JPS6045440A - 展示用自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はミシン等の商品を展示するための展示用自動
車に関する。

目的 この発明の目的は、商品展示時に床面積を走行時のそれ
より広くすることができて、箱状の展示部を有効に利用
することができる展示用自動車を提供することにある。

実施例 以下、この発明を具体化した実施例を図面に従って説明
する。

展示用自動車１は、前部の運転席部２と後部の箱状の展
示部３とから構成されている。４は車輪を示す。そこで
、前記箱状の展示部３について説明すると、第１図及び
第３図に示すように床５の前後端には前後壁６，７がそ
れぞれ上方に起立され、その前後壁６，７の」１端間に
は天井壁８が位置しており、前記床５の左右両側縁部分
には左右両側壁９，１０がその下端において起立状態と
水平状態との間で回動可能に枢支されている。

また、両側壁９，１０の外側面先端部の前後位置には、
それぞれ支持脚９ｂ、１０ａが回動可能に枢着されてお
り、それらの支持脚９ｂ　、　１０ａは、側壁９，１０
が水平状態にある時、垂下（第２図をこ２点鎖線で示す
状態）されて側壁９，１０の脚として機能する。

第２図に示すように、一方（右）の側壁９の先端縁には
断面円弧状の第一の補助天井壁９ａが一体に形成され、
その側壁９が起立状態にある時には、前記第一の補助天
井壁９ａは、側壁９の」１端から床５の左側縁へ向かっ
て延びて展示部３内に収納される。また、その側壁９が
水平状態（２点鎖線で示す状態）に回動された時には、
第一の補（３） 助天井壁９ａは、その側壁９の先端から天井壁８の右側
端へ向かって延びる。

一方、床５上には底板１１ａが左右動可能Ｑ二装置され
ており、その底板１１ａの左側縁から右Ｉ一方に向かっ
て延びる断面円弧状の第二の補助天井壁１１が底板１１
ａと一体に形成されている。そして、前記左側壁１０が
起立状態にある時には、底板１１ａが床５上に配置され
、第二の補助天井壁１１が前記第一の補助天井壁９ａの
外側面昏こ沿って天井壁８の右側縁部へ向かって延びる
ように前記展示部３内に収納される。また、左側壁１０
が水平状態（第２図に２点鎖線で示す状態）に回動され
た時には、第二の補助天井壁１１は底板１１ａとともに
前記床５」−からその側壁１０上に移動ＩＩＩ能となり
、その移動された状態では、第二の補助天井壁１１はそ
の側壁１０の先端から前記天井壁８の左側縁へ向かって
延びる。

なお、天井壁８の内面には展示部３内照明用ライト１２
及び展示部３内空調用ダクト１３が装着されている。空
調用エンジンを有する空調室は運（４） 転席部２内に区画して設けられる。

また、第３図に示すように、第−及び第二の補助天井壁
９ａ、１１の前後部にはそれぞれ前後板１１ｂ、１１ｃ
が設けられ、両前板１１ｂには扉を有する出入口として
の開口１４が形成されてしする。その開口１４の下縁と
地上との間には階段１５が取外し可能に掛渡される。

第４図及び第５図に示すように、両側壁９，１０は、床
５の左右両側縁にそれぞれ軸１６．１７にまり回動可能
に支持されており、各軸１６，１７を回動させることに
より各側壁９，１０が回動される。各軸ｉ６，１７には
その軸１６．１７を回動させる油圧モータ１Ｂ、１９が
作動的に連結されており、各油圧モータ１８．，１９は
、エンジン２０の回転に基づいて作動される油圧ポンプ
２１により、定油圧回路２２及びそれぞれの方向制御バ
ルブ２３．２４を介して、独立的に正転または逆転され
る。

左側壁１０が水平状態をこあるとき、床板５上及び左側
壁１０上をこは、左右に延びる前後２夕ｌ１（１（５） 列のみ図示）のローラ２５群が配置され、それらのロー
ラ２５上に前記底板１１ａが載置されている。また、第
５図に示すよう昏こ、床板５」−及び左側壁１０」−に
は左右（二延びるラックギヤ２６，２７が固着され、そ
れらのラックギヤ２６．２７と噛合うように底板１１ａ
下面Ｇこは複数個のピニオンギヤ２８が回動可能に枢支
され、それらのピニオンギヤ２Ｂには底板１１　ａ　Ｊ
：のモータ２９が作動的に連結されている。そして、そ
のモータ２９により、ピニオンギヤ２８が回動され、底
板１１ａが左右方向に移動される。なお、支持脚９ｂ。

ｌｅａを同様の油圧機構により回動させるようにするこ
ともできる。

さて、左右両側壁９，１０が起立された状態では第一の
補助天井壁９ａが展示部３内に収納されるとともに、底
板１１ａが床５上に移動配置され、第二の補助天井壁１
１も展示部３内に収納される。

そして、この状態から展示部３を展示状態にするには、
支持脚９ｂ　、１０ａを外方へ回動させた後、右側壁９
を水平状態に回動させ、次に、左側壁１（６） ０を水平状態に回動させて、両側壁９，１０を支持脚９
ｂ、１０ａにより支持する。そして、左側壁１０」−に
底板１１ａ及び第二の補助天井壁１１を移動させ、最後
に開口１４と地面との間に階段１５をセットする。この
ようにすれば、第２図に示すように、展示部３は走行時
よりもほぼ３倍の床面漬の空間を有することとなり、広
い空間を利用して展示部３を有効に使用することができ
る。

両側壁９，１０を起立させて補助天井壁９ａ。

１１を収納状態にするには、階段１５を取外した後、前
記と逆の順序で側壁９等を移動させればよい。

゛　なお、この発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、次の様な態様で具体化してもよい。

（１）側壁９　、１０７ｒ油圧シリンダ等の他の駆動手
段により回動させること。

（２）第二の補助天井壁１１を移動させるモータを油圧
または電動モーりにすること。

（３）出入口としての開口１４と階段１５として、第６
図をこ示すように、補助天井壁９ａ、１１の（７） −）ηＳに開１１１５　（一方のみ図示）を形成し、そ
の開１１１５の下１７ｉＡｔにその開口１５を開閉可能
な扉３０を回動叶能に設け、その扉３０の内面に階段１
５を設けること。

効果 以上詳述したように、この発明は、商品展示時に床面積
を走行時のそれより広くすることができて、箱状の展示
部を有効に利用することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明を具体化した実施例を示し、第１図は側
面図、第２図は第１図の２−２線における断面図、第３
図は斜視図、第４図は両側壁及び第二の補助天井ｔ（’
４を示す略体部分断面図及び油圧回路図、第５図は第二
の補助天井壁の移動機構を示す略体部分断面図、第６図
はこの発明の別の実施例を示す部分斜視図である。 運転席部２、展示部３、床５、前壁６、後壁７、天井壁
８、側壁９，１０、第一の補助天井壁９ａ。 第二の補助天井壁１１゜ （８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　運転席部（２）と箱状の展示部（３）とから構成さ
   れた展示用自動車において、 前記箱状の展示部（３）は、床（５）と、その床（５）
   の前後端よりそれぞれ上方に起立した前後壁（６，７）
   と、その前後壁（６，７）の上端間に位置する天井壁（
   ８）と、′下端がそれぞれ前記床（５）の左右両側縁部
   分に枢支され、且つ起立状態と水平状態との間で回動可
   能な左右両側壁（９，１０）とから構成され、前記いず
   れか一方の側壁（９）には、その側壁（９）が起立状態
   にあるとき、前記展示部（３）内に収納され、且つ、水
   平状態にあるとき、その側壁（９）の先端から前記天井
   壁（８）に向かって延びる第一の補助天井壁（９ａ）ｋ
   一体に形成するとともに、前記左右両側壁（９，１０）
   が起立状態にあるとき、前記展示部（３）内に収納され
   、且つ前記他方の側（１） 壁（１０）が水平状態にあるとき、前記床（５）からそ
   の側壁（１０）上に移動可能であるとともにその移動さ
   れた状態では、その側壁（１ｏ）の先端から前記天井壁
   （８）に向がって延びる第二の補助天井壁（１１）を設
   けたことを特徴とする展示用自動車。