JPS6044800A - 洗浄体捕集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、冷却水中にスポンジボール等の洗浄体を投入
して熱交換器の伝熱管内を洗浄したあとその洗浄体を捕
集するだめの洗浄体捕集装置に関する。

〔発明の背景〕

一般に、復水器に内蔵された伝熱管を洗浄するために、
流入管中の冷却水にスポンジボールを投入し、スポンジ
ボールが伝熱管内を通過接触する際に、水あか、異物等
を除去し、その後、流出管に排出されたスポンジボール
は流出管に配設されだ捕集装置によって抽出回収される
。

従来の洗浄体捕集装置は、第１図及び第２図に示すよう
に、一対の上流格子１．１と、上流格子ｌの下位に配設
された一対の下流格子２，２と、下流格子２のさらに下
部に接続された洗浄体抽出管３と、洗浄体抽出管３の下
位に配設された圧力水噴出管４と、これらを内部に組込
んだ胴体５とから主として構成されている。

上流格子１．１は、第１図、第２図に示すように、Ｕ、
いに対峙して配設され、それぞれ上流格子軸６に固定さ
れていて、上流格子軸６の軸端に固着した上流格子ハン
ドル７の操作によって揺動可能になっている。上流格子
１．１の下端部は、胴体５の直径方向に胴体内壁と協働
して細長く、かつ、洗浄体が各局に通過できる巾ケもっ
た長方形通路ＩＡｋ形成し、直径方向に隔置した多数の
棧１ａが上流側に向ってＶ字形に拡開するように延び、
これらの棧の上端部は胴体５の内壁にほぼ接するように
なっている。下流格子２．２は、全体が長方形をなし、
上流格子１．１と直交−４゛る向きにＶ字状に対称配置
され、この下流格子２を挾むようにして垂直平板８が対
向［７て配置され、これら一対の部材どうしで上部が長
方形通路ＩＡに対応し、下部は、上流格子１と同じく、
下流格子ハンドル１０の操作により下流格子軸１１を介
して揺動可能になっている。漏斗状通路９の下部の方形
通路２Ａは、洗浄体抽出管３の一端に形成された上方開
口部に接続され、洗浄体抽出管３の他端は胴体５の外方
へ突出し、図示しない洗浄体循環配管に接続される。圧
力水噴出管４は、胴体５の外方から胴体内部へ挿入する
ように配設され、胴体内部がわの管端は閉鎖され、上流
に向けて複数の孔が穿設されている。

洗浄体の通路は、胴体断面から一ヒ流格子により直径を
含む細長い長方形へと絞られ、更に、下流格子の構成す
る漏斗状通路９によりほぼ洗浄体抽出管３の直径を一辺
とする方形通路に絞られ、洗浄体は確実に捕集される。

昔だ、格子は、それぞれ、ハンドル操作により揺動可能
であるから、洗ｐｔ１体【１０略内に引っかかった異物
を除去することができ、史に、異物除去に際しては、圧
力水噴出管４から圧力水金噴出さす、格子を通過する冷
却水に衝撃又はかく乱ケ与えて、異物除去効果をあげる
こともできる。

また、プラント出力の大答量化に伴って胴体ｌの口径り
は増大【７、格子部分から成る洗浄体捕集部の構造も大
きくなり、口径りに比例して長さＬが増大Ｌ７てし捷う
。このような場合、通常は長さしの増大ケ抑えるため、
上流格子、下流格子の組合せを代数個設置Ｅ７、洗浄体
抽出管の数を増している。第３図、第４図には上流格子
を二対、下流格子ケそれぞれに二対ずつ形成し、洗浄体
抽出管ケ四個設置＋ＲＬ、た例を示す。このようにすれ
ば、口径りが二１きになっても、長さＬはほぼ変化がな
く機器ケコンパクトにできる。ところが、このような構
造にすると、相対する一対の上流格子のうち片方１ｂは
、はｌ”；４：　、長方形、もう一方ｌｃは胴体内面に
ほぼ接するような０１１ｍを含むＪ１勿１犬となるうえ
、揺動可能とするには幾何学的に、全面を格子とできな
いため、固定部１２の存在忙必要とする。

装置内での圧力損失金最少にするには、固定部１２も格
子構造とすることが望１（〜いが、格子構造には海藻等
の異物がひっかかりやすり、罹動により異物除去ができ
ず、異物が蓄積し、洗浄体全捕捉し、洗浄効果を低下さ
せると共に、洗浄運転が終了して上流格子を開放した後
で流動し流出管より冷却水と共に洗浄体が流出してしま
う恐れがある。そのため、通常、固定部は平板構造とし
異物がひっかかるのを防いでいる。この平板構造を解り
やすくするため、上流格子１嘴よりみた捕集に置の全景
の斜視図を第５図に示す。上流格子側面の固定平板１３
は、有効面積を減少させるが摘果性能の−Ｆからは問題
ない。ところが、曲線金倉む上流格子ＩＣの両脇に存在
する上流格子面固定平板１４の存在は捕集性能上問題で
ある。その理由を第６図、第７図により説明する。第６
図は、通常の上流格子断面での冷却水の流れ１５及びス
ポンジボール１６の動き１７を示す。この場合は相対す
る上流格子が左右対称のため、冷却水も左右対称の流れ
となり、上流格子の傾斜に沿ってスポンジボールが移動
し、スムーズに下流格子へと導かれる。＠７図に、上流
格子面平板部での冷却水の流れ及びスポンジボールの挙
動を示す。この場合、相対する片方が平板で、もう一方
が上流格子となるため、平板面に沿った冷却水の流れが
強力となり、一方の格子側では冷却水が貫通し、全体の
流れが片寄り、格子向にほぼ直角に当るような偏流１８
となり、スポンジボールを格子面に押しつけてしまって
傾斜に沿った動きを阻害してしまう。さらに、上流格子
下端の長方形通路ＩＡの入口部で渦流を生じ、スポンジ
ボールを停滞させてし寸う可能性がある。これらが相乗
し合って長方形通路ＩＡの入口部でスポンジボールが停
滞し始めると、入口部金スポンジボールが閉塞し、次々
とスポンジボールが誓積されてし塘う。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、洗浄体の捕集率が向上し、信順性の高
い管式熱交換器用洗浄体捕集装置を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、冷却水通路内に乃いに対峙１〜なから
揺動自在に支持されていて、−上流側に向って拡開する
ように傾斜する一対または二対の第１格子の下端に形成
した開口部の入口付近で、相対する面に固定平板が形成
される領域に、邪厚板ケ具備したことにある。

〔発明の実施例〕

以下、図面全参照しながら本発明の一実施例を詳細に説
明する。

第８図及び第９図は本発明の洗浄体捕実装ＩＮの上流格
子下端開口部で、相対する面の片方が固定平板の部分を
示す。通常の上流格子は上流格子軸６に一体となり強度
部材となっている複数の親骨２０と、親骨間に多数隔置
し、洗浄体を捕集する多数の棧１ａとから形成される。

通常の上流格子面には冷却水がぼ通して流れ、洗浄体で
あるスポンジボール１６は格子面の傾斜に沿って流下す
る。

固定平板１４では冷却水が平板に沿って流れ、格イ面へ
向う偏流１８となる。本発明はこの偏流の影響を被る上
流格子下端領域に、邪摩板１’ｌ−固定したものである
。この部屋板１９け、固定平板１４と相対する領域に親
骨２０と親骨２０（ｉｌ−結ぶように取付けられ、上流
格子の棧１ａの下流側に棧とほぼ平行に形成され、固定
平板１４からの偏流が格子間７．（Ｗ通するのを部屋す
る範囲に取付けられる。この邪摩板１９の存在により格
子面に沿った冷却水の流れ２１が形成され、固定平板１
４に沿った偏＋ｔ　１．８と相殺され、スポンジボール
１６が」１流格子下端近傍で停滞するのを防止する。

さらに、格子面にスポンジボールを押１〜つけるどころ
か逆に浮上がらせながら、傾斜に沿って下流に押し流す
効果もでるため、さらに、停滞を防ぐのに有効である。

第１（）図及び第１１図に、本発明の応用例４示す。本
実施例でンす、上流格子の棧の一部に邪摩板２２を形成
させる。

ｔｖｔ　、本発明の実施例は、上流格子と下流格子の二
段から成る装置Ｗヲ例に説明をしてきたが、一段のみで
捕集する装置に対１〜ても適用可能で、同様な効果が得
られる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、洗浄体捕集装置の性能に大きく影響全
没ぼす冷却水の流れを改善し、洗浄体が停滞するのを防
ぎ、異物の閉塞と装置内の圧力損失を低下させることに
より動力費の増加が防げる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の管式熱交換器用洗浄体捕集装置の部分縦
断面図、第２図は第１図の■−■矢視断面図、第３図は
従来装置の大型適用例を示す横１＠面図、第４図は第３
図の縦断面図、第５図は第３図の斜視図、第６図及び第
７図は従来装置ｄの流れケ示す縦断面図、第８図は本発
明の実施例の流れを示す縦断面図、第９図は第８図の斜
視図、第１０図は本発明の他の実施例の流れケ示す縦断
面図、第１１図は第１Ｏ図の斜視図である。 ｌ・・・上流格子、６・・・下流格子軸、８・・・垂直
平板、９・・・漏斗状通路、１９．２２・・・邪摩板、
２０・・・親（９） ＋１０） ■− 謄３０ 第　Ｓ　口 第ろ　口 第９０ 第１１凹

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冷却水中に投入されて熱交換器の伝熱管内を洗浄し
   た洗浄体を捕集するために冷却水通路内に設けられだ捕
   集格子と、この捕集格子によって捕集された前記洗浄体
   ケ前記冷却水通路外へ抽出するための洗浄体抽出管とか
   らなる洗浄体捕集装置において、 揺動可能な格子の一部分に、偏流防止用の邪摩板を具備
   したことを特徴とする洗浄体捕集装置。