JPS604236B2 - ハロゲン含有難燃剤及びその製造方法 - Google Patents

ハロゲン含有難燃剤及びその製造方法

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JPS604236B2
JPS604236B2 JP50157300A JP15730075A JPS604236B2 JP S604236 B2 JPS604236 B2 JP S604236B2 JP 50157300 A JP50157300 A JP 50157300A JP 15730075 A JP15730075 A JP 15730075A JP S604236 B2 JPS604236 B2 JP S604236B2
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halogen
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重之 成沢
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な難燃剤およびその製造方法に関するもの
であり、特に2個以上のトリアジン環を骨格とするハロ
ゲン含有化合物からなる灘燃剤およびその製造方法に関
するものである。
多量のハロゲンを含んだ有機化合物は合成樹脂あるいは
その他の灘燃剤として使用できる。
特に、有機高分子化合物からなる合成樹脂は、通常易燃
性であり、このため灘燃化することが好ましく、また灘
燃化しなくてはならない使用分野もある。合成樹脂の雛
燃にはハロゲン含有化合物、リン含有化合物、アンチモ
ン化合物、窒素含有化合物など種々のものが知られてい
るが、ハロゲン含有化合物が特に有効である。ハロゲン
含有化合物としては、ハロゲン含有量の多い程鎚燃化に
有効であるが、単にハロゲン含有量のみで充分であるば
かりでなく、合成樹脂との混和性が良いこと、融点が適
当であること、熱および耐候‘性等の安定性が良いこと
、合成樹脂の性質を劣化させないこと等の各種の物理的
、化学的性質が要求される。本発明者は、難燃剤として
新規な化合物であり、種々の要求される性質を満足しう
る難燃剤を操黍し、研究検討を行った。その結果、2個
以上のトリアジン環を有する新規な難燃剤を見し、出し
た。本発明は次の一般式で表わされるシアヌル酸ェステ
ル化合物の単独あるいはその混合物、またはそれらを含
むハロゲン含有シアヌル酸ェステル化合物の混合物から
なることを特徴とする難燃剤であり、骨格となるトリア
ジン環の数は2乃至20である。特に、トリアジン環が
2乃至10の化合物が好ましい。Rn:日、R1、R2
、またはR3。
但し、少くともRnの一つはRIR4:低級アルキル基
またはハロゲン化低級アルキル基×:BrまたはC】k
l:0〜5の整数でk十1ミ5 R5:低級アルキル基あるいはハロゲン化低級アルキル
基Z:BrまたはCI P・q:0〜4の整数 s、q:0〜3の整数でp+q+s≦4、q+tS4か
つI+p+q≧2Y:アルキレン基、アルキリデン基、
一S02−SO一、一S一、または一〇−Rm:日、R
1、R2、またはR3。
Z、Y、s、t・P、qはR2の場合と同じ上記化合物
は、基本的にはシアヌル酸基、フェノール類およびビス
フヱノール類から譲導される基よりなる。
この化合物はこれら3種の基を持つ化合物の反応から製
造できる。本発明はまた、この化合物の製造方法を含む
。即ち、本発明は塩化シアヌルおよび塩化シアヌル1モ
ルに対し、(R4、X、k、1は上記に同じ)で表わさ
れるフェノール類(3−2)モルと、(R5、Z、Y、
p、q、s、tは上記に同じ)で表わされるビスフヱノ
ール類aモル(。
<a<妻)とを溶媒中で3当量以上のアルカリで処理す
ることを特徴とする上記難燃剤の製造方法である。まず
、本発明灘燃剤について以下に詳しく説明する。
骨格となるトリアジン環を有する塩化シアヌルはで表わ
される化合物 である。
この化合物をアルカリの存在下にフェノール性CH基含
有化合物と反応させると、塩素の位置にフェノキサィド
基が置換し、塩化アルカリが副生する。RI′で表わさ
れるフェノール残基は、で表わされるフェノー ル類から導入される。
1が0でない場合Xは臭素あるいは塩素であり、1が2
以上の場合、臭素と塩素の両方である場合もある。
kが0でない場合Rは低級アルキル基あるいはハロゲン
化低級アルキル基である。好ましいフェノール類は3個
以上の臭素あるいは塩素を含み、kが0でない場合は低
級アルキル基がメチル基あるいはエチル基の場合である
。特に好ましい化合物は、3あるいは5個の臭素あるい
は塩素を含むフェノール、または3個の臭素あるいは塩
素を含むクレゾールである。最も適当なフェノール類は
トリプロムフェノール、トリプロムクレゾール、ベンタ
プロムフエ/ール、トリク。ルフエ/ール、トリク。ル
クレゾールである。ピスフェノール類は で表わされ、Y はアルキレン基、アルキリデン基、一S02一、一SO
一、一S一、一〇−、または一(即ちベンゼン環が直接
結合している)である。
Zはフェノール類とは独立に臭素または塩素であり、p
、qはそれぞれ0〜4の整数、R5は低級アルキル基又
はハロゲン化低級アルキル基でありs、tはそれぞれ0
〜3の整数である。特に、Yがアルキレン基、又は一S
02一であり、pとqがそれぞれ2であるハロゲン化ビ
スフェノール類が好ましい。具体的な化合物としては、
4・4′ーメチレンビス(2−ハロフエノール)、4・
4ーメチレンビス(2・6ージハロフエノール)、4・
4′−イソプロピリデンビス(2ーハロフエノール)、
4・4′イソプロピリデンビス(2・6ージハロフエノ
ール)、4・4′イソプロピリデンビス(2・3・5・
6一テトラハロフエノール)、4・4ースルホンビス(
2・6−ジハロフエノール)、4・4−チオビス(2・
6−ジハロフエノール)、4・4−ビス(2・6−ジハ
ロフエノール)エーテル、テトラハロゲン化4・4′ジ
ヒドロキシビフェニルなどがある。特に好ましいビスフ
ェノール類は、4・4−イソプロピリデンビス(2・6
−ジハロフェノール)(通称テトラハロゲン化ビスフエ
ノールA)、4・4−スルホンビス(2・6−ジハロフ
ヱノール)(通称テトラハロゲン化ビスフエノールS)
である。フェノール類とビスフェノール類との選択はそ
のハロゲン含有量による。
少くともハロゲンの合計である1十p+qは2あるいは
それ以上である必要がある。たとえば、pとqが0の場
合1は3となる場合がある。好ましくは、1十p十qは
4あるいはそれ以上である。従って、pとqとがそれぞ
れ2の場合、1は0であってもよい。最も好ましいもの
は、pとqがそれぞれ2で1が3以上の場合である。即
ち、難燃性は雛燃剤に含まれるハロゲンの量が多いほど
好ましいため、1十p十qの数は出来るだけ大きい方が
好ましい。また、フェノール類あるいはビスフェノール
類はそれぞれ異る種類のものを混合して用いることもで
きる。
たとえば、フェノール類の場合は、トリプロムフヱノー
ルとペンタブロムフエノールとの混合物、トリブロムフ
ェノールとフェノールとの混合物、トリブロムフェノー
ルとトリクロルフェノールとの混合物など各種のフェノ
ール類混合物が使用でき、ビフヱノール類の場合は、テ
トラフロムビスフエノールAとテトラブロムビスフエノ
ールSとの混合物、テトラブロムビスフェノールAとビ
スフェノールAとの混合物、テトラブロムビスフエノー
ルAとテトラクロルビスフエノールAとの混合物、テト
ラブロムビスフェノールSとフェノールSの混合物など
の各種のビスフェノール類混合物が使用できる。また、
フェノール類あるいはピスフェノール類を順次添加反応
させる場合は、その都度異るフェノール類あるいはビス
フエノールを加えることができる。さらに、フェノール
類とビスフェノール類との組み合わせにおいて、ハロゲ
ンであるXおよびZはそれぞれ独立して選択することが
できる。従って、たとえばトリクロルフエノールとテト
ラブロムビスビスフエノールAとの組み合わせ、トリブ
ロムフヱノールとテトラクロルビスフェノールAとの組
み合わせなども可能である。本発明一般式中にはトリア
ジン環に3個のRnが結合した構造を有している。
Rnは日、R1、R2、R3であるが、少くとも1個は
R3である。R3はビスフェノール類とトリアジン環を
する基であるので、本発明では「少くとも2個のトリア
ジン環を有する化合物である。勿論、3個のRn中2個
あるいは3個がR3である場合もある。RnがHあるい
はR2の場合、それぞれ1個のOH基が分子中に含まれ
ることになるが、後に説明するように、鍵燃剤1分子中
に含まれる酸性基の割合は0.5以下であり、RnがH
またはR2である場合は少し、。また、R3はトリアジ
ン環を含み、このトリアジン環には2個のRmが結合し
ている。Rmは日、R1、R2、R3であるが、Rnと
は異り、2個のRmがいずれもR3でない場合もある。
この場合Rmは日、R1、R2であるが、前記と同様に
、HあるいはR2であることは少し、。Rmの1個ある
いは2個がR3である場合、難燃剤1分子中のトリアジ
ン環の数はさらに増加する。即ち、R3中に再びR3で
表わされる基が含まれることになるため、R3を骨格と
して分子構造は無限大になる可能性を有している。しか
しながら、通常の高分子化合物と同様に分子量無限大の
分子は生成せず、ある時点においてRmが日、R1、R
2となることによ高分子化は停止する。藤燃剤が高分子
化しすぎると不溶不融の物質となり、合成樹脂との混練
が困難となり分散性が悪くなる。また、繊維あるいはそ
の他の物質に含浸することも不可能となる。従って、簸
燃剤の極端な高分子化は好ましくない。本発明の難燃剤
1分子中に含まれるトリアジン環の数は20以下である
これ以上トリアジン環が増大すると上記の理由により好
ましくない。通常、好ましい本発明戦燃剤としては、ト
リアジン環が10下である。従って、本発明難燃剤が混
合物である場合は、その混合物中の大部分の難燃剤はト
リアジン環を2〜10首する化合物である。勿論、10
〜20のトリアジン環を有する化合物が含まれていても
良いし、また、不純物として少量の20以上のトリアジ
ン環を有する化合物が含まれていても支障は少し、。以
下に説明するように、通常の条件下で製造される本発明
鍵燃剤はトリアジン環がほぼ10以下の化合物である。
特殊な条件下あるいは各条件を充分コントロールするこ
とにより分子量を増大させ、トリアジン環を10以上有
する化合物を製造することは困難ではないが、トリアジ
ン環が20以上の化合物が生成する鼻は極めて少し、。
上記難燃剤は、塩化シアヌル1モルに対し、上記フェノ
ール類(3−2)モル、と上記ビスフェノ−ル類aモル
(但し、。
<a<妻)とを溶媒中で3当量以上のアルカリで処理す
ることで製造される。好ましくは、裏≦a<・である。
〇<a<季の場合、得られるものは(以下、鍵燃剤 (1)と呼ぶ)と本発明難燃剤との混合物である。
難燃剤(1)は公知であり、合成樹脂の灘燃剤として知
られている。従って、鍵燃剤(1)と本発明難燃剤との
混合物もまた雛燃剤として有効であり、この混合物をそ
のまま灘燃剤として使用できる。勿論、この混合物から
本発明雛燃剤のみを分離することもできる。季≦a<妻
の場合でもaがきこ近い程少量の難燃剤(1)が創生す
ることがある。しかしながら反応の制御により副生物の
生成量を極力抑えることが好ましい。aが大きくなると
灘燃剤は高分子化するが、不落不融の化合物は灘燃剤と
して利用し難いので好ましくない。骨格となるトリアジ
ン環の数が20以下であれば鱗燃剤として利用できる。
特に好ましくはトリアジン環が10以下の化合物が好ま
しい。本発明灘燃剤には少量の水酸基が残存する。
この水酸基の割合は難燃剤1分子当り0.9固以下であ
る。即ち、水酸基1個あるいはそれ以上有する難燃剤は
全体の鍵燃剤の半数以下である。通常、上記の方法で製
造された難燃剤1分子当り、水酸基の割合は0.沙〆下
である。この水酸基はビスフヱノール類の2個の水酸基
の内の一方、あるいはトリアジン環に直接結合した水酸
基である。分子量は数平均分子量で1200以上、特に
1500以上が適当である。ハロゲンとして臭素を使用
し、特に高分子量のものを製造すれば、その分子量が1
0000を越えることがある。高分子量のものを得るに
はピスフェノール類の量を増大させ、反応を比較的穏や
かに行なえば良い。好ましい本発明鶏燃剤としては、2
〜6個のトリアジン環を骨格として有する化合物を主成
分とする混合物である。本発明鍵燃剤の製造方法をさら
に詳しく説明すると、まず塩化シアヌル、フエノ−ル類
およびビスフェノール類を適当な溶媒に溶解乃至は分散
させる。溶媒としては、エーテル類、環状エーテル類、
ケトン類、炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、ェステ
ル類、あるいはその他の溶媒から選択される。特に、テ
トラヒドロフラン(以下THFいう)などが好ましい。
次に、温度を調節し、濃伴下にアルカリを添加する。反
応温度としては、40午0以下、特に20oo以下の室
温以下の温度が好ましい。アルカリとしては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物
またはその水溶液あるいはアルカリ士類金属水酸化物、
アンモニアなど各種のアルカリが使用できる。また反応
促進剤としてテトラプチルアンモニウムブロマイドのよ
うな四級アンモニウム塩を加えることもある。アルカリ
添加後、一定時間反応を進行させ、さらに昇温を行って
反応の促進と反応生成物の熟成を行う。反応終了後、生
成物をロ遇し洗浄して製品を得る。生成物の一部あるい
は全部が溶媒に溶解している場合は、溶媒に水やアルコ
ールを加えて沈殿を行う。得られる生成物は白色の粉末
乃至は結晶であり、その収率は通常80%以上を達成す
ることができる。また、反応を順次行うことによって難
燃剤を製造することもできる。
たとえば、まず塩化シアヌルとビスフェノール類を反応
させ、次に、その反応物にフェノール類あるいはフェノ
ール類、塩化シアヌル、ビスフェノール類の混合物とを
加えてさらに反応させる。この方法を用いることにより
ある程度特定の分子構造を有する難燃剤を多く製造する
ことができる。以上の説明から明らかなように、本発明
の製造方法で得られる難燃剤は通常特定の一般式で表わ
される分子構造を有する化合物の混合物であり、この混
合物はそのまま難燃剤として使用される。
また、各種の条件を調整することにより特定の分子構造
を有する灘燃剤のみを比較的多量に製造することも可能
であり、この反応物より特定の化合物のみを分離し、一
成分のみの難燃剤とすることもできる。本発明の灘燃剤
は、合成樹脂、合成繊維、天然繊維、紙、木材等の難燃
化に有効である。
特に、熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂からなる合成
樹脂の難燃化に有効である。特に、熱可塑性樹脂の雛燃
化に有効である。具体的な例をあげると、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリブチレンなどのポリオレフィン
系樹脂、ポリスチレン、ABS、AS、などのポリスチ
レン系樹脂、ポリアクリル酸ェステル、ポリメタクリル
酸ェステルなどのポリアクリル系樹脂、ポリ酢酸ビニル
、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラールなどの
ポリ酢酸ビニル系樹脂、軟質化されたポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデンなどのポリハロゲン化ビニル系樹脂
、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエス
テル系樹脂、ナイロン60ナイロン6などのポリアミド
系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂
、ポリェーテル系樹脂、あいはその他の熱可塑性樹脂、
または不飽和ポリエステル系樹脂、ェポキシ系樹脂、ビ
ニルェステル系樹脂、フェノール系樹脂、ァリル系樹脂
、メラミン系樹脂、シリコーン系樹脂あるいはその他の
熱硬化性樹脂などがある。さらに、酢酸セルロース、セ
ロフアンなどの半合成樹脂や天然樹脂にも有効であり、
また上記合成樹脂を成分とする合成繊維または綿、麻、
羊毛などの天然繊維にも使用できる。特に重合性不飽和
二重結合を有する単量体の重合体あるいは共重合体、お
よび縮合体で得られる重合体からなる各種の熱可塑性樹
脂の難燃化に有効である。また本発明の難燃剤を添加す
る合成樹脂、合成繊維にはその他、硝子繊維等の補強剤
、充填剤、紫外線安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、糟剤
、顔料等の通常用いられる添加剤を加えた物を含む。本
発明鰹燃剤の特徴の一つは耐熱性が良好なことである。
従来のハロゲン含有難燃剤、特に臭素を含む鍵燃剤では
、加熱下において臭素が脱離し、雛燃剤および鍵燃剤を
含んだ合成樹脂等を着色させる欠点があった。本発明の
難燃剤は成形時の安定性が高く、分解することがないの
で、たとえば本発明鱗燃剤を含んだ熱可塑性樹脂を加熱
溶融下に射出成形、押出成形など各種の成形や加工を行
っても、合成樹脂を着色させることはない。同様に、鰹
燃剤の安定性が高いため、耐候性も良好である。さらに
、本発明の灘燃剤は、比較的融点が高く、合成樹脂との
親和性も高いため、本発明難燃剤を含んだ合成樹脂から
簸燃剤がブリードすることが認められない。さらに、本
発明難燃剤は比較的高分子であるので合成樹脂に添加し
た場合、合成樹脂の機械的強度や熱変形温度の低下をも
たらすことが少いという利点も有する。さらにまた、本
発明難燃剤はその分子量や水酸基含有量、ハロゲン含有
量等を原料の割合や反応条件によってコントロールする
ことが可能であり、これにより添加する合樹脂との融点
等と近似させたり親和性をコントロールすることができ
、より有効な難燃剤とすることができる。本発明の難燃
剤はそれ単独で使用することもできるが、難燃助剤と使
用することが望ましい。
難燃助剤としては、三酸化アンチモン、ハロゲン化アン
チモンなどのアンチモン化合物、酸化亜鉛、酸化ビスマ
ス等各種の金属含有化物がある。特に、アンチモン含有
化合物、たとえば三酸化アンチモン、アンチモン塩、亜
アンチモン、酸金属塩、亜アンチモン酸ェステルなどが
有効である。また、本発明難燃剤は他の雛燃剤、たとえ
ばハロゲン含有化合物、リン含有化合物窒素含有化合物
、金属化合物等と併用することもできる。特に、リン含
有化合物あるいはハロゲンとリンを含んだ化合物と併用
すると相乗的な効果が発揮できる。本発明の難燃剤の合
成樹脂等に対する添加量は特に限定されない。
しかし、好ましくは、本発明難燃剤単独で使用する場合
、合成樹脂(添加剤を含む場合はそれを含め量)に対し
て、5〜4の重量%の添加が好ましい。また、三酸化ア
ンチモンなどの難燃助剤あるいは本発明難燃剤以外の難
燃剤と併用する場合は1〜3の重量%が好ましい。以下
に本発明を実施例および比較例を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。実施例 A 〔難燃剤の製造〕 テトラブロモビスフェノールA(以下、TBAと称する
)13.60夕(0.025モル)、トリブロムフェノ
ール(以下、TBFと称する)33.60夕(0.10
モル)、塩化シアヌル9.22夕(0.05モル)を還
流器、温度計、滴下ロート、灘梓機を備えた200の【
ガラス製四ッロフラスコに入れ、THFIOO夕を加え
、鷹拝しながら5℃に冷却し、滴下ロートより50重量
%のNaOH水溶液12.48タ反応溶液の温度を1o
o○以下に保ちながら除々に滴下した。
滴下終了後、30分1000以下に保ち、その後1oo
o/時間の速度で昇温し、還流するまで溶液の温度を上
げた。還流温度において3時間保った後反応溶液を炉過
し、2そのメタノール中に再沈し、更に得られた沈殿を
0.1Nの塩酸水、1その水、2そのメタノールで順次
洗浄した。乾燥後、得られた白色の粉体の収量は47.
45夕で臭素含有率は64.0%であった。THF溶液
での蒸気圧法による数平均分子量の測定値は2800で
あった。
また、KOHエタノール溶液、指示薬フェノールフタレ
ィンによる中和滴定の結果、1分子当り平均0.04個
の酸性基を含んでいることが認められた。実施例 B 〔鍵燃剤の製造〕 実施例Aと同様の方法で原料、使用量、使用割合等を変
えて難燃剤を製造した。
その結果を次表に示す。ミ ・ 」 こ リン ;筆ミ↑↑) 宣告官営三皇室蓮 くくミムくムムQ 長汽ミのべのふき 川lト川寸×寸寸麻 」」」^入^^域 !トトトNYNNQ .・・.・・.・・・・・・・K 墓笛茸由由8旨( 且月且月A月且、/ 世 実施例 C 〔雛燃剤の製造〕 前記の実施例の記載の方法で得た本発明の難燃剤の合成
樹脂灘燃化効果を試験した。
市販の各種合成樹脂に本発明難燃剤を配合し、UL−9
4試験法(UnderMiteは Labratori
es、Inc.B山letinUL−94に記載)に基
づき、燃焼試験を行った結果を次表に示す。試験結果概
略(詳しくは上記参鷹) V−G:接炎後の燃焼時間1鼠砂下。
綿を発火させる発炎粒子を滴下しない。
V−1:援炎後の燃焼時間3の砂以下。
綿を発火させる発炎粒子を滴下しない。
V−2:嬢炎後の燃焼時間3鼠砂以下。
綿を発火させる発炎粒子を滴下。
HB:上記グレードに適合せず4インチ標線まで燃焼。
実施例9〜14の熱可塑性樹脂は表中の組成に配合し、
通常の条件で押出成形機により混練、ベレット化し、次
に射出成形機により1/3インチ×1/2インチ×5イ
ンチの試験片に成形したものについて燃焼試験を行った
。た比較例1〜4においては、鱗燃剤、鱗燃助剤を配合
せず樹脂単独で実施例と同一条件で試験片を作成し燃焼
試験を行った。実施例15および比較例5の熱硬化性樹
脂の成形条件は、表中記載の原料を配合し、ロール漉練
を行った後、1/3インチ×10インチ×6インチの板
状に真空注型を行い、120002時間硬化を行い、更
に200qoにおいて2時間後加熱を行った。
この板より、1/3インチ×1/2インチ×5インチの
試験片を切り出して燃焼試験を行った。実施例 D 〔難燃化された合成樹脂の性質〕 上記実施例Cに記載の熱可塑性樹脂に本発明に基づく雛
燃剤と灘燃助剤とを配合し、射出成形した試験片はいず
れも乳白色を示し、着色およびプレードは認められなか
った。
また、前表と同一の組成における射出成形品の引張り強
度および熱変形温度をASTM‘こ準じて測定した結果
を次表に示す。実施例 E 〔難燃剤の製造:つづき〕 実施例Bと同様の方法で麓燃剤を製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式で表わされるシアヌル酸エステル化合物
    の単独あるいはその混合物またはそれらを含むハロゲン
    含有シアヌル酸エステル化合物の混合物からなることを
    特徴とするハロゲン含有難燃剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ R^n:H、R^1、R^2またはR^3、但し、少な
    くともR^nの一つはR^3▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ R^4:低級アルキル基またはハロゲン化低級アルキル
    基X:BrまたはCl K、l:0〜5の整数でk+1≦5 ▲数式、化学式、表等があります▼ R^5:低級アルキル基あるいはハロゲン化低級アルキ
    ル基Z:BrまたはCl p、q:0〜4の整数 s、t:0〜3の整数でp+s≦4、t+q≦4かつ1
    +p+q≧2Y:アルキレン基、アルキリデン基、−S
    O_2−、−SO−、ハロゲン化アルキレン基、−S−
    、−O−、または−(即ち2個のベンゼン環が直接結合
    )▲数式、化学式、表等があります▼ R^m:H、R^1、R^2またはR^3(Z、Y、s
    、t、p、qはR^2の場合と同じ) 但し、上記一般
    式で示される化合物1分子に含まれるトリアジン環の合
    計は20を越えない。 2 塩化シアヌルおよび塩化シアヌル1モルに対し、▲
    数式、化学式、表等があります▼ (R^4、X、k、lは特許 請求の範囲1の記載に同じ)で表わされるフエノール類
    (3−2a)モルと▲数式、化学式、表等があります▼ Z、Y、p、q、s、tは特許請求の範囲1の記載に同
    じ)で表わされるビスフエノール類aモル(但し0<a
    <3/2)とを溶媒中で当量以上のアルカリで処理する
    ことを特徴とする特許請求の範囲1に記載された難燃剤
    の製造方法。
JP50157300A 1975-12-30 1975-12-30 ハロゲン含有難燃剤及びその製造方法 Expired JPS604236B2 (ja)

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