JPS6049757A - 粉末かぼちやの劍粒化品

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は粉末かぼちゃの顆粒化品に関するものである。

その目的とするところは、各種成分の分離や、分級の防
止、飛散の防止、溶解性の向上、吸湿固結の防止、外観
の向上等にあり、とくに計量、包装の自動化を可能にし
、計量誤差が少くなる等の利点がある。

まだそれ以」二に顆粒化して高温、高湿の条件下におか
ないかぎり使用したい時に直ちに、いつでも一定の風味
、味覚を得ることができ、しかもかぼちゃの変色のし易
さを防止することができる。

さらに混合調味料、カルシウム剤等を必要に応じて混合
することにより、より一層風味、味覚を向上させること
ができるものである。

粉体の状態よりも顆粒状にすることにより含水量の少い
、吸湿性の少いものとすることができる。

顆粒の粒度も使用、用途により自由に選択することがで
き、粒子の大きいものはスー７０、菓子等の表面に付着
させ、舌ざわり、見栄をよくするために適当で、またか
ぼちや練り製品においても均一に迅速に水に分散するの
で従来の粉末製品よりも一層風味、味覚が向上するなど
の特徴を有する。

まだ羊葵等へ利用してよい結果を得ている。

従来、かぼちゃ単味の粉体では、分散溶解時に容器への
付着や飛散などがあり、これを顆粒にすることによりこ
の欠点は解消する。とくに顆粒状にすることにより保存
性、就中、吸湿の面から見ても顆粒の方が粉末に較べて
表面積が少く、吸湿による固結を防止することができる
。

顆粒化は公知の方法が利用でき、かぼちゃ粉末中には繊
維の長いものがあるため篩で再正ふるい、１〜４０襲の
加湿にて（例えば加湿２２チ前後が最適）で１φ〜２φ
のダイズ（１，２φ〜１，５φが最適）より３７）〜４
００Ｃから押出し、６５°〜７０°Ｑで乾燥して製品と
する。

次に本発明方法の実施例について述べる。

〈実施例〉皮むき、種取りした後、細かく切断したかほちやを蒸し
た後、ミキサーにより粉砕し、これに水を加えて溶かし
た後水切りを行なった後、７０〜８００Ｃで乾燥した粉
末状のかぼちゃの原料を用い以下のようにして、顆粒状
のかぼちや粉末を得た。

まず原料を８０メツシユのシフターでふるい、これを通
過した粉末を混練機にて水を加えながら混練し、粉末が
均一に４０チの湿分を有するようにした。

この湿った粉末を造粒押出機により１．０φのスクリー
ンから押出した後、６０００で５分間乾燥した。

この乾燥した顆粒比重を１６メツシユのシフターでふる
い、通過しない顆粒比重はそのまま製品とし、通過した
顆粒比重は再度３ｏメツシユのシュターでふるい、通過
しないものは製品とし、通過したものは再び原料とし回
収し再オリ用した。

この製造された顆粒比重は、湿度が３，４ぐ３，８係で
、風味が豊かで、溶は易く使い易いものであった。

これに対して、本゛発明品の原料とした粉末は、７０−
８０°Ｃで乾燥するが水分が７％以上で風味が損なわれ
る。また粉末状であるため使用に際してはままと状態に
なり、使いＫくぃものであった。

この発明による顆粒状のものは溶解分散が迅速で、輸送
時に軽量、吸湿性が少く、保存性がよい上に包装作業を
自動化できる。

本発明のかぼちゃの顆粒はビタミンＡの前駆体を多く含
有し、自然食品、健康食品ブームの折から有望なもので
ある。また混合調味料、カルシウム剤等の添加も容易で
商品の均一化により販売量を向上することが認められる
。

特許出願人　凸版印刷株式会社１ノ同　秋　元　不　二　三・ば

【特許請求の範囲】

（１）予め所定の前処理を施したかぼちや粉末を混練し
ながら均一に加湿し、この加湿状態の粉末を造粒機より
押出した後、６０°〜７０°Ｃで乾燥して顆粒化するこ
とにより風味、味覚等を向上させてなる粉末かぼちゃの
顆粒化品。
（２）予め所定の前処理を施したかぼちや粉末に混合調
味料、カルシウム剤等を混合してなる特許請求の範囲第
１項記載の粉末かぼちゃの顆粒化品。