JPS6045379A - 繊維詰物体 - Google Patents

繊維詰物体

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JPS6045379A
JPS6045379A JP15162683A JP15162683A JPS6045379A JP S6045379 A JPS6045379 A JP S6045379A JP 15162683 A JP15162683 A JP 15162683A JP 15162683 A JP15162683 A JP 15162683A JP S6045379 A JPS6045379 A JP S6045379A
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JP
Japan
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short fibers
fiber
bag
flat
filled
Prior art date
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Application number
JP15162683A
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English (en)
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JPH0323194B2 (ja
Inventor
牧田 正志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPS6045379A publication Critical patent/JPS6045379A/ja
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  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蒲団やクッションなどのように袋状側地内に
短繊維を詰込んで形成した繊維詰物体に関するものであ
る。
、蒲団やクッションなどの繊維詰物体は、人間工学的見
地からは柔らかいものよりも固めのものの方が疲れを与
えず、寝心地や坐り心地を良好にする。
ところで従来の繊維詰物体は、カニドウニブ法により作
成したウェブシートを扁平状に折り畳み、これを袋状側
地内に詰込んで形成されるのが一般的である。しかし、
このようにして作られた繊維詰物体は、短繊維の配向が
袋状側地の扁平方向に沿って積層されるため、厚さ方向
に加わる力に対する圧縮率が比較的大きく、十分な固さ
を得ることができない。そのため、疲れを与えないよう
な寝心地や坐り心地を得るには満足すべきものではなか
った。
本発明の目的は上述の問題に鑑み、袋状側地内への短繊
維の充填を工夫することにより、厚さ方向に対する圧縮
率を一層小さいものにし、固い詰物にすることができる
繊維詰物体を提(Jkせんとすることにある。
上記目的を達成する本発明の繊維詰物体は、扁平な袋状
側地内に短繊維が詰込まれ、該短繊維が袋状側地の扁平
方向には一直交する面に沿った多数の′薄層を形成する
と共に、扁平方向に向けて集積積層しており、かつ各薄
層内において各短繊維がその層内にランダム配列されて
いることを特徴とするるものである。
本発明に使用する短繊維としては、ポリエステル、ポリ
アクリル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成繊維
、木綿、麻、絹、羊毛などの天然繊維、或いは合成繊維
と天然繊維との混繊などいずれも使用可能であるが、特
に絡合性の少ない繊維を使用することが好ましい。混繊
の場合はその一部に低融点成分を含む接着性繊維を使用
することもできる。これらの使用繊維のうちでも、圧縮
特性に優れているポリエステルは最も好ましい材料であ
る。
さて、第1〜3図の実施例に示すように、上述のような
材料からなる短繊維2は袋状側地1内において、小単位
からなる多数の鱗片状の薄層3を形成し、この多数の薄
層3を集積積層した積層体4を形成し、その積層体4を
袋状側地1内に充填させている。
一つの薄層2内において短繊維2は、第2図に示すよう
にその層の面内においてランダムな配列状態となってい
る。また、隣接するHFt2゜2間の境界面ば、平面視
では第1図に示すように矢印Gを中心とする年輪状にな
っており、また側面視では第3図に示すように袋状側地
1の扁平方向に対しは一直交するような関係になってい
る。この薄層2,2間の境界面は、層内にランダム配列
した短繊維2が隣接層間において一部絡合状態になるた
め、明確に視認可能にはなっていない。しかし、扁平方
向に互いに反対方向に向けて上記積層体4を引っ張ると
、その境界面において薄層2,2間が分離される。一方
、厚さ方向に同じ操作をしても分離個所は一定せず、し
かもより大きな力を必要とする。
本発明の繊維詰物体を構成する積層体4は、上述のよう
な構成であるため、厚さ方向にに加える力、即ち上記境
界面には\沿う力に対する圧縮弾性は、それと直交する
方向の力、即ち上記境界面に直交する方向の力に対する
圧縮弾性よりも大きなものとなる。したがって、厚さ方
向の圧縮率は小さく、蒲団やクッションとしたとき大き
な反発性を有する固い繊維詰物体にすることができる。
特に、上記繊維詰物体は、短繊維2が単にランダムに集
合しているのではなく、多数の小単位の薄層3を形成し
ているため、上述した厚さ方向に対する圧縮弾性を一層
大きなものにし、疲れのない良好な坐り心地や寝心地の
改善に一層すぐれた効果を発揮することができる。
上述の繊維詰物体は、第4図に示すような圧空吹込法に
より製造することができる。
第4図において、12はフィードラチスで、その上に短
繊維原料である原綿11を積載し、順次フィードローラ
13へ送る。フィードローラ13は原綿11を高速回転
する開繊用シリンダ14へ供給する。原綿11はフィー
ドローラ13と開繊用シリンダ14との速度比により開
繊されながらシリンダ14の周面に沿って搬送される。
ここでさらに他の開繊手段を併用してもよい。開繊され
た短繊維はファン15により吸引されると共に、反対側
のフレキシブルダクト16へ吹き出され、成形装置17
の吹出ダクト18へ圧送される。吹出ダクト18は先端
の吹出口から袋状側地1内に短繊維を吹き込み、順次奥
側から短繊維2を充填していき、最終的に第1〜3図の
ような充填状態を形成する。
なお、上記成形装置17は、上下に配置した制御板19
.20のうち少なくとも一方(図では下側の制御板20
)を加振させるようになっており、上記成形工程におい
て制御板を積極的に振動させることが必要である。さら
には、短繊維2から上述した鱗片状の薄層3を積極的に
作り、その集積された積層体を形成するためには、吹出
ダクト18からの圧空を積極的に振動させるようにする
とよい。
圧力気体は空気、不活性ガスなどいずれも使用できるが
、このうちでも工業生産の上がら空気が最もよい。圧力
気体の流量および圧力は、それぞれ1〜20Or&/分
、10〜1000mmAq/cn+であることが好まし
い。
袋状側地には織物などの布帛を使用するが、その布帛は
適度の通気性を有し、そのフラジール型通気量測定器に
よる測定値が10〜50cc/ crA・秒程度のもの
が好適である。
上述したように本発明の繊維詰物体は、扁平な袋状側地
内に短繊維が詰込まれ、該短繊維が袋状側地の扁平方向
には\゛直交る面に沿った多数の薄層を形成すると共に
、扁平方向に向けて集積積層しており、かつ各薄層内に
おいて各短繊維がその層内にランダム配列された構成と
なっているので、厚さ方向に加えられる圧力に対する圧
縮率が、それと直交する扁平方向の圧力に対する圧縮率
よりも大となり、そのため蒲団やクッションにしたとき
固い快適な寝心地や坐り心地を呈することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による繊維詰物体を第2図のI
−I矢視断面で見た平面図、第2図は第1図のn−n矢
視断面図、第3図は第1図のIII−III断面図、第
4図は同繊維詰物体を製造する装置の一例を示す概略図
である。 ■・・袋状側地、 2・・短繊維、 3・・V層、 4
・・積層体。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦 第4viA 4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)扁平な袋状側地内に短繊維が詰込まれ、該短繊維
    が袋状側地の扁平方向には\直交する面に沿った多数の
    薄層を形成すると共に、扁平方向に向けて集積積層して
    おり、かつ各薄層内において各短繊維がその層内にラン
    ダム配列されていることを特徴とする繊維詰物体。
  2. (2)扁平面に直交する方向から見た横断面において、
    集積積層された薄層が年輪状になっている特許請求の範
    囲第1項記載の繊維詰物体。
JP15162683A 1983-08-22 1983-08-22 繊維詰物体 Granted JPS6045379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15162683A JPS6045379A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 繊維詰物体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15162683A JPS6045379A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 繊維詰物体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6045379A true JPS6045379A (ja) 1985-03-11
JPH0323194B2 JPH0323194B2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=15522651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15162683A Granted JPS6045379A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 繊維詰物体

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Country Link
JP (1) JPS6045379A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01201563A (ja) * 1987-10-09 1989-08-14 Toray Ind Inc 繊維充填体およびその製造方法
JPH0211192A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Toray Ind Inc 繊維充填体およびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657483A (en) * 1979-10-18 1981-05-19 Toray Industries Seat cushion and its manufacturing device

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657483A (en) * 1979-10-18 1981-05-19 Toray Industries Seat cushion and its manufacturing device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0211192A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Toray Ind Inc 繊維充填体およびその製造方法

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JPH0323194B2 (ja) 1991-03-28

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