JPS604606A - 流体圧アクチユエ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体圧アクチーエータ特に変速操作用に適する
アクチュエータに関するものである。

例えば、自動変速機の変速操作を流体圧アクチュエータ
によって行う場合、シフト用アクチュエータのみを用い
るとその操作は簡即であるが、変速機の変速段が多くな
るに伴いアクチュエータの数が多くなる。

そこで本出願は、セレクトおよびシフト用の２個のアク
チーエータを用いて変速操作を行うことができるように
した流体圧アクチュエータを提案した。

しかしながら、変速操作は６つの位置に移動停止させる
必要があり、これを（シ゛９械的に行うにはアクチュエ
ータのピストンはその；ｌ：ｌ、ｉ＜　Ｐ上段付ピスト
ンとなシ、このため、該ピストンの党圧面積が異って、
一方へ作動する場合と他方へ作動するときの操作力に差
が生ずる。特にシフトアクチュエータの場合、２つの方
向への操作力に差があると、操作力が小さい方に合せて
設計した場合、操作力が大きい側では変速時に同期され
ない状態でクラツナスリーブかシフト位置へ押されるた
め、ギヤ鳴シが生じ、まだ操作力が大きい方に合せて設
計すると、操作力の小さい側では同期作用に時間がかか
るという問題がある。

本発明は、上記問題点を角′ｆ消するためになされたも
ので、両方向への挫作力が同じになる流体圧アクチーエ
ータをイ尋ることを目的とするものであって、その！性
徴とするところは、第１および第２のアクチュエータを
備えだ流体圧アクチュエータにおいて、少なくともシフ
ト用の一方のアクチュエータは、互いに対向して配設さ
れた一対のシリンダと、該一対のシリンダ内に各々配設
された一対のピストンを備え、該一対のピストンのピス
トンロッドをＬＬいに蚤結し／ζイト、造とした点にあ
る。

次に、本発明を図示の実施例に基ついて説明する。

図において、１は断面コ字形のアクチュエータ・ケーシ
ングで、第１のアクチュエータ２．６（本実施例ではセ
レクトアクチュエータ七いう）と、該セレクトアクチュ
エータ２，６の上方に直角な方向に配設された第２のア
クチーエータ７．８（本実施例ではシフトアクチュエー
タという）が配設されている。

前記セレクトアクチュエータ２．３は、第１漣１に示す
ように互いに対向して配設された一対のシリンダ２１お
よび３１と、該シリンダ内に各々摺動可能に配設され内
周に段部２２ａおよび３２ａを備えた筒状の第１のピス
トン２２および６２と、該第１のピストン２２および６
２に各々＃ｉ励司り純に嵌合せしめられた第２のピスト
ン２６および６３と、該第２のピストン２６および６３
と各々一体的に椙′成されケーシング１内に突出するピ
ストンロッド２３ａ、３３ａと、前記シリンダ２１およ
び３１の端部に各々装着されたフラグ兼ストッパ２４お
よび３４とによって構成されている。なお、本実施例で
は前記ピストン２６および３６とヒストンロッド２３ａ
および５ｓａＨ一体ｆ１・１造となっている。

４はケーシング１内に配設され７ζインターナルレバー
で、その中間部には穴４ａが形成されおり、該穴を前記
一体形成されたヒストンロッド２６ａ。

５５ａに嵌合し、ビン５によってビス・トンロッドに取
付けられている。なお、該インターナルレバー４の一端
は１−２速用、３−４速用、５速〜リバース用シフトロ
ツドに各々取付けられたシンドブロック６ａ、６ｂ、６
ｃに適宜係合するようになっている。

前記シフトアクチュエータ７．８は、前記セレクトアク
チュエータ２．６と同様の構成をしており、第２図に示
すように前記インターナルレバーの他端部と対応する位
置に、前記セレクトアクチュエータ２，３と直角な方向
に設置され、互いに対向して配設された一対のシリンダ
７１および８１と、該シリンダ内に配設され内周に段部
７２ａおよび８２ａを備えた筒状の第１のピストン７２
および８２と、該第１のピストン７２および８２に各々
摺動可能に嵌合せしめられた第２のピストン７３および
８３と、該第２のピストン７３および８３と各々一体的
に構成されケーシング１内に突出するピストンロッド７
３および８３と、前記シリンダ７１および８１の端部に
各々装着されたプラグ兼ストッパー７４および８４とに
よ；て構成されている。

９は該シフトアクチュエータのピストンロッド７３およ
び８３に連結される作動部材で、第５図に示すように前
記ピストンロッド７３および８６と対向する両端部に雌
ネジ９１および９２が形成されており、該雌ネジに前記
ピストンロッド７６および８３の端部に各々設けられた
雄ネジ７３ｂおよび８３ｂを螺合することによって結合
される。なお、該螺合は前記ピストン７３および８３の
端部に形成されだ角穴７３ｂおよび８３ｂに回転工具を
嵌合して前記ピストンを回動することによって行う。こ
の作動部材９には前記インターナルレバー４の他端が係
合する空隙部９ａが形成されており、該空隙部９ａは前
記セレクトアクチーエータ２．３によって作動されるイ
ンターナルレバー４の移動を許容するように構成されて
いる。

本発明による流体圧アクチュエータは以上のように構成
されており、以下その作動について説明する。

図示の状態はセレクトおよびシンドアクチーエ−タ２，
３および７．８とも中立位置にあシ、インターナルレバ
ーの一端は図示のように３−４速シントロツドのシフト
プ１７ツク６ｂと係合状態にある。この状態からシフト
アクチュエータ７．８の一力の油圧冷７１　ａに油圧を
作用すると、第九のピストン７５が第２図において左方
に移動し、該第２のピストン７３のピストンロッド７Ｊ
に連結された作動部材９を介して、インターナルレバー
４を前記セレクトアクチュエータ２．３のピストンロッ
ド２３ａ、３３ａを中心に該ロンドとともに反時計方向
に回動し、該インターナルレバー４の一端に停会してい
るシンドブロック６ｂを第２図において右方に移動せし
めてＮ　Ａｌ’ｔ　６速ヘシフトすることができる。な
お、上記作動中’ｙ（Ｎ　２のピストン７６の左方への
移動に伴い、該ピストン７６と作動部材９を介して連結
されている第２のピストン８３も第２図において左方へ
不（・動するが、このとき、該第２のピストン８３とイ
１！り合している第１のピストン８２が段部８２ａで係
合して、該第１のピストン８２も同時に左方へ移動する
。

また、図示の状態から第４速ヘシフトする場合は、シフ
ドアクチユニ〜り７．８の油圧室８１ａに油圧を作用す
れば、第１のピストン８５を第２図において右方に移動
し、インターナルレバー４をピストンロッド２３ａを中
心として時計方向に回動して、シフトブロック６ｂを左
方に移動せしめて第４速ヘシフトすることができる。

このようにして第３速又は第４速シフトされた状態から
、例えば第５速へ変速する場合は、先ず、シフトアクチ
ュエータ７．８の油圧室７１ａおよび８１ａに油圧を作
用すると、第６速にある場合はシリンダ８１　狽ｊ１第
１のピストン８２および第２のピストン８３が第２図に
おいて左方に移動せしめられているので、第２のピスト
ン８３を作動させるための受圧面積は第１のピストン８
２の１Ｍ径に相当する面積であシ、一方、シリンダＺ側
の第２のピストン７３を作動させるだめの受圧面積は第
１のピストン７２がケーシング１に当接しているので、
第２のピストン７２の面積となるため、シリンダ８側の
方が受圧面積が大きいので、シリンダ８側の第１のピス
トン８２および第２のピストン８３ならびにシリンダ７
＠］１の第２のピストン７３は右方に移Ｗｂ　Ｌ、て、
図示の中立位置に戻る。図示の中立位置に戻ると、シリ
ンダ８側の第１のピストン８２もケーシング１に当接す
るので、第１のピストン８６と７３を作動するための受
圧面積が等しくなるため、バランスして中立位置に停止
する。なお、第４速にある場合も油圧室７１ａおよび８
１ａに油圧を作用することによシ、前記原理により図示
の中立位置に戻すことができる。

次に、セレクトアクチュゴ４−夕２．６の油圧室２１ａ
に油圧を作用して第２のピストン２３を第１図において
左方該第２のピストンのピストンロッド２５ａに取付け
られたインターナルレバー４を第１図において左方に移
動し、該インターナルレバ　１−４の一端ヲｓ　速−リ
バー　ス用シフトロッドのシ　′フトブロソク６ｃの位
置に作動せしめる。インターナルレバー４がシフトブロ
ック６Ｃと対応する　′位置に作動せしめられたら、シ
フトアクチュエータ７．８の油圧室７１ａに油圧を作用
して第１のピストン７３を第２図においでに方に移動し
、インターナルレバー４をセレクトアクチュエータのピ
ストンロッド２３ａを中心に反時計方向に回動して、シ
フトブロック６ｃを第６図において右方へ移動せしめ第
５速へのシフトを完了することができる。

このように、シフトアクチュエータ７．８とセレクトア
クチュエータ２．６を交互に作動することによシ各変速
段への変速操作を行うことができる。

以上のように本発明による流体圧アクチーエータは、互
いに対向して配設された一対のシリンダと、該一対のシ
リンダ内に各々配設された一対のピストンを備え、該一
対のピストンによってインターナルレバーを作動するよ
うにしたので、両方向への作動力が等しいだめ、これを
例えば変速操作用のアクチーエ〜りとして用いる場合、
一方向への操作力の過大によるギヤ鳴り或は操作力の過
少による同時間に遅れ等を防止することができる。

なお、図示の実施例においては、第１および第２のアク
チーエータとも同一構造のものを示したが、変速操作用
アクチュエータとして用いる揚台、シフトアクチュエー
タとして使用する少なくとも一方を前記構成とすること
により前記作用効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による流体圧アクナーエータの縦断面図
、第２図は第１図における■−■線１所面図、第６図は
第２図におけるｌｌｌ−ｎ１凸３断面図である。 １・・・ケーシング、２，３・・２＋４１のアクチュエ
ータ、４・・・インターナルレバー、６ａ、６ｂ、６ｃ
・・・シフトブロック、７，８・・・第２のアクチュエ
ータ、９・・・作動部材 特許出願人　いすｙ自動車株式会社 代　理　人　弁理士　辻　實　外１名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シリンダとピストンからなる第１のアクチュエータと、
   該＠１のアクチュエータのピストンロッドに取付けられ
   たインターナルレバーと、該インターナルレバーを前記
   第１のアクチュエータのピストンロッドを中心として回
   動せしめるシリンダとピストンからなる第２のアクチュ
   エータを備えた流体圧アクチュエータにおいて、前記第
   １、第２のアクチーエータの少なくとも一方は、互いに
   対向して配設された一対のシリンダと、該一対のシリン
   ダ内に各々配設された一対のピストンを備え、該一対の
   ピストンによって前記インターナルレバーを作動するよ
   うにしたことを特徴とする流体圧アクチュエータ。