JPS6047119B2 - 自動刻印機 - Google Patents

自動刻印機

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JPS6047119B2
JPS6047119B2 JP14879180A JP14879180A JPS6047119B2 JP S6047119 B2 JPS6047119 B2 JP S6047119B2 JP 14879180 A JP14879180 A JP 14879180A JP 14879180 A JP14879180 A JP 14879180A JP S6047119 B2 JPS6047119 B2 JP S6047119B2
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寛 橋本
哲男 阿部
宣博 沢井
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Sanyo Machine Works Ltd
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Sanyo Machine Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属板やプラスチック板等に文字を刻印す
る刻印機における、刻印用の文字板(キャ ラクタホィ
ール)に対して被刻印物を押圧するための、文字板及び
被刻印物の駆動制御機構に関す るものである。
従来、金属板やプラスチック板に文字を刻印する自動
刻印機として、第1図に示すようなものが・あつた。
同図において、1は刻印台、2は刻印台に載せられた被
刻印物、3は刻印文字を周囲に形成したキヤラクタボイ
ール、4はキャラクタホィール3を駆動するパルスモー
タ、5はキャラクタホィール3の割り出された刻印文字
を検出するエフンコーダ、6は所望の刻印文字を入力す
るキーボード、7はキーボードより入力された文字デー
タを記憶しパルスモータ等の駆動系を制御して所望の刻
印動作を行なわせる制御装置、8は刻印台1を横方向及
び縦方向の任意の位置に移動させる刻印台送り機構、9
は刻印台送り機構8内の動力源となる誘導モータ、10
は誘導モータ9の駆動力を刻印台1に与える歯車、ゼネ
バ、クラッチ等からなる伝達機構である。この装置はキ
ーボード6にて所望の刻印文字を打琴すると、その文字
データが制御装置7で記憶され、パルス演算されて、キ
ャラクタホィール3の、その刻印文字の位置を割り出し
て、パルスモータ4で、キャラクタホィール3をその位
置まで回転移動させる。
そして、被刻印物2を載せた刻印台1が下側から誘導モ
ータ9の駆動力を受けて伝達機構10の内のカム1『に
より上昇してキャラクタホィール1の文字面に被刻印物
2を押圧させて刻印する。刻印が終ると、刻印台送り機
構8は、再び歯車、ゼネバ、クラッチ等の伝達機構10
を介して誘導モータ9の駆動力で刻印台1を移動させて
、次の刻印動作の準備をする。この繰り返しを制御装置
7が行うことによつて、被刻印物2の任意の位置に所定
の文字を刻字することがてきる。しかし、この装置は大
きくわけて3つの欠点を持つている。
これを順次説明する。まず欠点の第1は、キャラクタホ
ィールの刻印一文字の割出しをパルスモータ4でするた
め、割出速度に限界があり、高速の刻印動作が困難で作
業能率が上らないことである。
すなわちパルスモータはパルスの発振周波数を上げるこ
とにより回転速度が大きくなるが、ある速度を越えると
、回転.−速度が追従しない、いわゆる脱調が発生し、
制御不能になるのである。また第2の欠点は刻印台1の
横送り及ひ縦送りには誘導モーター9を使用し、クラッ
チ、ブレーキ●ゼネバ●ベルト◆プーリ一◆ピニオン◆
ラン!ク等の多数の機械式の伝達要素を持つ伝達機構1
0を介して駆動力を伝達することに起因するものである
すなわち、第2の欠点の1として、動作する部分が多く
て、慣性モーメントが大きくなり高速送りができず、能
率が悪くなる。また第2のZ欠点の2として、歯車、ク
ラッチ、ゼネバ等各部品間の間隙が総合されて大きなガ
タとなり、刻印台1に載せた被刻印物2の位置決めが不
安定となる。また第2の欠点の3として、歯車比又はプ
−リー径の比を変更しなければピッチを変えられないの
で、縦送り横送りのピッチを容易に変更できない。更に
、第2の欠点の4として、機械伝達部分が多いので摩耗
の発生による寿命低下の問題がある。次に第3の欠点は
刻印文字の刻印深さが文字の種類により不均一となるこ
とである。
これは、例えば刻印文字の種類には1、2、3、4、・
・・0、AlBl・・・Z1−、/、,、・等があり、
仮りに文ノ字1と8を比較してみると刻印する面積が1
よりも8が大きいために、同じ押圧力では、1の刻印深
さが深く、8が浅いという現象が発生する。このように
刻印された文字の深さが文字の種類によつて異なり、深
さを均一に保てないことが問題に−なる。そこで本発明
は上記第1から第8までの欠点に鑑み、これを改良除去
したもので、上記欠点に対し次の内容の改良点を持つも
のである。
まず上記第1の欠点を解消するためには、従来用いられ
ていたパルスモータに代えてDCサーボモータを使用し
てディジタル制御を行うようにした。
また上記第2の欠点を解消するためには、従来用いられ
ていた機械的な伝達部分、即ちギヤ、クラッチ、ゼネバ
、ベルト、プーリ、ラック、ピニオン等を廃止して、そ
の代りにボールスクリュのみを用い、ディジタル制御さ
れる前記DCサーボモータの回転を、刻印台に直接伝達
することによつて、刻印台の横送り、縦送りをするよう
にした。さらに上記第3の欠点である刻印深さの不均一
を解消するために第3図に示すような刻印深さ調整装置
を用いるようにした。以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
第2図は装置全体の各部分の機能を示すブ殆ツク図であ
つて、キャラクタ−ホィールの駆動装置aと、刻印台の
縦方向及び横方向の送り装置bと、刻印深さ調整装置c
と、これら各装置A,b,cを制御する制御装置dと、
制御装置dに刻印データを入力する入力装置(e)とか
ら構成されている。
まずキャラクタ−ホィールの駆動装置aにおいて、11
は円盤の外周面に刻印文字が彫刻されたキャラクタ−ホ
ィール、12はキャラクタ−ホィール11に連結された
エンコーダ板、13はエンコータ12の回転位置を検出
するインデックスセンサ、14はキャラクタ−ホィール
11を回転させるDCサーボモータ、15はDCサーボ
モータ14の回転速度を検出するタコジェネレータ、1
6はDCサーボモータ14の回転量に応じてパルスを発
生するパルス発生器、17はDCサーボモーータ14に
直流電圧を供給するサーボアンプ、18はDC電源であ
る。
また刻印台の送り装置bにおいて、21は刻印台、22
は刻印台21を移動させるホールスクリュ、23はDC
サーボモータ、24はタコジェネレータ、25はパルス
発生器、26はDCサーボモータ24に直流電圧を供給
するサーボアンプ、27はDC電源である。
なお第2図では簡略化して示したが、実際には送り装置
bは、刻印台211つに対して、縦方向用と横方向の二
組がある。すなわち、送り装置bを構成する他の一組と
して、ボールスクリュ22″、DCサーボモータ23″
、タコジェネレータ24″、パルス発生器25″、サー
ボアンプ26″ 直流電源27″があ−る。また、刻印
深さ調整装置cにおいて、31は深さの調整ブロック、
32は調整ブロック31に螺合するボールスクリュ、3
3はボールスクリュ32を回転させるDCサーホモータ
、34はDCサーボモータ33の回転速度を検出するタ
コジェネレータ33の回転速度を検出するタコジェネレ
ータ、35はDCサーボモータ33の回転に応じてパル
スを発生するパルス発生器、36はDCサーボモータ3
3に直流電圧を供給するサーボアンプ、37は直流電源
てある。
また、制御装置dにおいて、40は印字データを記憶す
る記憶部であつて、キャラクタ−ホィールの駆動装置a
に対する制御機構d1と、刻印台の送り装置bに対応す
る制御機構山と、刻印深さ調整装置cに対応する制御機
構D3とに制御データを送る。
即ち夫々の演算部50,60,70に制御データとして
、印字の種類、印字位置、印字深さを出力する。各制御
機構Dl,d2,d3は扱うデータの種類は異なるが、
各DCサーボモータ14,23,23″,33に対して
、全てディジタル制御を行つている。すなわち、各制御
機構Dl,d2,d3において、51,61,6「,7
1は夫々演算部50,60,70から制御データを受け
取り、それに対応したパルス数を発生するパルス発生器
、52,62,62″,72は夫々制御装置d内のパル
ス発生器51,61,6「,71の出力パルスを加算し
、DCサーボモータ14,23,23″,33側のパル
ス発生器16,25,255,35の出力パルスで減算
される偏差カウンタ、53,63,63″,73は夫々
偏差カウンタ52,62,62″,72のデジタル出力
をアナログ電圧に変換するDA変換器てある。なお、演
算部50にはインデックスセンサ13の出力が入力され
ると共に、キャラクタ−ホィールの刻印文字の割出しが
異常であつた時に、刻印動作に禁止をかけて誤刻印を防
止する異常出力部54が接続されている。また演算部6
0には送りピッチ設定器64が接続され、演算部70に
は文字深さ設定器74が接続されている。次に入力装置
eは、キーボード80、又はカードリーダインターフェ
ース81を介して接続されるカードリーダ32、或いは
メインコンピュータからの文字指令を受けるインターフ
ェース33のいずれかによつて構成でき、記憶部40に
印字データを入力するものである。
次に本発明装置の機械的構成例について説明する。
第3図は刻印深さ調整機構cてあつて、11はキャラク
タホィール、21は刻印台、20は被刻印物、2『は位
置決め装置、90はキャラクタホィール11の文字割出
しが完了した時に回転するカム軸、91はそのカム軸に
固着されたカム、92はそのカム91に接しているカム
ローラ、93はこのカムローラを一端に持つリンク、9
4はリンク93の他端を支持する支点、95は揺動する
リンク93に接したローラ、96はこのローラ95を下
端に持ち、上端で刻印台21を上方に押・圧する押圧棒
、97はその下面に傾斜面97aを持ち、リンク93に
その支点94で結合されたブロック、93はブ七ツク9
7を滑合状態で嵌合させて左右方向を位置規制する案内
板、31はフ狛ツク97の傾斜面97aを載せる傾斜面
31aノと、その内部にボールスクリュナット31bが
形成された調整ブ七ツク、32は調整ブロック31と螺
合するボールスクリュ、33はボールスクリュ32と継
手99を介して、その出力軸33aが連結されたDCサ
ーボモータである。
この部分の動作は、キャラクタホィール11の文字割出
しが完了した時、その信号でカム軸90が回転し、カム
91に接しているカムローラ92が上昇し、リンク93
が他端を支点94として上方に揺動すると、このリンク
93に接したローラ95が押圧棒96を押し上げ、その
上端で刻印台21を押し上けて、その上にセットされた
被刻印物20を上方のキャラクタホィール11に押圧し
て刻印をするのである。各文字に対する文字深さの調整
は、上記支点94を上下動することによつてなされる。
すなわち、第2図において、文字刻印指令が記憶部40
から各演算部50,60,70に出力されると、予め文
字深さ設定部74に設定された、その文字の刻印面積に
対応して所定の深さになるように演算部70か演算して
サーボモータ33をデジタル制御により回転させ、ホー
ルスクリュ32を左右に調整して、ブロック97が所定
位置にくるように上下動させる。このようにして押圧棒
96の上昇量を調整することにより、文字に合せて刻印
深さを調整することができるのである。次に本発明装置
の機械部分全体の構成を第4図について説明する。
同図において、80はキーボード、80aはそのキース
イッチ、14はキャラクタホィール駆動用のDCサーボ
モータ、14″はその出力軸となるシャフト、11はシ
ャフト14″に固着されたキャラクタホィール、12は
シャフト14″に固着されたエンコーダ板、13は光源
スイッチの集合体て構成されたインデックスセンサ、2
0は被刻.印板、21は刻印台である、2「は刻印台2
1を上下動自在に保持する第1刻印字受部、28,28
は刻印台受部2「に取付けられたガイド、29はガイド
28,28を縦方向(図面ては横方向)に案内するガイ
ドアーム、28aはカイト28の1つに固設された縦送
り用のボールスクリュナット、22はボールスクリュナ
ット28aに螺合するボールスクリュ、23はボールス
クリュ22に連結された縦送り用DCサーボモータであ
る。
また21″は第1刻印台受部2「を縦送りするる機構を
取付けた第2刻印台受部、28″,28″は第2刻印台
受部21″に取付けられたガイド、295,29″はガ
イド28″,2『を横方向に案内するガイドレール、2
8a″は第2刻印台受部21″に固設されたボールスク
リュナット、22″はボールスクリュナット28a″に
螺合するボールスクリュ、23″はボールスクリュ22
″を回転させる横送り用のDCサーボモータである。ま
た、96は押圧棒、95は押圧棒96下端に取付けられ
たローラ、93はリンク、91はカム、90はカム軸、
100はカム軸90に連結された刻印用モータである。
なお、この刻印用モータ100は誘導モータ又はDCモ
ータのいずれを採用してもよい。この第4図装置におけ
る動作は次のようになる。同図左側のキーボード30の
キースイッチ30aを打琴して刻印データを第2図に示
す記憶部40に入力すると、記憶部40から各演算部5
0,60,70に刻印データが一字分ずつ出力される。
まず演算部50はその刻印文字に対するキャラクタ−ホ
ィール11の位置を算出し、パルス発生器51に必要な
パルス数を出力させる。即ち、演算部50は任意の刻印
データが与えられると、lそのデータと、インデックス
センサ13で検出したキャラクタ−ホィール11の現在
位置との関係から必要なパルス数を演算する。例えばキ
ャラクタ−ホィール11の現在位置は、エンコーダ板1
2の孔位置パターンをインデックスセンサ13で検出し
、これを演算部50でどの刻印文字に該当するかを判別
し、これによつて、刻印データとの関係位置の差を演算
する。このように演算されたパルス数は、パルス発生器
51から出力されるが、このパルス数は、1つの刻印デ
ータの割り出しが完了するまで定数的に保持される。そ
して、偏差カウンタ52はパルス発生器51の出力パル
スとDCサーボモータ14に取付けたパルス発生器16
の出力パルスとで加減算を行い、その偏差をデジタル量
でDA変換器53に出力する。DA変換器53はこれを
アナログ電圧に変換して、サーボアンプ17に出力する
。サーボアンプ17は、このアナログ電圧をDCサーボ
モータ14に取付けられたタコジェネレータ15からの
回転速度に比例した電圧とを比較し、この差に応じた直
流電圧をDCサーボモータ14に供給する。そして、キ
ャラクタ−ホィール11を演算部50によつて計算され
た位置に回転させる。割り出しの動作が完了すると、エ
ンコーダ板12の孔位置をインデックスセンサ13で検
出して、演算部50て確認させる。もし割り出しに異常
があれば異常出力部54で刻印動作に禁止をかける。即
ち、割り出し動作が完了したときに、インデックスセン
サ13で検出したエンコーダ板12の孔位置パターンを
判別し、所定の刻印文字が割り出されていなければ、異
常として刻印動作を禁止させる。割り出しが正常に行な
われると、演算部60が記憶部40からの刻印位置デー
タ及び送りピッチ設定器64の設定値に基づき、制御機
構4のパルス発生器61,6「、偏差カウンタ62,6
2″、DA変換器63,63″、サーボアンプ26,2
6″ タコジェネレータ24,24″、パルス発生器2
5,25″を用いて、DCサーボモータ23,23″を
前記同様のDCデジタルサーボ制御により、刻印台21
を所定位置に移動させる。すなわち、縦方向には縦送り
用DCサーボモータ23でボールスクリュ22を回転さ
せ、横方向には、横送り用DCサーボモータ23″によ
りボールスクリュ22″を回転させて刻印台21の移動
を行う。この縦方向及び横方向の送り装置bによつて被
刻印板20のどの位置にも刻印することができるのであ
る。また、上記刻印台21の移動に併行して、文字深さ
の調整が、記憶部40からの印字データの入力を受けた
演算部70により行なわれる。すなわち、演算部70は
文字深さ設定部74による設定値に従つて、第3図で説
明した文字深さ調整装置c(7)DCサーボモータ33
を、制御機構D3を用いて制御して、刻印文字に対応し
た深さ調整を行う。これら、制御機構Dl,d2,d3
の動作が全て終了すると、刻印用モータ100が回転し
て、カム軸90を通じて、カム91を回転させ、リンク
93、ローラ95を通じて押圧棒96を突き上げさせ、
刻印台21を押上げ、刻印台21上にセットされた被刻
印物20をキャラクタ−ホィール11の刻印文字に押圧
させて、1文字の刻印が終了する。刻印が終了すると、
再び記憶部40から各演算部50,60,70に刻印デ
ータが出力される。この後は前述の動作が繰り返し実行
されて、次々と被刻印物20への刻印動作が実行されて
行く。本発明はキャラクタ−ホィールの割り出し、刻印
台の横送り及び縦送り、刻印深さ調整の各動作部分に、
パルスモータではなく、■サーボモータを使用したデジ
タル制御方式を採用したことに大きな特徴を有する。
すなわちDCサーボモータは、その駆動がパルスモータ
と異り連続的なアナログ駆動となつて、高速回転が得ら
れ、作業能率を高めると共に、駆動・停止時もショック
が少い円滑な回転が得られる。因にパルスモータでの回
転速度の上限は100rpmであるのに対し、DCサー
ボモータでは300r′Pmの回転速度が得られること
が実験的に確認されている。また指冷はパルスで行なわ
れるのでコンピュータ等による刻印文字指冷が容易に行
なえる。すなわち、刻印台の送り量はデジタルスイッチ
又はキーボード等により数値設定でき、所望の位置に位
置決めして、その位置に刻印するので刻印作業が容易で
ある。また、機械的伝達部をボールスクリュのみにした
ため、摩耗が少く長期間安定した動作が保証されるし、
機械部分の慣性モーメントが少くなり高速動作が可能と
なり、刻印台の移動が短時間に行われて、作業能率良く
刻印ができる。
また同様の理由で機械的伝達部のガタがなくなり、位置
決め精度が高く、被刻印板に文字を整然と刻印きる。さ
らに、この装置は刻印深さ調整装置cにつて上述の文字
面積による刻印深さの不均一を解消したのみならず、キ
ャラクタ−ホィールの中心から刻印文字までの距離、即
ちキャラクタ−ホィールの半径の誤差も予め設定するこ
とができ、その誤差をも刻印深さに影響させないように
することもできる。なお、本発明は第2図に示したよう
に、制御部dの大部分をマイクロコンピュータにより制
御す・ることが、信頼性、高速性、小型化、低価格化、
プログラム変更のためにも適当であるが、ロジックIC
等を用いた一般的な論理回路でも制御可能なことは勿論
である。
また、本発明は前述の如く、刻印したい文字の・指令を
手動によりキーボード30から打琴してもよいが、カー
ドリーダ32によりデータカードから刻印文字データを
読取らせてもよい。
更に生産管理用のメインコンピュータからオンラインで
文字データを指令させて動作させることもできる。ノ
以上説明したように、本発明は被刻印物を載置する刻印
台と、被刻印物に対向し、周面に刻印文字を有するキャ
ラクタ−ホィールと、上記刻印台を挾んで上記キャラク
タ−ホィールと対向する押圧棒と、上記刻印台をボール
スクリューにより刻印面内で縦及び横方向に移動させる
DCサーボモータと、上記キャラクタ−ホィールを回転
させるDCサーボモータと、刻印用モータで駆動させる
カムによソー端を支点として揺動するリンクにより上記
押圧棒を上記刻印台に対して突き上げさせて、被刻印物
を上記キャラクタ−ホィールに押圧する押圧棒駆動機構
と、DCサーボモータによりボールスクリューを介して
上記リンクの支点を上記押圧棒の突き上げ方向に移動調
整させる刻印深さ調整機構と、前記各DCサーボモータ
に夫々取付けられたタコジェネレータ及びパルス発生器
と、刻印ゼータを入力する入力装置と、入力されたデー
タを記憶し、前記タコジェネレータ及びパルス発生器の
出力データによつて、前記各DCサーボモータをデジタ
ル制御する制御装置とを具備し、入力された刻印データ
に従つてデジタル制御して、刻印台を所定の位置に移動
させ、かつ、キャラクタ−ホィールの刻印文字の割り出
しを行い、この割り出された刻印文字に対応して予め設
定された刻印深さになるよう前記押圧棒のリンクーの支
点を移動調整させて被刻印物の所定位置に所定の文字を
刻印させるようになしたから、パルスモータで駆動した
場合に比べ、連続的なアナログ駆動の利点である高速動
作による作業速度が向上でき、円滑な駆動・停止が行な
える。また、ボー;ルスクリユを機械的伝達部に採用し
たことにより、機械部分の長寿命化及び位置決め精度の
向上が計れる。更に慣性モーメントが少くなるので高速
動作が可能となつて、■サーボモータの高速回転による
利点が生かせる。また、刻印深さ調整装置を持つている
ので、刻字する文字の面積による印字深さのむらがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動印字装置の一例を示す構成図、第2
図は本発明一実施例の各部分の構成を示すブロック図、
第3図は刻印深さ調整機構の側断面図、第4図は本発明
一実施例の機械構成部全体を示す側断面図である。 a・・・キャラクタ−ホィールの駆動装置、b・・・刻
印台送り装置、c・・・刻印深さ調整装置、d・・・制
御装置、Dl,d2,d3・・・制御機構、e・・・入
力装置、11・・・キャラクタ−ホィール、12・・・
エンコーダ板、13・・・インデックスセンサ、14,
23,23″,33・・・■サーボモータ、15,24
,24″,34・・・タコジェネレータ、16,25,
25″,35・・・パルス発生器、20・・・被刻印物
、21・・・刻印台、2「・・・第1刻印台受部、21
″・・・第2刻印台受部、22,22″,32・・・ボ
ールスクリュ、28,2『・・・ガイド、29・・・ガ
イドアーム、29″・・・ガイドレール、28a,28
a″,31b・・・ボールスクリューナット、31・・
・調整ブロック、40・・・記憶部、50,60,70
・・・演算部、80・・・キーボード、96・・・押圧
棒、100・・刻印用モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被刻印物を載置する刻印台と、被刻印物に対向し、
    周面に刻印文字を有するキャラクターホィールと、上記
    刻印台を挾んで上記キャラクターホィールと対向する押
    圧棒と、上記刻印台をボールスクリューにより刻印面内
    で縦及び横方向に移動させるDCサーボモータと、上記
    キャラクターホィールを回転させるDCサーボモータと
    、刻印用モータで駆動されるカムにより一端を支点とし
    て揺動するリンクにより上記押圧棒を上記刻印台に対し
    て突き上げさせて、被刻印物を上記キャラクターホィー
    ルに押圧する押圧棒駆動機構と、DCサーボモータによ
    りボールスクリューを介して上記リンクの支点を上記押
    圧捧の突き上げ方向に移動調整させる刻印深さ調整機構
    と、前記各DCサーボモータに夫々取付けられたタコジ
    ェネレータ及びパルス発生器と、刻印データを入力する
    入力装置と、入力されたデータを記憶し、前記タコジェ
    ネレータ及びパルス発生器の出力データによつて、前記
    各DCサーボモータをデジタル制御する制御装置とを具
    備し、入力された刻印データに従つてデジタル制御して
    、刻印台を所定の位置に移動させ、かつ、キャラクター
    ホィールの刻印文字の割り出しを行い、この割り出され
    た刻印文字に対応して予め設定された刻印深さになるよ
    う前記押圧棒のリンクの支点を移動調整させて被刻印物
    の所定位置に所定の文字を刻印させるようになしたこと
    を特徴とする自動刻印機。
JP14879180A 1980-10-22 1980-10-22 自動刻印機 Expired JPS6047119B2 (ja)

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JP14879180A JPS6047119B2 (ja) 1980-10-22 1980-10-22 自動刻印機

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JP14879180A JPS6047119B2 (ja) 1980-10-22 1980-10-22 自動刻印機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257911U (ja) * 1985-09-27 1987-04-10
JPH0159907U (ja) * 1987-10-08 1989-04-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257911U (ja) * 1985-09-27 1987-04-10
JPH0159907U (ja) * 1987-10-08 1989-04-14

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