JPS6044338B2 - 塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6044338B2 JPS6044338B2 JP15953776A JP15953776A JPS6044338B2 JP S6044338 B2 JPS6044338 B2 JP S6044338B2 JP 15953776 A JP15953776 A JP 15953776A JP 15953776 A JP15953776 A JP 15953776A JP S6044338 B2 JPS6044338 B2 JP S6044338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- chloride resin
- resin composition
- phr
- moldability
- Prior art date
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- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は塩化ビニル樹脂（以下塩ビと略す）組成物に
関するもので、成形性の向上を目的とするものである。
関するもので、成形性の向上を目的とするものである。
塩ビ組成物の強度に影響を与える因子は種々様々であり
、成形性が良くかつ諸特性（機械的性質も含めて）のよ
い組成物を得ることは困難であつた。しかし、本発明者
らは、これらの関連を系統的に調べ成形性に影響を与え
る要因を解明しこの発明に到達した。要約すれば、この
発明は、硬質塩ビ組成物に、３〜１５ＰＨＲの微細重質
炭酸カルシウムおよび０．３〜３ＰＨＲの酸化マグネシ
ウムを配合して塩ビ組成物の成形性を向上するものであ
る。
、成形性が良くかつ諸特性（機械的性質も含めて）のよ
い組成物を得ることは困難であつた。しかし、本発明者
らは、これらの関連を系統的に調べ成形性に影響を与え
る要因を解明しこの発明に到達した。要約すれば、この
発明は、硬質塩ビ組成物に、３〜１５ＰＨＲの微細重質
炭酸カルシウムおよび０．３〜３ＰＨＲの酸化マグネシ
ウムを配合して塩ビ組成物の成形性を向上するものであ
る。
つぎに、この発明を詳しく説明する。
塩ビ組成物は、塩ビに充填剤、安定剤、滑剤等の添加剤
を添加して構成されているが、発明者らは、これらの添
加剤のうち、充填剤および安定剤が成形性（非粘着性）
大きく関与することを発見した。
を添加して構成されているが、発明者らは、これらの添
加剤のうち、充填剤および安定剤が成形性（非粘着性）
大きく関与することを発見した。
そして、これらについて詳細に検討を加えた結果、硬質
塩ビに、３〜ル書■の微細重質炭酸カルシウムおよび０
．３〜３ＰＨＲの酸化マグネシウムを配合すると成形性
が著しく向上することを見出した。微細重質炭酸カルシ
ウムが前記範囲を下限において外れると原料の分解温度
が低くなり成形性（非粘着性）の向上が充分上がらない
。
塩ビに、３〜ル書■の微細重質炭酸カルシウムおよび０
．３〜３ＰＨＲの酸化マグネシウムを配合すると成形性
が著しく向上することを見出した。微細重質炭酸カルシ
ウムが前記範囲を下限において外れると原料の分解温度
が低くなり成形性（非粘着性）の向上が充分上がらない
。
また、前・記範囲を上限において外れると成形トルクの
増大および耐衝撃性の低下などが起り好ましくない。酸
化マグネシウムが前記範囲を下限において外れると耐候
性向上効果が少なく、上限において外れるとコストの増
加および成形性の低下が起り好ましくない。なお、この
発明における眼科の混練手段、成形方法（押出成形等）
は常法による。
増大および耐衝撃性の低下などが起り好ましくない。酸
化マグネシウムが前記範囲を下限において外れると耐候
性向上効果が少なく、上限において外れるとコストの増
加および成形性の低下が起り好ましくない。なお、この
発明における眼科の混練手段、成形方法（押出成形等）
は常法による。
また、組成物の製造ないし成形における条件は常法通り
でよい。以上のように、この発明の塩ビ組成物は、硬質
塩ピ組成物に、３〜１５ＰＨＲの微細重質炭酸カルシウ
ムおよび０．３〜３ＰＨＲの酸化マグネシウムを配合す
るため、成形性を著しく向上することができる。
でよい。以上のように、この発明の塩ビ組成物は、硬質
塩ピ組成物に、３〜１５ＰＨＲの微細重質炭酸カルシウ
ムおよび０．３〜３ＰＨＲの酸化マグネシウムを配合す
るため、成形性を著しく向上することができる。
つぎに、実施例および比較例について説明する。
すなわち、以下の表の配合により、常法に従つて硬質塩
ビ組成物を得た。
ビ組成物を得た。
Claims (1)
- １ 硬質塩化ビニル樹脂組成物に、３〜１５ＰＨＲの微
細重質炭酸カルシウムおよび０．３〜３．０ＰＨＲの酸
化マグネシウムを配合することを特徴とする塩化ビニル
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15953776A JPS6044338B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15953776A JPS6044338B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5382850A JPS5382850A (en) | 1978-07-21 |
| JPS6044338B2 true JPS6044338B2 (ja) | 1985-10-03 |
Family
ID=15695923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15953776A Expired JPS6044338B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044338B2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-29 JP JP15953776A patent/JPS6044338B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5382850A (en) | 1978-07-21 |
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