JPS6042084B2 - 密封容器のボトム成形方法 - Google Patents

密封容器のボトム成形方法

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JPS6042084B2
JPS6042084B2 JP55103153A JP10315380A JPS6042084B2 JP S6042084 B2 JPS6042084 B2 JP S6042084B2 JP 55103153 A JP55103153 A JP 55103153A JP 10315380 A JP10315380 A JP 10315380A JP S6042084 B2 JPS6042084 B2 JP S6042084B2
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JP
Japan
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panel
lip
folding
panels
creases
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JP55103153A
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JPS5623403A (en
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孝雄 木村
秀明 松本
祐儀 伊東
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Meiji Machine Co Ltd
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Meiji Machine Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、液体などを充填するため、多層ラミネー
ト板紙をベースにして第1図、第2図に示すように成形
したカートン体材料を用い、第3図に例示するような密
封容器を作製するに当つてのボトム成形を行う方法に関
するものである。
この種カートンは、充填物の種類によつて種々の材料
が使用されるものであるが、例えは牛乳のように充填か
ら消費までの日数が少ないものに較べ、一消費するまで
の期間が長期に亘るもの、例えば醤油とか酒などの場合
は、長い期間の保存を安全ならしめるため、カートンを
成形するための材料も特殊な多層ラミネート構造となり
、容器の胴体を角形に接着するための第5パネル1もそ
の切り口端部に直接内部の板紙の切り口が露出しないよ
う作製されているので、自然材料の剛性も大きくなり、
水密なボトム部分の重合構造もむずかしくなる。この発
明は、上記の点に鑑み剛性の大きな材料でも正しく折り
畳み、特にその内側パネルのリップを折り曲げて外側パ
ネルのリップと合掌形に重ね合わせて全体を熱接着によ
つて水密な、そして平らなボトムを成形できるようにし
た簡単で作業能率のよいボトム成形方法を得ることを目
的としたものである。 第1図は、カートンを構成する
ため成形された材料の平面図。
第2図はこれをそのままひつくり返えして裏を示した図
で、この力ートン体a材料は多層ラミネート板紙からな
り、厚紙の表裏両面に熱接着性樹脂の薄膜を形成するよ
うな構成からなり、あらかじめその第1パネルと第5パ
ネルとは接着され直方体の筒を形成するように作成され
ているが、この材料は図示の如く扁平に二つ折りとなし
てシート状に作られる。そしてこの材料にはあらかじめ
ブレス等の操作によつて折り目となる筋目を入れて置く
もので同図の鎖線はこの筋目部分を示す。このようにあ
らかじめ形成された力ートン体aの材料は、角筒形に起
され、機械のマンドレル腕に嵌められ、マンドレル腕の
移動によつて順次に成形のため必要な工程位置に移され
る。
この発明は、以上の如くしてマンドレル腕が中心軸の周
りに一定角ずつ間穴回転してボトム折り込み位置に達し
て停止している短時間のうちにボトム部の第一次および
第二次折り込みを遂行し、かつ内側リップをも折り曲げ
てこれを外側リップと合掌形に重ね合せる複雑な構造の
ボトム構成を同上第二次工程において同時に行い得るよ
うにしたもので、停止時間を長くとると、全体的に工程
が遅れて作業能率の低下を来たすが、この発明の方法に
よるときは、そのようなおそれはなく、リップ部を折り
曲げないで前後パネルの下端をボトム下面において単純
に重ねる場合と、同じ時間内でその目的を果すことがで
きる。
以下その方法を説明すれば、上記の如くしてマンドレル
腕1がボトム折り込み位置に停止したとき、これと同一
軸線方向に進退する一対の押圧杆開閉作動用スピンドル
2を対向して設け(第7図、第8図)該スピンドルの進
出によつて先ず両押圧杆3,3を閉じてこれに設けたデ
ルタブロック4,4を以て力ートン体aのボトム部とな
る両.側パネルP,qを押し、上記パネルP,qの三角
状筋目D,eをデルタブロック4,4によつて折り曲げ
て第一次の折り込みを行う。
そしてスピンドル2がさらに進出すると、両押圧杆3,
3は漸次両側に開くと同時に、前記スピンドル2の先端
,に備えたアーチブロック5,6によつてボトム部の他
の二辺のパネルである内側パネルrおよび外側パネルs
を押すのであるが、アーチブロック5,6は相対して凹
曲面状を呈し、そのアーチブロック5のエッジ部の高さ
は、第8図、第12図に示すように、アーチブロック6
の高さより低くなつており、その間中央部には凹溝7を
備えるものであるから上記第一次折り込み後その凹曲面
状の誘導面8によつてボトム四隅F,g,h,iをマン
ドレル腕1との間で押圧する。この場合、前記誘導面8
によつてボトム中央に向つて畳み込まれた内外側パネル
R,sは、各その裾の部分J,kをして凹溝7内に導入
する。このように凹溝7・内に導入させると、筋目を有
するリップkはアーチブロック6の溝口のエッジによつ
て筋目M,nから正しく内側に折り曲げられ、第6図お
よび第12図に示す如く内側リップkを筋目に沿つて内
側パネルrの外側に折り曲げ、外側リップjの内面に当
接しつつ、外側リップj先端に向つて滑らせるようにし
て前記内側リップkと外側リップjとを合掌形に重合さ
せて内側パネルpのリップkの筋目M,nに折り返しの
くせをつける第二次折り込みを行うようになしたもので
ある。ここで第1図、第2図において、内側リップkは
内側パネルrと両側パネルP,qの半分で縦筋目より先
端の部分を指し、外側リップjは外側パネルsと両側パ
ネルP,qの残り半分で、この縦筋目の延長上の想像線
より先端の部分を指すものである。
この場合、内側パネルkを折り曲げて外側リップjと合
掌形に重合させるためには、例えば7h角の力ートン体
aにおいては、内側リップkの幅約10w0nに対し外
側リップjはこれよりもその裾を4m!内外程長く形成
すること第4図に例示する如くなすものである。
以下さらに、その方法を図示の実施装置の一例について
説明すれば、上部フレーム9に対し第7図の平面図以下
第11図に示すように筒状力ートン体aの両側面と相対
して固定部に取付けた支軸10,10を支点として回動
自在に開閉する押圧杆3,3を設け、この押圧杆3,3
の先端内側には、前記筒状力ートン体aのボトム部を形
成するための三角形状筋目D,eと相対してこの三角形
状筋目D,eを折り込むため第13図に示すような三角
錐状のデルタブロック4,4を固着する。
上記押圧杆3,3を作動させるためには、両押圧杆3,
3の中間位置に鼓状の中くびれ形に形成したカム11を
設け、各押圧杆3,3側に付設した転子12を上記のカ
ム11に係接させるとともに、両押圧杆3,3上に取付
けたばね掛杆13相互にコイルばね14を掛け渡し、そ
のばね力によつて両押圧杆3,3を閉じる方向に付勢す
ることによつて、それぞれの転子12,12を両側から
カム11に圧接させる。カム11は押圧杆開閉作動用ス
ピンドル2と一体的に支持され、ボトム折り込み位置に
停止せるマンドレル腕1の方向に沿つて進退できるよう
に保つ。スピンドル2は機械的に駆動して一定の周期を
以て進退するように構成し、第7図に示すようにスピン
ドル2が後退位置にあるときは、転子12はカム11の
前山に乗つて押圧杆3,3を開き、スピンドル2が進出
するとカム11の前進によつてコイルばね14が働いて
転子12,12はカムの中くびれの部分に進入するよう
第10図に示す如く両押圧杆3,3を閉じ、さらにスピ
ンドル2が進出すると、転子12,12はカム11の後
山上に乗り上がり再び押圧杆3,3を第11図に示すよ
うに拡関するようになす。このカム11の前方スピンド
ル2の先端にはベース板15を固着し、このベース板1
5の前面に相対して凹曲面状に形成したアーチブロック
5,6をその間に凹溝7を存して取付けること第8図に
示す如くなし、前記の如くスピンドル2が進出して押圧
杆3,3が閉じ、デルタブロック4,4によつて力ート
ン体aのボトム部の三角状筋目D,eに沿う一次折り込
みを行い、ついで両押圧杆3,3が開いた後、アーチブ
ロック5,6が進出してその凹曲面によつて力ートン体
aのボトム部の四隅F,g,h,iをマンドレル腕1の
先端部との間で強く押圧して二次折り込みを行うように
なすもので(第12図)その際のボトム部のパネルR,
sはアーチブロック5,6の凹曲面状誘導面8で畳み込
まれるものであるが、そのアーチブロック5のエッジ部
の高さが、アーチブロック6のエッジ部の高さより低く
なつているので、その角部の押圧の際には内側パネルr
と外側パネルsの先端リップJ,kはまず、リップjが
、続いてリップkが前記凹溝7に導入されて四隅F,g
9h,iが押圧されると同時に、凹溝7内に導入された
リップJ,kの内、裾部に筋目のない外側パネルSのリ
ップjは折れないが、筋目を有する内側パネルrのリッ
プkは凹溝7のエッジによつてその筋目M,nから正し
く内側に折り曲げられる折りぐせがつけられ、かくして
内側リップkが筋目に沿つて外方に折り曲げられ、外側
パネルS内面に当接しつつ、外側リップj先端に向つて
滑るようにして前記内側リップkと外側リップjは合掌
形に重合される(第6図)アーチブロック5,6は作動
中スピンドル2中心に回転変位すると好ましくないので
、そのベース板15に固定した案内片16をフレーム側
に設けた回り止めガイド17に滑合する。
上述の如くこの方法によるときは、先ず第一次的にデル
タブロック附押圧杆3,3を以て力ートン体aの両側パ
ネルP,qの三角形状筋目D,eの折り込み癖付けをし
て第二次の四隅F,g,h,i部分の正しい折り込み成
形に備え、第一次折り込み後上記スピンドル2の先端に
おけるアーチブロック5,6の凹曲面状の誘導面8によ
つてボトム四隅F,g,h,iを押圧してコーナーの形
を整然と整えることができると同時にボトム周辺の筋目
f−G,g−1,i−H,h−fを正しく折り曲げるか
ら、剛性の強い厚手の力ートン体aでも、ボトム部の折
り込みを正確に行うことができ、併せてその際アーチブ
ロック5,6の凹曲状誘導面8によつて曲げられた内外
側パネルR,Sは、そのリップJ,kが凹溝7内に導入
されるので、その筋目M,nを有する側の内側リップk
は筋目M,nを境として折り返えされて正しく折り癖を
つけ、内外リップK,jを合掌形に重ね合せる第二次折
り込みを行うもので、この場合スピ”ンドル2の単なる
往復運動で同一ステーションにおいて第一次、第二次の
折り込みができるから、短時間で能率よく、しかも的確
なボトム成形ができるか効果がある。
なお、アーチブロック5,6が力ートン体ホト、ム部か
ら離れると、力ートン体aのボトム部は材料の剛性によ
つて少し開いた状態に戻るが、後続のブレス工程におい
て強圧されれば、一旦折りぐせがつけられたボトム部は
その通り正しく折られて接着されるものてある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、扁平に畳まれた力ートン体材料の平面図。 第2図は、これを裏返してみた平面図。第3図は、出来
上つた密封容器の斜視図。第4図は、第1図に示す材料
を起して筒形になしたホトム部の斜視図。第5図および
第6図は、ボトム部の折り込み方を示す斜視図。第7図
は、この方法を実施するボトムパネルの折り込み装置部
分の平面図。第8図は、その側面図。第9図は、その正
面図(マンドレル腕側からみた図)第10図は、第7図
の状態からカムが進出した状態を示す平面図。第11図
は、さらにカムが進出した状態を示す平面図。第12図
は、カムが進出してアーチブロックによつて力ートン体
の四隅を押圧し、リップを凹溝内に導入する状態を示す
側面図。第13図は、デルタブロックの斜視図である。
a・・・・・・力ートン体、D,e・・・・・三角形状
筋目、P,q・・・・・両側パネル、R,s・・・・・
内側および外側パネル、J,k・・・・・・リップ、M
,n・・・・・内側リップkの筋目、F,g,h,i・
・・・・四隅、2・・・押圧杆開閉作動用スピンドル、
3・・・・・・押圧杆、4・・・・デルタブロック、5
,6・・・・・・アーチブロック、7・・・・・・凹溝
、8・・・・・誘導面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面角形の胴体を有するカートン体のボトム折り込
    みステーションにおいて、該カートン体のボトム部とな
    る三角状筋目を有する両側パネルを内方に押圧して三角
    状筋目を介して折りぐせを付ける第一次折り込みを行う
    工程と、第一次折り込み後、続いて同一ステーションに
    おいて押圧面を凹面面状の誘導面となし、その中央部分
    に凹溝を形成したアーチブロックを以て前記三角形状筋
    目を有する両側パネルに隣接する筋目を有する内側パネ
    ルと該内側パネルより長い外側パネルを押圧し、上記内
    外パネルを互に近ずくように折り込み、内外側パネルの
    先端である内外側パネルリップの先端を外側リップ、内
    側リップの順に凹溝内に導致し、外側パネルを内側パネ
    ルの外側に折り曲げつつ前記内側リップと外側リップと
    を合掌形に重合させて折りぐせを付ける第二次の折り込
    みを行う工程とからなる密封容器のボトム成形方法。
JP55103153A 1980-07-29 1980-07-29 密封容器のボトム成形方法 Expired JPS6042084B2 (ja)

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JPS5623403A JPS5623403A (en) 1981-03-05
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE602005004766T2 (de) * 2005-05-19 2009-02-19 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Falteinrichtung für Maschine zum Verpacken von flüssigen Produkten

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5071482A (ja) * 1973-07-24 1975-06-13
JPS5351086A (en) * 1976-10-19 1978-05-10 Toppan Printing Co Ltd Forming device for bottom of sealed container

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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