JPS6048321B2 - 補強芯を有する製品の製造方法 - Google Patents

補強芯を有する製品の製造方法

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JPS6048321B2
JPS6048321B2 JP54006661A JP666179A JPS6048321B2 JP S6048321 B2 JPS6048321 B2 JP S6048321B2 JP 54006661 A JP54006661 A JP 54006661A JP 666179 A JP666179 A JP 666179A JP S6048321 B2 JPS6048321 B2 JP S6048321B2
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JP
Japan
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reinforcing
product
mold
reinforcing cores
cut
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Application number
JP54006661A
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English (en)
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JPS55100111A (en
Inventor
慶彦 湯沢
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Expired legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は曲げ強度あるいは衝撃強度の高い補強芯を有
する製品の製造方法に関するものである。
例えばセメント製品は製造あるいは取扱いなどを容易
にするために軽量であることが好ましいが、軽量化のた
めに薄肉化すると強度が低下して割れ易くらに、軽量化
することは非常に困難であつた。従来このような不都合
を解消するために金網などの補強芯を入れて強度を低下
させることな−く軽量化することが行なわれているが、
その方法は金網などの補強芯を可塑状態にある原材料内
に連続的に入れて成形し、得られた成形品が固化した後
当該成形品を補強芯もろとも切断して製品とするもので
ある。しかるに、このような方法で。は、成形品が固化
した後補強芯もろとも切断するため、得られた製品の端
面に補強芯が表われて外観が損なわれ、あるいは当該端
面における補強芯の周囲が欠損するなどの問題があつた
。 本考案は上記事情に鑑みてなされてもので、成形品
の切断が容易であるうえに、高品位の製品を得ることの
できる補強芯を有する製品の製造方法を提供することを
目的とし、その特徴とするところは補強芯を得るべき製
品より短く予め切断し、且つ一定間隔をもつて、押出成
形される原材料内に供給して埋設し、しかる後得られ成
形品を補強芯の埋設されていない箇所で切断して製品と
なす点にある。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
まず、本発明に係る方法を実施するために用いる装置に
ついて説明する。 図中1a、lbは金網などの補強芯
であつて、コイル状に巻かれて用意されており、この補
強芯1a、lbは平板状のガイド2を挟んて対向配置さ
れた1対のコンベヤ3a、3bにより連続的に繰り出さ
れ、さらにコンベヤ3a、3bの前方に配置された切断
機4に送り込まれるようになされている。
この切断機4は補強芯1a、lbの送り方向に補強芯1
a、lbと同速度で移動し、しかる後元の位置に復帰す
るようになされており、この切断機4の切断部は第2図
に示すように、送り込まれて補強芯1a、lbを挟んで
位置し補強芯1a、lbに向けて駆動される可動刃5a
、5bと、可動刃5a、5bの両側で補強芯1a、lb
を挟んで位置し駆動されることにより補強芯1a、lb
を挾持する2対のホルダ6a、6b、7a、7bと、各
ホルダ6a、6b、7a、7bの間で補強芯1a、lb
に挾まれ、且つ対向端が前記可動刃5a,5bの先端側
に位置するように配置された固定刃8a,8bとから構
成されており、各ホルダ6a,6b,7a,7bを駆動
して補強芯1a,1bを固定した後、可動刃5a,5b
を駆動して固定刃8a,8bとで補強芯1a,1bを切
断するようになされている。さらに、切断機4の送り出
し側の前方には、平板状のガイド9を挾んで1対のコン
ベヤ10a,10bが対向配置され、切断機4にて切断
された補強芯1c,1dをその前方に配設された金型1
1に送り込むようになされている。金型11はスクリュ
ーを内装した押出機(図示せず)に取り付けられ、その
上部開口部から例えばセメント系混合物(セメント、硅
砂、シラスバルーン、アスベストなどに水を添加して混
練した粘土状のもの)などの可塑状態の原材料Aが圧力
室12内に供給されるようになされている。
また、金型11の先端部には圧力室12に連通する矩形
状の開口部を有するリップ型13が取り付けられ、さら
にこのリップ型13の開口部内には断面長方形の中空部
形成用の中子14が複数個所定の間隔をもつて配設され
ている。一方、金型11の前記リップ型13が設けられ
た箇所に対向する壁面には前記補強芯1c,1dを圧力
室12内に案内するための挿入ガイド15が装着されて
いる。この挿入ガイド15はその側端部が二股に分かれ
、分離された各先端部15a,15bが前記中子14と
リップ型13とにより中子14の上下両側に形成された
間隙に対応するように前記圧力室12内に挿入して設け
られたものであつて、前記補強芯1c,1dを案内する
ための2本の通路16a,16bが後端面から前記各先
端部15a,15bまての間を貫通して形成されている
。つぎに、補強芯を有する製品を上記構成の装置で製造
する方法について説明する。まず、原材料Aを図示しな
い押出機に投入するとともに混練しつつ加圧して金型1
1の圧力室12に供給する。
一方、これと同時にコンベヤ3a,3bを起動して補強
芯1a,1bを繰り出すとともに、切断機4内へ送り込
み、さらに、コン ,ベア10a,10bを起動して補
強芯1a,1bを金型11へ向けて送る。このようにし
て補強芯1a,1bを送り出し、その先端から切断機4
の可動刃5a,5bに対応る箇所までの長さが、製造す
べき製品の長さよりもわずか短くなつた時点で切断機4
を補強芯1a,1bの走行方向へ同速度で、すなわち補
強芯1a,1bとの相対速度が零となるように移動させ
、同時に各ホルダ6a,6b,7a,7bを動作させて
固定刃8a,8bとの間に補強芯1a,1bを挾持、固
定し、しかる後可動刃5a,5bを動作させて固定刃8
a,8bとで補強芯1a,1bを切断する。このように
して補強芯1a,1bを切断した後、各ホルダ6a,6
b,7a,7bを復帰させて補強芯1a,1bおよび切
断された補強芯1c,1dを解放し、同時に切断機4を
元の位置へ復帰移動させる。この後、コンベヤ3a,3
bを一時停止させるか、その動作速度を遅くし、あるい
はコンベヤ10a,10bの動作速度を一時早めること
により、未だ切断されていない補強芯1a,1bと切断
された補強芯1c,1dとを所定間隔離間する。そして
、切断された補強芯1c,1dをコンベヤ10a,10
bて金型11内に送り込むとともに、未だ切断されてい
ない補強芯1a,1bをコンベヤ1a,3bで繰り出し
て切断機4内へ送り込み、前述した手順と同手順て補強
芯1a,1bを切断し、切断された補強芯1c,1dを
残余の補強芯1a,1bから幾分離間させる。斯くして
補強芯1a,1bを製造すべき製品の長さよりもわずか
短く順次切断するとともに、切断された補強芯1c,1
dを一定間隔をもつて金型11内へ連続的に送り込む。
切断された補強芯1c,1dは挿入ガイド15’の各通
路16a,16b内に差し込まれるとともに、ここに案
内されて前記中子14の上下両側に形成された各間隙内
に送られる。一方、前述したように原材料Aは圧力室1
2内に供給されるとともに、リップ型13と中子14と
で断面矩形状の中空板材Bに成形されるから、前記切断
された補強芯1c,1dは成形品である当該中空板材B
の上下の肉部内に埋設される。なおこの場合、原材料A
の押出速度と切断された補強芯1c,1dの送り速度と
を一致させることにより、補強芯1c,1dは前記中空
板材Bの肉部内に空隙を生じることなく完全に埋設せし
められる。そして、上述のように原材料Aを連続的に押
出するとともに補強芯1c,1dを連続的に送り込んで
中空板材Bを成形した場合、送り込まれる補強芯1c,
1dは製造すべき製品の長さよりもわずか短いうえに、
後続する補強芯1c,1dは一定の間隔をもつて込り込
まれるから、成形品である中空板材Bにはその肉部に補
強芯1c,1dが埋設されていない箇所が生じるが、当
該箇所は製造すべき製品の長さを1ピッチとして等間隔
に生じる。
しカルて、当該箇所で前記中空板材Bを切断するととも
に、切断されて中空板材Bを一定の固さまで、常温ある
いは加温加湿して硬化させ、オートクレーブ養生を行な
うことにより製品とされる。なお、中空板材Bを切断す
る場合、当該切断箇所には補強芯1c,1dが埋設され
ていないので、極めて容易に切断することができ、その
うえ切断面が損傷されるなどのことが生ぜず、さらに得
られた製品の端面に補強芯1c,1dが表われないから
、製品の外観が損なわれることもない。なお、上記実施
例では補強芯1a,1b,1c,1dとして2枚の金網
を用いた場合について説明したが本発明は上記実施例に
限らず、1若し.くはそれ以上の補強芯を用いてもよく
、また補強芯は金網以外にラス網、鉄筋あるいは合成樹
脂などであつてもよい。
さらに、本発明における原材料Aは上記実施例にように
セメント系混合物に限定されず、合成樹脂等押出成形し
得るものであればよい。またさらに、本発明は中空板材
を成形する楊合にみならず、中実板材、中実管材など種
々の成形品を製造する場合に応用することができる。以
上説明したように本発明に係る補強芯を有する製品の製
造方法によれば、補強芯を製造すべき製品の長さより短
く予め切断するとともに切断された補強芯を一定間隔を
もつて連続的に金型内に供給し、同時に成形品の肉部に
埋設せしめ、しかる後得られた成形品を補強芯の埋設さ
れていない箇所で切断するから、その切断作業を極めて
容易に行なうことができ、しかも端面が欠損しあるいは
端面に補強芯が表われて外観が損なわれるなどのことが
ないうえ、曲げ強度あるいは衝撃強度を損なうことなく
薄肉化および軽量化した製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製造方法を実施するための装置を
示す概略図、第2図はその切断機の要部の断面図、第3
図はその金型の断面図である。 1a,1b・・・・・・補強芯、1c,1d・・・・・
・切断された補強芯、4・・・・・・切断機、11・・
・・・・金型、13・・・・・・リップ型、A・・・・
・・原材料、B・・・・・・中空板材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可塑状態の原材料を金型内に連続的に供給するとと
    もに、前記金型の先端部に装着したリップ型から連続的
    に押出して成形する製造方法であつて、補強芯を得るべ
    き製品の長さよりも短く予め切断し、且つ一定間隔をも
    つて前記金型内に連続的に供給するとともに、前記リッ
    プ型から押出される成形品の肉部内に埋設せしめ、しか
    る後前記成形品を前記補強芯の理設されていない箇所で
    切断して製品を得ることを特徴とする補強芯を有する製
    品の製造方法。
JP54006661A 1979-01-24 1979-01-24 補強芯を有する製品の製造方法 Expired JPS6048321B2 (ja)

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JPS55100111A JPS55100111A (en) 1980-07-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149406A (ja) * 1984-01-18 1985-08-06 株式会社クボタ 押出し成形における補強材插入方法及び装置

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JPS5084620A (ja) * 1973-11-29 1975-07-08
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JPS5159961A (en) * 1974-11-21 1976-05-25 Kubota Ltd Fukugokanno seizohoho

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