JPS6047164A - Ｐｃケ−ブルの端末固定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はＰＣストランド等のケーブルを梁、桁等のプレ
ストレスト・コンクリートｍ造部月に使用する際に、ケ
ーブルに圧着加工したコンプレッション・グリップ（以
下グリップと称す）と支圧板を一体化するための端末固
定方法に関する。

従来の固定方法の一例を挙げれば、第１図のごとくＰＣ
ケーブル１の端部には支圧板２の中央にケーブルが挿入
可能な孔３が貫通され、これにＰＣケーブルを挿入後グ
リップ４を圧着加工して緊張力により固定を行っていた
。しかし、グリップと支圧板は一体化されていないため
極めて不安定であった。すなわち、この様な方式で行う
と、ＰＣケーブルが鉄筋等に拘束されていない例えばア
ンボンドタイプのＰＣケーブル（ポリエチレンシース中
にグリスが注−人されたもの〕の場合、無緊張状態で配
緊され、コンクリートが打設される。

この際、バイブレータ−等の使用により、第２図のごと
く支圧板２とグリップ４が分離した状態になる可能性が
あった。

本発明は、ＰＣストランド等のケーブルにグリップを圧
着加工を施こし、支圧板に挿入後以下に示す実施例によ
りグリップと支圧板を一体化ＩＺ１％することにより緊
張側よりの荷重を固定側に伝え、均等な支圧力を支圧板
を介してロンクリートに−ｌｊえ、クラックの発生等を
防止することを可能にしたものである。

第３図（Ａ）〜（Ｃ）は本発明の実施例を力でしたもの
でＰＣストランドを支圧板に挿入後、（Ａ）支圧板２に
グリップ４を挿入可能なパイプ５を溶接等により固定し
、パイプ側面よりボルト６により螺着して４，５を一体
化させる前記パイプ長さはグリップ長さの半分位でよい
。

（Ｂ）あらかじめ該形状に加工した板バネ７をグリップ
４と支圧板２に押圧固定する。

板バネ７の７′部はＰＣストランドの突き出し部１より
や＼大きい孔を削孔しておくと挿入固定が容易である。

また支圧板への固定部７′はひっか＼りが容易な様にす
ると良好であり、４の長さの精度が低くても固定できる
。

（Ｃ）支圧板２とグリップ４底面に接着剤８を塗付固定
する。

前記のごとく支圧板２とグリップ４が極めて簡単な方法
により一体化されるので、作業条件により何れかの実施
例をとることにより、確実な固定ができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来のグリップと支圧板の固定方法。 第２図は緊張時のグリップと支圧板の分離状態。 第３図（Ａ）〜（Ｃ）は本発明の実施例を示す側面図。 １、ｐｃケーブル、　２．支圧板、　４、グリップ、　
５．固定用パイプ、　７．固定用板バネ特許出願人　鈴
木金属工業株式会社 第１図 １２図 第３ｒＭ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ｐｃケーブルの端末位置にグリップを圧着加工し、
   支圧板に挿入後、該ケーブルのグリプ部分を支圧板と一
   体化固定する方法において、パイプまたは板バネ等を用
   いて固定することを特徴としたＰＣケーブルの端末固定
   方法。