JPS604274B2 - 金属のすき間腐食防止剤 - Google Patents

金属のすき間腐食防止剤

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JPS604274B2
JPS604274B2 JP54032307A JP3230779A JPS604274B2 JP S604274 B2 JPS604274 B2 JP S604274B2 JP 54032307 A JP54032307 A JP 54032307A JP 3230779 A JP3230779 A JP 3230779A JP S604274 B2 JPS604274 B2 JP S604274B2
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JP
Japan
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crevice corrosion
corrosion
corrosion inhibitor
polystyrene
weight ratio
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JP54032307A
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JPS55125281A (en
Inventor
信義 保坂
雄一 石川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステンレス鋼のように、すき間腐食を発生しや
すい金属材料で作られたパイプラインのフランジ接合部
、シールリング材によるシール部分等に適用する金属の
すき間腐食防止剤に関するもので、すき間部分に発生し
やすい腐食を防止・抑制するものである。
従来、すき間腐食を防止するための効果的な防止剤はな
く、従釆実施されている具体的な防止方法としては【a
)すき間構造となる部分を溶接等で封じるか、{bーす
き間腐食が発生し難い条件となる程度にすき間構造を拡
大する等の方法が講じられている。
しかし、これ等の方法は根本的にすき間腐食を防止する
ものではなく、例えば、処理方法{a}では溶接部近傍
が粒界腐食等の選択的な腐食を受けやすく、すき間腐食
とは異る形態の腐食現象が誘起される。また、処理方法
‘b’では設計機能上、実用的ではない場合が多い等で
ある。したがって、従来技術では、すき間腐食が根本的
に解決されておらず、すき間腐食により、シール部分か
らの液質の洩水が発生することがある。
本発明は上記にかんがみ、設計機能上において必要なす
き間構造をすき間腐食から保護するために、すき間内に
液質が侵入した状態で、すき間腐食防止・抑制する性質
を有する金属すき間腐食防止剤を提供することを目的と
する。本発明の金属すき間腐食防止剤は溶解度パラメー
タ値(SP値)が8.0〜9.8の溶剤をポリスチレン
に対して2〜1q音(重量比)混合してなる溶融ポリス
チレン20〜50%(重量比)、ジメチルポリシロキサ
ンを主鎖とする半無機的、もしくは半有機的な構造を有
する重合体からなる樹脂5〜30%(重量比)、二酸化
珪素微粉末1〜7%(重量比)、亜鉛微粉末10〜50
%(重量比)からなることを特徴とするものである。
上記溶剤には、例えばキシレン、メチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、ミネラルスピリットなどがあり、これ
ら溶剤は数種類を混合して用いることが好ましい。
溶剤がポリスチレンに対して2倍以下では、すき間腐食
防止剤の粘性が少なく、このため作業性が悪く、また、
Znの分散がよくない。
溶剤がポリスチレンに対してIM音以上では、溶剤が多
すぎてすき間腐食防止剤が液状となり、このためZnが
分離し易くなる。
本発明品の防食機構は主として次のような形態をとる。
例えば、金属の表面が鉄鋼であれば、主として‘1}式
に示すようなFeがイオン化するアノード反応と、その
周囲において■式に示すような液質の酸素を還元消費す
るカソード反応が等価的におこなわれる。Fe→Fe2
十十次 …(1)H20十
チ2十友一畑− ‐・‐(2)一般に自由表面に
おいては、このような溶解反応により生成したイオンが
再び【3}のような反応により腐食生成物としてアノー
ド周囲に析出して、活性溶解している表面を覆い、‘1
1,‘2}式の反応を抑制するようになる。
Fe2十十幻H−→Fe(OH)2 …{
3’しかし、これら微細すき間部分は物質の移動がおこ
り難いため、すき間内液質の溶存酸素量の減少に対する
沖合にからの補給が不十分となり、すき間内金属表面は
より活性な状態となって溶解反応がおこりやすくなる。
加えて、鉄鋼に主として含有されるFe,Ni,Cr等
の溶解に伴う周囲の液質の母は、{4},{5’,‘6
}式に示すように溶解量に比例して低下することが知ら
れている。Fe一Fe2十十次:PH:664一芸lo
g〔Fe2十〕…{41Cr一Cr3+*:PH=1‐
53−きlogにr3十〕…■Ni一Ni2十十次:P
H=609−季bg〔N〆〕…(61したがって、物質
の移動のおこり難いすき間構造においては、すき間腐食
は、発生するといちじるしい速度で進行する。
このような腐食挙動に対して、本発明は一次的に亜鉛に
よりm式の反応に優先して(7}式の反応を起す確率を
高め、それによって鉄鋼表面をカソード側に陰分極する
Zn→Nぜ+十を ・・・t
71さらに、このようにして生成したZn2十は(8}
,‘9}式に示すような反応を起し、すき間のpHを高
める。
Zn2十十日20=Zn。
H++H+;PH=9‐671。
g〔Z礎十〕 ‐‐‐(8)ZnOH+十日20=
HZn05十2日十:舟=8‐聡十参。g〔H学業毒害
〕 ‐・‐t9)これらアルカリ性環境はすき間内表
面に初期に生成したFe(OH)2等の鉄の水酸化皮膜
をより安定なものとするため、‘1’,‘4’,■,‘
61式の反応がいちじるしく抑制される。すなわち、す
き間腐食の発生が抑制される。ここで重要なことは、溶
融ポリスチレンは、これらの反応を段階的に進行させる
ために重要である。
すなわち、溶融ポリスチレンは亜鉛粉末をきわめて均一
に分散させ、かつ亜鉛粉末をほゞ粒子ごとにうすし、フ
ィルムで包む。これを防食所要部分に塗布すると漸次、
溶媒が気化蒸発後、適当な亀烈を有するポリスチレンフ
ィルムとなり、このためフィルムに包まれた亜鉛粒子は
液質の浸入により、優先的に液質と反応して、非晶質の
水酸化亜鉛となって、カプセル状のフィルム内に滞留す
る。したがって、すき間内の亜鉛は亀裂を有する薄いポ
リスチレンフイルム製のカプセルに入っている状態で分
散しているから、浸水によってもただちにすき間の外へ
流出することはなく、すき間内に滞留した防食効果を長
時間維持できる。
このように溶融ポリスチレンは重要な作用を有する。し
かし、溶融ポリスチレンは20%以下では亜鉛粉末の分
散状態がわろく、50%以上では防食効果が低下するの
で、その含有量としては20〜50%に限定される。防
食上必要な亜鉛粉末の粒径はすき間構造の設計機能上、
細粒であることが好ましいが0.001柳以下では粉砕
コストが上昇し、不経済となり、0.1肋以上では上記
の機能上、好ましくなく、また亜鉛粒子の分散が不均一
となるために、0.001〜0.1側にすることが好ま
しい。
さらに、含有量としては多い方が防食効果を長時間維持
できるので好ましいが、溶融ポリスチレンに対する分散
状態がわろく、作業性もわるくなるために50%以下で
あることが好ましい。また、含有量10%以下では防食
効果が低下するために10〜50%にすることが好まし
い。亜鉛粉末は比重が他の組成物に比較していちじるし
く大きいために、溶融ポリスチレンに均一に分散しても
、長時間の保存の過程では沈降して凝集する。
これを防止するためには二酸化珪素の微粉末が有効であ
る。しかし、その粒径は設計機能上からと亜鉛の均一分
散のために100ムm以下であることが望ましく、その
含有量としては1%以下では沈降凝集の抑制に効果がな
く、7%以上では溶融ポリスチレンの粘性が劣化して作
業性が悪くなるので1〜7%にすることが好ましい。溶
融ポリスチレンの溶剤の気化蒸発速度はいちじるしく大
きいために、これらの混合物を実作業に適用する際、漸
次作業性が悪くなる。この溶剤の気化蒸発を抑制し、溶
融ポリスチレンの性状の劣化を防止するため、ジメチル
ポリシロキサンを主鎖とする半無機的もしくは半有機的
な構造を有する重合体が最も有効である。また溶剤の気
化散逸に相当する重量減少率は重合体を添加しない場合
にいちじるしく高くなり、含有量としては5%以下では
効果がなく30%以上では亜鉛による防食作用を阻害す
るための5〜30%にすることが好ましい。さらに限定
理由は第1図に基づいて詳述する。
ジメチルポリシロキサン重合体の添加量が、腐食防止剤
中の溶融ポリスチレンの気化蒸発による重量の減少にど
のように影響を与えるかを試験した。図は腐食防止剤(
キシレン(C8日,o)30%(重量比)、メチルイソ
ブチルケトン(C6日,20)35%(重量比)、ミネ
ラルスピリット35%(重量比)からなる溶剤をポリス
チレンに対して6倍を混合してなる溶融ポリスチレン4
1%、ジメチルポリシロキサン樹脂0%、5%、20%
、二酸化珪素微粉末1%、亜鉛微粉末50%、45%、
30%を混合してなるもの)を塗布後、大気中に放置し
、放置時間と腐食防止剤の重量減少率との関係を示した
ものである。図から明らかなように、5%以下では効果
が少なく、添加量の増加とともに減少率が増加すること
がわかる。しかし、前記したように、添加量が30%以
上になると防食作用は低下する。つぎに実施例について
説明する。
第1表に示す化学組成を有するオーステナィト系ステン
レス鋼によって腐食試験片をつくり、海水中に5ケ月間
浸潰して腐食状況を試験した。
第1表 腐食試験片の化学組成(%)試験方法を第2図
に示す。
1は前記ステンレス鋼によってつくった円盤状の試験片
、同様に2も円盤状の試験片で、試験片1と2とはネジ
部3で鉄め合される。
4は本発明によるすき間腐食防止剤で、(組成は第2表
に示す。
溶融ポリスチレンはキシレン30%、メチルイソブチル
ケトン35%、ミネラルスピリット35%からなる溶剤
をポリスチレンに対して6倍を混合してなるもの)試験
片1と2とがなすすき間内に塗布され封入されている。
5は樹脂製の支持台である。
このようにして組立られた試験片全体が海水中に浸溝す
るようにして腐食試験を行なった。この結果を第2表に
示す。試験的.1は腐食防止剤を塗布しない場合、No
.2〜8は塗布した場合を示すものである。第2表 す
き間腐食試験結果 ■ n:発錆数 N:全試験片数 また肺.2,3は参考例で、溶融ポリスチレンを限度以
上に添加したために若干の発錆が認められた例である。
他の蛇.4〜8については発鏡は全く認められなかつた
。以上説明したように本発明によれば、防食効果のいち
じるしい金属すき間腐食防止剤が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はジメチルポリシロキサン重合体の添加量をすき
間腐食防止剤の重量減少率との関係の説明図、第2図は
腐食試験の試験方法の説明図である。 1,2・・・・・・試験片へ 3・・・・・・すき間腐
食防止剤。 群ー図群2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶剤をポリスチレンに対して2〜10倍(重量比)
    混合してなる溶融ポリスチレン20〜50%(重量比)
    、ジメチルポリシロキサンを主鎖とする重合体からなる
    樹脂5〜30%(重量)、二酸化珪素微粉末1〜7%(
    重量比)、亜鉛微粉末10〜50%(重量比)の混合物
    からなることを特徴とする金属のすき間腐食防止剤。
JP54032307A 1979-03-22 1979-03-22 金属のすき間腐食防止剤 Expired JPS604274B2 (ja)

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JP54032307A JPS604274B2 (ja) 1979-03-22 1979-03-22 金属のすき間腐食防止剤

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JPS55125281A JPS55125281A (en) 1980-09-26
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JPS614472U (ja) * 1984-06-13 1986-01-11 三菱電機株式会社 圧接面を有する金属容器
JP7284452B2 (ja) * 2019-03-28 2023-05-31 住友大阪セメント株式会社 防錆剤の製造方法、防錆方法、及び、鉄筋コンクリート構造物の補修方法

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