JPS6042236A - 黄色系無機顔料 - Google Patents
黄色系無機顔料Info
- Publication number
- JPS6042236A JPS6042236A JP14616583A JP14616583A JPS6042236A JP S6042236 A JPS6042236 A JP S6042236A JP 14616583 A JP14616583 A JP 14616583A JP 14616583 A JP14616583 A JP 14616583A JP S6042236 A JPS6042236 A JP S6042236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- yellow
- molybdenum
- iron
- pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compounds Of Iron (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来から黄色系%磯顔刺として例えは特公昭3 5 −
] (1 1 43号公報に記載のようにチタンとア
ンチモン及びニッケル又はコバルトの酸化物よりなるも
の,又これ等の改質のための添加成分とじて鉛、カドミ
ウム、砒素、ベリリウム、ビスマス、錫、アルミニウム
、亜鉛、硅素、燐の一種又は二種以上な酸化物換算で少
量配合し、焼成同相反応し発色させたもの、又特公昭5
0−8092号公報に物と、五酸化タンタル、五酸化ニ
オブから選ばれた一種の酸化物との混合物な所定モル比
で混合し、焼成し固溶化したもの、又該明細豊中に公知
例として記載されているように、酸化鉛と五酸化アンチ
モンのほかに発色剤としてではなく安定剤として酸化鉄
、酸化錫などを加えたもの,或いは特公昭5 5. −
8 4. 5 0号公報に記載のようにチタン、バリ
ウム及びニッケルの各元素の酸化物からなる無機顔料の
製造方法においてメタチタン酸をチタン酸化合物の原料
として使用し従来より焼成温度を下げるようにしたもの
等がある。しかしこれ等の成るものは配合比が複雑であ
ったり、原料価格が非常に高価であったり、又アンチモ
ンを含むものはその酸化物の構造によっては毒性のある
ものもある。
] (1 1 43号公報に記載のようにチタンとア
ンチモン及びニッケル又はコバルトの酸化物よりなるも
の,又これ等の改質のための添加成分とじて鉛、カドミ
ウム、砒素、ベリリウム、ビスマス、錫、アルミニウム
、亜鉛、硅素、燐の一種又は二種以上な酸化物換算で少
量配合し、焼成同相反応し発色させたもの、又特公昭5
0−8092号公報に物と、五酸化タンタル、五酸化ニ
オブから選ばれた一種の酸化物との混合物な所定モル比
で混合し、焼成し固溶化したもの、又該明細豊中に公知
例として記載されているように、酸化鉛と五酸化アンチ
モンのほかに発色剤としてではなく安定剤として酸化鉄
、酸化錫などを加えたもの,或いは特公昭5 5. −
8 4. 5 0号公報に記載のようにチタン、バリ
ウム及びニッケルの各元素の酸化物からなる無機顔料の
製造方法においてメタチタン酸をチタン酸化合物の原料
として使用し従来より焼成温度を下げるようにしたもの
等がある。しかしこれ等の成るものは配合比が複雑であ
ったり、原料価格が非常に高価であったり、又アンチモ
ンを含むものはその酸化物の構造によっては毒性のある
ものもある。
本発明者等は種々検討の結果、無毒、無公害で安定性に
優れ、かつ安価な原料を使用し、しかも従来の黄色系無
機顔料と何ら遜色のない顔料が得られることを見出し本
発明を完成したものであって、本角明の要旨とするとこ
ろは、チタンの酸化物及び又は塩と鉄の酸化物及び又は
塩とモリブデンの酸化物及び又は塩とを配合し、焼成し
最終的に固溶化したことを特徴とする黄色系無機顔料に
あり、上記において最も適した配合比は酸化物換算でT
iO298−96mo7%、Fe2031〜2 mo1
%、Mo031〜2 mal1% であり、最も適した
焼成温度は約80ぽC−約1100°Cの範囲にあるこ
とである。
優れ、かつ安価な原料を使用し、しかも従来の黄色系無
機顔料と何ら遜色のない顔料が得られることを見出し本
発明を完成したものであって、本角明の要旨とするとこ
ろは、チタンの酸化物及び又は塩と鉄の酸化物及び又は
塩とモリブデンの酸化物及び又は塩とを配合し、焼成し
最終的に固溶化したことを特徴とする黄色系無機顔料に
あり、上記において最も適した配合比は酸化物換算でT
iO298−96mo7%、Fe2031〜2 mo1
%、Mo031〜2 mal1% であり、最も適した
焼成温度は約80ぽC−約1100°Cの範囲にあるこ
とである。
本発明は上述から明らかなように酸化チタンをm格子と
し、これに発色剤としては新規な酸化鉄及び酸化モリブ
デンな固溶させたものであって、その結晶構造はルチル
型をなしている。又色相は」二連のTiO298〜96
mo1%、Fe2O31〜2 mo1%、M、o03
1〜2 mo1%の範囲内で酸化鉄、酸化モリブデン
の量が少なくなるにつれてレモン黄となり、又上記範囲
で酸化鉄、酸化モリブデンの量が多くなるにつれて赤味
が増しオレンジ黄となる。さらに上記範囲ケ超えて多く
なるとルチル型固溶体の他に擬ブルツカイト型化合物を
生成し、色相は褐色が強くなり徐々に黒色へと変化する
。したがって黄色系無機顔料として最も適した配合比は
上述の範囲内にあることが好ましい。最も使用目的によ
っては上記範囲外でも使用し得ろことはいうまでもない
。又焼成温度は800℃〜]100°Cの範囲内で完全
に固溶化が行なわれるので、この温度範囲で焼成するこ
とが必要であるが、温度も色相に影響するもので上記範
囲の低温側ではレモン黄。
し、これに発色剤としては新規な酸化鉄及び酸化モリブ
デンな固溶させたものであって、その結晶構造はルチル
型をなしている。又色相は」二連のTiO298〜96
mo1%、Fe2O31〜2 mo1%、M、o03
1〜2 mo1%の範囲内で酸化鉄、酸化モリブデン
の量が少なくなるにつれてレモン黄となり、又上記範囲
で酸化鉄、酸化モリブデンの量が多くなるにつれて赤味
が増しオレンジ黄となる。さらに上記範囲ケ超えて多く
なるとルチル型固溶体の他に擬ブルツカイト型化合物を
生成し、色相は褐色が強くなり徐々に黒色へと変化する
。したがって黄色系無機顔料として最も適した配合比は
上述の範囲内にあることが好ましい。最も使用目的によ
っては上記範囲外でも使用し得ろことはいうまでもない
。又焼成温度は800℃〜]100°Cの範囲内で完全
に固溶化が行なわれるので、この温度範囲で焼成するこ
とが必要であるが、温度も色相に影響するもので上記範
囲の低温側ではレモン黄。
高温側ではオレンジ黄となる傾向がある、したがって上
記配合比及び焼成温度を適当に選定することにより所望
の色相の黄色系無機顔料を得ることができる。
記配合比及び焼成温度を適当に選定することにより所望
の色相の黄色系無機顔料を得ることができる。
以下実施例に基いて本発明を詳述するが、本発明は実施
例に限定されるものでないことはいうまでもない。
例に限定されるものでないことはいうまでもない。
実施例1
原料の配合比(mo1%)
酸化鉄(Fe2e3) ■、q
酸化モリブデン(MoO2) 1.7
酸化チタン(T10□) 96.6
上記原料な混合機で充分混合した後、アルミナ坩堝に投
入し、電気炉で常温から1000°Cまで昇温。
入し、電気炉で常温から1000°Cまで昇温。
約2時間保持し、徐冷後粉砕することにより黄色系無機
顔料が得られた。
顔料が得られた。
実施例2
原料の配合比(mo1%)
水酸化鉄(Fe203として) ■
モリブデン酸アンモン(MoO2として) ]酸化チタ
ン(TiO2) 98 上記原料を混合機で充分混合した後、アルミナ坩堝(C
入れ、電気炉で常温から900°Cまで昇温、約3時間
保持し、徐冷後、粉砕することにより黄色無機顔料が得
られた。又徐冷後溶解性物を水洗し、濾過、乾燥、粉砕
することによっても同様の黄色系無機顔料が得られた。
ン(TiO2) 98 上記原料を混合機で充分混合した後、アルミナ坩堝(C
入れ、電気炉で常温から900°Cまで昇温、約3時間
保持し、徐冷後、粉砕することにより黄色無機顔料が得
られた。又徐冷後溶解性物を水洗し、濾過、乾燥、粉砕
することによっても同様の黄色系無機顔料が得られた。
実施例3
原料の配合比(mo1%)
酸化鉄(Fe2o3) 1.5
酸化モリブデン(l刷003) ]、、0酸化チタン(
TiO2) 97.5 上記原料な混合機で充分混合した後、アルミナ坩堝に投
入し、電気炉で常温から1000℃ まで昇温、約2時
間保持し、徐冷後粉砕により黄色系無機顔料が得られた
。
TiO2) 97.5 上記原料な混合機で充分混合した後、アルミナ坩堝に投
入し、電気炉で常温から1000℃ まで昇温、約2時
間保持し、徐冷後粉砕により黄色系無機顔料が得られた
。
実施例4
実施例1及び実施例3の方法で、下記の配合比で分光反
射率の測定試料ケ作製した。
射率の測定試料ケ作製した。
上記試料により測定した分光反射率曲線は第1図に示す
通りであって、いずれも紫外部からかなり強い吸収が可
視部約420mμ附近までくい込み、これより長波長側
では反射率は大となり、約700mμ附近でほぼ一定の
値(88〜90%)となる。
通りであって、いずれも紫外部からかなり強い吸収が可
視部約420mμ附近までくい込み、これより長波長側
では反射率は大となり、約700mμ附近でほぼ一定の
値(88〜90%)となる。
F e203 、 M o O3を増すと可視部全域で
、一様に吸収が強(なる。色調は■から■にかげてF
e203.M o 03の合計量が増すにしたがってオ
レンジ色が強くする、又実施例8(試料5)のようにF
e203とMoO3のバランスがFe2O3’) Mo
O3の場合には反射率は小さくなる。
、一様に吸収が強(なる。色調は■から■にかげてF
e203.M o 03の合計量が増すにしたがってオ
レンジ色が強くする、又実施例8(試料5)のようにF
e203とMoO3のバランスがFe2O3’) Mo
O3の場合には反射率は小さくなる。
以上の次第で本発明によるときは、顔料がチタン、鉄、
モリブデンの酸化物を含有成分としているため、無毒、
無公害であり、しかも高温で焼成されているため光、熱
、薬品等に対し非常に安定なものであるので、巾広い分
野で活用することができろ。
モリブデンの酸化物を含有成分としているため、無毒、
無公害であり、しかも高温で焼成されているため光、熱
、薬品等に対し非常に安定なものであるので、巾広い分
野で活用することができろ。
図面は本発明の黄色系無機顔料(試料■〜■)の分光反
射率曲線を示す図である。
射率曲線を示す図である。
Claims (2)
- (1)チタンの酸化物及び又は塩と鉄の酸化物及び又は
塩とモリブデンの酸化物及び又は塩とを配合し、焼成し
、最終的に固溶化したことを特徴とする黄色系無機顔料
。 - (2)チタンの酸化物及び又は塩と鉄の酸化物及び又は
塩とモリブデンの酸化物及び又は塩とを酸化物換算でT
j、0298 96 mo1%Fe2031〜2mo1
%Mob、1〜2 mo、1% の割合で配合し、約8
00°C−約1]00’Cで焼成し、最終的に固溶化し
たことな′14′徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の黄色系無機顔料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14616583A JPS6042236A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 黄色系無機顔料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14616583A JPS6042236A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 黄色系無機顔料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042236A true JPS6042236A (ja) | 1985-03-06 |
JPH0139969B2 JPH0139969B2 (ja) | 1989-08-24 |
Family
ID=15401598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14616583A Granted JPS6042236A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 黄色系無機顔料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042236A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6200376B1 (en) | 1998-04-08 | 2001-03-13 | Toda Kogyo Corporation | Heat-resistant yellow pigment |
JP2016013954A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | Dic株式会社 | 酸化チタン粒子およびその製造方法 |
CN110330813A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-10-15 | 西华大学 | 一种彩色TiO2近红外反射颜料及其制备方法 |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP14616583A patent/JPS6042236A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6200376B1 (en) | 1998-04-08 | 2001-03-13 | Toda Kogyo Corporation | Heat-resistant yellow pigment |
JP2016013954A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | Dic株式会社 | 酸化チタン粒子およびその製造方法 |
CN110330813A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-10-15 | 西华大学 | 一种彩色TiO2近红外反射颜料及其制备方法 |
CN110330813B (zh) * | 2019-05-09 | 2021-06-18 | 西华大学 | 一种彩色TiO2近红外反射颜料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0139969B2 (ja) | 1989-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6113873A (en) | Stable anatase titanium dioxide and process for preparing the same | |
ES2671495T3 (es) | Pigmentos de vanadato de bismuto | |
JPS62212226A (ja) | バナジン酸ビスマス系無機化合物 | |
JPH05508382A (ja) | リンバナジン酸ビスマス及び/又はケイバナジン酸ビスマス基黄色顔料及びその製造方法 | |
Thara et al. | New series of brilliant yellow colorants in rare earth doped scheelite type oxides,(LiRE) 1/2WO4-BiVO4 for cool roof applications | |
US4272296A (en) | New inorganic pigments and process for their preparation | |
US2309173A (en) | Black ceramic pigments and method of preparation | |
JPS6240292B2 (ja) | ||
JP6181281B2 (ja) | 同時置換パイロクロアの顔料および関連構造 | |
US2817595A (en) | Preparation of chalk resistant anatase pigment | |
JPH04214032A (ja) | リン酸塩変性バナジン酸ビスマス顔料 | |
JPS6042236A (ja) | 黄色系無機顔料 | |
US4084984A (en) | Temperature-stable inorganic yellow pigments | |
JP5778264B2 (ja) | 置換酸化ニオブスズ顔料 | |
WO2022142124A1 (zh) | 一种基于Ca3TeO6结构的绿色颜料及其制备方法和应用 | |
JPH10139440A (ja) | バナジン酸ビスマス顔料、その製法、該顔料の使用及び該顔料を含有する着色された物質 | |
JPH0521852B2 (ja) | ||
KR102643150B1 (ko) | 시온안료 및 이의 제조방법 | |
US2379019A (en) | Preparation of pigmentary materials | |
US3870787A (en) | Pigment and preparation thereof | |
JPH03182566A (ja) | バナジン酸ビスマス顔料の改良製造法 | |
US3253939A (en) | Titanium dioxide pigments | |
JP3954837B2 (ja) | 黄色系セリウム顔料 | |
US3956226A (en) | Pigmented composition | |
JPH04170323A (ja) | 超微粒子黄色系顔料及びその製造方法 |