JPS6045947B2 - 缶体塗装装置におけるマンドレルリトラクト装置 - Google Patents

缶体塗装装置におけるマンドレルリトラクト装置

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JPS6045947B2
JPS6045947B2 JP17319580A JP17319580A JPS6045947B2 JP S6045947 B2 JPS6045947 B2 JP S6045947B2 JP 17319580 A JP17319580 A JP 17319580A JP 17319580 A JP17319580 A JP 17319580A JP S6045947 B2 JPS6045947 B2 JP S6045947B2
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一十三 渡辺
信之 馬場
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Shin Nippon Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は缶体塗装装置におけるマンドレルリトラクト
装置(マンドレル引込め装置)に関する。
本発明における塗装装置とは狭義の塗装装置のみならず
、塗装の上へ文字、模様等の印刷を行う装置をも包含す
る広義の塗装装置を意味するものとする。 従来、ジュ
ース缶やビール缶のような円筒形缶体の外表面を塗装す
る装置は、第1図に示すように缶体移送装置Aと塗装ユ
ニットBとを含み、該缶体移送装置Aは垂直な回転円板
1と、該同転円3板1の周縁近くに該回転円板1と直交
し、該回転円板1の外周側に円周方向に等間隔にかつ通
常状態では該回転円板1と同心円上にあるように装着さ
れた多数の回転自在のマンドレル2とを備え、塗装ユニ
ットBは前記マンドレル2に冠挿された・缶体3の胴部
外表面と接触しこれを塗布する塗布 ロール5を備えて
いる。
そして、マンドレル2は塗装個所では回転している塗
布ロール5と同心円弧上を移動されるようになつている
缶体3は塗装個所のところを通過中に該缶体の胴部外表
面と塗布ロール5の外周面とが少なくとも缶胴の1回転
の間、転がり接触し、その間に缶体3の外表面が塗装さ
れる。このように回転円板の回転に伴いマンドレル、す
なわち缶体の移動路が塗装個所において塗布ロールと同
心の円弧上にくるようにしたものは、米国特許第335
60m号明細書、米国特許3766851号明細書など
に開示されている。これら従来装置においては、缶体が
塗装箇所において塗布ロールと接触する仕方としては、
缶体を冠挿したマンドレルが塗布ロールに対して揺動し
て接触するようにした、いわゆるスイング式(前記米国
特許第33560m号明細書に開示されたもの)と缶体
を冠挿したマンドレルが回転円板にその半径方向に移動
可能に取り付けられて缶体が塗布ロールに対して接触す
るようにした、いわゆるストレート式(上記米国特許第
3766851号明細書に開示されたもの)のものとが
ある。
以上述べたスイング式、ストレート式のいずれにおいて
も、回転円板の直立支持台に必要箇所において変形を有
する略環状のカムが設けられ、マンドレル支持体と協動
するカムホロアーが前記カムに誘導されるようになつて
いる。
前記カムの形一状は缶体の塗装個所付近やワニス塗装個
所付近においては塗料塗布ロールとおよびワニス塗布ロ
ールとそれぞれ同心円弧状に形成され、また塗装完了後
の缶体を真空吸引によりマンドレルより離脱する箇所付
近においては直線に近い形状に形成さ.れるが、このよ
うなりムの形状は公知(前記米国特許第3766851
号明細書参照)であり、その他必要な箇所において変形
形状とすることができる。したがつて、マンドレルに冠
挿された缶体塗装個所付近においては前述したように、
塗布ロールと一同心の円弧状通路を移動することになる
。本出願人は本出願人の出願に係る昭和5拝12月22
日出願の特願昭54−166297号(特開昭56一8
9861号公報参照)において上述したスイング式のも
ののマンドレルリトラクト装置を開示したクが、本願は
上述したストレート式のもののマンドレルリトラクト装
置に関するものである。
従来、上記ストレート式のマンドレル移動装置を備えた
缶体塗装装置においては、マンドレルに誤つて缶体が冠
挿されなかつた場合、缶体が冠挿されていないマンドレ
ルが塗布ロールと接触してマンドレルを塗布してしまわ
ないようにするためには、塗装ユニット(第1図におけ
るB)全体を移動させるほかはなかつた。
すなわち、第1図に示すノーキヤンセンサー4がマンド
レル2に缶体が冠挿されていないことを感知した場合、
缶体が冠挿されていないマンドレル2が塗布ロール5に
よる塗装位置に至る前に、自動あるいは手動操作川こよ
り塗布ロール5を含む塗装ユニットB全体を矢印Xの方
向にリトラクトさせ、マンドレル2に塗料が付着するの
を防止していた。このように塗装ユニット全体をリトラ
クトさせることは煩わしい作業であり多大の労力を費す
のみならず、一般・に第1図に示すように缶体は3個づ
つ塗布ロールに接触するので、前後の缶体を含めて、前
記塗装ユニットBの1回のリトラクト動作により4〜5
缶塗装されないもの、または塗装不良のものができるこ
ととなる。本発明は、上述したような塗装ユニット全体
のリトラクトを回避し、塗装ユニットはそのままの位置
とし、回転円板と協動する簡単な機構でマンドレルをリ
トラクトさせる装置を提供するものである。
以下に本発明を実施例により図面を参照して説明する。
第2図はマンドレルリトラクト機構を含む缶体塗装装置
の全体説明図で、缶体供給装置10によつて円筒形缶1
3は缶体移送装置A″の垂直回転円板11上に送られ、
該缶13は前記回転円板の外周側近くに前述したように
該回転円板と同心の円上に等間隔に装着された多数の回
転自在のマンドレル12に1個づつ冠挿され、回転円板
11の回転により塗装ユニットB″に配設された塗布ロ
ール15に送られ順次塗装される。マンドレル12に缶
13が冠挿されていないことをノーキヤンセンサー21
が検知すると、リトラクト用シリンダ22、リトラクト
用揺動カム23などを含むリトラクト機構20によりマ
ンドレル12を回転円板11の中心方向ヘリトラクトさ
せ、缶を冠挿していないマンドレルに塗布ロール15が
接触するのを避けるようになつている。次に第3図およ
び第4図を参照してリトラクト機構の詳細を説明する。
第3図はリトラクト機構20の作動状態を示す説明側面
図、第4図は第3図のA−B−C−D上−F−G−H−
1に沿つた断面図、である。
第3図、第4図において、基盤上に直立して固定され回
転円板11の回転軸40を軸支する支持台30にはその
上部にマンドレルリトラクト用シリンダ22が支持台3
0から突出した状態で固設されている。シリンダ22の
ロッド24の先端部には鉤形をなすレバー25の一端が
回動可能に連結され、該レバー25の屈曲部分25″は
支持台30に取付けられたピン26により該支持台30
に対して回動自在に支持されている。レバー25のシリ
ンダロッド24と連結された側と反対側の端部には中間
レバー27がピン28により回転自在に連結されている
。中間レバー27の他端はピン32によりリトラクト用
揺動カム23の一端に回動自在に連結され、該揺動カム
23の他端は支持台30に取り付られたピン29により
該支持台30に回動自在に支持される。揺動カム23の
下面は第3図に示すように左側が上り右側が下つた傾斜
−曲面23aをなすように形成されている。ノーキヤン
センサー21は支持台30に対し固定的に取り付けられ
、ノーキヤンセンサー21と揺動カム23との位置関係
は回転円板11の回転方向において、ノーキヤンセンサ
ー21が揺動カム23の手前に位置される。なお、第4
図においてはマンドレルリトラクト用シリンダ、鈎形レ
バー、中間レバー、揺動カムおよび後述するカムロール
57は左右2組から成るものを示しているが、必要に応
じ1組としてもよいことは勿論である。回転円板11に
は、その外周に該円板11の外面に対して上下動が可能
てあるようにかつ円周方向に等間隔をおいて複数のマン
ドレル支持体51が装着され、各マンドレル支持体51
には1個のマンドレル12が装着される。
この装着部の構造は後述する。回転円板11の中心には
回転軸40が固着され、マンドレル支持体51は、その
下部に、円板11の中心方向に延び回転軸40の軸方向
に間隔をおいた2本のガイドバー41,4「を備えてい
る。各ガイドバーは回転円板11の外周からその中心方
向に延びる2本のガイドバー挿入孔にブッシュを介して
それぞれ上下動自在に嵌入される。そして、マンドレル
がリトラクトしない通常のマンドレル位置ではマンドレ
ル支持体51は第4図に示すようにその下部の右方に突
出した部分51bの下面が回転円板11の外周面に対し
て間隔をおいて支持され、マンドレルリトラクト位置で
は支持体51の前記部分51bの下面が回転円板11の
外面に近接する位置に持ち来たされるが、これらの点に
ついては後述する。次にマンドレルリトラクト装置のマ
ンドレル部50の詳細について第3図および第4図を参
照して説明する。
マンドレル支持体51の上部に水平方向に形成された孔
51aにマンドレル12の左端取付部が回転自在に取り
付けられる。
前記ノーキヤンセンサー21は回転円板11の回転中、
マンドレル12に近い位置にあるように直立支持台30
に配設される。第4図においてマンドレル支持体51下
部の前記右方に突出した部分51bは左側部を大径とし
た水平軸孔54が穿設され、該軸孔54に左側部に大径
部を有する水平軸55か挿入され、該水平軸55はベア
リング66,66″により軸孔54内に回転自在に支持
される。また、水平軸55は同図に示すような支持体5
1から左側に突出し、この突出した部分に大径の揺動レ
バー受軸部55aとされに左側に連続したやや小径の偏
心軸部55bとがそれぞれ軸55と一体に形成されてい
る。軸55と揺動レバー受軸部55aとは同心cであり
、軸55の軸心と偏心軸部55bの軸心dとはずれてい
る。揺動レバー受軸部55aの外周には揺動レバー56
が嵌められ両者はキー56″により固着される。揺動レ
バー56の上下にJはそれぞれ上部腕56a1下部腕5
6bが一体に延びている。上部腕56aの上端部にカム
ロール57,57がピン57aにより回転自在に取り付
けられ、これらロール57,57の軸心と軸55の軸心
とは互に平行である。また、これらロール57,57は
回転円板1の回転中に前記リトラクト用揺動カム23の
右端が下つた際、このカムの下面23aに接触可能な位
置になるよう配置される。第3図に示すように、揺動レ
バー56の筒状部51bの外面上にストッパ58aが突
出して固フ着され、また、マンドレル支持体51上にス
トッパ58bとこれに隣接するストッパ58cとが突出
して固着され、マンドレルがリトラクト動作をうけると
き、前記ストッパ58a,58bは接触し、またマンド
レルが復帰動作をうけるとき、上部腕56aは前記スト
ッパ58cに接触して、それぞれの動作において正確な
位置決めを行うことができるようになつている。一方、
第4図に示すように、下部腕56bにおいて、その端部
近くの支持体30側の外面にカムロール61がピン60
により回転可能に装着され、また下部腕56bのその反
対側の外面には該ピン60゛により切替えボルト59が
揺動自在に取り付けられている。マンドレル支持体51
の左側部から回転軸40の略中心方向に延ひる下部腕5
1cの下端部にはピン65が回転自在に取り付けられ該
ピン65の揺動レバー56側の端部にスプリング受部品
62が固定され、該スプリング受部品62には前記切替
えボルト59の貫通孔が形成されている。前記切替えボ
ルト59の下端は前記貫通孔に挿入され、該切替えボル
ト59上部に形成された鍔59aとスプリング受部品6
2との間において切換えボルト59の周りにコイルスプ
リング63が設けられている。一方、直立支持台30の
マンドレル支持台側の垂直面にはカム板70が固着され
、該カム板70には必要個所において変形を有しその他
の個所においては円環状て全長にわたり等間隔の溝空間
を有するカム溝71がエンドレスに穿設されている。
このカム溝71には前記水平軸55の偏心軸−部55b
がローラーベアリング72、カムホロアー73を介して
嵌め込まれる。そして、偏心軸部55bの軸心dはカム
溝71の溝空間の中心線上にあり、軸55の軸心cは偏
心軸部55bの軸心d、すなわち前記溝空間の中心線と
ずれている。偏心軸部55bは回転円板11の回転に伴
いカム溝71に沿つて移動し、塗布ロール15付近では
第2図に示すように前記カム溝71は塗布ロール15の
外周と同心円弧状に凹んで形成され、この部分ではマン
ドレル支持体51はガイドバー41,4「により案内さ
れて回転軸40方向に移動し缶体は塗布ロール15と同
心円弧上を移動するようにされ、塗布ロール15の外周
に沿つて接触回転し塗装が行なわれる。本実施例におい
て偏心軸部55bを誘導するカムは、カム溝のものに・
ついては説明したが、これに限らず2重軌道カムのよう
なりムを使用してもよいことは勿論である。また、直立
支持台30にはマンドレルを正常位置に復帰するための
復帰用固定カム74が固設され(第3図)、そのカム面
75(回転円板の軸40を基準として外周側)は中高の
曲面に形成されている。
この固定カム74は、回転円板11の回転方向にみて塗
布ロールの下流でノーキヤンセンサー21に至る間の適
宜の箇所に固設され、マンドレルのリトラクト状態にお
ける前記下部腕56bのカムロール61に設触可能な位
置にある。次に、上記構成のリトラクト機構によりマン
ドjレル12をリトラクトする作動を第3図を参照して
説明する。缶を塗装するため回転円板11が回転する際
、通常、マンドレル部50は第3図のPに示す状態にあ
り、カムロール57の中心bはM円上を移動し、マンド
レル12の中心aはJ円上を移動する。
このとき、マンドレル用シリンダ22のロッド24は鎖
線で示すように図の右方向に伸び、鈎形レバー25と中
間レバー27とは鎖線で示すように折れ曲つた形となり
、揺動カム23は鎖線で示すように図の右側が持ち上つ
た状態にある。この通常状態においては揺動カム23の
傾斜曲面23aは、揺動レバー56の上部腕56aに取
り付けられたカムロール57と接触せず、回転円板11
の回転に伴い缶の塗装作業が行なわれる。缶が冠挿され
ていないマンドレル12がノーキヤンセンサー21の下
を通過すると、ノーキヤンセンサー21は缶が冠挿され
ていないことを感知し、リトラクト用シリンダ22を作
動しシリンダロッド24は図に実線で示すように左方向
に引き込まれ、それに従つて鈎形レバー25の下方部分
と中間レバー27とが実線で示すように真直に延びる形
となり、揺動カム23の右側を図の実線で示す置に押し
下げる。揺動カム23が押し下げられ、その下面23a
が揺動レバー56の上部腕56aの上部に装着されたカ
ムロール57に接触すると、第3図Qの実線位置に示す
ように上部腕56aはスプリング63の張力に抗して倒
され、カムロール57の中心は前のb位置からb″位置
に、すなわち、M円上よりN円上に移される。このとき
、揺動レバー56の筒状部51b外面に突設されたスト
ッパ58aはマンドレル支持体51の外側面に突設され
たストッパ58bと接触し、上部腕56a(7)倒れた
状態における正確な位置決めをする。偏心軸部55bは
カム溝71により拘束されているので、該軸部55bの
中心dは常にカム溝71の溝空間の中心線上にあり、偏
心軸部55bの軸線と回転軸40の軸線との相対位置は
変らないが、上部腕56aと一体の揺動レバー56およ
び該レバー56と一体に固着された水平軸55は前記偏
心軸部55bの中心dを中心として僅かに回転しようと
するが、該水平軸55が嵌装されているマンドレル支持
体51がガイドバー41,4「により回転円板11の軸
心方向にのみ移動可能に拘束されているので、水平軸5
5の軸線は回転軸40の軸線に対して僅かに近づいた位
置C″に移動される。したがつて、マンドレル支持体5
1に装着されたマンドレル12も僅かに回転軸40の方
向に移動されることになる。すなわち、第3図に示すよ
うにマンドレルの中心aが通常位置、すなわちJ円上に
あるときには、切替えボルト59と下部腕56bとは偏
心軸部55bの中心dとスプリング受62の中心を結ぷ
線よりも左方にあり、揺動レバー56の筒状部51bを
時計方向に回動する方向に力を及ぼしている。
したがつて、スプリング63の張力に抗してスプリング
を圧縮して切替えボルト59と下部腕56bとを上記中
心を結ぶ線の右側に移さない限りマンドレルの中心aは
J円上を進行する。そして、揺動カム23によりカムロ
ール57,57が押圧されて切替えボルト59と下部腕
56bとが一旦右側に移されストッパ58aがストッパ
58bに当接して、マンドレルの中心aがa″、すなわ
ちK円上にくると、切替えボルト59と下部腕56bと
は偏心軸部55bの中心dとスプリング受の中心とを結
ぶ線の右側にきて、揺動レバー55の筒状部51bを反
時計方向に回転する方向のスプリングカを下部腕56b
に及ぼす。そこで、マンドレルの中心aがK円上に移さ
れると、スプリング63の張力に抗して、スプリングを
圧縮して切替えボルト59と下部腕56bとを図の左方
に移動させる外力を加えない限り、マンドレルの中心は
K円上を進行する。なお、第3図においてcはマンドレ
ルが通常位置にあるときの水平軸55の中心、C″はマ
ンドレルがリトラクトされた位置にあるときの水平軸5
5の中心を示す。次に、マンドレルをリトラクト状態よ
り通常の状態に復帰させる動作について説明する。
第3図Qに示すように、マンドレルがリトラクトした状
態では下部腕56bに取り付けられたカムロール61の
中心はf″にあり、この状態でカムロール61が進行し
て固定カム板74の位置まで来ると第3図Rに示すよう
にロール61は固定カム74板のカム面75と接触し、
ロール61の中心はf″からfに移動し、それに伴つて
水平軸55の中心はC″からcの位置に移動し、リトラ
クトするとき逆の動作によりマンドレル12はリトラク
ト前の位置に復帰する。
このとき、揺動レバー56の上部腕56aの側面がマン
ドレル支持体51に突設されたストッパ58cに接触す
ることにより復帰時における正確な位置決めが行なわれ
る。この復帰した状態はスプリング63により維持され
回転円板41は回転を続ける。本発明のリトラクト機構
によれば、缶が冠挿されていないマンドレルのみをリト
ラクトすることができるため、従来の塗装ユニット自体
を1回リトラクトするごとに4,5缶でていた塗装不良
缶を皆無にすることができる。また、従来の塗装ユニッ
ト全体をリトラクト動作させるようにしたものては、リ
トラクト動作時に塗装ユニット内の塗料が飛散し、塗装
ユニット内部を汚すことがあり、また飛散した塗料が塗
布ロールに余分に付着し、それにより塗装品質に影響を
及ぼすこともあつたが、本発明装置を採用することによ
りこれらの欠点をなくすことができる。さらに、重量の
大きな塗装ユニットを瞬間的に頻繁に動作させることは
、振動発生の原因となりそのため塗装品質に悪影響を及
ぼし、機械の寿命に大きく影響するとJいう欠点が解消
され、さらにリトラクト動作に要するエネルギーも大巾
に節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗装装置のリトラクト機構を略図的に示
す説明図、第2図は本発明のリトラクト7機構を備えた
塗装装置の実施例の要部を示す説明図、第3図は本発明
のリトラクト機構の実施例の作動状態を示す説明側面図
、第4図は第3図のA−B−C−D上−F−G−H−1
線に沿つた断面図、第5図は第3図に示す実施例におい
て偏心9軸部とこれが嵌装されたカム溝との関係を示す
説明図である。 符号の説明11・・・回転円板、12・・・マンドレル
、13・・・円筒形缶、21・・・ノーキヤンセンサー
、22・・・マンドレルリトラクト用シリンダ、23・
・・マンドレルリトラクト用揺動カム、30・・・直立
支持台、40・・・回転円板回転軸、50・・・マンド
レル部、51・・・マンドレル支持体、55・・・水平
軸、55a・・・揺動レバー受軸部、55b・・・偏心
軸部、56・・・揺動レバー、57・・・カムロール、
59・・切替えボルト、61・・・ロール、63・・・
スプリング、73・・・カムホロアー、74・・・復帰
用固定カム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直立支持台に回転円板を垂直に軸支し、缶体が冠挿
    されるマンドレルを支持するマンドレル支持体を該回転
    円板の外周部にわたり該回転円板の半径方向に移動可能
    に複数個装着し、缶体を塗布するための塗布ロールを設
    け、前記マンドレル支持体の前記半径方向移動は前記直
    立支持台側面に設けられ必要箇所において変形を有する
    略環状のカムと、該カムにより誘導され前記マンドレル
    支持体と協動するカムホロアーとによつて行われるよう
    にされ、前記カムの形状は塗布ロール付近においては該
    塗布ロールと同心円弧状をなすようにした缶体塗装装置
    において、前記マンドレル支持体を貫通する水平軸の一
    端を偏心軸とし、該偏心軸はカムホロアーを介して前記
    カムにより誘導されるようにされ、前記水平軸の一部に
    ばね付勢の揺動レバーを装着し、該レバーの操作により
    前記偏心軸の軸心と前記水平軸の軸心との関係位置を変
    え、これに伴なつてマンドレル支持体に支持された前記
    マンドレルを前記回転円板の半径方向にリトラクトさせ
    得るようにしたことを特徴とする、冠体塗装装置におけ
    るマンドレルリトラクト装置。 2 前記カムをカム溝とした特許請求の範囲第1項記載
    の缶体塗装装置におけるマンドレルリトラクト装置。 3 前記揺動レバーの操作を、缶体移動路の外側近く塗
    装個所の上流に設けたノーキヤンセンサーの作動により
    行ない得るようにした特許請求の範囲第1項記載の缶体
    塗装装置におけるマンドレルリトラクト装置。 4 前記揺動レバーとマンドレル支持体にそれぼれスト
    ッパを設けた特許請求の範囲第1項記載の缶体塗装装置
    におけるマンドレルリトラクト装置。
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