JPS6044176A - 金属の加工装置 - Google Patents
金属の加工装置Info
- Publication number
- JPS6044176A JPS6044176A JP15348183A JP15348183A JPS6044176A JP S6044176 A JPS6044176 A JP S6044176A JP 15348183 A JP15348183 A JP 15348183A JP 15348183 A JP15348183 A JP 15348183A JP S6044176 A JPS6044176 A JP S6044176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- electrode
- slider
- welded
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/013—Arc cutting, gouging, scarfing or desurfacing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発EAは、金属の加工装置に関するもので、更に詳し
くは金属部材に部分的に溶着された金属板を溶着部の周
囲で溶断して金属部材から取り外すだめの装置に関する
。
くは金属部材に部分的に溶着された金属板を溶着部の周
囲で溶断して金属部材から取り外すだめの装置に関する
。
従来例の構成とその問題点
鉄道車輛、大型特殊自動車等の外板は厚さ1.6〜3喘
程度のものが主に使用され、フレーム部との間に多数の
溶接部を有しているが、これは外板で溶接しようとする
部分に6〜1oI+1I11位の穴をあけ、これとフレ
ーム部との間を主として炭酸ガス溶接法によシ溶着され
ている。車輛、特殊自動車等の外板修理時には、これら
多数の溶着部を全て取り外す必要がある。
程度のものが主に使用され、フレーム部との間に多数の
溶接部を有しているが、これは外板で溶接しようとする
部分に6〜1oI+1I11位の穴をあけ、これとフレ
ーム部との間を主として炭酸ガス溶接法によシ溶着され
ている。車輛、特殊自動車等の外板修理時には、これら
多数の溶着部を全て取り外す必要がある。
この取り外し方法としては、中空の炭素電極棒を前記溶
着部の周囲と対向させてほぼ垂直に押し当て、両者間に
電圧を印加して前記電極棒を引き上げ、これと溶着部と
の間にアークを発生させ、前記溶着部の周囲を溶融し、
しかる後、前記電極棒を前記溶融部におしつけるように
移動させ、同時に電極棒の中空部を通路として、前記溶
着部の周囲の溶融金属を吸引除去し、溶着部の周囲を溶
断する方法が提案されている。
着部の周囲と対向させてほぼ垂直に押し当て、両者間に
電圧を印加して前記電極棒を引き上げ、これと溶着部と
の間にアークを発生させ、前記溶着部の周囲を溶融し、
しかる後、前記電極棒を前記溶融部におしつけるように
移動させ、同時に電極棒の中空部を通路として、前記溶
着部の周囲の溶融金属を吸引除去し、溶着部の周囲を溶
断する方法が提案されている。
この方法によれば、溶着部は周囲の外板から極く短時間
に切り離され、溶融金属は吸引により除去されるので、
周囲に飛散し、火災の心配や、作業環境を損うこともな
い。しかし、この方法では、後述のように溶着部の周囲
のみを溶断するため、溶着部はそのまオフレームに残っ
てしまう。この残部は後処理としてグラインダー等で削
り落とすことになるが、外板の板厚が薄い場合は手間は
たいしてかからないが、板厚が厚くなるにつれて時間が
多くかかる。又、作業終了時、溶断部にはまりこんだ、
電極棒を外す時、電極棒の折れ、欠は等の原因にもなり
、この現象は板が厚くなる程顕著にあられれる。
に切り離され、溶融金属は吸引により除去されるので、
周囲に飛散し、火災の心配や、作業環境を損うこともな
い。しかし、この方法では、後述のように溶着部の周囲
のみを溶断するため、溶着部はそのまオフレームに残っ
てしまう。この残部は後処理としてグラインダー等で削
り落とすことになるが、外板の板厚が薄い場合は手間は
たいしてかからないが、板厚が厚くなるにつれて時間が
多くかかる。又、作業終了時、溶断部にはまりこんだ、
電極棒を外す時、電極棒の折れ、欠は等の原因にもなり
、この現象は板が厚くなる程顕著にあられれる。
発明の目的
本発明は前記問題点を解消し、作業者の多くの手間を要
さず、極く短時間に溶接部から取り外せる装置を提供す
ることを目的とする。
さず、極く短時間に溶接部から取り外せる装置を提供す
ることを目的とする。
発明の構成
本発明の金属の加工装置は、先端に中空の電極保持機構
と、前記ロッドを前方へ付勢する弾性体と、弾性体によ
り前方へ定位置まで付勢されている前後動自在なスライ
ダーと、このスライダーを後退させる機構と、前記ロッ
ドを前記スライダーに係合させるロッド拘束機構と、前
記ロッドの中φ部に吸引力を発生させる吸引装置と、前
記電極棒の基準位置を決めるガイドと、前記ロッドを介
して電極棒へ電流を通じる導電体とを備え、前記ガイド
により定められた電極棒の基準位置において前記ロッド
拘束機構を動作させてスライダーを後退させるとともに
、スライダー前進時には、前記電極棒の基準位置で一定
時間経過後に前記ロッド拘束機構を解除して前記ロッド
をさらに前進させるように構成したものである。
と、前記ロッドを前方へ付勢する弾性体と、弾性体によ
り前方へ定位置まで付勢されている前後動自在なスライ
ダーと、このスライダーを後退させる機構と、前記ロッ
ドを前記スライダーに係合させるロッド拘束機構と、前
記ロッドの中φ部に吸引力を発生させる吸引装置と、前
記電極棒の基準位置を決めるガイドと、前記ロッドを介
して電極棒へ電流を通じる導電体とを備え、前記ガイド
により定められた電極棒の基準位置において前記ロッド
拘束機構を動作させてスライダーを後退させるとともに
、スライダー前進時には、前記電極棒の基準位置で一定
時間経過後に前記ロッド拘束機構を解除して前記ロッド
をさらに前進させるように構成したものである。
本発明によれば、外板はアーク熱によりフレームへの溶
着部の周囲が溶融され、その溶融金属は吸引ノズルを兼
ねる電極棒を通じて速やかに吸引除去され、また吸引中
電極棒が外板表面、すなわち前記ガイドに定められる基
準位置で一旦停止し、前記溶着部の中心部まで十分溶融
され、かつ吸引除去されるので、前記溶着部の残部が殆
んどなくなり、極めて短時間に理想的な取シはずし作業
ができる。
着部の周囲が溶融され、その溶融金属は吸引ノズルを兼
ねる電極棒を通じて速やかに吸引除去され、また吸引中
電極棒が外板表面、すなわち前記ガイドに定められる基
準位置で一旦停止し、前記溶着部の中心部まで十分溶融
され、かつ吸引除去されるので、前記溶着部の残部が殆
んどなくなり、極めて短時間に理想的な取シはずし作業
ができる。
実施例の説明
第1図は本発明の装置による加工時のブロック図を示す
。1は部分2によってフレーム3に溶接された外板であ
る。4は外板1をフレーム3から溶断するだめのトーチ
である。トーチ4は先端に中空の炭素電極棒5を保持す
るとともに、電極棒5に電流を通じる導電ケーブル6を
有し、導電ケーブル6は電源装置7の正極に接続されて
いる。
。1は部分2によってフレーム3に溶接された外板であ
る。4は外板1をフレーム3から溶断するだめのトーチ
である。トーチ4は先端に中空の炭素電極棒5を保持す
るとともに、電極棒5に電流を通じる導電ケーブル6を
有し、導電ケーブル6は電源装置7の正極に接続されて
いる。
トーチ4は更に制御装置8に接続され、制御装置にはニ
アコンプレッサー9が接続されている。トーチ4は吸引
装置によって吸引除去された溶融金属をp過集塵するだ
めの集塵箱10と連結されている。
アコンプレッサー9が接続されている。トーチ4は吸引
装置によって吸引除去された溶融金属をp過集塵するだ
めの集塵箱10と連結されている。
第2図はトーチの実施例を示す。11は絶縁性合成樹脂
製のケースで略T字状をなし、下方に突出する部分12
は把手部となっている。13は先端に中空の炭素電極棒
5を保持する電極棒保持部14を設けた中空導電性部材
からなる可動ロッドであり、電極棒保持部14の先端に
は電極棒保持片16を係合させている。16.17は可
動ロッド13を軸支するブツシュであり、ブツシュ16
はケース11の前部の筒部に固定したフランジ管18の
先端に取りつけられ、ブラン−17はケースの後部に固
定されたシリンダーケース19に取りつけられている。
製のケースで略T字状をなし、下方に突出する部分12
は把手部となっている。13は先端に中空の炭素電極棒
5を保持する電極棒保持部14を設けた中空導電性部材
からなる可動ロッドであり、電極棒保持部14の先端に
は電極棒保持片16を係合させている。16.17は可
動ロッド13を軸支するブツシュであり、ブツシュ16
はケース11の前部の筒部に固定したフランジ管18の
先端に取りつけられ、ブラン−17はケースの後部に固
定されたシリンダーケース19に取りつけられている。
20は電極棒の基準位置を決めるためのガイドで、ガイ
ド管21に支持されている。ガイド管21は、ケース1
1の筒部外周に設けた保護管22上に回動自在に装着さ
れ、かつねじ23により固定されている。
ド管21に支持されている。ガイド管21は、ケース1
1の筒部外周に設けた保護管22上に回動自在に装着さ
れ、かつねじ23により固定されている。
シリンダーケース19は高導電性の金属で構成され、前
部に設けたシリンダー室24の開口部を閉塞するように
、高導電性金属からなるフランジ管18のフランジ部と
ねじ25.26により結合されている。27はシリンダ
ー室24内に前後動自在に装着されたスライダーで、可
動ロッド13に対して摺動自在となっており、ばね28
によって前端が調節ねじ29の端面に轟たるまで前方へ
付勢されている。
部に設けたシリンダー室24の開口部を閉塞するように
、高導電性金属からなるフランジ管18のフランジ部と
ねじ25.26により結合されている。27はシリンダ
ー室24内に前後動自在に装着されたスライダーで、可
動ロッド13に対して摺動自在となっており、ばね28
によって前端が調節ねじ29の端面に轟たるまで前方へ
付勢されている。
スライダー27の下部には、可動ロッド13の摺動部に
開口するシリンダー室30を有し、ここには先端に摩擦
体31を設けたピストン32を装着している。33はピ
ストン32を支持するブツシュである。スライダ−27
は、ピストン32が前進するとその先端の摩擦体31が
可動ロッド13を圧接して可動ロッドを拘束し、スライ
ダー27と可動ロッド13は一体に結合される。
開口するシリンダー室30を有し、ここには先端に摩擦
体31を設けたピストン32を装着している。33はピ
ストン32を支持するブツシュである。スライダ−27
は、ピストン32が前進するとその先端の摩擦体31が
可動ロッド13を圧接して可動ロッドを拘束し、スライ
ダー27と可動ロッド13は一体に結合される。
可動ロッド13はその先端側にストッパー34をねじ3
5によシ固定しており、このストッパー34とフランジ
管18の後部との間にはばね36を装着している。従っ
て可動ロッド13はストッパー34がブツシュ16の後
端に当たるまで前方へ押しつけられている。才だ、フラ
ンジ管18にはねじ36と対応する部分に切欠き37を
設けておシ、ねじ35はこの切欠き37の範囲で移動可
能であり、従って可動ロッド13もこの範囲内で回転す
ることなく前後に動くことができる。
5によシ固定しており、このストッパー34とフランジ
管18の後部との間にはばね36を装着している。従っ
て可動ロッド13はストッパー34がブツシュ16の後
端に当たるまで前方へ押しつけられている。才だ、フラ
ンジ管18にはねじ36と対応する部分に切欠き37を
設けておシ、ねじ35はこの切欠き37の範囲で移動可
能であり、従って可動ロッド13もこの範囲内で回転す
ることなく前後に動くことができる。
38は排気路39を可動ロッド13の中空部と連通ずる
ように、シリンダーケース19の後部に取りつけた吸引
装置で、シリンダーケースとの間に設けた気室4oから
排気路39内に開口させた複数のオリフィス41を有す
る。
ように、シリンダーケース19の後部に取りつけた吸引
装置で、シリンダーケースとの間に設けた気室4oから
排気路39内に開口させた複数のオリフィス41を有す
る。
茫乎12内に収められた導電ケーブル6、圧搾空気を導
くガス導管42,43.44はいずれもシリンダ5−ケ
ース19に結合されている。そして、導電ケーブル6に
供給される電流は、シリンダーケース19、フランジ管
18、管18にねじ45により取りつけた板ばね46、
可動ロッド13、電極棒保持部14を通じて電極棒6へ
供給される。
くガス導管42,43.44はいずれもシリンダ5−ケ
ース19に結合されている。そして、導電ケーブル6に
供給される電流は、シリンダーケース19、フランジ管
18、管18にねじ45により取りつけた板ばね46、
可動ロッド13、電極棒保持部14を通じて電極棒6へ
供給される。
才だガス導管42に供給される圧搾空気は気室40゜オ
リフィス41を通じて排気路39にその排気側へ噴射さ
れて、可動ロッド13の中空部に負圧を発生させる。ガ
ス導管43に供給される圧搾空気は、スライダー27の
シリンダー室3oへ供給されてピストン32を前進させ
る。さらにガス導管44に供給される圧搾空気は、シリ
ンダー室24におけるスライダー27の前部側の収雪4
7へ供給されてスライダー27を後退させる。48は制
御装置8を操作する起動スイッチである。
リフィス41を通じて排気路39にその排気側へ噴射さ
れて、可動ロッド13の中空部に負圧を発生させる。ガ
ス導管43に供給される圧搾空気は、スライダー27の
シリンダー室3oへ供給されてピストン32を前進させ
る。さらにガス導管44に供給される圧搾空気は、シリ
ンダー室24におけるスライダー27の前部側の収雪4
7へ供給されてスライダー27を後退させる。48は制
御装置8を操作する起動スイッチである。
次に、このトーチの動作を第3図を参照して説明する。
まず、電極棒5をガイド片20よシ突き出した状態にし
ておき、電極棒の先端を金属の加工部分に接触させ、更
にガイド20の先端が金属板1に当たるまでトーチを押
しつける(第3図a)。次に起動スイッチ48を押すと
、導管43からシリンダー室30へ高圧の圧搾空気が供
給され、ピストン32が前進して摩擦板31を可動ロッ
ド13に押しつけ、スライダー27と可動ロッド13と
は一体となる。同時に電源装置7かオンとなシ、電流は
ケーブル6、シリンダケース19、板ばね46、可動ロ
ッド13、電極棒保持部14を2介して電極、棒5に導
かれ、溶着部2全通して導通状態となる。
ておき、電極棒の先端を金属の加工部分に接触させ、更
にガイド20の先端が金属板1に当たるまでトーチを押
しつける(第3図a)。次に起動スイッチ48を押すと
、導管43からシリンダー室30へ高圧の圧搾空気が供
給され、ピストン32が前進して摩擦板31を可動ロッ
ド13に押しつけ、スライダー27と可動ロッド13と
は一体となる。同時に電源装置7かオンとなシ、電流は
ケーブル6、シリンダケース19、板ばね46、可動ロ
ッド13、電極棒保持部14を2介して電極、棒5に導
かれ、溶着部2全通して導通状態となる。
次に導管44から気室47に圧搾空気を導入すると、ス
ライダー27は後方に定位置まで引き土けられる。この
時電極棒5は可動ロッド13を介してスライダー27と
一体になっているので、スライダーの後方への移動と共
に引き上げられ、前記溶着部との間に隙間ができるので
、ここにアークが発生する(第3図b)。この状態で一
定時間アークを持続させ、前記溶着部を十分溶融させた
後、気室47に導かれスライダー27を後方に移動させ
ている高圧の空気を急速に開放すると、スライダー27
はばね28の付勢力により前方へ移動し、電極棒と溶着
部との間の隙間を縮める(第3図C)。同時に導管42
によりシリンダー室40に高圧の空気を導き、オリフィ
ス41より吸引装置38の排気路39へ高速で噴射する
と、吸−引装置の前部側には負圧が生じ、この負圧は前
記可動ロッド13の内面を通し電極棒5の内面にも負圧
を生じるので、吸引力を発生する。即ち、電極棒は前記
溶融金属を吸引しながら溶融金属側へ移動し、前記ガイ
ド20の先端、すなわち金属板1の表面で一端停止する
(第3図d)。この時、スライダー27はねじ29に突
き当たっているが、ストッパー34はブツシュ16に当
たっていない。
ライダー27は後方に定位置まで引き土けられる。この
時電極棒5は可動ロッド13を介してスライダー27と
一体になっているので、スライダーの後方への移動と共
に引き上げられ、前記溶着部との間に隙間ができるので
、ここにアークが発生する(第3図b)。この状態で一
定時間アークを持続させ、前記溶着部を十分溶融させた
後、気室47に導かれスライダー27を後方に移動させ
ている高圧の空気を急速に開放すると、スライダー27
はばね28の付勢力により前方へ移動し、電極棒と溶着
部との間の隙間を縮める(第3図C)。同時に導管42
によりシリンダー室40に高圧の空気を導き、オリフィ
ス41より吸引装置38の排気路39へ高速で噴射する
と、吸−引装置の前部側には負圧が生じ、この負圧は前
記可動ロッド13の内面を通し電極棒5の内面にも負圧
を生じるので、吸引力を発生する。即ち、電極棒は前記
溶融金属を吸引しながら溶融金属側へ移動し、前記ガイ
ド20の先端、すなわち金属板1の表面で一端停止する
(第3図d)。この時、スライダー27はねじ29に突
き当たっているが、ストッパー34はブツシュ16に当
たっていない。
なおこの時、電極棒と金属板との間は前記吸引力により
溶融金属が除去されたため、新に隙間が生じている。こ
のため前記アークは継続中であり、更に金属板を溶融さ
せる。
溶融金属が除去されたため、新に隙間が生じている。こ
のため前記アークは継続中であり、更に金属板を溶融さ
せる。
次に、シリンダー室30に導かれた高圧空気を解放する
と、ピストン32の可動ロッド13に対する押圧力が解
除され、スライダー27と前記可動ロッド13との間の
拘束が解かれる。すると可動ロッド13はばね36の付
勢力により更に前進し、電極棒6は新に生じた溶融金属
を吸引除去しつつ、前記フレーム3に当たったところで
停止する(第3図e)。同時に前記吸引力及び通電を解
除し作業を停止する。
と、ピストン32の可動ロッド13に対する押圧力が解
除され、スライダー27と前記可動ロッド13との間の
拘束が解かれる。すると可動ロッド13はばね36の付
勢力により更に前進し、電極棒6は新に生じた溶融金属
を吸引除去しつつ、前記フレーム3に当たったところで
停止する(第3図e)。同時に前記吸引力及び通電を解
除し作業を停止する。
これら一連の動作は制御装置8により制御される。たと
えば、第3図b−dに至る工程は1.6秒、dでの保持
時間は0.3〜0.4秒で、全工程は2.4秒で終了す
る。
えば、第3図b−dに至る工程は1.6秒、dでの保持
時間は0.3〜0.4秒で、全工程は2.4秒で終了す
る。
第4図は従来例による溶断工程を示すもので、アーク発
生後電極棒5が前進するとき、金属板10表面相当位置
で電極棒の前進を一旦停止させる機構かないため、溶着
部が十分溶融除去されないうちに電極棒がいっばいに前
進してし捷う。このため、溶着部2の残部が多く、また
前記一連の作業終了後、電極棒5を金属板から引き上げ
る過程において、電極棒5が離れ難く、欠けや折れの原
因になっている。この現象は板が厚い程顕著にあられれ
る。一方、本発明によれば、電極棒は金属板1の表面相
当位置で一旦停止し、前記残部となるべき部分を十分溶
融除去するため、殆んどこれが残らない。従って電極棒
の欠けや折れの心配もなく理想的にはがし作業ができる
。
生後電極棒5が前進するとき、金属板10表面相当位置
で電極棒の前進を一旦停止させる機構かないため、溶着
部が十分溶融除去されないうちに電極棒がいっばいに前
進してし捷う。このため、溶着部2の残部が多く、また
前記一連の作業終了後、電極棒5を金属板から引き上げ
る過程において、電極棒5が離れ難く、欠けや折れの原
因になっている。この現象は板が厚い程顕著にあられれ
る。一方、本発明によれば、電極棒は金属板1の表面相
当位置で一旦停止し、前記残部となるべき部分を十分溶
融除去するため、殆んどこれが残らない。従って電極棒
の欠けや折れの心配もなく理想的にはがし作業ができる
。
発明の効果
本発明によれば、部分的に溶着された金属板略取り外す
に際し、次のような効果が得られる。
に際し、次のような効果が得られる。
(1)火花の発散がないので、作業環境を損わず、火災
の心配がない。
の心配がない。
(2)熟練を要さず、極めて短時間に作業ができる。
(3)はがし後の残り部が少なく、後処理に時間を要さ
ない。
ない。
第1図は本発明の装置のブロック図、第2図はそのトー
チの実施例を示す縦断面図、第3図はその作業工程を示
す図、第4図は従来の作業工程を示す図である。 1・・・・外板、2・・・溶着部、3・・・・−フレー
ム、4・・・・トーチ、5・−・・電極棒、6・・・−
導電ケーブル、7・−・電源装置、8・・−制御装置、
9・−>−xアーコンプレッサー、1o・・・集塵L1
1・・−・・ケース、13・・・可動ロッド、14・・
・−電極棒保持部、16.17・・−・ブツシュ、18
・・・・フランジ管、19・−シリンダーケース、20
・−ガイド、27・・・・スライダー、28.36・−
・・ばね、29・・・調節ねじ、31・・摩擦体、32
・・・ピストン、34・・−ストッパー、38・−・−
吸引装置、42.43.44・・・・・・ガス導管、4
8・・−・起動スイッチ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏男 ほか1名累3図 (a) (b)’ (c) 3 1α′ノ (e)
チの実施例を示す縦断面図、第3図はその作業工程を示
す図、第4図は従来の作業工程を示す図である。 1・・・・外板、2・・・溶着部、3・・・・−フレー
ム、4・・・・トーチ、5・−・・電極棒、6・・・−
導電ケーブル、7・−・電源装置、8・・−制御装置、
9・−>−xアーコンプレッサー、1o・・・集塵L1
1・・−・・ケース、13・・・可動ロッド、14・・
・−電極棒保持部、16.17・・−・ブツシュ、18
・・・・フランジ管、19・−シリンダーケース、20
・−ガイド、27・・・・スライダー、28.36・−
・・ばね、29・・・調節ねじ、31・・摩擦体、32
・・・ピストン、34・・−ストッパー、38・−・−
吸引装置、42.43.44・・・・・・ガス導管、4
8・・−・起動スイッチ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏男 ほか1名累3図 (a) (b)’ (c) 3 1α′ノ (e)
Claims (1)
- 先端に中空の電極棒を保持する電極棒保持部を設けた中
空の可動ロッドと、前記ロッドを前後動自在に保持する
ロッド保持機構と、前記ロッドを前方へ付勢する弾性体
と、弾性体により前方へ定位置まで付勢されている前後
動自在カスライダーと、このスライダーを後退させる機
構と、前記ロッドを前記スライダーに係合させるロッド
拘束機構と、前記ロッドの中空部に吸引力を発生させる
吸引装置と、前記電極棒の基準位置を定めるガイドと、
前記ロッドを介して電極棒に電流を通じる導電体とを備
え、前記ガイドにより定められた電極棒の基準位置にお
いて前記ロッド拘束機構を動作させてスライダーを後退
させるとともに、スライダー前進時には、前記電極棒の
基準位置で一定時間経過後に前記ロッド拘束装置を解除
して前記ロッドをさらに前進させるように構成した金属
の加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15348183A JPS6044176A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 金属の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15348183A JPS6044176A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 金属の加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6044176A true JPS6044176A (ja) | 1985-03-09 |
Family
ID=15563513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15348183A Pending JPS6044176A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 金属の加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044176A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016037393A1 (zh) * | 2014-09-10 | 2016-03-17 | 北京工业大学 | 中心负压电弧焊接装置及方法 |
CN105537723A (zh) * | 2016-01-12 | 2016-05-04 | 北京工业大学 | 双空心阴极摆动电弧焊接方法 |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP15348183A patent/JPS6044176A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016037393A1 (zh) * | 2014-09-10 | 2016-03-17 | 北京工业大学 | 中心负压电弧焊接装置及方法 |
CN105537723A (zh) * | 2016-01-12 | 2016-05-04 | 北京工业大学 | 双空心阴极摆动电弧焊接方法 |
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