JPS6049546B2 - 倣い研摩制御装置 - Google Patents
倣い研摩制御装置Info
- Publication number
- JPS6049546B2 JPS6049546B2 JP6779479A JP6779479A JPS6049546B2 JP S6049546 B2 JPS6049546 B2 JP S6049546B2 JP 6779479 A JP6779479 A JP 6779479A JP 6779479 A JP6779479 A JP 6779479A JP S6049546 B2 JPS6049546 B2 JP S6049546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- pressing force
- polished
- posture
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、被研摩材の面に倣いつつ一定の押付力で被
研摩面を安定に研摩するようにした倣い研摩制御装置に
関する。
研摩面を安定に研摩するようにした倣い研摩制御装置に
関する。
従来の倣い研摩制御装置は、砥石の被研摩面に対する研
摩押付力および研摩姿勢を検出し、前記研摩押付力およ
び前記研摩姿勢と予め設定された設定押付力および設定
姿勢とをそれぞれ第1および第2サーボ増幅器において
比較し、前記砥石の研摩押付力および前記研摩姿勢が前
記設定押付力および前記設定姿勢になるよう制御する第
1および第2ループ制御系を構成したものである。
摩押付力および研摩姿勢を検出し、前記研摩押付力およ
び前記研摩姿勢と予め設定された設定押付力および設定
姿勢とをそれぞれ第1および第2サーボ増幅器において
比較し、前記砥石の研摩押付力および前記研摩姿勢が前
記設定押付力および前記設定姿勢になるよう制御する第
1および第2ループ制御系を構成したものである。
したがつて、被研摩面にうねりがある場合、うねりによ
つて研摩押付力および研摩姿勢が変動し、研摩押付力お
よび研摩姿勢を一定にすることができない。つぎにこの
発明を、その1実施例を示した図面とともに詳細に説明
する。
つて研摩押付力および研摩姿勢が変動し、研摩押付力お
よび研摩姿勢を一定にすることができない。つぎにこの
発明を、その1実施例を示した図面とともに詳細に説明
する。
図面において、1は基台、2は基台1に鉛直方向に立設
された数本の案内料、3は各案内料2の上端を固定した
支持板、4は支持板3に鉛直方向に立設された第1サー
ボモータとなる上下用の油圧シリンダ、5は案内料2に
沿い上下動自在に支持された基体であり、基台5の前後
面に一体に取付けられた数個の摺動体5’がそれぞれ案
内料2に貫通されており、油圧シリンダ4の作動による
作動杆6の移動により、基台5の上下方向の位置が制御
される。
された数本の案内料、3は各案内料2の上端を固定した
支持板、4は支持板3に鉛直方向に立設された第1サー
ボモータとなる上下用の油圧シリンダ、5は案内料2に
沿い上下動自在に支持された基体であり、基台5の前後
面に一体に取付けられた数個の摺動体5’がそれぞれ案
内料2に貫通されており、油圧シリンダ4の作動による
作動杆6の移動により、基台5の上下方向の位置が制御
される。
7は基台5に左右移動自在に支持”された出没自在なア
ーム、8はアーム7の先端に固着されたL字形の基板、
9は基板8の先端側の上面に固着された固定体、10は
基板8の基部側の上面に固着された補助固定体、11は
固定体9と補助固定体10との間に水平方向に設けられ
た・案内料、12は案内料11に沿い左右移動自在に支
持された支持体、13は固定体9の上面に装着された第
2サーボモータとなる左右用の油圧シリンダであり、油
圧シリンダ13の作動による作動杆14の移動により、
作動杆14の先端の支持体12が左右方向に移動される
。
ーム、8はアーム7の先端に固着されたL字形の基板、
9は基板8の先端側の上面に固着された固定体、10は
基板8の基部側の上面に固着された補助固定体、11は
固定体9と補助固定体10との間に水平方向に設けられ
た・案内料、12は案内料11に沿い左右移動自在に支
持された支持体、13は固定体9の上面に装着された第
2サーボモータとなる左右用の油圧シリンダであり、油
圧シリンダ13の作動による作動杆14の移動により、
作動杆14の先端の支持体12が左右方向に移動される
。
15は一端が支持体12の前面の支持点12″に枢着さ
れた支持杆、16は一端が固定体9の前面の固定体9″
に枢着された連結杆であり、連結杆16の他端は支持杆
15の他端の支点15″に枢着されている。
れた支持杆、16は一端が固定体9の前面の固定体9″
に枢着された連結杆であり、連結杆16の他端は支持杆
15の他端の支点15″に枢着されている。
17は支持杆15に連結体18を介して設けられた押付
力検出器てあり、押付力検出器17は後述の砥石の被研
摩面に対する研摩押付力を鉛直方向と前後方向との2次
元的に検出する。
力検出器てあり、押付力検出器17は後述の砥石の被研
摩面に対する研摩押付力を鉛直方向と前後方向との2次
元的に検出する。
19は押付力検出器17の外装をなし連結体18に直接
装着された検出器本体、20は検出器本体19に内装さ
れ検出器本体19の前後側内面に前後検出ばね21,2
1を介して支持された前後検出体であり、前後検出体2
0は検出器本体19に対して前後方向のみに移動可能で
ある。
装着された検出器本体、20は検出器本体19に内装さ
れ検出器本体19の前後側内面に前後検出ばね21,2
1を介して支持された前後検出体であり、前後検出体2
0は検出器本体19に対して前後方向のみに移動可能で
ある。
22は上部が前後検出体20の上下側内面に上下検出は
ね23,23を介して支持された主検出体であり、主検
出体22は前後検出体20に対して上下方向のみに移動
可能であり、検出器本体19に対して前後、上下の2次
元的に移動可能である。
ね23,23を介して支持された主検出体であり、主検
出体22は前後検出体20に対して上下方向のみに移動
可能であり、検出器本体19に対して前後、上下の2次
元的に移動可能である。
24は主検出体22の下部に固着された支体25の支軸
25″に回転自在に支持された円板状の砥石であり、砥
石24の作業点26が常に被研摩材27の被研摩面52
8に当接されている。
25″に回転自在に支持された円板状の砥石であり、砥
石24の作業点26が常に被研摩材27の被研摩面52
8に当接されている。
なお、24″は砥石24を回転するモータである。29
は支軸25″の前面に設けられた砥石24の被研摩面2
8に対する研摩姿勢を検出する姿勢検出器てあり、姿勢
検出器29より下方に上下動自在に導出された平行なこ
2本の変位検出軸30,30の下端が常に被研摩面28
に当接され、両変位検出軸30,30間の変位により砥
石24の姿勢が検出される。
は支軸25″の前面に設けられた砥石24の被研摩面2
8に対する研摩姿勢を検出する姿勢検出器てあり、姿勢
検出器29より下方に上下動自在に導出された平行なこ
2本の変位検出軸30,30の下端が常に被研摩面28
に当接され、両変位検出軸30,30間の変位により砥
石24の姿勢が検出される。
31は押付力検出器17から後述の第1補償回路および
微分回路を介して入力された研摩押付力の信号と3予め
設定され第1補償回路を介して入力された設定押付力の
信号との両信号を比較する第1サーボ増幅器であり、第
1サーボ増幅器31からの押付力制御信号が油圧シリン
ダ4に入力され、第1閉ループ制御系が構成されている
。
微分回路を介して入力された研摩押付力の信号と3予め
設定され第1補償回路を介して入力された設定押付力の
信号との両信号を比較する第1サーボ増幅器であり、第
1サーボ増幅器31からの押付力制御信号が油圧シリン
ダ4に入力され、第1閉ループ制御系が構成されている
。
32は姿勢検出41器29から後述の第2補償回路を介
して入力れた研摩姿勢の信号と予め設定され第2補償回
路を介して入力された設定姿勢の信号との両信号を比較
する第2サーボ増幅器であり、第2サーボ増幅器32か
らの姿勢制御信号が油圧シリンダ13に入力され、第2
閉ループ制御系が構成されている。
して入力れた研摩姿勢の信号と予め設定され第2補償回
路を介して入力された設定姿勢の信号との両信号を比較
する第2サーボ増幅器であり、第2サーボ増幅器32か
らの姿勢制御信号が油圧シリンダ13に入力され、第2
閉ループ制御系が構成されている。
33,34は周知の比例回路35、積分回路36および
比例回路35の出力と積分回路36の出力とを加算する
加算回路37とからなる第1,第2補償回路であり、そ
れぞれRO,Ri,Klは抵抗、Cfはコンデンサ、A
l,,A2,A3はオペレーションアンプ、Sはリセッ
トスイッチであり、この第1、第2補償回路33,34
は、比例動作と積分つ動作との重合動作、すなわちPI
動作の制御を行なうものである。
比例回路35の出力と積分回路36の出力とを加算する
加算回路37とからなる第1,第2補償回路であり、そ
れぞれRO,Ri,Klは抵抗、Cfはコンデンサ、A
l,,A2,A3はオペレーションアンプ、Sはリセッ
トスイッチであり、この第1、第2補償回路33,34
は、比例動作と積分つ動作との重合動作、すなわちPI
動作の制御を行なうものである。
38は周知の微分回路であり、第4図に示すものと同一
信号のものは同一物を示し、Rf,KDは抵抗、Ciは
コンデンサ、A4,A,はオペレーションアンプであり
、この微分回路38jは微分動作、いわゆるD動作の制
御を行なうものである。
信号のものは同一物を示し、Rf,KDは抵抗、Ciは
コンデンサ、A4,A,はオペレーションアンプであり
、この微分回路38jは微分動作、いわゆるD動作の制
御を行なうものである。
なお、第1図において、被研摩材27は前後方向に移動
するものとする。つぎに、前記実施例の動作について説
明する。
するものとする。つぎに、前記実施例の動作について説
明する。
まず、砥石24の被研摩面28に対する研摩押付力、す
なわち砥石24の作業点26に加わる負荷は、第3図に
示すように、被研摩面28が前後に傾射している場合、
その被研摩面28に対する法線方向の力となるため、押
付力検出器17においては、前後方向の押付力と上下方
向の押付力との合成力として検出される。すなわち、前
後検出ばね21,21により研摩押付力Fの前後方向成
分Fxが検出されるとともに、上下検出ばね23,23
により、研摩押付力Fの上下方向成分Fyが検出され、
両成分Fx,Fyを合成して研摩押付力F=Jぴ??「
石?フが検出される。実際には、両成分Fx,Fyを電
気検出信号に変換して電気的に合成される。ところで、
押付力検出器17からの砥石24の研摩押付力の検出信
号を直接第1サーボ増幅器31に入力し、第1サーボ増
幅器31において、設定押付力の設定信号と比較して油
圧シリンダ4を介して砥石24を制御する単純な閉ルー
プ制御では被研摩面28のうねりによつて一定であるべ
き研摩押付力が変動する恐れがあり、この変動を取余く
ため、第1補償回路33を介して第1サーボ増幅器31
を動作させる必要がある。
なわち砥石24の作業点26に加わる負荷は、第3図に
示すように、被研摩面28が前後に傾射している場合、
その被研摩面28に対する法線方向の力となるため、押
付力検出器17においては、前後方向の押付力と上下方
向の押付力との合成力として検出される。すなわち、前
後検出ばね21,21により研摩押付力Fの前後方向成
分Fxが検出されるとともに、上下検出ばね23,23
により、研摩押付力Fの上下方向成分Fyが検出され、
両成分Fx,Fyを合成して研摩押付力F=Jぴ??「
石?フが検出される。実際には、両成分Fx,Fyを電
気検出信号に変換して電気的に合成される。ところで、
押付力検出器17からの砥石24の研摩押付力の検出信
号を直接第1サーボ増幅器31に入力し、第1サーボ増
幅器31において、設定押付力の設定信号と比較して油
圧シリンダ4を介して砥石24を制御する単純な閉ルー
プ制御では被研摩面28のうねりによつて一定であるべ
き研摩押付力が変動する恐れがあり、この変動を取余く
ため、第1補償回路33を介して第1サーボ増幅器31
を動作させる必要がある。
また、油圧シリンダ4の作動による作動杆6の上下動は
、図不のとおり低剛性の構造となる長いアーム7を介し
て基板8に伝えられるため、むだ時間が多くなり、閉ル
ープ制御が不安定になり、補償回路33を介して第1サ
ーボ増幅器31を動作させると、研摩押付力に急激な変
化や発振を生じた楊合、この急激な変化により、振動的
な制御を行なうことになる。そこで、、微分回路38を
設けてこの制.御系の振動を打消し、安定な制御系を構
成する。そして、第1補償回路33と微分回路38とを
設けて安定な制御系になされた閉ループ制御系において
、押付力検出器17からの砥石24の研摩押付力の検出
信号が設定押付力の設定信号と比較1され、研摩押付力
が設定押付力により小さいと、第1サーボ増幅器31か
らの押付力制御信号により、油圧シリンダ4が作動し、
作動杆6が下動されて基体5が下動し、基板8、押付力
検出器17を介して砥石24が下動され、被研摩面28
に対する砥石24の研摩押付力が増加される。また、逆
に研摩押付力が設定押付力より大きいと、前記とは逆に
油圧シリンダ4により砥石24が上動され、研摩押付力
が減少される。他方、姿勢検出器29では、その2本の
変位検−出軸30,30により、砥石24の被研摩面2
8に対する姿勢、すなわち被研摩面28に対する左右の
傾斜が検出されている。
、図不のとおり低剛性の構造となる長いアーム7を介し
て基板8に伝えられるため、むだ時間が多くなり、閉ル
ープ制御が不安定になり、補償回路33を介して第1サ
ーボ増幅器31を動作させると、研摩押付力に急激な変
化や発振を生じた楊合、この急激な変化により、振動的
な制御を行なうことになる。そこで、、微分回路38を
設けてこの制.御系の振動を打消し、安定な制御系を構
成する。そして、第1補償回路33と微分回路38とを
設けて安定な制御系になされた閉ループ制御系において
、押付力検出器17からの砥石24の研摩押付力の検出
信号が設定押付力の設定信号と比較1され、研摩押付力
が設定押付力により小さいと、第1サーボ増幅器31か
らの押付力制御信号により、油圧シリンダ4が作動し、
作動杆6が下動されて基体5が下動し、基板8、押付力
検出器17を介して砥石24が下動され、被研摩面28
に対する砥石24の研摩押付力が増加される。また、逆
に研摩押付力が設定押付力より大きいと、前記とは逆に
油圧シリンダ4により砥石24が上動され、研摩押付力
が減少される。他方、姿勢検出器29では、その2本の
変位検−出軸30,30により、砥石24の被研摩面2
8に対する姿勢、すなわち被研摩面28に対する左右の
傾斜が検出されている。
ここで、砥石24は被研摩面28に対して常に直角に当
接されねばならないため、砥石24の姿勢は、姿勢検出
器29の両変位検出軸30,30間の変位を零にするよ
う設定する必要がある。また、姿勢検出器29からの砥
石24の研摩姿勢の検出信号を直接第2サーボ増幅器3
2に入力し、第2サーボ増幅器32において、設定姿勢
の設定信号と比較して油圧シリンダ13を介して砥石2
4を制御する単純な閉ループ制御では、被研摩面28の
うねりによつて一定であるべき研摩姿勢が変動する恐れ
があり、この変動を取除くため、第2補償回路34を介
して第2サーボ増幅器32を動作させる必要がある。
接されねばならないため、砥石24の姿勢は、姿勢検出
器29の両変位検出軸30,30間の変位を零にするよ
う設定する必要がある。また、姿勢検出器29からの砥
石24の研摩姿勢の検出信号を直接第2サーボ増幅器3
2に入力し、第2サーボ増幅器32において、設定姿勢
の設定信号と比較して油圧シリンダ13を介して砥石2
4を制御する単純な閉ループ制御では、被研摩面28の
うねりによつて一定であるべき研摩姿勢が変動する恐れ
があり、この変動を取除くため、第2補償回路34を介
して第2サーボ増幅器32を動作させる必要がある。
そして、第2補償回路34の挿入により安定になさされ
た閉ループ制御系において、砥石24の研摩姿勢に変位
が生じ、設定姿勢の信号との間に偏差を生じると、第2
サーボ増幅器32からの姿勢制御信号により、油圧シリ
ンダ13が作動される。
た閉ループ制御系において、砥石24の研摩姿勢に変位
が生じ、設定姿勢の信号との間に偏差を生じると、第2
サーボ増幅器32からの姿勢制御信号により、油圧シリ
ンダ13が作動される。
すなわち、油圧シリンダ13の作動により、作動杆14
が左方向に移動されると、支持体12が左方向に移動さ
れ、支持杆15と連結杆16とのなす角度が増加されて
支点15″が上動され、支体25を介して砥石24が支
持杆15の傾きに従つて左方向に傾斜され、さらに、作
動杆14が右方向に移動されると、前述とは逆に、支持
杆15と連結杆16との角度が減少され、砥石24が右
方向に傾斜され、砥石24の研摩姿勢は設定姿勢、すな
わち被研摩面28に対して直角な姿勢になるよう安定に
制御される。なお、第2サーボ増幅器32からの姿勢制
御信号により油圧シリンダ13が作動されると、砥石2
4は上下動されるが、砥石24の作業点26は鉛直方向
にしか移動されないようになされており、さらに、砥石
24の上下動により被研摩面28への研摩押付力が変化
されるが、これは前記の第1補償回路33と微分回路3
8とを設けた閉ループ制御系により、一定の研摩押付力
に制御、保持される。したがつて、砥石24の被研摩面
28に対する2次元的な研摩押付力および研摩姿勢を、
2つの閉ループ制御系においてそれぞれ設定押付力およ
び設定姿勢になるよう制御することにより、3次元的な
自由な曲面をもつ被研摩面28に対して、砥石24によ
る被研摩面28の研摩を、被研摩面28に倣いつつ、被
研摩面28に一定の押付力で行なわせることができると
ともに、2つの閉ループ制御系にそれぞれ設けられた第
1、第2補償回路33,34および微分回路38により
、この閉ループ制御系を極めて安定な制御系にすること
ができ、砥石24の研摩押付力および研摩姿勢を安定に
制御することができる。
が左方向に移動されると、支持体12が左方向に移動さ
れ、支持杆15と連結杆16とのなす角度が増加されて
支点15″が上動され、支体25を介して砥石24が支
持杆15の傾きに従つて左方向に傾斜され、さらに、作
動杆14が右方向に移動されると、前述とは逆に、支持
杆15と連結杆16との角度が減少され、砥石24が右
方向に傾斜され、砥石24の研摩姿勢は設定姿勢、すな
わち被研摩面28に対して直角な姿勢になるよう安定に
制御される。なお、第2サーボ増幅器32からの姿勢制
御信号により油圧シリンダ13が作動されると、砥石2
4は上下動されるが、砥石24の作業点26は鉛直方向
にしか移動されないようになされており、さらに、砥石
24の上下動により被研摩面28への研摩押付力が変化
されるが、これは前記の第1補償回路33と微分回路3
8とを設けた閉ループ制御系により、一定の研摩押付力
に制御、保持される。したがつて、砥石24の被研摩面
28に対する2次元的な研摩押付力および研摩姿勢を、
2つの閉ループ制御系においてそれぞれ設定押付力およ
び設定姿勢になるよう制御することにより、3次元的な
自由な曲面をもつ被研摩面28に対して、砥石24によ
る被研摩面28の研摩を、被研摩面28に倣いつつ、被
研摩面28に一定の押付力で行なわせることができると
ともに、2つの閉ループ制御系にそれぞれ設けられた第
1、第2補償回路33,34および微分回路38により
、この閉ループ制御系を極めて安定な制御系にすること
ができ、砥石24の研摩押付力および研摩姿勢を安定に
制御することができる。
そして、これによリ、仕様の許す範囲において、被研摩
面28がどのような形状のものであつても、簡単なシニ
ケンス等の教示のみにより、研摩作業を自動化すること
ができる。また、砥石24の被研摩面28に対する研摩
姿勢が変化しても、砥石24の作業点256が左右方向
に移動することがないため、連続的な研摩作業を行なう
ことができる。以上のように、この発明の倣い研摩制御
装置によると、砥石の被研摩面に対する研摩押付力およ
び研摩姿勢を検出し、研摩押付力および研摩姿勢:Oと
予め設定された設定押付力および設定姿勢とをそれぞれ
第1および第2サーボ増幅器において比較し、砥石の研
摩押付力およびび研摩姿勢が設定押付力および設定姿勢
になるよう制御する第1および第2ループ制御系を構成
し、砥石による被研摩面の研摩を、被研摩面に倣いつつ
一定の押付力で行なうよ,うにした倣い研摩制御装置に
おいて、前記第1閉ループ制御系の前記第1サーボ増幅
器の前段に第1補償回路と微分回路の並列回路を設ける
とともに、前記第2閉ループ制御系の前記第2サーボ増
幅器の前段に第2補償回路を設け、前記両補償回路を並
列接続された比例回路と積分回路および該両回路の出力
信号を加算する加算回路とにより構成したことにより、
2つの閉ループ制御系を安定した制御系にすることがで
き、被研摩面のうねりにより変動することなく、研摩押
付力および研摩姿勢を制御することができ、安定した研
摩作業を行なうことができる。
面28がどのような形状のものであつても、簡単なシニ
ケンス等の教示のみにより、研摩作業を自動化すること
ができる。また、砥石24の被研摩面28に対する研摩
姿勢が変化しても、砥石24の作業点256が左右方向
に移動することがないため、連続的な研摩作業を行なう
ことができる。以上のように、この発明の倣い研摩制御
装置によると、砥石の被研摩面に対する研摩押付力およ
び研摩姿勢を検出し、研摩押付力および研摩姿勢:Oと
予め設定された設定押付力および設定姿勢とをそれぞれ
第1および第2サーボ増幅器において比較し、砥石の研
摩押付力およびび研摩姿勢が設定押付力および設定姿勢
になるよう制御する第1および第2ループ制御系を構成
し、砥石による被研摩面の研摩を、被研摩面に倣いつつ
一定の押付力で行なうよ,うにした倣い研摩制御装置に
おいて、前記第1閉ループ制御系の前記第1サーボ増幅
器の前段に第1補償回路と微分回路の並列回路を設ける
とともに、前記第2閉ループ制御系の前記第2サーボ増
幅器の前段に第2補償回路を設け、前記両補償回路を並
列接続された比例回路と積分回路および該両回路の出力
信号を加算する加算回路とにより構成したことにより、
2つの閉ループ制御系を安定した制御系にすることがで
き、被研摩面のうねりにより変動することなく、研摩押
付力および研摩姿勢を制御することができ、安定した研
摩作業を行なうことができる。
図面はこの発明の倣い研摩制御装置の1実施例を示し、
第1図は正面図は正面図、第2図は第1図の1部の側面
図、第3図は押付力検出器と砥石との側面図、第4図は
補償回路の結線図、第5図は微分回路の結線図である。
第1図は正面図は正面図、第2図は第1図の1部の側面
図、第3図は押付力検出器と砥石との側面図、第4図は
補償回路の結線図、第5図は微分回路の結線図である。
Claims (1)
- 1 砥石の被研摩面に対する研摩押付力および研摩姿勢
を検出し、前記研摩押付力および前記研摩姿勢と予め設
定された設定押付力および設定姿勢とをそれぞれ第1お
よび第2サーボ増幅器において比較し、前記砥石の研摩
押付力および前記研摩姿勢が前記設定押付力および前記
設定姿勢になるよう制御する第1および第2閉ループ制
御系を構成し、前記砥石による前記被研摩面の研摩を、
前記被研摩面に倣いつつ一定の押付力で行なうようにし
た倣い研摩制御装置において、前記第1閉ループ制御系
の前記第1サーボ増幅器の前段に第1補償回路と微分回
路の並列回路を設けるとともに、前記第2閉ループ制御
系の前記第2サーボ増幅器の前段に第2補償回路を設け
、前記両補償回路を並列接続された比例回路と積分回路
および該両回路の出力信号を加算する加算回路とにより
構成したことを特徴とする倣い研摩制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6779479A JPS6049546B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 倣い研摩制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6779479A JPS6049546B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 倣い研摩制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55164464A JPS55164464A (en) | 1980-12-22 |
JPS6049546B2 true JPS6049546B2 (ja) | 1985-11-02 |
Family
ID=13355206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6779479A Expired JPS6049546B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 倣い研摩制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049546B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57127659A (en) * | 1981-01-31 | 1982-08-07 | Hitachi Zosen Corp | Internal surface grinding method for edge preparations for welding and device therefor |
JPS6062464A (ja) * | 1983-09-10 | 1985-04-10 | Kawasaki Steel Corp | 回転砥石による金属帯の側端研削装置 |
JPH0357421Y2 (ja) * | 1985-06-29 | 1991-12-27 | ||
JPH0357422Y2 (ja) * | 1985-11-01 | 1991-12-27 | ||
DE102017102094B4 (de) * | 2017-02-02 | 2019-07-11 | Steffen Nitschke | Werkzeugmodul zur Feinbearbeitung |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP6779479A patent/JPS6049546B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55164464A (en) | 1980-12-22 |
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