JPS6049352B2 - デ−タ処理装置 - Google Patents

デ−タ処理装置

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JPS6049352B2
JPS6049352B2 JP1522678A JP1522678A JPS6049352B2 JP S6049352 B2 JPS6049352 B2 JP S6049352B2 JP 1522678 A JP1522678 A JP 1522678A JP 1522678 A JP1522678 A JP 1522678A JP S6049352 B2 JPS6049352 B2 JP S6049352B2
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JP
Japan
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virtual machine
state control
data processing
interrupt
state
Prior art date
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Expired
Application number
JP1522678A
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JPS54107647A (en
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公一 池田
正男 加藤
雅憲 片岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS54107647A publication Critical patent/JPS54107647A/ja
Publication of JPS6049352B2 publication Critical patent/JPS6049352B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は仮想計算機方式を実現するデータ処理装置に関
するものである。
仮想計算機方式とは、実計算機を時分割に使用し、各タ
イムスロットにおいて仮想のハードウェア情報(制御レ
ジスタ、演算レジスタ、PSWなど)を設定することに
より、1台の実計算機が各タイムスロットごとに、あた
かも別々の計算機のごとくに動作するものである。
したがつて、1台の計算機で複数個の異なつたオペレー
ティングシステムが見掛上同時に走行できることになる
。ところで、仮想計算機システムにおけるソフトウェア
は、一般に以下に述べるようにレベル0、1、2の3層
構造を成している。レベル0はVMCP(Virtua
lMachineControlProgram)と呼
ばれるもので、実計算機のオペレーティングシステムで
あり、仮想計算機を実現するための制御を行なつている
。レベル1は各タイムスロットにおいて実行される仮想
計算機のオペレーティングシステムである。レベル1の
オペレーティングシステムが取り扱うハードウェア情報
、例えばPSW(プログラム状態語)は実際の計算機の
PSWではなく、例えば主記憶装置内のデータとして保
持されている仮想のPSWである。したがつて、レベル
1のオペレーティングシステムによつて発行されたPS
Wを書き替る命令はレベル0のVMCPによつて解釈し
直されて、実際のPSWではなく主記憶装置内の仮想の
PSWを書き替ることになる。レベル2は仮想計算機で
のユーザープログラムであり、レベル1のオペレーティ
ングJシステムによつて処理される。このような仮想計
算機システムにおいて、割り込みが発生した場合の処理
について考えてみる。
第1図は該割り込みが発生した場合のプログラムにおけ
る制御権の移動例を示したものである。例iえば、レベ
ル2のユーザプログラムの実行中にプ口グラム割込みが
発生した場合には、それを実行している仮想計算機にと
つては、第1図aに示すように、そのユーザプログラム
を管理しているところのレベル1のオペレーティングシ
ステムに直ちに割り込んで処理を行なうのが望ましい。
しかし、割り込みは実計算機によつてハードウェア的に
認識されるため、実際には、第1図bに示すように一旦
レベル0のVMCPによつて処理を受け、しかる後にレ
ベル1の仮想計算機のオペレーティングシステムに処理
を戻すという方式が行なわれている。この場合、VMC
Pの割り込み処理ルーチンで処理しなくてはならない事
柄としては、1 この割込みはVMCPで処理するべき
か、それとも割込みを発生した仮想計算機のオペレーテ
ィングシステムに戻すべきか(例えばマシン障害割込み
などは前者に属し、演算のオーバフロー割込みなどは後
者に属する)、2戻すとしたらどの仮想計算機に戻すか
、3 その仮想計算機ではこの割込みを受け付けるか、
4受け付ける楊合、旧PSWの格納、軒SWの取り出し
、その他、などがある。
以上のように、仮想計算機において割り込みが発生した
場合には、必らず一旦はVMCPの処理を受けるため、
一回の割り込み処理に非常に大きなオーバーヘッド時間
を要するという欠点がある。
例えば、その仮想計算機においてはマスクオフされてい
て受け付けられない割り込みについては、それが仮想計
算機の上でなく本物の計算機で行な.われる場合には、
割り込み要因の発生後、零または極く短いオーバヘッド
時間の後は元の処理に復帰するのであるが、仮想計算機
で行なわれる場合にはマスクのオン・オフにか)わらず
、必らず前記の1〜3までの処理が行なわれるので、元
の処!理に復帰するまでには多大な時間が費されること
になる。本発明は、上に述べた仮想計算機システムの欠
点を改善することを目的とするものである。
即ち、本発明は仮想計算機において例えば割り込み要因
が発生した場合、VMCPの処理に入ることなしに、直
ちに該当仮想計算機のマスクを参照して割り込みの受け
付け可否を判断し、マスクがオンされていて受け付け可
能である場合には直接該当仮想計算機のオペレーティン
グシステムに割り込み、マスクがオフされていて受け付
け不可能である場合には元の処理に復帰せしめるように
して、割り込み処理に関するオーバヘッド時間を最小と
し、よつて仮想計算機システムの性能を向上させるもの
である。以下、実施例によつて本発明の内容を詳細に説
明する。
第2図は本発明を実施した場合の計算機システノムにお
ける中央処理装置(CPU)の構成例を示すブロック図
である。図において、10はCPUにおいて必要な命令
処理、演算処理を行なう処理部であり、11は割り込み
や制御命令などCPUの状態を変えることが必要になつ
たとき動作する・状態制御部であり、12はプログラム
状態語(PSW)や制御レジスタなどCPUの状態情報
を貯えている状態レジスタ部である。以上の3部分は従
来の計算機においても設けられているところのものであ
り、これに対して、第2図において以上の3部分以外の
ところが本発明の実施によつて新しく加えられたところ
のものである。即ち、第2図において、21は仮想計算
機としてのCPUの状態を制御する状態制御部であり、
22は仮想計算機のCPUの状態情報を貯えている状態
レジスタ部である。また、30はこのCPUが現在仮想
計算機モードで動作していることを示すフリップフロッ
プであり、33,34はアンドゲートである。上記CP
Uの状態制御部11および仮想計算機の状態制御部21
は論理素子の組み合せによつて構成された論理回路でも
よいし、マイクロプログラムを貯蔵する記憶装置を含む
ものであつてもよい。
そして、これらの状態制御部11または21がマイクロ
プログラム記憶装置を含む場合には、これらは物理的に
は処理部のマイクロプログラム記憶装置も含めて、すべ
て一体となつた記憶装置であつてもよい。また、仮想計
算機モード指定フリップフロップ30は仮想計算機を実
現する従来のCPUにおける如く、制御レジスタの中の
1ビット(即ち状態レジスタ部12に含まれるもの)で
あつてもよい。このフリップフロップ30はVMCPに
よつて、これから仮想計算機の動作にはいるというとき
に“゜1゛に設定され、仮想計算機としての動作を中断
してVMCPに割り込んできたときに゜゜0゛に設定さ
れる。この制御は状態制御部11によつて信号線36を
介して行なわれる。第2図のような構成例において、仮
想計算機が実現される場合の動作について以下に説明す
る。まず、各仮想計算機に処理が割り当てられるタイム
スロットの初めには、前記レベルlのプログラム(仮想
計算機のオペレーティングシステム)によつてその仮想
計算機の状態設定が行なわれる。この場合、従来技術に
よる仮想計算機の実現においては、レベル1のプログラ
ムによる状態制御命J令はそのま)命令として実行され
るのではなくて、その都度VMCPに割り込んでVMC
Pのプログラムにより模擬的に実行された。例えばレベ
ル1においてPSWにデータを設定する命令が発行され
たときには、その命令は実行されずにVMCPへ割り込
み、VMCPでは例えば主記憶装置内の所定の領域へそ
のPSWデータを格納する。これに対して、本発明によ
ればレベル1による状態制御命令はVMCPへ割り込む
ことなしに直接に実行することができる。即ち、第2図
において、処理部10て新たに実行するために解釈され
た命令が状態制御命令であるときには、データ線32実
行すべき動作の指定情報と必要なデータとが出力される
こ)で、フリップフロップ30の値が660″であると
き、即ちこの計算機が仮想計算機モードでないときには
、データ線32のデータはアンドゲート33を介してC
PUの状態制御部11へ与えられ、そこから状態レジス
タ部12をアクセスして必要な動作が遂行される。また
、フリップフロップ30の値が゜“1゛であるとき、即
ち、この計算機が仮想計算機モードであるときには、デ
ータ線32のデータはアンドゲート34を介して仮想計
算機の状態制御部21へ与えられ、そこから仮想計算機
の状態レジスタ部22をアクセスして必要な動作が遂行
される。以上のようにして、各仮想計算機は自分の計算
機の状態情報をVMCPの介入を経ることなく状態レジ
スタ部22に設定できたことになる。
このこと自体処理の高速化とプログラム(VMCP)の
簡略化が実現されたことを意味するものである。仮想計
算機の状態設定がなされると、レベル1の仮想計算機の
オペレーティングシステムのもとでレベル2のプログラ
ムの処理が行なわれる。本発明の最たる特徴とするとこ
ろは、このように仮想計算機モードで走行するCPUの
割り込みの処理のしかたにある。第2図において、処理
部10で処理中のプログラムに割り込みの要求が発生し
たときには、データ線32に割り込み要求信号とそれに
関連して必要なデータとが出力される。
なお、データ線32は複数の信号線から構成されており
、先に述べた状態制御命令の実行の場合に使用される信
号線と割り込み要求の場合に使用される信号線とは物理
的には必らずしも一致するものではない。データ線32
に出力された割り込み要求信号およびデータは、状態制
御命令の場合と同様に、フリップフロップ30の示す値
に従つて、仮想計算機モードで走行しているときには仮
想計算機の状態制御部21に、そうでないときにはCP
Uの状態制御部11に与えられる。割り込み要求信号お
よびデータが仮想計算機の状態制御部21に与えられた
とき、該状態制御部21では次の制御を行なう。
まず、この割り込み要求の内容を吟味して、これがレベ
ル0(■MCP)へ割り込むべきものか、レベル1(仮
想計算機のオペレーティングシステム)へ割り込むべき
ものかを判定する。
レベル0へ割り込むべきものであるを判断された場合に
は、データ線35を介してこの割り込み要求信号と関連
データとをCPUの状態制御部11に送付し、以後の処
理を制御部11に移管する。一方、割り込み要求がレベ
ル1へ割り込むべきものであると判断された)場合には
、状態制御部21は状態レジスタ部22に設定されてい
る仮想計算機の状態情報をアクセスしながら必要な割り
込み制御を行なう。その主たるものは、この仮想計算機
の割り込みマスク情報を参照して該割り込み要求の受け
付けの可否を5決定すること)、もし受け付けられた場
合にはPSWの交換を行なうことである。この割り込み
制御が終了すると、状態制御部21はデータ線23を介
して処理部10に割り込み制御の終了を知らせ、処理部
10は割り込み後の処理を実行すOる。なお、これまで
の説明においては、仮想計算機のプログラム走行中に発
生する割り込みの例として、レベル2からレベル0又は
レベル1へ割り込むものと考えたが、このほかに当然レ
ベル1からレベル0又はレベル1自身へ割り込むことも
あり得る。これらの場合にも明らかにレベル2からの場
合と何ら変ることなく、本発明は適用される。また、第
2図の示施例における動作としては、仮想計算機の状態
設定のための状態制御命令の場合と、割り込みが発生し
た場合について述べたがそれ以外にも、状態レジスタ部
への書き込み/読み出しを行なう状態制御命令が発生さ
れた全ての場合について、同様の議論が成立する。以上
に述べた如く、本発明によれば、CPUが仮想計算機と
してプログラムを実行しているとき割り込みの発生また
は状態制御命令の発行があれば、CPUはこれをVMC
Pの介入なく直ちに処理をすることができる。
これはCPUの仮想計算機としての処理性能を飛躍的に
高めるものであり、よつて本発明の効果は多大であ。更
に、本発明によりVMCPはその機能のうちのかなりの
部分を削除することができ、プログラム容量の削減、作
成工数の低減に寄与するところが大きく、この面からも
本発明の有効性は明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は仮想計算機として動作しているデータ処理装置
に割り込みが発生した場合のプログラムにおける制御権
の移動例を示す概念図で、図aは本発明を実施した場合
、図bは従来技術による場合を示したものである。 第2図は本発明の一実施例を示すデータ処理装置のブロ
ック図である。10・・・・・・処理部、11・・・・
・・CPUの状態制御部、12・・・・・・CPUの状
態レジスタ部、21・・・仮想計算機の状態制御部、2
2・・・・・・仮想計算機の状態レジスタ部、30・・
・・・・仮想計算機モード指定フリップフロップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 仮想計算機方式をとるデータ処理装置において、該
    データ処理装置が仮想計算機として動作していることを
    示す識別手段と、仮想計算機の状態情報を格納する状態
    レジスタ部と、前記識別手段が仮想計算機として動作し
    ていることを示す時、前記状態レジスタ部にアクセスし
    仮想計算機の状態を制御する状態制御部を有し、データ
    処理装置が仮想計算機として動作しているときに発行さ
    れた状態制御命令または発生した割込み要求を前記状態
    制御部に直接入力し、仮想計算機としての制御を行うプ
    ログラムを介入させることなく該状態制御命令または割
    込み要求を処理することを特徴とするデータ処理装置。
JP1522678A 1978-02-13 1978-02-13 デ−タ処理装置 Expired JPS6049352B2 (ja)

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