JPS6042539Y2 - レ−ザ光受光回路 - Google Patents
レ−ザ光受光回路Info
- Publication number
- JPS6042539Y2 JPS6042539Y2 JP1979184647U JP18464779U JPS6042539Y2 JP S6042539 Y2 JPS6042539 Y2 JP S6042539Y2 JP 1979184647 U JP1979184647 U JP 1979184647U JP 18464779 U JP18464779 U JP 18464779U JP S6042539 Y2 JPS6042539 Y2 JP S6042539Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light receiving
- light
- laser light
- receiving element
- receiving elements
- Prior art date
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- Expired
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- Optical Communication System (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Optical Transform (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は太陽光の影響を低減させるレーザ光受光回路に
関する。
関する。
一般に太陽光線下において受光素子を用いたレーザ光受
光装置によりレーザ光パルス信号を受光する場合問題と
なるのは太陽光線の直流成分によって受光素子が飽和し
てしまい受光すべきレーザ光パルス信号が取り出せなく
なってしまうことである。
光装置によりレーザ光パルス信号を受光する場合問題と
なるのは太陽光線の直流成分によって受光素子が飽和し
てしまい受光すべきレーザ光パルス信号が取り出せなく
なってしまうことである。
そこで従来は上記不都合を防ぐために受光素子の前面に
フードや干渉フィルタを設けていた。
フードや干渉フィルタを設けていた。
しかしフードによっては確実に太陽光線の直流成分によ
る影響を除去することは困難であり、また干渉フィルタ
は高価である等の欠点があった。
る影響を除去することは困難であり、また干渉フィルタ
は高価である等の欠点があった。
本考案は上記欠点を除去するためになされたもので同一
特性の2つの受光素子を互に逆極性に接続し、該受光素
子の一方をレーザ信号光の受光部とし、前記2つの受光
素子によって太陽光の直流成分による影響をキャンセル
するようにしたレーザ光受光回路を提供するものである
。
特性の2つの受光素子を互に逆極性に接続し、該受光素
子の一方をレーザ信号光の受光部とし、前記2つの受光
素子によって太陽光の直流成分による影響をキャンセル
するようにしたレーザ光受光回路を提供するものである
。
以下、本考案を添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本考案による一実施例を示すもので、ホトダイ
オードからなる受光素子1および2は互いに逆極性に接
続され、受光素子1の他端はアースされ、受光素子2の
他端はラインa1コンデンサ3を介して非反転増幅器を
構成するオペアンプ4の正入力端子に接続され、オペア
ンプ4の出力は出力端子8に接続され、また受光素子2
とコンデンサ3の接続ラインaは抵抗5を介してアース
されている。
オードからなる受光素子1および2は互いに逆極性に接
続され、受光素子1の他端はアースされ、受光素子2の
他端はラインa1コンデンサ3を介して非反転増幅器を
構成するオペアンプ4の正入力端子に接続され、オペア
ンプ4の出力は出力端子8に接続され、また受光素子2
とコンデンサ3の接続ラインaは抵抗5を介してアース
されている。
太陽光6が受光素子1,2に入射し、それぞれの受光素
子1,2に生じる電圧をVl、■2とすると、電圧V工
、V2は絶対値が等しく符号が反対になる。
子1,2に生じる電圧をVl、■2とすると、電圧V工
、V2は絶対値が等しく符号が反対になる。
したがって電圧V1.V2は、Vt ” V 1V2=
V と書ける。
V と書ける。
そこでラインaの電圧をeとすると、e=V1+V2=
V v=。
V v=。
となる。
このように太陽光によってはラインaの電圧eは生じな
い。
い。
ここでレーザ光パルス信号7が受光素子2に入射すると
受光素子2に生じる電圧V2は、V2=■+Vp となる。
受光素子2に生じる電圧V2は、V2=■+Vp となる。
ただし■2はレーザ光パルス信号7により受光素子2に
生じた電圧である。
生じた電圧である。
したがってラインaに生じる電圧eは、
e=V1+V2=V十Vp V=Vp
となり、ラインaにはレーザ光パルス信号7によつて生
じる電圧のみが現われる。
じる電圧のみが現われる。
なお、上記実施例では受光素子2にレーザ光パルス信号
7を投射するようにしたが、受光素子1に投射するよう
にしてもよい。
7を投射するようにしたが、受光素子1に投射するよう
にしてもよい。
すなわち、レーザ光パルス信号7が受光素子1に入射す
ると受光素子2に生じる電圧■□は、 Vi” V Vp となる。
ると受光素子2に生じる電圧■□は、 Vi” V Vp となる。
したがってラインaに生じる電圧eは、e =VH,+
V2= V V Vp= Vpとなり、ライン
aにはレーザ光パルス信号7によって生じる電圧のみが
現われる。
V2= V V Vp= Vpとなり、ライン
aにはレーザ光パルス信号7によって生じる電圧のみが
現われる。
また、第1図に示す実施例において受光素子1.2とし
てホトダイオードを用い、そのカソードを互いに接続し
たが、アノードを互いに接続した場合でも太陽光の影響
を低減させることができる。
てホトダイオードを用い、そのカソードを互いに接続し
たが、アノードを互いに接続した場合でも太陽光の影響
を低減させることができる。
第2図は上述した一対の受光素子A。
A□、BOB□・・・、NoN、をN組並列に接続して
構成した他の実施例を示すものである。
構成した他の実施例を示すものである。
なお、第2図において第1図に示した回路素子と同じ動
作をする箇所には同符号を附し詳細な説明を省略する。
作をする箇所には同符号を附し詳細な説明を省略する。
このように複数組の受光素子を配設することにより太陽
光の影響を低減した全方向性レーザ光受光回路を構成す
ることができる。
光の影響を低減した全方向性レーザ光受光回路を構成す
ることができる。
例えは第3図Aに示すように2組からなる受光素子A。
A1.BOBlを具えた回路を用い第3図Bに示すよう
に受光素子AoA+、BoB1を角柱状物体9の4面に
それぞれ対向して配設すれば、4方向レ一サ光パルス信
号受光可能な装置を構成することができる。
に受光素子AoA+、BoB1を角柱状物体9の4面に
それぞれ対向して配設すれば、4方向レ一サ光パルス信
号受光可能な装置を構成することができる。
また、第4図Aに示すように受光素子A1B1・・・N
□、A2B2・・・N2、・・・・・・、AnBn・・
・Nnを有する複数系列の回路を設け、受光素子A1A
2・・・Anに対応して受光素予成と接続し、受光素子
BIB2・・・Bnに対応して受光素子B。
□、A2B2・・・N2、・・・・・・、AnBn・・
・Nnを有する複数系列の回路を設け、受光素子A1A
2・・・Anに対応して受光素予成と接続し、受光素子
BIB2・・・Bnに対応して受光素子B。
を接続し、同様に受光素子NlN2・・・Nnに対応し
て受光素子N。
て受光素子N。
を接続し、受光素子A。
A□・・・AnlBoBl・・・Bo、 coc工・・
・Cn)・・・・・・を第4図Bに示すように円柱状の
物体10の母線上に配設すれば多方向レーザ光パルス信
号受光可能な装置を構成することができる。
・Cn)・・・・・・を第4図Bに示すように円柱状の
物体10の母線上に配設すれば多方向レーザ光パルス信
号受光可能な装置を構成することができる。
なお、この実施例では受光素子A。
B。・・・Noとしては受光素子A1A2・・・Anz
・・・・・・・・・、N1N2・・・Noの各有効受光
面積のn倍の有効受光面積を有するものから構成される
。
・・・・・・・・・、N1N2・・・Noの各有効受光
面積のn倍の有効受光面積を有するものから構成される
。
以上説明したように本考案によれば、フードや高価な干
渉フィルタを用いることなく太陽光の直流成分による影
響を低減することができ、かつ安価なビーム光受光装置
を製造することができる。
渉フィルタを用いることなく太陽光の直流成分による影
響を低減することができ、かつ安価なビーム光受光装置
を製造することができる。
第1図は本考案によるビーム光受光回路の一実施例を示
す回路図、第2図は本考案による他の実施例を示す回路
図、第3図A、 Bは本考案の他の実施例を示す回路図
およびその回路による受光素子の配設関係を示す略図、
第4図A、 Bは本考案の他の実施例を示す回路図およ
びその回路による受光素子の配設関係を示す略図。 1.2・・・・・・受光素子、4・・・・・・オペアン
プ、6・・・・・・太陽光、7・・・・・・レーザ光パ
ルス信号。
す回路図、第2図は本考案による他の実施例を示す回路
図、第3図A、 Bは本考案の他の実施例を示す回路図
およびその回路による受光素子の配設関係を示す略図、
第4図A、 Bは本考案の他の実施例を示す回路図およ
びその回路による受光素子の配設関係を示す略図。 1.2・・・・・・受光素子、4・・・・・・オペアン
プ、6・・・・・・太陽光、7・・・・・・レーザ光パ
ルス信号。
Claims (1)
- 同一特性の2つの受光素子を直列かつ互いに逆極性に接
続し、該受光素子のいずれか一方を検出レーザ信号光の
受光部とし、前記2つの受光素子によって太陽光の直流
成分による影響を打ち消し合うようにしたレーザ光受光
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979184647U JPS6042539Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | レ−ザ光受光回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979184647U JPS6042539Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | レ−ザ光受光回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5699869U JPS5699869U (ja) | 1981-08-06 |
JPS6042539Y2 true JPS6042539Y2 (ja) | 1985-12-27 |
Family
ID=29694862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979184647U Expired JPS6042539Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | レ−ザ光受光回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042539Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59238A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-05 | Sony Corp | 受光装置 |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP1979184647U patent/JPS6042539Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5699869U (ja) | 1981-08-06 |
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