JPS6046870B2 - 映写装置 - Google Patents
映写装置Info
- Publication number
- JPS6046870B2 JPS6046870B2 JP51049717A JP4971776A JPS6046870B2 JP S6046870 B2 JPS6046870 B2 JP S6046870B2 JP 51049717 A JP51049717 A JP 51049717A JP 4971776 A JP4971776 A JP 4971776A JP S6046870 B2 JPS6046870 B2 JP S6046870B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- scraping
- shuttle
- light
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
- G03B21/32—Details specially adapted for motion-picture projection
- G03B21/43—Driving mechanisms
- G03B21/44—Mechanisms transmitting motion to film-strip feed; Mechanical linking of shutter and intermittent feed
- G03B21/48—Mechanisms transmitting motion to film-strip feed; Mechanical linking of shutter and intermittent feed for altering frame speed; for regulating constancy of film speed
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスローモーシヨンあるいはファーストモーショ
ン再生も可能な映写装置に関する。
ン再生も可能な映写装置に関する。
一般に、映画フィルムの駒数、および、8ミリフィルム
の、駒数はそれぞれ毎秒24、18である。一方、テレ
ビ信号のフィールド数は、NTSC方式の場合毎秒60
であり、SECAM方式およびPAL方式では毎秒50
である。そのため、映画フィルムや8ミリフィルムの映
像をテレビで再生するには、映像をテレビ信号に変換す
る、いわゆる、テレシネ映写機が必要である。このテレ
シネ映写機は、大別すると、間欠式と連続式の2方式が
あり、例えはNTSC方式では特に、間欠式のうちの2
〜3プルダウン方式の映写機が、広く使用されている。
の、駒数はそれぞれ毎秒24、18である。一方、テレ
ビ信号のフィールド数は、NTSC方式の場合毎秒60
であり、SECAM方式およびPAL方式では毎秒50
である。そのため、映画フィルムや8ミリフィルムの映
像をテレビで再生するには、映像をテレビ信号に変換す
る、いわゆる、テレシネ映写機が必要である。このテレ
シネ映写機は、大別すると、間欠式と連続式の2方式が
あり、例えはNTSC方式では特に、間欠式のうちの2
〜3プルダウン方式の映写機が、広く使用されている。
しかし、この2〜3プルダウン方式では、袂像フィルム
のかき落しを、まずテレビフイールドニつにフィルムの
駒一つ、次にテレビフィールドΞつにフィルム、駒一つ
という行程で繰り返し行うため、単に、かき落しを速く
し、あるいは遅くすることによつてファーストモーショ
ン・スローモーシヨン再生を図ることは、原理的に不可
能である。そのため、このファーストモーション、スロ
ーモーシヨン再生を行う場合は、従来連続式映写機を使
用していた。この連続式映写機には回転ミラー式と回転
プリズム式とがある。前者は回転ミラーにより、後者は
回転プリズムにより、所定の速さで移動する映像を、静
止像として撮像管に供給し、その結果、映像をテレビ信
号に変換している。そこで、フィルム走行速度を大きく
したり、小さくしたりすれば、ファーストモーション、
スローモーシヨン再生が行えるわけである。しかし、回
転ミラー式や回転プリズム式では、Jともに、フィルム
走行のWOW)あるいはフィルムの絶対ピッチズレ等か
ら起因する画振れの生じる欠点がある。
のかき落しを、まずテレビフイールドニつにフィルムの
駒一つ、次にテレビフィールドΞつにフィルム、駒一つ
という行程で繰り返し行うため、単に、かき落しを速く
し、あるいは遅くすることによつてファーストモーショ
ン・スローモーシヨン再生を図ることは、原理的に不可
能である。そのため、このファーストモーション、スロ
ーモーシヨン再生を行う場合は、従来連続式映写機を使
用していた。この連続式映写機には回転ミラー式と回転
プリズム式とがある。前者は回転ミラーにより、後者は
回転プリズムにより、所定の速さで移動する映像を、静
止像として撮像管に供給し、その結果、映像をテレビ信
号に変換している。そこで、フィルム走行速度を大きく
したり、小さくしたりすれば、ファーストモーション、
スローモーシヨン再生が行えるわけである。しかし、回
転ミラー式や回転プリズム式では、Jともに、フィルム
走行のWOW)あるいはフィルムの絶対ピッチズレ等か
ら起因する画振れの生じる欠点がある。
特に、回転プリズム式では、回転プリズムの精度の悪さ
に応じても画振れが生じ、また、カラー映像の場合は、
光路中にプリズムがゝ入るので、色のにじみや、光量変
化に起因する画質の低下が生じる不具合がある。もちろ
ん回転ミラー式を用いることにより、回転プリズム式を
用いた場合生じる不具合を、除去することができるが、
回転ミラー式映写機は連続式映写機の持つ不具合に加え
て、構造が複雑なためその保守に困難がある。本発明は
上記に鑑みなされたもので、スローモーシヨン●ファー
ストモーション再生も可能で、かっ、NTSC..SE
CAM,.PAL方式のテレビのいずれにも適用可能な
(つまり、テレビのフィールド周波数が50でも60て
もよい)映写機を提供することを目白勺としている。
に応じても画振れが生じ、また、カラー映像の場合は、
光路中にプリズムがゝ入るので、色のにじみや、光量変
化に起因する画質の低下が生じる不具合がある。もちろ
ん回転ミラー式を用いることにより、回転プリズム式を
用いた場合生じる不具合を、除去することができるが、
回転ミラー式映写機は連続式映写機の持つ不具合に加え
て、構造が複雑なためその保守に困難がある。本発明は
上記に鑑みなされたもので、スローモーシヨン●ファー
ストモーション再生も可能で、かっ、NTSC..SE
CAM,.PAL方式のテレビのいずれにも適用可能な
(つまり、テレビのフィールド周波数が50でも60て
もよい)映写機を提供することを目白勺としている。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図は第1の実施例を示している。
第1図において、リール2から取り出されたフィルム1
は、ガイドローラ41、摩擦ローラ42及びテンション
ローラ43から成るフィルム送り手段を経て、かき落し
機構6に供給される。ここでは、送られたフィルム1に
、かき落し機構6内に収納されたランプから光を照射し
、その透過光による映像を光学装置8を経て、撮像管に
送るようになつている。つぎにフィルム1は、音声再生
ヘッド9を経て、キヤプスタン101、ピンチローラ1
02、スプロケット103および遮光板104とから成
るフィルム定速走行手段に送られ、そしてリール3に収
容される。上記の径路に沿つてのフィルム走行は、すべ
て、モータ11の回転動力によつて行われる。
は、ガイドローラ41、摩擦ローラ42及びテンション
ローラ43から成るフィルム送り手段を経て、かき落し
機構6に供給される。ここでは、送られたフィルム1に
、かき落し機構6内に収納されたランプから光を照射し
、その透過光による映像を光学装置8を経て、撮像管に
送るようになつている。つぎにフィルム1は、音声再生
ヘッド9を経て、キヤプスタン101、ピンチローラ1
02、スプロケット103および遮光板104とから成
るフィルム定速走行手段に送られ、そしてリール3に収
容される。上記の径路に沿つてのフィルム走行は、すべ
て、モータ11の回転動力によつて行われる。
まず、モータ11の回転は、モータプー1J201、ベ
ルト301、プーリ202を介しプーリ203に伝えら
れ、プーリ203の回転はアイドラホィール204に伝
えられるとともに、ベルト302を介してアイドラホィ
ール206に伝えられる。そのため、アイドラホィール
204と205とを密着するとともにアイドラホィール
206と207とを引離すと、あるいは逆に、アイドラ
ホィール204と205とを引離すとともにアイドラホ
3イール206と207とを密着すると、それぞれ、再
生および速送り、あるいは巻き戻しが行えることとなる
。さらに、前記プーリ203の回転は、ベルト302を
介してフィルム送り手段の摩擦ローラ42に伝えられる
。また、モータ11のク回転はモータプーリ201、ア
イドラホィール208およびフライホィール209を介
してフィルム定速走行手段のキヤプスタン101に伝え
られる。なお、前記摩擦ローラ42の回転数はキヤプス
タン101の回転数の約2倍に設定してある。以上、フ
ィルムの走行径路、動力伝達径路について説明したが、
つぎにかき落し機構6にフィルム1を供給する手段につ
いて説明する。このフィルム送り手段はガイドローラ4
1、摩擦ローラ42およびテンションローラ43とから
成つている。まず、かき落し機構6によりフィルムが矢
印力に示すようにかき落され、テンションローラ43の
テンションアームが矢印キに示すように引かつれる。テ
ンションアームはバネ等により矢印クに示すように戻ろ
うとし、フィルム1を矢印ケに示すように強く引き、そ
の結果、フィルム1が摩擦ローラ42に強く圧着され、
摩擦力が大きくなり、摩擦ローラ42の回転によりフィ
ルム1が矢7印ケのように送られる。フィルム1が送ら
れ、やがて、テンションアームがもとの位置に戻ると、
フィルム1の摩擦ローラ42への圧着力が弱まり、摩擦
力が小さくなり、摩擦ローラ42の回転はフィルム1に
伝わらず、余分なフィルム1が送)られないようになる
。つぎに、フィルム定速走行手段は、モータ11により
、設定された速度で、例えば映画フィルムならば毎秒2
損板8ミリフィルムならば毎秒比駒で、かき落し機構6
から取り出したフィルムを定速走行させるようになつて
いる。
ルト301、プーリ202を介しプーリ203に伝えら
れ、プーリ203の回転はアイドラホィール204に伝
えられるとともに、ベルト302を介してアイドラホィ
ール206に伝えられる。そのため、アイドラホィール
204と205とを密着するとともにアイドラホィール
206と207とを引離すと、あるいは逆に、アイドラ
ホィール204と205とを引離すとともにアイドラホ
3イール206と207とを密着すると、それぞれ、再
生および速送り、あるいは巻き戻しが行えることとなる
。さらに、前記プーリ203の回転は、ベルト302を
介してフィルム送り手段の摩擦ローラ42に伝えられる
。また、モータ11のク回転はモータプーリ201、ア
イドラホィール208およびフライホィール209を介
してフィルム定速走行手段のキヤプスタン101に伝え
られる。なお、前記摩擦ローラ42の回転数はキヤプス
タン101の回転数の約2倍に設定してある。以上、フ
ィルムの走行径路、動力伝達径路について説明したが、
つぎにかき落し機構6にフィルム1を供給する手段につ
いて説明する。このフィルム送り手段はガイドローラ4
1、摩擦ローラ42およびテンションローラ43とから
成つている。まず、かき落し機構6によりフィルムが矢
印力に示すようにかき落され、テンションローラ43の
テンションアームが矢印キに示すように引かつれる。テ
ンションアームはバネ等により矢印クに示すように戻ろ
うとし、フィルム1を矢印ケに示すように強く引き、そ
の結果、フィルム1が摩擦ローラ42に強く圧着され、
摩擦力が大きくなり、摩擦ローラ42の回転によりフィ
ルム1が矢7印ケのように送られる。フィルム1が送ら
れ、やがて、テンションアームがもとの位置に戻ると、
フィルム1の摩擦ローラ42への圧着力が弱まり、摩擦
力が小さくなり、摩擦ローラ42の回転はフィルム1に
伝わらず、余分なフィルム1が送)られないようになる
。つぎに、フィルム定速走行手段は、モータ11により
、設定された速度で、例えば映画フィルムならば毎秒2
損板8ミリフィルムならば毎秒比駒で、かき落し機構6
から取り出したフィルムを定速走行させるようになつて
いる。
この定速走行手段は、モータ11を直接定速回転させる
構成としてもよいが、この実施例では、フィルム走行速
度を基準周波数と比較し、定速制御を行ない、モータを
制御する構成のものを示した。この構成では、走行速度
の設定の指命をモータ11の回転数てはなく、走行速度
自体、例えは18Hzとか24Hzとかで表わせる利点
がある。さて、スプロケット104と遮光板とは同軸で
あソー体に回転しており、遮光板103には、スプロケ
ット歯と同数個(あるいは倍数個)の同一形状の開口部
が設けられており、この遮光板103をはさんで、対向
する発光・受光素子(図示しない)が配置されている。
構成としてもよいが、この実施例では、フィルム走行速
度を基準周波数と比較し、定速制御を行ない、モータを
制御する構成のものを示した。この構成では、走行速度
の設定の指命をモータ11の回転数てはなく、走行速度
自体、例えは18Hzとか24Hzとかで表わせる利点
がある。さて、スプロケット104と遮光板とは同軸で
あソー体に回転しており、遮光板103には、スプロケ
ット歯と同数個(あるいは倍数個)の同一形状の開口部
が設けられており、この遮光板103をはさんで、対向
する発光・受光素子(図示しない)が配置されている。
フィルム走行に従つて、パ−フォレーションーつ分(1
駒分)フィルムが動けば、スプロケット104のスプロ
ケット歯一つ分だけ回転し、その結果遮光板103も開
口部一つ分だけ回転する。したがつて、発光素子からの
照射光が、開口部の位置に応じて、受光素子へ投光され
るか、あるいは、遮光されるかの情報を得れば、遮光板
103の回転が、検出され、その結果、フィルム走行速
度を検出することができる。そこで、この検出信号を基
準信号と比較すれば、基準信号で表わされた速度でフィ
ルム定速走行を行うことができる。なお現実のフィルム
走行速度を検出する機構としては、上記の、スプロケッ
ト104の回転を光電検出する機構の他に、種々のもの
を用いることができる。
駒分)フィルムが動けば、スプロケット104のスプロ
ケット歯一つ分だけ回転し、その結果遮光板103も開
口部一つ分だけ回転する。したがつて、発光素子からの
照射光が、開口部の位置に応じて、受光素子へ投光され
るか、あるいは、遮光されるかの情報を得れば、遮光板
103の回転が、検出され、その結果、フィルム走行速
度を検出することができる。そこで、この検出信号を基
準信号と比較すれば、基準信号で表わされた速度でフィ
ルム定速走行を行うことができる。なお現実のフィルム
走行速度を検出する機構としては、上記の、スプロケッ
ト104の回転を光電検出する機構の他に、種々のもの
を用いることができる。
つぎに、かき落し機構6について説明する。
第2図はユニット化されたかき落し機構6の内部に収納
された要部を示している。第2図において、モータ61
の回転軸にフライホィール62と原動軸64が取り付け
られている。フライホィール62にはマグネット(図示
しない)が取り付けられ、このマグネットの位置は位置
検出装置63で検出できるようになつている。原動軸6
4にはシャッタ66が取り付けられるとともに、クラン
クピン65が、この原動軸64に対して偏心した配置に
取り付けられている。また、シャッタ66とフライホィ
ール62との間にはランプ67が設けられている。シャ
トル68は、軸71に沿つて往復運動(矢印方向ア)、
および、軸71を中心に微小回転運動(矢印方向イ)で
きるように、軸71に取り付けられ、爪681、鉄片部
682およびスライダ枠683を有し、また、その中央
部を切り抜いて軽量化し、速やかに応答できるように図
られている。爪681はフィルム1のパーフォレーショ
ン1aと係合するようになつており、鉄片部682は電
磁石69から磁力を受け、その結果、シャトル68が軸
71を中心に微小角回転するようになつている。また、
スライダ枠683はクランクピン65とともにクロス・
スライダを構成し、モータ61の回転をシャトル68の
往復運動に変換している。まず、モータ61が所定のテ
レビフィールド周波数に応じて回転する。
された要部を示している。第2図において、モータ61
の回転軸にフライホィール62と原動軸64が取り付け
られている。フライホィール62にはマグネット(図示
しない)が取り付けられ、このマグネットの位置は位置
検出装置63で検出できるようになつている。原動軸6
4にはシャッタ66が取り付けられるとともに、クラン
クピン65が、この原動軸64に対して偏心した配置に
取り付けられている。また、シャッタ66とフライホィ
ール62との間にはランプ67が設けられている。シャ
トル68は、軸71に沿つて往復運動(矢印方向ア)、
および、軸71を中心に微小回転運動(矢印方向イ)で
きるように、軸71に取り付けられ、爪681、鉄片部
682およびスライダ枠683を有し、また、その中央
部を切り抜いて軽量化し、速やかに応答できるように図
られている。爪681はフィルム1のパーフォレーショ
ン1aと係合するようになつており、鉄片部682は電
磁石69から磁力を受け、その結果、シャトル68が軸
71を中心に微小角回転するようになつている。また、
スライダ枠683はクランクピン65とともにクロス・
スライダを構成し、モータ61の回転をシャトル68の
往復運動に変換している。まず、モータ61が所定のテ
レビフィールド周波数に応じて回転する。
例えば、NTSC方式ては毎秒60フィールドだから3
600rpm..SECAM・PAL方式では毎秒50
フィールドだから3000r′Pmで回転する。そうす
ると、前記クロス・スライダにより、シャトル68が軸
71に沿つてテレビフィールド周波数で往復運動を矢印
アで示すように行う。また、シャトル68の電磁石69
からのの磁力によるトルクより小さく、かつ逆方向(図
の矢印工)のトルクを摩擦ボス付板バネ70でシャトル
68に加えておき、電磁石69の導通を0N,0FFす
ることにより、シャトル68を軸71を中心に微小角回
転させ、爪を矢印イに示すように突出・引去させる。こ
のとき、0N−OFFを前記往復運動に応じて所定のタ
イミングで行えば、爪681は矢印ウのようなループで
運動する。そこで、爪681の突出時の移動距離dをフ
ィルム1のパーフォレーション1a間の間隔に設定する
とともに、爪681の回転角(矢印イ)を、前記パーフ
ォレーション1aへの突入・引去を行うのに十分な角度
に設定すれば、爪681を順次パーフォレーション1a
に係合させて、フィルム1をかき落すことができる。な
お、電磁石69は二つのコイル691と磁芯692より
構成されており、磁芯の両端692aはコイル691の
磁束により大きな磁性を示すが、その中央部では両コイ
ル691の磁束が打ち消し合い磁性をほとんど持たない
ようになつている。そのため、電磁石の磁界の外部への
影響を軽減できるようになつている。以上、かき落しの
一行程を示したが、このかき落しの連続した動作は第3
図に示すようなホ1]御回路40によつて制御される。
第3図において、位置検出装置63から、シャトル68
の往復運動に応じたパルス信号が出力され、増幅・整形
回路401を経て遅延用モノマルチ402に入力される
。モノマルチ402の出力はアントケート404に入力
される。さらに、第1図に示すように、かき落しによる
フィルム1のたるみXを発光・受”光素子51,52て
検出した検出出力が、波形整形回路403を介してアン
ドケート404に入力される。アンドゲート404の出
力はモノマルチ405を経て所望のパルス幅の信号とさ
れ、さらに、増幅器406を経て、電磁石69を構成す
る二つのコイル691の直列回路の一端に入力されてい
る。この直列回路の他端は電源電圧Vに接続されている
。さらに、直列回路には、コンデンサ407および抵抗
器408から成るダンパー回路が並列接続されている。
ノ まず、位置検出装置63から第4図Aに示すような
、テレビのフィールド周期Tと等しい周期のパルスが出
力される。
600rpm..SECAM・PAL方式では毎秒50
フィールドだから3000r′Pmで回転する。そうす
ると、前記クロス・スライダにより、シャトル68が軸
71に沿つてテレビフィールド周波数で往復運動を矢印
アで示すように行う。また、シャトル68の電磁石69
からのの磁力によるトルクより小さく、かつ逆方向(図
の矢印工)のトルクを摩擦ボス付板バネ70でシャトル
68に加えておき、電磁石69の導通を0N,0FFす
ることにより、シャトル68を軸71を中心に微小角回
転させ、爪を矢印イに示すように突出・引去させる。こ
のとき、0N−OFFを前記往復運動に応じて所定のタ
イミングで行えば、爪681は矢印ウのようなループで
運動する。そこで、爪681の突出時の移動距離dをフ
ィルム1のパーフォレーション1a間の間隔に設定する
とともに、爪681の回転角(矢印イ)を、前記パーフ
ォレーション1aへの突入・引去を行うのに十分な角度
に設定すれば、爪681を順次パーフォレーション1a
に係合させて、フィルム1をかき落すことができる。な
お、電磁石69は二つのコイル691と磁芯692より
構成されており、磁芯の両端692aはコイル691の
磁束により大きな磁性を示すが、その中央部では両コイ
ル691の磁束が打ち消し合い磁性をほとんど持たない
ようになつている。そのため、電磁石の磁界の外部への
影響を軽減できるようになつている。以上、かき落しの
一行程を示したが、このかき落しの連続した動作は第3
図に示すようなホ1]御回路40によつて制御される。
第3図において、位置検出装置63から、シャトル68
の往復運動に応じたパルス信号が出力され、増幅・整形
回路401を経て遅延用モノマルチ402に入力される
。モノマルチ402の出力はアントケート404に入力
される。さらに、第1図に示すように、かき落しによる
フィルム1のたるみXを発光・受”光素子51,52て
検出した検出出力が、波形整形回路403を介してアン
ドケート404に入力される。アンドゲート404の出
力はモノマルチ405を経て所望のパルス幅の信号とさ
れ、さらに、増幅器406を経て、電磁石69を構成す
る二つのコイル691の直列回路の一端に入力されてい
る。この直列回路の他端は電源電圧Vに接続されている
。さらに、直列回路には、コンデンサ407および抵抗
器408から成るダンパー回路が並列接続されている。
ノ まず、位置検出装置63から第4図Aに示すような
、テレビのフィールド周期Tと等しい周期のパルスが出
力される。
この実施例では、位置検出装置63は、例えば、第2図
に示すように、モータ61の回転に応じてテレビ周波数
で回転するフライホイール62に取付けられたマグネッ
トによつて誘導電流を生じるコイルからなる。つぎに、
このパルス信号は、増幅・整形回路401により第4図
Bの示す信号となる。この信号はモノマルチ402によ
り、第4図Cに示すようにtγだけ遅延され、アンドケ
ート404に入力される。また、受光素子52からは、
投光期間t1〜T2に応じて、第4図Dに示すパルス信
号が出力される。この信号は、波形整形回路により、第
4図Eの示すような信号となり、アンドゲート404に
入力される。そこで、アンドゲート404からは第4図
Fに示すような信号が出力され、モノマルチ405を経
て第4図Gの示すような所望のパルス幅γのパルス信号
となる。増幅器406はスイッチング回路で、モノマル
チ405からの信号が゜゜H゛のときはP点を接地し、
゛L゛のときは接地しない構成となつている。その結果
、“H゛では電源電圧■によりコイル691に通電が行
われ、電磁石69が磁場を形成する。この実施例では、
電磁石はコイル691を巻いた、銅板のラミネートした
磁芯692を有し、通電により磁化された磁芯の端部6
92aがシャトル68の鉄片部682を磁引するように
なつている。モノマルチ405からの信号が゜“L゛の
ときは、コイル691に通電が行われず、シャトル68
は磁引されない。ここで、例えば、かき落し機構6によ
りかき落されたフィルム量が少なく、その結果フィルム
たるみXが小さくなつたとする。そうすると、発光・受
光素子51,52間を遮るものがなくなり、受光素子5
2は発光素子51の照射光を受光,するようになる。そ
のためのモノマルチ405からは第4図Gに示すテレビ
フィルド周期のパルスが出力される。その結果、テレビ
フィールド周期で電磁石69のコイル691に通電が行
われる。ここで、シャトル68の爪681の上死点時が
、第4図Gの示すパルスの立ち上がり時と一致するよう
(少し先行してもよい)モノマルチ402の遅延時間t
γを設定し、そのうえ爪681のかき落し距離dがパー
フォレーション1a間の間隔となるようパルス巾τをモ
ノマルチ405で設定す・れば、爪681は第2図に示
すようにループウに沿つて動き、フィルム1のパーフォ
レーション1aを順次引き落しフィルム1をかき落す。
こうしてフィルムがかき落されて送らるが、フィルムた
るみXは直ちに大きくなるのではなく、フィルムの走行
という物理的な運動のため、たるみXが大きくなるのは
時間的に若干遅れた後ということになる。そしてフィル
ムたるみXが大くなると、時刻しでそのたるみXにより
受光素子52への投光が遮光されるため、受光素子52
からの出力がなくなり(第4図D参照)、その結果アン
ドゲート404の出力がなくなり、電磁石69のコイル
691への通電は行われす、シャトル68は、摩擦jボ
ス付板バネ70により、爪681がアパーチャ板の下に
隠れ、パーフォレーション1aを引つかけないような位
置に置かれるようになる。そのため、フィルム1はかき
落されず、かき落しがしばらくの間(1回または数回)
行なわれないと、この間もフィルム1はキヤプスタン1
01、ピンチローラ102により挾まれて引つ張られて
走行していくので、この走行に従つてフィルムたるみX
が小さくなつて、再かき落しが行われる。以上、フィル
ムのかき落しが制御されている。ここで、1回すつのか
き落し動作は、モノマルチ405へトリガパルスが入力
されることによつて生じる一定時間幅のパルス出力によ
つて制御されて、テレビジョンの1フィールドに1回行
なわれる。そして、この一定周期毎のかき落し動作を行
なうか行なわないかを、かき落し動作を始める時点で判
断している。すなわちモノマルチ402からパルスがテ
レビジョンフィールド毎に1回生じた時点で、たるみX
が小さければこのフィールドでの1回のかき落し動作を
最後まで行ない、たるみXが大きればこのフィールドで
のかき落し動作を行なわない。なお、上記の説明で、位
置検出器63として誘導コイルを用いたが、他の検出手
段でもよく、また、遅延モノマルチ402のかわりに他
の構成の遅延回路を用いてもよい。
に示すように、モータ61の回転に応じてテレビ周波数
で回転するフライホイール62に取付けられたマグネッ
トによつて誘導電流を生じるコイルからなる。つぎに、
このパルス信号は、増幅・整形回路401により第4図
Bの示す信号となる。この信号はモノマルチ402によ
り、第4図Cに示すようにtγだけ遅延され、アンドケ
ート404に入力される。また、受光素子52からは、
投光期間t1〜T2に応じて、第4図Dに示すパルス信
号が出力される。この信号は、波形整形回路により、第
4図Eの示すような信号となり、アンドゲート404に
入力される。そこで、アンドゲート404からは第4図
Fに示すような信号が出力され、モノマルチ405を経
て第4図Gの示すような所望のパルス幅γのパルス信号
となる。増幅器406はスイッチング回路で、モノマル
チ405からの信号が゜゜H゛のときはP点を接地し、
゛L゛のときは接地しない構成となつている。その結果
、“H゛では電源電圧■によりコイル691に通電が行
われ、電磁石69が磁場を形成する。この実施例では、
電磁石はコイル691を巻いた、銅板のラミネートした
磁芯692を有し、通電により磁化された磁芯の端部6
92aがシャトル68の鉄片部682を磁引するように
なつている。モノマルチ405からの信号が゜“L゛の
ときは、コイル691に通電が行われず、シャトル68
は磁引されない。ここで、例えば、かき落し機構6によ
りかき落されたフィルム量が少なく、その結果フィルム
たるみXが小さくなつたとする。そうすると、発光・受
光素子51,52間を遮るものがなくなり、受光素子5
2は発光素子51の照射光を受光,するようになる。そ
のためのモノマルチ405からは第4図Gに示すテレビ
フィルド周期のパルスが出力される。その結果、テレビ
フィールド周期で電磁石69のコイル691に通電が行
われる。ここで、シャトル68の爪681の上死点時が
、第4図Gの示すパルスの立ち上がり時と一致するよう
(少し先行してもよい)モノマルチ402の遅延時間t
γを設定し、そのうえ爪681のかき落し距離dがパー
フォレーション1a間の間隔となるようパルス巾τをモ
ノマルチ405で設定す・れば、爪681は第2図に示
すようにループウに沿つて動き、フィルム1のパーフォ
レーション1aを順次引き落しフィルム1をかき落す。
こうしてフィルムがかき落されて送らるが、フィルムた
るみXは直ちに大きくなるのではなく、フィルムの走行
という物理的な運動のため、たるみXが大きくなるのは
時間的に若干遅れた後ということになる。そしてフィル
ムたるみXが大くなると、時刻しでそのたるみXにより
受光素子52への投光が遮光されるため、受光素子52
からの出力がなくなり(第4図D参照)、その結果アン
ドゲート404の出力がなくなり、電磁石69のコイル
691への通電は行われす、シャトル68は、摩擦jボ
ス付板バネ70により、爪681がアパーチャ板の下に
隠れ、パーフォレーション1aを引つかけないような位
置に置かれるようになる。そのため、フィルム1はかき
落されず、かき落しがしばらくの間(1回または数回)
行なわれないと、この間もフィルム1はキヤプスタン1
01、ピンチローラ102により挾まれて引つ張られて
走行していくので、この走行に従つてフィルムたるみX
が小さくなつて、再かき落しが行われる。以上、フィル
ムのかき落しが制御されている。ここで、1回すつのか
き落し動作は、モノマルチ405へトリガパルスが入力
されることによつて生じる一定時間幅のパルス出力によ
つて制御されて、テレビジョンの1フィールドに1回行
なわれる。そして、この一定周期毎のかき落し動作を行
なうか行なわないかを、かき落し動作を始める時点で判
断している。すなわちモノマルチ402からパルスがテ
レビジョンフィールド毎に1回生じた時点で、たるみX
が小さければこのフィールドでの1回のかき落し動作を
最後まで行ない、たるみXが大きればこのフィールドで
のかき落し動作を行なわない。なお、上記の説明で、位
置検出器63として誘導コイルを用いたが、他の検出手
段でもよく、また、遅延モノマルチ402のかわりに他
の構成の遅延回路を用いてもよい。
また、電磁石69については、実験の結果、8ミリフィ
ルム用として、厚さ1WfL1重量3.7yの鉄板のシ
ャトル68のとき、5×7T!Unの窓断面と長さ11
Tmnの磁芯にそれぞれφ0.19のポリウレタン絶縁
被覆銅線を600ターン巻いたものが好成積であつた。
ルム用として、厚さ1WfL1重量3.7yの鉄板のシ
ャトル68のとき、5×7T!Unの窓断面と長さ11
Tmnの磁芯にそれぞれφ0.19のポリウレタン絶縁
被覆銅線を600ターン巻いたものが好成積であつた。
また、前記ダンパ回路は、コンデンサ407と抵抗器4
08とから成るCRダンパとしているが、コイル691
を低インダクタンスコイルとし、ダイオード・ダンパ方
式としてもよい。しかし、この場合、大電流容量のスイ
ッチングトランジスタを要し高価となる。0.1μFの
コンデンサと120Ωの抵抗器とでCRダンパを構成し
た場合、p点で第4図Pの示す電位波形を得た。
08とから成るCRダンパとしているが、コイル691
を低インダクタンスコイルとし、ダイオード・ダンパ方
式としてもよい。しかし、この場合、大電流容量のスイ
ッチングトランジスタを要し高価となる。0.1μFの
コンデンサと120Ωの抵抗器とでCRダンパを構成し
た場合、p点で第4図Pの示す電位波形を得た。
すなわち、コイル691への通電を停止した瞬間コイル
691に通電時に加えた数倍の逆極性の電圧がトランジ
ェントとして現れ、磁芯692の残留磁気を打消す。そ
のためシャトル68の鉄片部682を磁極692aから
引離すよう有効に動くことがわかる。以上説明したよう
に、かき落し機構6により、設定されたフィルム走行速
度に応じてかき落しが行われ、その各かき落し動作はテ
レビフィールド周期に応じて行われるため、停止から最
高テレビフィールド周波数のフィルム走行速度でフィル
ム1の映像をテレビで再生することができる。
691に通電時に加えた数倍の逆極性の電圧がトランジ
ェントとして現れ、磁芯692の残留磁気を打消す。そ
のためシャトル68の鉄片部682を磁極692aから
引離すよう有効に動くことがわかる。以上説明したよう
に、かき落し機構6により、設定されたフィルム走行速
度に応じてかき落しが行われ、その各かき落し動作はテ
レビフィールド周期に応じて行われるため、停止から最
高テレビフィールド周波数のフィルム走行速度でフィル
ム1の映像をテレビで再生することができる。
以上、第1の実施例について説明したように、本発明に
よれば、フィルムの走行速度が、停止から最高テレビフ
ィールド周波数までのいかなる速度であつても、そのフ
ィルムの映像をテレビの映,像として再生することがて
き、その結果、8ミリフィルムあるいは映画フィルムを
N′YSC方式、SECAM方式あるいはPAl.方式
のテレビで、それぞれノーマル●ファーストモーション
●スローモーシヨン再生できる映写機を実現できる。な
お、フィルムのかき落しをフィルムのたるみXに応じて
制御しているが、このたるみXを検出するためレバー等
、機械的手段でなく、発光・受光素子を用いている。
よれば、フィルムの走行速度が、停止から最高テレビフ
ィールド周波数までのいかなる速度であつても、そのフ
ィルムの映像をテレビの映,像として再生することがて
き、その結果、8ミリフィルムあるいは映画フィルムを
N′YSC方式、SECAM方式あるいはPAl.方式
のテレビで、それぞれノーマル●ファーストモーション
●スローモーシヨン再生できる映写機を実現できる。な
お、フィルムのかき落しをフィルムのたるみXに応じて
制御しているが、このたるみXを検出するためレバー等
、機械的手段でなく、発光・受光素子を用いている。
そのためレバー等機械部分の動作とフィルムの動きが共
振することが起こらす、その結果画振れを除去てきる。
また、従来、連続式映写機でのファーストモーション・
スローモーシヨン再生で生じていた画振れや、カラー映
像のにじみ等が生じることはなく、鮮明な映像を得るこ
とができる。また、通常速度の再生を行う場合でも、従
来の間欠式映写機に比して利点が多い。
振することが起こらす、その結果画振れを除去てきる。
また、従来、連続式映写機でのファーストモーション・
スローモーシヨン再生で生じていた画振れや、カラー映
像のにじみ等が生じることはなく、鮮明な映像を得るこ
とができる。また、通常速度の再生を行う場合でも、従
来の間欠式映写機に比して利点が多い。
まず、シャッタがテレビフィールド周波数で回転してい
るため、各フィールドの光照射量は等しく、したがつて
、いわゆるシャッターパーやフリッカが生じない。その
うえ、従来はこのフリッカを減じるために、かき落し時
遮光するシャッタの他に二つのシャッターを加えて3枚
羽根シャッタを用い、その結果、かき落し時遮光用シャ
ッタは角度として400と小さくなり、かき落し所用時
間は、映画フィルム再生を例にとれば、となるが、本発
明によれば上記したようにフリッカが生じないから、シ
ャッターは一枚でよく、N′YSC方式のテレビで再生
する場合は、であり、従来に較べかなりゆつくりとフィ
ルムかき落しが行えるわけであり、フィルムパーフォレ
ーションの傷みが少ない。
るため、各フィールドの光照射量は等しく、したがつて
、いわゆるシャッターパーやフリッカが生じない。その
うえ、従来はこのフリッカを減じるために、かき落し時
遮光するシャッタの他に二つのシャッターを加えて3枚
羽根シャッタを用い、その結果、かき落し時遮光用シャ
ッタは角度として400と小さくなり、かき落し所用時
間は、映画フィルム再生を例にとれば、となるが、本発
明によれば上記したようにフリッカが生じないから、シ
ャッターは一枚でよく、N′YSC方式のテレビで再生
する場合は、であり、従来に較べかなりゆつくりとフィ
ルムかき落しが行えるわけであり、フィルムパーフォレ
ーションの傷みが少ない。
また、前記したようにかき落し時のみ遮光すれば、よい
からシャッタ開角度を大きくとれ、アパーチャを覆う期
間を取つて、140く前後が容易に得られる。
からシャッタ開角度を大きくとれ、アパーチャを覆う期
間を取つて、140く前後が容易に得られる。
これはテレシネ映写機としてはかなり長く、光源の利用
率が高いといえる。同時に、商用電源、例えば50Hz
でランプ(6■−15W)点灯し、60フィールド周波
数のテレビカメラで撮像してもフリッカを受像機で感知
されることがなくなり、適切な光源を得るためにランプ
を直流点灯する必要がない。さらに、同様な理由で、シ
ャッタの回転数としてテレビフィールド周波数の差が約
2Hz/Sec以内であれば通常シャッターパーをテレ
ビの画面に認めることがなくなり、その結果、シャッタ
の回転数は近似的にテレビフィールド周波数であれば十
分であり、テレビの垂直同期にロックする必要がなく便
利である。また、爪をフィルムのパーフォレーションに
対して突入・引去するためのシャトルの回転運動を、電
磁石のシャトル鉄片部への磁力と摩擦ボス付板バネとで
行つているため、機械運動機構によ−リ行つて、多数の
カム、リンク等を使用する場合に比して、雑音も少なく
、コンパクトな構成とすることができる。
率が高いといえる。同時に、商用電源、例えば50Hz
でランプ(6■−15W)点灯し、60フィールド周波
数のテレビカメラで撮像してもフリッカを受像機で感知
されることがなくなり、適切な光源を得るためにランプ
を直流点灯する必要がない。さらに、同様な理由で、シ
ャッタの回転数としてテレビフィールド周波数の差が約
2Hz/Sec以内であれば通常シャッターパーをテレ
ビの画面に認めることがなくなり、その結果、シャッタ
の回転数は近似的にテレビフィールド周波数であれば十
分であり、テレビの垂直同期にロックする必要がなく便
利である。また、爪をフィルムのパーフォレーションに
対して突入・引去するためのシャトルの回転運動を、電
磁石のシャトル鉄片部への磁力と摩擦ボス付板バネとで
行つているため、機械運動機構によ−リ行つて、多数の
カム、リンク等を使用する場合に比して、雑音も少なく
、コンパクトな構成とすることができる。
なお、シャトル68の爪681を第5図に示すような形
状とすれば、第3図のモノマルチ402の遅延時間tγ
を、爪681の下死点時で爪681がパーフォレーショ
ンに突出し、上死点時で引去するように設定することに
より、フィルム1を逆送りすることができる。
状とすれば、第3図のモノマルチ402の遅延時間tγ
を、爪681の下死点時で爪681がパーフォレーショ
ンに突出し、上死点時で引去するように設定することに
より、フィルム1を逆送りすることができる。
つまり、再生のみならず逆再生も可能な構成とすること
ができる。もちろん、逆再生のスローモーシヨンフアー
ストモーシヨンも可能てある。また、第1の実施例では
、テンションローラ43(第1図参照)が、フィルムの
駒送り速度に応じて、フィルムと共振するおそれもある
。
ができる。もちろん、逆再生のスローモーシヨンフアー
ストモーシヨンも可能てある。また、第1の実施例では
、テンションローラ43(第1図参照)が、フィルムの
駒送り速度に応じて、フィルムと共振するおそれもある
。
そこで、第6図に示す第2の実施例のように、二つのチ
ェーンスプロケット106,107をチェーンで連動さ
せ、そのチェーンスプロケットにそれぞれ同軸のスプロ
ケット104,105を取り付け、フィルム走行と同じ
スピードでフィルム供給するように構成することもでき
る。ただし、第6図ては第1の実施例と対応する部分に
は対応する番号を付し、説明を省略する。
ェーンスプロケット106,107をチェーンで連動さ
せ、そのチェーンスプロケットにそれぞれ同軸のスプロ
ケット104,105を取り付け、フィルム走行と同じ
スピードでフィルム供給するように構成することもでき
る。ただし、第6図ては第1の実施例と対応する部分に
は対応する番号を付し、説明を省略する。
第1図は第1の実施例を示す模式図、第2図は第1図の
要部を説明するための分解斜視図、第3図および第4図
はそれぞれ第2図を説明するためのもので、第3図はブ
ロック図、第4図A−Pはそれぞれ第3図A−P点の信
号を示すタイムチャート、第5図はシャトルの爪部の変
形例を説明するための斜視図、第6図は第2の実施例を
示す模式図てある。 1・・・・・フィルム、2,3・・・・・・リール、4
1・ガイドローラ、42・・・・・摩擦ローラ、43・
・・・・・テンションローラ、51・・・・・・発光素
子、52・・・・・・受光素子、6・・・・・・かき落
し機構、8・・・・・・光学装置、9・・・・・音声再
生ヘッド、101・・・・・・キヤプスタン、102・
・・・・ピンチローラ、103・ ・・遮光板、104
,105,106・・・・スプロケット、11,61・
・・・・・モータ、62・・・・・フライホィール、6
3・・・・・・位置検出装置、64・・・・原動軸、6
5・・・・・・クランクピン、66・・・・シャッタ、
67・・・・・ランプ、68・ ・・シャトル、69・
・・・・電磁石、40・・・・制御回路。
要部を説明するための分解斜視図、第3図および第4図
はそれぞれ第2図を説明するためのもので、第3図はブ
ロック図、第4図A−Pはそれぞれ第3図A−P点の信
号を示すタイムチャート、第5図はシャトルの爪部の変
形例を説明するための斜視図、第6図は第2の実施例を
示す模式図てある。 1・・・・・フィルム、2,3・・・・・・リール、4
1・ガイドローラ、42・・・・・摩擦ローラ、43・
・・・・・テンションローラ、51・・・・・・発光素
子、52・・・・・・受光素子、6・・・・・・かき落
し機構、8・・・・・・光学装置、9・・・・・音声再
生ヘッド、101・・・・・・キヤプスタン、102・
・・・・ピンチローラ、103・ ・・遮光板、104
,105,106・・・・スプロケット、11,61・
・・・・・モータ、62・・・・・フライホィール、6
3・・・・・・位置検出装置、64・・・・原動軸、6
5・・・・・・クランクピン、66・・・・シャッタ、
67・・・・・ランプ、68・ ・・シャトル、69・
・・・・電磁石、40・・・・制御回路。
Claims (1)
- 1 フィルムの供給・巻取手段と、設定された任意の速
度でフィルムの定速送りをするフィルムの走行手段と、
テレビジョンのフィールド周期のフィルムかき落し動作
行程を有するかき落し手段と、前記かき落し手段とフィ
ルム走行手段との間でのフィルムのたるみ量が所定量以
下になつたことを検出して前記かき落し手段のかき落し
動作行程を該フィールド周期毎に1回ずつ行なうととも
に該かき落し動作により前記フィルムのたるみ量が前記
所定量以上になつたことを検出したらそのフィールド周
期ではかき落し動作を行なわないよう制御する制御手段
とを有することを特徴とする映写装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51049717A JPS6046870B2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 映写装置 |
US05/790,930 US4206981A (en) | 1976-04-30 | 1977-04-26 | Telecine projector |
GB17354/77A GB1575822A (en) | 1976-04-30 | 1977-04-26 | Elecine projectors |
CA277,142A CA1107385A (en) | 1976-04-30 | 1977-04-27 | Projector |
DE2719227A DE2719227C3 (de) | 1976-04-30 | 1977-04-29 | Anordnung zur Steuerung eines Fernsehbildprojektors |
NL7704818A NL7704818A (nl) | 1976-04-30 | 1977-05-02 | Projector. |
AT0310877A AT379026B (de) | 1976-04-30 | 1977-05-02 | Projektionsgeraet |
FR7713249A FR2349855A1 (fr) | 1976-04-30 | 1977-05-02 | Projecteur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51049717A JPS6046870B2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 映写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52132724A JPS52132724A (en) | 1977-11-07 |
JPS6046870B2 true JPS6046870B2 (ja) | 1985-10-18 |
Family
ID=12838930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51049717A Expired JPS6046870B2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 映写装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4206981A (ja) |
JP (1) | JPS6046870B2 (ja) |
AT (1) | AT379026B (ja) |
CA (1) | CA1107385A (ja) |
DE (1) | DE2719227C3 (ja) |
FR (1) | FR2349855A1 (ja) |
GB (1) | GB1575822A (ja) |
NL (1) | NL7704818A (ja) |
Cited By (2)
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JPS6328329A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-06 | 尾前工業株式会社 | 果実類の保護袋 |
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US5341182A (en) * | 1993-01-14 | 1994-08-23 | Pioneer Technology Corporation | Motion picture projection apparatus |
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US9338330B2 (en) | 2011-09-23 | 2016-05-10 | Reflex Technologies, Llc | Method and apparatus for continuous motion film scanning |
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-
1976
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