JPS6046989B2 - テニス等のラケツト及びそのガツト並びにガツト形成方法 - Google Patents

テニス等のラケツト及びそのガツト並びにガツト形成方法

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JPS6046989B2
JPS6046989B2 JP51015365A JP1536576A JPS6046989B2 JP S6046989 B2 JPS6046989 B2 JP S6046989B2 JP 51015365 A JP51015365 A JP 51015365A JP 1536576 A JP1536576 A JP 1536576A JP S6046989 B2 JPS6046989 B2 JP S6046989B2
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horizontal
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテニス、バトミントンその他に使用するラケツ
トのカットの取り付け方法、この方法で取り付けられる
カット及びこのカットを取り付けたラケツトに関する。
ラケツトのカットの取り付けは比較的時間がかかり、ま
た微妙てあつて専門家の助けを必要とし、費用も高くか
かる。もしカットの取り付けの指示を無視して行なうと
、ラケツトのフレーム又は枠は歪んてしまうおそれがあ
る。従来はラケツトのカット張りは一本又は多数の横弦
と一本又は多数の縦弦をラケツトの枠に設けた透孔に通
してなされるが張つたカットの引張状態を維持し、枠に
歪みが生じないよう予防策をとることが必要である。
本発明はこの従来技術に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、ラケツトのフレーム又は枠を歪ませる
ことなく、簡単な操作て短時間にカットをラケツトに取
り付けることができるカットの取り付け方法、この方法
で取り付けられるガ・ツト及びこのカットを取り付けた
ラケツトを堤供するにある。
本発明は、板又は板に類似するものに複数の釘又は突出
物を設け、横弦用の釘又は突出物によつて形成される曲
折する行程に沿つて横弦を配設し、縦弦用の釘又は突出
物によつて形成される曲折する行程に沿つて前記横弦と
ほぼ直交するとともに該横弦と編み組まれた縦弦を配設
し、各釘又は突出物を周回する二本の連続する弦を互に
拘束してラケツトの枠に接続するための弦環を形成し、
このようにして形成されたカットを板又は板に類似する
ものから取はすすことを特徴とするものである。
この方法によれば、カットはラケツトフの枠に組込まれ
る前に形成されることになる。−また本発明によれば曲
折する行程に沿つて連続的に配設され、各曲折する部位
にラケツトの枠に接続するための弦環を有する横弦と、
該横弦とほぼ直交するとともに該横弦と編み組まれ、曲
折す7る行程に沿つて連続的に配設され、各曲折する部
位にラケツトの枠に接続するための弦環を有する縦弦と
、を備えたテニス、バトミントン等のラケツトのカット
が堤供される。さらに本発明によれば、前述のカットと
、前記ノ横弦および縦弦の弦環を挿通させる複数の貫通
孔を備えた枠と、前記枠から突出する前記弦環および縦
弦の弦環のうちラケツトの柄の内部に延びる弦環に連結
されて該弦環と引張することによリガントを引張せしめ
る引張手段を備えた柄と、を有するテニス、バトミント
ン等のラケツトが提供される。
それ故カットの作成はラケツトに取り付ける前に別にな
される。
カットのラケツトへの取り付けはカットを前もつて準備
tてから次になされ、それは単にラケツトの枠の内部へ
カットを引張した状態で取り付ける。補足すれば、隣り
合う二本の横弦同志で接続のための弦環を形成し、又同
様に二本の縦弦で弦環を形成し、それをラケツトの枠内
の孔にとおした後、引張力を加えて確実にカットを張る
枠の中を横切る弦環を枠内に沿つてとおつている綱がと
おることによつて引張され、弦環を受け止め綱に支えら
れた係具という媒介物によつて維持される。
本発明は地面でラケツトの枠が磨耗しないよう保護する
ために柄と反対方向のラケツトの枠の部分の中に係具を
用いるものである。
本発明の他の実施形態においては、横弦又は縦弦の端部
は隣り合う弦環の中に端部をとおして結合され、そして
柄に最も近いカットは柄の内部に延ひる尾を形成し、こ
の尾に引張力を加えることによつてカットを引張せしめ
る。
管は柄と反対側のラケツトの枠の部分の内部に弦環を組
込む前に取り付けられて枠の磨耗や破壊から保護する。
いずれの実施形態においても枠の周囲は起状していて、
そのため各カットの引張状態の維持は隣り合う二つの凸
部の間に橋を形成するように収納されている綱の部分に
よつてなされる。カットの縦弦はラケツトの中空の柄の
内部に収納された尾となつて延び、この尾を引つ張ると
カットが引張した状態となる。
ラケツトの柄は一方ては対応する縦弦を引張状態にする
ために前記尾に作用し、他方枠内の綱又は柄に隣り合つ
たカットを引張状態にするための手段を有している。
以下、添附図面によつて本発明の実施例を説明する。
第1図に示すように板P(例えは木製の)の上に多数の
釘が連続的に配設されている。
動物製の又は化学繊維(例えばナイロン)のカットが第
一の縦弦M,に沿つて、釘C″M1、次に釘C″Ml,
2次に釘C″M2を周つて分路b″1及びb″2の双方
を形成し、カットの隣り合う距離が一定になるよう縦弦
M1と平行な第二の縦弦M2を形成している。ついでカ
ットは釘CM2、次に釘CM2,3、次に釘CM3を囲
つてV字型の分路■及びhを形成し、さらに縦弦M3を
形成し、このようにしして縦弦M5まで形成する。縦弦
鳩はラケツトの柄の長さより少し短めの縦弦M″5とな
つて延長され、二つの縦弦の間の間隔に等しい直径の栓
D5,6の外周に当接して縦弦M″6は縦弦M6となつ
て延長されている。
そして以下これを繰返す。栓Dl3,l4から縦弦M″
14が延び縦弦Ml4となつて延長されている。
縦弦Ml5には上記の如き延長部分はなく、■字型を形
成する二つの分路b″15及びb″16を経て縦弦Ml
6に連らなつている。縦弦Ml7は釘C″Ml7、次に
釘C″Ml7,l8、次に釘C″Ml3を周つてカット
は縦弦Ml8となり釘CMl8を囲つて固着される。上
述と同じ板P上には上述と直角方向にカットか同様に取
り付けられる(第2図)。
すなわち釘CTlの近くでカットは固定され、そこから
まつすぐ、。び、釘C・Tl,C・Tl,2,C″T2
を順次、周つて釘CTl,2の両側に■字型に分路d″
1及びd″2を形成して横弦T2へと続いている。横弦
と縦弦の交点では互いに重なり合い、従つてたとえば横
弦T1は交叉する第一の縦弦Ml5の上を通り、次に縦
弦Ml4の下を通りというように通常の方法でカットは
張られる。横弦T3とT4は釘CT3,CT3,4,C
T4と周つて分路d″3及びd″4を形成して連らなつ
ており、以下これを繰返す。横弦T2Oは釘CT2O,
CT2O,2l,CT2lを周つて横弦T2lとなる。
カットの終端は釘CT2lの近くで固定される。一個の
釘から両側に■字型に分かれた分路(たとえばb″1と
b″2,b2と■等、又はd″1とd″2,d2とD3
,d″3とd″4等)は一緒に筒(例えばF″1,2)
に収納された小さな弦環BTl,2を確実に形成せしめ
れる(第3図参照)。
該筒すなわち鞘F″は伸縮性の材質から成り、筒にカッ
トを通して弦環を形成した後、筒の温度を上昇させれば
その収縮後カットを強く緊締することになる。なお、具
体的には、横弦および縦弦を釘の囲りに配設する際に鞘
Fに挿通させておき、この配設後鞘F″を熱収縮させる
等して弦環を形成し、しかる後形成されたカットを板か
ら取りはずすようにすることが好ましい。なお、弦を釘
の囲りに配設した後に釘から各弦を取りはすす際に鞘F
″を挿入して弦環を形成するようにしてもよい。カット
の弦環は第4図に示すように配置される。
すなわ、ち左から右上方へ弦環BTl,2の次■こ弦環
BMlが続いており、符号は縦弦M1の端部をなしてい
ることを意味している。弦環BMlの次には弦環BT3
,4が続いており、符号は横弦T3とT4に弦環が属し
ていることを意味している。次には弦環BT5,6が続
いており、以下同様であ,る。弦環BTll9,2Oの
次にはBT2l次にはBM394が続いている。次に符
号B″のついた弦環が続いているが、それらは前述およ
び後述の符号Bが付付された弦環と異り、ラケツトの柄
の内部に延びる縦弦の弦環でノある。
すなわち、第4図の右端部に示すように弦環B″M5f
6◆B″M7989B′M99lO9B′Mll9l2
9B″M,3,,4と続いている。次の弦環は二つの縦
弦から直接形成した弦環であつてBMl5,、16とし
て示している。
次に右から左へと弦環BMl79l69BT2O9治B
Tl89l9lBT6,7,BT4,5,BMl8,B
T2,3,BMl6,l79BTlまで続いている。次
に縦弦の弦環が下から上へとBMl49l59BMl2
9l39BMlO9ll9BM8,9,BM6,7,B
M4,5,BM2,3と続いている。カットの網目はほ
ぼ矩形を形成するが、カットの縁では弦環を形成するた
めに隣接する二本の平行な弦はこの縁部で合わされるた
めに傾斜することとなる。
ここで、第5図に示すようにカットの網目の矩形の最外
辺に相当する部分の弦に沿つて紐が巻き付けられ、カッ
トに引張力が作用しても前記矩形を保持するようになつ
ている。好ましくは、紐は樹脂、例えばエポキシド樹脂
をあらかじめしみ込ませられ、前記弦に沿つて巻き付け
られた後に硬化させることにより、前記矩形の保持は一
層確保される。縦弦M″て形成された尾を有するカット
はラケツトの製造者に上述のようにして形成された後ラ
ケツトとは別個に引渡される。
それからラケツトの枠に取り付けられる。縮少して描い
た第6図には二本の縦弦を延はして弦環Bl,b2,Y
)3,b4を終端とする内側の四つの尾Ql,Q2,Q
3,Q4を含む点で前述したものとは異なつたカットを
示しており、二つの両側の尾Q5,Q6は二本の同じ長
さの縦弦で形成され、弦環b1〜B4より長めの弦環既
とB6を終端としている。
弦環bの長さは各々の鞘gの長さによつて決まり、鞘&
,G6より鞘g1〜&の方がその長さは大きい。弦環B
及ひ弦環bを終端とする尾の部分の弦は繊維を樹脂の型
にはめて作ることもでき、弦環Bは二本のカットを収納
するリングすなわち座金80によつて形を決定される(
第7図)。
第8図は変形例を示しており、弦環Bは締具81によつ
て形を決められ、かつ鞘82によつて被覆されている。
第4図又は第5図に示すように形成されたカットは木又
は金属又は強化プラスチックでできたラケツトの枠に組
込まれる。枠101(第5,7,9図参照)は二つの部
分102及び103から成るU字型の断面を有し、基部
98の内側表面99と外側表面105とを連通させる貫
通孔104が形成されている。すなわち、二つの側板1
02,103の間に複数の基部98すなわち桁が一定の
間隔で一体的に設けられ、核基部間が貫通孔104とさ
れている。前記外側表面105は起状面を有し、該外側
表面105から内側表面99までの厚みは貫通孔104
の一方の側よりはじめは増加し、次に減少してついに次
の貫通孔となつている(第9図参照)。枠にカットを張
るには枠101の対応する位置の孔104に弦環Bを通
すだけで充分である。
弦)環Bは上記外側表面105より突出し、弦環Bには
綱110が通される。該綱110の両端部はラケツトの
管状の柄111の中に収納されていて(第10,11図
参照)、各々弦環112,113及び第12図に示す如
き結び目114によつて端門部は形成されている。弦環
112及び113は柄111の内部に収納された第一の
ボビン117の溝115及び116に巻かれている。ボ
ビン117にはここれを貫通する雌ねじ孔が設けられて
いて、ねじ回しで回転させるための溝121を頭部Jl
2Oに備えた柄と同一軸上に配設された杆119上の雄
ねじ118に螺合するようになつている。該頭部120
は柄の端部を塞ぐ円盤状の栓123の凹部122内に収
納されている。該栓123は外周に螺合面を有する管と
して延設され、尾翼127を有する管状ナット126の
螺合面125に螺着されている。該尾翼127によつて
弦環B″中に通された第二のボビン128が固定されて
いる。栓123の縁部129はギザギザ面となつており
、栓123を回転させることによつてカットの縦線部分
M゛の引張度を増減できる。
また杆119の頭部120を一枚枚の貨幣で回転させる
ことによつて綱110の引張度を増減できる。上記綱の
引張、度を増した時、基部98の外側表面105が起状
して凸面を形成しているので、このの凸面て綱110を
支えるため弦環Bは外側方向へ引つぱられる。綱110
の隣り合う二つの凸面の間の部分は弾性ある橋となり、
この橋の上に各カットの端部は取り付けれていることに
なる。
従つて随意にカットの引張度を調整てきる。綱110は
柄111から枠101へ接続する脚部133及び134
の内表面131及び132上に支えれている(第5図参
照)。
カットの直線部分M″は横桁135に設けた透孔136
を通り抜けている。
第13図に示す変形例においては、弦環141はラケツ
トの枠101の基部99の外側表面105まで充分に突
出せしめられ鞘142に係合せしめられている。
弦環143は隣り合つた鞘144に係合するよう鞘14
2まで引つぱり出される。以下同様である。横桁135
に最も近い鞘146の弦環145はカットの全体を引張
状態で枠に取り付ける役目をする。
なお、他の変形例として、カットの引張力は、柄の内部
ににまで延びるカットに適当なねじりを加えることによ
つても付与することができる。
柄の内部のカットはその長さ及びねじりの可能性を増す
ような方法で曲りくねつた道筋に従わせる。第14図に
示す実施形態においては、通路201はラケツトの枠を
構成する二つの行な側板203の間に介在する桁202
によつて形成されている。
錠剤型をした係具210(第15〜19図参照)の胴体
209内に該設した溝208を構成する面206及ひ2
07の間に弦環205は係合される。該係具210は二
つの部分212及ひ213及び凸状の底214によつて
画定された溝211を有しており、該溝211は前記溝
208に対して垂直になつている。該溝211内に嵌合
した綱215の引張状態ての取り付けねは桁202の周
囲に向つて該綱215を押し当ててなされ、弦環205
を形成するカット216の引張状態が保証される。桁2
02の円形部分に支えられた綱215はゲームの間にラ
ケツトに好ましいカット216の弾性ある係合を確実に
する。係具210の表面221及び222は凹部223
及び224を有している。第15〜19図に示した実施
例においては、係具210は枠の縁217まで出つ張り
、ホールをラケツトで拾うときラケツトが地面と接触す
るのを妨げている。
従つてラケツトの枠がすり減ることが避けられる。第1
4図に符号218て示したものにおいては、係具はその
胴体209の先端を切り取られて枠201の縁217ま
で引つ込んでいる。
このような切り取つた係具218を柄と反対方向の位置
に用いると地面によつて枠が擦りへる危険があるので反
対方向の位置には用いない。第20図に示す実施形態に
おいては、ラケツトの枠の保護は管222に弦環205
の端部を通すことによつてなされ、カットを引張状態に
すると、第13図の左部分に示すのと同様に該管222
は二つの桁2021と202。
の間て枠の縁221の位置まで出つ張つて、枠を摩耗か
ら守る役割を果す。第20図にはそれぞれのカットの端
部が引張されていない状態で管222は描かれており、
また管222に通した弦環を隣り合う弦環の中にとおし
てそれぞれ係合せしめる状態が描かれている。
第21図に示す実施形態においては、ラケツトの枠23
0は桁によつて互いに連結された二つの側板231から
成り、柄と反対側の枠の両側部分にある桁2311,2
322と2323,2324は中実の円形断面を有して
いる。柄と反対側の枠の中央部分の桁233はU字型の
断面を有している。符号234で示す如き枠中央側面部
分の桁はすべてU字型の断面を有している、柄が接続さ
れる斜めの部分の枠235においては、中実円形断面を
有する桁237が内側に並び、該桁237より小さい中
実円形断面を有する桁238が外側に物んでいる。
この実施形態でもカット239はあらかじめ作成される
とともに二種類の係具を有している。
すなわち、係具210は枠230に取付けられて綱24
1を介してカット239を引張るとともに、地面とラケ
ツトの縁242が接触してすりへらないよう保護し、係
具218はカットを引張るという役割のみをもつている
。この実施形態ではカット239は水平な(ラケツトの
柄を垂直にした場合)横弦243と斜めの横弦244と
斜めの縦弦245及び246によつて構成さている。
横弦も縦弦もジグザグ状に取に付けられている。横弦を
なすカットの終端は247及び248でノ示され、縦弦
をなすカットの終端は249及び250で示されている
カットを引張状態で張るのは第22〜25図に示す引張
具251を媒介としてなされる。
該引張具251は二つの平行面253及び254を有す
る中板部252、該中板部と向い合つた舌部255及ひ
256、凸面の底259及ひ260て終る空所257及
び258から成つている。胴部261の両側には耳部2
62及ひ263が互いに平行で、舌部255及び256
に垂直に突設されている。
耳部262及び263は266及び267て示す底をも
つ空所264及び265を形成した胴部261と一体に
形成されている。ラケツトの軸271(第21図参照)
に最も近い縦弦2451及び2461は締輪273で形
成された弦環272(第26図)によつて引張具に接続
される。弦環272は鞘274によつて保護されている
。弦環272は引張具の空所265に係合され、弦環2
72の頂部2751(第27図))は底267に当接す
る。同様に軸271に関して対称な縦弦、すなわわち2
452及び2462は空所264に係合され、その頂部
2752は底266に当接する。縦弦2451及ひ24
6,に続く縦弦すなわち2453及ひ2463は弦環2
76を形成する。
これには中板部252が通されその頂部277は中板部
252の縁278に当接する。対称位置にある弦環27
9には同様に中板部252が通されその頂部280は中
板部252の前記と逆側の縁281に当接する。綱24
1の端部は弦環282になつていて、中板部252に係
合され、その頂部283は縁278に当接している。
綱241の他の端部は弦環284を形成し、その頂部2
85は中板部252の縁281に当接している。引張具
251の胴部261は中板部252と反対側に平台29
1を有し、この平台の両端はは凸縁292及ひ293と
なつている。
ラケツトの柄236の内部に収納された吊!f!429
8及び299(第28図)の端部に形成された弦環29
6及び.“297の頂部294及ひ295がこの平台2
91に当接する。吊綱の他端には弦環301及ひ302
が形成され、該弦環は半円形の溝303及び304(第
29図参照)に係合される。
柄の内部の室306内くには一般に長方形のヘッド30
5(第30〜32図)が収納されている。ヘッド305
は管307に一体に固定されている。
該管307は外周に螺合面を有し、その端部にラケツト
の柄311の端を塞ぐ栓部310を有する管309の内
周の螺合面308ど螺着している。栓部310は例えば
ば円盤314(第33図)の突出部313て回転できる
ようにこれに対応する六角形状の凹部312の如きもの
を有している。座金315がラケツトの柄端部311と
上記栓部310との間に介在している。栓部310を適
当に回転させて管307を栓部310の方向に引つ張る
と、ヘッド305は該管307の回転を妨げようとする
吊綱298及び299は引張具251にこの引張力を及
ぼし、同時的に枠に沿つた綱241とラケツトのカット
の中央の縦弦245,246を引張する。引張されると
引張具251の舌部255及び256は中板部252に
係合された弦環の係合を一層確実にする。綱241が引
つ張られると、綱241は枠の桁に支えられて隣り合う
二つの桁の間て該綱241は橋を形成し、このように橋
状になつた綱241・に押された係具は係具に係合した
カットを引張する。
その結果、中央の縦弦に直接作用した引張力と一緒にな
つて、引張状態がカットの全体に一様に実現し、ゲーム
に適したものとなる。第34図に示す実施形態において
は、枠330は横方向に窓331を有していて、この窓
は引張具251の位置を目印332によつて外から見る
ことが可能となつている。引張する時には該目印332
は動き、それを目盛333によつて読み取る。また、カ
ットの引張度を常に知ることも競技者の望みどおり調整
することも可能である。本発明によれば、ラケツトの枠
に接続するための弦環を有するカットをラケツトの枠と
は別個に形成するようにしたから、後はこのカットをラ
ケツトの枠に組み込む作業のみでカットをラケツトに張
る作業が完成し、従つて熟練を要することなく簡単にそ
の作業をなすことができるという効果がある。また本発
明によれば、弦環を有する横弦とこの横弦に編み組まれ
かつ弦環を有する縦弦とにより構成したから、強度上従
来のものに劣ることはなくかつカットの引張力の調節も
カットを通じて均一となるという効果がある。
さらに本発明によれば、ラケツトの枠に前記カットの弦
環か挿通する貫通孔を設け、引張手段を柄に設けたから
、この引張手段の調節という簡単な操作のみでカットの
引張力の均一な調整を行うことができ、枠の歪を防止で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は製作の一段階におけるカットを張る装置の平面
図である。 第2図は他の一段階での第1図と類似する平面図てある
。第3図は弦環を示す説明図である。第4図は、カット
の弦環の配置を示す説明図てある。第5図は一部を切り
開いて示した本発明によるラケツトの部分図てある。第
6図はカットを縮少して描いた説明図てある。第7図は
第5図の7−7線における断面図てある。第8図はカッ
トの弦環の他の実施例を示す説明図てある。第9図は第
5図の9−9線における拡大断面図である。第10図は
ラケツトの柄の縦断面図てある。第11図はラケツトの
柄の一部横断面図てある。第12図は弦環の他の実施例
を示す説明図である。第13図は本発明の一実施例によ
るラケツトをす切断部分図である。第14図はラケツト
の枠の一部を示す水平に開切した説明図である。第15
図は係具を示す説明図てある。第16図か第15図の1
6−16線における断面図てある。第17図は第15図
に示された係具を垂直にみた図てある。第18図は係具
の他の、実施例を示す説明図である。第19図は第16
図の19−19線における断面図である。第20図は本
発明の他の実施例によるラケツトを示す切断部分図であ
る。第21図は他の実施例のラケツトの枠の一部を示す
水平に開切した説明図である。第22図は引張具を示す
正面図である。第23図は第22図に示す引張具を左か
ら見た図である。第24図は第22図に示す引張具を上
から見た図である。第25図は引張具を示す斜視図であ
る。第26図は中央の縦弦の弦環の説明図である。第2
7図は引張具に弦環を係合した状態を示すもので第21
図の一部の拡大図である。第28図は柄を枠の断面図と
は垂直な断面で示した図である。第29図はラケツトの
柄の一部断面図である。第30図は第26図の30−3
0線における断面図である。第31図は第29図の31
−31線における断面図である。第32図はラケツトの
柄の端部を右から見た図である。第33図は栓を回して
カットを引張するための円盤を示す斜視図である。第3
4図は一実施例におけるラケツトの枠の部分図てある。
101,230・・・枠、111,311・・・柄、M
l,M2,M3・・・縦弦、Tl,T2,T3・・・横
弦、P・・・板、110,215,241・・・綱、2
51・・・引張具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板または板に類似するものに複数の釘又は突出物を
    設け、横弦用の釘又は突出物によつて形成される曲折す
    る行程に沿つて横弦を配設し、縦弦用の釘又は突出物に
    よつて形成される曲折する行程に沿つて前記横弦とほぼ
    直交するとともに該横弦と編み組まれた縦弦を配置し、
    各釘又は突出物を周回する二本の連続する弦を互に拘束
    してラケツトの枠に接続するための弦環を形成し、この
    ようにして形成されたガットを板又は板に類似するもの
    から取りはずすことを特徴とするテニス、バトミン等の
    ラケツトに張るガットの形成方法。 2 曲折する行程に沿つて連続的に配設され、各曲折す
    る部位にラケツトの枠に接続するための弦環を有する横
    弦と、該横弦とほぼ直交するとともに該横弦と編み組ま
    れ、曲折する行程に沿つて連続的に配設され、各曲折す
    る部位にラケツトの枠に接続するための弦環を有する縦
    弦と、を備えたテニス、バトミントン等のラケツトのガ
    ット。 3 ガットの編目のうち矩形をなす辺に相当する弦の部
    分に紐を巻き付けて該矩形部分を固定するようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のガット。 4 縦弦は、ガットがラケツトに張られる際、ラケツト
    の中空の柄の内部に延びる弦環を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載のガツト。 5 曲折する行程に沿つて連続的に配設され、各曲折す
    る部位にラケツトの枠に接続するための弦環を有する横
    弦と、該横弦とほぼ直交するとともに該横弦と編み組ま
    れ、曲折する行程に沿つて連続的に配設され、各曲折す
    る部位にラケツトの枠に接続するための第1の弦環およ
    びラケツトの柄の内部に延びる第2の弦環を有する縦弦
    と、を備えたガットと;前記横弦の弦環および縦弦の第
    1の弦環を挿通させる複数の貫通孔を備えた枠と;前記
    枠から突出する前記横弦の弦環および縦弦の第1の弦環
    に連結されて該弦環を引張することによりガットを引張
    せしめる第1の引張手段および縦弦の第2の弦環を引張
    することによりガットを引張せしめる第2の引張手段を
    備えた柄と;を有するテニス、バトミントン等のラケツ
    ト。 6 枠から突出した横弦の弦環および縦弦の第1の弦環
    に枠に沿つた綱が係合され、該綱が前記第1の引張手段
    に連結されていることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載のラケツト。 7 枠を構成する二つの側板の間に複数の桁部材を一定
    の間隔で一体的に設け、各桁部材間によつて前記弦環の
    通る貫通孔が区画形成されることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載のラケツト。 8 枠から突出した弦環が隣り合う弦環に係合され最も
    ラケツトの柄に近い弦環が前記第1の引張手段に連結さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    ラケツト。 9 枠から突出した各弦環はそれぞれ係具に係止され、
    前記綱は各係具を介して各弦環に係合されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項記載のラケツト。 10 ラケツトの枠の上半分において前記係具が枠の縁
    から突出していることを特徴とする特許請求の範囲第9
    項記載のラケツト。 11 係具は前記弦環を係止するための第1の溝と該第
    1の溝に直交し前記綱が係合する第2の溝とを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載のラケツト。 12 前記第1および第2の引張手段はラケツトの柄の
    端部からその引張力を調整可能に構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載のラケツト。13
    前記引張手段の位置を観察するための窓を枠に設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12項記載のラケツ
    ト。
JP51015365A 1975-02-13 1976-02-13 テニス等のラケツト及びそのガツト並びにガツト形成方法 Expired JPS6046989B2 (ja)

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