JPS604690Y2 - といし車 - Google Patents
といし車Info
- Publication number
- JPS604690Y2 JPS604690Y2 JP11541979U JP11541979U JPS604690Y2 JP S604690 Y2 JPS604690 Y2 JP S604690Y2 JP 11541979 U JP11541979 U JP 11541979U JP 11541979 U JP11541979 U JP 11541979U JP S604690 Y2 JPS604690 Y2 JP S604690Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding wheel
- base disc
- amber
- grinding
- abrasive grains
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベース円板の外周部に立方晶窒化硼素砥粒ある
いはダイヤモンド砥粒を含有する砥粒層を有するといし
車に関するものである。
いはダイヤモンド砥粒を含有する砥粒層を有するといし
車に関するものである。
本考案の目的とするところはベース円板を線膨張係数の
小さい物質より構成することによりベース円板の熱膨張
をおさえ、工作物の研削精度の向上を計ることである。
小さい物質より構成することによりベース円板の熱膨張
をおさえ、工作物の研削精度の向上を計ることである。
一般にベース円板の外周部に立方晶窒化硼素砥粒あるい
はダイヤモンド砥粒を含有した砥粒層を有するといし車
は、前記砥粒が硬質であるため、摩耗がほとんど発生し
ない。
はダイヤモンド砥粒を含有した砥粒層を有するといし車
は、前記砥粒が硬質であるため、摩耗がほとんど発生し
ない。
このためかかるといしをデッドストップ研削に用いても
といし摩耗による寸法のばらつきはなく、高精度な研削
加工が可能となる。
といし摩耗による寸法のばらつきはなく、高精度な研削
加工が可能となる。
しかしながら前記といし車はアルミニウムあるいは鋳鉄
等普通といしに比べて線膨張係数の太きなベース円板を
使用しているため、研削熱あるいは軸受装置の熱がこの
ベース円板に伝えられると、ベース円板は熱膨張し、工
作物の寸法精度を確保できなくなる問題があった。
等普通といしに比べて線膨張係数の太きなベース円板を
使用しているため、研削熱あるいは軸受装置の熱がこの
ベース円板に伝えられると、ベース円板は熱膨張し、工
作物の寸法精度を確保できなくなる問題があった。
本考案はかかる従来の問題を解決するためになされたも
のであり、ベース円板をアンバーあるいはスーパーアン
バー等の線膨張係数の小さい物質より構成することによ
りベース円板の熱膨張を防止するようにしたことを特徴
とするといし車に関するものである。
のであり、ベース円板をアンバーあるいはスーパーアン
バー等の線膨張係数の小さい物質より構成することによ
りベース円板の熱膨張を防止するようにしたことを特徴
とするといし車に関するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず本考案のといし車はベース円板1と、砥粒層2とか
ら成り、このベース円板1の外周に前記砥粒層2が固着
される。
ら成り、このベース円板1の外周に前記砥粒層2が固着
される。
その固着方法はベース円板1を円板状に機械加工したの
ち、このベース円板1の外周と成形製との間に形成され
る空隙に前記砥粒層2の組成物を充填して型込めし、さ
らに焼成することにより一定の厚みをもった砥粒層2を
ベース円板1の外周に形成することができる。
ち、このベース円板1の外周と成形製との間に形成され
る空隙に前記砥粒層2の組成物を充填して型込めし、さ
らに焼成することにより一定の厚みをもった砥粒層2を
ベース円板1の外周に形成することができる。
前記砥粒層2の組成としては砥粒としてダイヤモンド砥
粒あるいは立方晶窒化硼素砥粒が、また結合剤としては
フェノール樹脂、ポリエステル樹脂あるいはエポキシ樹
脂が、さらに充填剤としてはニッケル被覆した黒鉛、ア
ランダムあるいはカーボランダム等が適当である。
粒あるいは立方晶窒化硼素砥粒が、また結合剤としては
フェノール樹脂、ポリエステル樹脂あるいはエポキシ樹
脂が、さらに充填剤としてはニッケル被覆した黒鉛、ア
ランダムあるいはカーボランダム等が適当である。
本考案はかかる構成のといし車において前記べ−ス円板
1をアンバー、スーパーアンバー、するいは42合金の
いずれかの物質で構成したことを特徴とするものであり
、かかる物質はその線膨張係数がアンバーで0.5〜2
.OX 10−6/°C,またスーパーアンバーで0〜
1.Ox 10−6/’C142合金で4.5×10−
6/°Cと非常に小さく、研削熱あるいは軸受装置から
の熱がこのベース円板1に流入してもベース円板1の熱
膨張は極めて少く、研削精度が低下しない利点がある。
1をアンバー、スーパーアンバー、するいは42合金の
いずれかの物質で構成したことを特徴とするものであり
、かかる物質はその線膨張係数がアンバーで0.5〜2
.OX 10−6/°C,またスーパーアンバーで0〜
1.Ox 10−6/’C142合金で4.5×10−
6/°Cと非常に小さく、研削熱あるいは軸受装置から
の熱がこのベース円板1に流入してもベース円板1の熱
膨張は極めて少く、研削精度が低下しない利点がある。
かかるベース円板1を構成するものとして上記物質に特
定されるものではなく、その他大理石を使用することも
可能であり、例えばその線膨張係数は大理石で3 X
10−57’Cで、従来ベース円板1を構成していたア
ルミニウムの23.03 X 10−6/℃、ならびに
鋳鉄の比7X10−67℃に比較して非常に小さく、前
記アンバーとほぼ同等の効果が得られる。
定されるものではなく、その他大理石を使用することも
可能であり、例えばその線膨張係数は大理石で3 X
10−57’Cで、従来ベース円板1を構成していたア
ルミニウムの23.03 X 10−6/℃、ならびに
鋳鉄の比7X10−67℃に比較して非常に小さく、前
記アンバーとほぼ同等の効果が得られる。
前記したように本考案はベース円板を、線膨張係数が5
X 10−67℃以下の非常に小さな物質でもって構
成したため、ベース円板の熱膨張が殆んどなくなり、高
精度な研削加工が可能となる。
X 10−67℃以下の非常に小さな物質でもって構
成したため、ベース円板の熱膨張が殆んどなくなり、高
精度な研削加工が可能となる。
図面は本考案の実施例を示すといし車の縦断面図である
。 1・・・・・・ベース円板、2・・・・・・砥粒層。
。 1・・・・・・ベース円板、2・・・・・・砥粒層。
Claims (2)
- (1)ベース円板の外周に立方晶窒化硼素砥粒あるいは
ダイヤモンド砥粒を含有する砥粒層を固着してなるとい
し車において、前記ベース円板を線膨張係数が5X10
’/’C!以下の物質で構成したことを特徴とするとい
し車。 - (2)前記ベース円板を構成する物質としてアンバーあ
るいはスーパーアンバーを用いたことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載のといし車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11541979U JPS604690Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | といし車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11541979U JPS604690Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | といし車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5633161U JPS5633161U (ja) | 1981-04-01 |
JPS604690Y2 true JPS604690Y2 (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=29347652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11541979U Expired JPS604690Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | といし車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604690Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61202479A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-08 | Nec Corp | 集光形太陽電池装置 |
-
1979
- 1979-08-22 JP JP11541979U patent/JPS604690Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5633161U (ja) | 1981-04-01 |
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