JPS6044167A - 鋳ぐるみロ−ルの製造方法 - Google Patents
鋳ぐるみロ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS6044167A JPS6044167A JP15166083A JP15166083A JPS6044167A JP S6044167 A JPS6044167 A JP S6044167A JP 15166083 A JP15166083 A JP 15166083A JP 15166083 A JP15166083 A JP 15166083A JP S6044167 A JPS6044167 A JP S6044167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- cast iron
- cast
- gradually
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/16—Casting in, on, or around objects which form part of the product for making compound objects cast of two or more different metals, e.g. for making rolls for rolling mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、二重ロールの製造方法に関するもので、特に
高硬度のため押湯の切断が難かしい高クロム鋳鉄の押湯
を不要にすることで品質の優れた、かつ製造コストの安
価なロールを製造する方法に関するものである。
高硬度のため押湯の切断が難かしい高クロム鋳鉄の押湯
を不要にすることで品質の優れた、かつ製造コストの安
価なロールを製造する方法に関するものである。
鋳造法によって製造されるロールは、
（１）砂型や金型に耐摩耗性鋳鉄などを鋳込み、ロール
全体を耐摩耗材によって製造する一体型ロール、 （２）遠心鋳造法によって外層に耐摩耗材を鋳込み、つ
いで内層に鋳鉄を鋳込んで製造される二層遠心ロール、 （３）加工性のよい鋼糸のロール芯材の外層に耐摩耗材
を鋳込んで製造される鋳ぐるみロール、などがあるが、
いずれも健全な鋳造ロールを得るためには押湯が必要で
ある。しかし、耐摩耗鋳鉄は非常に加工性が悪く、押湯
切断にはかな）の工数が要求され、さらに、加工条件に
よっては、切断部分に割れが生じる場合がある。
全体を耐摩耗材によって製造する一体型ロール、 （２）遠心鋳造法によって外層に耐摩耗材を鋳込み、つ
いで内層に鋳鉄を鋳込んで製造される二層遠心ロール、 （３）加工性のよい鋼糸のロール芯材の外層に耐摩耗材
を鋳込んで製造される鋳ぐるみロール、などがあるが、
いずれも健全な鋳造ロールを得るためには押湯が必要で
ある。しかし、耐摩耗鋳鉄は非常に加工性が悪く、押湯
切断にはかな）の工数が要求され、さらに、加工条件に
よっては、切断部分に割れが生じる場合がある。
本発明は、以上の欠点を解消し、品質の優れた、かつ製
造コストの安価な鋳ぐるみロールの製造方法を提供する
ものでおる。
造コストの安価な鋳ぐるみロールの製造方法を提供する
ものでおる。
すなわち本発明は、銅系ロール芯部と同心円状に配した
外型に複数段に分離した高周波コイルを配置して、該ロ
ール芯部を加熱するとともに該ロール芯部と外型との間
隙に鋳込まれた高りＵム鋳鉄の溶湯温度を各段毎に制御
し、該溶湯を下部よシ徐々に凝固させて上部を最後に凝
固させることにより、押湯を不要にしたことを特徴とす
る鋳ぐるみロールの製造方法に関するものである。
外型に複数段に分離した高周波コイルを配置して、該ロ
ール芯部を加熱するとともに該ロール芯部と外型との間
隙に鋳込まれた高りＵム鋳鉄の溶湯温度を各段毎に制御
し、該溶湯を下部よシ徐々に凝固させて上部を最後に凝
固させることにより、押湯を不要にしたことを特徴とす
る鋳ぐるみロールの製造方法に関するものである。
本発明方法においては、ロール芯部と鋳込んだ高クロム
系鋳鉄との鋳着を完全にするため、及び凝固るるいは冷
却中の外層金属（高クロム鋳鉄）の割れや残留応力を小
さくするため、ロール芯部外表面を例えば５００℃以上
に加熱する。このロール芯部の加熱は、ロール外型に配
置された高周波コイルで行う。該高周波コイルは複数段
に分割し、外層金属が鋳込まれた後、高周波コイルの下
段よシミ力を徐々に小さくしてゆくことによシ、外層金
属は下部よシ徐々に凝固を開始し、最終的に最上部を凝
固させるよう制御する。これによシ、鋳造欠陥のない、
さらに押湯部の不要な鋳ぐる与ロールを製造することが
できるのである。
系鋳鉄との鋳着を完全にするため、及び凝固るるいは冷
却中の外層金属（高クロム鋳鉄）の割れや残留応力を小
さくするため、ロール芯部外表面を例えば５００℃以上
に加熱する。このロール芯部の加熱は、ロール外型に配
置された高周波コイルで行う。該高周波コイルは複数段
に分割し、外層金属が鋳込まれた後、高周波コイルの下
段よシミ力を徐々に小さくしてゆくことによシ、外層金
属は下部よシ徐々に凝固を開始し、最終的に最上部を凝
固させるよう制御する。これによシ、鋳造欠陥のない、
さらに押湯部の不要な鋳ぐる与ロールを製造することが
できるのである。
本発明方法は、石炭や原鉱石などを粉砕するミル用ロー
ルの製造に適用される。
ルの製造に適用される。
以下、図面を参照して本発明方法を更に詳細に説明する
。
。
第１図は本発明方法の一実施態様例を示す図である。
第１図において、外型１の中央部にロール芯部２ｆ！：
配し、その外側に必要とするロール形状の空間３を隔て
て、ロール形状の外周部に相当する位置に、上下に複数
段に分割姑れ耐熱材料で保護された高周波コイル４を外
型１に嵌合し、該ロール芯部２の外側に耐摩耗性鋳鉄を
銑込むための湯口５と、それに連なる湯道６を有し、さ
らにロール芯部２の上部には、溶融金属の流入を防ぐた
めに蓋７を配した。
配し、その外側に必要とするロール形状の空間３を隔て
て、ロール形状の外周部に相当する位置に、上下に複数
段に分割姑れ耐熱材料で保護された高周波コイル４を外
型１に嵌合し、該ロール芯部２の外側に耐摩耗性鋳鉄を
銑込むための湯口５と、それに連なる湯道６を有し、さ
らにロール芯部２の上部には、溶融金属の流入を防ぐた
めに蓋７を配した。
なお、外型１に嵌合した複数段の高周波コイル４は各段
とも独立して出力を制御できる構造になっている。
とも独立して出力を制御できる構造になっている。
鋳込み前に、外型１中央部に設置したロール芯部２を高
周波コイル４で加熱し、ロール芯部２が例えば９００〜
１０００℃の温度になったのち、高周波コイル４とロー
ル芯部２の間の空間に１５００℃以上で溶解した高クロ
ム鋳鉄を湯口５から鋳込む。鋳込みが終了したら、高周
波コイル４の下方から、徐々に出力を下けてゆき、鋳込
まれた高クロム鋳鉄を下方から徐々に凝固させてゆく。
周波コイル４で加熱し、ロール芯部２が例えば９００〜
１０００℃の温度になったのち、高周波コイル４とロー
ル芯部２の間の空間に１５００℃以上で溶解した高クロ
ム鋳鉄を湯口５から鋳込む。鋳込みが終了したら、高周
波コイル４の下方から、徐々に出力を下けてゆき、鋳込
まれた高クロム鋳鉄を下方から徐々に凝固させてゆく。
このとき、最上段の高周波コイルは、出力を低下させず
に作動させておき、′ロール高さの約歿まで凝固したと
きに、最上部の高周波コイルの出力を徐々に低下させて
ゆき、ロールの最上部を最後に凝固させる。なお、鋳込
み前のロール芯部２には還元性フラックスを吹付は又は
塗布しておけば、ロール芯部２の外表面、つまり溶湯と
接する面が清浄化され、ロール芯部２と鋳込金属との鋳
着性が良くなる。
に作動させておき、′ロール高さの約歿まで凝固したと
きに、最上部の高周波コイルの出力を徐々に低下させて
ゆき、ロールの最上部を最後に凝固させる。なお、鋳込
み前のロール芯部２には還元性フラックスを吹付は又は
塗布しておけば、ロール芯部２の外表面、つまり溶湯と
接する面が清浄化され、ロール芯部２と鋳込金属との鋳
着性が良くなる。
以上のように、本発明方法によれば、鋳込み後に高周波
コイル４を下方よシ徐々に出力？低下させてゆき、ロー
ル最上部を最後に凝固させるため、鋳造欠陥の発生を防
止できるとともに、鋳込金属とロール芯部２の鋳着性を
良くし、さらに、押湯部を省略できるといった効果を奏
し得る。
コイル４を下方よシ徐々に出力？低下させてゆき、ロー
ル最上部を最後に凝固させるため、鋳造欠陥の発生を防
止できるとともに、鋳込金属とロール芯部２の鋳着性を
良くし、さらに、押湯部を省略できるといった効果を奏
し得る。
また、従来は耐摩耗性材料の鋳物が高硬度であるために
、押湯の切断に多大の労力を要していたが、本発明方法
では押湯が不要であるため、押湯切断の工程を省略でき
、健全で、安価なロールが得られるという効果も奏し得
る。
、押湯の切断に多大の労力を要していたが、本発明方法
では押湯が不要であるため、押湯切断の工程を省略でき
、健全で、安価なロールが得られるという効果も奏し得
る。
第１図は本発明方法の一実施態様例を示す図である。
傷代理人 内 １） 明
復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 鋼糸ロール芯部と同心円状に配した外型に複数段に分離
した高周波コイルを配置して、・該ロール芯部？加熱す
るとともに該ロール芯部と外型との間隙に鋳込まれた高
クロム鋳鉄の溶湯温度を各段毎に制御し、該溶湯を下部
より徐々に凝固させて上部を最後に凝固させることによ
）、押湯を不要にしたこと？特徴とする鋳ぐるみロール
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15166083A JPS6044167A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 鋳ぐるみロ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15166083A JPS6044167A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 鋳ぐるみロ−ルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6044167A true JPS6044167A (ja) | 1985-03-09 |
Family
ID=15523428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15166083A Pending JPS6044167A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 鋳ぐるみロ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044167A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105436475A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-30 | 丹阳恒庆复合材料科技有限公司 | 一种改进型锻钢辊颈高铬铸铁复合轧辊制造工艺及设备 |
| CN105441937A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-30 | 丹阳恒庆复合材料科技有限公司 | 一种废旧轧辊熔铸包覆层修复工艺及设备 |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP15166083A patent/JPS6044167A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105436475A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-30 | 丹阳恒庆复合材料科技有限公司 | 一种改进型锻钢辊颈高铬铸铁复合轧辊制造工艺及设备 |
| CN105441937A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-30 | 丹阳恒庆复合材料科技有限公司 | 一种废旧轧辊熔铸包覆层修复工艺及设备 |
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