JPS6042204Y2 - 気化器の燃料通路構造 - Google Patents
気化器の燃料通路構造Info
- Publication number
- JPS6042204Y2 JPS6042204Y2 JP11488080U JP11488080U JPS6042204Y2 JP S6042204 Y2 JPS6042204 Y2 JP S6042204Y2 JP 11488080 U JP11488080 U JP 11488080U JP 11488080 U JP11488080 U JP 11488080U JP S6042204 Y2 JPS6042204 Y2 JP S6042204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- corner
- air
- fuel passage
- air jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、燃料機関において機関本体に燃料を供給する
気化器の燃料通路構造に関し、特に略直角に曲って燃料
に空気を混入するエアジェツトを有する角部の構成に機
するものである。
気化器の燃料通路構造に関し、特に略直角に曲って燃料
に空気を混入するエアジェツトを有する角部の構成に機
するものである。
〔従来の技術〕
一般に気化器では燃料通路の途中が略直角に折曲ってそ
の角部の流出側と反対の側の上部にエアブリードを構成
するエアジェツトが設けられており（特開昭５０−６６
６３暢公報参照）、この角部でエアジェツトから吸込ま
れた空気が燃料中に混入するようになっている。
の角部の流出側と反対の側の上部にエアブリードを構成
するエアジェツトが設けられており（特開昭５０−６６
６３暢公報参照）、この角部でエアジェツトから吸込ま
れた空気が燃料中に混入するようになっている。
ところで、上記角部の流入側から流入する燃料はそれと
直交する通路壁面に勢い良く衝突して周囲に飛び散り、
この燃料飛沫がスロットル変動、即ち燃料流変化により
例えばｍ数面にも及ぶことが確認されている。
直交する通路壁面に勢い良く衝突して周囲に飛び散り、
この燃料飛沫がスロットル変動、即ち燃料流変化により
例えばｍ数面にも及ぶことが確認されている。
そして、燃料飛沫のうちのエアジェツト側に飛ぶものは
その空気に供給する孔に付着味このためエアジェツトか
らの空気の流入が阻止されて空燃比変動、空気と燃料の
混合不均一による回転変動を招くという問題があった。
その空気に供給する孔に付着味このためエアジェツトか
らの空気の流入が阻止されて空燃比変動、空気と燃料の
混合不均一による回転変動を招くという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような問題を除去すべくなされたもので
、燃料通路の略直角に曲った角部の流出側及びそれと反
対側のエアジェツトの間で、流入側と対向する個所に流
出側に向いて傾斜した燃料衝突面を有する制御部材を設
け、角部流入側から流入する燃料をすべて方向変換して
流出側に導くようにし、燃料がエアジェツト側に飛散す
るのを規制する気化器の燃料通路構造を提供するもので
ある。
、燃料通路の略直角に曲った角部の流出側及びそれと反
対側のエアジェツトの間で、流入側と対向する個所に流
出側に向いて傾斜した燃料衝突面を有する制御部材を設
け、角部流入側から流入する燃料をすべて方向変換して
流出側に導くようにし、燃料がエアジェツト側に飛散す
るのを規制する気化器の燃料通路構造を提供するもので
ある。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
する。
する。
第１図において本考案が適用される気化器について説明
すると、符号１は気化器本体であり、この気化器本体１
の混合気通路２のベンチュリ３下流側にスロットル弁４
が設けられ、燃料が常に一定８貯えられているフロート
室５からベンチュリ３のメインノズル６にメインジェッ
ト７及びメインエアブリード８を有するメイン燃料通路
９が連通している。
すると、符号１は気化器本体であり、この気化器本体１
の混合気通路２のベンチュリ３下流側にスロットル弁４
が設けられ、燃料が常に一定８貯えられているフロート
室５からベンチュリ３のメインノズル６にメインジェッ
ト７及びメインエアブリード８を有するメイン燃料通路
９が連通している。
また、このようなメイン燃料通路９のメインジェット７
とメインエアフリート８との間から分岐してスロットル
弁４の近傍に設けられているアイドルホール１０とバイ
パスホール１１にスロー燃料通路１２が連通し、このス
ロー燃料通路１２の途中にエコノマイザエアブリード１
３が設けられると共に、略直角に曲つた角部１４の上方
にスローエアブリードを構成するエアジェツト１５が設
けられている。
とメインエアフリート８との間から分岐してスロットル
弁４の近傍に設けられているアイドルホール１０とバイ
パスホール１１にスロー燃料通路１２が連通し、このス
ロー燃料通路１２の途中にエコノマイザエアブリード１
３が設けられると共に、略直角に曲つた角部１４の上方
にスローエアブリードを構成するエアジェツト１５が設
けられている。
そこで本考案はこのようなフロー燃料通路１２の角部１
４を改良したもので、第２図により詳細に説明すると、
角部１４の流出口１４ａと反対の上方に順次径を大きく
した通路１６が形成されて、この通路１６に空気を計量
して供給する孔１７を有するエアジェツト１５が取付け
られている。
４を改良したもので、第２図により詳細に説明すると、
角部１４の流出口１４ａと反対の上方に順次径を大きく
した通路１６が形成されて、この通路１６に空気を計量
して供給する孔１７を有するエアジェツト１５が取付け
られている。
かくして、かかる角部１４の流出口１４ａとエアジェツ
ト１５側の通路１６との間の流入口１４ｂと対向する個
所に、流出口１４ａに向いて傾斜した燃料衝突面１８を
有する制御部材１９が、通路１６の一部を塞ぐようにし
て取付けられている。
ト１５側の通路１６との間の流入口１４ｂと対向する個
所に、流出口１４ａに向いて傾斜した燃料衝突面１８を
有する制御部材１９が、通路１６の一部を塞ぐようにし
て取付けられている。
本考案はこのように構成されているから、スロー燃料通
路１２の角部１４において流入口１４ｂから流入する燃
料は制御部材１９の傾斜する衝突面１８に衝突し、且つ
その向きにより流出口１４ａの方に強制的に方向変換し
て流される。
路１２の角部１４において流入口１４ｂから流入する燃
料は制御部材１９の傾斜する衝突面１８に衝突し、且つ
その向きにより流出口１４ａの方に強制的に方向変換し
て流される。
また、エアジェツト側の通路１６の角部側が狭くなって
燃料を流入し離くし、同時にエアジェツト１５の孔１７
から吸込まれた空気は絞り作用により流速を増して角部
１４に流入するようになる。
燃料を流入し離くし、同時にエアジェツト１５の孔１７
から吸込まれた空気は絞り作用により流速を増して角部
１４に流入するようになる。
これらの相乗作用で角部流人口１４ｂから流入する燃料
のほとんどは円滑に流出口１４ｂに流れ、一部衝突面１
８に衝突してエアジェツト側に飛散する飛沫は通路１６
の狭い開口部の速い空気流に押されてエアジェツト１５
側に達し得なくなる。
のほとんどは円滑に流出口１４ｂに流れ、一部衝突面１
８に衝突してエアジェツト側に飛散する飛沫は通路１６
の狭い開口部の速い空気流に押されてエアジェツト１５
側に達し得なくなる。
このように本考案によると、スロー燃料通路１２の角部
１４上方に配置されたエアジェツト１５へは燃料の飛沫
が行かなくなって、その閉塞による空気の流入阻止はな
くなり、これにより空燃比の変動がなくなり、常に良好
に混合した燃料が供給されることになって、アイドリン
グ等の低速運転が安定化し、燃費も向上する。
１４上方に配置されたエアジェツト１５へは燃料の飛沫
が行かなくなって、その閉塞による空気の流入阻止はな
くなり、これにより空燃比の変動がなくなり、常に良好
に混合した燃料が供給されることになって、アイドリン
グ等の低速運転が安定化し、燃費も向上する。
尚、制御部材１９は丸または角のいずれの部材でも良く
、衝突面１８は平面または凹曲面のいずれでも可能であ
る。
、衝突面１８は平面または凹曲面のいずれでも可能であ
る。
第１図は本考案が適用される気化器の一例を示す断面図
、第２図は本考案の構造の一実施例を示す断面図である
。 １２・・・・・・スロー燃料通路、１４・・・・・・角
部、１４ａ・・・・・・流出口、１４ｂ・・・・・・流
入口、１５・・・・・・エアジェツト、１８・・・・・
・燃料衝突面、１９・・・・・・制御部材。
、第２図は本考案の構造の一実施例を示す断面図である
。 １２・・・・・・スロー燃料通路、１４・・・・・・角
部、１４ａ・・・・・・流出口、１４ｂ・・・・・・流
入口、１５・・・・・・エアジェツト、１８・・・・・
・燃料衝突面、１９・・・・・・制御部材。
Claims (1)
- 燃料通路の略直角に曲った角部の流出側と反対の側に、
空気を計量して燃料に混入するエアジェツトを有するも
のにおいて、上記角部の流出側とエアジェツトとの間の
角部流入側と対向する個所に、流出側に向いて傾斜した
燃料衝突面を有する制御部材を設けて、角部流入側から
流入する燃料のすべてを方向変換して流出側に導くよう
に構成したことを特徴とする気化器の燃料通路構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11488080U JPS6042204Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | 気化器の燃料通路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11488080U JPS6042204Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | 気化器の燃料通路構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5742152U JPS5742152U (ja) | 1982-03-08 |
| JPS6042204Y2 true JPS6042204Y2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=29475843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11488080U Expired JPS6042204Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | 気化器の燃料通路構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042204Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-12 JP JP11488080U patent/JPS6042204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5742152U (ja) | 1982-03-08 |
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