JPS604452Y2

JPS604452Y2 - 商品収納庫

Info

Publication number: JPS604452Y2
Application number: JP16511478U
Authority: JP
Inventors: 道彦鈴木; 博美角田; 十一五十嵐; 金雄小田; 満飯塚
Original assignee: 東芝電気器具株式会社
Priority date: 1978-11-29
Filing date: 1978-11-29
Publication date: 1985-02-07
Also published as: JPS5579270U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、商品を収納するショーケースのような商品収
納庫に関する。

この種の商品収納庫において、本体内の両側に収納室を
形成するとともに、本体の前面に観音開き状に扉を設け
たものでは、本体の前面の開口の中央部に中空状の中柱
を設け、この中柱により扉の閉時における開閉端を当接
支持し、また、中柱により収納室内の商品支持体として
の棚板、商品収納コラムなどの支持を行なうようにして
いる。

しかし、このようなものにおいては、上記中柱の内部は
プツトスペースとなっていて有効に利用されておらず、
空間の有効利用の面で問題があった。

本考案は、このような点に鑑みなされたもので、中柱の
内部を光源部とすることによりプツトスペースが少なく
、本体の内部が有効に利用される商品収納庫を提供する
ことを目的とするものである。

そして、本考案ばＥ前面を開口するとともに内部両側に
加温用または冷却用の収納室を形威した本体と、この本
体の両側の収納室内に設けられ商品を支持収納する商品
支持体と、上記本体の前面の開口に両側の収納室の前面
に対して観音開き状に中央から左右に開くように開閉自
在に設けられた両側の扉と、上記本体の前面の開口の中
央部に立設されかつ断面コ字状をなして両側面に上記両
側の収納室に向けて透光用のスリットを形威し上記両側
の扉の開閉端を当接する中柱と、この中柱内に設けられ
上記両側のスリットを通して両側の収納室を照明するラ
ンプと、を備えたことを特徴とするものである。

以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図および第２図Ａ、Ｂにおいて、１は断熱箱体か
らなり前面を開口した本体で、この本体１内の一側上部
に加温用の収納室２が区画形成されているとともに、−
側下部および他側上下部に冷却用の収納室３．４．
５が形成されている。

また、上記本体１の前面の開口に両側の各収納室２．３
，４．５の前面に対して両側の扉６，７゜８．９が観音
開き状に中央から左右に開くように開閉自在に取付けら
れている。

この名湯６，７゜８．９には内部が透視可能なように複
層ガラス１０．１１，１２，１３が取付けられている。

上記本体１の一側上部にヒータおよび送風機などを備え
た加温装置１４が設けられ、この加温装置１４は上記加
温用の収納室２に連通されており、この収納室２内の商
品を加温するようになって、いる。

また、上記本体１の下部に、コンプレッサ、コンデンサ
およびエバポレータなどを備えた冷却装置（図示しない
）が設けられ、この冷却装置により上記冷却用の収納室
３．４．５内の商品を冷却するようになっている。

上記−側の冷却用の収納室３内には棚受け１５を介して
商品支持体としての棚板１６が着脱自在に支持され、棚
板１６上に冷却する商品を載置収納するようになってい
る。

上記他側の各収納室４，５内には商品支持体としての商
品収納コラム１７が装着されている。

この商品収納コラム１７は、両側および中間の側板２３
が平行的に立設され、これらの側板２３が数個の横杆２
４で固定されている。

また、各側板２３の対向面に複数重の横向きＵ字形コラ
ムレール２５が一体的に設けられ、この複数重の各コラ
ムレール２５の間に横向きＵ字形の案内路２６が形成さ
れているとともに、各コラムレール２５の下部先端にス
トッパ２７が折曲形成されている。

そして、対向するコラムレール２５の案内路２６にジュ
ース缶のような円柱状等回転可能な商品ａの両端を挿入
して順次収納し、最先端のものをストッパ２７によって
係止して順次並設するとともに、最先端のものを取出す
と下方に転動して送られるようになっている。

また、第２図Ｂおよび第３図に示すように、上記本体１
の前面の開口の中央部に断面コ字状で上記両側の扉６，
７，８．９の開閉端を当接する中柱１８が立設され、こ
の中柱１８の両側面に上記両側の各収納室２．３．４
．５に向けて透光用のスリット１９が複数個穿設され、
さらに、中柱１８内にけい光ランプのようなランプ２２
が設けられ、スリット１９を通して各収納室２，３，４
゜５を照明するようになっている。

なお、実施あたって、第４図に示すように、加温用の収
納室２に向けたスリット１９ａは暖色の彩色透光性カバ
ー２０で被覆するとともに、冷却用の収納室３．４．５
に向けたスリット１９ｂは冷色の彩色透光性カバー２１
で被覆し、加温用の収納室２を暖色をもって照明すると
ともに、冷却用の収納室３，４．５を冷色をもって照明
することにより、商品の視覚的な効果を高めることがで
きる。

本考案によれば、本体の前面開口の中央部における断面
コ字状の中柱の内部にランプを配設し、中柱の両側面に
形成したスリットを介して両側の収納室を照明すること
により、従来プツトスペースとなっていた中柱の内部を
有効に利用し、本体の内部空間の有効利用を図ることが
でき、さらにはランプが中柱内にあるため、収納室内に
収納される商品などからランプを保護することもできる
。

また、断面コ字状の中柱を用いることにより、中柱体の
開口溝側より簡単にランプ装着を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の商品収納庫の一実施例を示す正面図、
□第２図Ａ、Ｂは第１図の一部を切り欠いた側面図お
よび第１図■−■断面図、第３図は中柱部の斜視図、第
４図は中柱部の他の実施例を示す横断面図である。１・・・・・・本体、２，３，４，５・・・・・・収納
室、６゜７、８．９・・・・・・扉、１６・・・・・・
商品支持体としての棚板、１７・・・・・・商品支持体
としての商品収納コラム、１８・・・・・・中柱、１９
．１９ａ、１９ｂ・・・・・・スリット、２０，２１・
・・・・・彩色透光性カバー２２・・・・・・ランプ
。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

（１）前面を開口するとともに内部両側に加温用または
冷却用の収納室を形威した本体と、この本体の両側の収納室内に設けられ商品を支持収納す
る商品支持体と、上記本体の前面の開口に両側の収納室の前面に対して観
音開き状に中央から左右に開くように開閉自在に設けら
れた両側の扉と、上記本体の前面の開口の中央部に立設されかつ断面コ字
状をなして両側面に上記両側の収納室に向けて透光用の
スリットを形威し上記両側の扉の開閉端を当接する中柱
と、この中柱内に設けられ上記両側のスリットを通して両側
の収納室を照明するランプと、を備えたことを特徴とす
る商品収納庫。
（２）上記中柱のスリットは、彩色透光性のカバー
を有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項記載の商品収納庫。