JPS6047835B2 - 自励式誘導機の起動装置 - Google Patents
自励式誘導機の起動装置Info
- Publication number
- JPS6047835B2 JPS6047835B2 JP54021082A JP2108279A JPS6047835B2 JP S6047835 B2 JPS6047835 B2 JP S6047835B2 JP 54021082 A JP54021082 A JP 54021082A JP 2108279 A JP2108279 A JP 2108279A JP S6047835 B2 JPS6047835 B2 JP S6047835B2
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- Japan
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- induction machine
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- power converter
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動式誘導機特に、可変速運転される自励
式誘導機の起動装置に関するものである。
式誘導機の起動装置に関するものである。
従来、この種の装置として第１図に示すものがあつた
。図において、１は交流電源、２はサイリスタで構成さ
れ、交流電源１から供給される交流を順変換する第１の
電力変換装置、３は電流平滑用リアクトル、４はサイリ
スタで構成され、第１の電力変換装置２から出力される
直流をリアクトル３を介して逆変換する第２の電力変換
装置、５は第２の電力変換装置４の交流出力側に接続さ
れた誘導機、６は励磁用コンデンサ、７は逆並列サイリ
スタ、８はリアクトル、９、１０は開閉器、１１は起動
装置てある。 上記構成から成る自励式誘導機の可変速
システムは、周知の様に、誘導機５と励磁用コンデンサ
６との励磁作用により電圧を誘起させ、この誘起電圧に
よつて第２の電力変換装置４の転流を行なわせて可変速
運転を行なつていた。したがつて、この様なシステムで
は誘導機５を起動させることができなく、このため上記
第２の電力変換装置４とは別個に起動装置１１を設け、
交流電源１からこの起動装置１１を介して所定の供給電
圧を誘導機５に与えることを必要としていた。即ち、起
動時には先す開閉器９を開、開閉器１０を閉にして交流
電源１から起動装置１１を介して誘導機５に所定の電源
電圧を供給し、誘導機５が起動完了後には開閉器１０を
開、開閉器９を閉にして可変速運転を行なうようにして
いた。なお、逆並列サイリスタ７とリアクトル８との直
列体は負荷の変動に拘らず誘導機５の端子電圧を制御す
るもので、コンデンサ６による励磁電流の進相分を、逆
並列サイリスタ７を導通制御することによりリアクトル
８に流して誘導機５の端子電圧を一定にする。 従来の
自励式誘導機の可変速運転システムは以上の様様に構成
されているため、誘導機を起動させるのにコンペン起動
器またはコンドルフア始動器等の特別な起動装置１１を
必要とし、装置が高価なものとなるばかりでなく、起動
時の突入電流が大きく電源電圧降下をまねきやすく、負
荷側機械にショック与える等の欠点があつた。本発明は
上のような従来のものの欠点を除去するためになされた
もので、起動時に交流電源から逆並列サイリスタを介し
て誘導機に電源電圧が供給される電路を構成し上記逆並
列サイリスタを制御することにより従来のような特別な
起動装置を用いることなく自励式可変誘導機を起動させ
ることがてきる装置を提供することを目的としている。
。図において、１は交流電源、２はサイリスタで構成さ
れ、交流電源１から供給される交流を順変換する第１の
電力変換装置、３は電流平滑用リアクトル、４はサイリ
スタで構成され、第１の電力変換装置２から出力される
直流をリアクトル３を介して逆変換する第２の電力変換
装置、５は第２の電力変換装置４の交流出力側に接続さ
れた誘導機、６は励磁用コンデンサ、７は逆並列サイリ
スタ、８はリアクトル、９、１０は開閉器、１１は起動
装置てある。 上記構成から成る自励式誘導機の可変速
システムは、周知の様に、誘導機５と励磁用コンデンサ
６との励磁作用により電圧を誘起させ、この誘起電圧に
よつて第２の電力変換装置４の転流を行なわせて可変速
運転を行なつていた。したがつて、この様なシステムで
は誘導機５を起動させることができなく、このため上記
第２の電力変換装置４とは別個に起動装置１１を設け、
交流電源１からこの起動装置１１を介して所定の供給電
圧を誘導機５に与えることを必要としていた。即ち、起
動時には先す開閉器９を開、開閉器１０を閉にして交流
電源１から起動装置１１を介して誘導機５に所定の電源
電圧を供給し、誘導機５が起動完了後には開閉器１０を
開、開閉器９を閉にして可変速運転を行なうようにして
いた。なお、逆並列サイリスタ７とリアクトル８との直
列体は負荷の変動に拘らず誘導機５の端子電圧を制御す
るもので、コンデンサ６による励磁電流の進相分を、逆
並列サイリスタ７を導通制御することによりリアクトル
８に流して誘導機５の端子電圧を一定にする。 従来の
自励式誘導機の可変速運転システムは以上の様様に構成
されているため、誘導機を起動させるのにコンペン起動
器またはコンドルフア始動器等の特別な起動装置１１を
必要とし、装置が高価なものとなるばかりでなく、起動
時の突入電流が大きく電源電圧降下をまねきやすく、負
荷側機械にショック与える等の欠点があつた。本発明は
上のような従来のものの欠点を除去するためになされた
もので、起動時に交流電源から逆並列サイリスタを介し
て誘導機に電源電圧が供給される電路を構成し上記逆並
列サイリスタを制御することにより従来のような特別な
起動装置を用いることなく自励式可変誘導機を起動させ
ることがてきる装置を提供することを目的としている。
以下、図示実施例について説明する。
第２図において、同一符号は従来装置の相当部分を示し
、１２，１３，１４はそれぞれ開閉器てあり、自励式可
変速誘導機の起動時に開閉器１４を閉、開閉器１２，１
３を開とし、可変速時には開閉器１４を開、開閉器１２
，１３を閉とする。したがつて、起動時に交流電源１か
ら逆並列サイリスタ７を介して誘導機５に電源電圧を供
給する電路が構成されて、上記逆並列サイリスタ７のト
リガ位相５を交流電源１に対して所定角遅らせて減電圧
制御するとにより誘導機５を起動させることができる。
次に、誘導機５が起動完了すると、開閉器４を開、開閉
器１２，１３を閉とし自励式可変速誘導機として誘導機
５が運転制御されることは従来，と同様てある。つまり
、第２図に示される実施例において逆並列サイリスタ７
は、起動時に交流電源１からの供給電圧を減電圧制御し
て誘導機５に与えるとともに、可変速運転時には第２の
電力変換装置４を転流させるコンデンサ６による励磁電
流の進相分をリアクトル８に流し自励式誘導機５の端子
電圧を一定にする様に制御する。したがつて、従来のも
ののように可変速運転する自励式誘導機に特別な起動装
置を用いることなく装置全体が安価に構成されるととも
に起動時の突入流を防ぎ、負荷側機械にショックを与え
ることはない。以上の様に本発明によれば、運転時に誘
導機の端子電圧を一定に制御する逆並列サイリスタを、
起動時に用いて交流電源からの供給電圧を減電圧制御し
て誘導機を起動させるように構成したので、装置が安価
に出来、また起動時の突入電流を防ぎ、負荷側機械のシ
ョックを防ぐ等の効果がある。
、１２，１３，１４はそれぞれ開閉器てあり、自励式可
変速誘導機の起動時に開閉器１４を閉、開閉器１２，１
３を開とし、可変速時には開閉器１４を開、開閉器１２
，１３を閉とする。したがつて、起動時に交流電源１か
ら逆並列サイリスタ７を介して誘導機５に電源電圧を供
給する電路が構成されて、上記逆並列サイリスタ７のト
リガ位相５を交流電源１に対して所定角遅らせて減電圧
制御するとにより誘導機５を起動させることができる。
次に、誘導機５が起動完了すると、開閉器４を開、開閉
器１２，１３を閉とし自励式可変速誘導機として誘導機
５が運転制御されることは従来，と同様てある。つまり
、第２図に示される実施例において逆並列サイリスタ７
は、起動時に交流電源１からの供給電圧を減電圧制御し
て誘導機５に与えるとともに、可変速運転時には第２の
電力変換装置４を転流させるコンデンサ６による励磁電
流の進相分をリアクトル８に流し自励式誘導機５の端子
電圧を一定にする様に制御する。したがつて、従来のも
ののように可変速運転する自励式誘導機に特別な起動装
置を用いることなく装置全体が安価に構成されるととも
に起動時の突入流を防ぎ、負荷側機械にショックを与え
ることはない。以上の様に本発明によれば、運転時に誘
導機の端子電圧を一定に制御する逆並列サイリスタを、
起動時に用いて交流電源からの供給電圧を減電圧制御し
て誘導機を起動させるように構成したので、装置が安価
に出来、また起動時の突入電流を防ぎ、負荷側機械のシ
ョックを防ぐ等の効果がある。
第１図は従来の自励式誘導機の起動装置の構成を示す回
路図、第２図は本発明の一実施例による自励式誘導機の
起動装置を示す回路図てある。 １・・・・・・交流電源、２・・・・・・第１の電力変
換装置、３・・・・・・電流平滑用リアクトル、４・・
・・・・第２の電力変換装置、５・・・・・・誘導機、
６・・・・・・励磁用コンデンサ、７・・・・・・逆並
列サイリスタ、８・・・・・・リアクトル。
路図、第２図は本発明の一実施例による自励式誘導機の
起動装置を示す回路図てある。 １・・・・・・交流電源、２・・・・・・第１の電力変
換装置、３・・・・・・電流平滑用リアクトル、４・・
・・・・第２の電力変換装置、５・・・・・・誘導機、
６・・・・・・励磁用コンデンサ、７・・・・・・逆並
列サイリスタ、８・・・・・・リアクトル。
Claims (1)
- １ 交流電源から第１の電力変換装置と平滑用リアクト
ルとを介して直流を入力する第２の電力変換装置と、第
２の電力変換装置の交流出力側に接続された誘導機、励
磁用コンデンサ及び逆並列サイリスタとリアクトルとの
直列体とを備え、運転時には、上記励磁用コンデンサと
誘導機との励磁作用により電圧を誘起させその誘起電圧
によつて上記第２の電力変換装置を転流させ誘導機を可
変速制御するとともに、上記逆並列サイリスタを導通制
御することにより励磁用コンデンサによる励磁電流の進
相分をリアクトルに流し誘導機の端子電圧を負荷変動に
拘らず一定に制御し、かつ、起動時には、交流電源から
上記逆並列サイリスタを介して誘導機に電源電圧を供給
する電路を構成し上記逆並列サイリスタ制御することに
より上記誘導機を起動させることを特徴とする自励式誘
導機の起動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54021082A JPS6047835B2 (ja) | 1979-02-22 | 1979-02-22 | 自励式誘導機の起動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54021082A JPS6047835B2 (ja) | 1979-02-22 | 1979-02-22 | 自励式誘導機の起動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55114189A JPS55114189A (en) | 1980-09-03 |
| JPS6047835B2 true JPS6047835B2 (ja) | 1985-10-23 |
Family
ID=12044953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54021082A Expired JPS6047835B2 (ja) | 1979-02-22 | 1979-02-22 | 自励式誘導機の起動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047835B2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-22 JP JP54021082A patent/JPS6047835B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55114189A (en) | 1980-09-03 |
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