JPS6044627B2 - スキャニングソ−ナ−の信号処理方法 - Google Patents

スキャニングソ−ナ−の信号処理方法

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Publication number
JPS6044627B2
JPS6044627B2 JP15649078A JP15649078A JPS6044627B2 JP S6044627 B2 JPS6044627 B2 JP S6044627B2 JP 15649078 A JP15649078 A JP 15649078A JP 15649078 A JP15649078 A JP 15649078A JP S6044627 B2 JPS6044627 B2 JP S6044627B2
Authority
JP
Japan
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pulse
time
scanning
interference
scanning sonar
Prior art date
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Expired
Application number
JP15649078A
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English (en)
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JPS5583862A (en
Inventor
福太郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Denki Co Ltd
Original Assignee
Kaijo Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kaijo Denki Co Ltd filed Critical Kaijo Denki Co Ltd
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Publication of JPS5583862A publication Critical patent/JPS5583862A/ja
Publication of JPS6044627B2 publication Critical patent/JPS6044627B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水中物体探知装置とくにスキヤニングソーナ
ーの信号処理方法に関するものである。
漁場で魚群を探知するに当つて、最近ではスキヤニン
グソーナーを搭載した多くの漁船が同じ漁場で操業し、
同時にソーナーを使用するので、他−船から送出される
近似の周波数の送信波による干渉が起り、ブラウン管の
映像面には干渉による映像が現われ、それが邪魔になつ
て魚群像の識別を甚だしく阻害するので、干渉の影響を
除くことが重要な問題となり、その対策が試みられてい
るが、まだ充分とは言えず、より効果的な手段の実現を
要望すること切なるものがある。 第1図は干渉のあり
さまを例示したもので、Aは自船1が、受信ビーム2を
旋回しながら魚群3音波または超音波を四方に送出して
いる状態であり、Bは受信ビームの指向性を示し、指向
性はターンビームRMとサブビームRsで形成され、R
MとRsのレベル差はほぼ30デシベル(dB)程度で
ある。
したがつて、他船の送信波(これは干渉波となる)の出
力が大きいと、指向性のサブビームの方向についても干
渉波をピックアップするから、受信ビームを旋回しなが
ら受信している自船のブラウン管にはCに示す通りリン
グ状の映像6と魚群7の映像とが現われる。 もし小さ
な魚群が、このリング状の映像と近いときは、魚群像の
弁別が干渉波のフラッシュによる眩惑のため困難になり
、極めて不都合である。
干渉波によるリング状の映像がなければそのフラッシュ
による眩惑が起らないから、残光性ブラウン管を用いた
場合に残響が強く広く残らないで、映像面が見易く正確
な判断ができることは明白である。 次に第2図Aに示
すように自船のスキヤニングソーナーを使用して、送受
波器の向く方向を海面8から俯角φをつけて下方を探知
する場合、海底9が平坦であれば、海底からの反響は、
第2図Bの如くリング状の映像10となるが、底魚など
の映像は海底に近く別に現われるから、その映像を見て
底魚であることを容易に判断できる。
本発明は以上に例示した他船からの送信波によつて生
ずるリング状の映像は雑音として除去してしまい、一方
では海底反響によるリング状の映像は除去しないで、そ
のまゝ残し、これと魚群を明瞭に示そうとするものであ
り、以下に実施例について説明する。
第3図Aは実施例のブロックダイヤグラム、第3図Bは
ブロックダイヤグラムに含まれるパルサー102の構成
である。
第4図は作動説明図で第3図Aの各部の信号と対応し、
第5図はパルサー102の作動説明図で第3図Bの各部
の記号と対応して示してある。第第3図Aで101はビ
デオアンプ、102はパルサー、103は切換器、10
4と105はメモリー回路、106は切換器、107と
108はゲート回路、109はブラウン管装置である。
図に示してないが発振器は、送信周期T2の間隔で送信
0SC1、0SC2、0SC3・・・・・・を周期的に
発信して探索する一方、時間幅T2の中においてT2)
T1の如く設定した時間幅T1毎に、0〜3600の間
を旋回(第5図の旋回角θを示した図を参照)して走査
しながら受波作用を繰り返す。
各送信に得られる受信信号はビデオアンプ101に到来
するが、受信信号e1の中には対象となる海底からの有
効な信号Sl。、S2。・・・・・と、他船からの妨害
雑音Nl。、N2。・・などが含まれている。ここで有
効な信号Sl。、S2。・ ・・などのお互い同志の時
間間隔TSl、T$.2・・・・・・および送信周期T
2の関係はTSl≠TS2半・・・・半T2である。と
ころが、雑音同志の時間間隔TNl、TN2・・・・・
はTNl半TN2・・・・であるがT2は異つている。
異つている理由は、各漁船間の送信周期が同じであれば
相互に同期して、ブラウン管上の同じ位置に干渉波が連
続して現われるので、これを避けるため各船共、それぞ
れ送信周期を若干づつ変えて使用している。なお船間距
離の変化による干渉波の現われる位置の変化も含めて一
般に送信周期を都度変更している。信号e1がパルサー
102に印加すると、このパルサー102は第3図Bの
如く構成されているから、第5図の動作説明図に示す通
り、先ず内部のパルサー102Aは、予め設定した基準
電圧E。
と較べ、e1〉EOの時だけE。lを発生する。但しこ
こで基準電圧E。の値は、一般に、リング状に表示され
る様な振幅の大きい干渉波や海底反射波の最大値より小
さい値であり、かつ魚群エコーの振幅よりは大きい値に
設定される。またパルサー102Bは、T1毎に時間幅
T1内において、適宜設定した複数個(N個)例えば4
個のパルスE。2を発生する。
前記のθ。1とE。
2とが、同時にゲート102Cに印加している時だけE
2はゲート102Cを通つて、出力はE。
3となる。
次にカウンター102Dはe(0のパルスの数が時間T
1内に適宜設定された複数個(M個)、例えは3個以上
あれば、パルサー102Eに信号を出力しパルサー10
2Eは時間幅T1の第1のパルスE2をつくる。ここで
、平坦な海底の海域で、大きい俯角を付けて全周を探索
を行う場合の海底面からの反射波は、成周方向で等距離
にある海底面から帰来するため一般にリング状に現われ
、かつその反射波の強さは一般に魚群エコーより強い。
また干渉波は一般にリング状に現われ且つその振幅は大
きい。ここでこれらのエコーは略々全周方向から入来し
ているから、全周を複数個(N個)に分割して探索し、
それぞれの方向の中の複数個(M≦N)以上の方向から
略々同時にエコーの受信するものは海底反射波か干渉波
として扱う。従つてN個の数はそれぞれの探索ビームの
幅や向きをもとに適宜設定され、またM個の数は、干渉
波の経路のゆらぎ、ならびに海底反射波の海底面の干渉
等による振幅の低い場合を考慮して適宜設定される。続
いて再び第3図Aと第4図にもどり、各部の動作を説明
する。前記の第1のパルスE2は切換器103に印加さ
れるが、この切換器は、時間T2毎にメモリーを回路1
04と105を交互に切換え、前者には受信出力e1の
中に含まれる雑音Nl。および信号Sl。にそれぞれ対
応する第1のパルスE2の雑音N1および信号S1の情
報を、ついで後者に・は同様に雑音N2。および信号S
2。にそれぞれ対応する第1のパルスのN2およびS2
の各情報の書込み作業を行う。次に書込んだ内容を、切
換器106で読み出すが、この読み出し作業は、メモリ
ー回路104に書き込んでいるときには、メモリ.一回
路105が前回記憶した内容を読み出し、その直後に今
度は、メモリー回路104の記憶内容を読み出し、読み
出している間にメモリー回路105に新しく書き込むよ
うにする。すなわち2チャンネルのメモリー回路104
と105の書き込ノみおよび読み出しをそれぞれT2毎
に交互に行つて出力として第2パルスE4を得てゲート
回路107に印加する。なおこれらの書込みおよび読出
しは、旋回走査時刻にそれぞれ関連し、同期して行う。
旋回走査を初めてから有効信号が到来するまでに要する
時間は前回と次の回とではほぼ等しいと考えて差支えな
く、一方、他船からの影響による障害雑音はランダムで
あるから、前回と次の回の到来に要する時間が異なるの
は普通であり、前記の第1のパルスE2と第2のパルス
E4が印加するゲート回路107の作動は、第2のパル
スE4がないときだけゲートを開くので、その出力には
第1のパルスE2があり、かつ第2のパルスE4がない
場合のみ雑音だけを含む制御信号E5が現われる。
この制御信号E5がゲート回路108に印加されると、
ゲートは制御信号E5がないときだけ作動し、したがつ
てブラウン管装置109には、ビデオアンプ102の出
力のうち、雑音を除いた有効な信号だけが送られ、映像
面から雑音がなくなる。以上の通りの作動をするから、
現況てみる干渉波のようなリング状に示される不要な映
像がなくなり、ブラウン管には魚群の映像が明瞭に示さ
れる。
実施例の説明では、雑音を消却するため2ケのチャンネ
ルを用いた場合について例示したが、チャンネルは2つ
に限るものではなく任意の複数の例えば3チャンネルを
用い書込みは1チャンネルづつ順次行い、読出しは書込
みをしてない他の2チャンネルを順次並列にして使用し
てもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは干渉に関する説明図、第1図Bは受信ビーム
の指向性説明図、第1図Cはブラウン管映像図、第2図
はスキヤニングソーナーで下方を探知する場合の説明図
、第3図Aは実施例のブロックダイヤグラム、第3図B
は第3図Aにおけるパルサー102の詳細図、第4図は
第3図Aの動作説明図、第5図は第3図Bの動作説明図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スキヤニングソーナーの受信系において、適宜設定
    した複数N個の方向から受信し、かつ旋回走査毎に適宜
    設定した値より大きい振幅で受信検出した方位の数が別
    途設定した複数M≦N個を越える場合に、第1のパルス
    を出力する手段と、第1のパルスの時系列を送信毎に探
    索時記憶し、かつその情報を次の探索時に旋回走査時間
    ごとに同期して読出し第2のパルスとして出力する手段
    と、各走査時間毎に第2のパルスが無く、かつ第1のパ
    ルスのみ得られる条件で入来した受信信号のみを選択し
    てブラウン管表示器に出力しないよう制御する手段とよ
    り成ることを特徴としたスキヤニングソーナーの信号処
    理方法。
JP15649078A 1978-12-20 1978-12-20 スキャニングソ−ナ−の信号処理方法 Expired JPS6044627B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15649078A JPS6044627B2 (ja) 1978-12-20 1978-12-20 スキャニングソ−ナ−の信号処理方法

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Publication Number Publication Date
JPS5583862A JPS5583862A (en) 1980-06-24
JPS6044627B2 true JPS6044627B2 (ja) 1985-10-04

Family

ID=15628888

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JP (1) JPS6044627B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148222U (ja) * 1987-03-20 1988-09-29
JPS6419362U (ja) * 1987-07-27 1989-01-31
JPH0664520U (ja) * 1993-02-23 1994-09-13 森下株式会社 レジャー用シート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148222U (ja) * 1987-03-20 1988-09-29
JPS6419362U (ja) * 1987-07-27 1989-01-31
JPH0664520U (ja) * 1993-02-23 1994-09-13 森下株式会社 レジャー用シート

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JPS5583862A (en) 1980-06-24

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