JPS6047014B2 - 板材の折り曲げ装置 - Google Patents

板材の折り曲げ装置

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JPS6047014B2
JPS6047014B2 JP13102078A JP13102078A JPS6047014B2 JP S6047014 B2 JPS6047014 B2 JP S6047014B2 JP 13102078 A JP13102078 A JP 13102078A JP 13102078 A JP13102078 A JP 13102078A JP S6047014 B2 JPS6047014 B2 JP S6047014B2
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JP
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plate
plate material
sheet material
positioning
folding
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JP13102078A
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忠 天野
定男 安部
勝治 関田
重雄 古山
昭博 新谷
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/04Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
    • B21D43/14Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work by turning devices, e.g. turn-tables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/003Positioning devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/021Control or correction devices in association with moving strips
    • B21D43/023Centering devices, e.g. edge guiding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば板材の四隅を折り曲げて、箱等を製
作する板材の折り曲け装置に係り、更に詳しくは、板材
搬送テーブル上に移送載置された板材を、板材搬送テー
ブル中心に対して中心振り分け的に位置決めするととも
に、板材の前後位置決め、回転位置決めを自動的に行う
ようにした板材折り曲げ装置に関するものである。
従来、この種の折り曲げ装置における自動化ラインは、
特注機として一製品専用として製造されてきた。
例えは板材の四辺を2回づつ折り曲げるべき製品のライ
ンは、折り曲げ装置を搬送方向に対して2セットづつ平
行及び直角に並設し、夫々の装置をコンベアー等の搬送
装置で継いで折り曲げ作業を行なつてきた。しかしなが
らこのような装置及ひ機械ては、板材の2辺の寸法に合
せた折一り曲げ機の設計が必要なため、例えば寸法が足
りなくなつたときは、上記のようにライン化されている
ため改造作業が大変であつた。また折り曲け作業が可能
であても、その段取りでは、折り曲げ長さによる金型の
交換が最低2ケ。
所、曲げ巾調整が2ケ所、ゲージ調整が2ケ所と、数多
く、更に夫々の調整も必要なうえ、実質的に少種大量生
産用とならざるを得なかつたため、コスト面及び経済的
な面で問題があつた。また折り曲げ機においては、曲げ
型は両端支持−であるため、板材を中心振り分けに曲げ
ないと曲げ型のたわみが左右の角度に生じ、この結果、
板材の折り曲け部に誤差が発生して箱曲げの継ぎ目を修
正しなければならないという欠点があつた。更に箱曲げ
機では、上型(パンチ)が箱形状の中に入らなければ製
品を曲げることが不可能であるが、この芯出しが非常に
大変であつた。
この発明は、かかる従来の諸問題に鑑みこれを有効に解
決するために案出されたもので、板材の搬入、移送、位
置決め、折り曲げ等の一連の折り曲げ作業を1台の折り
曲げ装置により自動的に行なうようにした板材の折り曲
げ装置を提供することを目的とする。
J 以下添付図面に基づいて、この発明の好適一実施例
を説明する。
第1図、第2図において、1は折り曲け装置本体を示し
、この折り曲げ装置本体1は、主として板材(ワーク)
搬入装置3と、板材送り込み装置5と、この板材送り込
み装置5を構成する板材7の左右位置決め装置9及び前
後位置決め11及び板材回転装置13と、板材折り曲け
装置15と、更に製品搬送装置17とから構成されてい
る。
前記板材搬入装置3は、架台19内の底面に敷”設され
たレール21上を横行する自走台車23と、この自走台
車23により搬入された板材7をバキュームパット25
により吸着して吊り下げ、かつ架台19上を移動して前
記板材送り込み装置5の材料回転装置13の設定位置ま
で移送するロータ27とにより構成されている。自走台
車23は、フォークリフトまたはクレーン等により積載
された板材7を載置させて、図示しない駆動モータによ
り前記ロータ27のバキュームパット25の下方まて自
走するものてある。
この自走台車23の台上には、マグネットシートセパレ
ーター29と、材料有無検出器31とが設けられ、マグ
ネットシートセパレータ29は、自走台車23上に積載
された板材7を1枚づつ分離するとともに板材7の2枚
取りを防止する機能を有し、また材料有無検出器31は
、自走台車23上の材料を検出する機能を有するものて
ある。次に架台19上を横行するロータ27は、架台1
9に架設された伸縮アーム33を介して駆動され、ロー
タ27の底面には、フレーム39を介して前記自走台車
23により搬送された板材7を吸着して吊り上げる複数
のバキュームパット25が出殻され、このバキュームパ
ット25を出殻する、シリンダロッド35は図示しない
流体シリンダにより伸縮自在に構成されている。前記架
台19のげ装置15とにより構成される板材の折り曲げ
装置であつて、前記板材回転装置13を、搬送フレーム
85を支持する支柱205に支持プレート209を並設
して設け、この支持プレート209上に、設けたケーシ
ング215に沿つて回転かつ昇降自在なシャフト217
を設けるとともに、このシャフト217の上部に複数の
吸着マグネット219と、案内ベアリング247とを配
設したプレート221を装着して設け、前記プレート2
21に、回転位置決め用の位置決めプレート271を設
けるとともに、前記ケーシング215に、該位置決めプ
レート271をクランプするクランプ装置273を回転
かつ昇降自在に設けて装置したことを特徴とする板材の
折り曲け装置。発明の詳細な説明 この発明は、例えば板材の四隅を折り曲げて、箱等を製
作する板材の折り曲け装置に係り、更に詳しくは、板材
搬送テーブル上に移送載置された板材を、板材搬送テー
ブル中心に対して中心振り分け的に位置決めするととも
に、板材の前後位置決め、回転位置決めを自動的に行う
ようにした板材折り曲げ装置に関するものである。
従来、この種の折り曲げ装置における自動化ラインは、
特注機として一製品専用として製造されてきた。
例えは板材の四辺を2回づつ折り曲げるべき製品のライ
ンは、折り曲げ装置を搬送方向に対して2セットづつ平
行及び直角に並設し、夫々の装置をコンベアー等の搬送
装置で継いで折り曲げ作業を行なつてきた。しかしなが
らこのような装置及ひ機械ては、板材の2辺の寸法に合
せた折−リ曲げ機の設計が必要なため、例えば寸法が足
りなくなつたときは、上記のようにライン化されている
ため改造作業が大変であつた。また折り曲け作業が可能
であても、その段取りでは、折り曲げ長さによる金型の
交換が最低2ケ.所、曲げ巾調整が2ケ所、ゲージ調整
が2ケ所と、数多く、更に夫々の調整も必要なうえ、実
質的に少種大量生産用とならざるを得なかつたため、コ
スト面及び経済的な面で問題があつた。
また折り曲げ機においては、曲げ型は両端支持一である
ため、板材を中心振り分けに曲げないと曲げ型のたわみ
が左右の角度に生じ、この結果、板材の折り曲け部に誤
差が発生して箱曲げの継ぎ目を修正しなければならない
という欠点があつた。更に箱曲げ機では、上型(パンチ
)が箱形状の中に入らなければ製品を曲げることが不可
能であるが、この芯出しが非常に大変であつた。この発
明は、かかる従来の諸問題に鑑みこれを有効に解決する
ために案出されたもので、板材の搬入,移送,位置決め
,折り曲げ等の一連の折り曲げ作業を1台の折り曲げ装
置により自動的に行なうようにした板材の折り曲げ装置
を提供することを目的とする。
ノ 以下添付図面に基づいて、この発明の好適一実施例
を説明する。
第1図,第2図において、1は折り曲け装置本体を示し
、この折り曲げ装置本体1は、主として板材(ワーク)
搬入装置3と、板材送り込み装置5と、この板材送り込
み装置5を構成する板材7の左右位置決め装置9及び前
後位置決め11及び板材回転装置13と、板材折り曲け
装置15と、更に製品搬送装置17とから構成されてい
る。
前記板材搬入装置3は、架台19内の底面に敷”設され
たレール21上を横行する自走台車23と、この自走台
車23により搬入された板材7をバキュームパット25
により吸着して吊り下げ、かつ架台19上を移動して前
記板材送り込み装置5の材料回転装置13の設定位置ま
で移送するロータ27とにより構成されている。自走台
車23は、フォークリフトまたはクレーン等により積載
された板材7を載置させて、図示しない駆動モータによ
り前記ロータ27のバキュームパット25の下方まて自
走するものてある。
この自走台車23の台上には、マグネットシートセパレ
ーター29と、材料有無検出器31とが設けられ、マグ
ネットシートセパレータ29は、自走台車23上に積載
された板材7を1枚づつ分離するとともに板材7の2枚
取りを防止する機能を有し、また材料有無検出器31は
、自走台車23上の材料を検出する機能を有するものて
ある。次に架台19上を横行するロータ27は、架台1
9に架設された伸縮アーム33を介して駆動され、ロー
タ27の底面には、フレーム39を介して前記自走台車
23により搬送された板材7を吸着して吊り上げる複数
のバキュームパット25が吊設され、このバキュームパ
ット25を吊設する、シリンダロッド35は図示しない
流体シリンダにより伸縮自在に構成されている。前記架
台19の底部には、バキュームパット25で吸着された
板材7が3枚以上重なつていないかどうかを検出する板
材二枚検出装置37が装着されている。この板材二枚検
出装置37の検出は。例えばバキュームパット25が板
材7を2枚以上重ねて吸着吊り上げた場合、あらかじめ
設定した1枚の板厚の設定値に基づいてその板厚を検出
し、横行するロータ27を停止させるものである。次に
記板材搬入装置3の作用について説明する。
自走台車23上にフォークリフトまたはクレーン等によ
り板材7が所定枚数積載されると、これを材料有無検出
器31が検出する。このようにして自走台車23上に板
材7が積載されると、次に自走台車23を横行させる図
示しない駆動モータが駆動を開始し、自走台車23は板
材7を積載した状態で、レール21に沿つてロータ27
のバキュームパット25の下部まで移動して停止する。
このうな状態からロータ27に設けられた図示しない流
体シリンダを伸縮作動させ、シリンダロッド35の先端
部に装着されているバキュームパット25を自走台車2
3上の板材7に当接させる。板材7の上面にバキューム
パット25が当接したら、次に図示しない真空ポンプ等
を駆動させて、板材7にバキュームパット25を吸着さ
せる。そして前記図示しない流体シリンダを収縮作動さ
せて、板材7を所定の高さまて吊り上げる。このような
状態からロータ27を横行させる伸縮アーム33を伸縮
シリンダ41を介して作動させ、板材7を吊り下げた状
態でロータ27を板材送り込み装置5側に向つて移動さ
せる。前記板材二枚検出装置37の検出作動は、上記ロ
ータ27の移動中に行われ、例えば、バキュームパット
25により2枚以上の板材7が重なつて吸着されている
場合に、ロータ27が自動的に停止し、この状態で2枚
以上重なつている板材7を.取り除くものである。次に
板材送り込み装置5は、前記ロータ27により移送され
た板材7を、搬送方向に対して左右、前後に位置決めし
た後、後述する板材折り曲げ置15に送り込む装置であ
つて、主として左右・位置決め装置9と、前後位置決め
装置11と、更に板材7を所定の角度に回転させる板材
回転装置13とにより構成されている。
前記板材7の左右位置決め装置9は、板材搬送テーブル
43に載置された板材7を、板材7の搬送方向Xと平行
で、かつ前記板材搬送テーブル43のセンターラインに
対して中心振り分けとなるようにセンターリングし、後
述する前後位置決め装置11のグリツパ45に板材9を
挿入し、しかも該グリツパ45がクランプを完了するま
でガイドすることを目的とした装置である。
この左右位置決め装置9は、第3図,第4図に示すよう
に、板材7の搬送方向Xと直交し、かつ”板材搬送テー
ブル43の巾と同じ長さのベース47上に、機械及び板
材搬送テーブル43のセンターラインに対して対称位置
に2本のカイ49a,49bが設けられている。
この2本のガイド49a,49bには、サポート51の
底部に吊設された2本の脚部53a,53bが摺動自在
に係合され、またサポート51の底部中央には、後述す
るボールネジ55と螺合するボールナット57が吊設さ
れている。ボールネジ55は、前記ボールナット57と
螺合するようにガイド49a,49bの中間に軸受59
を介して架設され、該ボールネジ55の一端は駆動モー
タ61の図示しない回転軸にカップリング等を介して連
結されている。またボールネジ55の相互も第3図に示
すようにカップリング63で連結されている。前記サポ
ート51の両端には、調整ネジ65の回動操作によりサ
ポート51の側壁に沿つて摺動するアーム67が取り付
けられ、このアーム67には、後述するガイドアーム6
9を昇降作動させるスイッチングシリンダ71と、この
スイッチングシリンダ71のロッド73の先端に連結さ
れたベルクランク75と、更にガイドアーム69を支持
するリンク77とが設けられている。
前記ガイドアーム69は、アーム67上にベルクランク
75とリンク77とにより支持され、このガイドアーム
69の内部には、左右のベルクランク75,75を支持
する支持軸79が内装されている。
前記ベルクランク75,75をアーム67の側壁に回転
自在に支持する回転軸81と、前記ガイドアーム69を
連結支持する支持軸79とには、ガイドアーム69の両
端部を同調させて昇降させるためのギヤ83a,83b
が設けられている。このギヤ83a,83bは、相互に
噛合するとともに、ベルクランク75,,75の一方が
、スイッチングシリンダ71により回転軸81を中心に
回転した際、該ギヤ83a,83b及び支持軸79を介
して他方のベルクランク75も同時に回動させるもので
ある。前記ガイドアーム69の上面には、搬送フレーム
85の上蓋87の間を進退並びに昇降可能な複数のロー
ラブラケット89(本実施例では7個)が立設されてお
り、このローラブラケット89の前面側壁には、各2セ
ットづつ案内ローラ91が取付けられている。
前記ガイドアーム69を支持するリンク77のピン部9
3と、サポート51との間には、荷重調整可能なスプリ
ン95が介装してあり、このスプリング95はガイドア
ーム69及び案内ローラ91を昇降作動させるスイッチ
ングシリンダ71の補助的役割を成すものである。
即ちガイドアーム69は下限位置から中間点までは、ス
イッチングシリンダ71の伸張作動による力で上昇する
が、その中間点で近接スイッチ97bが働き、該シリン
ダ71を駆動するエアー又は油圧等の駆動源はカットさ
れる。従つて、その後の上限までの上昇はスプリング9
5の弾性力により上昇するのものである。なお、97a
,97b,97cは、スイッチングシリンダ71に設け
られた上昇確認、下降確認及び中間通過確認の近接スイ
ッチである。次に板材7の前後位置決め装置11は、第
5図〜第8図に示すように、板材7の移送駆動装置99
と、この移送駆動装置99に一体的に装備されたワーク
クランプ装置101と、このワーククランプ装置101
のグリツパ45に、前記左右位置決め装置9によりセン
ターリング、あるいは軽く位置決めされた板材7を押し
込む板材プッシャ装置103(第8図参照)と、更に調
整板材送り込み装置5のバキュームパット25により吸
着された板材7が、ロータ用の伸縮シリンダ41の作動
ミス等で下降したり、落下した場合に、板材送り.込み
装置5を保護するための板材落下防止装置105とから
構成されている。前記板材7の移送駆動装置99には、
第5図,第6図に示すように、架台19上に載置された
ロータ27の前方(板材7の搬送方向X)に位置,し、
かつ搬送フレーム85上に敷設された2本のラック10
7,107に沿つて移動する走行フレーム109と、こ
の走行フレーム109を移動させるための駆動モータ1
13とが設けられている。
前記走行フレーム109の後方側、つまりロータ27側
に面する側面近傍には、両端に前記ラック107と噛合
するピニオン111,111を設けた回転軸117が架
設され、この回転軸117と駆動モータ113とは差動
歯車機構115を介して連結されている。
また、走行フレーム109の前面側、即ち搬送方向X側
に面する側面近傍には、前記ワーククランプ装置101
の2個のグリ゛ツパ45,45を左右に移動させるため
の左右ボールネジ119a,119bが懸架され、この
左右ボールネジ119a,119bの一端には、該ボー
ルネジ119a,119bを回転駆動させるための駆動
モータ121がガイドテーブル123上に設置されてい
る。前記ワーククランプ装置101は、第7図A,b並
びにcに示すように、ガイドテーブル123上にグリツ
パ45を収容したケーシング125が摺動自在に載置さ
れ、このケーシング125の背面には、前記ボールネジ
119a,119bと螺合するスライドベース127が
一体的に取付けられている。
ケーシング125の内部の前面側には、板材7をクラン
プするグリツパ45が支持ピン129を介して回動自在
に設けられ、このグリツパ45の先端部は、ケーシング
125に開設された開口部131からケーシング125
の前面に突出して、ケーシング125の底部から張設さ
れた保持板133との間で板材7をクランプするもので
ある。またグリツパ45の後端部には、ケーシング12
5の内部上壁から回転自在に垂設された流体シリンダ1
35(例えば油圧シリンダ)のロッド137の先端が連
結され、従つて、該流体シリンダ135が伸縮作動する
ことにより、グリッパ45は支持ピン129を支点とし
て回動するものである。前記流体シリンダ135の支持
部139には、ケーシング125の後部上方に設けられ
たリミットスイッチ141a,141bと当接するロッ
ド143が取付けられ、このロッド143は、流体シリ
ンダ135と一体的に回動するようになつている。上記
リミットスイッチ141a,141bは、グリツパ45
が、保持板133との間で板材7をクランプしたか、し
ないかを検出するものである。
流体シリンダ135に連結されたグリツパ45の後方に
は、グリツパ45と保持板133との間に板材7が後述
する板材プッシャ装置103により押圧挿入、または引
抜きされた際、該押圧力または引抜力を緩衝するための
緩衝装置145が設けられている。この緩衝装置145
は、第7図A,cに示すようにケーシング125の後方
側壁にピン147を介してグリツパプロツク149が摺
動自在に吊設され、このグリツパプロツク149の内部
には、スプリング151を介して押圧力を緩衝する緩衝
部材153と、板材7に後述する板材折り曲け装置15
等により引き抜き力が作用した際、その引き抜き力をス
プリング155を介して緩衝する緩衝部材157とが設
けられている。また前記ケーシング125に開設された
開口部131の一側部には、グリツパ45と保持板13
3との間に板材7が挿入されたことを検出するリミット
スイッチ159が設けられている。このリミットスイッ
チ159は、上記板材7が挿入されたことを検出した際
、グリツパ45を回動させる流体シリンダ135の駆動
源(図示せず)に信号を発信する機能を備えたものであ
る。従つてグリツパ45と保持板133との空間に板材
7が挿入された際、リミットスイッチ159を介して流
体シリンダ135が収縮作動し、これによつてグリツパ
45は第7図aの2点鎖線に示すように回動して、保持
板133との間て板材7をクランプするものである。前
記ワーククランプ装置101のケーシング125の上面
に設けられた板材落下防止装置105は、第6図に示す
ように、ケーシング125上にリンク161,161を
介して前後方向に摺動可能に設けられたレバー163と
、このレバー163を揺動させる流体シリンダ165と
、レバー163の下限位置を検出し、流体シリンダ16
5を作動させる駆動装置(図示せず)に信号を発信する
リミットスイッチ167とから構成されている。
またレバー163とケーシング125との間に介装され
たスプリン169は、レバー163を常時上方に付勢さ
せるものである。この板材落下防止装置105は、板材
7を吸着して板材搬送テーブル43上で待機しているロ
ータ27用の伸縮シリンダ41が、制御装置(図示せず
)の作動ミス等で下降した場合に、板材搬送テーブル4
3を保護するためのもので、例えばレバー163上に板
材7が当接して、レバー163が押し下げられた際、レ
バー163の下限位置を検出するリミットスイッチ16
7が作動して流体シリンダ165を伸張作動させ、レバ
ー163とともに板材7を上方に押し上げるように作動
するのである。次にワーククランプ装置101に板材7
を押し込む板材プッシャ装置103は、第8図及び第1
5図の一部に示すように、板材搬送テーブル43の先端
下方に、後述する板材プッシャ171を支持する支持フ
レー173が並設されて設けられている。この支持フレ
ーム173上には、ガイドフレーム175と、ボールス
クリュ177とが夫々所定の間隔を隔てて並設され、該
ボールスクリュ177の一端は、支持フレーム173の
端部に装着されたギヤボックス179内の図示しない差
動歯車を介してブレーキモータ181に連結されている
。前記ガイドフレーム175上には、ボールスクリュ1
77の回転によつてガイドフレーム175に沿つて走行
するスライドベース183が設けられ、このスライドベ
ース183には昇降用シリンダ185の基端が取付けら
れている。
前記スライドベース183上には、2本のリンク187
を介して昇降テーブル189が設けられ、この昇降テー
ブル189の一部には、前記昇降用シリンダ185のピ
ストンロツ191の先端が連結されるとともに、該昇降
テーブル189上には、前記板材プッシャ171が設置
されている。板材プッシャ171は昇降テーブル189
上に立設されたブラケット193a,193bに支持さ
れたプッシャロッド195と、ブラケット193a,1
93b間に介設され、かつプッシャロッド195を常時
伸張方向に付勢するスプリング197とから構成され、
また昇際テーブル189の端部には、プッシャロッド1
95の後端位置を検出するリミットスイッチ199が設
けられている。板材プッシャ171の先方には、搬送さ
れて来る板材7を検出し、板材プッシャ171の移動速
度を制御するようにブレーキモータ181に制御信号を
送る近接″スイッチ201が設けられている。この近接
スイッチ201には、板材プッシャ171のプッシャロ
ッド195の先端と、板材7の検出位置との距離を任意
に調整しうるように調整装置203が設けられている。
前記ワーククランプ装置100と板材プッシャ装置10
3との間の板材搬送テーブル43上に設けられた板材回
転装置13は、板材7を所定の角度に回転させるもので
、この装置の取付け構造としては、第2図及び第9図に
示すように、搬送フレーム85を支持する支柱205に
取付けられたブラケツ207に、支持プレート209を
装着し、この支持プレート209上にギヤードモータ2
11と板材回転機構213とが設けられている。
板材回転機構213は、支持プレート209上に立設固
着された中空円筒状のケーシング215内にシャフト2
17が回転かつ昇降自在に内装され、シヤフ217の上
端には、第10図に示すように、複数の吸着マグネット
219(この実施例では8個)を所定の間隔て配設した
円板状のプレート221が装着されている。また支持プ
レート209を貫通して下方に突出したシャフト217
の下端には、前記ギヤードモータ211の回転駆動軸2
23に取付けられた駆動プーリ225と対向して従動プ
ーリ227が取付けられている。前記両プーリ225,
227には伝達用のベルト229が掛け渡されている。
前記ケーシング215の中間部に形成された中空室23
1内には、前記シャフト217に嵌着されたネジ付スリ
ーブ233が設けられ、このネジ付スリーブ233のネ
ジ部233aには、上下用シリンダ235のロッド23
7の先端に設けられたアーム237aの頭部と嵌合する
円筒部材239が螺合している。上下用シリンダ235
は、第11図に示すようにケーシング215の側壁にシ
ャフト217と直交す.る向きに装着されている。上記
のように、上下用シリンダ235が伸張作動すると、ア
ーム237a,円筒部材239,ネジ付スリーブ233
を介してシャフト217がケーシング215に沿つて昇
降し、これと同時にプレート221上の吸着マ!グネツ
ト219も上下に昇降作動するものである。前記ケーシ
ング215の上面には、プレート221上に配設された
吸着マグネット219を励磁、非励磁するための摺動接
触ブラシ241が設・置してあり、この摺動接触ブラシ
241と対向するシャフト217には、環状のスリップ
リング243が嵌挿してある。
なお245は、吸着マグネット219と電気的に接続す
るための端子である。前記スリップリング243の上面
には、後述する案内ベアリン247を支持するための支
持プレート249が設けられ、この支持プレート249
上には、所定の間隔で、かつ前記シャフト217の先端
に装着された支持プレート209を貫通して複数のボル
ト251が立設されている。ボルト251の先端には、
案内ベアリング247を収納する中空状のケース253
が装着され、このケース253の上面中央には、前記案
内ベアリングJ247が出入する貫通孔255が形成さ
れている。案内ベアリング247は、ベアリングケース
257により回転可能に包設され、ベアリングケース2
57の周面に張設されたフランジ259は、前記貫通孔
255の内周縁部に当接するようになつている。
前記案内ベアリング247を内装したケース253内に
は、ベアリングケース257を常時上方に付勢するスプ
リング261が内装されている。従つて案内ベアリング
247上に負荷がかかつた場合、つまり板材7が搬送さ
れてきた場合には、案内ベアリング247,ベアリング
ケース257はケース253内のスプリング261を圧
縮しながら収容される。上記のように、プレート221
上に所定の間隔を隔てて配設された吸着マグネット21
9及び案内ベアリング247は、板材搬送テーブル43
に形成された夫々の貫通孔263a,263bから出没
するよになつている。前記ケーシング215の一側壁に
は、第9図,第10図,第11図に示すように、ブラケ
ット265を介してプレート位置決め用のシリンダ26
7が回転自在に取付けられている。
このシリンダ267のロッド269の先端には、前記プ
レート221の底部に、所定の間隔で下方に向つて垂設
された複数の位置決めプレート271を挟持させるクラ
ンプ装置273が回転自在に取付けられている。クラン
プ装置273は、前記ロッド269の先端に回転自在に
取付けられた支持プレート275上に、挾持巾調整自在
なりランプ部材277a,277bがフランンジ部27
9を介して取付けられ、このクランプ部材277a,2
77bの支持軸281には、例えばウレタンゴム、スプ
リングの如き弾機283が介装されている。前記フラン
ンジ部材279の一端は、ケーシング215の上面に立
設された突起285に、回転自在に取付けられている。
第14図は、ギヤードモータ211の回転駆動軸223
に取付けられた駆動プーリ225と、シャフト217の
従動プーリ227との間に設けられたクラッチ機構28
7を示し、このクラッチ機構287は、シリンダ289
と、このシリンダ289のロッド291の先端に一端が
取付けられたベルクランク293と、更にベルクランク
293の他端に取付けられ、かつ前記両プーリ225,
227とに掛け渡されたベルト229を緊張したり、た
るませたりするローラ295とから構成されている。次
に上記のような板材送り込み装置5の作用について説明
する。
板材搬入装置3のロータ27により搬送されてきた板材
7が、板材搬送テーブル43土の設定位置に載置される
と、第3図及び第4図に示す左右位置決め装置9の夫々
のスイツチングシリン71が伸張作動を開始する。
このスイッチングシリンダ71の伸張作動により、ガイ
ドアーム69上に,ローラブラケット89を介して取付
けられた夫々の案内ローラ91は、ベルクランク75,
リンク77を介してバスラインHより上昇する。このよ
うに板材搬送テーブル43の左右から夫々案内ローラ9
1が上昇し終ると、次に駆動モータ61が駆動を開始す
る。駆動モータ61の駆動開始によりボールネジ55が
回動を始めると、このボールネジ55に螺合するボール
ナット57を介して、左右に位置する夫々のサポート5
1,51が、ガイド49a,49bに沿つて板材搬送テ
ーブル43の中心方向に同期的に移動し、前記板材搬送
テーブル43上に載置された板材7を折り曲げセンター
、つまり搬送テーブル43の中心線に対して振り分けと
なるように位置決めするとともに、板材7の折曲線を前
記中心線と直角となるように修正する。このようにして
板材7の左右位置決め作業が終了したら、次に、板材搬
送テーブル43の中心線に沿つて設けられた第8図に示
す板材プッシャ装置103の昇降用シリンダ185が伸
張作動を開始する。昇降用シリンダ185が伸張すると
、スライドベース183上にリンク187を介して設け
られた昇降テーブル189、及びこの昇降テーブル18
9上に載置された板材プッシャ171がバスラインHよ
り上昇する。板材プッシャ171がバスラインH上に上
昇し終ると、次にブレーキモータ181が駆動を開始し
、ギヤボツク179内の図示しない差動歯車を介してボ
ールスクリュ177を回動させる。このボールスクリュ
177の回動開始によつて、これに螺合されたスライド
ベース183がガイドフレーム175に沿つて前後位置
決め装置11側に向つて移動する。スライドベース18
3が移動すると、前記リンク187を介して連結された
昇降テーブル189及び板材プッシャ171も移動し、
板材プッシャ171のプッシャロッド195で、前記左
右位置決めされた板材7を、板材搬入装置3のグリツパ
45,45に当接するまで押圧させながら移動させる。
次に板材プッシャ171により板材7がワーククランプ
装置101のグリツパ45に押し込まれると、リミット
スイッチ159がこれを検出し、グリツパ45を回動さ
せる流体シリンダ135に作動開始の信号を発信する。
次に第7図aの状態から流体シリンダ135が収縮作動
を開始すると、グリツバ45は、支持ピン129を支点
として矢印方向、即ち時計方向に回動し、保持板133
上に挿入されている板材7をクランプするものである。
なお、グリツパ45の背部に設けられた緩衝装置145
は、前記板材プッシャ171により押圧されてくる板材
7がワーククランプ装置101に挿入される際、その衝
撃力を緩和させるものである。前記グリツパ45と、保
持板133との間で板材7のクランプ作業が終了すると
、これと同時に流体シリンダ135の支持部139に”
取付けられたロッド143がリミットスイッチ141a
,141bに当接して、グリツパ45と、保持板133
との間で板材7が完全にクランプされてことを検出する
。前記ワーククランプ装置101の板材クランプ作業が
終了すると、前記バスラインH上に突出していた板材プ
ッシャ装置103の板材プッシャ171及び、左右位置
決め装置9の案内ローラ91は、昇降用シリンダ185
及びスイッチングシリンダ71の収縮作動によりバスラ
インHから下降し、前記グリツパ45によりノクランプ
された板材7の板材搬送テーブル43に沿つて搬送し得
る状態にする。なお、前記板材プッシャ装置103によ
り押圧移送されてきた板材7をクランプするグリツパ4
5の待期位置は、板材7の形状並びに大きさによつて適
宜調整しておくものである。
即ち第5図に示すように、左右ボールネジ119a,1
19bに取付けられたグリツパ45,45を、加工する
板材7の形状並びに大きさに対応する位置に待期させる
ためには、左右ボールネジ119a,119bを回転駆
動する駆動モータ121を駆動させて、前記グリツパ4
5,45をガイドテーブル123上に沿つて所定位置ま
で移動させておくものてある。次に、グリツパ45,4
5にクランプされた板材7を板材折り曲け装置15の所
定位置まて移送する場合には、搬送フレーム85上に設
置された駆動モータ113を駆動させ、差動歯車機構1
15を介して回転軸117を回動させる。
この回転軸117が回動を開始すると、搬送フレーム8
5の両側に敷設された2本のラック107,107と噛
合するピニオン111,111を介して走行フレーム1
09がラック107,107に沿つて移動し、これと同
時に、走行フレーム109に取付けられたワーククラン
プ装置101にクランプされた板材7も同方向に同時に
移動する。そして板材折り曲け装置15の所定位置まて
板材7を搬送したら、その位置で駆動モータ113が一
旦停止し、板材7はグリツパ45,45にクランプされ
た状態て後述する板材折り曲け装置15の構成要素によ
り折り曲げ加工が行われる。板材7の一辺の折り曲げ加
工が終了すると、前記走行フレーム109を移動させる
駆動モータ113が逆転し、走行フレーム109は、ピ
ニオン111,111を介してラック107に沿つて前
記板材7を.クランプ几た方向、つまり、板材7の搬送
方向Xと逆方向に移動する。そして板材回転装置13の
プレート221上に、一辺が折り曲げ加工された板材7
が位置した時、前記逆転している駆動モータ113は再
ひ停止する。この状態から板材7の!他の一辺をクラン
プしているグリツパ45,45の流体シリンダ135が
伸張作動を開始し、グリツパ45は支持ピン129を支
点として反時計方向に回転しながら、前記保持板133
との間でクランプされていた板材7を解放する。板材7
が解・放されると同時に、前記停止していた駆動モータ
113が再び逆転駆動を開始し、この駆動モータ113
は、走行フレーム109がプレート221上に載置され
た板材7が回転しても支障の起らない位置まで後退した
所で駆動を停止するものである。前記板材回転装置13
のプレート221上及び、板材搬送テーブル43の一部
に板材7が載置されると、次に第9図に示す板材回転装
置13の上下用シリンダ235が伸張作動を開始する。
上下用シリンダ235のロッド237が伸張すると、そ
の先端に取付けられたアーム237a及びこのアーム2
37aと嵌着する円筒部材239が夫々回転し、これと
同時に、この円筒部材239Jと螺合するネジ付スリー
ブ233を介してシャフト217がケーシング215に
沿つて上昇する。シャフト217が上昇すると、その上
端に取付けられたプレート221上の複数の吸着マグネ
ット219及び案内ベアリング247も上昇し、板材搬
送テーブル43に形成された夫々の貫通孔263a,2
63bからバスラインHに突出して板材7の底面を支持
するものである。板材7が複数の吸着マグネット219
及び案内ベアリング247により支持されると、吸着マ
グネット219が励磁されて、板材7はプレート221
上に吸着固定される。このようにプレート221上に板
材7が吸着固定された状態から、板材7を所定角度回転
させる場合、例えば、方形状の板材7の一辺を折り曲げ
た後、この一辺と対向する辺を折り曲げ加工する場合に
は、ギヤードモータ211を回転駆動させて、板材7が
載置されているプレート221を180度回転させる。
即ち、ギヤードモータ211を回転駆動すると、回転駆
動軸223に設けられた駆動プーリ225と、シャフト
217に取付けられた従動プーリ227とに掛け渡され
たベルト229を介してシャフト217が回転し、これ
とともにプレート221が回転する。プレート221を
180度回転させて停止させる場合は、クラッチ機構2
87のシリンダ289を伸張作動させてベルクランク2
93の先端に設けられたローラ295を当接させ、ギヤ
ードモータ211の回転駆動力の伝達を停止させる。こ
のような状態でプレート221を位置決めさせる場合に
は、プレート221の底部に下方に向つて垂設された位
置決めプレート271に、これと対応するクランプ部材
277a,277bの隙間を挿入させて固定する。前記
位置決めプレート271は、板材7の割出し位置にあら
かじめ設けられているもので、この位置決めプレート2
71の1つと対応する位置に設けられたクランプ装置2
73のクランプ部材277a,277bが挾持するもの
である。前記クランプ装置273の作動としては、板材
7を載置固定したプレート221が所定角度回転した際
、プレート位置決め用シリンダ267が伸張作動し、ロ
ッド269の先端に取付けられたプレート221上のク
ランプ部材277a,277bが位置決めプレート27
1を挾持して、プレート221の自由回転を抑止するも
のである。上記のように板材7の反転位置決め作業が終
了したら、前記伸張作動させた上下用シリンダ235を
収縮作動させて、シャフト217,プレート221を介
してバスラインH上方に位置する板材7を下降させると
ともに、板材搬送テーブル43上に板材7を載置させる
。この状態から吸着マグネット219を非励磁にして板
材7を搬送し得る状態にした後、前記後退位置にある駆
動モータ113を再び正転駆動させて、走行フレーム1
09とともにワーククランプ装置101を板材回転装置
13上の板材7の位置まて移動させる。そして前述と同
様の操作により、板材プッシャ装置103を作動させて
、板材7の他の一辺をグリツパ45,45内に押圧挿入
せるとともに、板材7をクランプし、板材折り曲け装置
15の所定位置まで移動させる。このような状態から所
定の折り曲げ加工を行つた後、再び前述と同様な操作を
繰り返し行うものである。なお板材7のその他の辺の折
り曲げ加工は、前述の操作と全く同様なので作動説明は
省略する。次に板材折り曲げ装置15は、第15図に示
す−ように従来と同様な折り曲け装置を使用するものて
ある。
この板材折り曲け装置15は、板材搬送テーブル43の
搬出端部に、該板材搬送テーブル43と平行に機台29
7に取付けられたボトム台299が設けられている。こ
のボトム台299上の端部には、機台297に取付けら
れた流体シリンダ315によつて展開自在なベンドビー
ム301が設けられ、またボトム台299上には、下型
303が設けられている。この下型303と対向する上
方には、ヘッド305の下面に吊設された上型307が
設けられている。ヘッド305は、板材搬送テーブル4
3の搬送端部に近接して立設された昇降支柱309の上
端に取付けられ、この昇降支柱309は、その下方に設
けられたラック311とピニオン313とを介して昇降
するように構成されている。上記のように構成される板
材折り曲け装置15の作用としては、前記ワーククラン
プ装置101のグリツパ45,45によりクランプされ
た板材7が、板材折り曲げ装置15の折り曲げ線(図示
せず)まで搬送されてきた下型303上に位置決めされ
ると、昇降支柱309が下降してヘッド305に取付け
られた上型307との間でクランプされる。
このクランプ作業が終了すると、ベンドビーム301に
取付けられた流体シリンダ315が作動して、前記上型
307と下型303との間で挾持されている板材7の一
辺をベンドビーム301介して所定の形状に折り曲け加
工するものである。このようにして板材7の一辺の折り
曲げ加工が終了すると、前述のように板材7は一旦板材
回転装置13上まで戻され、ここて所定の角度回転され
た後、再び板材折り曲げ装置15まで搬出されて、板材
7の他の一辺を折り曲げ加工するものである。以上のよ
に、例えは方形状の板材7の四辺を折り曲げる場合には
、4回の折り曲け作動と、3回の回転作動が行なわれる
。次に板材7の折り曲げ加工が完了した製品を搬出する
製品搬出装置17は、板材折り曲げ装置15の前方、つ
まり搬出方向Xに設置されている。
この製品搬出装置17は、第16図に示すように、板材
折り曲げ装置15からVベルト等のような搬送装置(図
示せず)により送られてきた製品を保持して次工程へ搬
出するものて以下のように構成されている。即ち、この
製品搬出装置17は、複数の支柱317により支持され
た搬出テーブル319と、搬出テーブル319の端部に
回転自在に取付けられ、かつ搬出テーブル319と板材
折り曲げ装置15との間に設けられたサポートテーブル
321とから構成されている。前記サポートテーブル3
21はピン323を支点として回動するように取付けら
れ、該サポートテーブル321の底部中央には、支柱3
17に取付けられた複数(この実施例では2本)の、エ
アーシリンダ323aのロッド325の先端が取付けら
れている。従つて上記サポートテーブル321は、エア
ーシリンダ323aの伸縮作動によつて折り畳み自在に
構成されるため、板材折り曲け装置15の金型交換が極
めて要易であり、また送出される製品のサポートを完全
に行うことができる。なお前記サポートテーブル321
を作動させるエアーシリンダ323aは、この実施例で
は2本使用しているが、1本は、サポートテーブル32
1を作動させるために使用し、他の1本は、スイッチン
グシリンダを使用して、サポートテーブル321の上限
リミット検出用に使用している。また搬出テーブル31
9上に回転自在に配設されたローラ327は、駆動モー
タ329に連結された平ベルト331を介して回転駆動
されるようになつている。前記搬出テーブル319の先
端部には、製品が搬出されてきたことを検出するセンサ
333が設けられ、このセンサ333は、ローラ327
を回転駆動させる駆動モータ329を制御するものてあ
る。また同図においてサポートテーブル321の下部に
設けられたレバー335は、板材折り曲げ装置15の金
型交換時等に、前記ベンドビーム301の回転と、前記
サポートテーブル321の回転を行なわせないための安
全レバーの役割を図すものである。
この発明は、上記のように、板材搬入装置3の自走台車
23により移送されてきた板材7を、ロータ27のバキ
ュームパット25により吸着吊り上げ、そしてロータ2
7により吊り下げた板材7を架台19に沿つて移動させ
て板材送り込み装置5の板材搬送テーブル43の所定位
置に載置させる。
板材7が、該板材搬送テーブル43上に載置されると、
左右位置決め装置9が作動し、前記板材7を板材搬送テ
ーブル43のセンターラインに対して中心振り分けに位
置決めする。板材7の左右位置決め作動が終了すると、
次に板材プッシャ装置103が作動して、前記位置決め
された板材7を押圧しながら前後位置決め装置11のワ
ーククランプ装置101に当接するまで移動させる。ワ
ーククランプ装置101に当接した板材7は、グリツパ
45,45にクランプされて、走行フレーム109とと
もに板材折り曲げ装置15の所定位置まで送り込まれ、
そして板材7は、クランプされた状態で所定の折り曲げ
加工が行なわれる。この板材7の一辺の折り曲げ加工が
終了すると、板材7は前記ワーククランプ装置101に
クランプされた状態で板材搬送テーブル43上を後退し
、板材回転装置13のプレート221上に位置した時、
走行フレーム109は一旦停止し、前記クランプされて
いた板材7が解除される。板材7が解除されると、板材
回転装置13の板材回転機構213が作動して、プレー
ト221上の板材7を持ち上げて吸着固定するとともに
、所定の角度にさせて次の折り曲げ辺を位置決めさせる
。この位置決めが終了すると、板材回転装置13のプレ
ート221が下降し、板材7は再び搬送し得る状態にも
どる。すると板材7の後方に位置していた2ワーククラ
ンプ装置101が走行フレーム109とともに再び前進
して板材7をクランプし、クランプした状態で、板材折
り曲げ装置15の所定位置まで移動して、折り曲げ加工
が行なわれる。このようにして、板材7の折り曲げ線に
対して順次折り曲げ加工がなされ、製品として仕上つて
後は製品搬出装置17により次の工程に搬出される。な
お板材7の折り曲げ加工は、折り曲げ工程に対応して行
われるものである。例えば、方形状の板材7を箱状に折
り曲げ加工する場合には、四辺の゛折り曲げ加工と、3
回の回転作動が繰返し行われる。この発明は、上記のよ
うに板材搬送テーブル43の所定位置まて移送されてき
た板材7を左右位置決め装置9により板材搬送テーブル
43のセンターラインに対して中心振り分け的に自動的
に位置決めするとともに、この位置決めされた板材7を
前後位置決め装置11及び板材回転装置13により、前
後及び回転角度の位置決めを自動的に行うようにしたた
め、従来装置のように位置決め装置等による装置全体が
複雑せず、また板材7に位置決めが全て自動的に行われ
るため、板材7の折り曲げ加工並びに調整作業等を能率
良く行うことができる効果がある。
更に作業前の段取りや、位置決め装置の保守,点検など
も従来に比較して極めて容易に行うことができる効果が
ある。また、板材7の搬入から位置決め,折り曲げ加工
,搬出までが全て自動的に行われるため、製品のコスト
ダウンも図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の折り曲げ装置の概略平面図、第2
図は第1図の正面図、第3図は左右位置決め装置の一部
拡大側面図、第4図は左右位置決め装置の正面図、第5
図は前後位置決め装置の平面図、第6図は第5図の一部
正面図、第7図aはワーククランプ装置の拡大正面図、
第7図bは第7図aの側面図、第7図cは第7図aの■
cm■c線に沿う横断平面図、第8図は板材プッシャ装
置の正面図、第9図は板材回転装置の一部縦断正面図、
第10図は、第9図のX−X線矢視平面図、第11図は
第9図のM−M線に沿う横断平面図、第12図は第9図
の■一■線矢視側面図、第13図は第9図のX■−X■
線に沿う横断平面図、第14図は第9図のX■−X■線
矢視平面図、第15図は板材折り曲け装置の正面図、第
16図は製品搬出装置の正面図てある。 図面中の主要な符号、7・・・・・・板材、3・・・・
・・板材搬入装置、X・・・・・・板材搬入方向、9・
・・・・・左右位置決め装置、11・・・・・・前後位
置決め装置、13・・板材回転装置、5・・・・・・板
材送り込み装置、15・・・・・板材折り曲げ装置、4
7・・・・・・ベース、51・・・サポート、69・・
・・ガイドアーム、43・・・・・・板材搬送テーブル
、H・・・・・・バスライン、91・・・・・・案内ロ
ーラ、103・・・・・・板材プッシャ装置、101・
・・・・・ワーククランプ装置、85・・・・・・搬送
フレーム、109・・・・・・走行フレーム、205・
・・・・・支柱、209・・・・・・支持プレート、2
15・・・・・・ケーシング、217・・・・・シャフ
ト、219・・・・・・吸着マグネット、247・・・
・・・案内ベアリング、221・・・・・・プレート、
271・・・・・・位置決めプレート、273・・・・
・・クランプ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板材7を所定位置まで移送させる板材搬入装置3と
    、前記板材搬入装置3により移送された板材7を、搬送
    方向Xに対して左右、前後に位置決めを行う左右位置決
    め装置9及び前後位置決め装置11と、該板材7を所定
    の角度回転させる板材回転装置13とにより成る板材送
    り込み装置5と、この板材送り込み装置5により送り込
    まれた板材7を所定の形状に折り曲げ加工を行なう板材
    折り曲げ装置15とにより構成される板材の折り曲げ装
    置であつて、前記板材送り込み装置5の左右位置決め装
    置9を、板材7の搬送方向Xと直交する向きに設けられ
    たベース47上に、該ベース47に沿つて摺動自在なサ
    ポート51を設け、このサポート51上に昇降自在なガ
    イドアーム69を並設して設け、このガイドアーム69
    上に、板材7の板材搬送テーブル43のパスラインHに
    対して複数の案内ローラ91を出没自在に設けたことを
    特徴とする板材の折り曲げ装置。 2 板材7を所定位置まで移送させる板材搬入装置3と
    、前記板材搬入装置3により移送された板材7を、搬送
    方向に対して左右、前後に位置決めを行う左右位置決め
    装置9及び前後位置決め装置11と、該板材7を所定の
    角度回転させる板材回転装置13とにより成る板材送り
    込み装置5と、この板材送り込み装置5により送り込ま
    れた板材7を所定の形状に折り曲げ加工を行なう板材折
    り曲げ装置15とにより構成される板材の折り曲げ装置
    であつて、前記板材送り込み装置5の前後位置決め装置
    11を、前記左右位置決め装置9により位置決めされた
    板材7を板材搬送テーブル43上に沿つて押圧移送する
    板材プッシャ装置103と、この板材プッシャ装置10
    3により移送された板材7をクランプするワーククラン
    プ装置101とにより装置して設け、前記ワーククラン
    プ装置101を、搬送フレーム85上に搬送方向と直交
    する向きに架設され、かつ搬送フレーム85に沿つて走
    行自在な走行フレーム109の搬送側面に装着して設け
    るとともに、前記ワーククランプ装置101を走行フレ
    ーム109に沿つて移動調節自在に取付けて設けたこと
    を特徴とする板材の折り曲げ装置。 3 板材7を所定位置まで移送させる板材搬入装置3と
    、前記板材搬入装置3により移送された板材7を、搬送
    方向に対して左右、前後に位置決めを行う左右位置決め
    装置9及び前後位置決め装置11と、該板材7を所定の
    角度回転させる板材回転装置13とにより成る板材送り
    込み装置5と、この板材送り込み装置5により送り込ま
    れた板材7を所定の形状に折り曲げ加工を行う板材折り
    曲げ装置15とにより構成される板材の折り曲げ装置で
    あつて、前記板材回転装置13を、搬送フレーム85を
    支持する支柱205に支持プレート209を並設して設
    け、この支持プレート209上に、設けたケーシング2
    15に沿つて回転かつ昇降自在なシャフト217を設け
    るとともに、このシャフト217の上部に複数の吸着マ
    グネット219と、案内ベアリング247とを配設した
    プレート221を装着して設け、前記プレート221に
    、回転位置決め用の位置決めプレート271を設けると
    ともに、前記ケーシング215に、該位置決めプレート
    271をクランプするクランプ装置273を回転かつ昇
    降自在に設けて装置したことを特徴とする板材の折り曲
    げ装置。
JP13102078A 1978-10-26 1978-10-26 板材の折り曲げ装置 Expired JPS6047014B2 (ja)

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JPS61235026A (ja) * 1985-04-11 1986-10-20 Murata Mach Ltd ワ−ク送り装置
JP2675336B2 (ja) * 1988-06-23 1997-11-12 株式会社アマダ 板材供給装置
JPH0627234Y2 (ja) * 1990-06-27 1994-07-27 村田機械株式会社 ワーク送り装置
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