JPS6043980B2 - 人体用衛生処理液装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人体用衛生処理液装置に関する。

従来、健康保持、特に歯の衛生のための液処理装置が市
販されていて、入手可能である。かかる装置は一般に、
スプレーヘッドを有する把持片に可撓チューブて連結さ
れた液圧ポンプを収納するケーシング及びそのポンプに
液を供給するためにケーシング上にセットされたタンク
を有［２ている。パルスジェットの液を与えるこの型式
の装置は、歯の清掃と歯の間に詰まつた微物の追い出し
に効果的である他に歯ぐきをマッサージしてその血液の
循環を良くするのに効果的てある。又ある１組合せョ装
置においては、スプレーノズルを把持片内に内蔵した液
圧モーターで振動する歯ブラシで置き換えることができ
る。これらの型式では共に、タンクが適宜な弁によりポ
ンプ入口に着脱可能に連結され、タンクの供給水とは独
立にタンクからポンプに水を供給するようになつている
。又ある型式の装置では、裏返して水を受け容れ、連結
したポンプに供給水を与える着脱可能なりバーで以つて
タンクが形成されている。その他の型式の装置は、取手
を具備したタンクとタンクに枢着結合した蓋とを有し、
この蓋付きタンクはケーシングの横突起部に配置されて
最終的にケーシングの幾何学的形状が完成されるような
寸法形状になつている。このようなタンクの容量は水０
．５〜１リットルのものであり得るが、これは問題の口
腔治療には十分であつて子供でさえも容易に取扱えるも
のである。病気予防のために、並びに人口の９８％が虫
歯にかかり、４哨を超えた人々の９０％以上が毎日歯を
衛生的にする処置がなされているにもかかわらず歯の病
気にかかつているという事実から必要性が増々高まつて
いる歯患発生の阻止のために、歯磨き入りすすぎ液を使
用することが提案されてい−る。

長い間の研究と実験により、上記目的のためにはクロロ
ヘキシジン溶液が最も効果のある薬剤であることが判明
している。

又試験結果は、クロロヘキシジングルコネート０。２％
以下の薄い濃縮液”が実質的に歯患の成長を遅らせるこ
とができ、特に０．０２５％〜０．０５％の濃縮液が優
れた衛生効果を発揮することを示している。

口腔洗浄装置を使用して、歯の各部に対してクロロヘキ
シジンを散布すれば、歯患形成の阻止も促進される。更
に、クロロヘキシジンが存在するための起こる着色の影
響は、大量の低濃縮液を使用するならば著しく減じられ
ることが認められている。０．２％のクロロヘキシジン
溶液２０ミリリットルでは明白な色が出るが、０。

１％のクロロヘキシジン溶液７００ミリリットルでは中
性液ほどには色を出さないことが試験により示されてい
る。

従つて完全な口腔衛生を達成するためには前述の二種の
手段を交互に用いたらよかろう。即ち一方て既述の型式
の装置により歯を清掃してマッサージし、他方て歯磨き
液でそそぐようにすればよかろう。しかしこのような完
全な口腔衛生を達成するには、幾つもの時間のかかる操
作が要求される。普通急いでいる場合人々は、健康保持
特に口腔衛生のために比較的僅かの時間もかけないため
に、自分の健康と歯石予防とを損つている。事実、経験
によれば上記のような一連の操作の規則正しい実行を人
々に期待するのは非現実的であることが明らかにされて
いる。以上のような背景を考慮して、本発明の基本的な
目的は、まず十分な口歯治療とその予防が全体の処理を
簡単にする一方で処理時間を増加させすに可能になる、
上述の型式の装置に関し、全く新たな概念に立つた装置
を提供することにある。このために上記の型式の装置は
、タンク液に添加するための衛生用化粧用或いは治療用
の薬剤、特に歯磨き液の投与器を受容する手段を組み込
んたにとに特徴がある。一つの実施例においては、この
投与器受容手段がケーシングの上部に設けられた受容凹
所て以つて形成されいる。又他の実施例においては、タ
ンク或いは枢着結合の蓋と組み合わされた受容手段が採
用されており、従つてこの場合投与器は単独或いは蓋と
共に望むならば両者いずれの形態の着脱、取替えも可能
である。或いは、ケーシングのカバーを裏返してタンク
が提供されている場合に投与器受容凹所をそのカバー構
造体に形成するか、その投与器を裏返しになつてカバー
の上に配置される別個の蓋に設けるようにしてもよい。
本発明は溶液の代わりに固形の錠剤或いは丸剤が採用で
きるようにも企図されている。

このよう，な場合に投与器はケーシング或いはタンク蓋
に適当に配置されて、添加剤をタンク中に確実に導入す
るようにされる。更に他の実施例では、所定量の溶液の
投与を確保するために散布構造体に安全装置が組み込ま
れ、それにより人特に子供が余剰．量の溶液を投与でき
ないようになつている。又、他の実施例では入れ歯が清
掃できる。この場合投与器構造体は清掃溶液をタンクに
導入できるように配位させるのが都合がよい。望むなら
ば適宜な溶液がタンク内に導入された後清掃を容易・に
するために、適当な攪拌器を設けることができる。以下
本発明を、その実施例により図面を参照して詳細に説明
する。

第１図乃至第３Ｂ図に示す実施例において、装置は電動
機に連結している液圧ポンプを収納するケーシング１を
含んで成る。

ただし図では液圧ポンプ本体ではなくその外部制御ボタ
ン２及び３だけが示されている。ケーシング１の凹所１
１では杷持片（ハンドピース）４が垂直に保持され即ち
立てられ、その把持片４は可撓性連結管５により液圧ポ
ンプに連結されている。又把持片４の上にはスプレーヘ
ッド６から成る噴射頭が取り付けらｌれており、このス
プレーヘッドの幾つかの交換可能な予備６ａ，６ｂ，６
ｃが用意されてケーシング１に設けられた適宜な置場７
に直立並置されている。ケーシング１は、着脱可能なタ
ンク（貯蔵器）８を受承するようにした棚を規定する横
突起部を有している。

このタンクの一側面には細長い排水孔１２が、他面には
取手９が設けられている。具体的にはこの取手９はタン
クの上部に取り付けられ、容易にタンクを持ち運びする
ことができる。タンク８には蓋１０がヒンジで取り付け
られ、この蓋１０には取手９に隣接して上向き突起１０
ａから成る棚部が設けられている。この上向き突起１０
ａにより取手を握つた場合、親指で蓋１０を開けること
ができる。タンク８は、更にその下部に装置のポンプに
連結した公知タイプの弁を有している。ケーシング１に
乗るタンク８の本体は、ケーシング１の補完凹所にケー
シング上のタンクを正確な位置で以つてセットさせる突
起輪部を有している。タンクは、セットされたときにそ
の三側面がケーシングの対応する面と同一平面上にあり
、その対応面から延長しているような形状になつている
。又閉位置の蓋１０は、ケーシング１の上面と同一平面
上にある。従つてセットされたタンク８とケーシング１
とはコンパクトなユニットを形成する。タンク８に隣接
したケーシング上面には、中空凹所が形成されていて、
この凹所はタンク８の液に加えると有益で且つ都合のよ
い衛生薬剤、特に歯磨き液を容れた着脱可能な添加剤投
与器１４を受容するようになつている。

添加剤投与器１４の突出ノズル１５は、蓋１０を開いた
場合に、タンク中に薬剤を投与する傾めに指向した投入
開口を有している。今述べている実施例においては、投
与器が凹所１３に置かれた場合にケーシング１の上面に
ノズル１５が乗つかるようになつている。又ノズル１５
の寸法はタンクの着脱、取替の障害或いはタンクをケー
シングにセットした場合に蓋１０の開閉の障害とならな
いように定められている。これの変形例として、このノ
ズルの代りにケーシングの上部に組み込んだダクトを使
用することもできる。第４図及び第５図は歯を磨くこと
と液を吹き付けることの両方に使用できる第２実施例装
置を示している。

このような目的があるために、ケーシング２０は並列に
備えられた４つのスプレーヘッド２１と４つの歯ブラシ
２２を有している。断面四角形の凹所２３は、セットし
たタンクに近接し且つケーシングの上面に垂直に配設さ
れ、対応する投与器２４を受容するようになつている。
投与器２４の放出ノズル２６は、タンク２５の内部に向
けて傾めに指向している。投与器２４はカートリッジ或
いはフラスコ型式のものであり、これは上端にブッシュ
ボタン２７を設けたエアゾール投与器であつても良い。

第６図及び第７図は本発明に係る装置と組合わせて使用
するようにした一種のカートリッジ状の添加剤投与器の
休止位置と散布位置にある態様を夫々示している。圧力
下にある液即ち薬剤を混入した液化ガスを容れたカート
リッジ３０は、カートリッジの内部とその上位室３３と
を連通させる開口３２の下に固設されたプランジャー管
３１を有している。肩部３４ａを有する滑りロッド３４
は、上位室３３の上壁を貫通しており、その下端部は休
止位置で開口３２を通る軸方向の長溝３５を有している
。スプリング３６は休止位置においてロッド３４を保持
しており、その位置では第６図の矢印を示す如くカート
リッジ内の薬剤が長溝３５を通つて上位室３３の中に移
動する。ロッド３４の中空上端部には、肩部３４ａより
上の下部に移送口３７を有し、その頂端にはスプレーロ
３９を有する中空ボタン３８が冠せてある。スプリング
３６に抗したボタン３８の作動でロッド３４を下方に押
圧することにより、ロッド３４は開口３２を通つて侵入
する。

そしてこのロッド３４の無孔の中心部力幼−トリツジ内
から上位室３３への液の移動を阻止する。同時に上位室
３３に入つただけの量の薬剤が第７図の矢印に示す如く
移送口３７を通過し、スプレーロ３９から放出される。
第８図と第９図の休止位置と散布位置で夫々示されてい
る実施例において、カートリッジ４０は蛇腹状のブッシ
ュボタンを形成する変形可能な外室４２及びボール弁４
３を有するプランジャー管４１を具備している。

外室４４２にかかる圧力は導入口４５にボール４４を押
し付け、スプレーノズル４８に連通している放出口４７
からスプリングで付勢されたボール４６を離脱させる。
外室４２が圧力から解放されるや、弁は吸引効果により
ゆるみ（復帰し）、新たな一定量の液が次の散布作用の
ためにプランジャー管４１に充満する。第１０図と第１
１図は装置と投与器の他の実施例を示す。この実施例に
おいて、投与器はその上面が、組み合わされて使用され
たケーシング５０の上面及びタンク５３の蓋５２と同一
平面となる高さを有している。ブッシュボタン５４だけ
が上記平面レベルよりわずかに突き出しているが、同じ
平面上に設けることもできる。投与器５１は、閉じたタ
ンク蓋５２のレベルより下位にある吹付出口即ちノズル
５８を有している。散布器受容凹所５６を規定するケー
シングの壁５５は、ノズル５８を受承する上部ノッチ（
刻み目）即ち溝５７を有し、そのノズル５８の放出口は
タンクに指向している。又壁５５の近くに配位するタン
ク５３の壁５９も、ノズル５８をタンク内に向つて直面
させるような対応ノッチ即ち溝を有している。この実施
例によれば、蓋５２を開かなくてもタンク内に薬剤を投
与することが可能である。更にケーシング、タンク及び
投与器とから構成されるユニットは共通な平坦な上面を
有している。第１３図は蓋６１の内面に取外可能に確保
された実施例を示している。

この投与器は、タンクの蓋６１に形成された適宜な孔に
挿入可能なブッシュボタン６２及びタンク６４に指向し
たスプレーノズル６３を有している。１つの変形例とし
ては、第１２図に示す如く、タンク取手の上面にブッシ
ュボタンを設けて投与器をそのタンク取手６５の中にセ
ットし、タンク６８の側壁を貫通して延長しているノズ
ル６７から流体を散布するようにしても良い。

又投与器は、タンクの１の壁に配位させ、ケーシング或
いはタンクに公知手段例えば弾性クリップ、フック等に
より確保しても良い。本発明は、第１４図に示す如く、
投与器が空になつた場合に使用者が取り替えできるよう
なユニットとしての蓋と投与器を提供することも企図し
ている。

投与器６９は、蓋７０と一体に成形しても良く或いは通
常の方法で別個の蓋と一体に結合しても良い。蓋は対立
した１対突起７１を有し、その突起はタンク７３に設け
た対応凹所７２にスナップ動作で挿置できるようになつ
ている。このスナップ効果は、蓋とタンクの材料として
十分弾性を持つた、例えばよく知られた通常のプラスチ
ック材料を用いることによつて、得られた。蓋は中央に
凹所を有し、その凹所にはこれを貫通してブッシュボタ
ンが延長している。スプリング７６の弾発力に抗してブ
ッシュボタン７５を押すと、散布器の基部に設けられた
弁７７が開き第１５図の矢印で示す如く溶液をタンク７
３の中に侵入させる。又ブッシュボタン７５の押圧を解
放すると、スプリング７６が第１４図に示す最初の位置
にボタンを復帰させ、弁は所望量の溶液が投与されてか
ら再び閉じられる。第１６図と第１７図には他の実施例
が示されている。

この実施例では、投与器を蓋に結合させる点に構造上の
違いがある。先の実施例における一体となつて結合して
いるユニットとして取替え得る投与器と蓋の結合構造の
代りに、第１６図と第１７図の実施例ては、一対の対立
するリップ即ちフランジ８０を有するスナップ式投与器
７９が採用されていて、このフランジ８０を受容フック
８１により形成されている凹所内の位置にスナップ動作
て挿置するようになつている。受容フック８１の材料は
十分な弾性であり、従つてフックで保持された上記凹所
内の位置に投与器７９を挿入することができる。孔８２
はブッシュボタン８３がこれを通るようにタンクの蓋に
穿設されており、ブッシュボタンは先の実施例と同じよ
うにこの孔を通じて操作させる。タンクの蓋を開けて投
与器７９を上記凹所にスナップ動作で挿置しその上で蓋
を閉じ、そそしてブッシュボタンを押せば、溶液を散布
することができる。この場合、流体は第１７図に示す如
くタンク８４に向かう。第１８図と第１９図は、誰か特
に子供が幾度もボタンを押して、タンクに薬剤濃度の濃
過ぎる液が提供される事態を招く、かかるボタン押し動
作を困難にする安全を考慮した実施例を開示している。

タンク蓋８５を持ち上げたときに、第１８図の矢印に示
す如く溶液８７に流入する。その後蓋８５を閉じてボタ
ンを蓋に穿設された開口を通じて押すと、流体は、第１
９図の矢印で示す如く、投与室から開いた弁を通つてタ
ンク８８の中へ投与される。壁８９があるために液が更
に投与室８７に入るのは阻止される。従つて弁を再度開
くためにもう１度ボタンを押しても、投与室８７が既に
空になつているので、それ以上の流体が押し出されるこ
とはあり得ない。投与室８７を再び充満させるためには
、蓋８５をヒンジ９０のまわりに回転させて再び開ける
必要があり、この楊合蓋を開けると液が第１８図に示す
態様で投与器室８７を再び満たす。その後再び蓋を閉じ
れは、投与室内の次の一定投与液量を上記と同じ方法で
投与することができる。即ちタンクの蓋が持ち上げられ
たときだけ、投与室内の溶液はその放出機構を満たすの
である。このことは、一連の操作即ち第１に蓋を持ち上
げ、第２にその蓋を閉じ、第３にボタンを押す操作が必
要なこと、を意味している。又このこをは、処方した一
定量以上の薬剤を子供がタンク内に注入することを極め
て困難なものにしている。勿論、タイマー、ベローシス
テムを介してスプリングを解放する機構、タンクが開い
たときに機械的に放出機構を開く機構等を用いて同じ目
的を達成することもできる。第２０図と第２１図は、使
用中のタンク内に液よりもむしろ錠剤或いは丸剤を投与
するようにした実施例に関するものである。

この型式の装置は、薬剤が沸騰性又は非沸騰性の錠剤、
丸剤、粉、ゼリー等の固体の形状で手に入る場合に、有
効である。投与器９１はタンク９４にヒンジ９３で取り
付けられた蓋９２に配設されている。錠剤９５は、蓋９
２の受容凹所９７内にスナップ動作て挿置される円筒形
ケーシング９６中に収納される。適宜なスナップノッチ
９８が、弾性スナップタブ９９を受容するように受容凹
所の側壁に設けられている。受容凹所９７の基部には開
口１００が穿設され、この開口を通じて錠剤９５は開口
と・合致したとき投与されてタンク９４の液に接するよ
うになつている。投与器９１の中心部は、上方に延長す
るノブ１０１を有し、錠剤群が投与目的て回転して順次
開口１００と同じ線上に来ることができるように回転可
能である。

第２０図と第２１図の実施例では、一回に一錠だけが投
与されるようにして多数の錠剤を子供が投与するという
危険な事態を回避できる適宜の安全機構が採用できる。
回転は、十分なりによりスナップノッチ９８からタブ９
９を引き離して錠剤収容ケーシング９６を進め、各タブ
が次のスナップノッチに再度合致してスナップ動作で挿
置されるまで、続けられる。この場合１つの錠剤保留位
置が開口１００と合致する。第２２図と第２３図は、第
２２図の装置１０２或いは第２３図の装置１０３のいず
れの形態も採り得る入れ歯清掃装置の一部としての本発
明を開示している。上記２つの実施例は、共に類似のケ
ーシング１０４を含んで成り、そのケーシングは適宜の
攪拌器１０５及び外底がその攪拌器に密着し外側が弾性
層１０７で囲まれた液タンク１０６を収納している。装
置１０２では、蓋１０８が１０９においてケーシング１
０４にヒンジで結合されている。しかし装置１０３では
、これとは反対に、その蓋１１０はタンク１０６の上に
着脱可能に着座している。このいずれの場合も蓋１０８
と蓋１１０の裏面には、その裏面に別個に取り付けた或
いは一体となつて成形された投与器１１１が担持されて
いる。前記実施例で述べた蓋に収容したボタンと同様に
作動する散布ボタンの操作により、投与器内の清掃液即
ち衛生溶液（例えばクロロヘキシジン）が、水を満たし
て清掃すべき入れ歯１１３を容れたタンク中に投与され
るようになつている。装置１０２と１０３はいずれも適
宜な動力供給手段１１４を介して動力源に連結されてい
る。攪拌器１０５としては、超音波振動器や通常の型式
の攪拌器が好ましい。しかし前者の場合は超音波振動器
をタンク１０６に固着させねばならない。又適宜の加熱
器も併せ採用することができる。第２４図、第２５図、
第２６図は、裏返すとタンクとして機能され得る装置カ
バーを採用した代表的な装置群１１５，１１６，１１７
を夫々開示している。

装置１１５てはそのカバーは、開放側を上にした裏返し
位置で図には示されており、このカバーは先の実施例に
似た方法でブッシュボタン操作するようにした投与器１
２０を裏面に配設した着脱可能な蓋１１９て覆われてい
る。タンク１１８は通常の方法でケーシング１２２内の
ポンプに連結されている。又適宜な制御弁１２３と１２
４の作動で、装置は管１２６を通じて把持片１２５に液
を通常の方法で供給する。第２５図で示された装置１１
６は、装置１１５とは投与器１２７を除き構造と作用は
同じてある。

この場合の投与器は、ブッシュボタン１２９を有するカ
ートリッジ１２８の型式である。流体は、ノズル１３０
を通りカートリッジ１２８からタンク１３１の中に投与
される。又投与器１２７は、ケーシングの基部１３３に
設けられた凹所１３２に着脱可能に着座する。第２６図
の装置１１７も上記と同様に作動し、本実施例における
投与器は、カバー１３４と一体成形された置場１３６に
挿置されるカートリッジ１３５の型式である。

このカートリッジ１３５は、流体がノズル１３８を通し
てタンク内に投与されるようにブッシュボタンにより操
作される。この装置は口腔衛生での使用に関し述べられ
ているが、単にスプレーヘッドに適当な修正を加えて同
様な装置を人体の一部例えば鼻、耳の治療或いは局部的
なマッサージのために使用しても良いことは明白である
。この場合タンクの液に加えられる投与器内の薬剤は、
前記の如く、衛生薬剤であつても良いし又治療用の或い
は化粧用の薬剤であつても良い。以上のように本発明に
よれば、いくつかの前述した目的と利益が最も効果的に
達成される。

ここには幾らかの実施例が開示されているが、本発明は
それに限定されるものではなく、特許請求の範囲により
定まることは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は取外したタンクとの組合わせて示す本発明に係
る人体用衛生処理液装置の第１実施例の斜視図、第２図
はタンクをセットした本発明装置の第１実施例を示す斜
視図、第３Ａ図は本発明装置の第１実施例を示す平面図
、第３Ｂ図は第２図の線３−３方向からみた本発明装置
の第１実施例を示す要部断面説明図、第４図は本発明装
置の第２実施例を示す平面図、第５図は本発明装置の第
２実施例を示す要部断面説明図、第６図は第７図は休止
位置と散布位置ての第１型投与器を示す断面説明図、第
８図と第９図は休止位置と散布位置での第２型投与器を
示す断面説明図、第１０図は本発明装置の第３実施例を
示す平面図、第１１図は第１０図の面１１−１１て切つ
た要部断面説明図、第１２図は投与器がタンクの一部と
して組み込まれた本発明装置の第４実施例を示す要部断
面説明図、第１３図は本発明装置の第５実施例を示す要
部断面説明図、第１４図は閉位置での投与器を示す本発
明装置の第６実施例の要部断面説明図、第１５図は散布
位置ての投与器を示す本発明装置の第６実施例の要部断
面説明図、第１６図と第１７図は投与器がタンク蓋の下
面に導入されてスナップ動作でセットされた状態を示す
本発明装置の第７実施例の要部断面説明図、第１８図と
第１９図は溶液を導入する開位置における蓋及ひ流体か
投与される閉位置における蓋を夫々示す本発明装置の第
８実施例の要部断面説明図、第２０図は本発明装置の第
９実施例を示す要部断面説明図、第２１図は第２０図の
面２１−２１て切つた本発明装置の第９実施例を示す要
部断面説明図、第２２図と第２３図は入れ歯清掃用の本
発明装置の第１嗅施例を示す要部断面説明図、第２４図
は想像線で示すようにカバーとしても機能するタンクを
具備した本発明装置の第１１実施例を示す要部断面説明
図、第２５図は本発明装置の第１涙施例を示す要部断面
説明図、及び第２６図は本発明装置の第１映施例を示す
要部断面説明図である。 １・・・ケーシング、１ａ・・・棚部、２，３・・・外
部制御ボタン、４・・・ハンドピース、５・・・可撓性
連結管、６・・・噴射頭、６ａ９６ｂ９６ｃ・・・噴射
頭の予備、７・・・置場、８・・・タンク、９・・・取
手、１０・・蓋、１０ａ・・・上向き突起、１１・・・
凹所、１２・・・排水孔、１３・・・中空凹所、１４・
・・添加剤投与器、１５・・・突出ノズル、１６・・・
開口、２０・・・ケーシング、２１・・・スプレーノズ
ル、２２・・・歯ブラシ、２３・・・凹所、２４・・・
添加剤投与器、２５・・・タンク、２６・・・放出ノズ
ル、２７・・・ブッシュボタン、３０・・・カートリッ
ジ、３１・・・プランジャー管、３２・・・開口、３３
・・・上位室、３４・・・滑りロッド、３４ａ・・・肩
部、３５・・・長溝、３６・・・スプリング、３７・・
・移送口、３８・・・中空ボタン、３９・・・スプレー
ロ、４０・・・カートリッジ、４１・・・プランジャー
管、４２・・・外室、４３・・・ボール弁、４４・・・
ボール、４５・・・導入口、４６・・・ボール、４７・
・・放出口、４８・・スプレーノズル、５０・・・ケー
シング、５１・・・添加剤投与器、５２・・・蓋、５３
・・・タンク、５４・・・ブッシュボタン、５５・・・
壁、５６・・・投与器受容凹所、５７・・・ノッチ、５
８・・・ノズル、５９・・・蓋、６０・・添加剤投与器
、６１・・・蓋、６２・・・ブッシュボタン、６３・・
・スプレーノズル、６４・・・タンク、６５・・・取手
、６６・・・ブッシュボタン、６７・・・ノズル、６８
・・・タンク、６９・・・添加剤投与器、７０・・・蓋
、７１・・・突起、７２・・・凹所、７３・・・タンク
、７４・・凹所、７５・・・ブッシュボタン、７６・・
・スプリング、７７・・・弁、７８・・・タンク液、７
９・・・添加剤投与器、８０・・・フランジ、８１・・
・受容フック、８２・・・孔、８３・・・ブッシュボタ
ン、８４・・・タンク、８５・・・蓋、８６・・・溶液
、８７・・・添加剤投与器、８８・・・タンク、８９・
・・壁、９０・・・ヒンジ、９ト・・添加剤投与器、９
２・・・蓋、９３・・・ヒンジ、９４・・・タンク、９
５・・・錠剤、９６・・・ケーシング、９１・・・受容
凹所、９８・・・スナップノッチ、９９・・・スナップ
タブ、１００・・・開口、１０１・・・ノブ、１０２・
・・装置、１３０・・・装置、１０４・・・ケーシング
、１０５・・・攪拌器、１０６・・・タンク、１０７・
・・弾性層、１０８・・・蓋、１０９・・・ヒンヂ結合
個所、１１０・・・蓋、１１１・・・添加剤投与器、１
１２・・・散布ボタン、１１３・・・入れ歯、１１４・
・・動力供給手段、１１５・・・装置、１１６・・・装
置、１１７・・・装置、１１８・・・タンク、１１９・
・・蓋、１２０・・・添加剤投与器、１２１・・・ブッ
シュボタン、１２２・・・ケーシング、１２３・・・制
御弁、１２４・・・制御弁、１２５・・・ハンドピース
、１２６・・・管、１２７・・・添加剤投与器、１２８
・・・カートリッジ、１２９・・・ブッシュボタン、１
３０・・・ノズル、１３１タンク、１３２・・・凹所、
１３３・・・ケーシング基部、１３４・・・カバー、１
３５・・・カートリッジ、１３６・・・置場、１３７・
・・ブッシュボタン、１３８・・・ノズル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 内部に電動機付属の液圧ポンプを内蔵したケーシン
   グを具備した該ケーシングの外側下部に突出して形成し
   た棚部上に供給液用タンクが塔載され、該タンク底部に
   設けた流出開口を前記棚部に形成した弁部を介して液圧
   ポンプ吸入口に連通すると共に該供給液を射出する墳射
   頭を有するハンドピースは液圧ポンプの吐出口に接続し
   た可撓性連結管により連結されてケーシング上に保持可
   能に設置され、更に前記タンク内供給液中に所定量の衛
   生用薬剤、化学剤、治療薬剤等の添加剤投入のための添
   加投与器は交換可能なユニット体として形成されて前記
   供給液タンクの構成部材上に装着せしめて投与器使用時
   にその投入開口がタンク内部に指向するように構成され
   た人体用衛生処理液装置。 ２ 上記添加剤投与器がタンク構成部材である蓋の内面
   に着脱可能に受容され、該蓋が上記投与器の押しボタン
   を作動可能に受容する開口を有する特許請求の範囲第１
   項記載の人体用衛生処理液装置。 ３ 内部に動力源付属の攪拌器を内蔵したケーシングを
   具備し、上記攪拌器上に着脱可能な供給用タンクが塔載
   されていると共に該タンクと上記ケーシング内壁間には
   弾性層が挿入され前記タンク内供給液中に所定量の衛生
   用薬剤、化学剤、治療薬剤等の添加剤投入のための添加
   剤投与器は交換可能なユニット体として形成されて前記
   供給液タンクの構成部材上に装着せしめて、投与器使用
   時にその投入開口がタンク内部に指向するように構成さ
   れた人体用衛生処理液装置。 ４ 内部に電動機付属の液圧ポンプを内蔵したケーシン
   グを具備し、該ケーシングの外側下部に突出して形成し
   た棚部上に着脱可能な供給液用タンクが塔載され、該タ
   ンク底壁に設けた液流出開口を前記棚部上に形成した弁
   部を介して液圧ポンプ吸入口に連通すると共に、該供給
   液を射出する噴射頭を有するハンドピースは液圧ポンプ
   の吐出口に接続した可撓性連結管により連結されてケー
   シング上に保持可能に設置され、更に前記タンク内供給
   液中に所定量の添加剤投入のための添加剤投与器は交換
   可能なユニット体として構成されて、前記ケーシング上
   面に形成した投与器受容凹所内に格納されかつ該投与器
   使用時にその投与開口方向が前記供給液タンク内に指向
   するように構成された人体用衛生処理液装置。 ５ 内部に電動付属の液圧ポンプを内蔵したケーシング
   を具備し、該ケーシングの外側下部に突出して形成した
   棚部上に着脱可能な供給液用タンクが塔載され、該タン
   ク底壁に設けた液流出開口を前記棚部上に形成した弁部
   を介して液圧ポンプ吸入口に連通すると共に、該供給液
   を射出する噴射頭を有するハンドピースは液圧ポンプの
   吐出口に接続した可撓性連結管により連結されてケーシ
   ング上に保持可能に設置され、更に前記タンク内供給液
   中に所定量の添加剤投入のため添加剤投与器は交換可能
   なユニット体として構成されて、前記ケーシング上面に
   形成した投与器受容凹所内に格納されかつ該投与器使用
   時にその投与開口方向が前記供給液タンク内に指向する
   ように構成され、上記添加剤投与器がカートリッジによ
   り形成され、該カートリッジはプランジャ管を有すると
   共に該プランジャ管にはカートリッジ内部と連通する開
   口が設けられ、上記プランジャ管の頂部に設けられた押
   圧機構が休止位置にあるときは上記プランジャ管内に所
   定量の添加剤が上記開口を通つて侵入し、上記押圧機構
   が投与位置にあるときは上記開口が閉鎖され上記侵入し
   た所定量の添加剤が添加剤放出口を介してタンク内の供
   給液へ投与されることを特徴とする人体用衛生処理液装
   置。 ６ 上記押圧機構がばね付勢された中空ボタン又は蛇腹
   状のプッシュボタンにより形成されている特許請求の範
   囲第５項記載の人体用衛生処理液装置。