JPS604491Y2 - 歯科治療用ハンドピ−ス装置 - Google Patents
歯科治療用ハンドピ−ス装置Info
- Publication number
- JPS604491Y2 JPS604491Y2 JP1980058717U JP5871780U JPS604491Y2 JP S604491 Y2 JPS604491 Y2 JP S604491Y2 JP 1980058717 U JP1980058717 U JP 1980058717U JP 5871780 U JP5871780 U JP 5871780U JP S604491 Y2 JPS604491 Y2 JP S604491Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handpiece
- light
- dental treatment
- head
- light guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、歯科治療等に用いるハンドピース装置に係る
。
。
歯科治療のように、口腔内の狭隘な暗部での治療を必要
とする作業では、患部の照明が問題となる。
とする作業では、患部の照明が問題となる。
従来、この照明には種々の工夫がなされ、例えば、その
口腔内歯科治療具としてのハンドピースの外側に照明手
段及び導光手段が着脱自在に取付けられるようになされ
たものがある。
口腔内歯科治療具としてのハンドピースの外側に照明手
段及び導光手段が着脱自在に取付けられるようになされ
たものがある。
しかしながら、このように、照明手段がハンドピースに
取付けられるものは、全体が大型化されるので、狭隘な
口腔内での治療を阻害し、また、その治療に際して、例
えばその導光手段をハンドピースと共に握持することは
、実際上歯科治療を著しく阻害する。
取付けられるものは、全体が大型化されるので、狭隘な
口腔内での治療を阻害し、また、その治療に際して、例
えばその導光手段をハンドピースと共に握持することは
、実際上歯科治療を著しく阻害する。
即ち、この治療に際しては、例えば患部に対しハンドピ
ースのヘッド部を強圧させる必要からハンドピースを強
く握持する必要があり、しかも精密にそのヘッド部を動
かすなどの取扱いが必要となるので、ハンドピースと共
に導光手段等を握持することは、著しく治療作業を阻害
することになる。
ースのヘッド部を強圧させる必要からハンドピースを強
く握持する必要があり、しかも精密にそのヘッド部を動
かすなどの取扱いが必要となるので、ハンドピースと共
に導光手段等を握持することは、著しく治療作業を阻害
することになる。
また、このようにハンドピースに照明手段を取付けるも
のにおいては、作業中に、照明手段のハンドピースとの
相対的位置が変動して照明方向を変化させたりして、常
に患部を正しく照明させることが難しいなどの欠点もあ
る。
のにおいては、作業中に、照明手段のハンドピースとの
相対的位置が変動して照明方向を変化させたりして、常
に患部を正しく照明させることが難しいなどの欠点もあ
る。
しかも、このハンドピースは、患部に対する治療に際し
ての激しい取扱いや、例えば回転砥石による歯垢の飛散
や飛沫による照明手段の破損を招来し易いなどの欠点も
ある。
ての激しい取扱いや、例えば回転砥石による歯垢の飛散
や飛沫による照明手段の破損を招来し易いなどの欠点も
ある。
本考案は、上述した諸欠点を全く解消したハンドピース
を提供するものである。
を提供するものである。
即ち、本考案に於ては、ハンドピースの把持部内に、例
えば送気管、排気管、送水管等と共に、光学繊維即ち導
光体の例えばガラスファイバー束を挿通し、ハンドピー
スの把持部の先端側即ちヘッド部側に図に示されるよう
にハンドピースとは別に設けられた光源部からの光を導
き、このヘッド部の特に回転砥石等の治療具が装着され
る側の端面より光を照射させる。
えば送気管、排気管、送水管等と共に、光学繊維即ち導
光体の例えばガラスファイバー束を挿通し、ハンドピー
スの把持部の先端側即ちヘッド部側に図に示されるよう
にハンドピースとは別に設けられた光源部からの光を導
き、このヘッド部の特に回転砥石等の治療具が装着され
る側の端面より光を照射させる。
第1図を参照して本考案の一例を説明するに、図中1は
本考案によるハンドピースを全体として示す。
本考案によるハンドピースを全体として示す。
2は中空3を有する筒状、例えば円筒状の把持部で、4
は、この把持部2の先端に設けられたヘッド部である。
は、この把持部2の先端に設けられたヘッド部である。
このヘッド部4内にはタービン5が設けられ、その回転
軸上に各種治療具例えば回転砥石6が着脱自在に装着さ
れる。
軸上に各種治療具例えば回転砥石6が着脱自在に装着さ
れる。
又、把持部2の中空3内には、その基部側からヘッド部
4に延長する例えば送気管7と、排気管8と、更に送水
管9とが挿通され、送気管7によってヘッド部4内のタ
ービン5に圧搾空気を送り之を回転させ、排気管8によ
ってこの空気を排気するようになされると共に、送水管
9により水を送って、この水をヘッド部4に設けられた
ノズル19より噴射するようになされている。
4に延長する例えば送気管7と、排気管8と、更に送水
管9とが挿通され、送気管7によってヘッド部4内のタ
ービン5に圧搾空気を送り之を回転させ、排気管8によ
ってこの空気を排気するようになされると共に、送水管
9により水を送って、この水をヘッド部4に設けられた
ノズル19より噴射するようになされている。
本考案に於ては、把持部2の中空3内に、上述の送気管
7、排気管8及び送水管9と共に、導光体としての光学
繊維例えばガラスファイバー束10を把持部2の基部(
後端)側より先端(ヘッド部)内にまで導いて挿入する
。
7、排気管8及び送水管9と共に、導光体としての光学
繊維例えばガラスファイバー束10を把持部2の基部(
後端)側より先端(ヘッド部)内にまで導いて挿入する
。
一方、ヘッド部4の治療具6が装着される先端面に光照
射窓11を設ける。
射窓11を設ける。
そして、光学繊維10の、把持部2の基部側より導出さ
れた端部10aを、その端面を光源部12に対向させる
などして光源部12と光学的に連結する。
れた端部10aを、その端面を光源部12に対向させる
などして光源部12と光学的に連結する。
尚、この光源部12は、ハンドピース1とは十分離れた
任意の場所に設は得る。
任意の場所に設は得る。
又、光学繊維10の他端10b即ち光導出部は、窓11
に臨ませる。
に臨ませる。
この場合、光の導出は端部10bの端面を窓11に対向
するように配置するとか、窓11内において導光体を治
具6の装着部を中心にめぐらしてその遮光外被を除去し
てその光導出を行うようにすることもできる。
するように配置するとか、窓11内において導光体を治
具6の装着部を中心にめぐらしてその遮光外被を除去し
てその光導出を行うようにすることもできる。
かくして、光源部12よりの光を、光学繊維10を通じ
て窓11より外部に照射させるようにする。
て窓11より外部に照射させるようにする。
上述したように本考案によるハンドピース1によれば、
之自体のヘッド部4の治療具6が装着ヘッド部の先端の
窓から、すなわち、云わば治療具の周囲から光が出るよ
うにしたので、治療せんとする部分には全周囲から光が
当てられることになり無影照明がされることになる。
之自体のヘッド部4の治療具6が装着ヘッド部の先端の
窓から、すなわち、云わば治療具の周囲から光が出るよ
うにしたので、治療せんとする部分には全周囲から光が
当てられることになり無影照明がされることになる。
このことは実際の治療に当って極めて重要なことである
。
。
すなわち、従来歯科治療において患部を確実に且つ無影
照明することは作業者の強く要望するところであったが
、口腔内のしかもその患部という狭隘で、しかも狭小な
部分を無影照明はもとより、確実に照明することすら困
難であった。
照明することは作業者の強く要望するところであったが
、口腔内のしかもその患部という狭隘で、しかも狭小な
部分を無影照明はもとより、確実に照明することすら困
難であった。
ところが本考案においてはハンドピースのヘッド部の端
面から光照射を行うようにしたので、狭隘、挟小部の照
明を確実に行うことができ、しかも、上述した無影照明
としたがために、患部の位置、角度、凹凸形状に応じて
影が発生することを回避でき、これがため、作業者はも
とより、患者も比較釣果な姿勢での治療ができ、能率良
く疲労の少い治療ができることになり、その利益は甚大
なものである。
面から光照射を行うようにしたので、狭隘、挟小部の照
明を確実に行うことができ、しかも、上述した無影照明
としたがために、患部の位置、角度、凹凸形状に応じて
影が発生することを回避でき、これがため、作業者はも
とより、患者も比較釣果な姿勢での治療ができ、能率良
く疲労の少い治療ができることになり、その利益は甚大
なものである。
そして本案構成によれば、ハンドピース1の外側に照明
手段や導光手段をとりつけるような構造を全排したので
、冒頭に述べた諸欠点を全て解消でき、しかも廉価に製
造できる利点がある。
手段や導光手段をとりつけるような構造を全排したので
、冒頭に述べた諸欠点を全て解消でき、しかも廉価に製
造できる利点がある。
また、その光源部12は、作業の全く邪魔とならない部
分に配置するので、その光源は大型従って十分光量の大
きいものを使用できる。
分に配置するので、その光源は大型従って十分光量の大
きいものを使用できる。
又、この光を導く手段は、ハンドピース1の把持部2内
を通じているので、之の把持に全く支障がなく、又破損
のおそれも全くない。
を通じているので、之の把持に全く支障がなく、又破損
のおそれも全くない。
尚、上述の例ではノズル19より水が噴出するようにな
され送風によってタービン5が回転するようになされた
ハンドピースに本考案を適用した場合であるが種々のタ
イプのハンドピースに本考案を適用して同様の効果を奏
せしめ得ることは明らかであろう。
され送風によってタービン5が回転するようになされた
ハンドピースに本考案を適用した場合であるが種々のタ
イプのハンドピースに本考案を適用して同様の効果を奏
せしめ得ることは明らかであろう。
又、上述の例では、把持部2の送水管等を通ずる中空3
内の光学繊維10を挿通させた場合であるが、把持部2
の筒壁に把持部2の軸方向に沿って透孔を設け、之に光
学繊維10を挿通するようになすこともできる。
内の光学繊維10を挿通させた場合であるが、把持部2
の筒壁に把持部2の軸方向に沿って透孔を設け、之に光
学繊維10を挿通するようになすこともできる。
又、ヘッド部4内の空間の内壁面には、必要に応じて銀
メッキ等を施して光反射面を形威し、光が効率よく端面
4aより外部の所定方向に照射するようになすことがで
きる。
メッキ等を施して光反射面を形威し、光が効率よく端面
4aより外部の所定方向に照射するようになすことがで
きる。
図は本考案によるハンドピースの一例の一部ヲ断面とし
た側面図である。 1はハンドピース、2は把持部、3はその中空、4はヘ
ッド部、6はその治療具、12は光源、10は導光体と
しての光学繊維、11は光照射窓である。
た側面図である。 1はハンドピース、2は把持部、3はその中空、4はヘ
ッド部、6はその治療具、12は光源、10は導光体と
しての光学繊維、11は光照射窓である。
Claims (1)
- 歯科治療用ハンドピースと、該ハンドピースとは別体に
設けられた光源部とを具備し、上記ハンドピースの把持
部内に導光体が上記把持部の後端より先端の歯科治療具
が装着されるヘッド部内に渡って挿入され、上記ヘッド
部の歯科治療具が装着される端面に光照射窓が設けられ
、上記ハンドピースの把持部の後端より導出された上記
導光体の外端が上記光源部に光学的に連結され、上記導
光体によって導かれた上記光源部よりの光が上記ヘッド
部内から該ヘッド部の上記歯科治療具が装着される端面
より外部に照射される歯科治療用ハンドピース装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980058717U JPS604491Y2 (ja) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | 歯科治療用ハンドピ−ス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980058717U JPS604491Y2 (ja) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | 歯科治療用ハンドピ−ス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55156716U JPS55156716U (ja) | 1980-11-11 |
JPS604491Y2 true JPS604491Y2 (ja) | 1985-02-08 |
Family
ID=29292745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980058717U Expired JPS604491Y2 (ja) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | 歯科治療用ハンドピ−ス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604491Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3397457A (en) * | 1965-01-22 | 1968-08-20 | Iota Cam Corp | Dental drill |
-
1980
- 1980-04-28 JP JP1980058717U patent/JPS604491Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3397457A (en) * | 1965-01-22 | 1968-08-20 | Iota Cam Corp | Dental drill |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55156716U (ja) | 1980-11-11 |
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