JPS6046379B2 - 電気泳動装置 - Google Patents
電気泳動装置Info
- Publication number
- JPS6046379B2 JPS6046379B2 JP58114102A JP11410283A JPS6046379B2 JP S6046379 B2 JPS6046379 B2 JP S6046379B2 JP 58114102 A JP58114102 A JP 58114102A JP 11410283 A JP11410283 A JP 11410283A JP S6046379 B2 JPS6046379 B2 JP S6046379B2
- Authority
- JP
- Japan
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- support
- electrophoresis
- serum
- filter paper
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44756—Apparatus specially adapted therefor
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気泳動法による血清の検査をシート状支持
体で自動的に行なうようにした自動電気泳動装置の改良
に関するものである。
体で自動的に行なうようにした自動電気泳動装置の改良
に関するものである。
従来病院における血清たんぱく質の検査のために電気
泳動法が用いられている。
泳動法が用いられている。
この電気泳動法による検査は、周知のようにセルローズ
セテート紙よりなる支持体の表面上にピペットにて血清
を線状に塗布し、これに通電して被検査体である血清の
分画像を形成せしめる。この血清の分画像を形成した支
持体をホンソー訳をΞ塩化酢酸溶液に溶解した染色液に
て染色し、更に、酢酸溶液中で分画像以外の部分を脱色
し、更に乾燥したものを、流動パラフィン等の透明化液
に漬けて透明化した上で比色計で定量を行なうものであ
る。これ らの各工程の作業は従来すべて手作業で行な
われていたので極めて非能率的であつた。その上例えば
支持体に血清を塗布する場合塗布された血清が一定の巾
の細い線をなしていないと、正確な測定結果が得られな
いため、この作業は極めて熟練を要するものであり又熟
練した作業者によつて行なわれた場合でも、作業者によ
つて異なる結果が得られることもしばしば生じた。この
ようなことは支持体上に血清を塗布する作業だけでなく
、上述の電気泳動法の各作業について云えることである
。このように電気泳動法による血清の検査は熟練した者
によつて行なわれなければならない上に、正確で統一さ
れた検査結果が得にくい欠点を有し、又手作業であるた
めに非能率的である欠点をも有していた。 このような
従来法の欠点を除去するために前述の電気泳動法の各工
程を夫々に自動的に行なわしめるようにし又工程間を適
宜な搬送手段によつて連結することによつてすべての工
程を連続して自’動的に行なうようにした自動泳動装置
が開発された。
セテート紙よりなる支持体の表面上にピペットにて血清
を線状に塗布し、これに通電して被検査体である血清の
分画像を形成せしめる。この血清の分画像を形成した支
持体をホンソー訳をΞ塩化酢酸溶液に溶解した染色液に
て染色し、更に、酢酸溶液中で分画像以外の部分を脱色
し、更に乾燥したものを、流動パラフィン等の透明化液
に漬けて透明化した上で比色計で定量を行なうものであ
る。これ らの各工程の作業は従来すべて手作業で行な
われていたので極めて非能率的であつた。その上例えば
支持体に血清を塗布する場合塗布された血清が一定の巾
の細い線をなしていないと、正確な測定結果が得られな
いため、この作業は極めて熟練を要するものであり又熟
練した作業者によつて行なわれた場合でも、作業者によ
つて異なる結果が得られることもしばしば生じた。この
ようなことは支持体上に血清を塗布する作業だけでなく
、上述の電気泳動法の各作業について云えることである
。このように電気泳動法による血清の検査は熟練した者
によつて行なわれなければならない上に、正確で統一さ
れた検査結果が得にくい欠点を有し、又手作業であるた
めに非能率的である欠点をも有していた。 このような
従来法の欠点を除去するために前述の電気泳動法の各工
程を夫々に自動的に行なわしめるようにし又工程間を適
宜な搬送手段によつて連結することによつてすべての工
程を連続して自’動的に行なうようにした自動泳動装置
が開発された。
しカルこの自動電気泳動装置においては緩衝液によつ
て湿紙された支持体が、電気泳動箱内に搬送されてのち
、支持体をその端で濾紙を介して挟持することにより上
記支持体を保持した状態で通電して電気泳動を行なわせ
るものである。
て湿紙された支持体が、電気泳動箱内に搬送されてのち
、支持体をその端で濾紙を介して挟持することにより上
記支持体を保持した状態で通電して電気泳動を行なわせ
るものである。
電気泳動終了後、この挟持を解いて次の染色工程へ搬送
される。この時、支持体は緩衝液によつて、湿紙されて
いるので、挟持している押え板に貼りついて離れず、故
障の原因となることが多くあつた。本発明は以上のよう
な事情に鑑みなされたものであつて、電気泳動箱内で、
挟持された支持体を容易に、分離搬送可能にすることを
目的としたものである。以下図示された一実施例にもと
づき、本発明電気泳動箱について説明する。
される。この時、支持体は緩衝液によつて、湿紙されて
いるので、挟持している押え板に貼りついて離れず、故
障の原因となることが多くあつた。本発明は以上のよう
な事情に鑑みなされたものであつて、電気泳動箱内で、
挟持された支持体を容易に、分離搬送可能にすることを
目的としたものである。以下図示された一実施例にもと
づき、本発明電気泳動箱について説明する。
尚説明は支持体を泳動箱に搬送する装置も含め行なう。
第1図乃至第3図において1はロール状に巻かれた支持
体、2,3は支持体送りローラー、4はカッター、5は
支持体の長さを決めるフォトセンサー、6は支持体送り
ローラの回転開始時間を決めるフォトセンサー、10は
湿紙装置で、緩衝液12を入れた緩衝液槽11、一方の
ローラー13の一部が緩衝液12に漬かるように配置さ
れた二つのローラー13,14よりなる湿紙ローラーと
ガイド15とにより構成されている。16は支持体に付
着した余分な緩衝液を吸着除去する役目も兼ねたスポン
ジ等よりなる送りローラー、20は緩衝液にて湿らされ
た支持体1を電気泳動箱内に搬入し又通電後の支持体を
泳動箱内より搬出するために用いられる支持体運搬装置
で、この装置中、21は第3図に示すように断面がU字
状に近い形状をなし第1図左右方向に長い構造の運搬台
で支柱23にて支持されているガイド棒22と上記運搬
台21の下面に取付けられガイド棒22に沿つて摺動し
得る一対の軸受24と一対のローラー25とによつて第
1図の左右方向に移動し得るように保持されている。
第1図乃至第3図において1はロール状に巻かれた支持
体、2,3は支持体送りローラー、4はカッター、5は
支持体の長さを決めるフォトセンサー、6は支持体送り
ローラの回転開始時間を決めるフォトセンサー、10は
湿紙装置で、緩衝液12を入れた緩衝液槽11、一方の
ローラー13の一部が緩衝液12に漬かるように配置さ
れた二つのローラー13,14よりなる湿紙ローラーと
ガイド15とにより構成されている。16は支持体に付
着した余分な緩衝液を吸着除去する役目も兼ねたスポン
ジ等よりなる送りローラー、20は緩衝液にて湿らされ
た支持体1を電気泳動箱内に搬入し又通電後の支持体を
泳動箱内より搬出するために用いられる支持体運搬装置
で、この装置中、21は第3図に示すように断面がU字
状に近い形状をなし第1図左右方向に長い構造の運搬台
で支柱23にて支持されているガイド棒22と上記運搬
台21の下面に取付けられガイド棒22に沿つて摺動し
得る一対の軸受24と一対のローラー25とによつて第
1図の左右方向に移動し得るように保持されている。
26は運搬台21の長手方向の側面に設.けられたラッ
ク、27はラック26に噛み合うように設けられモータ
ー28にて回転させられるギヤーで、このギヤー27の
回転によつてこれと噛み合うラック26を移動させ、運
搬台21を移動させる。
ク、27はラック26に噛み合うように設けられモータ
ー28にて回転させられるギヤーで、このギヤー27の
回転によつてこれと噛み合うラック26を移動させ、運
搬台21を移動させる。
29はU字状をなす運搬台21をの両側.板21aの上
側端面に夫々張付けられたベルトである。
側端面に夫々張付けられたベルトである。
又30は塗布受け台で第2図に平面図にて示すように数
本の細長い凸部31aが形成された支持体受け台31と
その下部に設けられ台31に固定するかこれと一体に形
成された脚部32と脚・部に取付けられた複数対のコロ
33とによりなつていて、運搬台21の中央凹部内に配
置されている。35は運搬台21に設けられたクランプ
で、2枚の板ばね35aによつて塗布受け台30の先端
部を挟みつけることによつてこれを保持している。
本の細長い凸部31aが形成された支持体受け台31と
その下部に設けられ台31に固定するかこれと一体に形
成された脚部32と脚・部に取付けられた複数対のコロ
33とによりなつていて、運搬台21の中央凹部内に配
置されている。35は運搬台21に設けられたクランプ
で、2枚の板ばね35aによつて塗布受け台30の先端
部を挟みつけることによつてこれを保持している。
36は運搬台21に設けられたピンで、塗布用台30を
運搬台21に配置した時にその後部に形成された溝30
a内に挿入され運搬台21が移動した時に塗布受け台3
0が横にふれるのを防止するためのものである。
運搬台21に配置した時にその後部に形成された溝30
a内に挿入され運搬台21が移動した時に塗布受け台3
0が横にふれるのを防止するためのものである。
37はストッパーピン38とこれを常に第2図で下方に
押しているスプリング39等にて構成され、第1図、第
2図に示す位置に塗布受け台30が置かれている時には
ピン38が塗布受け台30の切欠き30b内に挿入され
るようになつている。
押しているスプリング39等にて構成され、第1図、第
2図に示す位置に塗布受け台30が置かれている時には
ピン38が塗布受け台30の切欠き30b内に挿入され
るようになつている。
第4図、第5図は電気泳動箱50の断面図を示し、51
は保持台52の上に設置さた泳動箱本体で入口51aを
有しており、この第4図にその一部を示してあるように
運搬装置20はその先の部分が、この入口51aの近く
に位置するように設置してある。
は保持台52の上に設置さた泳動箱本体で入口51aを
有しており、この第4図にその一部を示してあるように
運搬装置20はその先の部分が、この入口51aの近く
に位置するように設置してある。
53は蓋、54は第4図に示すようにその断面形状がほ
ぼ半円形状をなした回転体54aを備えた血清塗布用の
窓で、その上部にはその先端に血清を付着せしめこれを
支持体に押圧することにより支持体上に血清を塗布せし
めるペン先41を多数保持板42に保持せしめた血清塗
布具40が上下動し得るように配置してある。
ぼ半円形状をなした回転体54aを備えた血清塗布用の
窓で、その上部にはその先端に血清を付着せしめこれを
支持体に押圧することにより支持体上に血清を塗布せし
めるペン先41を多数保持板42に保持せしめた血清塗
布具40が上下動し得るように配置してある。
尚43は保持板42の両側に固定した押し棒である。5
6は人口51aに配置されたシャッター、58はシャッ
ター56の閉鎖動作を行なうロッド、59はロッド58
を上下動させるためのカム、60はベベルギヤー61,
62を介してカムシャフト63を回転させるためのモー
ター64は一対の濾紙受け台で夫々濾紙65が泳動箱本
体51内に形成された緩衝液槽51b内に溜められた緩
衝液66中のその一端部が漬かるように張付けられ保持
されている。
6は人口51aに配置されたシャッター、58はシャッ
ター56の閉鎖動作を行なうロッド、59はロッド58
を上下動させるためのカム、60はベベルギヤー61,
62を介してカムシャフト63を回転させるためのモー
ター64は一対の濾紙受け台で夫々濾紙65が泳動箱本
体51内に形成された緩衝液槽51b内に溜められた緩
衝液66中のその一端部が漬かるように張付けられ保持
されている。
67は夫々の濾紙受け台65の上に配置された一対の、
濾紙押え板、68は濾紙押え板67に上下方向に摺動自
在に保持されている分離板、69は濾紙受け板を支持し
、これを上下動させるために設けられた複数対のロッド
で夫々のロッドの下部は支持板70に固定されている。
濾紙押え板、68は濾紙押え板67に上下方向に摺動自
在に保持されている分離板、69は濾紙受け板を支持し
、これを上下動させるために設けられた複数対のロッド
で夫々のロッドの下部は支持板70に固定されている。
71はカムシャフト72に固定されたカム、73はギヤ
ー74,75を介してカムシャフトを回転させるモータ
ー、76は泳動箱本体51のほぼ中央に配置された塗布
受け台30を上下させるためのロッド、77はカムシャ
フト72に固定されたカム、78は電極である。次に本
発明電気泳動箱の作用について説明する。
ー74,75を介してカムシャフトを回転させるモータ
ー、76は泳動箱本体51のほぼ中央に配置された塗布
受け台30を上下させるためのロッド、77はカムシャ
フト72に固定されたカム、78は電極である。次に本
発明電気泳動箱の作用について説明する。
まず、ロール状に巻かれた支持体1は支持体送りローラ
ー2により送られ、カッター4を通過後更に支持体送り
ローラー3によつて先に進められる。この支持体送りの
先端がフォトセンサー5に達した時、このフォトセンサ
ー5による支持体の検出にもとづきカッター4を働かせ
て支持体を所定の長さに切断する。切断された支持体1
は更に送りローラー3により先へ進められ湿紙装置10
内に送り込まれ、ここで湿紙ローラー13,14間を通
過する際に緩衝液12中に漬かつている湿紙ローラー1
3により支持体1は緩衝液にしめらされる。緩衝液にて
湿紙された支持体の先端が丁度運搬装置20に張付けら
れたベルト29と送りローラー16との接している位置
に達した時、モーター28が始動するようになつている
。この場合フォトセンサー6によつて支持体の先端を検
出後支持体の先端が上述のベルト29とローラー16と
の間に達するまでの所定の時間後にモーター28が始動
するようにすれば良い。又このフォトセンサー6により
モーター60を始動せしめ、電気泳動箱50のシャッタ
ー56を開くようにしても良い。このようにしてモータ
ー28の回転によりギヤー27ラック26を介して運搬
台21は第1図右側へ移動し、塗布受け台30を伴つて
電気泳動箱50の入口50aよりその内部に挿入される
。塗布受け台30が泳動箱内に完全に入つた所で、モー
ター73の回転によつてカム71と77が第4図で右ま
わりに900だけ回転するとこれらカムは夫々ロッド6
9,76を上昇せしめ濾紙受け板64と塗布受け台30
(第5図に鎖側にて示してある)とを上昇せしめる。こ
れによつて支持体1も上昇させられると同時にその両端
は夫々濾紙の一端と共に濾紙受け板64と濾紙受け板6
7とによつて挟持される。この状態で両電極78間に電
圧を加え濾紙、支持体に予備通電し、通電状態をチェッ
クする。チェックが終ると窓54より血清をペン先41
に付着せしめた血清塗布具40を下降せしめると両端の
押棒43が回転体54aを押して窓を開き窓54より塗
布具40を挿入して支持体上に血清を塗布する。この時
血清の下には塗布受け台30があるので血清は良好に塗
布される。塗布が終ると血清塗布具40は上昇して窓4
3より泳動箱から出る。この窓の回転体54aの符号A
にて示す部分に錘りを埋込んでおけば回転体は重力によ
り回転して再び窓を閉じる。その後再びカムシャフト7
2を回転してカム71,77が更に90ャ、つまり第4
図に図示する位置から180に回転するとロッド69は
同じ高さのままでいるが、ロッド76は下降しこれによ
つて塗布受け台30は下降し運搬台21上に戻される。
次ぎにモーター28を逆転して運搬台21を第1図左方
向に移動して泳動箱外に戻される。運搬台21が泳動箱
より出たところでモーター60を回転させ入口51aの
シャッター56を閉じる。このように電気泳動箱50の
周囲を完全に閉鎖した状態で所定時間通電し、血清の分
画像を形成せしめる。泳動終了後モーター60を回転し
入口51aのシャッター56を開いた後、再びモーター
73を回転せしめて運搬台21を第1図右側へ移動させ
る。この場合ストッパー37のピン38が塗布受け台3
0の切欠き30bに挿入されているので塗布受け台30
は移動することなく運搬台21のみが泳動箱内に入る。
次に、モーター73を回転してカム71,77を更に回
転せしめれば濾紙受け板64は下降する。この時この濾
紙受け板64より押し上げられていた濾紙押え板67に
設けられた分離板68は自重で図示する位置まで下がる
ので、濾紙押え板67に支持体が付着していたとしても
、この分離板68の下降により引き離れされ、運搬台3
1のベルト29上に乗る。ここでラック、ギヤーによつ
て運搬台31を入口51aより泳動箱外に戻し、支持体
を次の染色、脱色等のノ工程へと移す。尚電気泳動箱の
入口と反対の側に出口を設け、前述の電気泳動終了後に
支持体を次の工程に移す場合、運搬台21をこの出口よ
り外に出し、これを適宜手段にて次の工程へ移すように
しても良:い。
ー2により送られ、カッター4を通過後更に支持体送り
ローラー3によつて先に進められる。この支持体送りの
先端がフォトセンサー5に達した時、このフォトセンサ
ー5による支持体の検出にもとづきカッター4を働かせ
て支持体を所定の長さに切断する。切断された支持体1
は更に送りローラー3により先へ進められ湿紙装置10
内に送り込まれ、ここで湿紙ローラー13,14間を通
過する際に緩衝液12中に漬かつている湿紙ローラー1
3により支持体1は緩衝液にしめらされる。緩衝液にて
湿紙された支持体の先端が丁度運搬装置20に張付けら
れたベルト29と送りローラー16との接している位置
に達した時、モーター28が始動するようになつている
。この場合フォトセンサー6によつて支持体の先端を検
出後支持体の先端が上述のベルト29とローラー16と
の間に達するまでの所定の時間後にモーター28が始動
するようにすれば良い。又このフォトセンサー6により
モーター60を始動せしめ、電気泳動箱50のシャッタ
ー56を開くようにしても良い。このようにしてモータ
ー28の回転によりギヤー27ラック26を介して運搬
台21は第1図右側へ移動し、塗布受け台30を伴つて
電気泳動箱50の入口50aよりその内部に挿入される
。塗布受け台30が泳動箱内に完全に入つた所で、モー
ター73の回転によつてカム71と77が第4図で右ま
わりに900だけ回転するとこれらカムは夫々ロッド6
9,76を上昇せしめ濾紙受け板64と塗布受け台30
(第5図に鎖側にて示してある)とを上昇せしめる。こ
れによつて支持体1も上昇させられると同時にその両端
は夫々濾紙の一端と共に濾紙受け板64と濾紙受け板6
7とによつて挟持される。この状態で両電極78間に電
圧を加え濾紙、支持体に予備通電し、通電状態をチェッ
クする。チェックが終ると窓54より血清をペン先41
に付着せしめた血清塗布具40を下降せしめると両端の
押棒43が回転体54aを押して窓を開き窓54より塗
布具40を挿入して支持体上に血清を塗布する。この時
血清の下には塗布受け台30があるので血清は良好に塗
布される。塗布が終ると血清塗布具40は上昇して窓4
3より泳動箱から出る。この窓の回転体54aの符号A
にて示す部分に錘りを埋込んでおけば回転体は重力によ
り回転して再び窓を閉じる。その後再びカムシャフト7
2を回転してカム71,77が更に90ャ、つまり第4
図に図示する位置から180に回転するとロッド69は
同じ高さのままでいるが、ロッド76は下降しこれによ
つて塗布受け台30は下降し運搬台21上に戻される。
次ぎにモーター28を逆転して運搬台21を第1図左方
向に移動して泳動箱外に戻される。運搬台21が泳動箱
より出たところでモーター60を回転させ入口51aの
シャッター56を閉じる。このように電気泳動箱50の
周囲を完全に閉鎖した状態で所定時間通電し、血清の分
画像を形成せしめる。泳動終了後モーター60を回転し
入口51aのシャッター56を開いた後、再びモーター
73を回転せしめて運搬台21を第1図右側へ移動させ
る。この場合ストッパー37のピン38が塗布受け台3
0の切欠き30bに挿入されているので塗布受け台30
は移動することなく運搬台21のみが泳動箱内に入る。
次に、モーター73を回転してカム71,77を更に回
転せしめれば濾紙受け板64は下降する。この時この濾
紙受け板64より押し上げられていた濾紙押え板67に
設けられた分離板68は自重で図示する位置まで下がる
ので、濾紙押え板67に支持体が付着していたとしても
、この分離板68の下降により引き離れされ、運搬台3
1のベルト29上に乗る。ここでラック、ギヤーによつ
て運搬台31を入口51aより泳動箱外に戻し、支持体
を次の染色、脱色等のノ工程へと移す。尚電気泳動箱の
入口と反対の側に出口を設け、前述の電気泳動終了後に
支持体を次の工程に移す場合、運搬台21をこの出口よ
り外に出し、これを適宜手段にて次の工程へ移すように
しても良:い。
更にこの運搬台21と類似の構造の運搬台を更に一つの
この出口の外側に配置し、これを出口の側より泳動箱内
へ入れ泳動が終了した支持体を持ち去るようにしてもよ
い。このように泳動箱に出口も設ける場合は、入口と同
様な構造のシヤツフター機構を設けた方が好ましいこと
は云うまでもない。以上説明したように本発明の電気泳
動装置では、支持体を受け板と押え板とによつて挟持し
、分離搬送するときには、押え板に設けられた支持体分
離手段によつて確実に分離されるから、支持体の搬送が
スムーズに行なわれる効果を有するものである。
この出口の外側に配置し、これを出口の側より泳動箱内
へ入れ泳動が終了した支持体を持ち去るようにしてもよ
い。このように泳動箱に出口も設ける場合は、入口と同
様な構造のシヤツフター機構を設けた方が好ましいこと
は云うまでもない。以上説明したように本発明の電気泳
動装置では、支持体を受け板と押え板とによつて挟持し
、分離搬送するときには、押え板に設けられた支持体分
離手段によつて確実に分離されるから、支持体の搬送が
スムーズに行なわれる効果を有するものである。
第1図は支持体を搬送する搬送装置の側面図、第2図は
運搬台、塗布受け台の平面図、第3図は運搬台、塗布受
け台の断面図、第4図は本発明電気泳動箱の断面図、第
5図は第4図のV−■線断面図である。 50・・・電気泳動箱、51・・・電気泳動箱本体、5
3・・・蓋、54・・・窓、56・・ウヤツター、64
・・・濾紙受け板、67・・・濾紙押え板。
運搬台、塗布受け台の平面図、第3図は運搬台、塗布受
け台の断面図、第4図は本発明電気泳動箱の断面図、第
5図は第4図のV−■線断面図である。 50・・・電気泳動箱、51・・・電気泳動箱本体、5
3・・・蓋、54・・・窓、56・・ウヤツター、64
・・・濾紙受け板、67・・・濾紙押え板。
Claims (1)
- 1 血清等の試料が塗布された支持体を挟持し両側の端
部に電圧を印加することにより試料を支持体上で電気泳
動させる電気泳動装置において、前記支持体の両側の端
部上面より押圧する第1の押圧部材と、前記端部下面よ
り押圧する第2の押圧部材と、前記第1の押圧部材の支
持体押圧部分に設けられ前記第1の押圧部材に対し上下
動可能な部材と、を具備し、電気泳動時には前記第1お
よび第2の押圧部材により支持体を挟持し、該挟持がと
かれるとき前記上下動可能な部材により前記支持体を前
記第1の押圧部材より分離させることを特徴とする電気
泳動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58114102A JPS6046379B2 (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 電気泳動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58114102A JPS6046379B2 (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 電気泳動装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52020898A Division JPS592855B2 (ja) | 1977-03-01 | 1977-03-01 | 電気泳動箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920847A JPS5920847A (ja) | 1984-02-02 |
JPS6046379B2 true JPS6046379B2 (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=14629165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58114102A Expired JPS6046379B2 (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 電気泳動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6046379B2 (ja) |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP58114102A patent/JPS6046379B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5920847A (ja) | 1984-02-02 |
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