JPS6042330A - 多糖体ν9giの製法 - Google Patents
多糖体ν9giの製法Info
- Publication number
- JPS6042330A JPS6042330A JP58150340A JP15034083A JPS6042330A JP S6042330 A JPS6042330 A JP S6042330A JP 58150340 A JP58150340 A JP 58150340A JP 15034083 A JP15034083 A JP 15034083A JP S6042330 A JPS6042330 A JP S6042330A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polysaccharide
- water
- bark
- hot water
- methyl
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- Granted
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
l 発明の背景
技術分野
本発明は多糖体N 9 G Iの製法に(J4するもの
である。
である。
さらに詳しくは、本発明は、メ1ノア・ア世ゝノラフタ
樹皮の熱水抽出物を特定の方法で精製することを特徴と
する多糖体N9Glの製法に関するものである。
樹皮の熱水抽出物を特定の方法で精製することを特徴と
する多糖体N9Glの製法に関するものである。
本発明の製法によって得られる多糖体は抗腫瘍剤として
有用である。
有用である。
先行技術
従来メリア・ブザジラクタ抽出物が種々な薬理作用を有
することは知られている。即ち、メリア・アザノラクタ
の樹皮、葉部、花部、果部、枝部、根皮まグヒは樹脂を
水または親水性溶媒で抽出するかあるいは微粉砕して皮
膚化粧料を得る方法(特公昭52 28853.同52
−28854および同53−10125)、上記メリア
・アザジラクタ原料を親水性溶媒および(捷たけ)熱水
で抽出して抗菌作用、胃腸・肝臓機能改善作用を有する
成分を得る方法(特公昭53−10124 )および上
記メリア・アヂノラクタ原料を疎水性溶媒で抽出して皮
膚疾患およびリュウマテの治療に有効な成分を得る方法
(特公昭53−13689)が報告されている。
することは知られている。即ち、メリア・アザノラクタ
の樹皮、葉部、花部、果部、枝部、根皮まグヒは樹脂を
水または親水性溶媒で抽出するかあるいは微粉砕して皮
膚化粧料を得る方法(特公昭52 28853.同52
−28854および同53−10125)、上記メリア
・アザジラクタ原料を親水性溶媒および(捷たけ)熱水
で抽出して抗菌作用、胃腸・肝臓機能改善作用を有する
成分を得る方法(特公昭53−10124 )および上
記メリア・アヂノラクタ原料を疎水性溶媒で抽出して皮
膚疾患およびリュウマテの治療に有効な成分を得る方法
(特公昭53−13689)が報告されている。
また、本発明者等は先にメリア・アザノラクタ樹皮の熱
水抽出液にアルコールを加え、生成した沈澱を採取する
(特開昭57−176914)かあるいは上記熱水抽出
液を透析膜で処理し、透析内液から有機成分を採取する
(特開昭57−175915)ことによシ抗腫瘍作用を
有する抽出物が得られることを報告した。
水抽出液にアルコールを加え、生成した沈澱を採取する
(特開昭57−176914)かあるいは上記熱水抽出
液を透析膜で処理し、透析内液から有機成分を採取する
(特開昭57−175915)ことによシ抗腫瘍作用を
有する抽出物が得られることを報告した。
本発明者等はさらに研究を進めた結果上記精製抽出物を
水に溶解し、該水溶液を分画分子量約1×10〜1×1
0 乃至1×10〜2×10 のグルろ層剤〔例えばセ
ファデックスGl 00 (商品名、ファルマンア社製
品〕、バイオグルP−100(商品名、バイオラット社
製品)等〕を1.用いてケゞルろ過し’113つに分れ
る多糖体画分のうち、最初の両分を採取することによシ
新規な多糖体N9Glが得られることを知った。この方
法は純度の高い多糖体N 9 G lを得る点で優れて
いるが、操作が煩雑なため大規模での実施が非常に困難
であシ、まん上記グルろ層剤が機械的強度に欠けている
ため工業的実施にはあまシ向いていない。
水に溶解し、該水溶液を分画分子量約1×10〜1×1
0 乃至1×10〜2×10 のグルろ層剤〔例えばセ
ファデックスGl 00 (商品名、ファルマンア社製
品〕、バイオグルP−100(商品名、バイオラット社
製品)等〕を1.用いてケゞルろ過し’113つに分れ
る多糖体画分のうち、最初の両分を採取することによシ
新規な多糖体N9Glが得られることを知った。この方
法は純度の高い多糖体N 9 G lを得る点で優れて
いるが、操作が煩雑なため大規模での実施が非常に困難
であシ、まん上記グルろ層剤が機械的強度に欠けている
ため工業的実施にはあまシ向いていない。
■1発明の目的
そこで本発明は、工業的な実施に適した多糖体N9Gl
の製造法を提供することを目的とする。
の製造法を提供することを目的とする。
即し本発明はff1l 朗な操作と大規模な実施が可能
な装置を用寝て多糖体N 9 G lを製造する方法を
提供することを目的とする。
な装置を用寝て多糖体N 9 G lを製造する方法を
提供することを目的とする。
本発明の目的は以下に記載する方法によって達成される
。
。
メリア・アザノラクタ樹皮を熱水で抽出し、該抽出液を
透析膜法、アルコール沈澱法または限外ろ過去で鞘製し
、得られた精製抽出液をレクチンを固定化した4’+4
体と接触させて多糖体を吸着させ、メチル−α−D−ゲ
ルコンドまたはメチル−α−D−マンノ/トで溶出し、
溶出液を万両分子量50.000以下の透析膜を用いて
水に対して透析し透析内液から多糖体を採取することを
特徴とする下記の物理化学的特性を有する多糖体N9
G lの製法。
透析膜法、アルコール沈澱法または限外ろ過去で鞘製し
、得られた精製抽出液をレクチンを固定化した4’+4
体と接触させて多糖体を吸着させ、メチル−α−D−ゲ
ルコンドまたはメチル−α−D−マンノ/トで溶出し、
溶出液を万両分子量50.000以下の透析膜を用いて
水に対して透析し透析内液から多糖体を採取することを
特徴とする下記の物理化学的特性を有する多糖体N9
G lの製法。
(イ) 色と形状
凍結乾燥品は白色または淡黄褐色粉末である。
(0)赤外線吸収スペクトル
IRvKBron−1: 3400 、2920 、1
630 、1400 。
630 、1400 。
1360 、1150 、1070 、1030.92
0 、840(ハ)紫外線吸収ス被りl・ル 水溶液中の1nli定で吸収極大を示さず末端吸収のみ
を示す。
0 、840(ハ)紫外線吸収ス被りl・ル 水溶液中の1nli定で吸収極大を示さず末端吸収のみ
を示す。
に) 溶解性
水に可溶でメタノール、エタノール、アセトン、エーテ
ル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおJ:びヘキ
サン等の有機溶媒に不溶である。
ル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおJ:びヘキ
サン等の有機溶媒に不溶である。
(ilう 景色反応
フェノール硫酸反応、アンスロン硫酸反応に陽性でヨウ
素の添加により青緑色を呈する。
素の添加により青緑色を呈する。
3、発明の詳細な説明
本発明方法の原料植物であるメリア・アザノラクタは学
名をメリア・アザノラクタ・リンネといい、熱帯地域に
自生する高さ107?+、以上に達する木本植物である
。本発明の方法においては、メリア・アザジラクタの樹
皮を原料として使用する。該樹皮を熱水で抽出処理する
操作は常法に従って行なわれる。即ち、細断した樹皮に
熱水を加えるか、あるいは、樹皮に水を加え、その混合
物を加熱沸騰させることによって実施される。加熱は沸
騰水浴中または直火で行うことができる。抽出時間は原
料の品質等に従って適宜決定されるが通常1乃至48時
間である。抽出終了後、抽出混合物をろ過することによ
シ熱水抽出液が得られる。
名をメリア・アザノラクタ・リンネといい、熱帯地域に
自生する高さ107?+、以上に達する木本植物である
。本発明の方法においては、メリア・アザジラクタの樹
皮を原料として使用する。該樹皮を熱水で抽出処理する
操作は常法に従って行なわれる。即ち、細断した樹皮に
熱水を加えるか、あるいは、樹皮に水を加え、その混合
物を加熱沸騰させることによって実施される。加熱は沸
騰水浴中または直火で行うことができる。抽出時間は原
料の品質等に従って適宜決定されるが通常1乃至48時
間である。抽出終了後、抽出混合物をろ過することによ
シ熱水抽出液が得られる。
このような熱水抽出に先立って、該樹皮を有機溶媒およ
び(または)常温の水で抽出前処理することにより、不
要成分を予め除去しておくことも望ましい。抽出前処理
に使用する溶媒としてはメタノール、エタノール、フロ
ノぐノール、ピリジン、アセトンのような極性有機溶媒
、ベンゼン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、酢酸エチルのような非極性有機
溶媒があげられる。
び(または)常温の水で抽出前処理することにより、不
要成分を予め除去しておくことも望ましい。抽出前処理
に使用する溶媒としてはメタノール、エタノール、フロ
ノぐノール、ピリジン、アセトンのような極性有機溶媒
、ベンゼン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、酢酸エチルのような非極性有機
溶媒があげられる。
かくして得られた熱水抽出液にはなお多量の不純物が含
まれているのでアルコール沈澱法、透析膜法または限外
ろ過法によシ、該抽出液を精製する。アルコール沈澱法
で精製する場合には、上記抽出液にメタノール、エタノ
ール、プロパノールのようなアルコールを加え、生成し
た沈澱を常法によシ、例えば遠心分離によシ採取する。
まれているのでアルコール沈澱法、透析膜法または限外
ろ過法によシ、該抽出液を精製する。アルコール沈澱法
で精製する場合には、上記抽出液にメタノール、エタノ
ール、プロパノールのようなアルコールを加え、生成し
た沈澱を常法によシ、例えば遠心分離によシ採取する。
透析膜法により精製する場合は、該抽出液を透析膜に入
れ、水につけて透析し、透析内液を所望によシ濃縮乾固
するかまたは凍結乾燥して抽出物を得る。
れ、水につけて透析し、透析内液を所望によシ濃縮乾固
するかまたは凍結乾燥して抽出物を得る。
透析膜としては分画分子量50.000以下のもの、例
えばスペクトラ・ボア1〜6(商品名、スペクトラム・
メディカル・インダストリーズ社製品)、ビスキング・
チューブ(商品名、ユニオンカーバイト社製品)が使用
される。あるいは、分画分子量が5,000〜10,0
00程度のホローファイバー型透析器を用いてもよい。
えばスペクトラ・ボア1〜6(商品名、スペクトラム・
メディカル・インダストリーズ社製品)、ビスキング・
チューブ(商品名、ユニオンカーバイト社製品)が使用
される。あるいは、分画分子量が5,000〜10,0
00程度のホローファイバー型透析器を用いてもよい。
例えばテルモ株式会社製品のクリランス’rE−15(
商品名)、アミコン社のHIP5(商品名、分画分子量
5,000)またはHIPIO(商品名、分画分子量1
0,000)を用いることができる。精製度を上げるた
めに、上記透析膜法とアルコール沈澱法を組み合せるこ
ともできる。即ち、上記透析内液にアルコールを加え、
生成する沈澱を採取する°ことにより精製度の高い多糖
体が得られる。限外ろ過法で精製する場合は分画分子量
約10,000乃至50,000の限外ろ過膜を用い、
常法に従って抽圧下に実施される。ろ過膜は、上記の分
画分子量を有するものであればよく祠質等に特に制限は
ないが、合成高分子を不織布等にキャスティングしたも
のが好適に使用される。このようなろ過膜の例としては
東洋曹達工業(沫)製品のTSK−UF膜: TS−1
0C分画分子量1o、0oo)、TS−30(同3’0
.000)、TS−50(同50,000)およびアミ
コン社製品の限外ろ過1摸:YM10(分画分子量10
,000)、pMl。
商品名)、アミコン社のHIP5(商品名、分画分子量
5,000)またはHIPIO(商品名、分画分子量1
0,000)を用いることができる。精製度を上げるた
めに、上記透析膜法とアルコール沈澱法を組み合せるこ
ともできる。即ち、上記透析内液にアルコールを加え、
生成する沈澱を採取する°ことにより精製度の高い多糖
体が得られる。限外ろ過法で精製する場合は分画分子量
約10,000乃至50,000の限外ろ過膜を用い、
常法に従って抽圧下に実施される。ろ過膜は、上記の分
画分子量を有するものであればよく祠質等に特に制限は
ないが、合成高分子を不織布等にキャスティングしたも
のが好適に使用される。このようなろ過膜の例としては
東洋曹達工業(沫)製品のTSK−UF膜: TS−1
0C分画分子量1o、0oo)、TS−30(同3’0
.000)、TS−50(同50,000)およびアミ
コン社製品の限外ろ過1摸:YM10(分画分子量10
,000)、pMl。
(同10,000)、YM30(同30,000)、P
M30(同30,000)およびXM50(同50,0
00)が挙げられる。特にTS−50(東洋曹達工業社
製品)が好ましい。ろ過に際しての加圧は約0.1〜2
’に9/crn2が適当である。限外ろ過にょシ熱水
抽出液の濃縮と低分子夾雑物の除去が同時に達成される
。濃縮液の濃度は5〜20 Tlf//rnl、好適に
は10〜15 mf)/+nlである。
M30(同30,000)およびXM50(同50,0
00)が挙げられる。特にTS−50(東洋曹達工業社
製品)が好ましい。ろ過に際しての加圧は約0.1〜2
’に9/crn2が適当である。限外ろ過にょシ熱水
抽出液の濃縮と低分子夾雑物の除去が同時に達成される
。濃縮液の濃度は5〜20 Tlf//rnl、好適に
は10〜15 mf)/+nlである。
前記アルコール沈澱法で得られた沈澱物−よたは透析膜
法において透析内液を乾燥して得られた固形物は、水に
溶かして本発明の精製抽出液とする。
法において透析内液を乾燥して得られた固形物は、水に
溶かして本発明の精製抽出液とする。
透析膜法または限外ろ過法における内液はそのまま本発
明の精製抽出液とする。
明の精製抽出液とする。
かくして得られた精製抽出液をレクチンを固定化した担
体と接触させて多糖体を吸着させる。多糖体N9GIは
後述するようiCN 9 G l aとN9Glbの2
成分よりなるが両者ともα−(1,4)−グルカン全主
鎖とする多糖体であり、レクチンと特異的に結合するた
め不純物と分離される。本発明の上記アフィニティーク
ロマトグラフィに用いる吸着iすとしては、レクチンを
固定化した市販のCon A−8epharose +
Lentil 1ectin−8epharose
(商品名、ファルマシア社製品)、アノfロース固定化
Con A (フナコシ薬品社製品)@が挙げられる。
体と接触させて多糖体を吸着させる。多糖体N9GIは
後述するようiCN 9 G l aとN9Glbの2
成分よりなるが両者ともα−(1,4)−グルカン全主
鎖とする多糖体であり、レクチンと特異的に結合するた
め不純物と分離される。本発明の上記アフィニティーク
ロマトグラフィに用いる吸着iすとしては、レクチンを
固定化した市販のCon A−8epharose +
Lentil 1ectin−8epharose
(商品名、ファルマシア社製品)、アノfロース固定化
Con A (フナコシ薬品社製品)@が挙げられる。
また、レクチンを常法に従ってアガロース、多孔性〃ラ
スビーズ等に固定したものを用いることもできる。例エ
バ、CNB r 活性化セファロース(ファルマンア社
製品)とCon Aを反応させることによりCon A
−セファロースが得られる。またアミノプロピル−C
PG (フナコ/’dl;品製品)をグルタルアルデヒ
ドで活性化したのち、1entil 1ectinと反
応させることにより1entil Iectin −C
PGが得られる。
スビーズ等に固定したものを用いることもできる。例エ
バ、CNB r 活性化セファロース(ファルマンア社
製品)とCon Aを反応させることによりCon A
−セファロースが得られる。またアミノプロピル−C
PG (フナコ/’dl;品製品)をグルタルアルデヒ
ドで活性化したのち、1entil 1ectinと反
応させることにより1entil Iectin −C
PGが得られる。
次に吸着された多糖体はメチル−α−D−ゲルコント寸
たはメチル−α−D−アンノンドの01〜0、5 M水
溶液で溶離される。溶離液を水に対して透析し、透析内
4゛グから常法により、例えば凍結乾燥法によシ所望の
多糖体N9Glが得られる。透析には前述した分画分子
量が50,000以下の透析膜または分両分子計が5,
000〜1.0.000程此のホローフ、アイバー型透
析器が使用される。
たはメチル−α−D−アンノンドの01〜0、5 M水
溶液で溶離される。溶離液を水に対して透析し、透析内
4゛グから常法により、例えば凍結乾燥法によシ所望の
多糖体N9Glが得られる。透析には前述した分画分子
量が50,000以下の透析膜または分両分子計が5,
000〜1.0.000程此のホローフ、アイバー型透
析器が使用される。
本発明の方法により得られた多’17i!を休N 9
G lは下記の物理化学的特性を有する。
G lは下記の物理化学的特性を有する。
(イ) 色と形状
凍結乾・燥品は白色粉末又は淡黄褐色粉末である。
(ロ) 赤外線吸収スペクトル
IRvKBrcrn−1: 3400,2920,16
30.1400゜1360.1150,1070,10
30,920,840(−ウ 紫外線吸収スペクトル 水溶液中の測定で吸収極太を示さず末端吸収のみを示す
。
30.1400゜1360.1150,1070,10
30,920,840(−ウ 紫外線吸収スペクトル 水溶液中の測定で吸収極太を示さず末端吸収のみを示す
。
に) (容角イ性
水に可溶でメタノール、エタノ−7・し、アセトン、エ
ーテル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおよびヘ
キサン等の有機溶媒に不溶である。
ーテル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおよびヘ
キサン等の有機溶媒に不溶である。
0) 呈色反応
フェノール硫酸反応、アンスロン硫酸反1.+Sに陽性
でヨウ素の添加により青緑色を呈する。
でヨウ素の添加により青緑色を呈する。
参考寸でに、上で得られた多糖体N 9 G Iを分画
分子量約1×103〜2×105乃至1×103〜8X
105のケ゛ルろ層剤を充填したカラムにかけ、蒸留水
で溶離すると多糖体が2つの両分に分画される。
分子量約1×103〜2×105乃至1×103〜8X
105のケ゛ルろ層剤を充填したカラムにかけ、蒸留水
で溶離すると多糖体が2つの両分に分画される。
最?力に溶出する両分を多糖体N9Gla、、後に溶出
する多糖体’1N9Glbとする。上記ケゞルろ層剤と
してはガキストランケゝル、ポリアクリルアミドケゝル
、ポリビニル系のポリマーケ゛ル、多孔性がラスビーズ
等が使用される。これらは例えば′セファデックスG−
200、セフアクリルS−300(商品名、ノアルマ/
ア社製品、スエーデン)、バイオケ゛ルP300 (i
和品名、バイオラッド社製品、米国)、トヨパールI−
IW −60(商品名、東洋四速工業社製品、[」本)
等の製品名で市販されている。
する多糖体’1N9Glbとする。上記ケゞルろ層剤と
してはガキストランケゝル、ポリアクリルアミドケゝル
、ポリビニル系のポリマーケ゛ル、多孔性がラスビーズ
等が使用される。これらは例えば′セファデックスG−
200、セフアクリルS−300(商品名、ノアルマ/
ア社製品、スエーデン)、バイオケ゛ルP300 (i
和品名、バイオラッド社製品、米国)、トヨパールI−
IW −60(商品名、東洋四速工業社製品、[」本)
等の製品名で市販されている。
多糖体N 9 G l aおよび多糖体N 9 G l
bの構造および物理化学苛性は下記の通りである。
bの構造および物理化学苛性は下記の通りである。
多4唐体N9Gla
イ) 構 」貨
α−(1→・1)−グルカンの主鎖にアラビノースがα
−(1→6)結合し、グルコースとアラビノースの構成
割合が約5:1の中性多糖体。
−(1→6)結合し、グルコースとアラビノースの構成
割合が約5:1の中性多糖体。
口)色と形状
凍結乾燥品は白色粉末である。
7つ 溶 jクイ :’1
水に川(容で、メタノール、エタノール、アセトン、エ
ーテル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおよびヘ
キサン等の有機7容媒に不溶である。
ーテル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおよびヘ
キサン等の有機7容媒に不溶である。
二)呈色反応
フェノール硫酸反応、アンスロン硫酸反応に陽性でヨウ
素の添加により青緑色を呈する。
素の添加により青緑色を呈する。
月9 分子量
セフアゾ、ラスG−200カラムケゞルクロマトグラノ
イで単一のピークを与え、分子量は約94.000であ
る。
イで単一のピークを与え、分子量は約94.000であ
る。
へ)比旋光度
〔α〕’j5: +136.oo(C=0.5 、 H
,、O)l・)赤外線吸収スペクトル IR壮暦の−” : 3/100.2930,1(32
0,1410゜1.370.12G0,1150,1.
080ブつ 紫外線吸収スペクトル 水溶液中の測定で吸収極大を示さず、末端吸収のみを示
す。
,、O)l・)赤外線吸収スペクトル IR壮暦の−” : 3/100.2930,1(32
0,1410゜1.370.12G0,1150,1.
080ブつ 紫外線吸収スペクトル 水溶液中の測定で吸収極大を示さず、末端吸収のみを示
す。
す)15C核磁気共鳴スにクトル
重水中で外部基準にTMS (テトラメチルンラン)を
使用して測定した1 00 MT−(z C核l邊気共
鳴スペタトルは次の通りである。
使用して測定した1 00 MT−(z C核l邊気共
鳴スペタトルは次の通りである。
δ ppm : 62.1,62.7,67.3,72
.9,74.8,78.1゜78.7.82.4.85
.5 、99.2 、101.1.108.9多糖体N
9Glb イ)構造 α−(1→4)−グルカンを主鎖とし、主鎖中にβ−(
1→3)フコースを含み、分枝としてα−(1→6)ア
ラビノースを有し、グルコース、アラビノースおよびフ
コースの構成割合が約5:2:1の中性多糖体。
.9,74.8,78.1゜78.7.82.4.85
.5 、99.2 、101.1.108.9多糖体N
9Glb イ)構造 α−(1→4)−グルカンを主鎖とし、主鎖中にβ−(
1→3)フコースを含み、分枝としてα−(1→6)ア
ラビノースを有し、グルコース、アラビノースおよびフ
コースの構成割合が約5:2:1の中性多糖体。
口)色と形状
凍結乾燥品は白色粉末である。
ノ9 溶解性
水に可溶で、メタノール、エタノール、アセトン、エー
テル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおよびヘキ
サン等の有機溶媒に不溶である。
テル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおよびヘキ
サン等の有機溶媒に不溶である。
二)呈色反応
フェノール硫酸反応、アンスロン硫酸反応に陽性でヨウ
素の添加により青緑色を呈する。
素の添加により青緑色を呈する。
ホ)分子量
セファデックスG−200カラムダルクロマトグラフイ
で単一のピークを与え、分子量は約21.000である
。
で単一のピークを与え、分子量は約21.000である
。
へ)比旋光度
〔α孫5: +143.7° (C=Q、5 、 H2
O)ト)赤外線吸収スペクトル IRvKBrcrrL−1: 3400,2930,1
630,1420゜ax 1260.108’0,1020.810ブう 紫外線
吸収スペクトル 水溶液中の測定で吸収極大を示さず、末端吸収のみを示
す。
O)ト)赤外線吸収スペクトル IRvKBrcrrL−1: 3400,2930,1
630,1420゜ax 1260.108’0,1020.810ブう 紫外線
吸収スペクトル 水溶液中の測定で吸収極大を示さず、末端吸収のみを示
す。
IJ) 13C核磁気共鳴ス被クトル
重水中で外部基準にTMS (テトラメチルシシン)を
使用して測定した1 00 MI−1z 15C核磁気
共鳴スペクトルは次の通シである。
使用して測定した1 00 MI−1z 15C核磁気
共鳴スペクトルは次の通シである。
δppm : 18.2,62.3,62.7,67.
4,71.1,72.0゜73.2,74.9,78.
3,78.9,82.9,83.9゜85.6 、99
.4 、101.2 、105.0 、109.1本発
明の多糖体N9G Iは上記多糖体N 9 G 1aお
よび多糖体N9Glbの混合物とみることができ、薬理
試験の結果、ザルコーマ180マウス移植腫瘍およびメ
スA固形型マウス移植腫瘍に対して顕著な阻止作用を有
することが確認された。
4,71.1,72.0゜73.2,74.9,78.
3,78.9,82.9,83.9゜85.6 、99
.4 、101.2 、105.0 、109.1本発
明の多糖体N9G Iは上記多糖体N 9 G 1aお
よび多糖体N9Glbの混合物とみることができ、薬理
試験の結果、ザルコーマ180マウス移植腫瘍およびメ
スA固形型マウス移植腫瘍に対して顕著な阻止作用を有
することが確認された。
また上記多糖体N9GIaおよびN9Glbも同様の薬
理活性を示した。
理活性を示した。
従って抗力・F瘍剤として使用する場合には、本発明の
多糖体N9Glをさらに多糖体N9GIaと多糖体N
9 G l bとに分離する必要はなく、両者の混合物
の状態で、即ち、本発明に多糖体N9G lの状態で萌
用するのが実際的である。
多糖体N9Glをさらに多糖体N9GIaと多糖体N
9 G l bとに分離する必要はなく、両者の混合物
の状態で、即ち、本発明に多糖体N9G lの状態で萌
用するのが実際的である。
次に、本発明の多糖体N9GIの試4験例を示す。
試115Q例1
ザルコーマ180固形ガンに対する効果(試別調製)
リン酸緩衝食塩水(ギブコ社製、リン酸9.5 mMを
含む; PBS )に0.5 %カルがキシメチルセル
ロース(CMC)を慧7蜀させた溶f夜に所定m1度に
なるように各両分試料を溶)質させた。
含む; PBS )に0.5 %カルがキシメチルセル
ロース(CMC)を慧7蜀させた溶f夜に所定m1度に
なるように各両分試料を溶)質させた。
(ザルコーマ180ガン則胞移植)
ICRマウス腹腔中で継代培養したザルコーマ180ガ
ン細胞を腹水とともにとり出し、生理食塩水で適当に希
釈して細胞数がi、0X10個/+fI7!となるよう
に調整した。この懸濁液の0.1 mlを4週令、雄I
CRマウス背部皮下に注射器を用いて細胞を移植した。
ン細胞を腹水とともにとり出し、生理食塩水で適当に希
釈して細胞数がi、0X10個/+fI7!となるよう
に調整した。この懸濁液の0.1 mlを4週令、雄I
CRマウス背部皮下に注射器を用いて細胞を移植した。
(試料投与)
ザルコーマ180ガン細胞を移植した61目よシ1日1
回連続10日間、上に調製した試別を注射器を用いて腹
腔に01−膜力した。■試料1儂度につき6匹のマウス
を使用した。対照は試料の溶1+lIとして用いた上記
CMC入りPBSを同様に投与したものとした。投−/
i量の表示はマウス体重1 kfjあたりの1πσ数と
した。
回連続10日間、上に調製した試別を注射器を用いて腹
腔に01−膜力した。■試料1儂度につき6匹のマウス
を使用した。対照は試料の溶1+lIとして用いた上記
CMC入りPBSを同様に投与したものとした。投−/
i量の表示はマウス体重1 kfjあたりの1πσ数と
した。
(効果判定法)
ガン細胞移植後211目に成長したガン組織を摘出し、
その重量を測定した(1群6匹の平均値)。
その重量を測定した(1群6匹の平均値)。
この重数と対照のものとの比(T/C)をとって効果判
定を行なった。対照のガン組織重量は15〜3.51で
あった。比の値が100〜71%のものを無効(−)、
70〜51%のものをやや有効(+)、50〜21係の
ものを有効(甘)、20〜0%のものを著効(+1+)
とした。結果を表1に示す。
定を行なった。対照のガン組織重量は15〜3.51で
あった。比の値が100〜71%のものを無効(−)、
70〜51%のものをやや有効(+)、50〜21係の
ものを有効(甘)、20〜0%のものを著効(+1+)
とした。結果を表1に示す。
表 1
ザルコーマ180移植ガンに対する効果(マウス)
(庄)
比較例A、特開昭57−176914に記載の方法によ
り、メリア・アザノラクタ樹皮の熱水抽出液にアルコー
ルを加え、生成した沈澱を採取して得られた熱水抽出物
。
り、メリア・アザノラクタ樹皮の熱水抽出液にアルコー
ルを加え、生成した沈澱を採取して得られた熱水抽出物
。
比較例B、特開昭57−176915に記載の方法によ
り、メリア・アザジラクタ樹皮の熱水抽出液を透析膜で
処理し、透析内液から有効成分を採取して得られた熱水
抽出物。
り、メリア・アザジラクタ樹皮の熱水抽出液を透析膜で
処理し、透析内液から有効成分を採取して得られた熱水
抽出物。
試験例2
Balb/Cマウス腹腔中で継代培養したメスA繊維肉
腫(Meth A fibrosarcoma ) 9
1B胞を腹水とともにと9出し、生理食塩水で適当に希
釈し、細胞数がi、oxlo6個/meとなるように調
製した。この細胞懸濁液の0.1 ydを5週令雄Ba
1b/Cマウス背部皮下に注射器を用いて移植した。−
匹当りの移植細胞数は1.0X105個である。試料は
、試験例1と同様にして調製し、11日目上り1日1回
、10日間連続してマウス腹腔内に投与した。判定は腫
瘍細胞移tilt 21白目に腫瘍組織を切り出し、そ
の重量を1flll定することによって行なった。結果
を表2に示す。
腫(Meth A fibrosarcoma ) 9
1B胞を腹水とともにと9出し、生理食塩水で適当に希
釈し、細胞数がi、oxlo6個/meとなるように調
製した。この細胞懸濁液の0.1 ydを5週令雄Ba
1b/Cマウス背部皮下に注射器を用いて移植した。−
匹当りの移植細胞数は1.0X105個である。試料は
、試験例1と同様にして調製し、11日目上り1日1回
、10日間連続してマウス腹腔内に投与した。判定は腫
瘍細胞移tilt 21白目に腫瘍組織を切り出し、そ
の重量を1flll定することによって行なった。結果
を表2に示す。
表 2
(庄)
比較例A、比較しl Bは表1に同じ。
表1および表2から明らかなように、本発明の多+r、
ir I本N9C; lは、ザルコーマ1801川形ガ
ンならびにメスA 俄if肉腫に対して強い抑fiil
l効果を有している。−1:たその効力は比較例Aおよ
びBに比べて約5〜6倍強くなっており、有効成分の純
波が高くなっているととを示している。
ir I本N9C; lは、ザルコーマ1801川形ガ
ンならびにメスA 俄if肉腫に対して強い抑fiil
l効果を有している。−1:たその効力は比較例Aおよ
びBに比べて約5〜6倍強くなっており、有効成分の純
波が高くなっているととを示している。
試験例3
急1′1g毒性
本発明の多糖体N9CIを体重20±1g−のICR雄
マウマウス与して急性毒性試1験を行なった結果、LD
5o値は、腹腔内膜力で600 mg/kg以上であっ
た。
マウマウス与して急性毒性試1験を行なった結果、LD
5o値は、腹腔内膜力で600 mg/kg以上であっ
た。
上記の薬(!i!試験の結果からも明らかなように、本
発明の多糖体N9Glは顕著な抗腫瘍性を有し、毒性は
極めて低いので、制Jl’llj剤として(1izだ性
質を有する。定着固形ガンに対して強い抑制効果をイア
することから本発明の多糖体(は免疫賦活型の抗j匝瘍
作用を有すると考えられる。
発明の多糖体N9Glは顕著な抗腫瘍性を有し、毒性は
極めて低いので、制Jl’llj剤として(1izだ性
質を有する。定着固形ガンに対して強い抑制効果をイア
することから本発明の多糖体(は免疫賦活型の抗j匝瘍
作用を有すると考えられる。
本発明の多糖体は、各種のJりJ疾Mに刻して有効であ
り、投Ij量は、症状、年令、体重などによって異なる
が、通常は成人に対して1日100〜2,500n1!
7であり、1〜4回に分けて膜力することができる。
り、投Ij量は、症状、年令、体重などによって異なる
が、通常は成人に対して1日100〜2,500n1!
7であり、1〜4回に分けて膜力することができる。
本発明の多゛:店体N9C1は任、き、所要の製剤用坦
体ま/ζは賦形剤を用いて経口または非経口投与用に製
剤化される。
体ま/ζは賦形剤を用いて経口または非経口投与用に製
剤化される。
経口投与用の錠剤、散剤、カプセル剤、顆粒剤等は慣用
の賦形剤例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、と
うもろこしでんぷん、馬鈴薯でんぷん、砂楯、ラクトー
ス、タルク、ステアリン酸マグネシウム、アラビアコ8
ム等を含有していてもよい。経口投与用液体製剤は水性
または油性愁濁液1溶711− N ンロッフ0、エリ
キシル剤その他であってもよい。
の賦形剤例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、と
うもろこしでんぷん、馬鈴薯でんぷん、砂楯、ラクトー
ス、タルク、ステアリン酸マグネシウム、アラビアコ8
ム等を含有していてもよい。経口投与用液体製剤は水性
または油性愁濁液1溶711− N ンロッフ0、エリ
キシル剤その他であってもよい。
注射用製j″illは溶成または懸/)ii液の形態で
あシ、懸濁化剤、安定剤または分散剤のような処方剤を
含んでいてもよく、滅菌蒸留水、精油たとえばビーナツ
ツ油、と)もろこし油あるいは非水溶媒、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール等を含有してい
てもよい。
あシ、懸濁化剤、安定剤または分散剤のような処方剤を
含んでいてもよく、滅菌蒸留水、精油たとえばビーナツ
ツ油、と)もろこし油あるいは非水溶媒、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール等を含有してい
てもよい。
直腸内投与のためには坐剤用組成物の形で提供され、周
知の製剤相体たとえばポリエチレングリコール、ラノリ
ン、ココナツツ油等を含有していてもよい。
知の製剤相体たとえばポリエチレングリコール、ラノリ
ン、ココナツツ油等を含有していてもよい。
次に実施例イc示して本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1゜
テ1) メリア・アザノラクタ樹皮乾燥品50g−をベ
ンゼン(500m1X3 )およびメタノール(500
++JX3)f:用いて室温で24時間抽出前処理し、
得られた抽出残渣を熱水200−で3回抽出処理した。
ンゼン(500m1X3 )およびメタノール(500
++JX3)f:用いて室温で24時間抽出前処理し、
得られた抽出残渣を熱水200−で3回抽出処理した。
得られた抽出液を合し、ロータリーエバポレーターで濃
縮乾固し、1960.5mgの粉末を得た。
縮乾固し、1960.5mgの粉末を得た。
(2)上記(1)で得られた粉末t o o o mg
を水200m1!に溶解し、得られた水溶液に純エタノ
ールを攪拌しながら室温で徐々に加え、水溶液中のエタ
ノール濃度が80%になったときに添加をやめ、生成し
た沈澱を遠心分離によシ採取し、594.5V19の褐
色粉末を得た。
を水200m1!に溶解し、得られた水溶液に純エタノ
ールを攪拌しながら室温で徐々に加え、水溶液中のエタ
ノール濃度が80%になったときに添加をやめ、生成し
た沈澱を遠心分離によシ採取し、594.5V19の褐
色粉末を得た。
(3)上記(1)で得られた粉末500 m9を水50
+nlにとかし、この水溶液をスペクトラ Iアロ(
分画分子Ft50,000)に入れ、水に対して透析し
た。
+nlにとかし、この水溶液をスペクトラ Iアロ(
分画分子Ft50,000)に入れ、水に対して透析し
た。
透析内液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮乾固
して褐色の粉末310.πりを得た。
して褐色の粉末310.πりを得た。
(4)上記(2)または(3)で得られた粉末100
hrりを20dの蒸留水に溶解し、ConA−セファロ
ース(ファルマシア社製品)を充填したカラム(φ1.
OX10cm)に通し、蒸留水で洗浄する。次いで0.
3Mのメチル−α−D−グルコシド水溶液で溶出した。
hrりを20dの蒸留水に溶解し、ConA−セファロ
ース(ファルマシア社製品)を充填したカラム(φ1.
OX10cm)に通し、蒸留水で洗浄する。次いで0.
3Mのメチル−α−D−グルコシド水溶液で溶出した。
溶出液を集め水に対して、透析したのち減圧濃縮し、凍
結乾燥すると所望の多糖体N9Glが35.8 mg得
られた。
結乾燥すると所望の多糖体N9Glが35.8 mg得
られた。
(5)上記(4)でCon A−セファロースの代シに
Lentil 1ectin−セファロース(ファルマ
シア社製品)を用いても同様の結果が得られた。
Lentil 1ectin−セファロース(ファルマ
シア社製品)を用いても同様の結果が得られた。
上記(4)および(5)における多糖体を七ファデ、ラ
スG−100でケ゛ルろ過を行うとN9G1両分しか含
んでおらず、不純物が除去されていることが分る。
スG−100でケ゛ルろ過を行うとN9G1両分しか含
んでおらず、不純物が除去されていることが分る。
■0発明の具体的効果
上((詳述したように、本発明によれば多糖体N9Gl
の工業的製造法が提供される。
の工業的製造法が提供される。
多ン:店体N9Glは試験例で示したように、ザルコー
マ1180移t+iガンおよびメスA繊維肉腫に対して
強い抑制活性を示し、毒性は非常に低いので抗腫瘍剤と
して有用である。本発明によればかがる多糖体N 9
G lを工業的に有利に製造する方法が提供される。
マ1180移t+iガンおよびメスA繊維肉腫に対して
強い抑制活性を示し、毒性は非常に低いので抗腫瘍剤と
して有用である。本発明によればかがる多糖体N 9
G lを工業的に有利に製造する方法が提供される。
−1゛
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) メリア・アデノラクタ樹皮を熱水で抽出し、該
抽出液を透析膜法、アルコール沈澱法寸たは限外ろ過去
により謂製し、得られた精製抽出液をレクチ/を固定化
した担体と接触させて多1唐体を吸着さぜ、メチル−α
−D−グルコ7トマlc Ir、1メチル−α−D−マ
ンノシドで溶出し、溶出液を分両分7−量50,000
以下の透析膜を用いて水に刻して透析し、透析内直から
多:iV!i (4;、を採取することを特徴とする下
記の物理化学的!jN性を有する多糖1< N 9 G
lの製法。 づ) 色と形状 凍結乾・燥品(・よ白色または淡Jソ(褐色粉末である
。 (ロ)赤外線吸収スペクトル IRv””cwi” : 3400.2920,163
0,1400゜1aX 1360.1150,1070,1030,920゜4
0 C) 紫外線吸収ス横りトル 水i@液液中1iill定で吸収極大を示さず末SIR
吸収のみを示す。 に) 溶解性 水に可溶でメタノール、エフノール、アセトン、エーテ
ル、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼンおよびヘキサ
ン等の有限溶媒に不溶である。 0う 呈色反応 フェノール硫酸反応、アンスロンf流酸反応に陽性てヨ
ウ素の添加により青緑色を呈する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58150340A JPS6042330A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 多糖体ν9giの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58150340A JPS6042330A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 多糖体ν9giの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042330A true JPS6042330A (ja) | 1985-03-06 |
JPH0335295B2 JPH0335295B2 (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=15494857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58150340A Granted JPS6042330A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 多糖体ν9giの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042330A (ja) |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP58150340A patent/JPS6042330A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335295B2 (ja) | 1991-05-27 |
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