JPS6046334B2 - 液体霧化装置 - Google Patents

液体霧化装置

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JPS6046334B2
JPS6046334B2 JP2574378A JP2574378A JPS6046334B2 JP S6046334 B2 JPS6046334 B2 JP S6046334B2 JP 2574378 A JP2574378 A JP 2574378A JP 2574378 A JP2574378 A JP 2574378A JP S6046334 B2 JPS6046334 B2 JP S6046334B2
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JP
Japan
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liquid
atomization tank
fuel
ultrasonic
liquid fuel
Prior art date
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Expired
Application number
JP2574378A
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English (en)
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JPS54117948A (en
Inventor
利男 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP2574378A priority Critical patent/JPS6046334B2/ja
Publication of JPS54117948A publication Critical patent/JPS54117948A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数の超音波振動子を備えた液体霧化装置に
関する。
超音波振動子を備えた、たとえば従来の液体燃料燃焼
装置は、超音波振動子を電気・機械変換器としての超音
波ホーンに装備し、この超音波ホーンの先端部に液体燃
料を供給するとともに前記振動子を超音波発振器により
駆動して液体燃料を霧化し、この霧化燃料に空気を混合
して燃焼させるように構成されている。
ところで、超音波により液体燃料を霧化する場合、周
波数が高いほど霧化燃料の粒子を細かくすることができ
る。
すなわち粒子の平均粒径Dは、 D■O、34(8πT
/ρf2)113にて一義的に与えられる。
但し、Tは液体燃料の表面張力、ρは液体燃料の密度、
fは駆動周波数である。 しかし、超音波ホーンを使用
する従来装置ではその超音波ホーンを小さくしないと高
い周波数が得られないのであるが、超音波ホーンを小さ
くすると燃料の供給が困難となることからして、これを
小さくすることには限界があつた。
このような理由で、従来装置においては周波数が約10
0kH2程度に抑えられ、粒子の細かい霧化燃焼を得る
ことができず、その結果、燃焼効率を高めることができ
なかつた。また、従来装置では、例えば周波数60kH
2で超音波振動子を駆動した場合、霧化燃料の粒子径は
10μm〜160μmの間で大きくばらつき、これも燃
焼効率低下の原因となつていた。さらに、燃焼量の調節
は燃料供給量及び空気供給料を調節することにより行な
われるが、燃料供給量を増加すると霧化燃料の粒子径が
次第に大きくなつて超音波ホーンの先端部にクラツデイ
ング現象による液溜りを生じ、液体燃料を霧化すること
が不可能となるおそれさえあつた。 本発明は以上のよ
うな従来装置の欠点を除去するためになされたもので、
その目的は、超音波振動子を備えた液体霧化装置におい
て、構成を簡単にするとともに、液体を霧化する際、粒
子の細かい霧を得て、霧化効率を高めることにある。
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例にもとずいて
説明する。 第1図は本発明の霧化装置を組込んだ液体
燃料燃焼装置の概略構成を示す断面図である。
円筒管をほぼ直角に面皮し、その円筒管の一端側を下方
に開口させて垂直に、また他端側を水平方向に向けて配
設し、その屈曲部以下の部分を霧化槽1、水平管部の前
記屈曲部に近い部分を燃焼室2とし、さらに水平管部の
、前記燃焼室2に続く部分を、排気管を兼ねた熱交換機
としている。燃焼協2の内部には燃焼筒3が収納されて
いる。この燃焼筒3は耐熱金属製多孔板(例えば金網、
パンチングメタル等)よりなる二重筒状のもので、燃焼
室2の直径方向へ貫通した支持棒4により、燃焼室2の
中央部に支持されている。また燃焼室2の内部には点火
装置5が導入されている。前記霧化槽1の外部には、こ
の霧化槽1を下端開口部から外周部にかけて覆う送風ジ
ャケット6が設けられている。
そしてこのジャケット6には、風壁上部に送風管7が、
また底板を通してジャケット6の内底部へ液体燃料8を
供給する燃料供給管9が、それぞれ接続されている。ジ
ャケット6の底板には複数例えば4個の孔、10が設け
られ、この各孔の内部には超音波振動子11が収納され
ている。なお、各孔10は上方へ向つて広がるテーパ孔
となつている。また各振動子11の周縁にはパッキン1
2を嵌合し、これをジャケット6の下方よりホルダー1
3にて前記孔10内に液密に保持するようにしている。
また各振動子11は第2図に示すように霧化槽1の中心
軸のまわりにほぼ同一円周上に配置され、かつ互に内方
向に向けて傾斜し、すべての振動子の焦点を霧化槽1内
の、前記中心軸上の一点に一致させている。これらの振
動子11は、リード線14を介して超音波発振器15に
接続し、この発振器15によつて駆動される。前記ジャ
ケット6の底板上面部には、各孔10の周縁部に円錐筒
状の防波筒16が設置されている。この防波筒16は、
高さ方向中間位置に多数の小孔17を有し、液体燃料8
中の不純物が振動子11へ流入することを防止し、かつ
液面の乱れを防止する。前記霧化槽1の下端開口部の内
側周縁部には、断面U字形の液溜り18が環状に形成さ
れており、その液溜り18の底部にはドレン管19が接
続されている。
また霧化槽1と燃焼室2との間には液滴捕捉網20が配
置され、燃焼室2内には、前記捕捉網20に近接する部
位にフレーム・ホルダー21が配置されている。以上の
ような構成であるから、燃料供給管9を通して液体燃料
8を供給すると、この液体燃料8は送風ジャケット6の
底部に一定量、充たされる。
この量は、防波筒16が液面かられずかに突出する程度
の量である。そして、この液体燃料8は防波筒16の小
孔17を通して防波筒16内へ流通し、孔10を通して
超音波振動子11に直接、接触するようになる。そこで
超音波発振器175により前記振動子11を駆動すると
、この振動子11に接触する液体燃料8に超音波が照射
され、霧化槽1内に液柱22が形成され、この液柱22
の一部からN23が発生する。一方、送風管7より吹込
まれた空気は霧化槽1の下端開口部をθ通して霧化槽1
内へ流入し、霧化槽1内で霧化燃料と混合して上昇する
。このようにして空気と混合した霧化燃料は液滴気化捕
捉網20を通過して燃焼室2へ流入するが、捕捉網20
を通過する際に霧化燃料中の比較的大きな粒子はこの補
助網に7付着して除去される。また霧化槽1内で除去さ
れた液体燃料は霧化槽1の内壁に沿つて液溜り18へ流
下し、さらにドレン管19を通してジャケット6の底部
へ流下する。前記捕捉網20を通過した霧化燃料は燃焼
筒3に接触し、かつ点火装置5■こより点火され、火炎
24となつて熱交換機へ導入する。 この液体燃料燃焼
装置は以上のような構成であるので、液体燃料8は霧化
槽1の底部において4個の超音波振動子11に直接、接
触するようになる。
従つて、霧化量の調節は超音波発振器15でのみ行なわ
れ、超音波振動子11の駆動周波数をKHzオーダーか
らMHzオーダー(例えば0.5〜?Hz)にまで高め
ることができる。従つて液体燃料8を霧化する場合、霧
化燃料の粒子径を10pm以下に細かくすることができ
る。例えば1.7MHzの駆動周波数では2.1pm程
度の粒子を得ることができる。また、4個の超音波振動
子11は霧化槽1内に同一円周上に、かつ霧化槽1内の
中心軸に向けて傾斜させて設けられているので、細かい
霧3 の捕集効率が高まり、かつ比較的大きな粒子は
合体して大きく成長するため落下し易くなり、重力によ
つて落下しきれなかつた液滴は液滴捕捉網20で捕促さ
れるもので、燃焼室2へは細かい粒子のみ流入し、高い
かつ安定した燃焼効率が得ら43れ、さらに配置コンパ
クトにまとめられるのでバーナの小型化を図ることがで
きる。なお、捕捉網20で捕促された液滴はフレーム・
ホルダー21からの軸射熱で加熱されて気化し、粒子の
細かい霧化燃料となつて燃焼室2へ流入することになる
。また、実施例のように霧化槽1、燃焼室2及び熱交換
機を1本の管で形成することにより、構成が簡単になる
とともに、霧化槽1の壁面が燃焼室2からの伝導熱によ
り加熱されるので、霧化槽1の壁面に付着した液滴が気
化される確率が増え、燃焼装置としての効率が高められ
る。
さらに、実施例のように屈曲管で前記霧化槽1、燃焼室
2等を形成することにより、高さ寸法の低い燃焼装置を
得ることができ、小形化を図ることができる。以上詳述
したように、本発明の液体燃料燃焼装置によれば、霧化
槽の底部に複数の超音波振動子を霧化槽内の中心軸に向
けて傾斜させて配置するとともに、前記振動子に液体燃
料を直接、接触させるようにしたことにより、所期の効
果を奏することができる。なお、本発明は実施例に限定
することなく、種々変形可能である。
例えば実施例では超音波振動子を4個設けたが、要はま
た、複数個の超音波振動子を同心円状に配置してもよい
。また防波筒16は必ずしも設ける必要がない。さらに
霧化室及び燃焼室の形状等も種々変形することができる
。また、本発明は液体燃料燃焼装置だけにその使用を限
定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図のA−A断面図である。 1・・・・・・霧化槽、2・・・・・・燃焼室、7・・
・・・・送風管、8・・・・・・液体燃料、9・・・・
・・燃料供給管、11・・・・・・超音波振動子、15
・・・・・超音波発振器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 霧化槽と、この霧化槽内へ液体を供給する供給管と
    、前記霧化槽内の底部にそれぞれ上記霧化槽の中心軸に
    向けて傾斜して設けられ前記液体に直接接触して上記液
    体を霧化する複数の超音波振動子と、これら超音波振動
    子を駆動する超音波発振器とを具備してなることを特徴
    とする液体霧化装置。
JP2574378A 1978-03-07 1978-03-07 液体霧化装置 Expired JPS6046334B2 (ja)

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JP2574378A JPS6046334B2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07 液体霧化装置

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JP2574378A JPS6046334B2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07 液体霧化装置

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JPS54117948A JPS54117948A (en) 1979-09-13
JPS6046334B2 true JPS6046334B2 (ja) 1985-10-15

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JPS6077771A (ja) * 1983-10-03 1985-05-02 オムロン株式会社 超音波霧化装置
US5007389A (en) * 1987-12-17 1991-04-16 Ryohei Kashiwara Ignition plug for internal combustion engines and a process for igniting gas mixture by the use thereof
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JP2010279898A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Ihi Corp 圧縮機の液滴生成装置

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