JPS6042090Y2 - 自動復元式遮断機 - Google Patents

自動復元式遮断機

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Publication number
JPS6042090Y2
JPS6042090Y2 JP14892882U JP14892882U JPS6042090Y2 JP S6042090 Y2 JPS6042090 Y2 JP S6042090Y2 JP 14892882 U JP14892882 U JP 14892882U JP 14892882 U JP14892882 U JP 14892882U JP S6042090 Y2 JPS6042090 Y2 JP S6042090Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
fluid
center
rotating shaft
gravity
Prior art date
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Expired
Application number
JP14892882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5956210U (ja
Inventor
耕三 河口
吉孝 後藤
Original Assignee
天龍工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 天龍工業株式会社 filed Critical 天龍工業株式会社
Priority to JP14892882U priority Critical patent/JPS6042090Y2/ja
Publication of JPS5956210U publication Critical patent/JPS5956210U/ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は道路、門、各種出入口等の場所に設置される手
動式遮断機に係る。
従来の手動式の遮断機においては、通行毎にその都度開
放遮断の操作が必要であり、開放状態で放置された場合
には、遮断機としての目的を果さない欠点があった。
本考案は、従来品におけるこれらの欠点を除去すると共
に、機械的、電気的な動力源を必要としない簡易な手動
式遮断機において、遮断棒を開放状態まで操作すると、
一定時間経過後自動的に元の遮断状態に戻ることを特徴
とする自動復元式遮断機を新たに提供するものである。
本考案の遮断機における遮断棒の開放後、一定時間経過
後に作動して遮断せしめる重心移動機構に係る構成は、
遮断状態において重心移動機構内部に収容した重心移動
用の流動体を3個の貯留室のうちで最も低位に位置する
第1貯留室に貯留腰遮断棒を垂直方向に持上げ操作する
と、第1貯留室の流体の大部分が第2貯留室に移動し、
重心移動機構の重心が回動軸の右下から左上に移動する
が、第2貯留室に移動した流動体が漸次少量ずつ第3貯
留室へ移動するに従い、重心移動機構の重心は左上から
右下に遮断する方向に移動し、一定時間経過後に重心移
動機構及び遮断棒は時計廻りに自動的に回動して、遮断
状態に復元される。
以下、本考案の自動復元式遮断機について、図の実施例
により詳細に説明する。
第1図及び第2図において、1は複数の部材で形成され
た遮断機全体を思承する軸受は付きの支基、2は支基1
の軸受けに回動自在の形で嵌装した回動軸、3は回動軸
2に固着した遮断棒で、該遮断棒の回動範囲は、支基1
の軸受けに設けたストッパー切欠1′により、回動軸2
が遮断状態から開放状態までの90度程度に規制される
4は該回動軸に固着した重心移動機構で、3個の貯留室
即ち第1貯留室5、第2貯留室7、及び第3貯留室9を
断面積の異なる流路即ち第1流路6、第2流路8、及び
第3流路10で連通一体化して或る。
回動軸2が、遮断棒3、及び重心移動機構4で遮断機構
部が構成される。
次に第3図及び第4図において、12は重心移動機構4
内に注入口11から注入した重心移動用流動体である。
6は第1貯留室5と第2貯留室7をつなぐ最も太い第1
流路、8は第2貯留室7と第3貯留室9をつなぐ最も細
い第2流路、10は第3貯留室9と第1貯留室5をつな
ぐ適当な断面積の第3流路である。
13は注入口11を密封する蓋であり、各貯留室と流路
は互いに連通一体化されて一つの循環流路が構成される
次に本考案の構成について補足すると、本願実施例では
、重心移動機構4は左右一対の成形品を接合して構成し
ているが、例えば円筒または球形等任意適宜な形状で3
個の貯留室を個々に構威し、その各々の貯留室を断面積
の異なる流路用管で互いに連通一体化してもよく、回動
軸の回動範囲を90度程度に規制するためのストッパー
機構も、本願実施例では麦藁1の軸受けに設けたストッ
パー切欠1′で行なっているが、回動軸または麦藁のい
ずれかにストッパー機構を付設して、回動範囲を規制す
ることもできる。
重心移動機構内の流動体12は、第1流路6、第2流路
8、第3流路10を通って流動し得る物質ならば、その
物質それ自体の構成は問わない。
すなわち液体でもよく、また砂時計用の砂のような粒体
であってもよく、あるいはまた液体と粒体との混合体で
もよい。
水と不凍液の混合したものを用いれば凍結することもな
い。
以上述べた本実施例の作動につき説明すると、遮断棒3
を手動で開放状態まで反時計廻りに約90度回動させる
と、同時に重心移動機構4も同軸で回動し、第4図のご
とく第1貯留室5の流体12はごく少量が第3流路10
を通り第3貯留室9へ流入するが、大部分の流動体12
は第1流路6を通り第2貯留室7に流入し、重心移動機
構4の重心が第4図において回動軸2より左上の位置へ
来ると遮断機は開放静止状態を保つ。
前記第2貯留室7に移動した流動体は、第2流路8を通
り漸次少量ずつ第3貯留室9へ流入して行くに従い、該
重心移動機構の重心は、右側に漸次移動し回動軸2より
右側に来ると重心移動機構4は開放静止状態から時計廻
りの方向に回動し、第1図の姿勢に戻る。
このとき、第2貯留室7に残った流動体12と第3貯留
室9の流動体12は、それぞれ第1流路6と第3流路1
0を通り第1貯留室5に合流し、重心の安定度を更に増
す。
以上詳述したように、本考案に係る手動式の自動復元式
遮断機によれば、利用者による開放操作のみで重心移動
用の流動体の移動により一定時間経過後に遮断機が自動
的に作動するので、操作の単純化と、機械的、電気的な
動力源を含まない単純構造のため故障する要因が著しく
少なく、産業上の利用価値大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の遮断時の正面図、第2図は第1図のP
矢視図、第3図は第2図のA−A線に沿った拡大縦断右
側面図、第4図は開放状態における第2図のA−A線に
沿った拡大縦断右側面図である。 1は麦藁、1′はストッパー切欠、2は回動軸、3は遮
断棒、4は重心移動機構、5は第1貯留室、6は第1流
路、7は第2貯留室、8は第2流路、9は第3貯留室、
10は第3流路、12は流動体、13は蓋である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 遮断機全体を支承する軸受は付きの支基に、
    回動軸を回動自在に嵌装し、3個の貯留室を有し、その
    各々を断面積の異なる3個の流路で互いに連通一体化し
    て、内部に重心移動用の流動体を収容して成る重心移動
    機構を回動軸に装着腰また回動軸の一部に遮断棒を固着
    して遮断機構部を構成し、更に回動軸の回動範囲を90
    度程度に規制するためのストッパー機構を回動軸または
    支基のいずれかに付設したことを特徴とする自動復元式
    遮断機。
  2. (2)流動体が粒体からなる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の自動復元遮断機。
  3. (3)流動体が粒体と液体との混合体からなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の自動復元遮断機。
  4. (4)流動体が液体からなる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の自動復元遮断機。
JP14892882U 1982-09-30 1982-09-30 自動復元式遮断機 Expired JPS6042090Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5956210U JPS5956210U (ja) 1984-04-12
JPS6042090Y2 true JPS6042090Y2 (ja) 1985-12-23

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ID=30330743

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JP14892882U Expired JPS6042090Y2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 自動復元式遮断機

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JPS5956210U (ja) 1984-04-12

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