JPH03291496A - スラッジ及び細片の遊離・除去方法及び装置 - Google Patents

スラッジ及び細片の遊離・除去方法及び装置

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JPH03291496A
JPH03291496A JP2406747A JP40674790A JPH03291496A JP H03291496 A JPH03291496 A JP H03291496A JP 2406747 A JP2406747 A JP 2406747A JP 40674790 A JP40674790 A JP 40674790A JP H03291496 A JPH03291496 A JP H03291496A
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sludge
secondary side
debris
steam generator
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JP2406747A
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Richard D Franklin
リチャード・デイル・フランクリン
Gregg D Auld
グレッグ・ダニエル・オールド
David E Murray
デイビッド・エドワード・マリー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28GCLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
    • F28G7/00Cleaning by vibration or pressure waves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
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    • F22B37/483Devices for removing water, salt, or sludge from boilers; Arrangements of cleaning apparatus in boilers; Combinations thereof with boilers specially adapted for nuclear steam generators

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【発明の背景】 【発明の分野】
本発明は一般的には熱交換器の容器の洗浄に関し、特に
、圧力パルス式又は他の衝撃波式の洗浄作業中に、原子
力蒸気発生器の二次側を垂直にフラッシング(特開平3
−29149[;(3) 水洗浄)するための装置及び方法に関するものである。 [0002]
【先行技術の説明】
水中に導かれた衝撃波による原子力蒸気発生器の二次側
内部の洗浄方法は、従来から知られている。かかる洗浄
方法では、まず、原子力蒸気発生器を停止し、排水を行
う。次いで、管板及びそこに取り付けられている伝熱管
の束の下端部を完全に浸漬すべく、十分な純水を二次側
に導入する。この後、衝撃波をこの純水中に導いて、管
板の上面や伝熱管の下端部の回りに蓄積したスラッジや
細片を遊離させる。このような衝撃波は、爆発性の全方
向衝撃波を作るべく水中で不活性ガスの圧力パルスを直
接導くことにより発生され、この全方向衝撃波は、原子
力蒸気発生器の二次側に存する水に浸漬された熱交換要
素の全てに衝突する。或はまた、このような衝撃波は強
力な噴水の形態としても良く、かかる噴水は、二次側内
に集められた水の表面から噴出し、伝熱管と支持板との
間のスラッジ集積空間に強く衝突してそれらを洗浄する
ようになっている。更に別のタイプの衝撃波式洗浄方法
では、ガスの圧力パルスにより力が加えられたウォータ
ーキャノンが用いられ、水面下で水の高速噴射を形成し
、集積したスラッジ及び細片に強く衝突してそれを遊離
させ除去する。以上の3つの方法では、スラッジ及び細
片を遊離させる衝撃波を形成するためにガス作動式の圧
力パルス発生装置が用いられ、この点は、例えば米国特
許第4.655.846号及び米国特許第4.699.
665号明細書に開示された圧力パルス式洗浄技術にお
いて示されており、間接的には、米国特許第4、756
.770号及び米国特許第4.113.357号明細書
のそれぞれに開示されたウォータースラップ技術及びウ
ォーターキャノン技術において示されている。これらの
技術の全てにおいて、スラッジを遊離させる衝撃波を伝
えるために同じ水が用いられ、その水は、蒸気発生器の
下部に配置されたハンドホールを通して連続的に再循環
され、通常のプール用吸込み装置とほぼ同様に濾過され
、衝撃波により遊離されたスラッジ及びその他の異物を
運搬して除去する。 [0003] このような衝撃波式洗浄技術は、その当初から、管板の
上面ばかりでなく、蒸する傾向があるスラッジの不溶性
沈着物を除去するための方法としては、非常に有望な方
法であると考えられている。しかし、これらの衝撃波式
洗浄技術の全ては、蒸気発生器の二次側からスラッジ及
び細片の遊離粒状物を運び出すために用いられる水が十
分に有効に循環していないために、その潜在能力が完全
に引き出されていないことが分かった。これらの全技術
では、蒸気発生器のスラッジランスポート(sludg
e 1ance port)から水を注入すると同時に
、そこから水を吸い出すポンプにより、水は管板の真上
で、二次側の下部を周方向に循環される。このような水
の流れは、再循環装置の排水・吸込みポートの正面、及
び、伝熱管の密度が最も低い管板の縁部に直接、スラッ
ジ及び細片を効果的に流し出すが、このような再循環装
置により作られる流れは、伝熱管の管束の密度が最も高
い管板の中央部分及びその回りに蓄積したスラッジ及び
細片を洗い流すには効果が少ない。この移動されたスラ
ッジが管板の中央部分から除去されなかった場合には、
このようなスラッジを構成する微細粒子は管板上に付着
し、管板と、そこに取り付けられた伝熱管のレッグとの
間のクレビス領域内に稠密に沈着する可能性がありそれ
により、洗浄作業の主目的の一つが損なわれることにな
る。勿論、このようなスラッジは従来一般のスラッジラ
ンシング(sludge lancing)技術により
除去できる。しかし、洗浄作業にこのような他の主要工
程を付加することは、洗浄作業を終了するのに必要な時
間を半日程度延ばすことになる。これは、停止時間が1
日につき500.000ドル以上の収益減となるのが一
般的であるので、大きな問題点である。 [0004] 従って、原子力蒸気発生器の衝撃波式洗浄作業に用いら
れる再循環装置であって、洗浄作業を長時間延長するこ
となく、衝撃波により遊離されたスラッジランス及び細
片を全て効果的に運び出すことのできる改良型の再循環
装置が必要とされていることは明らかであろう。理想的
には、このような再循環装置は、別に準備時間や設備コ
ストを殆ど費やすことなく、洗浄作業の効果を改善すべ
きである。更に、新規の再循環装置は、圧力パルス式、
ウォーターキャノン式或はウォータースラップ式の洗浄
技術を含む衝撃波式洗浄技術の全形式に適合すべきであ
る特開平3−29149F; (5) [00053
【発明の概要] 一般的に述べるならば、本発明は、伝熱管、管板及び支
持板のような1つ以上の熱交換要素を収容する熱交換器
、例えば原子力蒸気発生器の容器の内部から、スラッジ
及び細片を遊離させて除去するための方法及び装置に関
する。 [0006] この方法は、熱交換器の容器の内部の少なくとも一部分
を水等の液体に浸漬するために、前記容器内に多量の液
体を導入する工程と、容器内の熱交換要素からスラッジ
及び細片を遊離させるために、液体中に連続の衝撃波を
発生させる工程と、容器の下部部分から液体を吸い出す
のと同時に、容器の上部部分内に液体を導入することに
より、容器の内部を垂直にフラッシングする工程とから
成っている。連続の衝撃波は、容器内部が垂直にフラッ
シングされている間、液体中で発生され続けるのが好ま
しい。 [0007] 容器の内部を垂直にフラッシングするために用いられる
液体は、容器の上部に導入される液体の流速よりも低速
で容器から液体を単に吸い出すことにより、容器内の熱
交換要素の全てを完全に液体に沈める高さまで容器を満
たすのにも用いられる。逆に、容器から液体の全てを排
出する場合には、容器の上部部分に導入される液体の流
速よりも速く、容器から液体を吸い出すだけで良い。容
器の下部部分から吸い出される液体の流速は、容器の内
部からスラッジ及び細片を運び出すほど十分に速い。好
ましくは、容器の下部部分から吸い出される液体と同一
の液体が再循環され、そこに随伴されたスラッジ及び細
片を適当なフィルター装置により除去された後、容器の
上部部分に再度導入されて、垂直フラッシングの実施に
必要とされる液体の量を維持する。更に、容器の上部部
分に導入された液体は、スラッジ及び細片を除去する場
合の垂直フラッシング効果を高めるために、容器内の熱
交換要素に強く吹き付けられるのが好ましい。 [0008] 本発明による方法が原子力蒸気発生器の二次側に適用さ
れる場合、まず、十分な量の水が二次側内に導かれ、少
なくとも管板及び伝熱管の下端部を水中に浸なす。次い
で、スラッジ及び細片を遊離させる衝撃波を作るために
、二次側に集められた水内で、連続の圧力パルスが圧力
ガスのパルスにより発生される。この衝撃波は、水中に
発せられた圧力ガスのパルスにより形成された水の全方
向衝撃波の形態を採るのが良い。或いは、この衝撃波は
、水面から噴出して熱交換要素に強く衝突する噴水の形
態や、ウォーターキャノンにより水面下で発せられる噴
射水の形態であっても良い。 [0009] 十分な水が二次側内に蓄積されて細片及びスラッジを遊
離させる衝撃波が二次側内で効果的に発生できるように
なったならば、蒸気発生器の下部部分に配置されたスラ
ッジランスポートから水を吸引すると同時に、蒸気発生
器の旋回羽根領域に配置されたマンウェイを通して挿入
された特別のホースから下方の管束に水を強制的に吹き
付けることにより、二次側の内部は垂直フラッシングが
行われる。連続の衝撃波が発生され続けている間、水の
吸込み流速が約300リツトル/分(80ガロン/分)
に過ぎないところに、約380リツトル/分(100ガ
ロン/分)の流速で水を導入することにより、二次側内
に収容された伝熱管の束を完全に水中に浸す水位まで、
二次側はゆっくりと水で満たされていく。本発明の方法
におけるこの注水工程は、二次側の状態に応じて、約1
2〜20時間続けられるのが好ましい。伝熱管の束が完
全に水中に没した後、連続の衝撃波を発し続けながら、
6〜24時間、好適には6〜8時間、注水流速と吸込み
流速とは等しく設定される。最後に、約300リツトル
/分(80ガロン/分)の流速で水を蒸気発生器の上部
部分に注入している状態で、約380リツトル/分(1
00ガロン/分)の流速で蒸気発生器の下部部分から水
を吸い出すことにより、二次側から水が排出される。こ
の排水工程は、原子力蒸気発生器の状態に応じて、12
〜20時間行われる。 [0010] 本発明による装置は、主に、熱交換器内に集められた液
体に衝撃波を発生するための手段(例えば液体内に圧力
ガスのパルスを発する圧力パルス発生装置)と前記衝撃
波発生手段が液体中にスラッジを遊離させる衝撃波を形
成している間、熱交換要素を垂直にフラッシングするた
めの手段とから構成されている。好適な実施態様におい
て、フラッシング手段は、吸込み・吐出しポンプと、水
及びそ特開平3−29149G(7) こに含まれたスラッジを吸い出すために前記ポンプの入
口端部に接続された1つ以上の吸込みノズルと、熱交換
器の容器内の要素に強力なスプレー水を吹き付けて遊離
したスラッジを水に随伴させるために、前記ポンプの吐
出し端部に接続された1つ以上の吐出しノズルと、熱交
換器の容器の下部から吸い出された水に随伴されたスラ
ッジ及び細片ばかりでなく、液体中に溶解したあらゆる
イオン成分をも除去するためのフィルター装置との組合
せである。 [0011] 本発明による方法及び装置は、熱交換器の容器内部から
スラッジ及び細片を遊離して除去するために衝撃波を用
いている洗浄技術、例えば圧力パルス式、ウォータース
ラップ式及びウォーターキャノン式等の洗浄技術の効果
及び速度を大幅に改善する。 [0012] 【好適な実施例の詳細な説明】
【本発明の実施例についての全体的な説明】まず、図1
及び図2について説明するが、図中、同一符号は同−又
は相当部分を示すものとする。本発明による装置及び方
法は、特に、圧力パルス式洗浄装置が原子力蒸気発生器
内で蓄積したスラッジを除去するのを容易化するのに適
している。しかし、本発明の実施例を完全に理解するた
めには、まず、原子力蒸気発生器1に関連される一般的
な構成及び保守上の問題点を理解する必要がある。 [0013] 原子力蒸気発生器1は、一般に、−次側3及び二次側5
を含んでおり、これらは管板7により互いに水圧的に分
離されている。−次側3は半球状であり、仕切り板8に
より水圧的に区切られた2つの半体に分けられている。 −次側3の一方の半体は、原子炉(図示しない)の炉心
槽を通って流れる高温の放射性冷却水を受は入れるため
の冷却水人口9を備え、他方の半体は、この冷却水を炉
心槽に排出するための冷却水出口13を備えている。こ
の高温の放射性冷却水は、原子力蒸気発生器1の一次側
3の入口半休から、二次側5内に収容されたU字状伝熱
管22を通り、出口半休へと流れる(矢印参照)。この
技術分野において、−次側3の水を受は入れる側の半体
は入口チャンネルヘッド15と呼ばれ、水を排出する側
の半体は出口チャンネルヘッド17と呼ばれている。 [0014] 原子力蒸気発生器1の二次側5は、約3500本のU字
状の伝熱管22から形成された細長い管束20を含んで
いる。各伝熱管22は、ホットレッグ24と、頂部にお
けるU字消曲部26と、コールドレッグ28とを含んで
いる。各伝熱管22におけるホットレッグ24及びコー
ルドレッグ28の下端部は管板7の穴に固定されており
、各レッグ24.28は開放端部で終端している。全ホ
ットレッグ24の開放端部は入口チャンネルヘッド15
と連通しており、全コールドレッグ28の開放端部は出
口チャンネルへラド17と連通している。周知の通り、
U字状伝熱管22内を流れる一次側3の冷却水からの熱
は、蒸気発生器1の二次側5の非放射性給水に伝えられ
、非放射性の蒸気を発生させる。 [0015] 次に、図2、図3、図4及び図5を参照すると、二次側
5内に伝熱管22を一定間隔で固定するために、支持板
30が設けられている。各支持板30は複数の穴32を
有し、これらの穴32は、そこを貫通して延びる伝熱管
22の外径よりも極く僅か大きくなっている。また、二
次側5内での非放射性給水の垂直方向の流通を容易化す
るために、複数の流通ポート34が各支持板30に設け
られている。伝熱管22の外面と穴32の内面との間に
は、小さな環状空間、即ちクレビス37がある。図面で
は明示していないが、同様な環状クレビス37が、各伝
熱管22のホットレッグ24及びコールドレッグ28の
下端部と、それらが取り付けられている管板7の穴との
間にも設けられている。原子力蒸気発生器の中には、支
持板30の開口ないし穴が円形ではなく、図6及び図7
に示すような三つ葉形や四つ葉形となっている型式があ
る。このような支持板30においては、伝熱管22は、
その周囲の3つ又は4つの等間隔の点で支持される。こ
のようなブローチ削りされた開口38は、伝熱管22と
支持板30との間の幾つかの点で比較的大きな間隙40
を残すので、別個の流通ポート34を設ける必要がない
。 [0016] 図1及び図2を再度参照すると、蒸気発生器1の二次側
5の上部部分は、伝熱管22が二次側5内の非放射性給
水を沸騰させた場合に形成される湿った蒸気から特開平
3−2qx49e(9) 水を取り出すため、蒸気乾燥装置44を含んでいる。こ
の蒸気乾燥装置44は、−次セパレータバンク46及び
二次セパレータバンク48を有しており、−次セパレー
タバンク46は1組の旋回羽根セパレータから形成され
、二次セパレータバンク48は湿分を含んだ蒸気が通る
捩れた通路を画成する羽根の配列から成っている。蒸気
出口49は蒸気乾燥装置44の上方に設けられており、
発電機に連結されたタービンの羽根に乾燥蒸気を導くよ
うになっている。二次側5の上部部分は、二次セパレー
タバンク48に接近できるようにする1対の対峙するマ
ンウェイ50a、50bを有している。二次側5の中間
部分は管板覆筒52を含んでおり、この管板覆筒52は
管束20と蒸気発生器1の外胴との間に配置され、蒸気
乾燥装置44を上昇する湿った蒸気から取り出された水
のダウンカマー(降水路)を提供している。 [0017] 成る型式の蒸気発生器において、二次側5の下部部分に
、1対の対峙するスラッジランスポート53a、53b
が設けられており、蒸気発生器1の稼働中に、管板7の
上面に蓄積したスラッジの多くを洗浄除去する高圧ホー
スの出し入れを可能としている。これらのスラッジラン
スポート53a、53bは、各伝熱管22のホットレッ
グ24及びコールドレッグ28の真ん中に整列されてい
るのが一般的である。尚、蒸気発生器の中には、スラッ
ジランスポートが互いに対して180度反対向きに配置
されておらず、90度の間隔で配置されているものがあ
ることに注意すべきである。更に、このようなスラッジ
ランスポートが1つだけ設けられた蒸気発生器もある。 蒸気発生器の分野において、管板7上の伝熱管22の列
間の細長いエリアは、管レーン54として知られ、はぼ
中央に配置された伝熱管22のホットレッグ及びコール
ドレッグの間の比較的に幅の広い細長いエリアは、中央
管レーン55として知られている。これらの管レーン5
4は、図3、図4及び図5に示すような四角形ピッチに
配列された伝熱管22を有する蒸気発生器の場合、典型
的には2.54cm (1in、)又は5.08cm 
(2in、 )の幅である。図6及び図7に示すような
、より高密度の三角形ピッチに配列された伝熱管22を
有する蒸気発生器では、管レーン54の幅はより狭い。 他の管レーン54よりも幅の広い中央管レーン55は、
スラッジランスポート53a、53bの間に配置されて
いる。 [0018] このような蒸気発生器1の運転中、二次側5の水が伝熱
管22と支持板30や管板7との間の狭いクレビス37
又は間隙40内を自由に流れることができないことによ
り、これらの領域における非放射性の水がかかる小さな
スペースから完全に気化してしまう恐れがあることが認
識されている。即ち、「乾燥沸騰(dry boili
ng)」として知られている現象が生ずる可能性がある
。このような乾燥沸騰が生じた場合、二次側水の中の異
物が全て、狭いクレビス37や間隙40内に沈着される
。 このような固体の沈着物は、クレビス37又は間隙40
を通る二次側の水の流れを、既に制限されているが更に
妨げることとなり、乾燥沸騰を一層生じさせることとな
る。これは、更にこの領域での沈着を生じ、管板7の上
面に蓄積するスラッジの発生の主なメカニズムの1つと
なっている。このような乾燥沸騰により生ずる沈着物は
、小さなりレビス37や間隙40内で頑強に固着する傾
向のある磁鉄鉱のような低可溶性の比較的硬い化合物か
ら形成される場合がある。これらの沈着物は、伝熱管2
2と支持板30の穴32との間のクレビス37又は間隙
40内にそれ自体を緊密に押し込むことが知られており
、その結果、伝熱管22はこの領域で実際にくぼみを生
じる。 [0019] このような沈着物を除去するために、圧力パルス式洗浄
装置が用いられる。この装置は、図8に示すように、2
つのスラッジランスポート53a、53bに取り付けら
れるノズル62を有する1対の圧力パルス発生装置60
a、60bから成っている。圧力パルス発生装置60a
、60bの各々は取付フランジ63を備えており、この
取付フランジ63は、圧力パルス発生装置60a、60
bを対応のポー) 53a、53bに固定することがで
きる。使用する場合、二次側5は、少なくとも管板7、
伝熱管22の下端部及び圧力パルス発生装置60a、6
0bのノズル62を浸すように、十分な純水で満たされ
る。この後、圧力パルス発生装置60a、60bは加圧
ガスの連続パルスを発生させ、二次側5内の水に全方向
衝撃波を生じさせる。このような衝撃波は、管板7の上
面から、特に、支持板30の穴32と伝熱管22との間
のクレビス37又は間隙40がら、スラッジや細片を遊
離させる。 [00201 本発明は、二次側5の内部から遊離されたスラッジや細
片を完全に洗い流すためのスラッジ及び細片の遊離・除
去装置70及び方法に関するものである。 [0021]
【本発明による装置】
ここで、図3及び図9を参照すると、本発明による装置
は、二次側5から排水を行うと共に二次側5を清潔な脱
イオン水で満たし、同時に、強力なスプレー水で管束2
0及び管板7を垂直にフラッシングする垂直フラッシン
グ・再循環装置70から構成されている。図3に明示す
るように、この装置70は1対の吸込みホース72a、
72bを備えており、これらのホースは、取付具により
、圧力パルス発生装置60a、60bのそれぞれの円形
取付フランジ63を貫通して延設されている。各ホース
72a、 72bの先端は、管板7の上面に配置された
3つの吸込みノズル74a、74b、74Cに接続され
ている。吸込みノズル74a、74cは管板7の周辺に
沿って配置され、吸込みノズル74bは、管板7の上面
の広い部分から迅速に排水するために、中央管レーン5
5に沿って配置されている。各ノズル74a、74b、
74cの径は約4〜5.25cm(1,5〜2.0in
、 )である。 [0022] 図9に明示するように、吸込みホース72a、72bの
各々の末端は多岐管75に接続され、この多岐管75は
導管78によりダイヤフラムポンプ76の入口に接続さ
れている。フラッシング・再循環装置70のこの地点で
のダイヤフラムポンプ76の使用は好ましい。それは、
吸込みホース72a、72bから吸い出された水が大き
な粒子の浮遊スラッジを有する場合があり、そのような
スラッジはダイヤフラム型のポンプでは容易に取り扱う
ことができるが、回転型又は容積型ポンプでは損傷や破
損すら起こす可能性があるからである。ダイヤフラムポ
ンプ76の出口は、まず常流化装置に接続され、次いで
流量計82に接続されている。常流化装置80は、ダイ
ヤフラムポンプ76により生じた水の脈動を平坦化し、
これにより流量計82は、ダイヤフラムポンプ76から
の平均水量を表示することができる。流量計82の出口
は、導管86を介して、サージタンク84の入口に接続
されている。好適な実施例において、サージタンク84
は約1200リツトル(約300ガロン)の容量を有す
る。サージタンク84の出口は1本の導管90によりフ
ローポンプ88の入口に接続され、このポンプ88の出
口は導管94を介して遠心式分離器92の入口に接続さ
れている。作動中、サージタンク84は、ダイヤフラム
ポンプ76からの水の流れを蓄積し、この水をポンプ8
8の入口に円滑に給送する。このポンプ88は、更に、
再循環水に十分な圧力ヘッドを与え、それにより、水中
で浮遊するスラッジの相当な部分は、遠心式分離器の通
過中に水から遠心力により分離される。 [0023] 遠心式分離器92の下流側には、1〜3ミクロンのバッ
グフィルター96が配置されており、このフィルター9
6は1ミクロンのカートリッジフィルター98に直列に
接続されている。これらのフィルター96.98は、水
が遠心式分離器92を通過した後も水中に残っている小
さな粒状物質を全て除去する。フィルター96.98の
下流には、約2000リツトル(500ガロン)の供給
タンク100があり、このタンク100は導管102に
よりフィルター98の出口に接続されている。供給タン
ク100は、他のフローポンプ104の入口に連通ずる
出力導管102に接続されている。更に、フローポンプ
104の出口は、導管108により、純水器ベツド10
6の入口に接続されている。 フローポンプ104の目的は、再循環水が純水器ベツド
106内の直列接続されたイオン交換柱(図示しない)
を許容可能な高流速で流通できるよう、再循環水の圧力
を十分な大きさとすることにある。このために、フロー
ポンプ104の動力は200〜400馬力程度であるの
が好ましい。純水器ベツド106の目的は、イオン成分
が蒸気発生器1の二次側5に再度流入して新たなスラッ
ジ沈着物を形成することがないように、水から全てのイ
オン成分を除去することにある。 [0024] 純水器ベツド106の下流には、第1の丁字形継手11
0が配置され、その入口は、図示するように、導管11
2に接続されている。この丁字形継手110の2つの出
口の下流には、図示するように、遮断弁114及び排水
弁116が配置され、これにより、洗浄方法に使用され
る水が、事業施設の汚染除去設備に排水することができ
る。 また、1字形継手110の下流には別の丁字形継手11
8が配置され、図示するようにその入口も導管112に
接続されている。また、丁字形継手118の出口の下流
には切換弁120a、120bが配置されている。通常
、切換弁120aが開いており、切換弁12特開平3−
2q14qe(13) Obが閉じている。しかし、圧力パルス式洗浄方法をは
かどらせるために、第1の蒸気発生器から排水された濾
過され純水化された水で第2の蒸気発生器を満たしたい
場合には、切換弁120a、120bをそれぞれ中程度
に開放すれば良い。流量計122a、122bがそれぞ
れ、切換弁120a、120bの下流側に配置され、こ
のような同時の排水・注水工程を達成するよう導管11
2からの流れを適正に分岐することができるようになっ
ている。更に、切換弁120b及び流量計122bが取
り付けられている導管は、瞬時連結式連結器124で終
端している。このような同時の排水・注水工程を促進す
るために、切換弁120a、120bは車輪カート(図
示しない)に取り付けられ、導管112は、ポータプル
式連結ステーションを形成するよう可撓性のホースから
形成されている。 [0025] ポータプル式連結ステーションの下流側で、入口導管1
12は丁字形継手126の入口で終端しており、この丁
字形継手126は、流入する水の流れを入口導管128
a、128bに分岐する。入口導管128a、128b
はそれぞれ、流量計130a、130bを有し、導管1
12からの水の流れを入口導管128a、128bに均
等に分配するようシステムオペレータがフローバルブ1
32a、132bを調整するのを助ける。ここで、図1
及び図9を参照すると、入口導管128a、128bの
各々は、マンウェイ50a、50bのカバー50.5a
、50.5bに取り付けられた多岐管(図示しない)に
接続されている。各多岐管は更に、対応の1対の可撓性
スプレーノズル134a、134b : 136a、1
36bに流体的に接続されている。可撓性スプレーノズ
ルは一次セパレータバンク46を通って延びそれらの開
放先端が、約15.72〜26.20cm (6〜10
in、 )の距離をもって、管束20の上方に吊支され
ている。好適な実施例において、4つのノズル134a
、134b、136a、136bは、そこから排出され
た水の流れが管束20の上部部分を均等に当たるように
、管束20の上方で概ね四角形に配列されている。背圧
を最小とするために、ノズル134a、134b、13
6a、136bの径は4.0〜5.25cm (1,5
〜2.0in、 )である。更にノズル134a、13
4b、136a、136bはそれぞれ、十分な可撓性を
有する導管材料から形成され、その結果、ノズルの開放
先端から排出される水の圧力流れによって生ずる反力に
より、ノズルが多少任意のパターンで跳ね動き、管束2
0の上部にスプレー水をより均等に散布することができ
る。 [0026] 水は、まず最初に、脱イオン水供給源140を通してフ
ラッシング・再循環装置70に供給される。この脱イオ
ン水供給源140は、稼働中の事業施設の脱イオン水タ
ンクであっても良い。脱イオン水供給源140は、他の
フローポンプ144の入口に接続される出口導管142
を有している。フローポンプ144の出口は別の導管1
46に接続され、この導管146の出口は供給タンク1
00に接続されている。導管146には逆止弁148が
設けられ、供給タンク100が脱イオン水供給源140
に逆流しないようにしている。 [0027]
【本発明による方法】
本発明による方法の第1工程において、図9に示すフラ
ッシング・再循環装置70が、原子力蒸気発生器1の二
次側5に据え付けられる。この据付けは、二次側5の下
部部分に配置されたスラッジランスポート53a、53
b上に圧力パルス発生装置60a、60bの取付フラン
ジ63をボルト止めすることにより行われる。これは、
各圧力パルス発生装置60a、 60bに取り付けられ
た吸込みノズル74a、74b、74cを、図3に示さ
れる位置に適正に配置する効果があり、かかる場合、ノ
ズル74a、74cは管板覆筒52の内側で管板7の周
辺に沿って配向され、ノズル74bは中央管レーン55
に沿って配置される。同時に、可撓性のスプレーノズル
134a、134b、136a、136bの出口端部が
図1に示される位置に配設される。この位置では、これ
らのノズル134a、134b、136a、136bの
各々は、管束20の上端の上方、30cm (1ft、
 )以下の高さで吊り下げられる。これらのスプレーノ
ズル134a、134b、136a、136bは前述し
た多岐管を備える特別なマンウェイカバー50.5a、
50.5bがマンウェイ50a、50bに固定された時
に、適所に固定される。 [0028] 本発明の方法の第2工程において、フローポンプ144
が作動されて、供給タンク100が水供給源140から
の純水化された脱イオン水で満たされる。水供給源14
0から十分な量の水が供給タンク100に注入されたな
らば、この脱イオン水を入口導管128a、128bに
導くために、弁114.120aを開き且つ弁120b
を閉じた状態で、フローポンプ104が作動される。こ
の際、フローバルブ132a、132bは、各入口導管
128a、128bを通る流れがほぼ等しくなるように
調節される。これらの導管128a128bへの水の導
入により、可撓性スプレーノズル134a、134b、
136a、136bから水が押し出され、この後、この
水は管束20及び支持板30を経て流れ、管板7の上面
に集まる。十分な水が二次側5内部で集められ、圧力パ
ルス発生装置60a、 60bの各々のノズル62が水
面下、少なくとも約32cm(ift、)の位置に浸漬
された場合、システムオペレータは圧力パルス発生装置
を作動させ、集められた水の中にガスの連続圧力パルス
を発し始める。この水内で生じた衝撃波は、伝熱管22
の下端部における管板7の上面に衝突し、それにより、
管板7上に蓄積したスラッジや細片を遊離させる。 [0029] 圧力パルス発生装置60a、60bが作動された直後、
ダイヤフラムポンプ76が始動され、吸込みホース72
a、72bに接続された吸込みノズル74a、74b、
74cが二次側5内に集められた水の吸出しを開始する
。本発明による好適な方法において、ダイヤフラムポン
プ76は、各吸込みホース72a、72bから約150
リツトル/分(40ガロン/分)を吸い出す。同時に、
各人口128a、128bが可撓性スプレーノズル13
4a134b、136a、136bに約190リツトル
/分(50ガロン/分)の水を導入するために、フロー
ポンプ104が調節される。管束20の上部にスプレー
され管板7まで下方に流れる水の垂直フラッシング作用
は、吸込みホース72a、72bに接続されたノズル7
4a、74b、74cにより行われる吸込み作用と共働
して、十分に速い水の流れを形成し、圧力パルス発生装
置60a、60bにより発生された衝撃波で遊離された
スラッジ及び細片をのせて洗い流すことができる。 [00301 入口導管128a、128bを通る水の流速は、吸込み
ホース72a、72bを通り水の流出流速よりも約75
リツトル/分(20ガロン/分)はど速いため、圧力パ
ルス発生装置が、管板7、伝熱管22及び支持板30に
衝突する衝撃波を発生し続けている間、水位は二次側5
内で徐々に上昇する。本発明の好適な方法においては、
フラッシング・再循環装置70は、管束20が完全に水
中に浸かるまで、このモードで運転を続ける。洗浄され
る蒸気発生器1の二次側5内で蓄積したスラッジの量に
応じて、本発明による方法のこの工程は12〜20時間
実施されるのが良い。本方法のこの工程の全実施期間中
、吸込みホース72a、72bを通って排出されるスラ
ッジ含有水は、入口導管128a、128bを通って蒸
気発生器1に再導入される前に、遠心式分離器92、バ
ッグフィルター96、カートリッジフィルター98及び
純水器ベツド106により純水化される。二次側5が完
全に水で満たされた時、装置70は約75500リツト
ル(20000ガロン)を含み、そのうちの約6800
0リツトル(18000ガロン)が蒸気発生器1の二次
側5内に入っており、残りの約7500リツトル(20
00ガロン)がフラッシング・再循環装置70の他の部
分の管路やタンク内にある。 [0031] 管束20の頂部が完全に水中に浸漬される程度まで二次
側5が水で満たされたならば、ダイヤフラムポンプ76
の作動が速められ、吸込みホース72a、72bを通る
吸込み流量を約300リツトル/分(80ガロン/分)
から約380リツトル/分(100ガロン/分)に増加
させ、それにより、二次側5から吸い出される水の流量
を、入口導管128a、128bを通って二次側5内に
導入される水の流量に等しくする。このようにして、二
次側5内の水位は、好ましくは6〜8時間、管束20よ
りも上の位置にて平衡状態で維持され、その間、圧力パ
ルス発生装置60a、60bが作動され続ける。吸込み
流量の増加は、圧力ガスのパルスにより発生された衝撃
波によるスラッジの連続粉砕、及びスプレーノズル13
4a、134b、136a、136bにより作られる垂
直の流れと相俟って、二次側5の内部から相当な量のス
ラッジを遊離させ、除去することができる。 [0032] 本発明による方法の最終工程において、蒸気発生器1の
二次側5内の水は、入口導管128a、128bを通る
水の流量を約380リツトル/分(100ガロン/分)
から約300リツトル/分(80ガロン/分)に減する
ことにより、ゆっくりと排出される。この結果、二次側
5から正味75リットル/分(20ガロン/分)の水が
失われることとなる。この工程を開始する場合、フラッ
シング・再循環装置70内に溜まった75500リツト
ル(20000ガロン)の水の一部を瞬間脱着式連結器
124を介して事業施設に戻すために、切換弁120b
が部分的に開放され、切換弁120aが部分的に閉鎖さ
れる。 [0033] 前述した二次側5への注水工程と同様に、この排水工程
は、蒸気発生器1の二次側5の状態に応じて、約12〜
20時間続けられる。この排水工程中、4つのスプレー
ノズル134a、134b、136a、136bにより
放出される強力なスプレー水は、圧力パルス発生装置6
0a、60bからのガスの連続圧力パルスによって発生
された連続衝撃波により多量のスラッジが遊離されてい
るので、管束20からスラッジを除去する場合に最も効
果的である。特に、これらのスプレーノズル134a、
134b、136a、136bからの一様の降水は、伝
熱管22と、伝熱管22を囲む支持板30の穴との間の
管状空間37.40を通って流れ、それにより管板7の
上面までスラッジや細片を効果的に押し流し、管板7に
おいて、そのスラッジや細片は、吸込みノズル74a、
74b、74Cを通って流れる水と一緒に洗い出される
。勿論、圧力パルス発生装置60a、60bはこの排水
工程の全期間にわたり作動される。 [0034] 二次側5内の水位が圧力パルス発生装置60a、60b
のノズル62を覆うほどではなくなった場合、圧力パル
ス発生装置60a、60bの作動が停止される。この後
、二次側5内の残っている水が全て除去され、圧力パル
ス発生装置60a、60b及びマンウェイ50a、50
bを閉じている特別のマンウェイカバー50.5a、 
50.5bが、それらの据付けとは逆の手順で取り外さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内部を示すように外壁の一部が取り外された原子力蒸気
発生器を示す斜視図であり、本発明の装置におけるスプ
レーノズルが二次側の上部に配置されたマンウェイを介
して取り付けられている状態を示している。
【図2】 図1のA−A線に沿っての原子力蒸気発生器の縦断面図
である。 r図3】 図1のB−B線に沿っての原子力蒸気発生器の水平断面
図であり、本発明の装置における吸込みノズルが二次側
の下部に配置されたスラッジランスポートを介して取り
付けられている状態を示している。 特開平3−291496(1B)
【図4】 図3の点線りで囲まれた支持板の部分を示す拡大図であ
る。
【図5】 図4のE−E線に沿っての支持板の縦断面図である。
【図6】 ブローチ削りされた三つ葉形支持板の一部を示す平面図
であり、葉形開口との間に比較的大きな感激を示してい
る。
【図7】 図6に示された支持板の斜視図である。
【図8】 図1のC−C線に沿っての原子力蒸気発生器の縦断面図
である。
【図9】 本発明によるフラッシング・再循環装置の概略図である
【符号の説明】
1  原子力蒸気発生器 5  二次側 22   伝熱管 30   支持板 60a、 60b   圧力パルス発生装置70   
フラッシング・再循環装置 74a、 74b、 74c   吸込みノズル92 
  遠心式分離器 96   バッグフィルター 98   カートリッジフィルター 100   供給タンク 104  70−ポンプ 106   純粋器ベツド 134、136   スプレーノズル 140   脱イオン水供給源 伝熱管と三つ
【書類基】
【図1】 図面 特開平3−21u4s]e (20)
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部部分及び下部部分を有し、1つ以上の
    熱交換要素を収容する熱交換器の容器の内部から、スラ
    ッジ及び細片を遊離させて除去するための方法であって
    、 (a)前記スラッジ、前記細片及び前記熱交換要素の一
    部を含む前記容器の内部の少なくとも一部分を液体に浸
    漬するために、前記容器内に多量の液体を導入する工程
    と、 (b)前記スラッジ及び前記細片を遊離させるために、
    液体中に連続の衝撃波を発生させる工程と、 (c)前記容器の下部部分から前記液体を吸い出すのと
    同時に、前記容器の上部部分内に液体を導入することに
    より、前記容器の内部を垂直にフラッシングする工程と
    、 を備えているスラッジ及び細片の遊離・除去方法。
  2. 【請求項2】上部部分及び下部部分を有し、液体に浸漬
    される1つ以上の熱交換要素を収容する熱交換器の容器
    の内部から、スラッジ及び細片を遊離させて除去するた
    めの装置であって、 (a)前記スラッジ及び前記細片を遊離させるために、
    液体中に衝撃波を形成すべく連続の圧力パルスを発生す
    るための圧力パルス発生手段と、(b)前記圧力パルス
    発生手段が、スラッジを遊離させる衝撃波を形成してい
    る間、前記熱交換要素を垂直にフラッシングするための
    手段と、を備えているスラッジ及び細片の遊離・除去装
    置。
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