他の問題点はこのデバイスの主モードの波長が経年および動作パラメータ、特に 温度の変動に対して安定でな本発明に従い2つのセクションの襞間ミラー表面を 通して光学的に結合された2つの間の隔てられた半導体レーザ・セクションより 成る複数空洞光デバイスが提供されている。デバイスの出力特性を選択するため に2つのセクションの屈折率を相対的に調整する手段が設けられている。
このデバイスを使用する際、デバイスからの出力を安定化するために光出力の特 性、例えば光出力の非線形性を使用するフィードバック装置が使用できる。
また本発明に従うデバイスを新らしい周波数シフト・キーイング(F、 S K  )光通信システムで使用することに関しても述べている。
図面の簡単な説明 第1図は本発明に従うデバイスの透視図、第2図は本発明に従うデバイスの活性 層を通る断面図、第3〜6図は本発明に従うデバイスの製造過程を示す図、 第7〜9図は本発明に従うデバイスの個々のダイオードおよび光学的に結合され た空洞の許容されたファブリ・ペロ(Fab ry −Pe ro t )モー ドを示す図、第10図は本発明に従うデバイスのレーザ媒質およびレーザ・スペ クトラムの利得特性を示す図、第11図は波長を水平方向にプロットし、光出力 輝度を垂直にプロットし、異なる曲線は異なる経過時間(ns)に対する出力を 示すレーザ出力輝度を波長の関数として示したもの、 第12図は波長を水平方向にプロットし、出力を垂直方向にプロットし、異なる 曲線は線上に示すようにレーザの第2のセクションを通る異なる電流に対する出 力を示すデバイスに対して得られた周波数同調を示す図、第13〜14図は光論 理デバイスに適している実施例を示す図、 第15図は本発明の更に他の実施例の様式的表現図、第16図は外部空洞中に配 置された2つのダイオード・セクションを有する本発明の一実施例の様式的表現 図、第17図は外部空洞中に配置された3つのダイオード・セクションを有する 本発明の更に他の実施例の様式的表現図、 第18図は襞間・結合空洞レーザの変調電流をmAを単位として水平方向に、出 力電力を任意の単位で垂直方向にプロットした図、 第19図は襞間・結合空洞レーザの変調電流をmAを単位として水平方向に、光 出力の微分値を垂直方向にプロットした図、 第20図は本発明の一つの特徴に従う光送信器の様式第21図は温度ならびにレ ーザ・ダイオード駆動電流の両方が変動した場合の安定化を行わない場合(点線 )と安定化を行った場合(実線)の骨間・結合空洞レーザの単一モード動作レン ジを示す図、 第22図は本発明の一つの特徴に従う周波数シフト・キーイング(FSX)光通 信システムの様式的表現図、第23図は第22図に示すシステムで有用な再生ユ ニットの表現図である。
本発明の一実施例が第1図に透視図として示されている。該デバイス1は第1の レーザ・ダイオード・セクション3、第2のレーザ・ダイオード・セクション5 およびセクション3ならびに5に対する電気的接、触子7および9を含んでいる 。セクション3および5の活性層は夫々11および13として示されている。ダ イオード・セクションは基板15上に配置されている。ダイオード・セクション 3および5は夫々長さL□およびL2を有しておシ、互いに距離Sだけ離れてい る。図示の実施例中の2つのダイオード・セクションのすべての4つの端の切子 面は骨間面であり、互いに平行しておシ、との骨間面は以下で定義する“ミラー ”を形成する。
第1図の実施例の活性層を通る断面図が第2図に示されている。セクション3は 第1の層31、第1のクラツディング(claeeing )層32、活性層3 3、第2のクラツディング層34および層35よシ成るレーザ・ヘテロ構造を成 している。更に各セクションの活性層と関連して、即ち活性層と付随層の間にp  −n接合が存在する。
電子と正孔の再結合が生じる領域、即ち活性層は第1のバンドギャップ・エネル ギーと第1の屈折率を有している。活性層はマルチフィラメント・レーザ効果を 生じさせないよう20μm以下の電流が注入される横方向の幅(これは基板15 と平行で層11および13の軸を延長したものと垂直な関係にある)を有してい る。クラツディング層は第1のバンドギャップ・エネルギーよシ大きい第2のバ ンドギャップ・エネルギーと第1の屈折率よシ小さい第2の屈折率9を有してい る。従ってクラツディング層は屈折率によシ誘導されるこれらセクションに対し キャリアおよび光の閉じ込めを提供する。セクション3および5は共に基板15 上に配置されている。セクション3および5は夫々電極7および9によって電気 的に接触されている。更にセクション3を通って流れる電流をセクション5の電 流に対して調整することを許容する可変抵抗73の如き回路素子が存在する。基 板15はセクション3および5に対する共通電気接触を形成している。すべての 層はエピタキシャル成長され、互いにそして基板に対しほぼ格子整合している。
可変抵抗をセクション5にも接続することは可能である。更にここで述べたレー ザ・ヘテロ構造以外のレーザ・ヘテロ構造を使用することも出来るし、他の屈折 率にょシ誘導される構造を使用することも出来る。更に、セクション3および5 中の層の構造、物質、ドーピングの型および濃度が異っていても良い。デバイス 中にただ一つのレーザ・ダイオードがあることのみが必要である。第2のセクシ ョン、即ち変調器セクションは動作時にレーザ現象を起す必要はなく、ある実施 例ではレーザ現象を起すことが出来なくても構わない。
各ダイオード・セクションの活性層(11または13)はセクション端ミラーの 間にひろがっている光空洞を形成している。またダイオード・セクションの活性 層は整列している。即ちストライプ状の層は互いに共線を成すよう配置されてい る。その結果2つの光空洞はセクション間のギャップを規定する面し合ったミラ ーを通して相互に光学的に結合される。ギャップ間隔Sは少さく、典型例では約 10μm以下であるが、キャリアのトンネル距離よυ犬であり、それによってセ クション間の電気的絶縁が提供される。このキャリア・トンネル距離はI nG aAsP中の電子の場合約200Aである。本明細書中の“ミラー″なる用語は レーザ技術に精通した者が通常使うのと同じ意味で使用される。即ち放射の反射 、この場合には部分反射を表わす。“ミラー°“は銀色にしたシ、他の方法でコ ーティングする必要はないが、コーティングされていない襞間表面と空気の界面 の例のように屈折率の差にのみ依存して部分反射を生じさせれば良い。
層および基板の組成は重要ではなく、m−v群および■−■群の複合半導体から 成る群の中から選択すれば良い。これらの組成、例えばInGaAsPは放射波 長が約1.1μmから約1.7μmの波長レンジに入ることを許容する。
この波長レンジに入ることを許容する。この波長レンジは現在光通信用として最 も関心が示されているレンジである。該デバイスは更にセクションの実効光学長 を変化させるために少くとも1つのセクションの屈折率を変化させる手段を含ん でいる。その目的は後で述べるように最も強い縦モードと抑圧された縦モードの 比を増大させることである。50またはそれ以上の比がこれによって得られる。
屈折率を変化させる手段は例えば電流を調整する手段またはバイアスを調整する 手段より成る。
先に指摘した如く、種々の物質より成る異なる形状の複数空洞デバイス(このよ うなデバイスは従来から知られている。)を使用することが出来る。しかし、本 発明の一つの特徴に従い、空洞のミラー表面、特にそこを通して光結合が行なわ れるミラー表面は襞間表面(即ち周知の骨間技法により形成された表面)である 。襞間表面の利点は現在知られているエツチング技法によシ得られる表面よシ秀 れた光学特性を有しておシ、本発明に従ってとの襞間表面を使用するデバイスは 以下で述べるように従来の複数空洞デバイスと比べてずつと大きな1次モードと 2次モードの強度比を与えるよう形成できる点にある。
第3〜6図は本発明に従う単一構造から結合された空洞を含むデバイスを形成す る方法例を示すものである。
第3図は標準半導体レーザ・ウェーハ107を示す図で〕 あって、複数個の活 性層、即ちストライプ110と例えば電気プレート技術、即ち蒸着によって形成 された複数個の金のパッド170を有している。例えば埋込みへテロ構造、埋込 みクレセント・ヘテロ構造、リッジ導波レーザ等と呼ばれる他の従来の周知の活 性層および隣接層よシ成る装置を使用することが出来る。所望の層は分子ビーム または液相エピタキシの如き周知の成長技法によって基板上に形成される。実際 には存在するのであるが、基板も各種層(第2図に示す)も第3〜6図中には示 されていない。絶縁された厚い金のパッドは好ましくは形成される個々のダイオ ードとほぼ同じ大きさであって、完成したデバイスがパッケージ中にどのように 組み込むかに依存してウェーハのいずれかの側に電気的に形成される。ウェーハ に粘着するならば全以外の金属を使用しても良いし、塑性変形させても良い。既 知の襞間手順がaおよびbで示す位置に適用される。aで示される位置ではウェ ーハ・セクションは金のパッドと接触していないのでこれらウェーハ・セクショ ンは互いに分離する。
しかし、bで示される位置では金のパッドが存在するために隣接しfcQ開セク ションは結合した状態に保持される。abおよびbaの長さはさ程重要でなく、 要求に応じて選択できる。第4図はその結果得られた構造を示す。
金のパッドによって尚結合した状態に保持されている個々のダイオード対70は 位置Cに沿ってのこぎりで切ることにより互いに分離される。その結果得られる レーザ・ダイオード・セクションの単一対が第5図に示されているが、図から分 るように2つの空洞は精確に自己整列しておシ、極めて密に光学結合(Fabr y−Perot ) している。空洞のミラーは襞間表面によって形成されてい る。
結合された空洞の典型的な隔シは約1μmである。パッドによりリンクされた構 造に対しより大きな隔りが要ツドを物理的に変形(伸長)させることによって容 易に実現される。このプロセスは第6図に示されており、矢印は2つの空洞71 と91の相対運動を表わしている。
隔シの精度はそれ程重要ではないが、キャリアのトンネル距離より大で、約10 μmよシ小である必要がある。
もちろん最後にミラー面が互いに平行となり、それによって活性ストライプが互 いに整列するように移動する必要がある。放射の角度分布は空洞を光学的に結合 するのに十分な程広いのでミラー面は精確に互いに平行状態にある必要はない。
しかしセクション間の電気的絶縁が望まれるのでミラへ面は互いに接触してはい けない。更に富琵等 eroリダイオードは互いにわずかにねじれておシ、活性ストライプはねじれ軸 を形成する。このねじれは横モードのフィルタ効果、即ちある種の横モードは抑 圧さドは金のプレートを有する銅の如き熱シンクに接着される。次いで別個の電 気接続が各ダイオードに形成される。
金のポンディング・パッドの使用は必須ではない。例えばレーザ・ダイオード・ セクションはポンディング・パッドの無い標準のウェーハを骨間し、次いで熱シ ンク上にダイオードを相互に位置させてポンディングすることによって形成し得 る。しかし、金のパッドを使用すると活性ストライプの相互位置関係を比較的正 確に決定できる。
本発明に従うデバイスの動作は第7〜10図を参照すPerot)モードが第7 および8図の実線によって夫々示されている。(この点での議論では点線は無視 出来る。)各々の活性ストライプ中の伝播モードは、たとえストライプが同じ幾 何学的形状、大きさおよび物質組成を有していても異なる実効屈折率Neff  を有し得る。これはNeff が活性ストライプ中のキャリア密度の関係であり 、キャリア密度は例えば接合電圧が飽和していない場合閾値以下の注入電流の関 数だからである。このようにして、1つのセクションを流れる電流を変化させる と、第1および第2のセクションの屈折率を相対的に調整することが出来る。両 方のセクションを流れる電流は別々に変え−ド間隔は異なシ、はぼ次式で与えら れる。即ち空洞1に対し、 Δλt : 2o2/ 2Neffl L4 (3)空洞2に対し Δλ2zλ。” / 2Neff2 L2 (4)モードとなるのに対し、他の モードは相殺的に干渉し、抑圧される。結合した空洞に対する許容されたモード が第9図の実線で示されており、スペクトル的な隔りAにPerot)モードの 興隔のいずれよりもずっと犬であり、Neff1LtとNe f f 2 L2 の差に依存している。間隔Δは近似式A−λ62/ 2 l NeffI Ll  〜Neff2 L2 l で与えられる。ここでΔλlはほぼΔλ2 に等し いものと仮定している。従って利得の最大値の近傍(利得特性は第10図の上側 の曲線で示されている。)の増強されたモードに対しては正規利得オール・オフ は第10図に示すように隣接した増強されたモードを抑圧するのに十分である。
(第10図において実線は結果として得られるレーザ・モード・スペクトラムを 示している。)このように例えばセクションを通る電流を変化させることにより 2つのセクションの屈折率を相対的に変化させることによって1次モード(即ち 最も強いモード)と抑圧されたモードの強度比が少くとも約50となるような単 一モード動作が生じる。
1方また両方のセクションに対するNeffは所望の出力を得るために変化させ 得ることを理解されたい。いずれのセクションもレーザ効果の生じる閾値よシ上 で動作する。あるいは第1のセクションは閾値以上で動作1〜、第2、即ち変調 器セクションは閾値以下で動作しても良い。
大きい強度(振幅)を有する1次モードを得るのに重要なことは第7および8図 に示すように各空洞によって発生される個々のモードが極めて狭いこと、即ち基 本的には単一波長であることである。このようにして相加的に干渉するモードは 鋭利に規定され、組合わされるモーren等の論文)に従うエツチングされた表 面を使用する場合と比べて高い光学的品質を有する骨間表面を使用することの直 接的結果である。(現状の光学品質を有する)エツチングされた表面を用いたの では空洞の個々のモードはそれほど鋭利には規定されず、その結果得られる1次 モードは本発明に従うデバイスから得られる1次モードより幅が広く、強度も低 い。
前述の結合空洞型のInGaAsP埋込みクレセント・レーザの時間分解された 過渡モード・スペクトラムか第11図に示されている。この第11図では波長が 水平方向に、レーザ出力電力強度が垂直方向にプロットされている。
スペクトラムは種々の経過時間に対し個々の曲線にょっ1982年に述べられて いるよりなInGaAsP埋込みクレセント・レーザである。第1のダイオード は1 n5ec の立上り時間を有する28mA、20nsecのパルスが加え られた。結合されたダイオードの光学出力は第2のダイオードから検出された。
経過時間は電気パルスを第2のダイオードに印加することによシ生じる元パルス の開始時点から測定される。第1のダイオードViまた直流あるいは直流とパル ス電流を重畳したものでバイアスすることが出来る。第2のダイオードはまだ直 流とパルス電流を重畳したものでバイアスしてもよい。第11図のスペクトラム から光学パルスの開始時点では出力電力は単一の縦モードに集中しており、高速 度の電流パルスでバイアスされたとき同じ縦モードに留まることは明らかである 。
また本発明の装置でどのようにして比較的広いレンジの直接周波数変調が達成さ れるかを理解することが出来よう。第1のレーザ・ダイオードがレーザ現象を起 す閾値より上の注入電流レベルエlでバイアスされており、該ダイオードは従っ てレーザとして動作するものと仮定する。また第2のレーザ・ダイオードは閾値 以下の電流工2でバイアスされており、従って該ダイオードはエタロン2として 振舞うものと仮定する。これらの動作条件の下では、モード・スペクトラムは第 7〜10図の実線で示されている。しかし、I2が12′なる値に増加され、I lは一定に保たれると、第2のレーザ・ダイオード・セクションの活性ストライ プ中のキャリア密度の結果として生じる変化に応じて実効屈折率はNeff2か らNeff2’に減少する。その結果レーザ2のモードはδλだけ波長致となシ 、よシ短い波長側の隣接モードは一致し、増強分だけのシフトが生じる。次に隣 接したモードを整列するようシフトさせるのに必要なNeff2の変化は小さい ので、大きな周波数変調を得るのに工2をほんのわずかだけ変化を・させれば良 い。第10図の点線はI2が変更された後の結果として得られるレーザ・モード ・スペクトラムを示す。
第2のレーザ・ダイオードを閾値より上の電流でバイアスし、かつI2を変化さ せることにょシ周波数シフトを実行することもまた可能である。これは第2のレ ーザ・ダイオードを閾値において、および閾値より上のレベルにおいて活性スト ライプ中のキャリア密度が一定値に留まらないように設計することにより可能と なる。即ち閾値において、およびそれより上のレベルにおいて、活性ストライプ 中に注入された付加的キャリアは、すべては励起放出を生じさせず、その一部は キャリア密度を増加させることに寄与を続け、従ってNeff2の変化を生じさ せることを続ける。このようなレーザ・ダイオードは例えば活性ストライプに不 均一な物質特性を持たせることによシ形成することが出来る。
周波数シフトの大きさは第1のレーザの少くとも1極めて大となる。これは約1 3μmで動作している約135μmのInGaAsP空洞に対して約15Aであ る。約1.5μmで動作している約13511mのInGaAsP空洞に対して はこれは約20Aである。I2を更に増加させる極めて大きな周波数同調速度( 例えば10人/mA)と極めて広い周波数同調レンジが得られる。このレンジは 典型例では約150人より犬である利得特性のスペクトラム幅の少くとも半分で ある。活性ストライプ中のキャリア密度が接合電圧が一定値に留まらないために レーザ閾値を超えて増加し続けると、レーザ閾値を超して周波数同調が得られる 。周波数同調に加えて、高速度の直接周波数変調の下でもレーザはまた極めて高 い安定度の単−縦モードで動作することに注意されたい。
第12図は第2、即ち変調器レーザ・ダイオード・セLetters)、第18 巻、頁95−96.1982年で述べられているようなInGaAsP埋込みク レセント・レーザである。第2のダイオードを流れる電流の大きさを変えたとき の波長が垂直方向にプロットされている。第1のレーザ・ダイオードは500  n5ecの・福の4−8 m Aの電流パルスでバイアスされている。この値は 第2のダイオードに電流が加えられていないときのダイオードの閾値の約1.3 倍である。第2のダイオードだけの電流閾値は約46mAである。第2のレーザ ・ダイオードは閾値以下、例えば30mAの振幅と700 n5ecの幅を有す る電流パルスでバイアスされている。異な゛る電流パルス振幅は第12図に示す ように異なった波長のレーザ出力放射を発生する。電流パルスに加えて直流をダ イオードのいずれか一方または両方に加え得ることを理解されたい。第12図の 出力曲線から約150Aの波長シフトに相応する周波数シフトが、第2のレーザ ・ダイオード・セクションを流れる電流が6.0 m Aから25、OmAに変 化するときに、得られることは明らかである。
本発明に従うデバイスはまた論理操作を光学的に実行するのにも使用することが 出来る。この実施例中の論理デバイスは好ましくは電気入力信号に対して作用し て光出力信号を発生させる。これは光入力に対して作用して光出力を発生する光 学的に双安定なデバイスと対照的である。
第13および14図は光論理回路に適した実施例の概念図である。第13図には 第1のレーザ空洞70、第2のレーザ空洞90、回折格子60および検出器DI  、D2が示されている。回折格子60は周知の如く複数の波長を有する放射を 個々の波長成分に分離する。回折格子60は波長λ1またはλ2の放射が検出器 D2によって検出されるように矢印で示す如く回転出来る。検出器D1は波長λ 1およびλ2の放射に感応する。第14図に示す実施例は光検出器D3を更に含 むこと、回折格子60は回転はしないが波長λ■およびλ2の放射を検出器D2 およびD3に夫々向ける点を除いて第13図の実施例と類似している。検出器D 2およびD3は夫々波長λlおよびλ2の放射に感応する。2つ以上の異なる波 長を発生することもまた可能であり、検出装置はこれら付加的な波長を検出する よう修正できる。いずれの実施例にあっても空洞70および90には電流工 お よび工 が夫A B 々流れている。どれら空洞は第1および2図のレーザ・ダイオード・セクション 3および5に相応する。
光論理回路の動作について考える。空洞70および90には一定の直流バイアス が加えられているものと仮定する。空洞10または90がレーザ視象が生じる閾 値を越えた状態に励起するパルスを受信すると、光出力は検出器D1で検出され 、それによってOR機能が形成される。空洞70および90が夫々のレーザ閾値 以上に同時に励起されると、波長λ!の放射が検出器D2で検出され、それによ ってANDi能が形成される。いずれの空洞も閾値を越していないと、D2では 放射は検出されない。第14図に示すように更に他の光検出器を付加すると波長 λ2なる放射が検出され、それによって排他的OR機能を実行することが出来る 。当業者にあっては容易に理解できるように、すべての論理機能を実行すること の出来る実施例も本発明に従うデバイスによシ容易((形成できる。これらのデ バイスは異なる波長の光ビームが第12図に示すように異なる電流を加えること により発生し得るという事実を利用している。
本発明の他の実施例が第15図に示されている。このデバイスは活性ストライプ 311.312および313を夫々有するレーザ・ダイオード・セクション30 1.302および303を含んでいる。とれらセクションは電極320.321 、および322によって夫々電気的に接触されている。更にこれら3つのセクシ ョンすべてに対し共通の電気的接触子323が存在する。セクション302およ び303け先に述べたように機能する。即ち結合された空洞は単一の縦型モード 出力を発生し、セクション301は光検出器として機能する。この構造は先に述 べた如くに形成出来、その結果光検出器はレーザ・ダイオードの活性ストライプ と精確に整列している。
それによってレーザ・ダイオード結合空洞間の光学的結合度の効率は極めて上昇 し、レーザ出力電力のモニタリングおよび制御を精確に行うことが出来る。結合 空洞の前(最も左手)面からの光は光ファイバに結合されて伝送され、結合空洞 の背面からの光はすべて光検出器に入射する。光検出器からその結果生じる信号 は結合空洞中への注入電流を制御するフィードバックとして使用され、それによ ってファイバの前面に加えられる平均電力は時間の関数としてほぼ一定値に保持 される。即ちすべての光パルスは同じ強度を有する。光ダイオードとして動作し ているダイオード・セクションはバイアスされていなくとも、または逆バイアス されていても良い。
この構成により幾つかの利点が得られる。まず第1にレーザの背面からの光ビー ムは高い効率を有して光ダイオード中に加えられる。何故ならば活性ストライプ は精確に整列しており間隔は小だからである。第2にすべてのダイオード・セク ション中で屈折率による誘導を使用し、間隔が小であることによりビーム放浪に よる誤った光ダイオード信号のフィードバックが減少する。第3に光検出器の活 性ストライプ中に結合された光は屈折率誘導され、はぼ完全な吸収を行うよう吸 収導波体を長くすることが出来るので、その結果として得られる光子からキャリ アへの変換効率は極めて高くする。従って約2μm以下の厚さの吸収層を有する 通常の広い面積を有する光ダイオードと対比される導波光検出器と考えることも 出来る。
他の実施例にあっては、結合空洞デバイス(2セクシヨン・デバイスまたは3セ クシヨン・デバイス)は外部の光空洞中に配置され、この外部の光空洞に関して 光学的に整列するようになっている。それによって典型例ではl n5ec以下 の極めて短い光パルスが発生され、オン・オフされ、それによって少くとも1つ の電流をレーザ・ダイオード・セクションの1つに調整することにょシ情報が伝 達される。
これが第16図に示されている。ミラー130にょって形成された外部空洞中に あるダイオード・セクション3および5が示されている。電流1.および工2は 夫々ダイオード・セクション3および5を通過する。セクション3はレーザとし て作用し、セクション5は電気的に制御された光吸収体として作用する。セクシ ョン3は図示の如く外部空洞中の光パルス900の往復伝播時間tRと同期して 同期tRのパルスが電気的に加えられる。
セクション5は閾値以下にバイアスされており、それによって光吸収レベルは電 気的ボンピンクのレベルに従って変化させ得る。セクション5に急激に大電流レ ベルのパルスが加えられると、光の吸収は突然減少し、従って透明となる。これ によシ短いパルスが空洞から出ることが可能となシ、モード・ロックされたパル スによって情報が伝送できることになる。
第17図に示す実施例は第3のダイオード・セクション7が付加されている点を 除き第16図の実施例と同一である。第3のダイオード・セクションは短いモー ド・ロックされたパルス上の符号化情報に対するゲート、即ち空洞を開閉するゲ ートとして作用する。セクション3はレーザ・ダイオードとして作用し、セクシ ョン5は電気的に制御可能な可飽和光吸収体として作用する。
これらの実施例に変更に加えることも可能である。例えば外部ミラーは単一周波 数動作に対し非分散性ミラーでなく分散性リフレクタとすることも出来るし、ダ イオードの役割を交換することも出来る。
前述の結合空洞構造の並列アレイは容易に製造することが出来る。このようなア レイは例えば光記録システムで有用である。更に種々のミラーを誘電体または金 属の薄膜で覆ってミラーの反射率、即ちスペクトルの選択性を変化させることも 出来る。
一般にレーザで問題となることは時間の経過または動作パラメータの変更によっ て出力特性が変化することである。このような出力特性を安定化するーっの装置 についてこれから述べる。
前述の如く、本発明に従うレーザは、ダイオード・セクションの1つが光源とし て作用し、他のセクションは単にレーザ・セクションの特性を制御する作用をす る(即ち変調器セクションと呼ばれる他の”セクションはレーザ作用を行なわな い。)ようなモードで動作し得る。これから述べる安定化法は主としてとのよう な動作モード(即ちレーザ閾値以下で動作する変調器セクションを有するような 装置)に対するものである。しかし、この安定化法はまたレーザ閾値より上で動 作する変調器セクションでも使用することが出来る。何故ならばフェルミ・レベ ルの不完全なピソニングにより閾値より上でもある程度の周波数同調が存在する からである。この安定化法はレーザの出力電力と変調器電流の間に非線形性(例 えば極太)があることを見出したことを利用している。
第18図は横軸にmAを単位として変調器セクションを流れる電流を、縦軸にI nGaAsP埋込みクレセント骨間結合空洞レーザからの光出力をプロットした ものである。
光出力は(レーザ・セクションと結合されている)変調クションを流れる異なる 電流に夫々対応している。レーザ・セクションを流れる電流が30mAに相当す る最も下の曲線はレーザ閾値以下の電流を表わしている。図から明らかな如く、 関係は非線形であり、変調器電流が変化されたとき弁開結合空洞レーザの波長( 即ち周波数)同調によシ生じる光出力対電流曲線に極大が存在する。
この各々の極大値は各々の選択された縦モードに対する光変調電流に対応してい ることが見出された。最適変調器電流は最強縦モードと2番目に強い縦モードの 比を最大にする電流と定義される。またレーザ・セクションを流れる電流が変化 すると、変調器電流の太きさはレーザ動作を所望の縦モードに保持するために変 化することに注意されたい。
光出力電力対電流曲線の極大が実際に最適な変調器電流に対応することは出力電 力の1次微係数の関数として変調器電流に関して縦モード弁別比を測定すること により見出された。縦モード弁別比はここでは最強モードと2番目に強いモード の強度比と定義される。最大のモード比は0なる微係数と一致することが見出さ れた。
最適変調器電流においては、出力電力対変調器電流の曲線は極大を有している。
従って極大を検出するフィードバック装置を構成して出力を安定化することが出 来る。
図示の上側の2つの曲線に対しては変調器電流に関する光出力電力の1次微係数 は最適な変調器電流に対しては0であシ、0点の両側では反対の符号を有してい る。第19図は第1、即ちレーザ・ダイオード・セクションを流れる電流が40 mAの場合に対し、変調器電流の関数として変調器電流に関する出力電力の1次 微係数の測定値を示す。従って、信号としての変調器電流に関する光出力の1次 微分を使用するフィードバック装置を構成して、1次微係数を0に、出力電力を 極大に保持することにより周波数に関して出力を安定化することが出来る。
即ちフィードバック装置によって使用される光出力の特性は変調器電流に関する 光出力の1次微係数である。
弁開結合空洞レーザと単一周波数動作を保持する安定化装置を含む光送信デバイ スが第20図に示されている。
該デバイスは「レーザ」および「変調器」と名付けられたレーザ・セクションお よび変調器セクションを有する弁開結合空洞レーザを含んでいる。該デバイスは 更にレーザおよび変調器セクションに対する直流源DCIおよびDC2を含んで いる。光は点線の矢印で示すようにレーザおよび変調器セクションの両方から放 出される。光検出器りは変調器セクションの光出力を検出し、ロック・イン増幅 器LIAに加えられる信号を発生する。発振器oscはLIAおよび変調器セク ションの両方に電流を供給する。LIAからの出力信号は増幅器AMPによって 増幅され、変調器セクションに加えられる。これら回路素子の動作および構成法 は周知である。
このデバイスの動作は次の通りである。発振器からの周波数22 kHzの約5 0μAの小さな交流信号がレーザの変調器セクションに加えられる。変調器セク ションからの出力電力は光検出器りによって検出され、光検出器からの信号はロ ック・イン増幅器LIAに加えられる。
変調器セクションを流れる電流に関する光出力の1次微係数はロック・イン増幅 器で出力電力の22 kHzの成分を検出することにより得られる。少くとも1 つの特性を測定する手段は光検出器およびロック・イン増幅器を含んでいる。増 幅器によってこの信号を増幅した後、出力は変調器セクションに加えられ、フィ ードバック・ループが閉じられる。フィードバック手段はロック・イン増幅器、 増幅器および発振器を含んでいる。ループの時定数は約1 m5ecである。
フィードバック手段は温度ならびにレーザ・セクションを流れる電流に関して単 一モード動作の範囲を測定することにより評価された。その結果を第21図に示 す。
図において動作領域は(フィードバック付のものは)実線および(フィードバッ ク無しのものは)点線で示されている。測定は変調器電流が5 m A、8 m  Aおよび11mAである3つの異なるモードで行なわれだ。図から分るように 、レーザが温度ならびにレーザ電流に関して単一の縦モードで動作する範囲にお いて約100%の改善が得られる。レーザを損傷しないように100mA以上の 電流ではレーザは動作させなかったのでレーザ電流に関する改善は更に犬である と考えられる。
光出力対変調器電流曲線の他の特性は出力を所望のスペクトル値に保持するのに 使用できる。例えば、変調器電流が増加されると、光出力電力は極大値から極め て急峻に、即ちステップ関数的に減少するので、1次微係数は存在しないことも ある。更に、ある動作ならびあるレーザに対しては、1次微係数として0でない 値がほしい場合がある。この場合には、フィードバック手段は異なる特性を使用 することが出来る。0でない1次微係数の値はまだある目的にも使用できる。即 ちデバイスが出力電力対変調器電流曲線の隆起部の傾斜部分で動作することが考 えられる。またレーザ・セクションからの光出力の一部分が変調器セクションか らの出力の代りに使用し得ることも容易に理解されよう。まだ前述のシステムは レーザ・セクションを流れる電流が変化しても所望のスペクトル出力を保持する ことが理解されよう。
本発明の1つの応用として連続的周波数変調は変調器セクションを流れる制御さ れた電流に小さな変調電流を重畳することにより行なわれる。変調器セクション は閾値以下で動作しているので、効率の良いキャリア密度変調が小さな変調電流 で得られ、電流の小さな変化に対して大きな周波数偏位が発生される。更に変調 電流が例え、ば光出力対変調器電流曲線に極大を発生させる変調電流に重畳され たとき、はんのわずかの望ましくない輝度変調が生じる。
本発明に従うデバイスが特に適している1つの用途は周波数シフト・キーイング (FSK)光通信システムである。以下これに関して第22および23図を参照 して述べる。
光源100を形成する璧開結合レーザ、光ファイバ300、および波長分散性光 検出器モジュール500が第22図に示されている。光源100は少くとも2つ の周波数に同調可能である。波長分散性光検出器モジュールは少くとも1つの光 検出器および波長分散性素子を含んでいる。該モジュールはこのようにして個々 の波長を別々に検出することが出来る。波長分散性素子はモジュール内において 別個の波長を異なる個々の光検出器に向け、光パルスを吸収し、相応する出力電 圧まだは電流パルスが異なる波長を検出する役目を持った異なる個々の検出器で 発生される例えば回折格子、干渉計等であって良い。
骨間結合空洞レーザは周波数シフト・キーインク通信システムにおいて以下のよ うに動作する。襞間結合空洞レーザのダイオード・セクションの1つはレーザと して動作し、第2のダイオード・セクションはレーザ閾値以下で周波数変調器と して動作する。先に指摘し、第12図に示すように、変調器ダイオードに加えら れる電流の変化によシブバイスの主モード出力の偏位が生じる。このようにして 変調器セクションを流れる電流を変化させる手段は少くとも2つの出力周波数の グループから所望の出力周波数を選択する手段を含んでいる。この周波数偏位け 1nsec以下で得られる。(これは1ギガビット/秒以上のビット速度が得ら れることを意味する。)2チヤネル、4レベル周波数シフト・キーイング、シス テムの動作は特定の例を参照することにょシよシ良く理解されよう。2つのチャ ネルAおよびBがらの電気パルスは単独あるいは多重化された(A十B)として 変調器ダイオードに加えられる。チャネルAおよびBに対する電流パルスは振幅 が異っている。レーザ・ダイオードには直流が加えられる。出力レーザ波長は襞 間結合空洞レーザの変調器セクションに加えられる電流の関数であるので、チャ ネルAおよびBを多重化した結果得られる3つの異った電流レベルは3つの異っ た波長において出力を発生する。第4の波長はチャネルAもBもパルスを有して いないときに得られる。次表は本発明に従う4レベル2チヤネル光周波数シフト ・キーイング・システムの符号化法および復号化法を示す。
表 復号化 第23図は本発明の光周波数シフト・キーイング通信システムで有用な中継器ユ ニットを示している。この中継器ユニットは先行するレーザからの光パルスを受 信する波長分散性素子90、信号再生手段120および襞間結合空洞レーザを含 んでいる。波長分散性素子190、例えば回折格子は別個の波長λ1、λ2、λ 3およびλ4を夫々側々の光検出器D11D2、D3およびD4に向ける。手段 120は個々の光検出器Di N D2 、DaおよびD4から電気信号を受信 し、周知の仕方で電気的電流パルスを再生する。次にこれらパルスは襞間結合空 洞レーザに加えられ、所望の波長の出力が発生される。
8レベル、3チヤネル周波数シフト・キーイング、システムもまた同様な仕方で 構成される。レーザおよび光検出器は空気または自由空間を通して光学的に結合 されていて良い。
FIG、/ FIG、 12 FIG、 l/ FIo、 13 FIG、 /4 會R□ FIG、旧 FIG、l9 FIG、 20 FIG、21 FIG、 22 光 FIG、 23 国際調査報告特表昭60−500838 (12)第1頁の続き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1(3)および第2(5)の間の隔った、相互に光学的に結合された空洞 セクションを含む単一モード光出力を発生する半導体レーザにおいて、前記セク ションは骨間ミラー表面を通して光学的に結合されており、手段(If、12  )が前記セクションの屈折率を相対的に調整するだめに設けられていることを特 徴とする半導体レーザ。 2、請求の範囲第1項記載のレーザにおいて光出力の波長を変化させる手段を含 むことを特徴とするレーザ。 3、請求の範囲第1項記載のレーザにおいて、前記第1のセクションはダイオー ドよシ成シ、前記調整手段は前記第1のセクションを流れる電流を調整する手段 より成ることを特徴とするレーザ。 4、 請求の範囲第1項記載のレーザにおいて、更に前記セクションの残シのも のの1つに光学的に結合された第3の空洞セクションを含む(第5図)ことを特 徴とするレーザ。 5、請求の範囲第4項記載のレーザにおいて、前記第3のセクションは光検出器 としてバイアスされていることを特徴とするレーザ。 6、請求の範囲第5項記載のレーザにおいて、更に前記第1および第2のセクシ ョンからの出力を制御するために前記第3のセクションおよび前記第1および第 2のセクションの間に接続された手段(第20図)を含むことを特徴とするレー ザ。 7、 請求の範囲第3項記載のレーザにおいて、前記第2のセクションはダイオ ードよシ成り、パルス電流で前記第1のセクションをバイアスする第1の手段と パルス電流で前記第2のセクションをバイアスする第2の手段を含むことを特徴 とするレーザ。 8、請求の範囲第7項記載のレーザにおいて、更に少くとも1つのセクションか らの光出力を検出する光検出器手段を含むことを特徴とするレーザ。 9 請求の範囲第8項記載のレーザにおいて、前記検出器は波長に感応すること を特徴とするレーザ。 10 請求の範囲第1項記載のレーザにおいて前記第1および第2のセクション は各々活性層を含み、前記セクションは前記活性層によって形成された軸のまわ シに互いに曲げられていることを特徴とするレーザ。 11 請求の範囲第1項記載のレーザにおいて、更に外部光空洞を含み、前記第 1および第2のセクションは前記外部光空洞に関して光学的に整列していること を特徴とするレーザ。 12、請求の範囲第1項記載のレーザにおいて、前記ミラー表面の少くとも1つ は薄膜でおおわれていることを特徴とするレーザ。 13、請求の範囲第3項記載のレーザにおいて、前記調整を行う手段はバイアス を調整する手段を含むことを特徴とするレーザ。 14、請求の範囲第3項記載のレーザにおいて、前記セクションの1つを流れる 電流に関して前記セクションの1つからの出力の少くとも1つの特性を測定する 手段と;前記出力を所望のスペクトル値に保持するために前記少くとも1つの特 性を使用するフィードバック手段とを含むことを特徴とするレーザ。 15、請求の範囲第14項記載のレーザにおいて、前記少くとも1つの特性は前 記セクションを流れる電流に関する光出力強度の1次微係数よシ成ることを特徴 とするレーザ。 16、請求の範囲第15項記載のレーザにおいて、前記フィードバック手段は前 記1次微係数を約0の値に保持することを特徴とするレーザ。 17 請求の範囲第16項記載のレーザにおいて、前記フィードバック手段は前 記約Oの値を光出力電力対1つのセクションの電流特性の曲線の極大に保持する ことを特徴とするレーザ。 18、請求の範囲第17項記載のレーザにおいて更に前記1つのセクションを通 る変調電流を重畳する手段を含むことを特徴とするレーザ。 19、請求の範囲第14項記載のレーザにおいて、前記少くとも1つの特性は光 出力強度より成ることを特徴とするレーザ。 20、請求の範囲第19項記載のレーザにおいて、前記フィードバック手段は前 記特性を光出力電力対1つのせクションの電流特性曲線の極大に保持することを 特徴とするレーザ。
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