JPS6043892B2 - 高張力線の製造方法 - Google Patents
高張力線の製造方法Info
- Publication number
- JPS6043892B2 JPS6043892B2 JP55157273A JP15727380A JPS6043892B2 JP S6043892 B2 JPS6043892 B2 JP S6043892B2 JP 55157273 A JP55157273 A JP 55157273A JP 15727380 A JP15727380 A JP 15727380A JP S6043892 B2 JPS6043892 B2 JP S6043892B2
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- Japan
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- wire
- steel
- relaxation
- temperature
- cooling rate
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はレラクセーシヨン特性と衝撃破壊時の吸収
エネルギーのすぐれた高張力の銅棒もしくは鋼線の製造
方法に関する。
エネルギーのすぐれた高張力の銅棒もしくは鋼線の製造
方法に関する。
従来例えばJISG109のSBPD130/145
やSBPRIIO/13歳の高張力線は熱間圧延材を化
学的、機械的あるいは電気的方法で脱スケール処理し、
その後潤滑被膜処理を施して冷間伸線し、必要に応じて
異形加工を行ない、その後ブルーインク処理を施して製
造するかあるいは冷間伸線と必要に応じて異形加工を加
えたものを焼入焼戻して製造している。
やSBPRIIO/13歳の高張力線は熱間圧延材を化
学的、機械的あるいは電気的方法で脱スケール処理し、
その後潤滑被膜処理を施して冷間伸線し、必要に応じて
異形加工を行ない、その後ブルーインク処理を施して製
造するかあるいは冷間伸線と必要に応じて異形加工を加
えたものを焼入焼戻して製造している。
これらの鋼材はPSコンクリートに内在させる圧縮力
が減少しないことが必要であり、JISでも室温で5%
以下(冷間伸線材)あるいは1.5%以下(焼入焼戻材
)のレラクセーシヨン値にするように定められている。
が減少しないことが必要であり、JISでも室温で5%
以下(冷間伸線材)あるいは1.5%以下(焼入焼戻材
)のレラクセーシヨン値にするように定められている。
しカルながら、近年、コンクリートのオートクレーブ養
生によるPSコンクリートの製造が多くなるにつれて、
オートクレーブ養生時のレラクセーシヨン損失が重要に
なり、200℃前後への加熱・冷却の履歴におけるレラ
クセーシヨン量が非常に大きいことが問題になつている
。PSコンクリートにおけるこうした銅棒のレラクセー
シヨンを減少させるとは斯界の強く願望するところであ
る。 一方、PSコンクリート構造物たとえばPCパイ
ル等は衝撃的な荷重負荷に弱く、地震時のパイルの強度
の低いことや搬送時の衝撃で折損する事故が発生して問
題となつている。
生によるPSコンクリートの製造が多くなるにつれて、
オートクレーブ養生時のレラクセーシヨン損失が重要に
なり、200℃前後への加熱・冷却の履歴におけるレラ
クセーシヨン量が非常に大きいことが問題になつている
。PSコンクリートにおけるこうした銅棒のレラクセー
シヨンを減少させるとは斯界の強く願望するところであ
る。 一方、PSコンクリート構造物たとえばPCパイ
ル等は衝撃的な荷重負荷に弱く、地震時のパイルの強度
の低いことや搬送時の衝撃で折損する事故が発生して問
題となつている。
本発明は上記の問題点の解決をはかるべく、鋼材のレラ
クセーシヨン特性の大幅な向上ど鋼棒の衝撃引張破壊に
おける破断までの吸収エネルギーの向上とを実現するこ
とを目的として、新しい鋼棒・銅線の製造法をもたらし
たものである。
クセーシヨン特性の大幅な向上ど鋼棒の衝撃引張破壊に
おける破断までの吸収エネルギーの向上とを実現するこ
とを目的として、新しい鋼棒・銅線の製造法をもたらし
たものである。
本発明の要旨とするところは、(1)炭素を0.5%以
下含有する鋼をAr3点以上で仕上圧延したのち臨界冷
却速度以上の冷却速度で冷却した焼入組織とした線材を
100℃以上700℃以下の温度域に加熱しその温度域
で歪量3〜90%の塑性加圧を加えるかもしくは矯正加
工を加えることを特徴とする高張力線の製造方法。
下含有する鋼をAr3点以上で仕上圧延したのち臨界冷
却速度以上の冷却速度で冷却した焼入組織とした線材を
100℃以上700℃以下の温度域に加熱しその温度域
で歪量3〜90%の塑性加圧を加えるかもしくは矯正加
工を加えることを特徴とする高張力線の製造方法。
(2)炭素を0.5%以下含有す鋼をAr3点以上で仕
上圧延したのち臨界冷却速度以上の冷却速度で冷却した
焼入組織とした線材を少なくとも室温で伸線する工程と
、次いで100℃〜700℃の温度域で歪量3〜90%
塑性加工を加えるかもしくは矯正加工を加える工程とを
経ることにより高張力線を製造する方法。てある。
上圧延したのち臨界冷却速度以上の冷却速度で冷却した
焼入組織とした線材を少なくとも室温で伸線する工程と
、次いで100℃〜700℃の温度域で歪量3〜90%
塑性加工を加えるかもしくは矯正加工を加える工程とを
経ることにより高張力線を製造する方法。てある。
本発明における技術的特徴の1つは制御圧延によつてオ
ーステナイト粒を微細化した線を焼入組織にする点にあ
る。
ーステナイト粒を微細化した線を焼入組織にする点にあ
る。
これによつてマルテンサイトおよびそれを本発明法で加
工した線の延靭性が向一上し衝撃引張破壊における線の
破断までの吸収エネルギーが改善される。仕上圧延をA
r3点以上としたのはAr3点より低い温度で圧延する
と初析フェライトが析出し、それが圧延されるために焼
入性が著しく低下すると共に延性も著しく低下して.し
まうからてある。本発明の2つ目の特徴は焼入組織の鋼
線を00℃以上700℃以下、好ましくは300℃以上
500℃以下の温度域で歪量3〜90%好ましくは3〜
50%の塑性加工を加えるかあるいは矯正加工を加える
点にある。これはマルテンサイトをζ温間て加工すると
、転位の増殖が著しく生じ、これらが固溶Cによつて動
的に時効を受けて固着され、レラクセーシヨンが著しく
低減するばかりでなく同時に、不要な可動転位が上昇運
動をして消滅し、これによつて全転位密度の不要な増大
とレっラクセーシヨン特性を劣化させる可動転位の増加
とを抑制することができ、マルテンサイトの延靭性とレ
ラクセーシヨン特性とを共に顕著に向上させるに極めて
有効であることが、本発明者等の研究の結果判明したか
らである。この場合加工温度は100゜C以上、好まし
くは300′C以上であることが必要であるが、温度が
500℃をこえるとマトリックスが回復再結晶をおこし
はじめて効果が低下し、700℃になると強度が著しく
低下してしまう。本発明の3つ目の特徴は、焼入組織の
鋼線を室温で伸線した後100℃〜700℃の温度域で
歪量3〜90%の塑性加工を加えるかもしくは矯正加工
を加lえることで、この室温での伸線は、PC鋼棒とし
て使用する場合に所定の径に仕上げねじ転造、ヘツデイ
ング加工等を容易するための伸線てある。
工した線の延靭性が向一上し衝撃引張破壊における線の
破断までの吸収エネルギーが改善される。仕上圧延をA
r3点以上としたのはAr3点より低い温度で圧延する
と初析フェライトが析出し、それが圧延されるために焼
入性が著しく低下すると共に延性も著しく低下して.し
まうからてある。本発明の2つ目の特徴は焼入組織の鋼
線を00℃以上700℃以下、好ましくは300℃以上
500℃以下の温度域で歪量3〜90%好ましくは3〜
50%の塑性加工を加えるかあるいは矯正加工を加える
点にある。これはマルテンサイトをζ温間て加工すると
、転位の増殖が著しく生じ、これらが固溶Cによつて動
的に時効を受けて固着され、レラクセーシヨンが著しく
低減するばかりでなく同時に、不要な可動転位が上昇運
動をして消滅し、これによつて全転位密度の不要な増大
とレっラクセーシヨン特性を劣化させる可動転位の増加
とを抑制することができ、マルテンサイトの延靭性とレ
ラクセーシヨン特性とを共に顕著に向上させるに極めて
有効であることが、本発明者等の研究の結果判明したか
らである。この場合加工温度は100゜C以上、好まし
くは300′C以上であることが必要であるが、温度が
500℃をこえるとマトリックスが回復再結晶をおこし
はじめて効果が低下し、700℃になると強度が著しく
低下してしまう。本発明の3つ目の特徴は、焼入組織の
鋼線を室温で伸線した後100℃〜700℃の温度域で
歪量3〜90%の塑性加工を加えるかもしくは矯正加工
を加lえることで、この室温での伸線は、PC鋼棒とし
て使用する場合に所定の径に仕上げねじ転造、ヘツデイ
ング加工等を容易するための伸線てある。
異形PC鋼棒を製造する場合には、室温て伸線した後に
凹状の溝を入れる異形加工に施せばよい。なお、この室
温での伸線は、伸線を容易にするために加熱して温間で
伸線してもよく、特許請求の範囲第1項に記載した発明
の100℃〜700℃の温度域で3〜90%の歪量の加
工を2段階に分けて第1段階として1000C〜700
℃間て伸線を行ない次いで第2段階の加工を加え、合計
で3〜90%の歪量となれば同じ効果が得られる。
凹状の溝を入れる異形加工に施せばよい。なお、この室
温での伸線は、伸線を容易にするために加熱して温間で
伸線してもよく、特許請求の範囲第1項に記載した発明
の100℃〜700℃の温度域で3〜90%の歪量の加
工を2段階に分けて第1段階として1000C〜700
℃間て伸線を行ない次いで第2段階の加工を加え、合計
で3〜90%の歪量となれば同じ効果が得られる。
C量を0.5%以下としたのは、C量が0.5%をこえ
るとマルテンサイトの温間での加工が困難になるからで
ある。
るとマルテンサイトの温間での加工が困難になるからで
ある。
なお、鋼線を溶接して使用する楊合には、溶接条件に応
じて線の延靭性が劣化し、衝撃引張破壊エネルギーが低
下するので、事情に応じてC量を更に減少させることが
望ましい。100℃以上700℃以下の温間加工を歪量
3〜90%としたのは、3%未満では加工の効果がなく
レラクセーシヨン低下が実現しないためであり、好まし
くは3〜50%で50%をこえる加工を加えるど鋼棒や
鋼線の衝撃引張における破壊エネルギーが低下する傾向
にある。
じて線の延靭性が劣化し、衝撃引張破壊エネルギーが低
下するので、事情に応じてC量を更に減少させることが
望ましい。100℃以上700℃以下の温間加工を歪量
3〜90%としたのは、3%未満では加工の効果がなく
レラクセーシヨン低下が実現しないためであり、好まし
くは3〜50%で50%をこえる加工を加えるど鋼棒や
鋼線の衝撃引張における破壊エネルギーが低下する傾向
にある。
90%以下としたのは加工硬化のためにこれ以上の加工
は困難であるためである。
は困難であるためである。
次に、実施例によつて本発明の詳細な説明する。
実施例はSBPDl3O/145の異形PC鋼棒の製造
を例として説明する。第1表に示す組成の異なる鋼A−
Fを用い、第2表a−eに示すように仕上圧延入口温度
を950℃、850℃、750℃で7.5rfrftφ
に線材圧延し、調整冷却してマルテンサイト鋼線を製造
した。
を例として説明する。第1表に示す組成の異なる鋼A−
Fを用い、第2表a−eに示すように仕上圧延入口温度
を950℃、850℃、750℃で7.5rfrftφ
に線材圧延し、調整冷却してマルテンサイト鋼線を製造
した。
焼入組織にするための調整冷却は炭素鋼の鋼A〜rl−
+レイングコーン直下に詩けた水槽中での水冷を行ない
、鋼Dは950〜750℃で仕上圧延後650℃に水冷
した線をレイングコーンで捲取り、コンベア上で展関し
て衝風で強制風冷した。
+レイングコーン直下に詩けた水槽中での水冷を行ない
、鋼Dは950〜750℃で仕上圧延後650℃に水冷
した線をレイングコーンで捲取り、コンベア上で展関し
て衝風で強制風冷した。
W4E及びFは950℃仕上圧延後850℃で捲取り、
コンベア上で展開て衝風で強制冷却した。これらの焼入
組織鋼線に、第3表イ〜ルに示す11種の工程で加工を
加え、第4表に示す丘種類の異形PC鋼棒を製造し夫々
について機械的性質、変温レラクセーシヨン、衝撃引張
破壊エネルギー試験を実施した。
コンベア上で展開て衝風で強制冷却した。これらの焼入
組織鋼線に、第3表イ〜ルに示す11種の工程で加工を
加え、第4表に示す丘種類の異形PC鋼棒を製造し夫々
について機械的性質、変温レラクセーシヨン、衝撃引張
破壊エネルギー試験を実施した。
加工温度への加熱は高周波による誘導加熱で行ない、伸
線加工は2〜4組のローラーダイスをタンデムに組んで
実施した。なお、第4表18,19には比較例として熱
延線材を酸洗、冷間伸線加工、焼入、焼戻をする通常の
製造工程をとつた。引張試験はJISZ224lに準拠
し、試験片はJISZ22Olの2号および9号を用い
た。
線加工は2〜4組のローラーダイスをタンデムに組んで
実施した。なお、第4表18,19には比較例として熱
延線材を酸洗、冷間伸線加工、焼入、焼戻をする通常の
製造工程をとつた。引張試験はJISZ224lに準拠
し、試験片はJISZ22Olの2号および9号を用い
た。
変温レラクセーシヨン試験は20℃から180℃まで4
時間で昇温し、180℃で3時間保持したのち16時間
で20℃まで冷却するコンクリートの養生ヒートパター
ンをシミユレートしたヒートパターンで実施した。初期
応力は104k9f/Tnltlレラクセーシヨンは上
記のパターンの2時間後での応力を初期応力から差し引
いた応力減少量を初期応力で割つた比率で表わした。衝
撃引張試験はクローズトループ電気サーボ油圧試験機を
用いて、試験片鋼線の両端を冷間転造でネジ加工した試
験片によつて行なつた。
時間で昇温し、180℃で3時間保持したのち16時間
で20℃まで冷却するコンクリートの養生ヒートパター
ンをシミユレートしたヒートパターンで実施した。初期
応力は104k9f/Tnltlレラクセーシヨンは上
記のパターンの2時間後での応力を初期応力から差し引
いた応力減少量を初期応力で割つた比率で表わした。衝
撃引張試験はクローズトループ電気サーボ油圧試験機を
用いて、試験片鋼線の両端を冷間転造でネジ加工した試
験片によつて行なつた。
チャック間距離は400wun1100kgf/Rnl
tの応力をかけて約10秒停止後、引張速度30Trn
/SeCで高速引張を行ない、応力歪曲線を得た。
tの応力をかけて約10秒停止後、引張速度30Trn
/SeCで高速引張を行ない、応力歪曲線を得た。
破壊エネルギーはこの応力歪曲線から破壊までの全エネ
ルギーを求め、試験片の変形部分(チャック間の400
Tn!n長さ)の体積で割つた単位体積あたりのエネル
ギーで評価した。結果は第4表に見る如く 記号1〜4は温間加工温度100℃〜750℃にかわつ
た場合の結果で、750℃まで温度が上ると強度.が大
幅に低下してしまうため実用性を失う。
ルギーを求め、試験片の変形部分(チャック間の400
Tn!n長さ)の体積で割つた単位体積あたりのエネル
ギーで評価した。結果は第4表に見る如く 記号1〜4は温間加工温度100℃〜750℃にかわつ
た場合の結果で、750℃まで温度が上ると強度.が大
幅に低下してしまうため実用性を失う。
記号5〜8は温間加工の歪量が2.5%〜55%にかわ
つた場合の結果を示している。歪量が2.5%の場合は
レラクセーシヨン率が従来法と同じ25%内外の高い値
にとどまつているが、歪量が5%になると、レラクセー
シヨン率は急激に向上して半分以下に改善される。歪量
の高い方がレラクセーシヨン率はすぐれるが、50%を
こえてもそれ以上はあまり向上していない。むしろ破壊
エネルギーが半分に低下してしまう。適正条件であれば
、機械的性質をほとんどかえることなく、破壊エネルギ
ー従来法と同等以上でレラクセーシヨン特性がきわだつ
てすぐれた線を得ることができる。記号9のようにC量
が0.5%をこえると折損して加工ができなくなる。し
かし記号10のようにC量が0.44%になるとレラク
セーシヨン、破壊エネルギーともにすぐれた線が得られ
る。記号11〜13に示されるごとく、同一成分の鋼で
、同一条件で加工された場合でも、熱延線材の仕上圧延
温度が低いほど延性および破壊エネルギーが高くなり、
レラクセーシヨン特性もすぐれたものになる。
つた場合の結果を示している。歪量が2.5%の場合は
レラクセーシヨン率が従来法と同じ25%内外の高い値
にとどまつているが、歪量が5%になると、レラクセー
シヨン率は急激に向上して半分以下に改善される。歪量
の高い方がレラクセーシヨン率はすぐれるが、50%を
こえてもそれ以上はあまり向上していない。むしろ破壊
エネルギーが半分に低下してしまう。適正条件であれば
、機械的性質をほとんどかえることなく、破壊エネルギ
ー従来法と同等以上でレラクセーシヨン特性がきわだつ
てすぐれた線を得ることができる。記号9のようにC量
が0.5%をこえると折損して加工ができなくなる。し
かし記号10のようにC量が0.44%になるとレラク
セーシヨン、破壊エネルギーともにすぐれた線が得られ
る。記号11〜13に示されるごとく、同一成分の鋼で
、同一条件で加工された場合でも、熱延線材の仕上圧延
温度が低いほど延性および破壊エネルギーが高くなり、
レラクセーシヨン特性もすぐれたものになる。
記号15のように低C鋼になるとJISG3538のS
WCR−A−SWCD−AxCの規格を満すと共にレラ
クセーシヨン特性の極めてすぐれ、かつ延性および破壊
エネルギーの極めて高いPC硬鋼線が得られる。
WCR−A−SWCD−AxCの規格を満すと共にレラ
クセーシヨン特性の極めてすぐれ、かつ延性および破壊
エネルギーの極めて高いPC硬鋼線が得られる。
記号16,17のように冷間での加工が予め加わつてい
ても特性は同等以上の値を示し、従来法に比べて格段に
すぐれたものが得られる。
ても特性は同等以上の値を示し、従来法に比べて格段に
すぐれたものが得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭素を0.5%以下含有する鋼をAr_3点以上で
仕上圧延したのち臨界冷却速度以上の冷却速度で冷却し
て焼入組織とした線材を100℃以上700℃以下の温
度域に加熱しその温度域で歪量3〜90%の塑性加工を
加えるかもしくは矯正加工を加えることを特徴とする高
張力線の製造方法。 2 炭素を0.5%以下含有する鋼をAr_3点以上で
仕上圧延したのち臨界冷却速度以上の冷却速度で冷却し
て焼入組織とした線材を少なくとも室温で伸線する工程
と、次いで100℃〜700℃の温度域で歪量3〜90
%塑性加工を加えるかもしくは矯正加工を加える工程と
を経ることにより高張力線を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55157273A JPS6043892B2 (ja) | 1980-11-08 | 1980-11-08 | 高張力線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55157273A JPS6043892B2 (ja) | 1980-11-08 | 1980-11-08 | 高張力線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5782422A JPS5782422A (en) | 1982-05-22 |
JPS6043892B2 true JPS6043892B2 (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=15646045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55157273A Expired JPS6043892B2 (ja) | 1980-11-08 | 1980-11-08 | 高張力線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043892B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57198211A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Manufacture of heat treat pc steel rod |
JPS62136520A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-19 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐遅れ破壊特性のすぐれた高張力鋼線の製法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4951114A (ja) * | 1972-09-18 | 1974-05-17 | ||
JPS5036210A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-04-05 | ||
JPS5147138A (ja) * | 1974-10-21 | 1976-04-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Shijomakitorihoho |
JPS55119134A (en) * | 1979-03-07 | 1980-09-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Manufacture of high tensile steel wire rod |
-
1980
- 1980-11-08 JP JP55157273A patent/JPS6043892B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4951114A (ja) * | 1972-09-18 | 1974-05-17 | ||
JPS5036210A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-04-05 | ||
JPS5147138A (ja) * | 1974-10-21 | 1976-04-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Shijomakitorihoho |
JPS55119134A (en) * | 1979-03-07 | 1980-09-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Manufacture of high tensile steel wire rod |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5782422A (en) | 1982-05-22 |
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