JPS6045360B2 - ヒ−トパイプウイツクの製造法 - Google Patents

ヒ−トパイプウイツクの製造法

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Publication number
JPS6045360B2
JPS6045360B2 JP54031514A JP3151479A JPS6045360B2 JP S6045360 B2 JPS6045360 B2 JP S6045360B2 JP 54031514 A JP54031514 A JP 54031514A JP 3151479 A JP3151479 A JP 3151479A JP S6045360 B2 JPS6045360 B2 JP S6045360B2
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JP
Japan
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slurry
woven fabric
heat pipe
green sheet
manufacturing
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Expired
Application number
JP54031514A
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JPS55123988A (en
Inventor
汀 安藤
勲 増田
幸昭 伊藤
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はヒートパイプウイツクの製造法に関するも
のである。
更に詳しくは織布の網目構造をそのままセラミック表
面に形成し、ヒートパイプウイツクの理想的な液体流路
溝である直線で、かつ極めて小さい毛細管を安易に安価
に確実に製作するにある。
従来のヒートパイプウイツクはパイプの内壁に1作動
液体の流路溝を多数縦に刻み込むか、あるいは2作動液
体を毛細管現象に保持する多孔質体を設けるか、または
、3ゾルを塗布し、これを焼付後溝状のクラックを発生
させて毛細管よりなる作動液体の流路溝を設ける等の方
法で作られていた。1のウイツクは管壁から液体へ熱の
伝導が良好であるが、液体の流路溝は比較的広いため毛
管力が小さく、これを向上するため溝の幅を細かくする
と機械加工は不可能となり、手間のか、るエッチング方
法しか手段がない。
2のウイツクは多数の粉末粒子を相互にまたは内壁に接
着させた構造から成り製造は容易であるが粉末粒子間は
互いに点接触に近い状態であるため管壁から液への熱伝
導が悪い。3は管壁から液体への熱伝導は割合良好であ
るが管壁と塗布ゾルとの間に収縮差があるため塗布ゾル
の接着強度が弱く、また所望の溝状クラックを均一に発
止させることが難かしい。
この発明は以上の欠点を解決することを目的としてな
されたものであり、セラミック粉末を含む泥漿を鋳込に
よつてグリーンシートを成形する工程にて泥漿の固化前
に該泥漿の上面に熱処理により焼失する織布を置き泥漿
を含浸させる工程、該グリーンシートを乾燥後、焼成に
際して織布を焼失し、焼失した跡の空洞をヒートパイプ
のウイツクとする工程よりなることを特徴とするヒート
パイプウイツクの製造法を提供するものである。この方
法で製作したウイツクの液体流路溝は殆んど直線に近い
ものであり、かつ極めて小さい毛細管であるため管壁か
ら液体への熱の伝導が良好で、蒸発から凝縮まで短時間
に行なわれて理想的なヒートパイプウイツクとなる。ま
た従来の製造法では考えられない程短時間に容易にかつ
安価に、しかも確実に製作出来る合理的な方法である。
この織布の網目構造は使用する糸の太さ、その本数、
織り方、織布、材料等により多様なウイツク構造体を自
由に製作出来る。 織布材質としては絹、ナイロン、ビ
ニール、本綿、ポリアクリル等のいずれでも使用出来る
がセラミック粉末を含む泥漿に使用する溶剤等に変形ま
たは溶解し難い木綿や絹等が特に良好であり、ウイツク
として15目/177!77!口〜5目/1?口の寸法
が理想的であり、かつ編摸様が縦横である織布が望まし
い。
これらの織布を使用して簡単に確実k形成出来るウイツ
ク溝は特性上従来の方法にて製作したものに見られない
すぐれたものであり、また製造コストの大幅な低減が出
来て、その効用は大巾に拡大されたものになつた。
以下実施例を用いて具体的に説明するが、本発明はその
要旨を越えない限り、以下実施例により限定されない。
実施例1先ず本発明のヒートパイプウイツクの製造法を
第1図によつて説明する。
アルミナ9鍾量部とマグネシア、カルシア、シリカ等の
焼結助剤4重量部からなる混合粉末100重量部に対し
て有機質バインダーとしてポリビニルブチラール樹脂6
重量部と可塑剤のヂブチルフタレート4重量部を配合し
溶剤のメチルエチルケトンを用いてスラリー化し、この
泥漿をドクターブレード法のナイフコーターに離型ガラ
ス板上に厚さ1Tf$Lにキャスティングして泥漿が固
化物前に一定寸法に切段した東洋レーヨン製のミルコッ
トン織布を泥漿上面に置き泥漿を含浸させて、溶剤を揮
散し乾燥してガラス板より剥離して織布寸法より両端部
に各5瓢大きく切断する。
また、別に上記と同じ泥漿を使つてナイフコーターにて
離型ガラス板上に厚さ1Tr0nにキャスティングして
乾燥し、ガラス板より剥離して打抜機により枠版3を製
作する。
以上にて製作した織布面のあるシートの該織布面2を上
面として、その上に、接着剤を両面に塗布した枠板3を
重ね、その上に織布面のあるシート該織布面2を枠板3
に重ねて接着する。
また、以上の接着しないシートも製作して共に温度20
0.゜C中に4時間保持して樹脂抜きを行なつたのち、
大気雰囲気中で1500′C1保持時間9扮にて焼成し
織布を焼失し、その織布の形状がセラミック面に形成さ
れ、ピンホール、クラック等の発生もない良好な緻密な
板と、気密性のあるヒートバイブが・得られた。実施例
2 実施例1にて別々に焼成して得られた板の織布形状のあ
る面を上に向け、その上に有機接着剤のエポキシ樹脂を
両面に塗布した枠板を重ね合せ、その上に別の織布形状
ある面を接触させ重ね合せて、3枚を接着し乾燥して良
好な気密性のあるヒートバイブが得られた。
実施例3 実施例1にて製作したヒートパイプウイツクを合理化し
た装置の製造法を第2図AおよびB1第3図AおよびB
1第4図AおよびBにて説明する。
) 実施例1にて使用した泥漿を用いて、その泥漿をナ
イフコーー容器6に入れ離型フィルム5上に厚さ1?に
キャスティングして泥漿の固化前に上部に設置した東洋
レーヨン製のミルコットンの巻織布7がおりて、シート
泥漿の上面に載置され、1泥漿を含浸して移動し、熱風
乾燥器8を通過し溶剤を揮散して、グリーンシートとし
て巻取器9に収納される。
その自動機の側断面略図を第2図Aに示し、これにて製
作したグリーンシートの織布面を上面として平面図を第
2図Bに示す。次に同・じ泥漿を使用して織布のないグ
リーンシートをつくり、打抜機20にて作動液注入口4
と共に枠板に加工され巻取器19に収納される。その自
動機の側断面略図を第3図Aに示し、これにて製作した
枠板の平面図を第3図Bに示す。以上にて製作した巻取
器に収納された織布面をもつグリーンシート2巻と打抜
した枠板のグリーンシートの1巻を接着自動機に設置す
る。
その接着方法は枠板の打抜されたグリーンシートの巻取
器9を中間に位置させ、その両側に織布面をもつグリー
ンシートの巻取器19をそれぞれ織布面側22を枠板の
グリーンシートに接するように設置する。運転を開始し
て打抜きされた枠板のグリーンシート両面に着剤が塗布
機23により塗布され、ロール圧着機24を上記3枚の
グリーンシートが通過して接着され、次に所望の寸法の
ヒートバイブが打抜機30により加工される。その接着
自動機の概略図を第4図Aに示し、これにて製作したも
のの全側面に同一の泥漿を塗布した斜視図を第4図Bに
示す。乾燥後の樹脂抜きおよび焼成は実施例1と同一条
件にて行ないピンホール、クラック等の発生もない良好
で気密なヒートバイブが得られた。以上の実施例1,2
および3にて得られたヒートバイブ内に作動液体として
水を注入口9より入れて密封すれば、特性的にすぐれた
有用な板状セラミックヒートバイブを得ることが出来た
以上の実施例では無機質粉末の例としてα一AI2O3
を主体とする粉末について述べたが、他の無機質粉末に
ついても全く同様に適用出来るし、熱衝撃や熱伝導を特
に要求される時には窒化ケイ素や窒化アルミナ等が使用
出来る。また、別々に焼成してから接着により組立てら
れるヒートバイブでの接着剤は有機質のエポキシ樹脂や
無機質のガラス等が使用出来る。以上にて製作した板状
のヒートバイブは集積密度の高いパワートランジスター
等の放熱を良好にするために使用出来、また製法を変え
て管状のヒートバイブも製作出来るし、本発明の利用範
囲は非常に拡大されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒートパイプウイツクの製造方法を示した実施
例の斜視図、第2図Aはシートのキャスティング法にて
シート状の泥漿上に織布を載置し、泥漿を含浸させたグ
リーンシートの自動製造機の側断面略図、第2図Bは第
2図Aにて製作した織布面を上面としたグリーンシート
の平面図、第3図Aはグリーンシートの中間を切り抜い
た枠板の自動製造機の側断面略図、第3図Bは第3図A
にて製作した枠板の平面図、第4図Aは接着自動機の概
略図、第4図Bは接着後、打抜いた側面に泥漿を塗布し
た板状ヒートバイブの斜視図である。 1・・・ウイツク板、2,22・・・グリーンシートの
織布面、3・・・枠板、4・・・作動液注入口、5,1
5・・・離型フィルム、6,16・・・ナイフコーター
容器、7・・・巻織布、8,18・・・熱風乾燥機、9
,19・・・巻取器、20,30・・・打抜機、23・
・・接着剤塗布機、24・・・ロール圧着機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セラミック紛末を含む泥漿を鋳込によつてグリーン
    シートを成形する工程にて泥漿の固化前に該泥漿の上面
    に熱処理により焼失する織布を置き泥漿を含浸させる工
    程、該グリーンシートを乾燥後焼成に際して織布を焼失
    し、焼失した跡の空洞をヒートパイプのウイツクとする
    工程よりなることを特徴とするヒートパイプウイツクの
    製造法。
JP54031514A 1979-03-16 1979-03-16 ヒ−トパイプウイツクの製造法 Expired JPS6045360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54031514A JPS6045360B2 (ja) 1979-03-16 1979-03-16 ヒ−トパイプウイツクの製造法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54031514A JPS6045360B2 (ja) 1979-03-16 1979-03-16 ヒ−トパイプウイツクの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55123988A JPS55123988A (en) 1980-09-24
JPS6045360B2 true JPS6045360B2 (ja) 1985-10-08

Family

ID=12333307

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54031514A Expired JPS6045360B2 (ja) 1979-03-16 1979-03-16 ヒ−トパイプウイツクの製造法

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JP (1) JPS6045360B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109891178A (zh) * 2017-09-19 2019-06-14 华为技术有限公司 由冲压工艺形成的薄型均热板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109891178A (zh) * 2017-09-19 2019-06-14 华为技术有限公司 由冲压工艺形成的薄型均热板

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JPS55123988A (en) 1980-09-24

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