JPS604446Y2

JPS604446Y2 - 販売台

Info

Publication number: JPS604446Y2
Application number: JP8132780U
Authority: JP
Inventors: 信秀松田
Original assignee: 凸版印刷株式会社
Priority date: 1980-06-10
Filing date: 1980-06-10
Publication date: 1985-02-07
Also published as: JPS575067U

Description

【考案の詳細な説明】（Ｉ）考案の目的（１）産業上の利用分野本考案は段ボール等を材料とする受皿部と台座部との２
部品で構成される簡易な組立式の販売台に関するもので
、特に投げ込み式の販売台としても、商品を整然と載置
していく。

（１１）従来技術受皿と台座とで構成される販売台は受皿を比較的浅くし
て商品を整然と載置していくもの、受皿を比較的深くし
て商品を無造作に投げ込み積み上げるものなどがありま
すが、本考案が目的とする販売台はそのどちらをも十分
に満足させ得る販売台であります。

０１１）考案が解決するための問題点しかしながら通常用いられる受皿の形状は立方体状のも
のが多く、この形態では載置式のものでは良知であって
も投げ込み式のものにおいては、商品落下の恐れからあ
る程度以上は高く積み上げられず、また下方の見えない
部分にまで多数の商品を入れなければならないわりには
量感のとぼしいものとなっていました。

また、投げ込み式のものの内には受皿を角錐、角筒状と
したものもありますが、これでは、側板が傾斜している
わけですから最も一般的な立方体状商品を整然と載置し
ていくことは不可能でした。

そこで本考案は受皿を各側板の頂角が直角である三角錐
状として投げ込み式で使用する場合は、下方の見えなく
なる範囲を極短に小さくしたため、少ない商品で量感の
ある陳列ができ、また載置式として使用する場合は商品
が傾斜した状態で順次整然と積み上げることができます
。

（ＩＩ）考案の構成（１）問題点を解決するための具体的手段本考案販売台
は受皿部を各側板の頂角が９０度である三角錐トレー状
とし、台座部を中空の角柱、角錐状とすると共に、上部
には受皿部の中間部周縁と一致する形状をした載置部を
設け、内部には受皿部の先端部周縁と一致する形状の係
止穴を有する内台部を固着し、この載置部と内台部とで
受皿部を確実、安定した状態で保持します。

（１１）実施例以下本考案を図面に従い詳細に説明していきます。

本考案は第１図に示す如く受皿部Ｃと台座部Ａとから戒
り、受皿部Ｃは正方形板状部材を２本の折線ｇ、ｈで
四等分し、かつ、該折線ｇの交点より下方部分上に切線
８を設け、逆り字状に連なる３枚の正方形状側板構成部
材と、前記切線８の右側に位置する接合板とを設け、該
接合板を、前記切線８を介して左側に位置する側板構成
部材の下面に重ね合わせて三角錐トレー状としたもので
あります。

ここで、受皿部Ｃの側板構成部材は上記実施例のみに因
れるものではなく、組立て成形された状態で頂角となる
一角部が９０度であることのみを要件とし、他の部分の
形状は適宜決定すれば良いものであります。

次に前記台座部Ａは３枚の長方形状側板１゜２、及び３
と糊代片４が折線ａ、ｂｙｃを介して順次連設、貼
着されて戊る三角柱状であり上部に前記受皿部Ｃの中間
部周縁に一致する直線状の載置部を有し、内部に三角形
状で周囲に折線ｄ。

ｅ、ｆを介して糊代片６．６’、６’が連設し、さ
らに、中央部に前記受皿部Ｃの先端部周縁と一致する三
角形状の係止孔７を有する内含部が前記糊代片６．６’
、６″を介して貼着して戒ります。

そして前記受皿部Ｃを前記台座部Ａ内に差し込み、該受
皿部Ｃの中間部を載置部で、先端部を内含部Ｂの係止穴
７でそれぞれ保持して威ります。

この際、受皿部の先端部周縁に細長い棒状のストッパー
Ｄを取り付けておけば、該ストッパーＤが係止穴７内に
入り込み強固にロックされます。

ここで、台座部の形状も上記実施例のみに囚われること
はなく、任意の多角柱、多角錐状であれば良いのですが
、それぞれ上部の載置部及び内含部の形状を考慮する必
要があります。

−例として六角柱としたものを以上述べますと、側板１
２〜１７、及び糊代片１８が折線に〜Ｐを介して連設、
貼着して六角柱状と威し、上部の載置部を前記折線に〜
Ｐ上を屈曲点とするジグザグ状とし、内部の内含部を中
央部に三角形状の係止穴１１を有する六角形状とし、対
向する２辺に折線ｉ、ｊを介して設けた糊代片９，９′
により貼着して形威します。

（ＩＩ）効果本考案は上述の如く、受皿部と台座部との組み合わせに
より簡単かつ安定した状態で組み立てることができるば
かりか、受皿部を各側板の頂角が９０度である三角錐ト
レー状としたことで直方体、立方体の商品を傾むいた状
態で順次整然と積み重ねていくことができますし、また
任意形状の商品を無造作に投げ込む形態として使用した
場合も、下方に位置する消費者からは目視できない部分
が狭くなるため、少ない商品でも表面上はたいへんポル
ニームのある商品陳列効果を演出することができる販売
台であります。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示し、第１図は完成した状態を
示す斜視図、第２Ａ図は台座部の展開図、第２Ｂ図は内
含部の展開図、第２Ｃ図は受皿部の展開図であり、第３
Ａ図、第３Ｂ図、第３Ｃ図、第４図は他の実施例を示し
、第３Ａ図は台座部、第３Ｂ図は内含部の展開図、第３
Ｃ図は受皿部の組立た状態を示す図、第４図は完成状態
を示す斜視図である。１〜３，１２〜１７・・・・・・側板、４，１８・・・
・・・糊代片、５，１０・・・・・・内含、６．６’、
６″・・・・・・糊代片、７，１１・・・・・・係止穴
、８・・・・・・切線、ａ ” ｐ・・・折線。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】１各側板の頂角が９０度である三角錐トレー状受皿部
を、中空の角錐台、角柱等から威り、上部に前記受皿部
の中間部周縁と一致する形状の載置部を設け、また、内
部に前記受皿部の先端部周縁と一致する形状の係止穴を
有する内台部を固着した台座部の前記載置部、及び内台
部で保持して成る販売台。２台座部が三角柱又は三角錐であり、載置部が直線状
であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
記載の販売台。３台座部が六角柱、又は六角錐であり１．載置部が側
板の各折目上に屈曲点が位置するジグザグ状であること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の販売
台。